JP2015139506A - ウェアラブル電極および生体電気信号測定システム - Google Patents

ウェアラブル電極および生体電気信号測定システム Download PDF

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Abstract

【課題】必要なときに簡易に生体電気信号を測定する。【解決手段】生体電気信号測定システムは、ウェアラブル電極1100と、生体電気信号測定装置1200とから構成される。ウェアラブル電極1100は、着用者の皮膚と接触する衣類1101の面に固定された可撓性電極1102と、着用者の皮膚と接触する衣類の面と反対側の面に配置され、着用者による圧力印加時にオン状態となり、圧力非印加時にオフ状態となるSPSTスイッチ1104とを備える。生体電気信号測定装置1200は、ウェアラブル電極1100と接続されたときに、SPSTスイッチ1104のオンに応じて生体電気信号の測定を開始する。【選択図】 図1

Description

本発明は、日常的に生体電気信号を取得するために用いられるウェアラブル電極および生体電気信号測定システムに関するものである。
近年、日常生活における生体電気信号の取得に対する要求が高まっており、例えば不整脈の有無や虚血性心疾患の診断のため、日常生活における心電図を常時計測するホルター心電計が提案されている。しかしながら、ホルター心電計で心電図を測定できる時間が24時間程度に限られているため、数日に一度程度の症状が現れる被験者においては、心電図を連続的に測定しても診断に必要な心電図を取得できないことが多い。そこで、動悸や息切れ等何らかの症状を感じたときに自分で心電図が測定できるように携帯することが可能な心電図測定装置が提案されている(非特許文献1)。
"携帯心電計のご紹介",オムロン コーリン株式会社,インターネット<http://www.omron-portable-ecg.jp/general/hcg-801/hcg-801_pag_index.php>
しかしながら、非特許文献1に示されるような心電図測定装置は、携帯することを忘れがちである。また、何らかの症状を感じたときに心電図を測定するまでには、(1)心電図測定装置を取り出す、(2)肌を露出させる、(3)心電図測定装置を肌に接触させる、(4)心電図測定装置の測定開始ボタンを押す、といった複数の動作が必要であるため、何らかの症状を感じた時点における心電図を測定することが間に合わないという課題があった。また、心電図測定装置を肌に接触させる必要があるため、被験者が肌を露出することが物理的・精神的に困難な状況においては、測定機会を逸してしまうという課題があった。
そこで、本発明は、必要なときに簡易に生体電気信号を測定することができるウェアラブル電極および生体電気信号測定システムを提供することを目的とする。
本発明のウェアラブル電極は、着用者の皮膚と接触する衣類の面に固定された第1の可撓性電極と、着用者の皮膚と接触する前記衣類の面と反対側の面に配置され、着用者による圧力印加時にオン状態となり、圧力非印加時にオフ状態となるSPSTスイッチとを備え、着用者の生体電気信号を取得する生体電気信号測定装置と接続されたときに、前記SPSTスイッチのオンに応じて生体電気信号の測定を開始させることが可能なことを特徴とするものである。
また、本発明のウェアラブル電極の1構成例において、前記SPSTスイッチは、前記衣類を挟んで前記第1の可撓性電極と対向するように配置されることを特徴とするものである。
また、本発明のウェアラブル電極の1構成例は、さらに、前記SPSTスイッチをスイッチオフの状態で被覆する可撓性絶縁体と、この可撓性絶縁体の表面に配置された手部接触用可撓性電極とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明のウェアラブル電極の1構成例は、さらに、着用者の皮膚と接触する前記衣類の面に、前記第1の可撓性電極と離間して配置された第2の可撓性電極を備えることを特徴とするものである。
また、本発明のウェアラブル電極の1構成例において、前記第1の可撓性電極と前記第2の可撓性電極とは、着用者の掌に収まる範囲内で離間して配置される。
