JP2015141389A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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寺嶋 厚吉
Kokichi Terajima
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Abstract

【課題】レンズホルダー側が軽量で消費電力が少なく、フォーカス位置の精度が高い自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置や、自動焦点機能及び手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置を提供する。【解決手段】スライド支持手段11を介してレンズホルダー14をフォーカス用ベース13によりレンズの光軸方向に移動可能に支持し、フォーカス用コイル15をレンズホルダー14の径方向側面に装着し、フォーカス用マグネット12をフォーカス用コイル15と光軸と直角な方向に空隙を隔てて対向するようにフォーカス用ベース13に装着し、サーチ磁界検出手段17をフォーカス用ベース13側に装着して、フォーカス用コイル15にフォーカス用電流及びサーチ磁界用電流を通電するようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、携帯電話用のカメラ等に用いられる自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置や手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置に関する。
自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置は、カメラに搭載されたレンズの前方にある被写体に向けてレンズを前進もしくは後退させて焦点合わせするものである。例えば、特許文献1には、フォーカス用コイルが巻回され、レンズホルダーに保持されたレンズを、レンズの光軸と直角な方向に延在する板バネよりなるバネ部材によって、光軸方向に移動可能に懸架支持した自動焦点装置を備えたレンズ駆動装置が提案されている。
図8は、特許文献1に代表される自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置50(以下、単に自動焦点装置50と言う)の縦断面図である。なお、図8において、レンズの光軸方向をZ方向、被写体側をZ方向前方(+Z側)とし、Z方向に対して直角をなし、互いに直交する方向をX方向,Y方向としている。
自動焦点装置50は、断面がU字形をなす円筒形の磁気ヨーク51と、上記磁気ヨーク51の内周側に取付けられるフォーカス用マグネット52Aと、中央位置にレンズ53を保持するレンズホルダー54と、Z方向に巻回されてレンズホルダー54に装着されるフォーカス用コイル55Aと、上記磁気ヨーク51が取付けられるフォーカス用ベース56と、板バネよりなり上記レンズホルダー54を光軸方向の前後で支持するバネ部材57と、磁気ヨーク51を被写体側から覆うカバー58とを備えている。そして、フォーカス用コイル55Aとフォーカス用マグネット52Aとにより、レンズ53を光軸に沿って移動させるムービングコイル方式のフォーカス用電磁駆動手段59Aが構成される。
フォーカス用マグネット52Aにより放射状に分布する磁界中に配設されているフォーカス用コイル55Aに通電されることによって、フォーカス用コイル55AにはZ方向前方(被写体の方向)へ向けたローレンツ力が発生して、レンズホルダー54をバネ部材57の復元力と釣り合う位置まで移動させる。従って、自動焦点装置50は、レンズ53により図示しないイメージセンサー上に結像された像の情報に基づいて、必要とするレンズホルダー54のZ方向への移動量を想定し、当該移動量に対応する大きさの電流をフォーカス用コイル55Aに通電する。これによって、自動焦点装置50は、レンズ53及びレンズホルダー54を想定した位置(正確な合焦位置)まで移動させる。
また、特許文献2には、自動焦点機能及び手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置60(以下、単に手振れ補正装置60と言う)が提案されている。ここで、手振れ補正機能とは、カメラの揺れに応じてレンズを被写体方向に対し直角な方向へ搖動させ、イメージセンサー上に結像された像のブレや流れを抑制するものである。手振れ補正機能としては、例えば、Z方向に延在するサスペンションワイヤによりX方向及びY方向に搖動可能に懸架支持するようにしたものがあり、自動焦点機能としては上述した自動焦点装置50と同様の動作原理が採用されている。
図9(a)及び図9(b)は、手振れ補正装置60の斜視図及び分解斜視図である。この手振れ補正装置60は、上述した自動焦点装置50に手振れ補正機能を付加したものである。
図9(a),(b)における自動焦点装置50は、レンズ53を保持するレンズホルダー54と、Z方向に巻回されて、レンズホルダー54に装着されたフォーカス用コイル55Aと、マグネットホルダー68に保持されたフォーカス用マグネット52Aと、板バネよりなるバネ部材57と、フォーカス用ベース56とからなる。
フォーカス用電磁駆動手段59Aは、上述したものと同様に、フォーカス用マグネット52Aがフォーカス用ベース56側(フォーカス動作の固定側)に装着され、フォーカス用コイル55Aがレンズ53側(フォーカス動作の可動側)に装着されたムービングコイル方式である。
また、手振れ補正装置60は、Z方向に延在し、自動焦点装置50をX方向及びY方向に揺動駆動するサスペンションワイヤ63を備える。サスペンションワイヤ63は、一端側がマグネットホルダー68の被写体側の端面に取付けられたフレーム61に接続され、他端側が自動焦点装置50のZ方向後方に空隙を隔てて設けられた揺動用ベース62に接続されることにより、自動焦点装置50をX方向及びY方向に揺動可能に懸架支持する。
さらに、揺動用ベース62には、シールドケース64が取付けられる。シールドケース64の内壁には、X方向及びY方向に巻回され、フォーカス用マグネット52AとX方向及びY方向に空隙を隔てて対向する揺動用コイル65x,65yが装着される。
これにより、手振れ補正機能が付加された手振れ補正装置60は、ムービングマグネット方式の揺動用電磁駆動手段66を備え、自動焦点装置50をX方向及びY方向に揺動駆動する。
