JP2015142368A - 管理装置および管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】デバイスの入れ替えに伴ってデバイスの設定値情報を移行する際に、デバイスの管理者は入れ替え前のデバイスの設定値情報を別途保存しておき、さらに、デバイスが入れ替えられたかどうかを監視しておく必要があり、管理者の負担となっていた。
【解決手段】入れ替え前のデバイスの設定値情報を事前にバックアップしておき、入れ替え後のデバイスが設置されたことを自動的に検知して、バックアップしておいた入れ替え前のデバイスの設定値情報を、入れ替え後のデバイスに配信する。未登録のシリアルナンバーかつ、IPアドレスが入れ替え前のデバイスと同一であった場合に入れ替え後のデバイスが設置されたと判断し、入れ替え後のデバイスの機種情報に合わせてバックアップデータから配信データを抽出し、入れ替え後のデバイスに配信する。
【選択図】図10

Description

本発明は、デバイスの各種設定情報を設定するための管理装置および管理方法に関する。
一般に、複合機に代表されるデバイスは顧客環境に導入された後、永続的に運用されるのではなく、技術の進歩に伴って一定間隔で最新機種への入れ替えがなされている。入れ替え後も円滑に業務を遂行するため、入れ替え前デバイスの設定値情報を入れ替え後デバイスに移行する作業が必要となるが、移行対象の設定値情報が数百項目に達するなど非常に多い場合があり、移行作業の負担が大きくなっている。そこで、例えば、特開2013−122689号公報では、管理サーバが入れ替え前のデバイスからリプレイス要求を受け付けると、入れ替え後のデバイスを自動的に検知し、入れ替え後のデバイスに入れ替え前のデバイスの設定値情報を配信する技術が開示されている。
特開2013−122689号公報
デバイスの入れ替え作業では、入れ替え前のデバイスを撤去してから入れ替え後のデバイスを設置するケースも少なくない。しかしながら、前記特許文献1では、デバイスを入れ替える際に入れ替え前のデバイスと入れ替え後のデバイスが同時期に管理対象として存在していなければならない。また、設置者と設定値情報の入れ替えを行う作業者とが異なるため、デバイスのダウンタイムを小さくするためには、設置者の入れ替え作業者がうまく連携しなければならず、管理者の負荷となっていた。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたものであって、デバイスの入れ替えに伴ってデバイスの設定値情報を移行する際に、管理者の負担を小さくし、かつ、安全に設定値情報を移行することができる管理装置及び管理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。すなわち、本発明は、
管理対象のネットワーク機器の、個体ごとの識別情報である第1の種類の識別情報とネットワーク上の機器の識別情報である第2の種類の識別情報とを管理する管理手段と、
ネットワーク上のネットワーク機器から前記第1の種類の識別情報及び前記第2の種類の識別情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された第1の種類の識別情報が前記管理手段により管理されていない場合に、前記取得手段により取得された第2の種類の識別情報が前記管理手段により管理されているかを判断する判断手段と、
前記取得手段により取得された前記第2の種類の識別情報が前記管理手段により管理されていると前記判断手段により判断された場合に、当該第2の種類の識別情報を有するネットワーク機器である新規ネットワーク機器に対して設定情報を配信する配信手段と
を有することを特徴とする管理装置にある。
本発明によれば、入れ替え前デバイスと入れ替え後のデバイスが同時期に管理対象として存在していなくても、デバイスの設定値情報を移行することが可能となる。また、入れ替え後デバイスが設置されたかどうかを自動的に検知可能なため、設定値情報を移行する管理者の負担が小さくなり、安全に設定値情報を移行することが可能となる。
本実施形態におけるシステムの全体構成の一例を示す図 本実施形態の管理装置101、仲介装置107のH/W構成を示す図 本実施形態におけるデバイス110H/W構成を示す図 本実施形態における管理装置101のソフトウェア構成の一例を示す図 本実施形態における仲介装置107のソフトウェア構成の一例を示す図 本実施形態におけるデバイスリストの一例を示すUI画面を示す図 本実施形態におけるリプレイスタスク設定画面の一例を示すUI画面を示す図 本実施形態におけるメール通知画面の一例を示すUI画面を示す図 本実施形態における実行タスクリストの一例を示すUI画面を示す図 本実施形態におけるリプレイスタスクの動作を示すフローチャート 本実施形態におけるバッチ処理の動作を示すフローチャート 本実施形態における新規デバイス検知処理(UI登録)の動作を示すフローチャート 本実施形態における新規デバイス検知処理(探索)の動作を示すフローチャート 本実施形態におけるデバイス110から設定値情報を取得する処理の動作を示すフローチャート 本実施形態におけるデバイス110に設定値情報を配信する処理の動作を示すフローチャート 本実施形態におけるタスク実行後のリカバリ処理の動作を示すフローチャート
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
<実施形態1>
<システム構成図の説明>
図1は、本実施形態におけるシステムの全体構成を示すブロック図である。
デバイス管理システム100は、顧客先のデバイスの各種情報を管理し、デバイスの設定値情報を取得・配信することを目的としたシステムである。
デバイス管理システム100には、管理装置101と、データベース102が含まれている。データベース102には、デバイスから取得したバックアップデータや、配信データ、デバイスから設定値情報を取得・配信するために必要なデバイスと通信するための各種情報などを蓄積している。データベース102と管理装置101はLAN103で接続されており、LAN103はインターネット104に接続可能となっている。なお、データベース102は、物理的に管理装置101内に存在してもよい。さらに、管理装置101からアクセス可能であれば、インターネット104を経由した別の場所に存在しても構わない。
管理装置101は例えばコンピュータにより実現され、インターネット104を介して接続したPCに対し、データベース102で蓄積した情報、または加工した情報を閲覧するWEBページを提供している。すなわちHTTPサーバ機能を有する。このWEBページは、ユーザ認証により、権限別に閲覧内容を限定し提供している。さらに、WEBページから一部データの変更も可能としている。管理装置101は、WEBページ上で特定の権限を持つ担当者が、各種情報を顧客単位で登録する。登録する情報は、管理対象となるネットワーク機器であるデバイス110、デバイス110との情報のやり取りを行う仲介装置107などがあげられる。
