JP2015141157A - 車両傾斜角度計測装置及び光軸制御信号生成装置 - Google Patents

車両傾斜角度計測装置及び光軸制御信号生成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車両停止中の車両傾斜角度を精度よく算出することのできる車両傾斜角度計測装置を得る。
【解決手段】第1の加速度計測部100は、重力加速度と、車両加減速中の路面平行方向の加速度の合成ベクトル値である合成加速度を計測する。第2の加速度計測部200は、車両加減速中の路面平行方向の加速度を計測する。傾斜角度計測部400は、車両走行中に車両加減速時の加速度と重力加速度とを用いて車両位置の路面勾配角度を算出すると共に、車両停止中に計測した重力加速度を用いて、傾斜角度を演算する。制御信号生成部600は、路面安定度判定部500から安定判定信号が出力されている場合、傾斜角度と路面勾配角度から車両傾斜角度を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の傾斜角度を検出する車両傾斜角度計測装置およびこれを用いて前照灯の光軸制御信号を生成する光軸制御信号生成装置に関するものである。
従来、車両の傾斜角度を検出する装置として、車両の前後方向と左右方向と上下方向それぞれに計測軸をもつ3軸加速度センサと信号処理部とで構成する装置があった(例えば特許文献1参照)。この装置は、車両走行中の車両進行方向の加速度と重力加速度から計測されるセンサ出力より、車両傾斜角度と路面勾配角度を算出する。
特開2008−185418号公報
上記特許文献1に記載されたような従来の装置では、車両走行中で加減速時に車両傾斜角度と路面勾配角度を算出する。しかしながら、加減速中は車両がノーズダイブもしくはスクワットするため、加減速中の車両傾斜角度は停止中の車両傾斜角度から偏位する。しかも、積載重量や路面勾配角度によりその挙動は常に一定とはならない。よって、車両停止中の車両傾斜角度と路面勾配角度を精度良く算出することができないという問題があった。また、精度よく算出されていない車両傾斜角度に基づいて前照灯の光軸制御を行うと最適制御とはならないという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、車両停止中の車両傾斜角度を精度よく算出することのできる車両傾斜角度計測装置を得ると共に、これを用いて光軸を最適制御することのできる光軸制御信号生成装置を得ることを目的とする。
この発明に係る車両傾斜角度計測装置は、車両の前後方向の加速度と車両の上下方向の加速度と車両進行方向である路面と平行方向の加速度とを計測する加速度計測部と、車両走行中に加速度計測部で計測した車両加減速時の加速度と重力加速度とを用いて車両位置の路面勾配角度を算出すると共に、車両停止中に加速度計測部で計測した重力加速度を用いて、車両の前後方向の傾斜角度である車両傾斜角度と路面勾配角度の情報をもつ傾斜角度を演算する傾斜角度計測部と、傾斜角度と路面勾配角度から、車両傾斜角度を算出する制御信号生成部とを備えたものである。
この発明の車両傾斜角度計測装置は、車両走行中に車両加減速時の加速度と重力加速度とを用いて車両位置の路面勾配角度を算出すると共に、車両停止中に重力加速度を用いて、車両傾斜角度と路面勾配角度の情報をもつ傾斜角度を演算し、傾斜角度と路面勾配角度から車両傾斜角度を算出するようにしたので、車両停止中の車両傾斜角度を精度よく算出することができる。
この発明の実施の形態1による車両傾斜角度計測装置及び光軸制御信号生成装置を示す構成図である。 車両停止中に計測する加速度の説明図である。 車両走行中に計測する加速度の説明図である。 この発明の実施の形態1に係る安定した路面の説明図である。 この発明の実施の形態1に係る不安定な路面の説明図である。 この発明の実施の形態1に係る不安定な路面の他の例の説明図である。 この発明の実施の形態2による車両傾斜角度計測装置及び光軸制御信号生成装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2に係る安定した路面の説明図である。 この発明の実施の形態2に係る不安定な路面の説明図である。 この発明の実施の形態2に係る不安定な路面の他の例の説明図である。 この発明の実施の形態3による車両傾斜角度計測装置及び光軸制御信号生成装置の要部を示す構成図である。 この発明の実施の形態4による車両傾斜角度計測装置及び光軸制御信号生成装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態4による車両傾斜角度計測装置及び光軸制御信号生成装置の車両走行中に計測する加速度の説明図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による車両傾斜角度計測装置及び光軸制御信号生成装置を示す構成図である。
