JP2010022623A - 生体電気信号検出電極及び生体電気信号測定装置 - Google Patents

生体電気信号検出電極及び生体電気信号測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】被計測者が違和感なく装着することができ、経年変化による劣化のない生体電気信号検出電極を提供する。
【解決手段】所定の厚さ(例えば、10mm)のスポンジ状の導電性繊維を本体部11とし、本体部11の下面で導電性繊維が密集している面を、生体の皮膚表面に接触するための生体接触面12とする。本体部11の上面で、導電性繊維が密集している面を、生体の電気信号を出力するための信号出力面13とする。更に、本体部11よりも低い電気抵抗で、生体接触面12と信号出力面13の間を電気的に接続するための接近箇所14を形成する。接近箇所14は、信号出力面13の一部を、生体接触面12に対して所定の間隔(例えば、2mm)以下となるように接近させたもので、例えば、熱処理で本体部11のスポンジ状の導電性繊維を収縮させて形成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、生体電気信号を測定するための検出電極と測定装置に関する。
近年のセンサネットワーク技術の発展に伴い、人間の生体電気信号を無意識且つ無拘束で長期間にわたって計測することが可能になった。特に、皮膚の表面電位を計測する技術では、金属電極に代えて導電性繊維を用いることで、被計測者の違和感を低減することができる。
その観点において実現された技術が、下記特許文献2に、生体電気信号測定装置として記載されている。この生体電気信号測定装置では、被計測者が着用する衣服に導電性繊維で構成された電極を埋め込み、生体電気信号を計測する。埋め込む電極に、厚いスポンジ状の弾性を有する導電性繊維を用いることで、金属製の電極を用いる場合に比べて、被計測者の違和感が減少し、生体信号の測定に起因するストレスが軽減できる。更に、被計測者の姿勢が変化しても、電極の接触状態の変化が少ないので、ノイズの少ない生体電気信号を測定することができるとされている。
特開2005−349021号公報 特開2006−247075号公報 特開2008−86390号公報
しかしながら、特許文献1に開示された生体電気信号測定装置で、電極に厚いスポンジ状の導電性繊維を使用した場合、繰り返し使用による経年変化によって、導電性繊維の抵抗値が増加するという問題がある。
未使用のスポンジ状の導電性繊維と、一般的な金属電極として用いられている銀塩化銀電極の抵抗値を比較すると、図7に示すように、導電性繊維の厚さが4mm以下であれば、導電性繊維の方が銀塩化銀電極の抵抗値よりも小さいので、電極としての使用は可能である。
一方、複数回使用して変形したスポンジ状の導電性繊維では、図8に示すように、導電性繊維の厚さが3mm以上になると、抵抗値が増加する。特に、厚さが4mm以上の導電性繊維では、抵抗値が極端に大きくなり、電極としての使用は不可能となる。これは、導電性を持たせるためにスポンジ中に含ませていた金属や炭素の粒子が、繰り返しの変形によって飛散したり、重力方向へ偏ったりすることにより、導電性が低下するためである。
本発明は、被計測者が違和感なく装着することができ、経年変化による劣化のない生体電気信号検出電極と、生体電気信号測定装置を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る生体電気信号検出電極は、導電性繊維で形成され、生体の皮膚表面に接触するための生体接触面と、前記生体接触面に対向して導電性繊維で形成され、前記生体の電気信号を出力するための信号出力面と、前記生体接触面と前記信号出力面との距離が所定の間隔となるように形成されたスポンジ状の導電性繊維による本体部と、前記本体部よりも低い電気抵抗で前記生体接触面と前記信号出力面の間を電気的に接続する接続手段とを、備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点に係る生体電気信号測定装置は、
