JP2009064190A - 多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法およびその装置 - Google Patents
多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法およびその装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009064190A JP2009064190A JP2007230705A JP2007230705A JP2009064190A JP 2009064190 A JP2009064190 A JP 2009064190A JP 2007230705 A JP2007230705 A JP 2007230705A JP 2007230705 A JP2007230705 A JP 2007230705A JP 2009064190 A JP2009064190 A JP 2009064190A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving body
- axis moving
- torque
- control parameter
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 62
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims abstract description 85
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
【解決手段】重量不明の搭載物Wを多軸移動体1の上に重心位置がずれた状態で置き、一定速度に到達するまで多軸移動体1を直線に走行させたときに発生する各駆動装置3a〜3cのトルクを検出し、検出した各トルクから各駆動装置3a〜3cのトルク比を求め、このトルク比から重心位置のずれた距離を推定し、推定した距離を制御パラメータとして演算するようにした。
【選択図】図3
Description
従来の移動体による荷物の重量測定方法として圧力センサや重量計測器上に荷物を搭載した状態の移動体を載せて重量を計測し、それを駆動輪の制御パラメータとして演算し、速度制御系の最適なゲインを求めていた。
一方、センサや測定装置を用いない重量測定方法として、特許文献1〜4の例があった。これらは、搭載物を載置台に搭載した時の載置台に備えた前輪の変形による外周変化の下での走行距離と搭載物無しの場合の走行距離とを比較して荷重を求めていた。また、他の搭載物の重量推定方法として、移動体を一定速度になるまで加速させ、この際に得られたトルクと加速度から移動体の搭載物の重量を推定していた。この重量を制御パラメータとして演算し、速度制御系のゲイン制御信号を演算することで安定な走行制御を実現していた。
本発明は、移動体上に重量不明の搭載物を任意の場所に配置しても、搭載物の重量および重心位置のずれを検出、または演算によって推定し、この重量および重心位置ずれを制御パラメータとして演算し、自動的に各駆動装置のゲイン調整することで安定な走行を実現できる多軸移動体の制御パラメータ決定方法を提供することを目的とする。
また、従来例では路面の動摩擦係数を考慮していないため、路面状況に応じた制御パラメータの決定ができず駆動輪を安定に制御することができなかった。本発明は、等速運動中に各駆動装置で検出させる動摩擦係数μも制御パラメータとして演算し、自動的に各駆動装置のゲイン調整することで安定な走行を実現できる多軸移動体の制御パラメータ決定方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法の発明は、筐体の側面に2つ以上の駆動装置を配置した多軸移動体の前記各駆動装置の制御パラメータ決定方法において、重量不明の搭載物を前記多軸移動体上に重心位置がずれた状態で置き、一定速度に到達するまで前記多軸移動体を直線に走行させたときに発生する各前記駆動装置のトルクを検出し、前記検出した各トルクから各前記駆動装置のトルク比を求め、前記トルク比から重心位置のずれた距離を推定し、前記距離を前記制御パラメータとして演算することで前記多軸移動体を安定に走行制御するようにしたのである。
請求項2記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法の発明は、筐体の側面に2つ以上の駆動装置を配置した多軸移動体の前記各駆動装置の制御パラメータ決定方法において、重量不明の搭載物を前記多軸移動体上に重心位置がずれた状態で置き、一定角速度に到達するまで前記多軸移動体を、前記多軸移動体の重心を中心に回転させることでそれぞれの前記駆動装置間のトルク比を求め、前記トルク比を制御パラメータとして演算することで前記多軸移動体を安定に走行制御するようにしたのである。