図1に示す装置は、第1の加速度計測部100、第2の加速度計測部200、車両停止判定部300、傾斜角度計測部400、路面安定度判定部500、制御信号生成部600を備える。
第1の加速度計測部100は、車両の車体に取り付けられた加速度計測部であり、重力加速度と、車両加減速中の路面平行方向の加速度の合成ベクトル値である合成加速度を計測し、傾斜角度計測部400に出力する。第2の加速度計測部200は、車両のシャーシに取り付けられた加速度計測部であり、車両加減速中の路面平行方向の加速度を計測し、車両加速度として傾斜角度計測部400に出力する。
車両停止判定部300は、車両停止と判定したときに停止判定信号を、また、車両走行と判定したときに走行判定信号を路面安定度判定部500と制御信号生成部600に出力する。傾斜角度計測部400は、第1の加速度計測部100で計測した合成加速度より、車両傾斜角度θ1と路面勾配角度θ2を含む傾斜角度θ3を計測し、制御信号生成部600へ出力する。また、傾斜角度計測部400は、第1の加速度計測部100で計測した合成加速度と、第2の加速度計測部200で計測した車両加速度から、路面勾配角度θ2を計測し、制御信号生成部600へ出力する。路面安定度判定部500は、車両発進から所定の距離を走行した区間における路面勾配角度の分散値が所定の値以下であるとき路面勾配角度が一定であると判定して、これを示す安定判定信号を制御信号生成部600へ出力する。
制御信号生成部600は、車両停止判定部300から車両停止信号が入力されている間は、傾斜角度計測部400で計測した傾斜角度θ3を記憶する。また、車両停止判定部300から走行判定信号が入力されると、発進直前の傾斜角度θ3を保持し、路面安定度判定部500から安定判定信号が入力されると保持した合計角度θ3から路面勾配角度θ2を用いて次式より車両停止中の車両傾斜角度である車両傾斜角度θ1を算出する。さらに車両傾斜角度θ1に基づいて光軸制御角度θ4を出力する。
θ1=θ3−θ2 (1)
θ4=f(θ1−θ0) (2)
ここで、θ0は、予め設定した光軸角度基準となる車両傾斜角度である。fは関数であり、Δθ10=θ1−θ0だけ偏位した車両傾斜角度をキャンセルするように光軸を制御する光軸角度を算出する。例えば、関数fは、車両傾斜角度がΔθ10だけ偏位した際には、光軸角度を−Δθ10だけ偏位させる。
次に、各部の詳細について説明する。
第1の加速度計測部100は、車両の前後方向と左右方向と上下方向に測定軸を持った2軸加速度センサ101で構成する。この2軸加速度センサ101としては、一体に構成された半導体式センサを用いる。また、第2の加速度計測部200は、車輪の回転数から車両の速度を計測する速度センサ201で構成する。傾斜角度計測部400は、傾斜角度を演算する傾斜角度演算部401と路面勾配角度を演算する路面勾配角度演算部402とで構成する。路面安定度判定部500は、走行距離演算部501と分散演算部502とスリップ判定部503と車両振動演算部504と路面安定度判定部505とで構成する。
路面安定度判定部500における走行距離演算部501は、走行距離Lを演算する処理部である。分散演算部502は、路面勾配角度θ2の一定時間における分散値を演算する処理部である。スリップ判定部503は、第1の加速度計測部100と第2の加速度計測部200からの出力に基づきスリップの有無を判定する処理部である。車両振動演算部504は、所定時間の2軸加速度センサ101のGzの分散値を演算することで路面の凹凸の有無を判定する処理部である。また、安定度判定部505は、これら走行距離演算部501〜車両振動演算部504からの出力に基づいて路面勾配角度が安定しているか否かを判定する処理部である。