また、本発明の生体電気信号測定システムは、前記ウェアラブル電極と、前記ウェアラブル電極に含まれる可撓性電極が検出した生体電気信号を取得する生体電気信号測定装置とを備え、前記生体電気信号測定装置は、前記ウェアラブル電極と接続されたときに、前記SPSTスイッチのオンに応じて生体電気信号の測定を開始することを特徴とするものである。
また、本発明のウェアラブル電極の1構成例は、さらに、着用者の皮膚と接触する前記衣類の面と反対側の面に露出するように配置された生体電気信号測定装置接続用の端子を備えることを特徴とするものである。
また、本発明の生体電気信号測定システムは、前記ウェアラブル電極と、前記ウェアラブル電極に含まれる可撓性電極が検出した生体電気信号を取得する生体電気信号測定装置とを備え、前記生体電気信号測定装置は、前記ウェアラブル電極の端子と嵌合するように配置されたウェアラブル電極接続用の端子を備え、この端子を介して前記ウェアラブル電極と接続されたときに、前記SPSTスイッチのオンに応じて生体電気信号の測定を開始することを特徴とするものである。
本発明によれば、ウェアラブル電極が予め衣類に固定されているため、ウェアラブル電極の装着忘れを防止することができる。また、本発明では、着用者が衣類に設けられたSPSTスイッチを押下するだけで生体電気信号の測定が開始されるため、着用者が何らかの症状を感じた時点で生体電気信号測定を迅速に開始することができる。さらに、衣類の裏面に第1の可撓性電極を設けることにより、衣類を着たまま生体電気信号測定を行うことができるため、着用者が肌を露出することが物理的・精神的に困難な状況においても、測定機会を逸することがない。
また、本発明では、SPSTスイッチを、衣類を挟んで第1の可撓性電極と対向するように配置することにより、ウェアラブル電極の着用者が異常を感じたときにSPSTスイッチを押さえる動作をするだけで、第1の可撓性電極が着用者の皮膚に押し付けられるため、安定な生体電気信号測定が可能になる。
また、本発明では、SPSTスイッチをスイッチオフの状態で被覆する可撓性絶縁体と、可撓性絶縁体の表面に手部接触用可撓性電極とを設けることにより、ウェアラブル電極の着用者がSPSTスイッチを押下する際に手部接触用可撓性電極に触れることになる。本発明では、着用者の心臓から離れた掌と接触する手部接触用可撓性電極を不関電極として用いることができるため、品質の良い生体電気信号を取得することができる。
また、本発明では、着用者の皮膚と接触する衣類の面に、第1の可撓性電極と離間して第2の可撓性電極を配置することにより、第1の可撓性電極と第2の可撓性電極を用いた双極誘導法によって生体電気信号を取得することができるので、体動などに起因する雑音を低減した品質の良い生体電気信号を取得することができる。
また、本発明では、第1の可撓性電極と第2の可撓性電極とを、着用者の掌に収まる範囲内で離間して配置することにより、ウェアラブル電極の着用者が異常を感じたときにSPSTスイッチを押さえる動作をするだけで、第1の可撓性電極と第2の可撓性電極とが着用者の皮膚に押し付けられるため、安定して品質の良い生体電気信号を取得することができる。
また、本発明では、着用者の皮膚と接触する衣類の面と反対側の面に露出するように生体電気信号測定装置接続用の端子を設けることにより、生体電気信号測定装置とウェアラブル電極とを任意に分離可能となるため、生体電気信号測定装置に防水性がなくとも、生体電気信号測定装置を取り外すことでウェアラブル電極を洗濯することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る生体電気信号測定システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る生体電気信号測定システムを人体に装着した様子を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係るSPSTスイッチの平面図および側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る生体電気信号測定システムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る生体電気信号測定システムを人体に装着した様子を示す模式図である。 本発明の第3の実施の形態に係る生体電気信号測定システムの構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る生体電気信号測定システムを人体に装着した様子を示す模式図である。 本発明の第4の実施の形態に係る生体電気信号測定システムの構成を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係る生体電気信号測定システムを人体に装着した様子を示す模式図である。