請求項3記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法の発明は、筐体の側面に2つ以上の駆動装置を配置した多軸移動体の前記各駆動装置の制御パラメータ決定方法において、重量不明の搭載物を前記多軸移動体上に重心位置がずれた状態で置き、前記多軸移動体を等速度運動させたときに発生する各前記駆動装置のトルクを検出し、前記駆動装置で検出されたトルク増加分から路面の動摩擦係数を推定し、 前記動摩擦係数を制御パラメータとして演算することで前記多軸移動体を安定に走行制御するようにしたのである。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法において、前記パラメータ決定方法によって決定された各駆動装置の制御パラメータを基に各駆動装置に最適なゲイン調整をすることで前記多軸移動体を安定に走行制御するようにしたのである。
請求項6記載の発明は、請求項4記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法において、式(1)から搭載物の重量を推定することで前記多軸移動体を安定に走行制御するようにしたのである。
(T3a1+T3b1)・cosθ = (M1+M2)・R2・dω/dt + M3・R2・dω/dt ・・・・・式(1)
ここで、T3a1+T3b1:駆動装置の検出トルク、θは多軸移動体と駆動輪との角度で、多軸移動体に取り付けられた駆動輪の数によって変化し、駆動輪が二輪の時はθ= 0、三輪の時はθ= 30°、M1:多軸移動体1の重量、M2:搭載物Wの重量、
M3:駆動輪3の重量、R:駆動輪3の半径、である。
請求項7記載の発明は、請求項5記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法において、式(2)から駆動輪のトルク比を求め、式(3)〜(5)から各駆動輪のゲインを修正することで前記多軸移動体を安定に走行制御するようにしたのである。
T3a: T3b: T3c = (T3a1 * T3a2):( T3b1 * T3a2):( T3c2 * T3a1) ・・・・式(2)
ここで、T3a、T3b、T3c :駆動輪のトルク、
T3a1、T3b1:一方向に直線運動させたときの駆動輪3a、3bのトルク、
T3a2、T3c2:他の方向に直線運動させたときの駆動輪3a、3cのトルク、
G3a = G ・T3a /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(3)
G3b = G ・T3b /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(4)
G3c = G ・T3c /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(5)
ここで、G3a ,G3b ,G3c:各駆動輪の補正後のゲイン、
G:搭載物の推定重量を重心位置上で移動する時の駆動輪のゲイン
請求項9記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定装置の発明は、筐体の側面に2つ以上の駆動装置を配置した多軸移動体の前記各駆動装置の制御パラメータ決定装置において、前記多軸移動体を等速運動で直線走行させたときに発生する各前記駆動装置のトルクを検出するトルク検出手段と、前記検出されたトルクの増加分から路面の動摩擦係数を推定する路面動摩擦係数推定手段と、
前記路面動摩擦係数推定手段の推定した動摩擦係数を制御パラメータとして演算する制御パラメータ演算手段と、を備えたことで前記多軸移動体を安定に走行制御するようにしたのである。
請求項10記載の発明は、請求項8または9記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定装置において、前記制御パラメータ演算手段が、前記検出した各トルクから速度の時間微分を用いて前記搭載物の重量を推定し、この推定重量を制御パラメータとして演算することで前記多軸移動体を安定に走行制御するようにしたのである。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定装置において、前記演算された制御パラメータを基に各駆動装置に最適なゲイン調整をするゲイン調整手段を備えたことで前記多軸移動体を安定に走行制御するようにしたのである。
(T3a1+T3b1)・cosθ = (M1+M2)・R2・dω/dt + M3・R2・dω/dt ・・・・・式(1)
ここで、T3a1+T3b1:駆動装置の検出トルク、θは多軸移動体と駆動輪との角度で、多軸移動体に取り付けられた駆動輪の数によって変化し、駆動輪が二輪の時はθ= 0、三輪の時はθ= 30°、M1:多軸移動体1の重量、M2:搭載物Wの重量、
M3:駆動輪3の重量、R:駆動輪3の半径、である。
請求項13記載の発明は、請求項11記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定装置において、前記ゲイン調整手段が、式(2)から駆動輪のトルク比を求め、式(3)〜(5)から各駆動輪のゲインを修正することで前記多軸移動体を安定に走行制御するようにしたのである。
T3a: T3b: T3c = (T3a1 * T3a2):( T3b1 * T3a2):( T3c2 * T3a1) ・・・・式(2)
ここで、T3a、T3b、T3c :駆動輪のトルク、
