JP2015139802A - ダイカストマシンの電動射出装置及び射出制御方法 - Google Patents

ダイカストマシンの電動射出装置及び射出制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ダイカストマシンの電動射出装置において、射出完了時のサージ圧力を防止するとともに、射出完了後の増圧工程への移行において、設定増圧力に到達させるまでの昇圧時間の調整が可能な、ダイカストマシンの射出装置及び射出制御方法を提供する。
【解決手段】サーボモータ12と、サーボモータ12の回転運動を直線運動に変換する運動変換装置20と、プランジャスリーブ内の溶湯を金型キャビティ内に射出充填するプランジャー11と、運動変換装置20の直線運動部分21とプランジャー11との間に接続され、弾性力としてのガス圧力が調整されたガススプリング22と、運動変換装置20の直線運動部分21に配置され、ガススプリング22のピストンが押し込まれ、ピストンが押し込み限位置に到達する前に、プランジャー11を当接させるストッパー機構21aと、を備えるダイカストマシンの電動射出装置により達成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイカストマシンの電動射出装置及び射出制御方法に関する。
ダイカストマシンは、金型内の金型キャビティに溶融状態の金属(溶湯)を射出させ、冷却凝固させることにより、所望の形状の金属製品を鋳造する装置である。一般的に二分割構造の金型を、所定の型締力で型締めする型締装置の型締め方向(横型締め/竪型締め)や、金型キャビティに溶湯を射出充填させる射出装置の射出方向(水平射出/竪射出)の組み合わせにより、様々な形態のダイカストマシンがある。
一例として、横型締め/水平射出の横型ダイカストマシン及びその射出装置を説明する。横型ダイカストマシンは、固定盤から突出させるように水平配置される円筒中空形状のプランジャスリーブの突出側上方開口部より、給湯手段等により溶融状態の金属(溶湯)を供給(給湯工程)させ、プランジャスリーブの突出側端部開口に挿入されているプランジャチップを射出装置により前進させて、プランジャスリーブ内の溶湯を金型キャビティ内に射出させる(射出工程)。
射出工程においては、溶湯が金型キャビティ面に接触した部分から、すぐに凝固し始めるため、射出装置により、金型キャビティ内に溶湯を高速且つ高圧で充填させる(射出充填)必要がある。また、射出充填後、金型キャビティ内の溶湯が凝固する際に凝固収縮するため、これに追従させて、溶湯(鋳造品)に高い圧力(増圧力)を付与させ続ける必要がある(増圧工程)。そのため、射出装置の駆動源としては、従来、短時間で大きな力を圧力として放出することができる、油圧及びアキュムレータ(蓄圧装置)の組み合わせが主流であった。尚、射出工程開始から増圧工程の完了までの射出装置の制御を射出制御と呼称するものとする。
一方、射出工程においては、射出装置のプランジャチップ等、具体的には、プランジャチップ、プランジャロッド、射出シリンダロッド、更に、プランジャロッド及び射出シリンダロッドを連結するプランジャカップリング等の射出系部材を、一体で高速且つ高圧で前進させる。そのため、これら射出系部材を前進させる場合、所望する射出圧力を設定しても、金型キャビティ内が溶湯で満たされた直後(射出完了)、これら射出系部材の前進速度が急激に減速されるために発生する慣性力により、金型キャビティ内の溶湯に射出圧力以上のサージ圧力が作用する。
この溶湯に作用するサージ圧力により、金型には大きな型開き力が作用し、金型分割面(パーティングライン)から溶湯が吹き出す(バリ吹き)場合がある。バリ吹きは危険であるだけではなく、製品不良でもあり、溶湯の付着により、装置や電気部品・配線等を破損させる要因となる。また、このサージ圧力の反力は、射出系部品を介して、型締装置や金型に想定以上の負荷を作用させるため、装置摺動部や金型の破損、あるいは、メンテナンス頻度の増加や装置寿命を短縮させる要因となる。一方、バリ吹きを防止するために射出圧力を下げると、金型キャビティ内の溶湯の凝固初期時に十分な圧力を付与させることができず、鋳造品にヒケや巣等の鋳造不良が発生する。このように、射出完了時のサージ圧力の発生は、鋳造品や装置に様々な悪影響を生じさせるとともに、その防止が難しい問題である。