制御信号生成部600は、制御角度演算部601と制御信号演算部602で構成する。制御角度演算部601は、路面安定度判定部500から出力される安定判定信号と傾斜角度計測部400から出力される傾斜角度θ3及び路面勾配角度θ2と車両停止判定部300から出力される車両停止信号に基づいて車両傾斜角度θ1を算出する処理部である。また、制御信号演算部602は、制御角度演算部601で算出された車両傾斜角度θ1に基づいて光軸制御用の信号を生成する処理部である。
図2及び図3は、2軸加速度センサ101と速度センサ201が計測する加速度の測定方位の説明図である。車両はローリングしていない状況について説明する。車両傾斜角度をθ1、路面勾配角度をθ2、傾斜角度をθ3、重力加速度をg、車両進行方向の加速度で路面平行方向の加速度をaとおく。
2軸加速度センサ101は、車両の前後方向加速度Gx、車両の上下方向加速度Gzの2軸に計測方位を持つ。ここで、車両の前後方向と左右方向は、荷物の積載や、人員の乗降による車両傾斜角度偏位に伴い方向が偏位する。
速度センサ201は、車両速度vを計測し、時間微分して加速度aを算出する。算出した加速度aの方位は、車両の進行方向、路面平行方向の加速度である。車両が傾斜する場合は、車両前後方向と車両進行方向(路面と平行方向)には角度差が生じる。この角度差が車両傾斜角度θ1である。
車両停止中は、図2のように、車両傾斜角度θ1と路面勾配角度θ2と傾斜角度θ3と2軸加速度センサ101の出力には次式が成立する。
Gx=−g×sin(θ1+θ2)=−g×sin(θ3) (3)
Gz=g×cos(θ1+θ2)=g×cos(θ3) (4)
車両走行中は、図3のように、車両傾斜角度θ1と路面勾配角度θ2と傾斜角度θ3と2軸加速度センサ出力と車両加速度aには次式が成立する。
Gx=−g×sin(θ1+θ2)+a×cos(θ1)
=−g×sin(θ3)+a×cos(θ1) (5)
Gz=g×cos(θ1+θ2)+a×sin(θ1)
=g×cos(θ3)+a×sin(θ1) (6)
車両取付けの差異に生じる取付角度誤差は、予め計測し回転行列を乗算するなどして補正する。
第1の加速度計測部100である2軸加速度センサ101は車両の前後方向加速度Gx、車両の上下方向加速度Gzを計測して傾斜角度計測部400及び路面安定度判定部500へ出力する。第2の加速度計測部200内の速度センサ201は、車両速度vを計測し車両速度v及び時間微分して得られた加速度aを傾斜角度計測部400及び路面安定度判定部500へ出力する。
車両停止判定部300は、車両速度vが予め設定した閾値以下のときに車両停止と判定し、停止判定信号を制御信号生成部600へ出力する。それ以外は、走行判定信号を出力する。例えば、車両速度v=ゼロのとき、停止と判定し、車両速度v>ゼロのとき走行と判定する。
傾斜角度計測部400内の傾斜角度演算部401は、2軸加速度センサ101の出力値GxとGzおよび重力加速度gを用いて下式(7)より車両傾斜角度θ1と路面勾配角度θ2の傾斜角度θ3を算出し、制御信号生成部600内の制御角度演算部601へ出力する。
θ3=(θ1+θ2)=tan-1(Gx/Gz) (7)
式(7)は式(3)と式(4)より導出される。
傾斜角度計測部400内の路面勾配角度演算部402は、2軸加速度センサ101の出力値GxとGzと重力加速度gと車両加速度aから下式(8)より路面勾配角度θ2を算出し、制御信号生成部600内の制御角度演算部601へ出力する。
θ2=sin―1((−Gx2−Gz2+a2+g2)/(2×a×g)) (8)
式(8)は式(5)と式(6)の連立方程式より導出される。
図4〜図6は、路面安定度判定部500が判定する路面の安定度に関する説明図である。路面安定度判定部500は、車両停止位置から所定の区間における路面勾配角度が一定か否かを判定する。図4のように停止位置から所定の区間において路面勾配角度が一定である状況を安定、図5のように停止位置から所定の区間において路面勾配角度が変化する状況を不安定とする。さらに、図6のように、路面表面が平滑でなく凸凹がある路面で、平均的な路面傾斜角度θ2が一定である場合も不安定とする。