このようにして、フォーカス用マグネット52Aは、フォーカス用コイル55Aとの組み合わせにより、ムービングコイル方式のフォーカス用電磁駆動手段59Aが構成される。また、フォーカス用マグネット52Aは、揺動用コイル65x,65yとの組み合わせにより、ムービングマグネット方式の揺動用電磁駆動手段66が構成される。よって、フォーカス用マグネット52Aは、フォーカス用と手振れ補正用との両方に用いることができる。
揺動用コイル65x及び揺動用コイル65yには、手振れ補正用電流の通電に伴い、フォーカス用マグネット52Aの磁界によってY方向及びX方向のローレンツ力が生じる。その結果、フォーカス用マグネット52Aには、このローレンツ力に対する反力が生じる。そして、揺動用コイル65x,65yは、サスペンションワイヤ63に懸架された自動焦点装置50をフォーカス用マグネット52Aに生じるローレンツ力と反対の方向に揺動させる。
さらに、揺動用ベース62には、Y方向及びX方向への揺動の振幅や速度を測定する揺動用位置センサー67が取付けられる。自動焦点装置50は、図示しないイメージセンサーに結像される像のブレ量が小さくなるように手振れ補正用電流の大きさを制御し、撮影時に生じる手振れを相殺する。
また、図8に示す自動焦点装置50の持つ問題を改善した自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置70(以下、単に自動焦点装置70と言う)も提案されている(例えば特許文献3参照)。図10に示す自動焦点装置70は、フォーカス用マグネット52Bが装着されたレンズホルダー54をベアリングガイド機構69により光軸方向に移動可能に支持し、固定側に取付けられたフォーカス用コイル55Bによってフォーカス用マグネット52Bを移動させるムービングマグネット方式のフォーカス用電磁駆動手段59Bが採用されている。
自動焦点装置70は、フォーカス用コイル55Bと共に固定側に取付けられたフォーカス用位置センサー72により、レンズ53の光軸方向の位置を合焦位置に正確に制御することができる。
図10に示すように、自動焦点装置70には、レンズ53を保持するレンズホルダー54の+X側の側面54Aにフォーカス用マグネット52Bが取付けられる。また、自動焦点装置70は、X方向に巻回されたフォーカス用コイル55Bが+X側に空隙を隔てて対向するようにフォーカス用ベース56に装着されたムービングマグネット方式のフォーカス用電磁駆動手段59Bにより構成されている。
フォーカス用マグネット52Bは、+Z側の半体(フォーカス用マグネット52Bを上下に2分割したときの+Z側)及び−Z側の半体(フォーカス用マグネット52Bを上下に2分割したときの−Z側)がそれぞれ+X向き及び−X向きとなるように二極着磁されている。+Z側の半体の磁極面及び−Z側の半体の磁極面は、フォーカス用コイル55Bの+Z側のコイル辺及び−Z側のコイル辺にX方向に対向する。
フォーカス用コイル55Bの+X側(フォーカス用マグネット52Bと反対側)には、フォーカス用ベース56に取付けられた図示しない磁性板が配設される。このため、自動焦点装置70においては、レンズホルダー54とフォーカス用ベース56とが、フォーカス用マグネット52Bと磁性板との間に生じる吸引力により、X方向に互いに引き合った状態となる。
ベアリングガイド機構69は、可動側ガイド溝73Aと固定側ガイド溝73Bとベアリング球71とによって構成されている。可動側ガイド溝73Aは、フォーカス用マグネット52Bの取付けられた側面54AにおけるY方向の両側にZ方向に延在するように形成される。固定側ガイド溝73Bは、Z方向に延在し、フォーカス用ベース56の可動側ガイド溝73AとX方向に対向する位置に設けられる。また、可動側ガイド溝73Aと固定側ガイド溝73Bとの間には、ベアリング球71が挿入される。
このようにして、ベアリング球71は、フォーカス用マグネット52Bと磁性板とが引き合っているため、可動側ガイド溝73Aと固定側ガイド溝73Bとにより挟持される。そして、フォーカス用ベース56は、被写体方向にベアリング球71を介してレンズホルダー54をスライド可能に支持することができる。
また、フォーカス用コイル55Bの空芯部分には、フォーカス用ベース56に取付けられたフォーカス用位置センサー72が配設される。フォーカス用位置センサー72は、フォーカス用マグネット52Bによる磁場を検出して、レンズホルダー54のZ方向の位置を測定することができる。
フォーカス用コイル55Bには、単パルス状のキック電流が通電され、Z方向のローレンツ力が発生する。レンズホルダー54に取付けられたフォーカス用マグネット52Bには、上記ローレンツ力に対する反力が生じ、当該反力の発生によりレンズホルダー54がZ方向へ移動する。そして、フォーカス用位置センサー72は、フォーカス用マグネット52Bの移動に伴う磁場の変化を検出し、フォーカス用マグネット52Bが、ベアリング球71の転がり摩擦によりレンズホルダー54をZ方向の正確な位置で静止させる。
特開2004−280031号公報 特開2011−65140号公報 WO2013094963A1
図8に示す自動焦点装置50の特徴としては、フォーカス用電磁駆動手段59Aにおけるフォーカス用コイル55Aがレンズホルダー54に装着されているので、可動側(レンズホルダー54側)を軽量化でき、比較的低電流で移動できる利点がある。
また、自動焦点装置50は、設定した大きさの電流を供給するだけの簡単な回路構成であるため、安価に製造することができる利点がある。
しかしながら、自動焦点装置50は、レンズ53を正確な合焦位置に近い位置(フォーカス用コイル55Aに生じるローレンツ力とバネ部材57の復元力とが釣り合う位置)まで移動させるだけなので、正確に合焦したときに撮影される鮮明な画像を得ることが困難である。
また、自動焦点装置50は、バネ部材57の復元力と釣り合う位置まで移動させた後、当該位置にレンズ53を保持するために、フォーカス用コイル55Aへの通電を継続しなければならず、消費電力が大きいという問題がある。
また、図9に示す手振れ補正装置60の特徴としては、サスペンションワイヤ63により軽量化された上記自動焦点装置50を懸架するだけの簡単な構造で、手振れ補正の機能を付加することができる利点がある。すなわち、手振れ補正装置60は、ムービングコイル方式のフォーカス用電磁駆動手段59Aにより自動焦点の動作を機能させ、ムービングマグネット方式の揺動用電磁駆動手段66により手振れ補正の動作を機能させるので、フォーカス用マグネット52Aを共用できるとともに、構造が簡単になって安価に製造することが可能となる。