T3a1、T3b1:一方向に直線運動させたときの駆動輪3a、3bのトルク、
T3a2、T3c2:他の方向に直線運動させたときの駆動輪3a、3cのトルク、
G3a = G ・T3a /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(3)
G3b = G ・T3b /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(4)
G3c = G ・T3c /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(5)
ここで、G3a ,G3b ,G3c:各駆動輪の補正後のゲイン、
G:搭載物の推定重量を重心位置上で移動する時の駆動輪のゲイン
請求項2に記載の発明によると、多軸移動体において、重量不明の搭載物を多軸移動体上に置くことによって多軸移動体の重心位置がずれた状態で、一定角速度に到達するまで多軸移動体を、重心を中心に回転させることでそれぞれの駆動装置間のトルク比から重心位置を推定し、また制御パラメータを演算することで、多軸移動体の重心位置を中心とした安定な走行制御することができる。
請求項3および9に記載の発明によると、多軸移動体を等速度運動させる時に、駆動装置に発生するトルク増加分から路面の動摩擦係数μを推定し、制御パラメータとして演算し、多軸移動体を安定に走行制御することができる。
請求項6および12に記載の発明によると、式(1)から搭載物の重量を推定することで搭載物の重量の推定が簡単かつ正確に行えるようになる。
請求項7および13に記載の発明によると、式(2)〜(5)から各駆動輪のゲインの修正が簡単かつ正確に行えるようになる。
請求項10および11に記載の発明によると、各駆動装置のトルクから速度の時間微分を用いて搭載物の重量を推定し、制御パラメータとして演算し、各駆動装置に最適なゲイン調整をすることで、多軸移動体の重心位置を中心とした安定な走行制御を実現することができる。
図1は、本発明の多軸移動体1の例で,(a)は上面図、(b)は正面図である。
筐体2の側面に3つの駆動輪3(3a〜3c)が互いに120度の間隔で取り付けられている。各駆動輪3a〜3cの外周にはそれぞれ駆動輪3a〜3cの軸方向3as〜3csに回転する多数の車輪5が配置されていることで、駆動輪3a〜3cは回転方向3ar〜3crのほかに軸方向3as〜3csにも移動することができる。多軸移動体1は、その上面中央に搭載物Wを載せて重心位置4を中心に走行、回転する。
図において、多軸移動体1の上面に重量不明の搭載物Wを多軸移動体1の重心位置4からずらして載せた状態を示している。このように配置することで搭載物Wを含む多軸移動体1の重心は重心位置4から重心位置7へ移動する。
まず、多軸移動体1上の搭載物Wの重量変化があったかどうかを判断し(9a)、判断結果、変化がなければステップ15aへ飛んでそのまま走行を続ける。
また、判断結果、変化があればまず一方向への直線運動ルーチンに移り、ステップ10aで一方向への直線運動をし、各駆動輪3a〜3cでの各トルク検出を行い(ステップ11a)、駆動輪3a〜3c間のトルク比検出を行う(ステップ12a)。
次に、他の方向への直線運動ルーチンに移り、前のステップ10aでの直線運動とは異なる方向に直線運動を行う(ステップ10b)。各駆動輪3a〜3cでの各トルク検出を行い(ステップ11b)、駆動輪3a〜3c間のトルク比検出を行う(ステップ12b)。
その後、ステップ13aで搭載物Wの重量と重心位置を推定し、これを制御パラメータとして演算し、各駆動輪3のゲイン補正を行った後(ステップ14a)、多軸移動体1を走行させる(ステップ15a)。
まず、図3のフローチャート8の1つめのルーチンを図4のようにして実行する。図4は本発明の三輪式多軸移動体を直線走行させた時の上面図である。図4のように搭載物Wを搭載した状態で重心位置4を通る駆動輪3cの軸に平行な方向19cに向かって多軸移動体1を一定速度に達するまで直線運動させる(図3のステップ10a)。この場合、駆動輪3aと3bには速度指令を与えるが、駆動輪3cには速度指令を与えず、駆動輪3cの外周に配備した車輪5を空転させる。
重心位置7が重心位置4から偏心している結果、直線運動している駆動輪3a、3bから反力として検出される駆動輪3aのトルクT3a120と駆動輪3bのトルクT3b121を検出する(図3のステップ11a)と、両者に差が生じる。そこで、駆動輪3a、3bのそれぞれの取り付け部を結ぶ軸線22をこのトルク比(T3a1:T3b1)で分配する。この場合、線分23は駆動輪3bのトルクT3b121による長さとなり、線分24は駆動輪3aのトルクT3a1による長さ20となり、この比で分配点25が求まる。
この場合、駆動輪3a、3cには速度指令を与えるが、駆動輪3bには速度指令を与えず、駆動輪3bの外周に配備した車輪5を空転させる。
この結果、重心位置7が重心位置4から偏心していることにより駆動輪3a、3cから反力として検出される駆動輪3aのトルクT3a2 26と駆動輪3cのトルクT3c227に差が生じる。駆動輪3a、3cのそれぞれの取り付け部を結ぶ軸線28をこのトルク比(T3a2:T3c2)で分配する。この場合、線分29は駆動輪3aのトルクT3a226による長さ、線分30は駆動輪3cのトルクT3c227による長さとなり、分配点31が求まる。