路面安定度判定部500内の走行距離演算部501は、速度センサ201で計測した車両速度vを用いて車両走行開始時を常に0mとして走行距離Lを算出し安定度判定部505へ出力する。具体的には、走行距離Lは高々数mのオーダである。路面勾配角度分散演算部502は、路面勾配角度演算部402で演算した路面勾配角度θ2の一定時間における分散値を演算し、分散値VAR_θ2を安定度判定部505へ出力する。具体的には、閾値として0.01がある。スリップ判定部503は、2軸加速度センサ101で計測した加速度Gxの時間微分値と速度センサ201で計測した加速度aの時間微分値の差分を比較し所定の閾値以内の場合スリップ無と判定し判定信号を安定度判定部505へ出力する。車両振動演算部504は、所定時間の2軸加速度センサ101のGzの分散値を演算し、Gz分散値を安定度判定部505へ出力する。安定度判定部505は、走行距離Lが所定の閾値以下であること、路面勾配角度分散値VAR_θ2が所定の閾値以下、スリップ無判定信号が入力されている、Gz分散値が所定の閾値以下のとき路面勾配角度が安定していると判定し安定判定信号を制御信号生成部600へ出力する。
制御信号生成部600の制御角度演算部601は、車両停止信号が入力されたときに傾斜角度演算部401から出力されるθ3を記憶し、車両停止信号の入力が停まると最新の傾斜角度θ3を保持する。一方、制御角度演算部601は、車両走行信号が入力されたとき路面勾配角度演算部402から出力される路面勾配角度θ2を記憶し、安定判定信号が入力されると、保持した傾斜角度θ3と路面勾配角度θ2より車両傾斜角度θ1を下式(9)より算出する。
θ1=θ3―θ2 (9)
車両停止位置から路面勾配角度が変化していないことを判定しているので、傾斜角度θ3から路面勾配角度θ2を減算することにより車両停止中の車両傾斜角度θ1を直接計測可能である。
車両傾斜角度θ1と予め設定した基準角度θ0から光軸制御角度の補正量Δθ10は、
Δθ10=θ1−θ0 (10)
と求まる。
制御信号演算部602は、算出した補正量Δθ10に基づいて光軸制御角度θ4を生成し出力する。
θ4=f(Δθ10) (11)
ここで、fは車両傾斜角度から光軸角度を決定するための関数である。
これにより、図示しない光軸制御装置が前照灯の光軸制御を行うが、この動作は公知であるので、ここでの説明は省略する。
このように、実施の形態1では、車両発進直前の傾斜角度を計測し、さらに車両発進直後に路面勾配角度を算出するので、傾斜角度から路面勾配角度を減算することで車両停止中の車両傾斜角度を高精度に算出することができる。また、精度よく算出した車両傾斜角度を用いて光軸を最適制御することができる。
以上説明したように、実施の形態1の車両傾斜角度計測装置によれば、車両の前後方向の加速度と車両の上下方向の加速度と車両進行方向である路面と平行方向の加速度とを計測する加速度計測部と、車両走行中に加速度計測部で計測した車両加減速時の加速度と重力加速度とを用いて車両位置の路面勾配角度を算出すると共に、車両停止中に加速度計測部で計測した重力加速度を用いて、車両の前後方向の傾斜角度である車両傾斜角度と路面勾配角度の情報をもつ傾斜角度を演算する傾斜角度計測部と、傾斜角度と路面勾配角度から、車両傾斜角度を算出する制御信号生成部とを備えたので、車両停止中の車両傾斜角度を精度よく算出することができる。また、車両停止中に人の乗降や荷物の積載などによって車両傾斜角度が変化しても、計測した傾斜角度から計測した路面勾配角度を減算することで、車両停止中の車両傾斜角度を精度よく算出することができる。
また、実施の形態1の車両傾斜角度計測装置によれば、制御信号生成部は、車両の発進直前に計測した傾斜角度と、車両の発進直後に計測した路面勾配角度を用いて、車両傾斜角度を算出するようにしたので、車両停止中の車両傾斜角度を精度よく算出することができる。
また、実施の形態1の車両傾斜角度計測装置によれば、車両停止位置から車両発進直後までの路面勾配が安定しているかを判定する路面安定度判定部を備え、制御信号生成部は、路面安定度判定部が安定していると判定した場合に車両傾斜角度の算出を行うようにしたので、車両停止中の車両傾斜角度をさらに精度よく算出することができる。
また、実施の形態1の車両傾斜角度計測装置によれば、路面安定度判定部は、停止位置から所定の距離を移動する際に計測した路面勾配角度の変動幅が設定範囲内であるか否かで判定するようにしたので、路面勾配が安定しているか否かを精度よく判定することができる。
また、実施の形態1の車両傾斜角度計測装置によれば、加速度計測部は、路面と平行方向の加速度を、車両の車速を微分して算出するようにしたので、車両の加速度を精度よく求めることができる。
また、実施の形態1の車両傾斜角度計測装置によれば、加速度計測部は、車両の前後方向の加速度と車両の上下方向の加速度とを計測する加速度センサとして、一体に構成された半導体式センサを用いるようにしたので、加速度計測部として小型化と低コスト化を図ることができる。