顧客システム105には、インターネット104に接続されたLAN106に接続されたデバイス110が、仲介装置107により管理されている。仲介装置107は、プロキシサーバ108を介してインターネット104経由で管理装置101と通信している例えばコンピュータである。
仲介装置107は、デバイス110から収集したデバイス情報や、デバイス110に配信するための設定値情報などをデータベース109に保存する。このデータベース109は、LAN106上に接続されているが、仲介装置107の内部に独立して存在してよい。さらに、このデータベース109は、仲介装置107からアクセス可能であれば、インターネット104を経由した別の場所に存在しても構わない。デバイス110に情報の取得・配信するタイミングは、管理装置101上で設定したスケジュールに沿って実施される。
さらに、仲介装置107は、LAN106上に接続されているデバイス110を自動探索し、探索結果を管理装置101に送信したデバイスを登録する機能を備えている。
なお、本実施形態では管理装置101と仲介装置107は物理的に別で存在しているが、仲介装置107内に管理装置101が存在してもよい。
またデバイス110は管理対象となる周辺装置であり、たとえばプリンタやファクシミリ、多機能複写機(MFP)などである。
<管理装置101、仲介装置107のハードウェア(H/W)構成を示す図>
図2は、管理装置101および仲介装置107のハードウェア構成の一例を説明するブロック図である。図示しないバックエンドに設置される情報装置も同様に構成することができる。ハードディスク(HDD)には、後述するすべての説明で動作主体となる本実施形態に関わるソフトウェアプログラムが格納される。
CPU201は、後述の全ての説明において、特に断りがない限り、本実施形態に係る制御のハード上の実行の主体である。一方、ソフトウェア上の制御の主体は、ハードディスク(HDD)212に格納されたソフトウェアである。すなわちCPU201がプログラムを実行することで、本実施形態に係る制御手順を実現する。
ROM202には、BIOSやブートプログラムが格納されている。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
キーボードコントローラ(KBC)205は、キーボード(KB)209やポインティングデバイス(PD)210等からの指示入力を制御する。
ディスプレイコントローラ(DSPC) 206は、ディスプレイ(DSP)211の表示を制御する。
ディスクコントローラ(DKC)207は、ハードディスク(HDD)212やCD−ROM(CD)213などの記憶装置へのアクセスを制御するものである。ハードディスク(HDD)212およびCD−ROM(CD)213等には、ブートプログラム、オペレーティングシステム、データベース、ソフトウェアプログラムおよびそのデータ等を記憶している。
インタフェースコントローラ(IFC) 208は、LAN(Local Area Network)を介して他のネットワーク機器と情報を送受信する。
これらの各構成要素は、システムバス204上に配置される。
また本実施形態において、OSはたとえば、ウィンドウズ(登録商標)を想定しているが、これに限るものではない。
なお、本実施形態に関わるソフトウェアプログラムは、CD−ROMなどの記憶媒体に格納された形で供給されてもよい。その場合には、図2に示すCD−ROM(CD)213などによって記憶媒体からプログラムが読み取られ、ハードディスク(HDD)212にインストールされる。
<デバイス110のH/W構成を示す図>
図3は、デバイス110の例として、印刷機能やスキャン機能、ネットワーク通信機能などを備える複合機を想定し、その内部構成について説明した図である。
デバイス110全体の制御を司るCPU301は、ROM302に格納された印刷処理プログラムを実行する。ROM302はまたフォントデータ等のデータを格納するROMである。RAM303はCPU301のワークエリア、受信バッファ、画像描画に使用される。HDD304は、デバイス110の設定値情報などを記録するハードディスク(HDD)である。操作パネル305は各種スイッチやボタン、並びに、メッセージ表示用の液晶表示部で構成される。操作パネル305では、ユーザが前記設定値情報を操作することが可能である。ネットワークインタフェース306はネットワークに接続するためのネットワークインタフェースである。スキャナ307は記録紙に印刷を行うプリンタエンジンであり、スキャナ308は原稿を読み取り、通信部309はファクシミリの送受信を行う。
これらの各構成要素は、システムバス310上に配置される。
<管理装置101のソフトウェア構成を示す図>
図4は、管理装置101のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
UI制御部401は、管理装置101のグラフィカルユーザーインタフェースを提供する。グラフィカルユーザーインタフェースは、管理装置101に備え付けられたディスプレイに表示されるよう構成される。もしくは、HTTP(Hyper Text TranSfer Protocol)を用いて、他のクライアントPCから利用可能なWebアプリケーションとして構成することも可能である。
ユーザ管理部402は、管理装置101が管理対象の顧客を管理する。
仲介装置管理部403は、管理装置101と通信する仲介装置107を管理する。仲介装置管理部403は、ユーザと仲介装置107を紐づけて管理する。
デバイス管理部404は、管理装置101が管理対象のネットワーク機器すなわちデバイスを管理する。UI制御部401を介してユーザが登録したデバイスや、後述する仲介装置107が探索したデバイス110の情報を、データベース102上のデバイスリストに格納する。
タスク管理部405は、デバイスの設定値情報の取得・配信を、タスクという単位で管理する。タスク管理部405では、UI制御部401を介して、デバイスの設定値情報を取得する取得タスク、デバイスの設定値情報を配信する配信タスク、デバイスの設定値情報を入れ替えるリプレイスタスクなど、ユーザが登録することができる。ユーザが登録したタスク情報は、通信部409を介してデータベース102上のタスクリストに格納する。
設定情報管理部406は、設定情報取得部407を介して仲介装置107からデバイスの設定値情報を受信する。また、設定情報管理部406は、設定情報配信部408を介して仲介装置107にデバイスの設定値情報を配信する。
設定情報取得部407は、通信部409を介して仲介装置107から受信したデバイスの設定値情報をデータベース102に格納する。