手振れ補正装置60は、揺動用位置センサー67により揺動用電磁駆動手段66を正確な振幅で揺動させることができるので、撮影画像のブレが補正される。しかしながら、この手振れ補正装置60は、フォーカス用電磁駆動手段59Aを正確な合焦位置に駆動制御できず、最適に合焦したときに撮影される鮮明な画像を得ることができない場合がある。
また、図10に示す自動焦点装置70の特徴としては、フォーカス用位置センサー72によりレンズ53の位置を測定することができるので、正確な合焦位置にレンズ53を移動させることができる。また、自動焦点装置70は、合焦位置にあるレンズ53をフォーカス位置へ移動させた後にフォーカス用コイル55Bへの通電を止めても、ベアリング球71の転がり摩擦によりレンズホルダー54をフォーカス位置に保持することができるので、消費電力を抑えることができるという利点がある。
しかしながら、自動焦点装置70は、レンズホルダー54に取付けられたフォーカス用マグネット52Bの質量が大きいので、自動焦点動作の可動部分が重くなる。それ故、自動焦点動作の可動部分の慣性及びベアリング球71の転がり摩擦に抗してレンズホルダー54を移動させるためには、キック電流として瞬間的に大電流を流す必要があり、フォーカス用コイル55Bに焼損が生じる恐れがある。
また、自動焦点装置70は、ムービングマグネット方式なので、レンズホルダー54側(フォーカス動作の可動側)にフォーカス用マグネット52Bが配設され、フォーカス用ベース56側(フォーカス動作の固定側)にフォーカス用コイル55Bが配設されている。従って、この自動焦点装置70に電磁的な手振れ補正機能を付加するには、フォーカス用ベース56側(フォーカス動作の固定側)に揺動用のコイルを装着するとともに、揺動動作の固定側に揺動用のマグネットを装着する(ムービングコイル方式の揺動)構成が考えられる。あるいは、フォーカス用ベース56側(フォーカス動作の固定側)に揺動用のマグネットを装着するとともに、揺動動作の固定側に揺動用のコイルを装着する(ムービングマグネット方式の揺動)構成も考えられる。しかしながら、上記いずれの構成とも欠点があり、自動焦点装置70に手振れ補正機能を付加することが困難である。
揺動用電磁駆動手段66としてフォーカス用ベース56側に揺動用のコイルを装着するとともに、揺動動作の固定側に揺動用のマグネットを装着する構成においては、レンズホルダー54に装着されたフォーカス用マグネット52Bと、揺動動作の固定側に装着された揺動用のマグネットとの間にクーロン力が生じてレンズホルダー54が揺動用のマグネット側に引き寄せられることや、フォーカス用ベース56に装着された磁性板と、揺動動作の固定側に装着された揺動用のマグネットとの間にクーロン力が生じてフォーカス用ベース56が揺動用のマグネット側に引き寄せられることから、適正な自動焦点動作及び揺動動作が得られないという問題がある。
また、揺動用電磁駆動手段66としてフォーカス用ベース56側に揺動用のマグネットを装着するとともに、揺動動作の固定側に揺動用のコイルを装着する構成では、レンズホルダー54に装着されたフォーカス用マグネット52Bと、フォーカス用ベース56側に装着された揺動用のマグネットとの間にクーロン力が生じてレンズホルダー54が揺動用のマグネット側に引き寄せられ、適正な自動焦点動作が得られないという問題がある。
ここで、上述した各レンズ駆動装置50,60,70が有する問題点を整理する。
(1)自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置50(ムービングコイル方式のフォーカス用電磁駆動手段59Aを用いた自動焦点装置50)は、フォーカスの位置を維持するために消費電力が大きく、合焦精度が低いという問題がある。
(2)自動焦点機能及び手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置60は、自動焦点装置50を採用しているので、上記(1)と同様の問題がある。
(3)自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置70(ムービングマグネット方式のフォーカス用電磁駆動手段59Bを用いた自動焦点装置70)においては、自動焦点動作の可動部の質量が大きいので、フォ-カス用コイル55Bが焼損する恐れがあるだけでなく、手振れ補正機能を付加することが困難な構造であるという問題がある。
本発明は、上記各課題を解決するため、レンズホルダー側が軽量で消費電力が少なく、フォーカス位置の精度が高い自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置や、自動焦点機能及び手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
本願発明は、レンズを保持するレンズホルダーと、レンズホルダーの外側に設けられ、スライド支持手段を介してレンズホルダーをレンズの光軸方向に移動可能に支持するフォーカス用ベースと、レンズホルダーの外周面に装着され、前記レンズホルダーを光軸方向に移動させるフォーカス用電流、及び磁界を発生させるサーチ磁界用電流が通電されるフォーカス用コイルと、フォーカス用ベースに装着されて、フォーカス用コイルと光軸に直角な方向に空隙を隔てて対向するフォーカス用マグネットと、フォーカス用ベースに装着され、磁界を検出するサーチ磁界検出手段とを備えたことを特徴とする。
このように、フォーカス用コイルは、フォーカス用電流及びサーチ磁界用電流が通電されてレンズホルダー側に装着され、レンズホルダーがスライド支持手段を介してフォーカス用ベースに支持され、フォーカス用マグネットがフォーカス用コイルと光軸と直角な方向に空隙を隔てて対向するようにフォーカス用ベースに装着され、サーチ磁界検出手段がフォーカス用ベースに装着されることにより、レンズホルダー側が軽量化されるとともにフォーカス方向への駆動推力を高めることができ、駆動時のキック電流値を抑制することができ、摩擦により無通電の状態でフォーカス位置を保持できて消費電力が低減されるとともに、レンズの位置を測定することができるので、フォーカス位置精度の高い自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置を提供することができる。