また、実施の形態1の光軸制御信号生成装置によれば、制御信号生成部は、車両傾斜角度を用いて車両の前照灯の光軸を制御するための光軸制御信号を生成するようにしたので、光軸を最適制御することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、車両が停止して発進加速する場合に車両傾斜角度を算出する方法について説明した。一方、実施の形態2では、車両が減速して停止する場合に車両傾斜角度を算出する方法について説明する。光軸制御用の制御信号を生成する光軸制御信号生成装置の別形態である。
図7は、実施の形態2の車両傾斜角度計測装置及び光軸制御信号生成装置を示す構成図である。
図7に示す装置は、第1の加速度計測部100、第2の加速度計測部200、車両停止判定部300、傾斜角度計測部400、路面安定度判定部700、制御信号生成部800を備える。ここで、第1の加速度計測部100〜傾斜角度計測部400については、図1に示した実施の形態1の構成と同様であるため、ここでの説明は省略する。
路面安定度判定部700は、車両減速から停止までの所定の距離における路面勾配角度の分散値が所定の値以下であるとき路面勾配角度が一定であると判定する安定判定信号を制御信号生成部800へ出力する。
制御信号生成手段800は、走行信号が入力され、安定判定信号が入力されると、路面勾配角度演算部402で算出した路面勾配角度θ2を保持し記憶する。また、車両停止信号が入力されている間は、路面勾配角度θ2を保持し続け、傾斜角度計測部400で計測した傾斜角度θ3が入力されると、θ2とθ3より下式(12)で車両停止中の車両傾斜角度を算出する。
θ1=θ3−θ2 (12)
車両傾斜角度θ1に基づいて光軸制御角度θ4を出力する。
θ4=f(θ1−θ0) (13)
ここで、θ0は、予め設定した光軸角度基準となる車両傾斜角度である。fは関数であり、Δθ10=θ1−θ0だけ偏位した車両傾斜角度をキャンセルするように光軸を制御する光軸角度を算出する。
制御信号生成部800は、車両停止判定部300より車両停止信号が入力されている間は、車両傾斜角度θ1を演算し続け、再び車両走行信号が入力されると車両傾斜角度θ1を記憶保持する。これは、車両停止中に乗員の乗降や荷物の積載によって、車両傾斜角度が偏位して光軸が偏位しても、偏位を打ち消すように、光軸制御を常時実施することを示している。
次に、各部の詳細について実施の形態1とは異なる部分について重点的に説明する。
路面安定度判定部700は、走行距離演算部701と分散演算部702とスリップ判定部703と車両振動演算部704と安定度判定部705とを備える。走行距離演算部701は、停止直前の走行距離Lを演算し、この走行距離Lに要した時間を出力する処理部である。分散演算部702は、路面勾配角度θ2の走行距離Lに要した時間における分散値を演算する処理部である。スリップ判定部703は、第1の加速度計測部100と第2の加速度計測部200からの出力に基づきスリップの有無を判定する処理部である。車両振動演算部704は、走行距離Lに要した時間における2軸加速度センサ101のGzの分散値を演算することで路面の凹凸の有無を判定する処理部である。また、安定度判定部705は、これら走行距離演算部701〜車両振動演算部704からの出力に基づいて路面勾配角度が安定しているか否かを判定する処理部である。
また、制御信号生成部800は、制御角度演算部801と制御信号演算部802を備える。制御角度演算部801は、基本的な機能は実施の形態1の制御角度演算部601と同様であるが、車両走行中から車両停止時に至るまでの期間に車両傾斜角度を演算する点が異なっている。制御信号演算部802は、実施の形態1の制御信号演算部602と同様に、制御角度演算部801で算出された車両傾斜角度θ1に基づいて光軸制御用の信号を生成する処理部である。
図8〜図10は、路面安定度判定部700が判定する路面の安定度に関する説明図である。路面安定度判定部700は、車両減速中から停止までの所定区間における路面勾配角度が一定であるか否かを判定する。停止する最後の高々数mの区間のオーダである。図8のように、停止位置の数m手前から停止位置までの路面勾配角度が一定である状況を安定と判定する。図9のように、停止直前に路面勾配角度が変化する状況を不安定とする。さらに、図10のように、路面表面が平滑でなく凸凹がある路面で、平均的な路面傾斜角度θ2が一定である場合も不安定とする。