設定情報配信部408は、通信部409を介してデータベース102に格納された設定値情報を仲介装置107に配信する。配信する設定値情報は、配信先デバイスのモデルに合わせて抽出される。
データベース102に登録した情報は、UI制御部401を介してユーザが閲覧・変更することも可能である。
<仲介装置107のソフトウェア構成を示す図>
図5は仲介装置107のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
UI制御部501501は、管理装置101のグラフィカルユーザーインタフェースを提供する。グラフィカルユーザーインタフェースは、管理装置101に備え付けられたディスプレイに表示されるよう構成される。もしくは、HTTP(Hyper Text TranSfer Protocol)を用いて、他のクライアントPCから利用可能なWebアプリケーションとして構成することも可能である。
デバイス管理部502は、探索部503を介してLAN106に接続されたデバイス110を探索する。デバイス110の探索は、SLP(Service Location Protocol)や、SNMP(Simple Network Maagement Protocol)など探索要求パケットを送信することによって実現可能である。探索により発見されたデバイス110に対しては、さらに通信部507を介して、デバイス110の詳細な識別情報(機種名、シリアルNo、能力、状態、MACアドレスなど:以下、詳細情報と呼ぶ)を取得することも可能である。
設定情報管理部504は、設定情報取得部505を介してデバイス110の設定値情報を取得し、通信部507を介して管理装置101に送信する。また、設定情報管理部504は、設定情報配信部506を介して管理装置101から受信した設定値情報をデバイス110に配信する。
設定情報取得部505は、通信部507を介してデバイス110から設定値情報を取得する。
設定情報配信部506は、通信部507を介してデバイス110に対して設定値情報を配信する。
なお、本実施形態の設定情報取得部505、設定情報配信部506では、HTTP/SOAPを用いたWebサービスを用いて、デバイス110の設定値情報の取得、配信を実現することを想定しているが、他の通信プロトコルで実現してもよい。
デバイス110から設定値情報を取得する場合、予め定められた設定値情報のみを取得するように構成することも可能であるし、管理装置101から受信した取得設定タスクに合わせて取得するように構成することも可能である。
同様に、デバイス110へ設定値情報を配信する場合、予め定められた設定値情報のみを配信するように構成することも可能であるし、管理装置101から受信した配信設定タスクに合わせて配信するように構成することも可能である。
<デバイスリストのUI画面の一例を示す図>
図6は、管理装置101に登録されたデバイス110のリスト(デバイスリストとも呼ぶ)の一例を示す図である。
管理装置101にデバイス110を登録する方法として、本実施形態では2つ紹介する。詳しい説明は後述のフローチャートにて説明する。
デバイスID601は、デバイス110を識別するためのIDが格納される。
ProductName602は、デバイス110の製品名が格納される。
IPアドレス603は、デバイス110のIPアドレスが格納される。
MACアドレス604は、デバイス110のMACアドレスが格納される。
シリアルナンバー605は、デバイス110のシリアルナンバーが格納される。
Status606は、管理装置101がデバイス110の設定値情報の取得・配信を行う対象となるデバイス110を識別するためのステータス情報が格納される。本実施形態では、管理対象、登録済み、サポート外の3つのステータスが管理されている。管理対象は、デバイス110との接続確認およびタスク実行の能力があると判断されたデバイス110を表す。登録済みは、UI制御部401を介してデバイス登録したが、該デバイス110との接続確認およびタスク実行の能力チェックを行っていないデバイス110を表す。サポート外は、タスク実行の能力を持たないデバイス110を表す。
最終通信日時607は、デバイス110との通信が確立された日時が格納される。デバイス110との通信が行われるたびに更新される。
ホスト名608は、例えばネットワークデバイスを、それが接続されたネットワークにおいて固有に識別するための識別情報である。
なお図6に示したデバイスの識別子となり得るIPアドレス603、MACアドレス604、シリアル番号605、ホスト名608のうち、デバイスの個体ごとに固有の識別子であるMACアドレス604およびシリアル番号605を第1の種類の識別子、ネットワークにおいて固有の識別子であるホスト名608およびIPアドレス603を第2の種類の識別子とも呼ぶ。
<リプレイスタスクを設定するUI画面の一例を示す図>
図7は、設定値情報の取得と配信を1つの依頼として作成するための画面の一例を示す図である。以後、依頼の単位を「タスク」と表現する。また、設定値情報の取得と配信を1つの依頼とする場合を、「リプレイスタスク」と以後表現する。
タスク名701は、タスクを特定する名前を設定する。ここで設定されたタスク名は、後述する実行タスクリストのタスク名901と同一である。
取得元デバイス702は、設定値情報が取得されるデバイス110を選択する。選択肢に出てくるデバイスは、Status606が「管理対象」となっているデバイスのみである。図7に例示したように、ユーザによって押下された選択ボタンから呼び出されるデバイス選択画面で選択された結果が入力されてもよいし、テキストボックスに取得元デバイス110を識別するための情報が直接入力されてもよい。取得元デバイスは、デバイスID、製品名、IPアドレス、ホスト名、MACアドレス、シリアル番号のいずれかで指定可能であるが、例えばデバイスIDや製品名では個体を特定できない場合があるので、その場合には他の情報も併せて指定される。また、複数の個体が該当する場合には、複数のデバイスを取得元デバイスとして設定してもよい。
取得スケジュールの設定703は、取得元デバイス702から設定値情報を取得するスケジュールを設定可能である。図7で例示したように、指定したスケジュールに合わせてデバイス110から設定値情報を取得してもよいし、事前に取得済みの設定値情報を選択してもよい。本例では、直ちに取得か、指定した日時に取得か、取得済みであり改めて取得しないかのいずれかが選択できるが、他の指定方法であってもよい。
配信先デバイス704は、配信先のデバイスとして認識するための条件を指定することで、設定値情報を配信するデバイス110を選択する。配信先デバイスすなわち新規ネットワーク機器は、取得元デバイスとIPアドレスを同一とするか、ホスト名を同一とするかのいずれかを指定できる。すなわち、ネットワークから切り離されたデバイスと、その後ネットワークに接続されたデバイスとの関連は、IPアドレスの同一性またはホスト名の同一性により判断される。