次に、搭載物Wの重量の推定方法を説明する。
図4で示した直線運動の方向19cに向かって多軸移動体1を一定速度Vに達するまで直線運動させた際に得られた駆動輪3a、3bから反力として検出されたトルクT3a1 17、T3b118とそのときの駆動輪3の各速度ωから以下の式によって算出する。
(T3a1+T3b1)・cosθ = (M1+M2)・R2・dω/dt + M3・R2・dω/dt ・・・・・式(1)
ここで、M1:多軸移動体1の重量、M2:搭載物Wの重量、M3:駆動輪3の重量
R:駆動輪3の半径
式(1)から搭載物Wの重量M2を推定することができる。θは多軸移動体1と駆動輪3との角度であり、多軸移動体1に取り付けられた駆動輪3の数によって変化する。駆動輪が二輪の時はθ= 0、三輪の時はθ= 30°となる。
次に、搭載物Wの推定重量を多軸移動体1の重心位置4上に載せて移動する場合の駆動輪3のゲインGをあらかじめ算出する。
図4で示した直線運動の方向方向19cに向かって多軸移動体1を一定速度に達するまで直線運動させたときに得られた駆動輪3a、3bのトルク比(T3a1:T3b1)と、図5で示した直線運動の方向19bに向かって多軸移動体1を一定速度に達するまで直線運動させたときに得られた駆動輪3a、3cのトルク比(T3a2:T3c2)から、3個の駆動輪3a、3b、3cのトルク比(T3a:T3b:T3c)を、式(2)により求める。
T3a: T3b: T3c = (T3a1 * T3a2):( T3b1 * T3a2):( T3c2 * T3a1) ・・・・式(2)
このトルク比(T3a:T3b:T3c)用いて、以下の式(3)、(4)、(5)によって各駆動輪3a、3b、3cのゲインを修正する。
G3a = G ・T3a /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(3)
G3b = G ・T3b /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(4)
G3c = G ・T3c /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(5)
ここで、G3a ,G3b ,G3c:各駆動輪の補正後のゲイン、
G:搭載物Wの推定重量を重心位置4上で移動する時の駆動輪3のゲイン
である。
このようにして算出した補正後のゲインを、駆動輪3の速度制御、位置制御に使用する。
次に、各駆動輪3の別の補正ゲイン算出方法について説明する。
図7は本発明の三輪式多軸移動体の別のゲイン補正方法のフローチャートである。図7におけるフローチャート40は、まず、多軸移動体1上の搭載物Wの重量変化があったかどうかを判断し(9b)、判断結果、変化がなければステップ15bへ飛んでそのまま走行を続ける。また、判断結果、変化があればステップ41へ移って回転運動をし、各駆動輪3a〜3cでの各トルク検出を行い(ステップ11c)、駆動輪3a〜3c間のトルク比検出を行う(ステップ12c)。
次に搭載物Wの重量を推定し(ステップ42)、これを制御パラメータとして演算し、各駆動輪3のゲイン補正を行った後(ステップ14b)、多軸移動体1を走行させる(ステップ15b)。
図に示すように、駆動輪3a、3b、3cのトルクT3a、T3b、T3cは、円周43上の重心位置7の位置によってそれぞれの位相が2/3πずれたサイン波を描き、各サイン波の振幅の大きさは、搭載物Wの重量に比例して増減する。
例えば、重心位置7が図8のように多軸移動体1の上の点線で示す円周上に置かれていた場合、駆動輪3aのトルク、駆動輪3bのトルク、駆動輪3cのトルクのそれぞれの大きさはそれぞれ図中の矢印44、45、46の大きさとなる。
この各駆動輪のトルク大きさ44、45、46の長さをトルク比(T3a:T3b:T3c)として用いて上記式(3)、(4)、(5)から各駆動輪のゲインを修正することができる。
次に、図10のように多軸移動体1の駆動輪3が2輪の場合の搭載物重量および重心位置の推定方法について説明する。
〈二輪式多軸移動体の場合の重心位置の推定方法〉
まず、二輪式多軸移動体の場合の重心位置の推定方法について説明する。
図10は本発明の二輪式多軸移動体の例で、(a)は上面図、(b)は側面図、図11は本発明の二輪式多軸移動体の上に搭載物を載せた時の上面図である。
図10において、筐体2の互いの反対面に駆動輪3a、3bが設けられ、搭載物の無いときの重心位置は4となっている。また、筐体2には転倒防止のため補助輪47が取り付けられている。
図11のように多軸移動体1の上面に重量不明の搭載物Wを置くことで、多軸移動体1と搭載物Wを含む重心は、重心位置4から重心位置7へと移動する。
また、判断結果、変化があれば、ステップ10cで直線運動をし、各駆動輪3a、3bでの各トルク検出を行い(ステップ11d)、駆動輪3a、3b間のトルク比検出を行う(ステップ12d)。その後、ステップ13cで搭載物Wの重量と重心位置を推定し、これを制御パラメータとして演算し、各駆動輪3a、3bのゲイン補正を行った後(ステップ14c)、多軸移動体1を走行させる(ステップ15c)。