路面安定度判定部700内の走行距離演算部701は、車両停止判定部300から走行信号が入力されると、速度センサ201で計測した車両速度vを用いて予め設定した過去距離Lを走行するのに要した時間t1〜t2を算出し、分散演算部702、スリップ判定部703及び車両振動演算部704へ出力する。具体的には、走行距離Lは高々数mのオーダである。
分散演算部702は、入力されたt1〜t2における路面勾配角度演算部402で演算した路面勾配角度θ2の一定時間における分散値を演算し、分散値VAR_θ2を安定度判定部705へ出力する。具体的には、閾値として0.01がある。スリップ判定部703は、2軸加速度センサ101で計測した加速度Gxの時間微分値と速度センサ201で計測した加速度aの時間微分値の差分を比較し所定の閾値以内の場合スリップ無と判定し判定信号を安定度判定部705へ出力する。車両振動演算部704は、入力されたt1〜t2における2軸加速度センサ101のGzの分散値を演算し、Gz分散値を安定度判定部705へ出力する。安定度判定部705は、路面勾配角度分散値VAR_θ2が所定の閾値以下、スリップ無判定信号が入力されている、Gz分散値が所定の閾値以下のとき路面勾配角度が安定していると判定し安定判定信号を制御信号生成部800へ出力する。
制御信号生成部800内の制御角度演算部801は、車両走行信号から車両停止信号に入力が変化する直前に安定判定信号が入力されていると、路面勾配角度演算部402から出力される路面勾配角度θ2を記憶する。車両停止信号入力中は、記憶した路面勾配角度θ2と、傾斜角度演算部401で演算された傾斜角度θ3より下式(14)から、車両傾斜角度θ1を算出する。
θ1=θ3―θ2 (14)
車両停止位置の路面勾配角度を予め計測し、傾斜角度θ3から路面勾配角度θ2を減算することで車両停止中の車両傾斜角度θ1を直接計測可能である。車両停止中の、乗員の乗降および荷物の積載による車両傾斜角度θ1が変動しても、路面勾配角度を予め計測しているので式(14)より車両傾斜角度を直接、演算により算出する。
車両傾斜角度θ1と予め設定した基準角度θ0から光軸制御角度の補正量Δθ10は、
Δθ10=θ1−θ0 (15)
と求まる。
制御信号演算部802は、算出した補正量Δθ10に基づいて光軸制御角度θ4を生成し出力する。
θ4=f(Δθ10) (16)
ここで、fは車両傾斜角度から光軸角度を決定するための関数である。
このように実施の形態2によれば、車両停止直前に、路面勾配角度を計測し、車両停止中に計測する傾斜角度から予め計測した路面勾配角度を減算することで、車両停止中の車両傾斜角度を精度よく算出することができる。さらに、車両停止中に、人の乗降や荷物の積載などによって車両傾斜角度が変化しても、計測した傾斜角度から計測した路面勾配角度を減算することで、車両停止中の車両傾斜角度を精度よく算出することができる。また、精度よく算出した車両傾斜角度から、光軸を最適制御することができる。
以上説明したように、実施の形態2の車両傾斜角度計測装置によれば、制御信号生成部は、車両停止直前に計測した路面勾配角度を用いて車両傾斜角度を算出するようにしたので、車両停止中の車両傾斜角度を精度よく算出することができる。
また、実施の形態2の車両傾斜角度計測装置によれば、車両停止直前から停止位置までの路面勾配が安定しているかを判定する路面安定度判定部を備え、制御信号生成部は、路面安定度判定部が安定していると判定した場合に車両傾斜角度の算出を行うようにしたので、車両停止中の車両傾斜角度をさらに精度よく算出することができる。
また、実施の形態2の車両傾斜角度計測装置によれば、路面安定度判定部は、停止する直前の所定の距離を移動した際に計測した路面勾配角度の変動幅が設定範囲内であるか否かで判定するようにしたので、路面勾配が安定しているか否かを精度よく判定することができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、実施の形態1の制御信号生成部600と実施の形態2の制御信号生成部800の出力のうちいずれかを選択して制御信号を出力するようにした例である。