以下、好適な実施の形態について図を参照して本発明を説明するが、本発明はかかる実施の形態に限定されない。
[第1の実施の形態]
上記目的を達成するため、本発明の第1の実施の形態に係る生体電気信号測定システムは、図1に示すように、ウェアラブル電極1100と、ウェアラブル電極1100と電気的に接続された生体電気信号測定装置1200とから構成される。ウェアラブル電極1100は、生体(着用者)1000と接触するように衣類1101の裏面(生体1000と接する面)に固定された可撓性電極1102と、圧力印加時に導電状態となり、圧力非印加時には非導電状態となるSPST(Single Pole Double Throw)スイッチ1104と、上記可撓性電極1102と生体電気信号測定装置1200とを電気的に接続する配線1105と、上記SPSTスイッチ1104と生体電気信号測定装置1200とを電気的に接続する配線1106,1107とを少なくとも有する。生体電気信号測定システムは、少なくともSPSTスイッチ1104が導通した場合に、生体電気信号測定装置1200内のラッチ回路1206等の既存の回路によって待機状態が解除され、生体電気信号測定を開始する。
図2は本実施の形態の生体電気信号測定システムを人体に装着した様子を示す模式図である。本実施の形態では、生体1000に直接着用する衣類1101の裏面の生体1000と接触する側に可撓性電極1102を固定し、衣類1101の表面の心臓1001付近の左胸部にSPSTスイッチ1104を固定している。図1に示すように、一端が可撓性電極1102と接続された配線1105の他端には端子1108が接続され、一端がSPSTスイッチ1104と接続された配線1106,1107の他端には端子1109,1110が接続されている。そして、端子1108,1109,1110を、生体電気信号測定装置1200に設けられた端子1201,1202,1203と嵌合させることにより、ウェアラブル電極1100と生体電気信号測定装置1200とを電気的に接続することができる。
なお、本実施の形態では、生体電気信号測定装置1200が生体電気信号である心電波形を測定する場合、すなわち生体電気信号測定装置1200が心電図測定装置である場合について述べるが、これに限定されず、生体電気信号は例えば脳波や筋電位等であってもよい。脳波を測定する場合には衣類1101は例えば帽子型、ヘアバンド(カチューシャ)型、リボン型、鉢巻型等の頭に装着しやすい形状であることが望ましい。
また、本実施の形態では、衣類1101をシャツ型形状としたが、これに限定されず、シャツ型のほかパンツ型、ブラジャー型、帽子型、サポータ型、バンド型等、肌に直接接触すれば様々な形態であってよい。
衣類1101は、可撓性電極1102が生体1000の表面(皮膚)と接触するよう、例えばポリエステル繊維やポリウレタン繊維を含む布帛・織物等の伸縮性のある素材で構成することが望ましい。
可撓性電極1102は、カーボンフィラー混合樹脂、Ag布、導電性高分子含浸布帛、電解液を染み込ませた布帛等の、導電性を有し可撓性のある素材を特に限定なく用いることができる。本実施の形態では、衣類1101の生体1000と接触する面に可撓性電極1102を例えば縫い付けたり接着したりすることで、可撓性電極1102が生体1000側に突出するように固定されている。
SPSTスイッチ1104は、本実施の形態の設置位置に限定されず、衣類1101上の任意の場所に設置してよい。ただし、本実施の形態では、心電図測定の主な対象である不整脈や虚血性心疾患を持つ着用者において、発作等が生じた際に着用者が無意識に心臓1001付近を押さえる動作をするケースが多いことを鑑み、特に訓練することなく発作等が生じた際に着用者がSPSTスイッチ1104を押さえ、心電図測定を開始できる位置として心臓1001付近の左胸部にSPSTスイッチ1104を設置している。SPSTスイッチ1104の衣類1101への固定方法としては、例えば粘着シール、接着または縫い付けなどの方法を採用することができる。