配信スケジュールの設定705は、配信先デバイス704に設定値情報を配信するスケジュールを選択する。スケジュールは、配信先デバイスが見つかり次第直ちに行うか、夜間の指定時刻に行うか、指定日時に行うかいずれかを指定できるが、他の指定方法であってもよい。
オプション設定706は、配信先デバイスに設定値情報を配信する前に、配信先デバイスの設定値情報をバックアップとして取得するかどうかを選択する。図7では、本オプションを選択した(チェックした)場合、配信直前にバックアップを取得することを想定しているが、スケジュールを設定してもよい。
メール通知707は、実行結果を指定されたメールアドレスにメール通知するかどうかを選択する。選択した場合は、メール通知先のメールアドレスを設定する。メール通知内容は、後述の図8で説明する。
図7に示すユーザーインターフェースで指定された各設定項目とその値は、UI制御部401経由で設定情報管理部406に渡される。設定情報管理部406は、渡された設定項目とその値を一時的にRAMまたはHDDに保存する。また図7のユーザーインターフェースによるタスクの設定が行われると、設定されたスケジュールに従って図10の手順が実行される。その際に、図7のユーザーインターフェースで取得元デバイスとして指定されたネットワークデバイスがリプレイス対象のデバイスとなる。なお図7のユーザーインターフェースで指定されたデバイスの選択情報702は図6のデバイスリストとは別に管理される。そこで図6のデバイスリストを第1の管理手段、デバイスの選択情報702を第2の管理手段と称して区別する場合もある。
<メール通知画面を示す図>
図8はタスク実行結果のメール通知画面の一例を示す図である。
タスク名と当該タスクが完了したことを通知し、実行結果を表示する画面のリンク801を表示する。タスク名はタスク名701と同一のものが表示される。リンク801を押下すると、後述の図9に遷移する。
<実行タスクのリストを表示するUI画面>
図9は、タスクのステータスを表示するUI画面の一例を示す。
タスク名901は、タスクを特定する名前が表示される。表示されるタスク名はタスク名701と同一のものである。
タスクの種類902は、取得や配信、リプレイスといったタスクの種類が表示される。
ステータス903は、タスクの実行ステータスが表示される。本実施形態では、ステータス903は、実行中(配信中)、実行中(取得中)、実行中(取得済み)、エラー終了、正常終了の5種類が設定される。実行中(配信中)は、タスク実行中で、設定値情報を対象デバイスに配信している間に表示される。同様に、実行中(取得中)はタスク実行中で設定値情報を対象デバイスから取得している間に表示される。実行中(取得済み)は、タスク実行中で、設定値情報を対象デバイスから取得済みで、次の処理待ちを行っている場合に表示される。エラー終了は、タスク実行がエラー終了した場合に表示される。正常終了は、タスク実行が正常に終了した場合に表示される。リプレイスタスクの場合は、正常終了し、オプション設定706にチェックがある場合には、完了ボタンと戻すボタンとが表示される。
完了日時904は、タスク実行が完了した日時が表示される。
<リプレイスタスクの動作を示すフローチャート>
図10は、本実施形態におけるリプレイスタスクの処理動作を示すフローチャートである。なお、フローチャートの各ステップの処理は管理装置101および仲介装置107に設けられたCPU201がROM202、HDD212等の不揮発性記憶手段に記憶された本発明の制御プログラムを読込み実行することに応じて実現されたものとする。本フローでは、発明に関わる処理のみ説明し、その他の処理については本発明の本質とは異なるため説明を省略する。なお以下の説明において、特に主体を明記していない場合には管理装置101が実行主体である。
ステップS1001において、管理装置101のタスク管理部405が設定情報取得部407を介して仲介装置107に指示し、仲介装置107の設定情報管理部504が設定情報取得部505を介して取得元デバイスから設定値情報を取得する。取得した設定値情報は設定値情報取得部407に引き渡される。なお取得元デバイス、すなわちリプレイス対象のデバイスは、ネットワーク106内において固有であれば、どの識別情報を用いて特定してもよい。バックアップ処理の完了した後でレプレイス対象のデバイスはネットワーク106から切り離される。ここでの切り離しは、IPアドレスやホスト名といったネットワーク上の識別情報の重複を防止するためであるので、レプレイス対象デバイスの電源をオフにするなどの方法によっても実現できる。詳細は、後述する図14で説明する。
ステップS1002において、タスク管理部405が定期バッチ処理を実行する。配信先デバイスが所定期間のうちに検知できなかった場合に、タスクのステータス903をエラー終了し、結果をメール通知707で設定したアドレスに送信する。定期バッチ処理についての詳細は、後述する図11で説明する。
ステップS1003において、デバイス管理部404が管理装置101で未管理の新規デバイスを検知する。本実施形態では新規デバイスを検知する方法として2つ上げる。詳細は、後述する図12、図13で説明する。すなわちステップS1003は、図12または図13のいずれかの手順で実行される。
ステップS1004において、タスク管理部405が配信先デバイス704で配信先デバイス判定方法として、「取得元デバイスのIPアドレスと同一のデバイス」にチェックがある場合はステップS1005に進む。「取得元デバイスのホスト名と同一のデバイス」にチェックがある場合はステップS1006に進む。なおステップS1003により対象デバイスのStatus606が「サポート外」とされた場合には、その新規デバイスに対しては本実施形態にしたがって設定情報を移行することができないと判定されたということである。したがって、その場合には図8等で説明するメール等によりその結果を管理者に通知してタスクを終了してもよい。
ステップS1005において、タスク管理部405が取得元デバイスのIPアドレスとステップS1003で検知された新規デバイスのIPアドレスが同一かどうか判定する。同一の場合はステップS1007に進む。異なる場合はステップS1002に進む。
ステップS1006において、タスク管理部405が取得元デバイスのホスト名とステップS1003で検知された新規デバイスのホスト名が同一かどうか判定する。同一の場合はステップS1007に進む。異なる場合はステップS1002に進む。
ステップS1007において、設定情報管理部406が取得元デバイスと配信先デバイスが同一機種かどうか判定する。その判定結果に応じて、同一機種の場合は、ステップS1008へ進む。異機種の場合は、ステップS1009に進む。