導電性繊維で形成されて被計測者の皮膚表面に接触する生体接触面、前記生体接触面に対向して導電性繊維で形成され、前記被計測者の電気信号を出力する信号出力面、前記生体接触面と前記信号出力面との距離が所定の間隔となるように形成されたスポンジ状の導電性繊維による本体部、及び、前記本体部よりも低い電気抵抗で前記生体接触面と前記信号出力面の間を電気的に接続する接続手段を有する第1、第2及び第3の電極と、
前記第1、第2及び第3の電極が設けられた衣服と、
前記第3の電極の電位を基準として、前記第1及び第2の電極の信号出力面から出力される電気信号の電位差を増幅して出力する測定部とを、備えたことを特徴とする。
本発明によれば、生体電気信号検出電極は、本体部がスポンジ状の導電性繊維で構成されているので、被計測者が違和感なく装着することができる。
また、この生体電気信号検出電極は、その本体部を構成するスポンジ状の導電性繊維よりも低い電気抵抗で、生体接触面と信号出力面の間を電気的に接続する接続手段を有している。これにより、経年変化によって本体部のスポンジ状の導電性繊維の電気抵抗が増加しても、生体接触面と信号出力面の間の電気抵抗の値は接続手段によって低い値に保持される。従って、生体電気信号検出電極としての性能が劣化することがない。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1に示すように、生体電気信号検出電極10は、所定の厚さ(例えば、10mm)のスポンジ状の導電性繊維を本体部11とし、この本体部11の下面で導電性繊維が密集している面を、生体の皮膚表面に接触するための生体接触面12としている。また、本体部11の上面で、導電性繊維が密集している面を、生体の電気信号を出力するための信号出力面13としている。
尚、導電性繊維は、例えば、ナイロン、ポリエステル、アクリル、綿等の非導電性の材料に、金属や炭素等の導電性の粒子を練り込んだ繊維である。また、本体部11は、導電性繊維の間に細かな気泡を多数含ませることによりスポンジ状に形成し、弾力性と柔軟性を持たせるようになっている。
更に、この生体電気信号検出電極10には、本体部11を構成するスポンジ状の導電性繊維よりも低い電気抵抗で、生体接触面12と信号出力面13の間を電気的に接続するための接近箇所14が形成されている。
接近箇所14は、信号出力面13の一部を、生体接触面12に対して所定の間隔(例えば、2mm)以下となるように接近させる加工を施したものである。この加工は、熱処理によって、本体部11のスポンジ状の導電性繊維を収縮させたり、導電性の接着剤を用いて、本体部11のスポンジ状の導電性繊維を圧縮した状態で固定させたりすることによって行うことができる。
この生体電気信号検出電極10は、信号出力面13に導電性接着剤等を用いて信号線(図示せず)を接続し、この信号線を測定器に接続すると共に、生体接触面12を被計測者の皮膚表面に直接接触させて使用することができる。
このような生体電気信号検出電極10により、次のような利点がある。
まず、全体が導電性の繊維で構成され、本体部11は、柔らかいスポンジ状になっているので、金属製の電極に比べ、装着したときの被計測者の違和感が少ない。
次に、導電性繊維を用いているため、被計測者の皮膚表面の凹凸に応じて自由に変化し、密着性が高い。また、被計測者の姿勢が変化したときでも、電極が柔軟に変形するので、接触状態の変化が少なく、ノイズの少ない生体電気信号を測定することができる。
更に、接近箇所14により、生体接触面12と信号出力面13の間が、本体部11を構成するスポンジ状の導電性繊維よりも低い抵抗値で電気的に接続されている。これにより、スポンジ状の導電性繊維の抵抗が増加しても、生体接触面12と信号出力面13の間の抵抗が増加することはない。即ち、長期間に亘る使用によっても、経年変化による劣化が少ない。
[第2の実施形態]
図2に示すように、図1の生体電気信号検出電極10は、生体電気信号測定装置の電極として使用される。この生体電気信号測定装置は、衣服1、検出電極10a,10b,アース電極10c、測定部20、及び出力部30を有している。
衣服1は、被計測者が着用するもので、図示するTシャツに限らず、ズボン、下着、腹帯、帽子、靴下、サポータ等が対象となる。衣服1の内側には、検出電極10a,10b及びアース電極10cが取り付けられている。これらの電極は、図1に示す生体電気信号検出電極で、信号出力面13が衣服1の内面に固定され、生体接触面12が、この衣服1を着用した被計測者の肌に直接触れるようになっている。