SPSTスイッチ1104としては、市販のSPSTタクトスイッチを用いることができる。本発明のウェアラブル電極1100のように使い捨てではなく洗濯して複数回使用することを想定する場合は、SPSTスイッチ1104として防水処理されたものを用いることが望ましい。
また、SPSTスイッチ1104として、図3(A)〜図3(C)に示す簡易SPSTスイッチを用いることができる。図3(A)はSPSTスイッチ1104の平面図、図3(B)はSPSTスイッチ1104のオフ状態の側面図、図3(C)はSPSTスイッチ1104のオン状態の側面図である。図3(A)〜図3(C)に示すSPSTスイッチ1104は、衣類1101の上に配置された下側可撓性電極2201と、上側可撓性電極2202と、下側可撓性電極2201と上側可撓性電極2202との間に間隙を形成するためのスペーサ2203とから構成される。
上側可撓性電極2202に圧力が印加されていない状態では、図3(B)に示すように下側可撓性電極2201と上側可撓性電極2202とが離れているので、スイッチオフとなる。上側可撓性電極2202に圧力が印加されると、図3(C)に示すように上側可撓性電極2202が撓み、下側可撓性電極2201と接触して、スイッチオンとなる。
簡易SPSTスイッチは図3(A)〜図3(C)に示す形状の他にも、円形など様々な形状で設置することができる。スペーサ2203の素材は特に限定されないが、スイッチを押し付ける動作時に着用者に負担を与えないよう、スポンジ等の軟らかい弾性体であることが望ましい。
配線1105〜1107としては、公知の配線素材を制限なく用いることができるが、人の動きによって変形する衣類1101上に設置されるため、配線素材自体に伸縮性があるもの(例えば、導電性ゴム)や、バネのように伸縮性のある構造・レイアウトをしているものがより望ましい。また、電極設置部位以外の人体等からの信号を取得しないよう、配線1105〜1107は絶縁体で被覆されていることが望ましい。
本実施の形態では、ウェアラブル電極1100と生体電気信号測定装置1200とを端子1108〜1110,1201〜1203で接続し、生体電気信号測定装置1200の取り外しが可能なようにしているが、これに限定されず、ウェアラブル電極1100と生体電気信号測定装置1200とを端子を介さずに配線で直接接続してもよい。この場合、生体電気信号測定装置1200を衣類1101に常時固定しておくことになるので、本発明のウェアラブル電極1100のように使い捨てではなく洗濯して複数回使用することを想定する場合は、生体電気信号測定装置1200に例えばゴムパッキンを備える等の防水処理を施すことが望ましい。
本実施の形態のように端子1108〜1110,1201〜1203を用いる場合、端子1108〜1110,1201〜1203としては、公知の端子素材を制限なく用いることができるが、着用者が扱いやすいよう、スナップやボタン、ファスナー等の、通常衣服に用いられている接合部材を用いることが望ましい。これらの接合部材からなる端子1108〜1110を、衣類1101の生体1000と接触する面と反対側の面に露出するように配置しておく。生体電気信号測定装置1200の筐体表面には、それぞれ端子1108〜1110と嵌合する位置に端子1201〜1203を配置する。
そして、生体電気信号測定装置1200の端子1201〜1203が衣類1101側の端子1108〜1110と嵌合するように生体電気信号測定装置1200を装着すれば、生体電気信号測定装置1200が機械的に固定され、かつウェアラブル電極1100と生体電気信号測定装置1200とが電気的に接続される。こうして、機械的固定と電気接続の両方を実現することができる。なお、本実施の形態では、生体電気信号測定装置1200の設置位置を人体の肩付近の位置としているが、これに限定されず、任意の場所に設置してよい。