ステップS1008において、設定情報管理部406がステップS1001で取得した設定値情報から同一機種で配信可能な設定値情報を抽出する。この抽出は、たとえば予め配信可能な設定値情報を特定しておくことで行える。
ステップS1009において、設定情報管理部406がステップS1001で取得した設定値情報から異機種で配信可能な設定値情報を抽出する。この抽出は、たとえば異機種間で配信可能な設定値情報をあらかじめ特定しておくことで行える。
ステップS1010において、タスク管理部405がオプション設定706に配信先デバイスのバックアップ取得にチェックがあるかどうかを判定する。ある場合は、ステップS1011に進む。
ステップS1011において、タスク管理部405が設定情報取得部407を介して仲介装置107に指示し、仲介装置107の設定情報管理部504が設定情報取得部505を介して配信先デバイスから設定値情報を取得する。取得した設定値情報は設定情報取得部407に引き渡される。詳細は、後述する図14で説明する。
ステップS1012において、タスク管理部405が設定情報配信部408を介して仲介装置107に指示し、仲介装置107の設定情報管理部504が設定情報配信部506を介して配信先デバイスにステップS1008およびステップS1009で抽出した設定値情報を配信する。詳細は、後述する図15で説明する。
ステップS1013において、タスク管理部405がUI制御部401を介して設定されたメール通知707にチェックがあるかどうかを判定する。チェックがある場合はステップS1014に進む。
ステップS1014において、タスク管理部405がタスクの実行結果をメール通知707で指定されたアドレスに送信する。送信される内容は図8で示される。本実施形態では、タスクの実行結果をメール通知したが、別の伝達手段を用いてもよい。
ステップS1015において、タスク管理部405がUI制御部401を介して設定されたオプション設定706にチェックがあるかどうかを判定する。チェックがある場合はステップS1016に進む。
ステップS1016において、タスク管理部405がUI制御部401を介してステータス903に完了ボタンと戻すボタンを表示する。
なお図10の手順には、仲介装置107による処理と管理装置101による処理とが混在しており、それぞれの装置による処理工程は、それぞれの装置により独立して実行される。互いに非同期に実行できない処理工程については、同期ポイントにおいて通信等により同期が図られている。
<バッチ処理の動作を示すフローチャート>
図11は、本実施形態における定期バッチ処理の処理フローを示すフローチャートであり、図10のステップS1002の詳細である。なお、フローチャートの各ステップの処理は管理装置101に設けられたCPU201がROM202、HDD212等の不揮発性記憶手段に記憶された本発明の制御プログラムを読込み実行することに応じて実現されたものとする。本フローでは、発明に関わる処理のみ説明し、その他の処理については本発明の本質とは異なるため説明を省略する。
ステップS1101において、デバイス管理部404が、最終通信日時607が前日またはそれより前かどうかを判定する。すなわち、管理装置101との最後の通信が前日以前か判定する。前日またはそれより前の場合はステップS1102へ進む。
ステップS1102において、デバイス管理部404が無通信日数(無通信期間)に1を加算する。なお最終通信日時607はデバイスとの通信がある都度更新され、無通信期間は、最終通信日時の更新とともに0にリセットされる。
ステップS1103において、デバイス管理部404が、無通信日数が規定日数を超えたかどうかを判定する。
ステップS1104において、タスク管理部405がステータス903を「エラー終了」にする。
ステップS1105において、タスク管理部405がメール通知707にチェックがあるかどうかを判定する。チェックがある場合はステップS1106に進む。
ステップS1106において、タスク管理部405がタスクの実行結果をメール通知707で指定されたアドレスに送信する。送信される内容の一例は図8で示される。
本実施形態では、タスクの実行結果をメール通知したが、別の伝達手段を用いてもよい。
以上のようにして、取得元デバイスのバックアップを取得してから管理装置101と通信をしていない日数が所定日数を超えると、すなわち一定期間内に配信先デバイスを検出できないと、メール通知設定に応じて、指定されたアドレスに宛ててその旨を示すエラーを通知する。なお、無通信期間の監視対象となるデバイスを、現在管理装置101の管理対象となっていない。
<新規デバイス検知処理の動作を示すフローチャート>
図12は、本実施形態における管理装置101が新規デバイスを検知する処理を示すフローチャートであり、図10のステップS1003の詳細である。本実施形態では、新規デバイスを検知する処理を後述する図13と合わせて2パターン提示するが、別の手段を用いてもよい。なお、フローチャートの各ステップの処理は管理装置101および仲介装置107に設けられたCPU201がROM202、HDD212等の不揮発性記憶手段に記憶された本発明の制御プログラムを読込み実行することに応じて実現されたものとする。本フローでは、発明に関わる処理のみ説明し、その他の処理については本発明の本質とは異なるため説明を省略する。なお以下の説明において特に実行主体となる装置名を明記していない工程は管理装置101が実行する。
ステップS1201において、デバイス管理部404がUI制御部401を介してデバイス110を新規登録する。UI制御部401を介してデバイス110を登録する際には、シリアルナンバー、IPアドレス、MACアドレスが必須項目として登録される。本実施形態では、上記3項目を必須項目としてあげているが、その他項目が追加されていてもよい。登録は例えば管理者によるマニュアル操作で行われる。
ステップS1202において、デバイス管理部404が対象デバイスのStatus606を「登録済み」としてデバイス情報をデータベース102に格納する。
ステップS1203において、仲介装置107のデバイス管理部502が、Status606が「登録済み」のデバイスのデバイス情報を管理装置101から取得する。なおこの取得のきっかけは、たとえば、管理装置101から仲介装置107に対して新たに「登録済み」とされたデバイスがあることを通知してもよいし、あるいは仲介装置107が新たなデバイスの登録を管理装置101に対して定期的に問い合わせてもよい。
ステップS1204において、仲介装置107のデバイス管理部502は通信部507を介してステップS1203で取得したデバイス情報を用いて、対象デバイスとの接続確認を行う。接続確認ができたデバイスに対しては、さらに通信部507を介してデバイスの詳細情報(機種名、能力、状態など)を取得する。