特許文献1には、射出シリンダロッドと射出プランジャロッド(プランジャロッド)の中間に弾性部材を装着し、射出完了時に発生するサージ圧力を緩衝するダイカストマシンの射出制御方法が開示されている。
この特許文献1の弾性部材については、サージ圧力の発生により、弾性部材が所定量圧縮されて初めて、金型キャビティ内の溶湯に所望する圧力(設定増圧力)を付与させることができるため、射出完了時に発生するサージ圧力を緩衝することができても、この弾性部材の圧縮に要する時間が、金型キャビティ内の溶湯圧力の立ち上がり遅れにつながる点が指摘されている(特許文献2の段落[0004])。特許文献2には、この点を課題として、この金型キャビティ内の溶湯圧力の立ち上がり遅れを招くことなく、サージ圧力の発生を防止できる緩衝手段が設けられた射出装置が開示されている。
特許文献2におけるこの緩衝手段(特許文献1における弾性体)は、サージ圧力の発生方向と平行な方向に弾性力を生じさせる第1ばねと、サージ圧力が作用して第1ばねが圧縮されることにより、この第1ばねの圧縮量の増加に応じて、屈折角度が増加する、二本の等長アームからなるリンク2組と、これら2組のリンク間に配置される第2ばねとから構成される。この第2ばねは、2組のリンクの屈折角度の増加に応じて伸長し、リンクの屈折を抑制するように、すなわち、第1ばねの圧縮を抑制するように、2組のリンク間に、サージ圧力の発生方向と直交する方向に配置されるものである。
特開平07−155925号公報 特開2007−260688号公報
特許文献1の射出制御方法においては、先に説明したように、サージ圧力の発生により、弾性部材が所定量圧縮されて初めて、金型キャビティ内の溶湯に所望する圧力を付与させることができるため、この弾性部材の圧縮に要する時間が、金型キャビティ内の溶湯圧力の立ち上がり遅れを招く。そのため、金型キャビティ内の溶湯圧力の立ち上がりを遅らせると、溶湯の凝固が進行して鋳造品にヒケや巣が生じる場合、すなわち、設定増圧力までの到達時間(昇圧時間)を短くする必要がある場合に、昇圧時間を短く調整することができないという問題がある。
一方、特許文献2の射出装置においては、2種類のばねと2組のリンクとを組み合わせた緩衝手段により、金型キャビティ内の溶湯圧力の立ち上がりを遅らせることなく、サージ圧力の発生を確実に防ぐことができるとしている。そのため、金型キャビティ内の溶湯圧力の立ち上がりが早すぎると、バリ吹きが生じる鋳造品の場合、すなわち、設定増圧力までの到達時間(昇圧時間)を長くする必要がある場合に、昇圧時間を長く調整することができないという問題がある。このように、特許文献1の射出制御方法や、特許文献2の射出装置においては、サージ圧力を緩衝させたり防止したりすることが可能であっても、所望する設定増圧力に対して、これに到達するまでの昇圧時間の調整が困難だという問題がある。
また、近年、環境問題や省エネルギーの観点から、ボールねじ機構等の、回転運動を直線運動に変換する運動変換装置とサーボモータとの組み合わせや、リニアモータを採用した射出装置の電動化が注目されている。しかしながら、前者は、射出系部材の前進方向の慣性力に加えて、サーボモータの回転力をボールねじ軸に伝達するプーリーや歯車等、回転力伝達部材の回転慣性力も作用するため、油圧式射出装置に対して、射出完了時に金型キャビティ内の溶湯に作用するサージ圧力が大きくなる可能性がある。そのため、ダイカストマシンの、サーボモータ及び運動変換装置の組み合わせによる電動射出装置の射出制御方法においては、鋳造不良の防止や、装置保護の観点から、このようなサージ圧力の防止や昇圧時間の調整が、更に重要だと考えられている。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたもので、具体的には、ダイカストマシンの、サーボモータ及び運動変換装置の組み合わせによる電動射出装置において、射出完了時のサージ圧力を防止するとともに、射出完了後の増圧工程への移行において、設定増圧力に到達させるまでの昇圧時間の調整が可能な、ダイカストマシンの射出装置及び射出制御方法を提供することを目的としている。