図13は本発明の二輪式多軸移動体に搭載物を載せた時の重心位置の求め方を説明する上面図である。図13のように多軸移動体1を方向49に向かって一定速度Vに達するまで直線運動させる(図12の10c)と、重心位置7が重心位置4から偏心していることにより駆動輪3a、3bで検出されるトルクはそれぞれT3a350、T3b3 51となる。
駆動輪3a、3bの取り付け軸を結ぶ軸線52を、直線運動10cで得られたトルク比(T3a3:T3b3)で分割される箇所に重心位置7が存在すると推定できる。この場合、重心位置7はトルクT3b351による長さ53と、トルクT3a350よる長さ54で分割される分配線55の上となる。
次に、二輪式多軸移動体の場合の搭載物重量の推定方法について説明する。
搭載物Wの重量は、式(6)からM2として推定することができる。
T3a +T3b = (M1+M2)・R2・dω/dt + M3・R2・dω/dt ・・・・・式(6)
ここで、M1:多軸移動体1の重量、M2:搭載物Wの重量、M3:駆動輪3の重量
R:駆動輪3の半径
次に、多軸移動体1を等速度運動させた時に動摩擦係数を推定し、制御パラメータとして演算して前記多軸移動体を安定に走行制御させる方法について説明する。
多軸移動体1を等速度運動させた時、駆動輪3で検出されるトルクTmは式(7)のようになる。ここでは静摩擦係数は無視する。
Tm = μ・(M1+M2) ・g・r / S ・・・・・式(7)
ここで、μ:動摩擦係数、M1:多軸移動体1の重量、M2:搭載物Wの重量、
g:重力加速度、r:駆動輪3の半径、S : 駆動輪3の数である。
式(7)から動摩擦係数μが推定される。制御パラメータとして演算して駆動輪3のゲイン調整に使用する。
ここで、G3a’= G3a・(T + Tm) /T ・・・・・・式(7)
G3b’= G3b・(T + Tm) /T ・・・・・・式(8)
G3c’= G3c・(T + Tm) /T ・・・・・・式(9)
ここで、G3a’, G3b’, G3c’:各駆動輪の補正後のゲイン
G3a, G3b, G3c:搭載物重量、重心位置推定後の修正した各駆動輪のゲイン
T:搭載物重量、重心位置推定後の速度指令におけるトルク値、である。
2 筐体
3a、3b、3c 駆動輪
4 搭載物のないときの重心位置
7 搭載物のあるときの重心位置
5 駆動輪の外周にあって駆動輪の軸方向に回転できる車輪
47 補助輪
W 搭載物
Claims (13)
- 筐体の側面に2つ以上の駆動装置を配置した多軸移動体の前記各駆動装置の制御パラメータ決定方法において、
重量不明の搭載物を前記多軸移動体上に重心位置がずれた状態で置き、
一定速度に到達するまで前記多軸移動体を直線に走行させたときに発生する各前記駆動装置のトルクを検出し、
前記検出した各トルクから各前記駆動装置のトルク比を求め、
前記トルク比から重心位置のずれた距離を推定し、
前記距離を前記制御パラメータとして演算することを特徴とする多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法。 - 筐体の側面に2つ以上の駆動装置を配置した多軸移動体の前記各駆動装置の制御パラメータ決定方法において、
重量不明の搭載物を前記多軸移動体上に重心位置がずれた状態で置き、
一定角速度に到達するまで前記多軸移動体を、前記多軸移動体の重心を中心に回転させることでそれぞれの前記駆動装置間のトルク比を求め、
前記トルク比を制御パラメータとして演算することを特徴とする多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法。 - 筐体の側面に2つ以上の駆動装置を配置した多軸移動体の前記各駆動装置の制御パラメータ決定方法において、
重量不明の搭載物を前記多軸移動体上に重心位置がずれた状態で置き、
前記多軸移動体を等速度運動させたときに発生する各前記駆動装置のトルクを検出し、
前記駆動装置で検出されたトルク増加分から路面の動摩擦係数を推定し、
前記動摩擦係数を制御パラメータとして演算することを特徴とする多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法。 - 前記検出した各トルクから速度の時間微分を用いて前記搭載物の重量を推定し、
前記重量を制御パラメータとして演算することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法。 - 前記パラメータ決定方法によって決定された各駆動装置の制御パラメータを基に各駆動装置に最適なゲイン調整をすることを特徴とする請求項4記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法。
- 式(1)から搭載物の重量を推定することを特徴とする請求項4記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法。
(T3a1+T3b1)・cosθ = (M1+M2)・R2・dω/dt + M3・R2・dω/dt ・・・・・式(1)