ステップS1205において、仲介装置107のデバイス管理部502は通信部507を介して、ステップS1204で取得した接続結果およびデバイスの詳細情報を管理装置101に送信する。
ステップS1206において、デバイス管理部404はステップS1205で仲介装置107から受信した接続結果から、対象デバイスが接続できたかどうかを判定する。接続できた場合はステップS1207に進む。接続できなかった場合はステップS1208に進む。
ステップS1207において、デバイス管理部404はステップS1205で仲介装置107から受信した詳細情報から、対象デバイスがタスクを実行する能力があるかどうかを判定する。能力があるかどうかの判断は、対象デバイスに対するデバイスの設定値情報を取得・配信するためのリクエストに対して、対象デバイスから応答が返るかどうかで行う。能力ありすなわち応答ありと判定された場合はステップS1209に進む。能力なしと判定された場合はステップS1208に進む。
ステップS1209において、デバイス管理部404は対象デバイスのStatus606を「管理対象」に更新し、ステップS1210において、新規デバイスとしてデータベース102に格納する。
ステップS1208において、デバイス管理部404は対象デバイスのStatus606を「サポート外」に更新し、ステップS1211において、データベース102に格納する。
以上の通り図12の手順によれば、登録された新規デバイスが接続されたこと、および設定が可能であることをデータベースに登録して管理下におくことができる。
なお図12のステップS1203〜S1205は仲介装置107により、ステップS1201〜S1202、S1206〜S1211は管理装置101により実行される手順である。図12の手順は両装置により一連の処理を行うためひとつのフローとして説明したが、それぞれの装置による工程は、それぞれの装置により独立して実行される。
<新規デバイス検知処理の動作を示すフローチャート>
図13は、本実施形態における管理装置101が新規デバイスを検知する、図12に代わるもう一つの処理を示すフローチャートであり、図10のステップS1003の詳細である。なお、フローチャートの各ステップの処理は管理装置101および仲介装置107に設けられたCPU201がROM202、HDD212等の不揮発性記憶手段に記憶された本発明の制御プログラムを読込み実行することに応じて実現されたものとする。本フローでは、発明に関わる処理のみ説明し、その他の処理については本発明の本質とは異なるため説明を省略する。なお以下の説明において特に実行主体となる装置名を明記していない工程は管理装置101が実行する。
ステップS1301において、デバイス管理部404がUI制御部401を介して探索条件の設定を行う。探索条件としては、デバイス110の所在情報となるIPアドレスやホスト名などのネットワーク上におけるデバイスの識別情報と、探索のスケジュールなどがあげられる。
ステップS1302において、仲介装置107のデバイス管理部502は通信部507を介してステップS1301で設定した探索条件を取得する。
ステップS1303において、仲介装置107のデバイス管理部502は探索部503を介してLAN106に接続されたデバイス110を探索する。デバイス探索は、SLP(Service Location Protocol)や、SNMP(Simple Network Management Protocol)など探索要求パケットを送信することによって実現可能である。
ステップS1304において、ステップS1303で発見されたデバイス110に対して、さらに仲介装置107の通信部507を介してデバイスの詳細情報(製品名、シリアルナンバー、MACアドレス、能力、状態など)を取得することが可能である。
ステップS1305において、仲介装置107のデバイス管理部502は通信部507を介して、ステップS1303の探索結果とステップS1304の詳細情報を管理装置101に送信する。
ステップS1306において、デバイス管理部404はステップS1305で受信したデバイスの詳細情報からシリアルナンバーが取得可能か判定する。シリアルナンバーが取得できる場合はステップS1307に進む。シリアルナンバーが取得できない場合はステップS1308に進む。
ステップS1307において、デバイス管理部404はステップS1305で受信したデバイスの詳細情報から、シリアルナンバーがデータベース102に未登録のシリアルナンバーかどうかを判定する。未登録の場合はステップS1309へ進む。既に登録済みのシリアルナンバーの場合はステップS1310に進む。
ステップS1308において、デバイス管理部404はステップS1305で受信したデバイスの詳細情報から、MACアドレスがデータベース102に未登録のMACアドレスかどうかを判定する。未登録の場合はステップS1309に進む。既に登録済みのMACアドレスの場合はステップS1310に進む。
ステップS1309において、デバイス管理部404はステップS1305で受信したデバイスの詳細情報から、対象デバイスがタスクを実行する能力があるかどうかを判定する。能力があるかどうかの判断は、デバイスの設定値情報を取得・配信するためのリクエストの応答が返るかどうかで行う。これは図12と同様である。能力がある場合はステップS1311に進む。能力がない場合はステップS1312に進む。
ステップS1311において、デバイス管理部404はStatus606を管理対象に更新し、ステップS1313において、新規デバイスとしてデータベース102に格納する。
ステップS1312において、デバイス管理部404はStatus606を「サポート外」に更新し、ステップS1314において、データベース102に格納する。
ステップS1310において、デバイス管理部404は、探索により検出されたデバイスは既に登録済みのデバイスとして、ステップS1305で受信したデータを捨てる。
以上の通り図13の手順によれば、登録された新規デバイスをネットワークから探索して、その設定が可能であることをデータベースに登録して管理下におくことができる。
なお図13のステップS1302〜S1305は仲介装置107により、その他のステップは管理装置101により実行される手順である。図13の手順は両装置により一連の処理を行うためひとつのフローとして説明したが、それぞれの装置による工程は、それぞれの装置により独立して実行される。
<デバイス110から設定値情報を取得する処理の動作を示すフローチャート>
図14は、本実施形態における管理装置101がデバイス110から設定値情報を取得する処理を示すフローチャートであり、図10のステップS1001の詳細である。なお、フローチャートの各ステップの処理は管理装置101および仲介装置107に設けられたCPU201がROM202、HDD212等の不揮発性記憶手段に記憶された本発明の制御プログラムを読込み実行することに応じて実現されたものとする。本フローでは、発明に関わる処理のみ説明し、その他の処理については本発明の本質とは異なるため説明を省略する。