また、本願発明は、レンズを保持するレンズホルダーと、レンズホルダーの外側に設けられ、スライド支持手段を介してレンズホルダーをレンズの光軸方向に移動可能に支持するフォーカス用ベースと、レンズホルダーの外周面に装着され、レンズホルダーを光軸方向に移動させるフォーカス用電流、及び磁界を発生させるサーチ磁界用電流が通電されるフォーカス用コイルと、フォーカス用ベースに装着されて、フォーカス用コイルと光軸に直角な方向に空隙を隔てて対向するフォーカス用マグネットと、フォーカス用ベースの外側に設けられて、フォーカス用ベースを弾性支持手段により光軸と直角な方向に揺動可能に支持する揺動用ベースと、揺動用ベースに装着されて、フォーカス用マグネットの側面と光軸方向に空隙を隔てて対向する揺動用コイルと、フォーカス用ベースまたは揺動用ベースに装着され、磁界を検出するサーチ磁界検出手段とを備えたことを特徴とする。
このように、フォーカス用コイルは、フォーカス用電流及びサーチ磁界用電流が通電されてレンズホルダー側に装着され、レンズホルダーがスライド支持手段を介してフォーカス用ベースに支持され、フォーカス用マグネットがフォーカス用コイルと光軸と直角な方向に空隙を隔てて対向するようにフォーカス用ベースに装着され、フォーカス用ベースが弾性支持手段を介して揺動用ベースに支持され、揺動用コイルがフォーカス用マグネットの側面と光軸方向に空隙を隔てて対向するように揺動用ベースに装着され、サーチ磁界検出手段がフォーカス用ベースまたは揺動用ベースに装着されることにより、レンズホルダー側が軽量化されるとともにフォーカス方向への駆動推力を高めることができ、駆動時のキック電流値を抑制することができ、摩擦により無通電の状態でフォーカス位置を保持できて消費電力が低減されるとともに、レンズの位置を測定することができる状態においてレンズを光軸と直角な方向に揺動させることができるので、フォーカス位置精度の高い自動焦点機能及び手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置を提供することができる。
なお、前記発明の概要は、本発明の必要な全ての特徴を列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の実施の形態1に係る自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置のレンズ位置検出回路の例を示す図である。 実施の形態1に係る自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置の他の例を示す斜視図である。 実施の形態1に係る自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置の他の例を示す斜視図である。 実施の形態1に係る自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置の他の例を示す斜視図である。 実施の形態2に係る自動焦点機能及び手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置を示す斜視図である。 実施の形態2に係る自動焦点機能及び手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置の他の例を示す斜視図である。 従来技術に係る自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置を示す断面図である。 従来技術に係る自動焦点機能及び手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置を示す斜視図である。 従来技術に係る自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置の他の例を示す断面図である。
以下、実施の形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、実施の形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態1に係る自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置10(以下、単に自動焦点装置10と言う)を示す斜視図である。
以下、図示しないレンズの光軸方向をZ軸方向(Z方向)、被写体側をZ方向前方(+Z側)とし、Z軸方向と直交し、互いに直交する方向をX軸方向(X方向)及びY軸方向(Y方向)とする。
自動焦点装置10は、フォーカス用コイル15が装着されたレンズホルダー14をベアリングガイド機構11Aにより光軸方向に移動可能に支持し、固定側に取付けられたフォーカス用マグネット12に対してフォーカス用コイル15が移動するムービングコイル方式である。
レンズホルダー14は、内径側がZ軸方向を向いた円筒状の開口を有する直方体形状をなしており、X軸方向及びY軸方向を向いた各側面にフォーカス用コイル15が1個ずつ装着される。各フォーカス用コイル15は、側面の法線方向(X軸方向またはY軸方向)を向いて巻回される。各フォーカス用コイル15は、互いに直列に接続される。
フォーカス用マグネット12は、フォーカス用コイル15に対応して1個ずつ設けられ(合計4個)、径方向に空隙を隔てて対向するように、フォーカス用ベース13の内壁に装着される。また、各フォーカス用マグネット12は、+Z側の半体(フォーカス用マグネット12をZ軸方向に2分割したと仮定したときの+Z側の部分)及び−Z側の半体(フォーカス用マグネット12をZ軸方向に2分割したと仮定したときの−Z側の部分)に対して外向き及び内向きとなるように二極着磁されている。+Z側の磁極面及び−Z側の磁極面は、フォーカス用コイル15の+Z側のコイル辺及び−Z側のコイル辺と対向する。
このようにして自動焦点装置10は、フォーカス用マグネット12とフォーカス用コイル15とにより構成されるムービングコイル方式のフォーカス用電磁駆動手段24を備える。
レンズホルダー14の+X側の側面に装着されたフォーカス用コイル15とレンズホルダー14との間には、軟磁性材料よりなる磁性板16が挟持されている。レンズホルダー14は、磁性板16と、フォーカス用コイル15を介して対向するフォーカス用マグネット12とに生じる吸引力により、+X方向(フォーカス用ベース13側)に引き寄せられる。