検出電極10a,10b及びアース電極10cの各信号出力面13は、それぞれ信号線によって測定部20に接続されている。尚、信号線と測定部20の間は、コネクタ等によって自由に着脱できるようになっていることが望ましい。測定部20は、後述するように、検出電極10a,10b及びアース電極10cから出力される被計測者の生体電気信号を測定するものである。
出力部30は、測定部20で測定した生体電気信号を、出力形態に合わせた信号(一般的には、ディジタル信号)に変換して出力するものである。出力形態としては、CRT(陰極線管)や液晶表示装置等のディスプレイへの表示、有線または無線による通信回線を用いて所定の機器への送信、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等の記録媒体への蓄積、プリンタによる印刷等が有る。
測定部20は、図3に示すように、電位差測定部21,22、差動増幅器23、及びフィルタ24で構成されている。
電位差測定部21,22は、アース電極10cの電位を基準として、それぞれ検出電極10a,10bの電位を測定するものである。この電位差測定部21,22は、ボルテージフォロワ接続された演算増幅器で構成され、電圧増幅率が1で、入力インピーダンスがほぼ無限大のバッファ回路となっている。
差動増幅器23は、電位差測定部21,22から出力される電位の微小な差を、処理可能なレベルに増幅するものである。フィルタ24は、差動増幅器23から出力される信号から、商用電源周波数(50Hz,60Hz)等の雑音成分を除去し、有効な生体電気信号成分を出力するものである。
この測定部20から出力される生体電気信号は、被計測者の体内に発生する電気に起因する信号で、例えば、心電位信号、筋電位信号、脳波等がある。心電位信号は、心臓の活動電位に関する信号であり、筋電位信号は、筋肉の収縮に伴って発生する活動電位に関する信号である。また、脳波は、脳が発生する電位変化に関する信号である。なお、測定対象の生体電気信号は、これらの信号に限定するものではない。
次に、図2の生体電気信号測定装置の使用方法と動作を説明する。
まず、Tシャツ等の衣服1の内側で、被計測者の生体電気信号測定部位に該当する箇所に、検出電極10a,10bとアース電極10cの各信号出力面13を、接着テープ等で固定する。なお、アース電極10cは、Tシャツではなく、腹帯等に固定しても良い。
次に、被計測者は、衣服1に固定した検出電極10a,10bとアース電極10cの各生体接触面12が、肌に直接触れるように、この衣服1を着用する。これにより、各電極の生体接触面12を、衣服1と厚みのあるスポンジ状の本体部11により、被計測者の肌に違和感なく密着させることができる。
更に、検出電極10a,10bとアース電極10cに接続された信号線を、測定部20に接続し、この測定部20の電源を投入する。これにより、測定部20による動作が開始する。
測定部20では、電位差測定部21によって、アース電極10cを基準とした検出電極10aの電位が測定されて出力される。また、電位差測定部22によって、アース電極10cを基準とした検出電極10bの電位が測定されて出力される。
電位差測定部21と電位差測定部22の出力信号は、差動増幅器23に与えられ、電位差測定部21と電位差測定部22で測定された電位の差が増幅されて出力される。差動増幅器23から出力される信号は、フィルタ24に与えられ、商用電源周波数等の雑音成分が除去されて、有効な生体電気信号成分が出力部30に与えられる。
出力部30は、測定部20から与えられる生体電気信号を、ディスプレイや記録媒体等の出力形態に合わせた信号に変換して出力する。
以上のように、この第2の実施形態の生体電気信号測定装置は、第1の実施形態の生体電気信号検出電極10を、検出電極及びアース電極として使用し、被計測者の生体電気信号を測定するように構成している。これにより、被計測者に違和感やストレスを与えず、リラックスした状態で長時間の測定を行うことができる。
また、検出電極とアース電極を、被計測者の肌に密着させることができるので、雑音のない正確な測定を行うことができる。更に、これらの検出電極とアース電極は、経年変化による劣化が少ないので、繰り返して使用することができ、経済的である。
[第3の実施形態]
第1の実施形態の生体電気信号検出電極10は、接近箇所14を1箇所だけ設けて、本体部11を構成するスポンジ状の導電性繊維よりも低い電気抵抗で、生体接触面12と信号出力面13の間を電気的に接続するようにしている。第3の実施形態の生体電気信号検出電極10Aでは、図4に示すように、2箇所またはそれ以上の複数箇所に、接近箇所14A,14B,…を設ける。
なお、接近箇所14A,14B,…の加工方法は、第1の実施形態で説明したとおりである。これにより、生体接触面12と信号出力面13の間をより確実に電気的に接続することができるので、経年変化による性能の劣化を抑えることができるという利点がある。
[第4の実施形態]
第4の実施形態の生体電気信号検出電極10Bは、接近箇所14に代えて、図5に示すように、スポンジ状の本体部11の側面に、導電性繊維を密集させた側壁部15を有している。側壁部15は、本体部11の下面の生体接触面12や、上面の信号出力面13と同様に、導電性繊維が気泡を含まないように、密に形成したものである。これにより、生体接触面12と信号出力面13の間は、スポンジ状の本体部11よりも抵抗値が小さい側壁部15を介して電気的に接続される。
なお、図5では、スポンジ状の本体部11の1側面に、側壁部15を設けているが、2つ以上の側面、またはすべての側面を、導電性繊維を密集させた側壁部として形成しても良い。
この生体電気信号検出電極10Bは、本体部11をスポンジ状の導電性繊維で構成している。これにより、第1の実施形態の生体電気信号検出電極10と同様に、装着したときの被計測者の違和感が少ない、接触状態の変化が少なくノイズのない生体電気信号が測定できる、等の利点がある。
更に、導電性繊維を密集させた側壁部15によって、生体接触面12と信号出力面13の間を電気的に接続している。これにより、本体部11を構成するスポンジ状の導電性繊維の抵抗が増加しても、生体接触面12と信号出力面13の間の抵抗が増加することはない。即ち、長期間に亘る使用によっても、経年変化による劣化が少ないという利点がある。
[第5の実施形態]
第5の実施形態の生体電気信号検出電極10Cは、接近箇所14や側壁部15に代えて、図6に示すように、スポンジ状の本体部11の中に、下面の生体接触面12と上面の信号出力面13を電気的に接続する可撓性の導電体16を設けている。
導電体16の材料は、銅線、金線、銀線、アルミニウム線等の金属線でも良いし、導電性高分子からなる繊維でも良い。但し、耐久性を考慮すると共に、錆の発生や人体への影響のない材料を使用する必要がある。
なお、図6では、導電体16を1つだけ設けているが、複数個設けることにより、切断した場合の安全性が高まる。
この生体電気信号検出電極10Cは、本体部11をスポンジ状の導電性繊維で構成しているので、第1の実施形態の生体電気信号検出電極10と同様に、装着したときの被計測者の違和感が少ない、接触状態の変化が少なくノイズのない生体電気信号が測定できる、等の利点がある。
更に、生体接触面12と信号出力面13の間を、導電体16によって電気的に接続しているので、本体部11を構成するスポンジ状の導電性繊維の抵抗が増加しても、生体接触面12と信号出力面13の間の抵抗が増加することはない。即ち、長期間に亘る使用でも、経年変化による劣化が少ないという利点がある。
なお、本発明は、上記第1〜第5の実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような、種々の変形が可能である。
(1) 生体電気信号電極は、生体の微小な電位を測定するものとして説明したが、低周波治療等で人体に対して電気信号を与えるための電極としても使用することができる。
(2) 図2の測定部20の構成は一例であり、2つの生体電気信号検出電極で検出された生体電気信号を測定するものであれば、どのような構成でも良い。例えば、フィルタは出力部側に設けるようにしても良い。
(3) 生体接触面と信号出力面の間を電気的に接続する接続手段として、信号出力面の1カ所又は複数箇所において、その一部が生体接触面に所定の間隔よりも接近するように、本体部に加工を施して接近箇所を形成することができる。この場合の接近箇所として、本体部の導電性繊維を熱処理によって収縮させるか、または、導電性の接着剤を用いて導電性繊維を圧縮した状態で固定させて形成することができる。