ステップS1401において、タスク管理部405がデバイス110から設定値情報を取得する取得時間が経過したかどうかを判定する。取得スケジュールの設定703で設定された取得時間で判定する。なお、オプション設定706が設定されている場合は、配信先デバイスからバックアップを取得するが、その際の取得時間は今すぐ取得が適応される。本実施形態では配信先デバイスからバックアップを取得する際の取得時間が、今すぐ取得が適応されるが、取得スケジュールの設定703のように、スケジュールを設定させてもよい。取得時間が経過している場合はステップS1402に進む。まだ経過していない場合はステップS1401に進む。
ステップS1402において、タスク管理部405が通信部409を介して取得元デバイスと接続できるかどうか判定する。接続できるかどうかは、仲介装置107に依頼し、デバイス管理部502が通信部507を介して対象デバイスとの接続確認を行い、結果を管理装置101に送信することで判定が可能となる。新規デバイス検知時にもデバイス110との接続確認は行っているが、タスク実行前に接続できなくなるケースもあるため、本実施形態では、タスク実行前にも接続確認を行う。取得デバイスは取得元デバイス702で設定されたデバイスが適応される。オプション設定706は設定されている場合は、ステップS1004で配信先デバイスとして決定されたデバイスが適応される。接続できる場合はステップS1403へ進む。接続できない場合はステップS1401に進む。
ステップS1403において、タスク管理部405がステータス903を「実行中(取得中)」に変更する。
ステップS1404において、設定情報管理部406が設定情報取得部407を介して取得元デバイスから設定値情報を取得する。仲介装置107に、設定値情報の取得を依頼し、設定情報管理部504が設定情報取得部505を介して対象デバイスから設定値情報を取得し、管理装置101に送信することで実現される。なお、取得元デバイスは、ステップS1001の場合は、UI制御部401を介して設定された取得元デバイス702である。ステップS1008では、ステップS1004で配信先デバイスとして決定されたデバイス110が取得元デバイスである。取得された設定値情報はデータベース102に格納される。
ステップS1405において、設定情報管理部406がステップS1004で設定値情報の取得が成功したかどうかを判定する。取得が成功した場合はステップS1406に進む。取得が失敗した場合はステップS1407に進む。
ステップS1406において、タスク管理部405が実行中のタスクがリプレイスタスクかどうかを判定する。リプレイスタスクの場合はステップS1408に進む。リプレイスタスクでない場合はステップS1409に進む。
ステップS1407において、タスク管理部405はステータス903を「エラー終了」に変更する。
ステップS1408において、タスク管理部405はステータス903を「実行中(取得済み)」に変更する。
ステップS1409において、タスク管理部405はステータス903を「正常終了」に変更する。
<デバイス110に設定値情報を配信する処理の動作を示すフローチャート>
図15は、本実施形態における管理装置101がデバイス110に設定値情報を配信する処理を示すフローチャートであり、図10のステップS1012の詳細である。なお、フローチャートの各ステップの処理は管理装置101および仲介装置107に設けられたCPU201がROM202、HDD212等の不揮発性記憶手段に記憶された本発明の制御プログラムを読込み実行することに応じて実現されたものとする。本フローでは、発明に関わる処理のみ説明し、その他の処理については本発明の本質とは異なるため説明を省略する。
ステップS1501において、タスク管理部405がデバイス110に設定値情報を配信する配信時間が経過したかどうかを判定する。UI制御部401を介して設定された配信スケジュールの設定705で設定された配信時刻が経過したかどうかを判定する。配信時刻が経過している場合はステップS1502に進む。まだ経過していない場合はステップS1501に進む。
ステップS1502において、タスク管理部405が通信部409を介して配信先デバイスと接続できるかどうかを判定する。接続できるかどうかは、仲介装置107に依頼し、デバイス管理部502が通信部507を介して対象デバイスとの接続確認を行い、結果を管理装置101に送信することで判定が可能になる。接続できる場合はステップS1503に進む。接続できない場合はステップS1501に進む。
ステップS1503において、タスク管理部405がステータス903を「実行中(配信中)」に変更する。
ステップS1504において、設定情報管理部406が設定情報配信部408を介して配信先デバイスに設定値情報を配信する。仲介装置107に、設定値情報の配信を依頼し、設定情報管理部504が設定情報配信部506を介して対象デバイスに設定値情報を配信し、結果を管理装置101に送信することで実現される。配信される設定値情報はデータベース102に格納されている、ステップS1001で取得し、ステップS1008またはステップS1009で抽出した配信可能な設定値情報である。なお、配信先デバイスは、ステップS1004で配信先デバイスとして決定されたデバイス110が適応される。
ステップS1505において、設定情報管理部406はステップS1504にて配信が成功したかどうかを判定する。配信が成功した場合はステップS1506に進む。配信が失敗した場合はステップS1507に進む。
ステップS1506において、タスク管理部405がステータス903を「正常終了」に変更する。
ステップS1507において、タスク管理部405がステータス903を「エラー終了」に変更する。
<タスク実行後のリカバリ処理の動作を示すフローチャート>
図16は、本実施形態におけるタスク実行後のリカバリ処理を示すフローチャートである。なお、フローチャートの各ステップの処理は管理装置101および仲介装置107に設けられたCPU201がROM202、HDD212等の不揮発性記憶手段に記憶された本発明の制御プログラムを読込み実行することに応じて実現されたものとする。本フローでは、発明に関わる処理のみ説明し、その他の処理については本発明の本質とは異なるため説明を省略する。
ステップS1601において、タスク管理部405がUI制御部401を介して、着目タスクのステータス903の完了ボタンが押下されたかどうかを判定する。完了ボタンが押下された場合はステップS1602に進む。完了ボタンが押下されなかった場合はステップS1603に進む。
ステップS1602において、タスク管理部405がステップS1008で取得した配信先デバイスの設定値情報をデータベース102から削除する。