レンズホルダー14における+X側の側面のY方向の両側には、Z方向に延在するように形成された可動側ガイド溝19Aが設けられる。さらに、フォーカス用ベース13には、可動側ガイド溝19AとX方向に対向し、Z方向に延在する固定側ガイド溝19Bが設けられる。可動側ガイド溝19Aと固定側ガイド溝19Bとの間には、ベアリング球18Aが挿入される。ベアリング球18Aは、磁性板16に生じる+X向きの吸引力により可動側ガイド溝19Aと固定側ガイド溝19Bとによって挟持される。
このようにして、可動側ガイド溝19Aと固定側ガイド溝19Bとベアリング球18Aとにより、Z方向へ移動可能なスライド支持手段11としてのベアリングガイド機構11Aが構成される。
さらに、フォーカス用ベース13の+Z側及び−Z側の両端には、Z軸方向に巻回されたサーチ磁界検出手段17としての検出コイル17A,17Bが取付けられている。
レンズホルダー14には、フォーカス用マグネット12よりも軽量な複数のフォーカス用コイル15が装着されるので、フォーカス動作するレンズホルダー14側が軽量化されるとともに、フォーカス用コイル15が大きな駆動力を得ることができ、効率の良い稼働が可能である。
フォーカス用コイル15には、フォーカス用電流及びサーチ磁界用電流が同時に通電される。
フォーカス用電流としては、単一パルス状のキック電流が印加される。4個のフォーカス用コイル15の+Z側のコイル辺及び−Z側のコイル辺を流れるフォーカス用電流は、ベアリングガイド機構11Aの転がり摩擦力を超える大きさのZ軸方向前向もしくはZ軸方向後向のローレンツ力を生じさせる。レンズホルダー14は、ローレンツ力の発生によりZ軸方向前方もしくはZ軸方向後方へ移動する。また、レンズホルダー14は、キック電流の停止とともに移動を停止し、ベアリングガイド機構11Aの転がり摩擦力により停止位置が保持される。
また、サーチ磁界用電流は、フォーカス用電流と同時に通電される微弱な交流電流であり、サーチ磁界用電流の通電に伴い、フォーカス用コイル15から交流のサーチ磁界が発せられる。なお、サーチ磁界用電流は、サーチ磁界用電流に生じるローレンツ力がベアリングガイド機構11Aの転がり摩擦力を超えない大きさに設定され、サーチ磁界用電流による振動がレンズホルダー14に生じることを防止する。
図2の検出回路に示すように、検出コイル17A,17Bは、いずれもサーチ磁界を検出し、当該検出したサーチ磁界の出力は差動される。具体的には、検出コイル17A,17Bそれぞれの一方の巻回端が接地され、検出コイル17A,17Bそれぞれの他方の巻回端が差動回路22の入力端子に接続される。差動回路22の出力は、検波回路23により位相検波される。
このようにして検波回路23は、例えば、レンズホルダー14が+Z側に移動したときに移動距離に応じた大きさの正電圧を出力し、−Z側に移動したときに移動距離に応じた大きさの負電圧を出力するので、フォーカス用コイル15の移動量と移動方向とを正確に測定することができる。
その結果、自動焦点装置10は、軽量かつ大きな駆動力を有するフォーカス用コイル15によりレンズホルダー14を効率よく移動させることができ、レンズを合焦位置に正確に位置決め制御するので、正確に合焦した画像の撮影が可能となる。また、自動焦点装置10は、移動後のレンズホルダー14をベアリングガイド機構11Aの転がり摩擦力により無通電の状態で所定のフォーカス位置に保持することができ、低消費電力とすることが可能となる。
さらに、自動焦点装置10には、ムービングコイル方式のフォーカス用電磁駆動手段24が採用されているので、フォーカス用マグネット12をムービングマグネット方式の揺動用電磁駆動手段と共用することが可能となり、手振れ補正の機能を付加し易い装置となる。
なお、フォーカス用コイル15及びフォーカス用マグネット12は、いずれも4個ずつ(4組)設けたが、必要に応じて増減させてよい。また、検出コイル17A,17Bは、フォーカス用ベース13の+Z側及び−Z側の両端に配設される形態としたが、+Z側もしくは−Z側の片端だけに配設される形態としてもよい。
図3は、実施の形態1に係る自動焦点装置10の他の例を示す斜視図である。
この自動焦点装置10は、図1で示した自動焦点装置10と同様に、フォーカス用コイル15が装着されたレンズホルダー14をベアリングガイド機構11Aにより光軸(Z軸)方向に移動可能に支持し、固定側に取付けられたフォーカス用マグネット12に対してフォーカス用コイル15が移動するムービングコイル方式である。
本例における自動焦点装置10は、フォーカス用ベース13における+X側の側面の+Z寄り及び−Z寄りにサーチ磁界検出手段17が取り付けられる点で上記図1の自動焦点装置10と相違する。サーチ磁界検出手段17は、X軸方向に巻回された検出コイル17C及び検出コイル17Dから構成される。
このように、検出コイル17C,17Dは、検出コイル17A,17Bと同様に、サーチ磁界を検出し、当該検出したサーチ磁界の出力が差動される。すなわち、検出コイル17C,17Dの出力は、差動され、位相検波されてフォーカス用コイル15の移動量と移動方向とを正確に測定することができる。
なお、検出コイル17C,17Dは、フォーカス用コイル15と径方向に対向する位置でフォーカス用ベース13に取付けられていれば良く、+X側に限られず、フォーカス用コイル15と対向する他の位置(−X側,+Y側,−Y側)に設けるようにしてもよい。
図4は、実施の形態1に係る自動焦点装置10の他の例を示す斜視図である。
この自動焦点装置10は、図1で示した自動焦点装置10と同様に、フォーカス用コイル15が装着されたレンズホルダー14をベアリングガイド機構11Aにより光軸(Z軸)方向に移動可能に支持し、固定側に取付けられたフォーカス用マグネット12に対してフォーカス用コイル15が移動するムービングコイル方式である。
本例における自動焦点装置10は、フォーカス用ベース13における+X側の側面の+Z寄り及び−Z寄りにサーチ磁界検出手段17のホール素子17E,17Fが取り付けられる点で、上記図1の自動焦点装置10と相違する。
このように、ホール素子17E,17Fは、検出コイル17A,17Bと同様に、サーチ磁界を検出し、当該検出したサーチ磁界の出力が差動される。すなわち、ホール素子17E,17Fの出力は、差動され、位相が検波されてフォーカス用コイル15の移動量と移動方向とを正確に測定することができる。
なお、ホール素子17E,17Fは、フォーカス用コイル15と径方向に対向する位置でフォーカス用ベース13に取付けられていれば良く、+X側に限らずフォーカス用コイル15と対向する他の位置(−X側,+Y側,−Y側)に設けるようにしてもよい。