(4) また、接続手段は、本体部の側面に生体接触面と信号出力面との間を、本体部よりも低い電気抵抗で接続する導電性繊維を設けることによって形成することができる。
(5) また、接続手段は、生体接触面と信号出力面との間を接続する可撓性の導電体を、本体部の内部に設けることによって形成することができる。
(6) なお、スポンジ状の本体部は、導電性繊維の間に気泡を発生させることによって形成することができる。
本発明の第1の実施形態に係る生体電気信号検出電極を示す構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る生体電気信号測定装置を示す構成図である。 図2中の測定部20の構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る生体電気信号検出電極を示す構成図である。 本発明の第4の実施形態に係る生体電気信号検出電極を示す構成図である。 本発明の第5の実施形態に係る生体電気信号検出電極を示す構成図である。 未使用のスポンジ状の導電性繊維の抵抗値を示す図である。 複数回使用したスポンジ状の導電性繊維の抵抗値を示す図である。
符号の説明
1 衣服
10,10A〜10C 生体電気信号検出電極
10a,10b 検出電極
10c アース電極
11 本体部
12 生体接触面
13 信号出力面
14 接近箇所
15 側壁部
16 導電体
20 測定部
21,22 電位差測定部
23 差動増幅器
24 フィルタ
30 出力部

Claims (7)

  1. 導電性繊維で形成され、生体の皮膚表面に接触するための生体接触面と、
    前記生体接触面に対向して導電性繊維で形成され、前記生体の電気信号を出力するための信号出力面と、
    前記生体接触面と前記信号出力面との距離が所定の間隔となるように形成されたスポンジ状の導電性繊維による本体部と、
    前記本体部よりも低い電気抵抗で前記生体接触面と前記信号出力面の間を電気的に接続する接続手段と、
    を備えたことを特徴とする生体電気信号検出電極。
  2. 前記接続手段は、前記信号出力面の1カ所又は複数箇所において、その一部が前記生体接触面に前記所定の間隔よりも接近するように、前記本体部に加工を施して接近箇所を形成したことを特徴とする請求項1記載の生体電気信号検出電極。
  3. 前記接近箇所は、前記本体部の導電性繊維を熱処理によって収縮させるか、または、導電性の接着剤を用いて該導電性繊維を圧縮した状態で固定させて形成したことを特徴とする請求項2記載の生体電気信号検出電極。
  4. 前記接続手段は、前記本体部の側面に、前記生体接触面と前記信号出力面との間を該本体部よりも低い電気抵抗で接続する導電性繊維を設けることによって形成したことを特徴とする請求項1記載の生体電気信号検出電極。
  5. 前記接続手段は、前記本体部の内部に設けられ、前記生体接触面と前記信号出力面との間を接続する可撓性の導電体で形成したことを特徴とする請求項1記載の生体電気信号検出電極。
  6. 前記本体部は、前記導電性繊維の間に気泡を発生させることによってスポンジ状に形成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の生体電気信号検出電極。
  7. 導電性繊維で形成されて被計測者の皮膚表面に接触する生体接触面、
    前記生体接触面に対向して導電性繊維で形成され、前記被計測者の電気信号を出力する信号出力面、
    前記生体接触面と前記信号出力面との距離が所定の間隔となるように形成されたスポンジ状の導電性繊維による本体部、及び、
    前記本体部よりも低い電気抵抗で前記生体接触面と前記信号出力面の間を電気的に接続する接続手段を有する第1、第2及び第3の電極と、
    前記第1、第2及び第3の電極が設けられた衣服と、
    前記第3の電極の電位を基準として、前記第1及び第2の電極の信号出力面から出力される電気信号の電位差を増幅して出力する測定部と、
    を備えたことを特徴とする生体電気信号測定装置。
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