ここで、T3a1+T3b1:駆動装置の検出トルク、θは多軸移動体と駆動輪との角度で、多軸移動体に取り付けられた駆動輪の数によって変化し、駆動輪が二輪の時はθ= 0、三輪の時はθ= 30°、M1:多軸移動体1の重量、M2:搭載物Wの重量、
M3:駆動輪3の重量、R:駆動輪3の半径、である。 - 式(2)から駆動輪のトルク比を求め、式(3)〜(5)から各駆動輪のゲインを修正することを特徴とする請求項5記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法。
T3a: T3b: T3c = (T3a1 * T3a2):( T3b1 * T3a2):( T3c2 * T3a1) ・・・・式(2)
ここで、T3a、T3b、T3c :駆動輪のトルク、
T3a1、T3b1:一方向に直線運動させたときの駆動輪3a、3bのトルク、
T3a2、T3c2:他の方向に直線運動させたときの駆動輪3a、3cのトルク、
G3a = G ・T3a /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(3)
G3b = G ・T3b /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(4)
G3c = G ・T3c /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(5)
ここで、G3a ,G3b ,G3c:各駆動輪の補正後のゲイン、
G:搭載物の推定重量を重心位置上で移動する時の駆動輪のゲイン - 筐体の側面に2つ以上の駆動装置を配置した多軸移動体の前記各駆動装置の制御パラメータ決定装置において、
前記多軸移動体を加速させて直線走行又は回転させたときに発生する各前記駆動装置のトルクを検出するトルク検出手段と、
前記検出した各トルクから各前記駆動装置のトルク比を求めるトルク比演算手段と、
前記トルク比演算手段の演算したトルク比から重心位置のずれた距離を推定する重心位置推定手段と、
前記重心位置推定手段の推定した距離を制御パラメータとして演算する制御パラメータ演算手段と、を備えたことを特徴とする多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定装置。 - 筐体の側面に2つ以上の駆動装置を配置した多軸移動体の前記各駆動装置の制御パラメータ決定装置において、
前記多軸移動体を等速運動で直線走行させたときに発生する各前記駆動装置のトルクを検出するトルク検出手段と、
前記検出されたトルクの増加分から路面の動摩擦係数を推定する路面動摩擦係数推定手段と、
前記路面動摩擦係数推定手段の推定した動摩擦係数を制御パラメータとして演算する制御パラメータ演算手段と、を備えたことを特徴とする多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定装置。 - 前記制御パラメータ演算手段は、前記検出した各トルクから速度の時間微分を用いて前記搭載物の重量を推定し、この推定重量を制御パラメータとして演算することを特徴とする請求項8または9記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定装置。
- (請求項5の装置クレーム)
前記演算された制御パラメータを基に各駆動装置に最適なゲイン調整をするゲイン調整手段を備えたことを特徴とする請求項10記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定装置。 - 式(1)から搭載物の重量を推定することを特徴とする請求項10記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法。
(T3a1+T3b1)・cosθ = (M1+M2)・R2・dω/dt + M3・R2・dω/dt ・・・・・式(1)
ここで、T3a1+T3b1:駆動装置の検出トルク、θは多軸移動体と駆動輪との角度で、多軸移動体に取り付けられた駆動輪の数によって変化し、駆動輪が二輪の時はθ= 0、三輪の時はθ= 30°、M1:多軸移動体1の重量、M2:搭載物Wの重量、
M3:駆動輪3の重量、R:駆動輪3の半径、である。 - 前記ゲイン調整手段が、式(2)から駆動輪のトルク比を求め、式(3)〜(5)から各駆動輪のゲインを修正することを特徴とする請求項11記載の多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定方法。
T3a: T3b: T3c = (T3a1 * T3a2):( T3b1 * T3a2):( T3c2 * T3a1) ・・・・式(2)
ここで、T3a、T3b、T3c :駆動輪のトルク、
T3a1、T3b1:一方向に直線運動させたときの駆動輪3a、3bのトルク、
T3a2、T3c2:他の方向に直線運動させたときの駆動輪3a、3cのトルク、
G3a = G ・T3a /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(3)
G3b = G ・T3b /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(4)