また、図3及び図4に示したサーチ磁界検出手段17としての検出コイル17C,17Dやホール素子17E,17Fは、フォーカス用ベース13における+X側の側面の+Z寄り及び−Z寄りの両方に配設される場合だけでなく、+Z寄りもしくは−Z寄りのいずれか一方だけに配設されるようにしてもよい。
図5(a)は実施の形態1に係る自動焦点装置10の他の例を示す斜視図であり、図5(b)は実施の形態1に係る自動焦点装置10の他の例を示す分解斜視図である。
この自動焦点装置10は、フォーカス用コイル15が装着されたレンズホルダー14をピンガイド機構11Bにより光軸方向に移動可能に支持し、固定側に取付けられたフォーカス用マグネット12に対してフォーカス用コイル15が移動するムービングコイル方式である。
図5(b)に示すように、レンズホルダー14は、直方体形状をなし、内径側がZ軸方向を向いて円筒状に開口する。レンズホルダー14の外周側には、Z軸方向を向いて四角環状に巻回されたフォーカス用コイル15が装着される。
フォーカス用マグネット12は、フォーカス用コイル15の4つの巻回側面に対して径方向に空隙を隔てて対向し、フォーカス用ベース13の内壁に4個装着される。各フォーカス用マグネット12は、レンズホルダー14の径方向を向いて着磁される。
このようにして、上記フォーカス用マグネット12とフォーカス用コイル15とにより、ムービングコイル方式のフォーカス用電磁駆動手段24が構成される。
フォーカス用コイル15の内周側面とレンズホルダー14の+X側の側面及び−Y側の側面との間には、軟磁性材料よりなる磁性板16が挟持される。レンズホルダー14は、2個の磁性板16とフォーカス用コイル15とを介して対向するフォーカス用マグネット12に生じる吸引力により、+X方向からZ軸周りに45度だけ時計回りに回転した(+X方向から−Y方向へZ軸周りに45度回転した)方向P側に引き寄せられる。
また、レンズホルダー14の+X側且つ+Y側の角部、及び−X側且つ−Y側の角部には、Z方向に延在して形成された可動側ガイド孔19Cが設けられている。また、フォーカス用ベース13のZ方向後方の+X側且つ+Y側、及び−X側且つ−Y側には、Z方向に延在するガイドピン18Bが設けられる。可動側ガイド孔19Cには、ガイドピン18Bが摺動可能に挿入され、方向Pを向いた吸引力が磁性板16に生じる。これにより、2個のガイドピン18Bと2個の可動側ガイド孔19Cの内壁とが、方向Pに向けて当接して、レンズホルダー14はフォーカス用ベース13によってZ軸方向へ移動可能に保持される。
このようにして可動側ガイド孔19Cとガイドピン18Bとにより、Z方向へ移動可能なスライド支持手段11としてのピンガイド機構11Bが構成される。
さらに、フォーカス用ベース13の+X側の側面には、サーチ磁界検出手段17としてのホール素子17E,17Fが取付けられている。
レンズホルダー14には、フォーカス用マグネット12よりも軽量な複数のフォーカス用コイル15が装着されるので、フォーカス動作するレンズホルダー14側が軽量化される。フォーカス用コイル15は、レンズホルダー14側の軽量化に加えて、大きな駆動力を得ることができ、効率の良い稼働が可能である。
フォーカス用コイル15には、フォーカス用電流及びサーチ磁界用電流が同時に通電される。
フォーカス用電流としては、単一パルス状のキック電流が印加される。フォーカス用コイル15の四辺を流れるフォーカス用電流は、ピンガイド機構11Bの滑り摩擦力を超える大きさであり、Z軸方向前向もしくはZ軸方向後向のローレンツ力を生じさせ、当該ローレンツ力によりレンズホルダー14をZ軸方向前方もしくはZ軸方向後方へ移動させる。また、レンズホルダー14は、キック電流の停止とともに移動を停止し、ピンガイド機構11Bの滑り摩擦力により停止位置が保持される。
また、サーチ磁界用電流は、フォーカス用電流と同時に通電される微弱な交流電流であり、フォーカス用コイル15から交流のサーチ磁界が発せられる。なお、サーチ磁界用電流は、サーチ磁界用電流に生じるローレンツ力がピンガイド機構11Bの滑り摩擦力を超えない大きさに設定され、サーチ磁界用電流による振動がレンズホルダー14に生じることを防止する。
各ホール素子17E,17Fは、図2に示される検出回路が接続されて、サーチ磁界を検出し、出力が差動され、位相検波されて、フォーカス用コイル15の移動量と移動方向とを正確に測定することができる。
これにより、検出回路は、例えば、+Z側に移動したときに移動距離に応じた大きさの正電圧を出力し、−Z側に移動したときに移動距離に応じた大きさの負電圧を出力することができるので、フォーカス用コイル15の移動量と移動方向とを正確に測定することができる。
その結果、自動焦点装置10は、軽量かつ大きな駆動力を有するフォーカス用コイル15がレンズホルダー14を効率よく移動させ、レンズを合焦位置に正確に位置決め制御するので、正確に合焦した画像の撮影が可能となる。また、自動焦点装置10は、移動後のレンズホルダー14をピンガイド機構11Bの滑り摩擦力により無通電の状態で所定のフォーカス位置に保持することができるので、低消費電力とすることができる。
さらに、自動焦点装置10は、ムービングコイル方式のフォーカス用電磁駆動手段24を採用しているので、フォーカス用マグネット12をムービングマグネット方式の揺動用電磁駆動手段と共用することができ、手振れ補正の機能を付加し易い装置とすることが可能である。
図6は、実施の形態2に係る自動焦点機能及び手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置20(以下、単に手振れ補正装置20と言う)を示す斜視図である。手振れ補正装置20は、上述した自動焦点装置10に手振れ補正の機能が付加された点で、実施の形態1の自動焦点装置10と異なる。
手振れ補正装置20のフォーカス用ベース13には、+Z側端面の角部において径方向に延長したフランジ部13aが設けられる。また、フォーカス用ベース13には、+X側の側面の+Z寄り及び−Z寄りに、X軸方向に巻回された検出コイル17C,17Dから構成されたサーチ磁界検出手段17が取り付けられる。そして、自動焦点装置10には、以下に説明するようにムービングマグネット方式の揺動用電磁駆動手段25が設けられる。