本発明の上記目的は、サーボモータと、
前記サーボモータの回転運動を直線運動に変換する運動変換装置と、
プランジャスリーブ内の溶湯を金型キャビティ内に射出充填するプランジャと、
前記運動変換装置の直線運動部分と前記プランジャとの間に配置され、弾性力としてのガス圧力が調整されたガススプリングと、
前記運動変換装置の直線運動部分に形成され、前記ガススプリングのピストンが押し込まれ、前記ピストンが押し込み限位置に到達する前に、前記プランジャを当接させるストッパー部と、
を備えるダイカストマシンの電動射出装置により達成される。
本発明に係る、ダイカストマシンの電動射出装置においては、前記ガススプリングのガス圧力の調整が、前記ガススプリングに接続されるガス配管及びガス圧力調整手段により、予め行われても良い。
また、前記ガススプリングのガス圧力の調整が、弾性力としてのガス圧力が異なる、別のガススプリングへの交換により行われても良い。
次に、本発明の上記目的は、本発明に係る、ダイカストマシンの電動射出装置を使用して、前記ガススプリングのガス圧力が、前記プランジャが前記ストッパー部に当接する前に、設定増圧力と略同じ圧力になるように、予め調整され、射出充填力の上昇に伴い、前記ガススプリングの前記ピストンが押し込まれ始めると、設定増圧力に追従させるように、前記サーボモータの回転トルクが制御される射出制御方法により達成される。
また、本発明に係る増圧制御方法においては、前記ガススプリングのガス圧力が、前記プランジャが前記ストッパー部に当接した時に、設定増圧力以下の圧力になるように、予め調整され、射出充填力の上昇に伴い、前記ガススプリングの前記ピストンが押し込まれ始めると、設定増圧力に追従させるように、前記サーボモータの回転トルクが制御されても良い。
本発明に係る、ダイカストマシンの電動射出装置においては、サーボモータと、
前記サーボモータの回転運動を直線運動に変換する運動変換装置と、
プランジャスリーブ内の溶湯を金型キャビティ内に射出充填するプランジャと、
前記運動変換装置の直線運動部分と前記プランジャとの間に配置され、弾性力としてのガス圧力が調整されたガススプリングと、
前記運動変換装置の直線運動部分に形成され、前記ガススプリングのピストンが押し込まれ、前記ピストンが押し込み限位置に到達する前に、前記プランジャを当接させるストッパー部と、
を備えるため、射出完了時のサージ圧力を防止するとともに、射出完了後の増圧工程への移行において、設定増圧力に到達させるまでの昇圧時間の調整が可能である。
また、本発明に係る、ダイカストマシンの電動射出装置を使用する、本発明に係る増圧制御方法においては、前記ガススプリングのガス圧力が、前記プランジャが前記ストッパー部に当接する前に、設定増圧力と略同じ圧力になるように、予め調整され、射出充填力の上昇に伴い、前記ガススプリングの前記ピストンが押し込まれ始めると、設定増圧力に追従させるように、前記サーボモータの回転トルクが制御されるため、射出完了時のサージ圧力を防止するとともに、射出完了後の増圧工程への移行において、設定増圧力に到達させるまでの昇圧時間の調整が可能である。
本発明の実施例1に係る、ダイカストマシンの電動射出装置の概略断面図である。 本発明に係る射出制御方法を行った場合の溶湯圧力の時間変化(立ち上がり)を示す図である。 本発明に係る射出制御方法を行った場合の溶湯圧力の時間変化(立ち上がり)が、それぞれ、ヒケ発生領域及びバリ吹き領域を回避していることを示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。 尚、以下の実施例は、本発明を、記載された実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲内の色々な形で実施できることは言うまでもない。