生体電気信号測定装置1200は、SPSTスイッチ1104と接続され、SPSTスイッチ1104がオン状態になった時に心電波形測定を開始する。測定時間は特に限定されず、SPSTスイッチ1104がオン状態になっている間だけ心電波形を測定してもよいし、SPSTスイッチ1104がオン状態になってから数秒〜数分間測定を継続してもよいし、SPSTスイッチ1104がオン状態になってからオフ状態(待機状態)に遷移し、再度オン状態になるまで測定を継続してもよい。これらの動作制御は、生体電気信号測定装置1200内のラッチ回路1206等、既存の電子回路により実現される。
本実施の形態では、不関電極と可撓性電極1102との電位差を測定する単極誘導法による心電波形測定を想定している。生体電気信号測定装置1200を生体1000に密着して配置すれば、生体電気信号測定装置1200の回路GNDを用いた単極誘導法により心電波形を測定することが可能である。つまり、この場合には、可撓性電極1102が関電極となり、生体電気信号測定装置1200の回路GNDが不関電極となる。
また、可撓性電極1102を2つ配置してもよい。互いに同程度に心起電力の影響を受ける生体1000の2点の部位に可撓性電極1102を1つずつ配置すれば、一方の可撓性電極1102と他方の可撓性電極1102間の電位差を測定する双極誘導法により心電波形を測定することが可能である。また、一方の可撓性電極1102を図2に示したように心起電力の影響を強く受けるような心臓1001の近くに配置し、他方の可撓性電極1102を生体1000の電位変化のない部位に配置すれば、この可撓性電極1102を不関電極とし、心臓1001の近くに配置した可撓性電極1102を関電極とする単極誘導法により心電波形を測定することが可能である。
なお、単極誘導法や双極誘導法による心電波形の具体的な測定方法は周知の技術であるので、詳細な説明は省略する。
以上のように、本実施の形態では、生体電気信号測定装置1200が予め衣類1101に装着されるため、生体電気信号測定装置1200の携帯忘れを防止することができる。また、着用者が衣類1101に設けられたSPSTスイッチ1104を押下するだけで測定が開始されるため、着用者が何らかの症状を感じた時点で生体電気信号測定を迅速に開始することができる。さらに、衣類1101の裏面に可撓性電極1102を設けることにより、衣類1101を着たまま生体電気信号測定を行うことができるため、着用者が肌を露出することが物理的・精神的に困難な状況においても、測定機会を逸することがない。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は本発明の第2の実施の形態に係る生体電気信号測定システムの構成を示す図であり、図1と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態のウェアラブル電極1100は、図4に示すように、第1の実施の形態のウェアラブル電極において、衣類1101の裏面(生体1000と接触する面)に配置された可撓性電極1102と衣類1101を挟んで対向するように、衣類1101の表面にSPSTスイッチ1104を配置したものである。つまり、SPSTスイッチ1104は、衣類1101の可撓性電極1102が配置された領域1103に設けられる。
図5は本実施の形態の生体電気信号測定システムを人体に装着した様子を示す模式図である。本実施の形態では、生体1000に直接着用する衣類1101の裏面の心臓1001付近の左胸部に可撓性電極1102を固定し、可撓性電極1102が設置された領域の衣類1101の表側にSPSTスイッチ1104を固定している。図4に示すように、一端が可撓性電極1102と接続された配線1105の他端には端子1108が接続され、一端がSPSTスイッチ1104と接続された配線1106,1107の他端には端子1109,1110が接続されている。第1の実施の形態で説明したとおり、生体電気信号測定装置1200に設けられた端子1201,1202,1203を、端子1108,1109,1110と嵌合させることにより、ウェアラブル電極1100と生体電気信号測定装置1200とを電気的に接続することができる。