本実施形態の手振れ補正装置20は、自動焦点装置10をムービングコイル方式のフォーカス用電磁駆動手段24により稼働させ、手振れ補正装置20をムービングマグネット方式の揺動用電磁駆動手段25により稼働させることによって、フォーカス用マグネット12を共用した軽量かつ大きな駆動力を有するフォーカス用コイル15によりレンズホルダー14を効率よく移動させることができる。また手振れ補正装置20は、レンズを合焦位置に正確に位置決め制御した上で、像のブレが生じない画像の撮影が可能となる。さらに、手振れ補正装置20は、ベアリングガイド機構11Aの転がり摩擦力により、レンズホルダー14を無通電の状態で所定のフォーカス位置に保持することができる。
図6に示すように、手振れ補正装置20は、Z方向に延在する弾性支持手段としてのサスペンションワイヤ26の一端側がフォーカス用ベース13のフランジ部13aに接続され、サスペンションワイヤ26の他端側が自動焦点装置10のZ方向後方に配設された揺動用ベース27に接続されることによって、自動焦点装置10をX方向及びY方向に揺動可能に懸架支持する。
揺動用ベース27は、Z軸方向を向いた略四角板状をなし、中央部が円形に開口している。揺動用ベース27の+Z側の面には、Z方向に巻回され、+X側及び−X側の二辺の内側及び+Y側及び−Y側の二辺の内側に揺動用コイル28x及び揺動用コイル28yが装着される。揺動用コイル28x及び揺動用コイル28yは、図6においては図示されないフォーカス用マグネット12とZ方向に空隙を隔てて対向する。これにより、ムービングマグネット方式の揺動用電磁駆動手段25を備えた手振れ補正装置20が構成される。
すなわち、手振れ補正装置20は、自動焦点装置10をX方向及びY方向に揺動駆動可能な自動焦点機能及び手振れ補正機能を備える。
フォーカス用マグネット12は、図示しないフォーカス用コイル15と組み合わせられ、ムービングコイル方式のフォーカス用電磁駆動手段24が構成される。また、フォーカス用マグネット12は、揺動用コイル28x,28yと組み合わせられ、ムービングマグネット方式の揺動用電磁駆動手段25が構成される。よって、フォーカス用マグネット12は、フォーカス用と手振れ補正用との両方に使用される。
揺動用コイル28xには、手振れ補正用電流の通電に伴い、フォーカス用マグネット12による磁界に対してX方向のローレンツ力が生じる。また、揺動用コイル28yには、手振れ補正用電流の通電に伴い、フォーカス用マグネット12による磁界に対してY方向のローレンツ力が生じる。
その結果、フォーカス用マグネット12には、揺動用コイル28x及び揺動用コイル28y、揺動用コイル28yまたは揺動用コイル28yのいずれか一方に生じたローレンツ力に対する反力が生じるので、サスペンションワイヤ26に懸架された自動焦点装置10を手振れ補正駆動用コイル28x,28yに生じるローレンツ力と反対の方向に揺動させることができる。
揺動用位置センサー29xは、+X側または−X側のいずれか一方の揺動用コイル28xの内周側に配設され、揺動用ベース27に対して取り付けられる。揺動用位置センサー29yは、+Y側または−Y側のいずれか一方の揺動用コイル28yの内周側に配設され、揺動用ベース27に対して取付けられる。このようにして、自動焦点装置10は、揺動用位置センサー29x,29yによりX方向及びY方向への揺動の振幅及び速度を測定し、撮影の際に生じた手振れに対応した適切な振幅及び速度でレンズホルダー14を揺動する。
その結果、手振れ補正装置20は、軽量かつ大きな駆動力を有するフォーカス用コイル15によりレンズホルダー14を効率よく移動させ、レンズを合焦位置に正確に位置決め制御することができ、正確に合焦した画像の撮影が可能となる。また、自動焦点装置10は、移動後のレンズホルダー14をベアリングガイド機構11Aの転がり摩擦力により無通電の状態で所定のフォーカス位置に保持することができる。さらに、自動焦点装置10は、手振れに対応してレンズホルダー14をX方向及びY方向、X方向またはY方向のいずれかに揺動させ、被写体の像が結像された図示しないイメージセンサーに生じる画像のブレを効果的に軽減することができる。こうして、手振れ補正装置20は、正確に合焦され、ブレが生じることなく鮮明な画像を撮影することが可能となる。
なお、サーチ磁界検出手段17には、X軸方向に巻回された検出コイル17C,17Dに限らず、ホール素子17E,17Fを用いてもよい。また、サーチ磁界検出手段17には、フォーカス用ベース13の+Z側及び−Z側の両端にZ軸方向に巻回された検出コイル17A,17Bを用いてもよい。
また、手振れ補正機能が付加された自動焦点装置10のスライド支持手段11は、ベアリングガイド機構11Aに限らず、図7に示すようなピンガイド機構11Bを採用してもよい。
図7は、実施の形態2に係る自動焦点機能及び手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置20(以下、単に手振れ補正装置20と言う)の他の例を示す斜視図である。本例における手振れ補正装置20は、実施に形態1において説明した自動焦点装置10に手振れ補正の機能を付加したものである。
検出コイル17A,17Bは、四角枠状のコイルホルダー30の+Z側及び−Z側の両端に装着され、コイルホルダー30とともに揺動用ベース27に固定される。
本実施形態の手振れ補正装置20は、自動焦点装置10をムービングコイル方式のフォーカス用電磁駆動手段24により稼働させ、手振れ補正装置20をムービングマグネット方式の揺動用電磁駆動手段25により稼働させることにより、フォーカス用マグネット12を共用するものである。フォーカス用コイル15は、フォーカス用マグネット12の共用により、軽量かつ大きな駆動力を有し、レンズホルダー14を効率よく移動させる。よって、手振れ補正装置20は、レンズを合焦位置に正確に位置決め制御することができ、正確に合焦した画像の撮影が可能となる。また、手振れ補正装置20は、移動後のレンズホルダー14をピンガイド機構11Bの滑り摩擦力により無通電の状態で所定のフォーカス位置に保持することができる。
また、フォーカス用ベース13には、+Z側の端面の角部において径方向に延長したフランジ部13aが形成される。Z方向に延在するサスペンションワイヤ26は、一端側がフォーカス用ベース13のフランジ部13aに接続され、他端側が自動焦点装置10のZ方向後方に空隙を隔てて配設された揺動用ベース27に接続されて、自動焦点装置10をX方向及びY方向に揺動可能に懸架支持している。また、揺動用ベース27は、Z軸方向を向いた四角板状をなし、中央部が円形に開口している。さらに、揺動用ベース27の+Z側の面には、+X側及び−X側の二辺の内側と、+Y側及び−Y側の二辺の内側とに揺動用コイル28x及び揺動用コイル28yが装着される。揺動用コイル28x及び揺動用コイル28yは、Z方向に巻回されて、フォーカス用マグネット12とZ方向に空隙を隔てて対向する。