図11は、実施の形態3の光軸制御信号生成装置の要部を示す構成図である。図示のように、実施の形態3では、実施の形態1の制御信号生成部(1)600と実施の形態2の制御信号生成部(2)800の制御信号を入力し、いずれかの制御信号を選択して出力する制御信号選択部900を備える。なお、ここで制御信号としては、車両傾斜角度θ1を示す信号か光軸制御角度θ4を示す信号のうちいずれか一方または両方である。制御信号選択部900は、制御信号生成部(1)600と制御信号生成部(2)800の両者の入力信号の最新の制御信号を採用し、出力する。
このように実施の形態3では、車両停止直前および発進直後の路面勾配角度を計測し、車両停止中の傾斜角度から路面勾配角度を減算することで車両停止中の車両傾斜角度を精度よく算出することができる。さらに、車両停止中に、人の乗降や荷物の積載などによって車両傾斜角度が変化しても、計測した傾斜角度から計測した路面勾配角度を減算することで、車両停止中の車両傾斜角度を精度よく算出することができる。精度よく算出した車両傾斜角度から、光軸を最適制御できる。
以上説明したように、実施の形態3の車両傾斜角度計測装置によれば、車両停止直前に計測した路面勾配角度を用いて算出した車両傾斜角度と、車両の発進直前に計測した傾斜角度と車両の発進直後に計測した路面勾配角度を用いて算出した車両傾斜角度のうち、いずれかの車両傾斜角度を選択する制御信号選択部を備えたので、車両の状態等に応じて車両停止中の車両傾斜角度を精度よく算出することができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、第2の加速度計測部200において、車速を計測するのに車輪回転に基づく速度センサ201を用いた。速度センサ201は、車輪の空転滑走時に算出した加速度に誤差が発生するという問題がある。実施の形態1、2では、路面安定度判定部500(700)にてスリップ判定部503(703)により車輪の空転滑走発生時に路面不安定として、制御信号演算部602(802)で車両傾斜角度を演算しないことで測定誤差が発生する問題を解決している。これによって、測定誤差は生じないが、制御信号演算部602(802)で車両傾斜角度を計測する頻度が低下するという問題がある。実施の形態4では、この問題を解決する例である。
図12は、実施の形態4の車両傾斜角度計測装置及び光軸制御信号生成装置を示す構成図である。実施の形態1の構成を元に、第2の加速度計測部200aとして、車速を計測するための速度センサ201の代わりに非接触速度センサ1001を用いる。また、路面安定度判定部500aでは、実施の形態1におけるスリップ判定部503を削除し安定度判定部505aは、走行距離演算部501、分散演算部502及び車両振動演算部504の出力に基づいて路面勾配角度が安定しているか否かを判定するよう構成されている。その他の構成は図1に示した実施の形態1の構成と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
非接触速度センサ1001としては、例えば、ミリ波レーダを用いる。このミリ波レーダは、送信したミリ波の周波数が路面に反射して戻ってきた際にドップラ効果により周波数が速度に比例してシフトする。そのシフト量を計測し速度を算出するものである。非接触計測しているので、車輪の空転滑走に関係なく車両加速度aを精度よく計測することが可能となる。
図13は、車両走行中に計測する加速度の説明図である。第2の加速度計測部200aとして非接触速度センサ1001を用いているため、車両加速度aを精度よく計測できるため、車輪の空転滑走の有無を考慮する必要が無い。このため、路面安定度判定部500aとして実施の形態1のスリップ判定部503が排除できる。安定度判定部505aは、走行距離Lが所定の閾値以下であること、路面勾配角度分散値VAR_θ2が所定の閾値以下、Gz分散値が所定の閾値以下のとき路面勾配角度が安定していると判定し安定判定信号を制御信号生成部600へ出力する。
なお、上記例では非接触速度センサ1001を実施の形態1に適用した場合について説明したが、実施の形態2の構成に対して適用してもよい。
以上説明したように、実施の形態4の車両傾斜角度計測装置及び光軸制御信号生成装置によれば、加速度計測部は、車両の前後方向の加速度を求めるための車速を計測するセンサとして非接触速度センサを用いるようにしたので、車輪の空転滑走が発生しても車両加速度を精度良く計測でき、車両傾斜角度を演算できる頻度を向上させることができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