本実施の形態では、ウェアラブル電極1100の着用者が異常を感じたときにSPSTスイッチ1104を押さえる動作をするだけで、可撓性電極1102が着用者の皮膚に押し付けられるため、安定な生体電気信号測定が可能になる。本実施の形態では、衣類1101は特に伸縮性のある素材で構成する必要はなく、着用者のウェアラブル電極着用時の負担を軽減することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図6は本発明の第3の実施の形態に係る生体電気信号測定システムの構成を示す図であり、図1、図4と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態のウェアラブル電極1100は、図6に示すように、第1、第2の実施の形態のウェアラブル電極において、SPSTスイッチ1104をスイッチオフの状態で被覆する可撓性絶縁体1111と、この可撓性絶縁体1111の表面に配置された手部接触用可撓性電極1112と、手部接触用可撓性電極1112と生体電気信号測定装置1200とを電気的に接続する配線1113とをさらに備えるものである。
図7は本実施の形態の生体電気信号測定システムを人体に装着した様子を示す模式図である。本実施の形態では、生体1000に直接着用する衣類1101の裏面の心臓1001付近の左胸部に可撓性電極1102を固定し、可撓性電極1102が設置された領域の衣類1101の表側にSPSTスイッチ1104を固定し、SPSTスイッチ1104をスイッチオフの状態で可撓性絶縁体1111により被覆し、さらに可撓性絶縁体1111の表側に手部接触用可撓性電極1112を固定している。可撓性絶縁体1111の衣類1101への固定方法としては、例えば粘着シール、接着または縫い付けなどの方法を採用することができる。同様に、手部接触用可撓性電極1112の可撓性絶縁体1111への固定方法としても、粘着シール、接着または縫い付けなどの方法を採用することができる。
図6に示すように、一端が可撓性電極1102と接続された配線1105の他端には端子1108が接続され、一端がSPSTスイッチ1104と接続された配線1106,1107の他端には端子1109,1110が接続され、一端が手部接触用可撓性電極1112と接続された配線1113の他端には端子1114が接続されている。生体電気信号測定装置1200の筐体表面には、それぞれ端子1108〜1110,1114と嵌合する位置に端子1201〜1204が配置されている。
端子1108〜1110,1114,1201〜1204としては、公知の端子素材を制限なく用いることができるが、着用者が扱いやすいよう、スナップやボタン、ファスナー等の、通常衣服に用いられている接合部材を用いることが望ましい。これらの接合部材からなる端子1108〜1110,1114を、衣類1101の生体1000と接触する面と反対側の面に露出するように配置しておく。そして、生体電気信号測定装置1200の端子1201〜1204が衣類1101側の端子1108〜1110,1114と嵌合するように生体電気信号測定装置1200を装着すれば、生体電気信号測定装置1200が機械的に固定され、かつウェアラブル電極1100と生体電気信号測定装置1200とが電気的に接続される。
SPSTスイッチ1104と可撓性絶縁体1111と手部接触用可撓性電極1112とは、本実施の形態の設置位置に限定されず、衣類1101上の任意の場所に設置してよい。本実施の形態では、第1、第2の実施の形態と同様に、ウェアラブル電極1100の着用者が衣類1101に設けられたSPSTスイッチ1104を押下するだけで測定が開始されるため、着用者が何らかの症状を感じた時点で生体電気信号測定を迅速に開始することができる。さらに、SPSTスイッチ1104を被覆する可撓性絶縁体1111の上に手部接触用可撓性電極1112を設けているので、着用者がSPSTスイッチ1104を押下する際に手部接触用可撓性電極1112に触れることになり、手部接触用可撓性電極1112を不関電極として用いることができる。すなわち、手部接触用可撓性電極1112を不関電極とし、心臓1001の近くに配置した可撓性電極1102を関電極とする単極誘導法により心電波形を測定することが可能である。本実施の形態では、着用者の心臓から離れた掌と接触する手部接触用可撓性電極1112を不関電極として用いることができるため、品質の良い心電波形を取得することができる。