G3c = G ・T3c /(T3a + T3b + T3c) ・・・・・・式(5)
ここで、G3a ,G3b ,G3c:各駆動輪の補正後のゲイン、
G:搭載物の推定重量を重心位置上で移動する時の駆動輪のゲイン
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007230705A JP4840301B2 (ja) | 2007-09-05 | 2007-09-05 | 多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定装置および多軸移動体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007230705A JP4840301B2 (ja) | 2007-09-05 | 2007-09-05 | 多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定装置および多軸移動体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009064190A true JP2009064190A (ja) | 2009-03-26 |
JP4840301B2 JP4840301B2 (ja) | 2011-12-21 |
Family
ID=40558728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007230705A Expired - Fee Related JP4840301B2 (ja) | 2007-09-05 | 2007-09-05 | 多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定装置および多軸移動体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4840301B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013125350A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 電動搬送車両 |
WO2014061108A1 (ja) * | 2012-10-16 | 2014-04-24 | パイオニア株式会社 | 重心推定装置及び重心推定方法 |
CN113075931A (zh) * | 2021-03-30 | 2021-07-06 | 西南科技大学 | 一种三轮全向移动机器人及其运动控制方法 |
CN117404405A (zh) * | 2023-12-15 | 2024-01-16 | 成都乐创自动化技术股份有限公司 | 一种独立式运动控制器及其使用方法 |
JP7501442B2 (ja) | 2021-05-17 | 2024-06-18 | 株式会社豊田自動織機 | 無人搬送車の走行制御装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5960515A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-06 | Toshiba Corp | 搬送位置決め制御方法 |
JPH0840686A (ja) * | 1994-07-27 | 1996-02-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 無軌道式運搬台車の走行制御方法 |
JPH09282037A (ja) * | 1996-04-15 | 1997-10-31 | Shinko Electric Co Ltd | 無人搬送車の制動姿勢調整方法 |
JP2006075931A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ロボットの制御方法 |
JP2006123854A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 荷物運搬ロボット |
-
2007
- 2007-09-05 JP JP2007230705A patent/JP4840301B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5960515A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-06 | Toshiba Corp | 搬送位置決め制御方法 |
JPH0840686A (ja) * | 1994-07-27 | 1996-02-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 無軌道式運搬台車の走行制御方法 |
JPH09282037A (ja) * | 1996-04-15 | 1997-10-31 | Shinko Electric Co Ltd | 無人搬送車の制動姿勢調整方法 |
JP2006075931A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ロボットの制御方法 |