これにより、ムービングマグネット方式の揺動用電磁駆動手段25を備えた手振れ補正装置20が構成される。すなわち、レンズ駆動装置20は、自動焦点装置10をX方向及びY方向に揺動駆動可能な自動焦点機能及び手振れ補正機能を備える。
このようにして、フォーカス用マグネット12は、図示しないフォーカス用コイル15と組み合わされて、ムービングコイル方式のフォーカス用電磁駆動手段24が構成される。また、フォーカス用マグネット12は、揺動用コイル28x,28yと組み合わされて、ムービングマグネット方式の揺動用電磁駆動手段25が構成される。よって、フォーカス用マグネット12は、フォーカス用と手振れ補正用との両方によって使用される。
揺動用コイル28xには、手振れ補正用電流の通電に伴い、フォーカス用マグネット12による磁界に対してX方向のローレンツ力が生じる。また、揺動用コイル28yには、手振れ補正用電流の通電に伴い、フォーカス用マグネット12による磁界に対してY方向のローレンツ力が生じる。
その結果、フォーカス用マグネット12には、揺動用コイル28x及び揺動用コイル28y、揺動用コイル28xまたは揺動用コイル28yのいずれかによるローレンツ力に対する反力が生じる。これにより、サスペンションワイヤ26に懸架された自動焦点装置10を手振れ補正駆動用コイル28x,28yに生じるローレンツ力と反対の方向に揺動させることができる。
そして、揺動用位置センサー29xは、+X側または−X側のいずれか一方の揺動用コイル28xの内周側に配置されて、揺動用ベース27に取付けられる。また、揺動用位置センサー29yは、+Y側または−Y側のいずれか一方の揺動用コイル28yの内周側に配設されて、揺動用ベース27に取付けられる。このように、自動焦点装置10は、揺動用位置センサー29x,29yによりX方向及びY方向への揺動の振幅及び速度が測定され、撮影の際に生じた手振れに対応した適切な振幅及び速度で揺動する。
その結果、手振れ補正装置20は、軽量かつ大きな駆動力を有するフォーカス用コイル15によりレンズホルダー14を効率よく移動させ、レンズを合焦位置に正確に位置決め制御できるので、正確に合焦した画像の撮影が可能となる。また、手振れ補正装置20は、移動したレンズホルダー14をピンガイド機構11Bの滑り摩擦力により無通電の状態で所定のフォーカス位置に保持することができる。また、自動焦点装置10は、手振れに対応してX方向及びY方向、X方向またはY方向に揺動させて、被写体の像が結像された図示しないイメージセンサーに生じる画像のブレを効果的に軽減することができる。こうして、正確に合焦され、画像をブレなく鮮明に撮影することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に記載の範囲には限定されない。前記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者にも明らかである。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲から明らかである。
10 自動焦点機能を備えたレンズ駆動装置(自動焦点装置)、
11 スライド支持手段、11A ベアリングガイド機構、11B ピンガイド機構、
12 フォーカス用マグネット、13 フォーカス用ベース、14 レンズホルダー、
15 フォーカス用コイル、16 磁性板、17 サーチ磁界検出手段、
17A 検出コイル、17B 検出コイル、17C 検出コイル、
17D 検出コイル、17E ホール素子、17F ホール素子、
18A ベアリング球、18B ガイドピン、
19A 可動側ガイド溝、19B 固定側ガイド溝、19C 可動側ガイド孔、
20 自動焦点機能及び手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置(手振れ補正装置)、
22 差動回路、23 検波回路、24 フォーカス用電磁駆動手段、
25 揺動用電磁駆動手段、26 サスペンションワイヤ、27 揺動用ベース、
28x 揺動用コイル、28y 揺動用コイル、
29x 揺動用位置センサー、29y 揺動用位置センサー、30 コイルホルダー。

Claims (2)

  1. レンズを保持するレンズホルダーと、
    前記レンズホルダーの外側に設けられ、スライド支持手段を介して前記レンズホルダーを前記レンズの光軸方向に移動可能に支持するフォーカス用ベースと、
    前記レンズホルダーの外周面に装着され、前記レンズホルダーを光軸方向に移動させるフォーカス用電流、及び磁界を発生させるサーチ磁界用電流が通電されるフォーカス用コイルと、
    前記フォーカス用ベースに装着されて、前記フォーカス用コイルと前記光軸に直角な方向に空隙を隔てて対向するフォーカス用マグネットと、
    前記フォーカス用ベースに装着され、前記磁界を検出するサーチ磁界検出手段と、
    を備えたことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. レンズを保持するレンズホルダーと、
    前記レンズホルダーの外側に設けられ、スライド支持手段を介して前記レンズホルダーを前記レンズの光軸方向に移動可能に支持するフォーカス用ベースと、
    前記レンズホルダーの外周面に装着され、前記レンズホルダーを光軸方向に移動させるフォーカス用電流、及び磁界を発生させるサーチ磁界用電流が通電されるフォーカス用コイルと、
    前記フォーカス用ベースに装着されて、前記フォーカス用コイルと前記光軸に直角な方向に空隙を隔てて対向するフォーカス用マグネットと、
    前記フォーカス用ベースの外側に設けられて、前記フォーカス用ベースを弾性支持手段により前記光軸と直角な方向に揺動可能に支持する揺動用ベースと、
    前記揺動用ベースに装着されて、前記フォーカス用マグネットの側面と前記光軸方向に空隙を隔てて対向する揺動用コイルと、
    前記フォーカス用ベースまたは揺動用ベースに装着され、前記磁界を検出するサーチ磁界検出手段と、
    を備えたことを特徴とするレンズ駆動装置。
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