図1乃至図3を参照しながら本発明の実施例1を説明する。最初に、図1を参照しながら、本発明の実施例1に係る、ダイカストマシンの電動射出装置1の基本構成について説明する。
図示しない固定盤に挿入され、図示しない金型キャビティと連通するプランジャスリーブ10の突出側(図右側)に、プランジャチップ11aが挿入されている。プランジャチップ11aは、図示しないチップジョイントを介して、プランジャロッド11bの前端部へ固定されている。そして、プランジャロッド11bの後端部にはストッパープレート11cが固定されている。これらプランジャチップ11a、プランジャロッド11b及びストッパープレート11cを、一体としてプランジャ11と呼称する。
プランジャ11のストッパープレート11cは、運動変換装置20の直線運動部分21の前方部(図左側)の開口空間に、それぞれの軸芯が一致するように収納されている。そのため、プランジャ11は、直線運動部分21に対して、その相対位置を長手方向に距離L(エル)だけ移動可能に構成されている。プランジャ11の前方への移動は、ストッパープレート11cが、直線運動部分21の前方部の開口空間の前端凸部に当接することにより制約され、後方への移動は、ストッパープレート11cが、直線運動部分21のケーシング前方部の開口空間の後方に形成されるストッパー部21aに当接することにより制約される。
直線運動部分21のケーシング前方部の開口空間の、ストッパープレート11cの後方には、ガススプリング22が配置されている。ガススプリング22は、市場で入手可能な製品であり、一方が開放された中空のピストン22aの開放側が、一方が開放された中空のシリンダボディ22bの開放側に、図示しないシール部材及びストッパーを介して、長手方向に押し込み可能に挿入され、双方の中空部により単一の空間が形成される製品である。同空間内に所定圧力のガスが封入され、ピストン22aが、シリンダボディ22bのストッパーに当接することにより、所定の全長が維持される。
ガススプリングは、ピストンの長手方向に外力が作用して、ピストンがシリンダボディ側に押し込まれ、同単一空間の容積が縮小されることにより、ガススプリング内のガス圧力が増大する。このガス圧力の増大により、ガススプリングは、ガス圧力及びピストンの長手方向の押し込み量に対応する弾性力を発生させるものである。
ガススプリングは、初期封入した所定のガス圧力に応じた弾性力を、ピストンの押し込み開始時点から発生させることができるため、同じ弾性力を発生させる圧縮ばねに対して、その全長及び断面積を小さくすることができる。また、ガス自体の圧縮性が高いため、ピストンの押し込み量に対してガス圧力の増加量は対応して大きくなるものの、その増加率は非常に小さい。そのため、ピストンの押し込み限位置においても、初期弾性力から弾性力が大きく増加しない。このような特徴から、ガススプリングは、初期封入するガス圧力を高くすることにより、ピストンの押し込み開始時点から押し込み限位置に至る間の押し込み動作により、ピストンの長手方向に作用する大きな外力(エネルギー)を安定して緩衝・吸収することができる。
これに対して、圧縮ばねにより、自然長からの押し込み(圧縮)開始時点において高い弾性力を発生させるためには、圧縮ばねのばね定数を高くする必要がある。この場合、高いばね定数により、押し込み(圧縮)量に対する弾性力の増加率が大きく、大きな外力(エネルギー)を安定して緩衝・吸収することは困難である。一方、圧縮ばねのばね定数が低い場合、高い弾性力を発生させるためには長い押し込み(圧縮)量が必要となる。そのため、大きな外力(エネルギー)を緩衝・吸収するために、圧縮ばねの全長を長くする必要があるだけでなく、所望する弾性力を発生する長さまで圧縮ばねが押し込まれる(圧縮される)まで多くの時間が必要となる。更に、自然長からの押し込み(圧縮)開始時点において高い弾性力を発生させることができない。