ステップS1603において、タスク管理部405がUI制御部401を介して、ステータス903の戻すボタンが押下されたかどうかを判定する。戻すボタンが押下された場合はステップS1604に進む。
ステップS1604において、タスク管理部405が設定情報配信部408を介して仲介装置107に指示し、設定情報管理部504が設定情報配信部506を介して配信先デバイスに、ステップS1011で取得した配信先デバイスのバックアップデータを配信する。配信処理の詳細は図15を参照のこと。
本実施形態により、デバイスの入れ替えに伴ってデバイスの設定値情報を移行する際に、管理者の負担を小さくし、かつ、安全に設定値情報を移行することが可能になる。また、取り外されるデバイスと新規に取り付けられる新規デバイスとが同時に管理装置101や仲介装置107の管理下になかったとしても、取り外されるデバイスから新規デバイスへと、配信可能(移行可能)な設定値情報を複製して移行することができる。
[その他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (12)

  1. 管理対象のネットワーク機器の、個体ごとの識別情報である第1の種類の識別情報とネットワーク上の機器の識別情報である第2の種類の識別情報とを管理する管理手段と、
    ネットワーク上のネットワーク機器から前記第1の種類の識別情報及び前記第2の種類の識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された第1の種類の識別情報が前記管理手段により管理されていない場合に、前記取得手段により取得された第2の種類の識別情報が前記管理手段により管理されているかを判断する判断手段と、
    前記取得手段により取得された前記第2の種類の識別情報が前記管理手段により管理されていると前記判断手段により判断された場合に、当該第2の種類の識別情報を有するネットワーク機器である新規ネットワーク機器に対して設定情報を配信する配信手段と
    を有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記配信手段は、前記管理手段により前記第2の種類の識別情報が管理されていたリプレイス対象となるネットワーク機器に設定されていた設定情報を前記新規ネットワーク機器に対して配信することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. リプレイス対象となるネットワーク機器の前記第1または第2の種類の識別情報の少なくともいずれかを入力するユーザーインターフェース手段と、
    前記ユーザーインターフェース手段により入力されたリプレイス対象となるネットワーク機器の前記第1または第2の種類の識別情報の少なくともいずれかを管理する第2の管理手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記配信手段により前記新規デバイスに対して配信される設定情報を、前記リプレイス対象となるネットワーク機器から取得する第2の取得手段を更に有し、
    前記ユーザーインターフェース手段は、さらに、前記第2の取得手段により前記設定情報を取得するスケジュールを設定可能であることを特徴とする請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記第2の取得手段により前記リプレイス対象のネットワーク機器から前記設定情報を取得した後に、前記ネットワーク上のネットワーク機器との通信が所定期間を超えて無い場合には、エラーを管理者に通知することを特徴とする請求項4に記載の管理装置。
  6. 前記ユーザーインターフェース手段は、さらに、前記配信手段により前記新規ネットワーク機器に対して設定情報を配信するスケジュールを設定可能であることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の管理装置。
  7. 前記配信手段は、前記取得手段により取得された前記第2の種類の識別情報が前記管理手段により管理されていると前記判断手段により判断された場合に、前記新規ネットワーク機器とリプレイス対象のネットワーク機器とが同一機種であるかを判定し、該判定結果に応じて、前記リプレイス対象のネットワーク機器から前記新規ネットワーク機器に配信可能な設定情報を配信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の管理装置。
  8. 前記配信手段による設定情報の配信の前に、前記新規ネットワーク機器から設定情報のバックアップを取得するバックアップ手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の管理装置。
  9. 前記配信手段により前記新規ネットワーク機器に対する前記設定情報の配信が終了した後に、当該設定情報を元に戻す指示に応じて、前記バックアップ手段により取得した設定情報を前記新規ネットワーク機器に配信する手段を更に有することを特徴とする請求項8に記載の管理装置。
  10. 前記第1の種類の識別情報は、ネットワーク機器のシリアル番号またはMACアドレスを含み、前記第2の種類の識別情報は、ネットワーク機器のIPアドレスまたはホスト名を含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の管理装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の管理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  12. 管理対象のネットワーク機器の、個体ごとの識別情報である第1の種類の識別情報とネットワーク上の機器の識別情報である第2の種類の識別情報とを管理する管理手段を有する管理装置における管理方法であって、
    ネットワーク上のネットワーク機器から前記第1の種類の識別情報及び前記第2の種類の識別情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された第1の種類の識別情報が前記管理手段により管理されていない場合に、前記取得工程により取得された第2の種類の識別情報が前記管理手段により管理されているかを判断する判断工程と、
    前記取得工程により取得された前記第2の種類の識別情報が前記管理手段により管理されていると前記判断工程により判断された場合に、当該第2の種類の識別情報を有するネットワーク機器である新規ネットワーク機器に対して設定情報を配信する配信工程と
    を有することを特徴とする管理方法。
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