JP2006123854A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 荷物運搬ロボット |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013125350A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 電動搬送車両 |
WO2014061108A1 (ja) * | 2012-10-16 | 2014-04-24 | パイオニア株式会社 | 重心推定装置及び重心推定方法 |
JPWO2014061108A1 (ja) * | 2012-10-16 | 2016-09-05 | パイオニア株式会社 | 重心推定装置及び重心推定方法 |
CN113075931A (zh) * | 2021-03-30 | 2021-07-06 | 西南科技大学 | 一种三轮全向移动机器人及其运动控制方法 |
CN113075931B (zh) * | 2021-03-30 | 2022-04-08 | 西南科技大学 | 一种三轮全向移动机器人及其运动控制方法 |
JP7501442B2 (ja) | 2021-05-17 | 2024-06-18 | 株式会社豊田自動織機 | 無人搬送車の走行制御装置 |
CN117404405A (zh) * | 2023-12-15 | 2024-01-16 | 成都乐创自动化技术股份有限公司 | 一种独立式运动控制器及其使用方法 |
CN117404405B (zh) * | 2023-12-15 | 2024-03-19 | 成都乐创自动化技术股份有限公司 | 一种独立式运动控制器及其使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4840301B2 (ja) | 2011-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3791663B2 (ja) | 全方向移動車両とその制御方法 | |
KR100958532B1 (ko) | 이륜차의 전도방지 제어장치 | |
CN101443628B (zh) | 具有倾斜角推定机构的移动体 | |
JP6181412B2 (ja) | 簡易距離計 | |
JP2004215350A (ja) | 駆動制御装置およびその方法と2輪車 | |
WO2007148818A1 (ja) | 姿勢角検出装置と姿勢角検出方法 | |
EP1666890A1 (en) | Rotary shaft control apparatus | |
KR101117040B1 (ko) | 도립 진자형 이동 기구 | |
JP5321681B2 (ja) | 移動方向制御装置及びコンピュータプログラム | |
JP2013145168A (ja) | 車載用ジャイロの角速度誤差補正装置 | |
JP4840301B2 (ja) | 多軸移動体の各駆動装置の制御パラメータ決定装置および多軸移動体装置 | |
CN103616023A (zh) | 履带式立面爬壁机器人二维位姿测量装置及方法 | |
JP2009236821A (ja) | 回転速度の変化量検出装置及びこれを用いた回転制御装置 | |
KR20110082395A (ko) | 외바퀴 이동로봇 시스템 | |
JP5907037B2 (ja) | 移動体 | |
US10442463B2 (en) | Method and device for ascertaining the steering angle of a one-track vehicle | |
JP5790339B2 (ja) | 動力伝達系の試験装置 | |
KR20100088304A (ko) | 다중센서가 장착된 이륜역진자형 이동장치 | |
JP2011014100A (ja) | 倒立振子型移動体及びその制御方法 | |
TW201801953A (zh) | 全向移動装置及其姿勢控制方法 | |
JP6045517B2 (ja) | 車両傾斜角度計測装置及び光軸制御信号生成装置 | |
WO2016009900A1 (ja) | 揺動式ダイナモメータシステム及びその制御方法 | |
JP2006349399A (ja) | 方位角計測装置および移動体 | |
JP2012141219A (ja) | 傾斜角検出装置、方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2012137331A (ja) | 機械角度測定装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110425 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110906 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110919 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |