JP2015138443A - 運転診断装置、保険料算定装置、運転診断方法および保険料算定方法 - Google Patents

運転診断装置、保険料算定装置、運転診断方法および保険料算定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 交差点において、自車両と他の移動体との距離が接近した場合あっても、自車両の運転者が良好な運転行動をとっているときには、リスク度が高くならないように判定する運転診断装置および運転診断方法を提供すること。
【解決手段】 自車両の交差点における右折時または左折時に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となった場合に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していなかったときには、前回判定したリスク度よりもリスク度が高くなるように判定するとともに前回算定した保険料よりも保険料が高くなるように判定し、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していたときには、前回判定したリスク度を維持するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運転診断装置、保険料算定装置、運転診断方法および保険料算定方法に関するものである。
この種の技術としては、下記の特許文献1に記載の技術が開示されている。この文献には、交差点右折時に自車両と対向車両との距離が設定距離よりも短いときには運転者の運転状態が高リスクであると判断され、この運転者には自動車保険の保険料率を高くしているものが開示されている。
特許4416374号公報
上記特許文献1に記載の技術では、例えば、自車両の運転者が良好な運転行動(例えば、十分に減速または停止)をしているときに、対向車両が接近してきたときにも自車両の運転者の運転状態が高リスクであると判断され、保険料率も高く設定されてしまうおそれがあった。
本発明は、上記問題に着目されたもので、その目的とするところは、交差点における右折または左折時に自車両と他の移動体との距離が接近した場合あっても、自車両の運転者が良好な運転行動をとっているときには、リスク度が高くならないように判定する運転診断装置および運転診断方法を提供することである。また同じく、交差点における右折または左折時に自車両と他の移動体との距離が接近した場合あっても、自車両の運転者が良好な運転行動をとっているときには、保険料が高くならないように算定する保険料算定装置および保険料算定方法を提供することである。
上記課題を解決するために第一発明および第三発明では、自車両の交差点における右折時または左折時に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となった場合に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していなかったときには、前回判定したリスク度よりもリスク度が高くなるように判定し、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していたときには、前回判定したリスク度を維持するようにした。
また第二発明および第四発明では、自車両の交差点における右折時または左折時に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となった場合に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していなかったときには、前回算定した保険料よりも保険料が高くなるように判定し、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していたときには、前回算定した保険料を維持するようにした。
よって第一発明および第三発明では、自車両と移動体とが接近した場合でも、自車両の運転者が良好な運転行動をしたときには、リスク度を維持するように判定することができる。
また第二発明および第四発明では、自車両と移動体とが接近した場合でも、自車両の運転者が良好な運転行動をしたときには、保険料を維持するように算定することができる。
実施例1の運転診断および保険料算出を行うコントローラの制御ブロック図である。 実施例1のリスク度判定および保険料算定の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1のリスク度判定および保険料算定の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1のリスク度判定および保険料算定の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1のリスク度判定および保険料算定の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1のリスク度判定および保険料算定の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 実施例1の自車両と他の移動体とが接近した状態の例を示す図である。 他の実施例の運転診断および保険料算出を行うコントローラの制御ブロック図である。
〔実施例1〕
[制御ブロック]
図1は運転診断および保険料算出を行うコントローラ10の制御ブロック図である。コントローラ10は、ブレーキペダル操作が行われたことを検出するブレーキスイッチ1と、自車両の各車輪の車輪速を検出する車輪速センサ2と、自車両の操向輪の舵角を検出する舵角センサ3と、自車両のターンシグナルを点滅させるターンシグナルスイッチ4と、自車両の前方の画像を撮影する前カメラ5と、自車両の右方の画像を撮影する右カメラ6と、自車両の左方の画像を撮影する左カメラ7と、自車両の後方の画像を撮影する後カメラ8から各種情報を入力する。
コントローラ10は、入力した情報を基に、自車両の運転者がリスクのある運転をしているか否かに基づいてリスク度の判定と自動車保険の保険料の算定を行い、モニタ、スピーカなどからなる教示部9によって、運転者にリスク度や保険料を教示する。
コントローラ10は、周囲状況検出部20と、自車両状況検出部30と、接近原因判断部11と、リスク度判定部/保険料算定部12と、結果記録メモリ13とを有している。
周囲状況検出部20は、視点変換部21と、俯瞰画像作成部22と、移動体検出部23と、位置検出部24と、移動体相対速度演算部25と、移動体走行環境検出部26とを有している。