以上のような、圧縮ばねとは異なるガススプリングの特徴から、ピストンの押し込み開始位置から押し込み限位置に至る間の押し込み動作により、ピストンの長手方向に作用する大きな外力(エネルギー)を安定して緩衝・吸収させる必要がある部位の緩衝装置等の弾性体として好適である。
また、圧縮ばねは、外力により押し込まれる(圧縮される)時、長手方向と直交する方向の意図しないモーメントが発生するため、外部ケーシングや長手方向のガイド等でその押し込み(圧縮)方向(伸長方向も)を案内、あるいは、制約する必要がある。このような圧縮ばねに対して、その構造から、弾性力の発生を長手方向に限定することができるガススプリングは、様々な機械装置への配置が容易な機械要素である。
このようなガススプリング22は、プランジャ11のストッパープレート11cが、直線運動部分21の前方部の開口空間の前端凸部に当接する状態で、且つ、ガススプリング22が所定の全長、あるいは、所定量押し込まれた状態で、そのピストン22aの先端が、ストッパープレート11cの後端面に当接するように、直線運動部分21のケーシング前方部の開口空間に配置される。また、プランジャ11に長手方向の外力が作用して、ストッパープレート11cがガススプリング22のピストン22aを押圧し、ストッパープレート11cが、直線運動部分21のケーシング前方部の開放空間の後方に形成されるストッパー部21aに当接する状態、すなわち、プランジャ11が直線運動部分21に距離Lだけ押し込まれた状態になっても、ガススプリング22のピストン22aが、押し込み限位置には到達しないように構成されている。
一方、運動変換装置20の直線運動部分21の後方端面は、ボールねじ機構23のボールねじナット23aが固定されている。そして、ボールねじナット23aと組み合わされるボールねじ軸23bの一端は、直線運動部分21の後方端面の開口空間内に挿入され、他端には、プーリー12bが取り付けられている。更に、プーリー12bは、プーリー12aがその回転軸に取り付けられたサーボモータ12と、プーリーベルト13により連結されている。ここで、ボールねじ軸23bは、図示しない支持手段により、回転のみ可能に支持されているため、サーボモータ12を回転させると、プーリー12a、プーリーベルト13及びプーリー12bにより、この回転運動がボールねじ軸23bに伝達され、長手方向には移動せず回転運動するボールねじ軸23bにより、組み合わされるボールねじナット23aが回転せず、長手方向にのみ前後進運動するように構成されている。このような運動変換装置20により、サーボモータ12の回転運動を直線運動に変換させて、プランジャ11と運動変換装置20とを、一体で直線運動させることができる(ボールねじ軸23bを除く)。
引き続き、図2及び図3を参照しながら、本実施例1に係る、ダイカストマシンの電動射出装置1を使用する射出制御方法を説明する。図2は、本発明に係る射出制御方法を行った場合の溶湯圧力の時間変化(立ち上がり)を示す図である。図2には、設定増圧力Psに対して、金型キャビティ内が溶湯で満たされる射出完了時(図2原点)から、溶湯圧力P(メタル圧/縦軸)がPsに到達するまでの昇圧時間t(横軸)を、ts(グラフ1)、t1(グラフ2)及びt2(グラフ3)の3パターンで調整した場合の溶湯圧力の時間変化を示している。本実施例1においては、グラフ1及びグラフ2を説明する。
また、図3は、本発明に係る射出制御方法を行った場合の溶湯圧力の時間変化(立ち上がり)が、それぞれ、ヒケ発生領域及びバリ吹き領域を回避していることを示す図である。言い換えれば、先に説明した図2における3パターンを、それぞれ個別に示した図であり、各図のグラフに、溶湯圧力及び経過時間の関係において、ヒケや巣等の鋳造不良が発生する可能性が高いヒケ領域Aと、バリ吹きが発生する可能性が高いバリ吹き領域Bとを一緒に示したものである。図3(a)がグラフ1、図3(b)がグラフ2、図3(c)がグラフ3を示す。
本実施例1においては、ガススプリング22のガス圧力が、プランジャ11のストッパープレート11cがストッパー部21aに当接する前に、設定増圧力Psとなるように、予め調整される場合で、且つ、ガススプリング22のガス圧力が異なる2パターンを説明する。まず、図2におけるグラフ1は、ガススプリング22のガス圧力が設定増圧力Psと略同じ圧力に調整される場合である。この場合、ガス圧力が設定増圧力Psと略同じため、射出完了時(図2原点)からの溶湯圧力Pの立ち上がりは一番早く、溶湯圧力はもっとも短い時間tsでほぼ直線的に設定増圧力Psに到達する。
その後、設定増圧力Psより大きなサージ圧力が溶湯に作用し、その反力が、プランジャチップ11aを介してプランジャ11の長手方向に外力として作用する。その際、プランジャ11がストッパープレート11cを介してガススプリング22のピストン22aを押し込むため、反力としてのサージ圧力及びその昇圧速度(昇圧加速度)は、ピストン22aの押し込み動作により、その大部分が緩衝・吸収される。また、プランジャ11がサージ圧力の反力を受けて、ガススプリング22のピストン22aを押し込むまでの時間は極短時間であるため、金型キャビティ内の溶湯すべてにサージ圧力を伝播させるには至らず、図2のグラフ1に示すように、発生したサージ圧力は、緩やかな立ち上がりで設定増圧力Psをわずかに超えた後、設定増圧力Psに追従させるようにサーボモータ12の回転トルクが制御され、溶湯圧力Pが設定増圧力Psに到達するまで降圧される。そして、予め設定される時間、そのまま、設定増圧力Psが維持制御される(増圧工程)。
増圧工程の完了後、図示しない型締装置においては、金型が開かれ、鋳造品が製品取出手段等で金型から取り出される。その間、並行して、射出装置においては、プランジャ11を後退させ、図1に示す状態に復帰させる。この時、プランジャ11に長手方向の外力が作用しなくなれば、特別な復帰制御や復帰動作を行わずとも、ガス圧力によりガススプリング22は伸長し、プランジャ11及び直線運動部分21が元の状態に戻ることは言うまでもない。
このように、ガススプリング22のガス圧力が設定増圧力Psと略同じ圧力に調整される場合、発生するサージ圧力はピストン22aの押し込み動作により緩衝・吸収される。先に説明したように、ピストン22aの押し込み動作によるガススプリング22の弾性力の増加率が小さいため、溶湯に設定増圧力Psを超えるサージ圧力がそのまま付与されることはない。一方、ガススプリング22は、そのピストン22aの押し込み動作の間、その押し込み開始時点から、設定増圧力Psと略同じ圧力に応じた弾性力を発生させるので、ピストン22aの押し込み動作の間も、溶湯には設定増圧力Psと略同じ圧力が付与され続ける。そのため、特許文献1の弾性体のように、サージ圧力の緩衝・吸収により溶湯圧力の立ち上がりの遅れを招く虞はない。
次に、図2におけるグラフ2は、ガススプリング22のガス圧力が設定増圧力Psより低いP1に調整される場合である。この場合、ガス圧力P1が設定増圧力Psより低いため、射出完了時(図2原点)から溶湯圧力が立ち上がってP1に到達すると、プランジャ11がガススプリング22のピストン22aを押し込み始める。そのため、設定増圧力Psに到達する前から、反力としてのサージ圧力及びその昇圧速度(昇圧加速度)が緩衝・吸収され始めるため、サージ圧力が設定増圧力Psを超えることを防止できる。
また、ガススプリング22のピストン22aは、ガス圧力P1が設定増圧力Psに到達するまで押し込まれる。よって、この押し込み動作の間、すなわち、ガススプリング22の弾性力が増加し、ガス圧力P1が設定増圧力Psに到達するまでの時間、溶湯圧力Pが設定増圧力Psまで到達する昇圧時間t1を、グラフ1の昇圧時間tsよりも長く調整することができる(ts<t1)。溶湯圧力Pが設定増圧力Psに到達した後、予め設定される時間、そのまま設定増圧力Psが維持制御されることはグラフ1と同じである。
このように、本発明に係る、ダイカストマシンの電動射出装置及び本電動射出装置を使用する射出制御方法においては、ガススプリング22の封入ガス圧力を予め調整することにより、射出完了時のサージ圧力を防止するとともに、射出完了後の増圧工程への移行において、設定増圧力Psに到達させるまでの昇圧時間tの調整が可能である。この昇圧時間tの調整により、グラフ1においては、図3(a)に示すように、溶湯圧力Pを設定増圧力Psまで早く立ち上げることにより、また、グラフ2においては、図3(b)に示すように、グラフ1よりも、溶湯圧力Pを設定増圧力Psまで若干遅く立ち上げることにより、ヒケ領域Aとバリ吹き領域Bとの両方を回避できるように、溶湯圧力Pの立ち上がりを制御することができる。
再び、図2及び図3を参照して、本実施例2に係る射出制御方法を説明する。実施例2の射出制御方法が、実施例1と異なる点は、ガススプリング22のガス圧力が、プランジャ11のストッパープレート11cがストッパー部21aに当接した時に、設定増圧力Ps以下となるように調整される点である。使用するダイカストマシンの射出装置は、実施例1と同じであるため、実施例1の射出制御方法との相違点についてのみ説明する。
本実施例2においては、ガススプリング22のガス圧力が、プランジャ11のストッパープレート11cがストッパー部21aに当接した時に、設定増圧力Ps以下(P2)になるように調整されている。そのため、実施例1のグラフ2のパターンよりも更に早く、反力としてのサージ圧力及びその昇圧速度(昇圧加速度)が緩衝・吸収され始めるため、サージ圧力が設定増圧力Psを超えることを防止できる。また、ガススプリング22のガス圧力は、ピストン22aが、プランジャ11の押し込み量Lだけ、すべて押し込まれた状態において、ガススプリング22の弾性力の増加により、設定増圧力Psに到達するか、設定増圧力Ps未満の圧力である。図2のグラフ3は、ガススプリング22のガス圧力が、プランジャ11のストッパープレート11cがストッパー部21aに当接した時に、設定増圧力Psより低い圧力P2になるように調整されている。
そのため、図2のグラフ3に示すように、ガススプリング22のピストン22aが押し込まれ始め、プランジャ11のストッパープレート11cが、ストッパー部21aに当接する(同図点X)までは、溶湯圧力は、反力としてのサージ圧力及びその昇圧速度(昇圧加速度)の緩衝・吸収により、緩やかに立ち上がる。この点Xに至る、ピストン22aの押し込み動作の間、サージ圧力及びその昇圧速度(昇圧加速度)は略全てが吸収されるため、点X以降は、設定増圧力Psに追従させるようにサーボモータ12の回転トルクが制御され、溶湯圧力Pが設定増圧力Psに到達するまで昇圧される。そして、溶湯圧力Pが設定増圧力Psに到達した後、予め設定される時間、そのまま設定増圧力Psが維持制御されることはグラフ1と同じである。
このように、本実施例2においては、ガススプリング22のピストン22aの押し込み動作(押し込み量L)に要する時間を最大にするだけでなく、点X以降、サーボモータ12の回転トルクによって、溶湯圧力Pがガス設定増圧力Psまで昇圧されるまでの時間を確保することにより、溶湯圧力Pが、設定増圧力Psまで到達する昇圧時間t2を、グラフ2の昇圧時間t1よりも更に長く調整することができる(t1<t2)。本実施例2においては、点Xを経由するように、溶湯圧力の立ち上がりを制御することができるため、図3(c)に示すように、グラフ2よりも、溶湯圧力を設定増圧力Psまで更に遅く立ち上げることによって、ヒケ領域Aとバリ吹き領域Bとの両方を回避することができる。また、点Xは、ガススプリングのガス圧力の封入圧力により、所望する溶湯圧力の立ち上がりに制御できるよう適宜調整されれば良い。