また、図6、図7に示すように、心臓1001の近くに可撓性電極1102を配置し、この可撓性電極1102と衣類1101を挟んで対向するように、衣類1101の表面にSPSTスイッチ1104を配置し、SPSTスイッチ1104を被覆する可撓性絶縁体1111の上に手部接触用可撓性電極1112を設けてもよい。この場合、ウェアラブル電極1100の着用者が異常を感じたときにSPSTスイッチ1104を押さえる動作をするだけで、可撓性電極1102が着用者の皮膚に押し付けられ、また手部接触用可撓性電極1112が着用者の手に密着するので、安定して品質の良い心電波形を取得することができる。また、衣類1101は特に伸縮性のある素材で構成する必要はなく、着用者のウェアラブル電極着用時の負担を軽減することができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図8は本発明の第4の実施の形態に係る生体電気信号測定システムの構成を示す図であり、図1、図4、図6と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態のウェアラブル電極1100は、図8に示すように、第3の実施の形態のウェアラブル電極において、可撓性電極1102と離間した位置で生体1000と接触するように衣類1101の裏面に固定された追加可撓性電極1115と、追加可撓性電極1115と生体電気信号測定装置1200とを電気的に接続する配線1116とをさらに備えるものである。
図9は本実施の形態の生体電気信号測定システムを人体に装着した様子を示す模式図である。本実施の形態では、第3の実施の形態の生体電気信号測定システムにおいて、さらに着用者の掌に収まる範囲内で可撓性電極1102から離間した位置の衣類1101の裏面に追加可撓性電極1115を固定している。追加可撓性電極1115の衣類1101への固定方法としては、例えば粘着シール、接着または縫い付けなどの方法を採用することができる。
図8に示すように、一端が追加可撓性電極1115と接続された配線1116の他端には端子1117が接続されている。生体電気信号測定装置1200の筐体表面には、それぞれ端子1108〜1110,1114,1117と嵌合する位置に端子1201〜1205が配置されている。
端子1108〜1110,1114,1117,1201〜1205としては、公知の端子素材を制限なく用いることができるが、着用者が扱いやすいよう、スナップやボタン、ファスナー等の、通常衣服に用いられている接合部材を用いることが望ましい。これらの接合部材からなる端子1108〜1110,1114,1117を、衣類1101の生体1000と接触する面と反対側の面に露出するように配置しておく。そして、生体電気信号測定装置1200の端子1201〜1205が衣類1101側の端子1108〜1110,1114,1117と嵌合するように生体電気信号測定装置1200を装着すれば、生体電気信号測定装置1200が機械的に固定され、かつウェアラブル電極1100と生体電気信号測定装置1200とが電気的に接続される。
SPSTスイッチ1104と可撓性絶縁体1111と手部接触用可撓性電極1112と追加可撓性電極1115とは、本実施の形態の設置位置に限定されず、衣類1101上の任意の場所に設置してよい。本実施の形態では、手部接触用可撓性電極1112を不関電極とし、心臓1001の近くに配置した可撓性電極1102を関電極とする単極誘導法により心電波形を測定することが可能である。本実施の形態では、着用者の心臓から離れた掌と接触する手部接触用可撓性電極1112を不関電極として用いることができるため、品質の良い心電波形を取得することができる。また、手部接触用可撓性電極1112を不関電極とし、可撓性電極1102、追加可撓性電極1115をそれぞれ正電極、負電極とする双極誘導により、ノイズを低減した質の高い心電波形測定を行うことができる。
また、図8、図9に示すように、心臓1001の近くに可撓性電極1102を配置し、この可撓性電極1102と衣類1101を挟んで対向するように、衣類1101の表面にSPSTスイッチ1104を配置し、SPSTスイッチ1104を被覆する可撓性絶縁体1111の上に手部接触用可撓性電極1112を設け、可撓性電極1102と追加可撓性電極1115とを着用者の掌に収まる範囲内で離間して配置してもよい。この場合、ウェアラブル電極1100の着用者が異常を感じたときにSPSTスイッチ1104を押さえる動作をするだけで、可撓性電極1102と追加可撓性電極1115とが着用者の皮膚に押し付けられ、また手部接触用可撓性電極1112が着用者の手に密着するので、安定して品質の良い心電波形を取得することができる。また、衣類1101は特に伸縮性のある素材で構成する必要はなく、着用者のウェアラブル電極着用時の負担を軽減することができる。