100 第1の加速度計測部、101 2軸加速度センサ、200,200a 第2の加速度計測部、201 速度センサ、300 車両停止判定部、400 傾斜角度計測部、401 傾斜角度演算部、402 路面勾配角度演算部、500,500a,700 路面安定度判定部、501,701 走行距離演算部、502,702 分散演算部、503,703 スリップ判定部、504,704 車両振動演算部、505,505a,705 安定度判定部、600,800 制御信号生成部、601,801 制御角度演算部、602,802 制御信号演算部、900 制御信号選択部、1001 非接触速度センサ。

Claims (12)

  1. 車両の前後方向の加速度と当該車両の上下方向の加速度と車両進行方向である路面と平行方向の加速度とを計測する加速度計測部と、
    車両走行中に前記加速度計測部で計測した車両加減速時の加速度と重力加速度とを用いて車両位置の路面勾配角度を算出すると共に、車両停止中に前記加速度計測部で計測した重力加速度を用いて、前記車両の前後方向の傾斜角度である車両傾斜角度と前記路面勾配角度の情報をもつ傾斜角度を演算する傾斜角度計測部と、
    前記傾斜角度と前記路面勾配角度から、前記車両傾斜角度を算出する制御信号生成部とを備えたことを特徴とする車両傾斜角度計測装置。
  2. 前記制御信号生成部は、車両停止直前に計測した路面勾配角度を用いて車両傾斜角度を算出することを特徴とする請求項1記載の車両傾斜角度計測装置。
  3. 車両停止直前から停止位置までの路面勾配が安定しているかを判定する路面安定度判定部を備え、
    前記制御信号生成部は、前記路面安定度判定部が安定していると判定した場合に前記車両傾斜角度の算出を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両傾斜角度計測装置。
  4. 路面安定度判定部は、停止する直前の所定の距離を移動した際に計測した路面勾配角度の変動幅が設定範囲内であるか否かで判定することを特徴とする請求項3記載の車両傾斜角度計測装置。
  5. 前記制御信号生成部は、車両の発進直前に計測した傾斜角度と、当該車両の発進直後に計測した路面勾配角度を用いて、前記車両傾斜角度を算出することを特徴とする請求項1記載の車両傾斜角度計測装置。
  6. 車両停止位置から車両発進直後までの路面勾配が安定しているかを判定する路面安定度判定部を備え、
    前記制御信号生成部は、前記路面安定度判定部が安定していると判定した場合に前記車両傾斜角度の算出を行うことを特徴とする請求項1または請求項5記載の車両傾斜角度計測装置。
  7. 路面安定度判定部は、停止位置から所定の距離を移動する際に計測した路面勾配角度の変動幅が設定範囲内であるか否かで判定することを特徴とする請求項6記載の車両傾斜角度計測装置。
  8. 前記加速度計測部は、前記路面と平行方向の加速度を、前記車両の車速を微分して算出することを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の車両傾斜角度計測装置。
  9. 前記加速度計測部は、車両の前後方向の加速度と車両の上下方向の加速度とを計測する加速度センサとして、一体に構成された半導体式センサを用いることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の車両傾斜角度計測装置。
  10. 前記加速度計測部は、前記車両の前後方向の加速度を求めるための車速を計測するセンサとして非接触速度センサを用いることを特徴とする請求項1から請求項9のうちのいずれか1項記載の車両傾斜角度計測装置。
  11. 請求項1から請求項10のうちのいずれか1項記載の車両傾斜角度計測装置を用い、
    前記制御信号生成部は、前記車両傾斜角度を用いて車両の前照灯の光軸を制御するための光軸制御信号を生成することを特徴とする光軸制御信号生成装置。
  12. 車両停止直前に計測した路面勾配角度を用いて算出した車両傾斜角度と、車両の発進直前に計測した傾斜角度と当該車両の発進直後に計測した路面勾配角度を用いて算出した車両傾斜角度のうち、いずれかの車両傾斜角度を選択する制御信号選択部を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両傾斜角度計測装置。
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