図3(a)、図3(b)及び図3(c)に示すように、金型(金型キャビティの形状)によって、ヒケ領域A及びバリ吹き領域Bは異なる。しかしながら、これまで説明したように、本願発明においては、ガススプリング22のガス圧力の封入圧力を調整することにより、本実施例1乃至本実施例3で説明した3パターンのグラフのように、溶湯圧力Pを略同じ設定増圧力Psに到達させる昇圧時間を異なるように調整することにより、ヒケ領域Aとバリ吹き領域Bとの両方を回避するような増圧制御が可能である。これにより、様々な金型に対応して、ヒケやバリ吹きを防止する射出制御が可能になる。また、射出完了時におけるサージ圧力の発生も、ガススプリング22のピストン22aの押し込み動作により緩衝・吸収され、このようなサージ圧力の、射出制御や射出装置への影響を抑制することができる。
尚、実施例1及び実施例2においては、ガススプリング22のガス圧力の調整について説明を割愛したが、市販されるガススプリングは、通常、ガス封入口を備えている。そのため、ガス封入口にガス用配管を接続・施工し、ダイカストマシン、あるいは、外部に設けられた圧力供給源と接続し、電磁弁、電磁圧力調整弁及び逆止弁等を組み込んだ、ガススプリング用のガス圧力調整システムを構成することにより、金型(鋳造品)や鋳造条件に応じたガススプリングの封入ガス圧力の調整が可能である。
また、ガススプリングの封入ガス圧力の調整の頻度が少ない場合や、経験等により、金型(鋳造品)や鋳造条件に応じた適切なガススプリングの封入ガス圧力が既知である場合は、プランジャチップやプランジャロッド等のプランジャの交換と同様に、封入ガス圧力の異なるガススプリングを複数種類用意して、必要に応じて適宜交換する形態であっても良い。
1 電動射出装置
11 プランジャ
11a プランジャチップ
11b プランジャロッド
11c ストッパープレート
12 サーボモータ
20 運動変換装置
21 直線運動部分(運動変換装置)
21a ストッパー部(直線運動部分)
22 ガススプリング(直線運動部分)
22a ピストン(ガススプリング)
22b シリンダボディ(ガススプリング)
23 ボールねじ機構
23a ボールねじナット
23b ボールねじ軸

Claims (5)

  1. サーボモータと、
    前記サーボモータの回転運動を直線運動に変換する運動変換装置と、
    プランジャスリーブ内の溶湯を金型キャビティ内に射出充填するプランジャと、
    前記運動変換装置の直線運動部分と前記プランジャとの間に配置され、弾性力としてのガス圧力が調整されたガススプリングと、
    前記運動変換装置の直線運動部分に形成され、前記ガススプリングのピストンが押し込まれ、前記ピストンが押し込み限位置に到達する前に、前記プランジャを当接させるストッパー部と、
    を備えるダイカストマシンの電動射出装置。
  2. 前記ガススプリングのガス圧力の調整が、前記ガススプリングに接続されるガス配管及びガス圧力調整手段により、予め行われる、請求項1に記載のダイカストマシンの電動射出装置。
  3. 前記ガススプリングのガス圧力の調整が、弾性力としてのガス圧力が異なる、別のガススプリングへの交換により行われる、請求項1に記載のダイカストマシンの電動射出装置。
  4. 前記ガススプリングのガス圧力が、前記プランジャが前記ストッパー部に当接する前に、設定増圧力と略同じ圧力になるように、予め調整され、射出充填力の上昇に伴い、前記ガススプリングの前記ピストンが押し込まれ始めると、設定増圧力に追従させるように、前記サーボモータの回転トルクが制御される、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のダイカストマシンの電動射出装置を使用する射出制御方法。
  5. 前記ガススプリングのガス圧力が、前記プランジャが前記ストッパー部に当接した時に、設定増圧力以下の圧力になるように、予め調整され、射出充填力の上昇に伴い、前記ガススプリングの前記ピストンが押し込まれ始めると、設定増圧力に追従させるように、前記サーボモータの回転トルクが制御される、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のダイカストマシンの電動射出装置を使用する射出制御方法。
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