なお、第2〜第4の実施の形態において、可撓性電極1102と衣類1101を挟んで対向するようにSPSTスイッチ1104を配置する場合、可撓性電極1102とSPSTスイッチ1104との絶縁性を確保するため、衣類1101を絶縁性材料で構成する必要があることは言うまでもない。絶縁性の確保が難しい場合には、衣類1101と可撓性電極1102との間、衣類1101とSPSTスイッチ1104との間のうち少なくとも一方に絶縁性材料を挟むようにしてもよい。
本発明は、日常生活において生体電気信号を取得する技術に適用することができる。
1000…生体、1001…心臓、1100…ウェアラブル電極、1101…衣類、1102…可撓性電極、1104…SPSTスイッチ、1105〜1107,1113,1116…配線、1108〜1110,1114,1117,1201〜1205…端子、1111…可撓性絶縁体、1112…手部接触用可撓性電極、1115…追加可撓性電極、1200…生体電気信号測定装置、1206…ラッチ回路、2201…下側可撓性電極、2202…上側可撓性電極、2203…スペーサ。

Claims (8)

  1. 着用者の皮膚と接触する衣類の面に固定された第1の可撓性電極と、
    着用者の皮膚と接触する前記衣類の面と反対側の面に配置され、着用者による圧力印加時にオン状態となり、圧力非印加時にオフ状態となるSPSTスイッチとを備え、
    着用者の生体電気信号を取得する生体電気信号測定装置と接続されたときに、前記SPSTスイッチのオンに応じて生体電気信号の測定を開始させることが可能なことを特徴とするウェアラブル電極。
  2. 請求項1記載のウェアラブル電極において、
    前記SPSTスイッチは、前記衣類を挟んで前記第1の可撓性電極と対向するように配置されることを特徴とするウェアラブル電極。
  3. 請求項1または2記載のウェアラブル電極において、
    さらに、前記SPSTスイッチをスイッチオフの状態で被覆する可撓性絶縁体と、
    この可撓性絶縁体の表面に配置された手部接触用可撓性電極とを備えることを特徴とするウェアラブル電極。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のウェアラブル電極において、
    さらに、着用者の皮膚と接触する前記衣類の面に、前記第1の可撓性電極と離間して配置された第2の可撓性電極を備えることを特徴とするウェアラブル電極。
  5. 請求項4項に記載のウェアラブル電極において、
    前記第1の可撓性電極と前記第2の可撓性電極とは、着用者の掌に収まる範囲内で離間して配置されることを特徴とするウェアラブル電極。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のウェアラブル電極と、
    前記ウェアラブル電極に含まれる可撓性電極が検出した生体電気信号を取得する生体電気信号測定装置とを備え、
    前記生体電気信号測定装置は、前記ウェアラブル電極と接続されたときに、前記SPSTスイッチのオンに応じて生体電気信号の測定を開始することを特徴とする生体電気信号測定システム。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のウェアラブル電極において、
    さらに、着用者の皮膚と接触する前記衣類の面と反対側の面に露出するように配置された生体電気信号測定装置接続用の端子を備えることを特徴とするウェアラブル電極。
  8. 請求項7記載のウェアラブル電極と、
    前記ウェアラブル電極に含まれる可撓性電極が検出した生体電気信号を取得する生体電気信号測定装置とを備え、
    前記生体電気信号測定装置は、前記ウェアラブル電極の端子と嵌合するように配置されたウェアラブル電極接続用の端子を備え、この端子を介して前記ウェアラブル電極と接続されたときに、前記SPSTスイッチのオンに応じて生体電気信号の測定を開始することを特徴とする生体電気信号測定システム。
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