視点変換部21は、前カメラ5、右カメラ6、左カメラ7、後カメラ8で撮影した自車両周辺の映像を始点変換する。
俯瞰画像作成部22は、視点変換部21で変換された映像を繋ぎ合わせて自車両を中心とした俯瞰図を作成する。
移動体検出部23は、俯瞰画像作成部22において作成された俯瞰図から、自車両の周囲に存在する移動体を画像処理などによって検出する。移動体とは、具体的には、自動車、自動二輪車、軽車両、歩行者などを示す。
位置検出部24は、移動体検出部23で検出された移動体の位置(距離と方向)を、自車両の位置を基準とした座標に基づいて特定する。
移動体相対速度演算部25は、位置検出部24で検出された移動体の位置から自車両と移動体との距離を、後述する自車速計測部32において計測した自車速とに基づいて自車両と移動体との相対速度を演算する。
移動体走行環境検出部26は、位置検出部24で検出された移動体の位置が自車両走行車線内であるか、または自車両走行車線に隣接する歩道内であるかを俯瞰画像などから検出する。
自車両状況検出部30は、減速停止行動検出部31と、自車速計測部32と、旋回方向検出部33とを有している。
減速停止行動検出部31は、ブレーキスイッチらのブレーキペダル操作情報から自車両の運転者が急減速操作や車両停止操作を行ったか否かを検出する。
自車速計測部32は、車輪速センサ2の各車輪の車輪速の情報から自車両の車体速を計測する。
旋回方向検出部33は、舵角センサ3の自車両の操向輪の舵角情報と、ターンシグナルスイッチ4の操作情報から自車両が右折または左折しようとしていることを検出する。
位置関係検出部40は、移動体接近判断部41と、接近方向検出部42と、離脱方向検出部43と、自車両追越判断部44と、移動体追越判断部45とを有している。
移動体接近判断部41は、位置検出部24の移動体との距離および方向の情報から、自車両と移動体との距離が所定距離(例えば、7[m])以下となったときに、移動体に接近したと判断する。
接近方向検出部42は、位置検出部24の移動体との距離および方向の情報から、自車両に対する移動体の接近方向を検出する。
離脱方向検出部43は、位置検出部24の移動体との距離および方向の情報から、自車両に対する移動体の離脱(接近後遠ざかる)方向を検出する。
自車両追越判断部44は、自車両が移動体を追い越したか否かを判断する。
移動体追越判断部45は、移動体が自車両を追い越したか否かを判断する。
接近原因判断部11は、周囲状況検出部20からの情報と、自車両状況検出部30の情報と、位置関係検出部40の情報から自車両がリスクの有る状況(自車両が移動体に接触する可能性が高い状況)となった要因は、自車両の行動によるものなのか、移動体によるものなのかを判断する。
リスク度判定部/保険料算定部12は、接近原因判断部11の情報から、自車両がリスクの有る状況となった要因は、自車両の行動によるものであるときには前回判定したリスク度より高くなるように判定し、移動体の行動によるものであるときには前回判定したリスク度を維持するように判定する。なおリスク度は、自車両の運転者がリスクのある運転をしているときに高くなるように設定される。
またリスク度判定部/保険料算定部12は、接近原因判断部11の情報から、自車両がリスクの有る状況となった要因は、自車両の行動によるものであるときには前回判定した保険料より高くなるように判定し、移動体の行動によるものであるときには前回判定した保険料を維持するように判定する。なお保険料とは、所謂、任意の自動車保険の保険料のことで、ここで算定された保険料が更新時の保険料に設定される。
[リスク度判定/保険料算定処理]
図2ないし図6はリスク度判定および保険料算定の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1では、自車両が交差点で右折または左折を行ったか否かを判断し、右折または左折を行ったときにはステップS2へ移行し、直進したときにはステップS1の処置を繰り返す。
ステップS2では、自車両と移動体との距離が所定距離(例えば、7[m])以下であるか否かを判断し、所定距離以下のときにはステップS3へ移行し、所定距離より大きいときにはステップS2の処理を繰り返す。
ステップS3では、自車両に対する移動体の接近方向を判断し、接近方向が前方であるときにはステップS4へ移行し、右方であるときにはステップS21へ移行し、左方であるときにはステップS27へ移行し、後方であるときにはステップS32へ移行する。
ステップS4では、自車両が移動体を追い越したか否かを判定し、追い越したときにはステップS5へ移行し、追い越していないときにはステップS10へ移行する。
ステップS5では、移動体が自車両走行車線内にいるか否かを判定し、自車両走行車線にいるときにはステップS6へ移行し、自車両走行車線にいないときにはステップS7へ移行する。
ステップS6では、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定して処理を終了する。
ステップS7では、自車両が減速または停止したか否かを判定し、減速または停止したときにはステップS8へ移行し、減速または停止をしなかったときにはステップS9へ移行する。
ステップS8では、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。
ステップS9では、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定して処理を終了する。
ステップS10では、移動体が右折したか否かを判定し、移動体が右折したときにはステップS11へ移行し、移動体が右折しなかったときにはステップS16へ移行する。
ステップS11では、自車両が左折したか否かを判定し、自車両が左折したときにはステップS12へ移行し、自車両が右折したときにはステップS13へ移行する。
ステップS12では、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。
ステップS13では、自車両が減速または停止したか否かを判定し、減速または停止したときにはステップS14へ移行し、減速または停止をしなかったときにはステップS15へ移行する。
ステップS14では、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。
ステップS15では、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定して処理を終了する。
ステップS16では、自車両が右折し、かつ移動体が自動車または自動二輪車であるか否かを判定し、自車両が右折し、かつ移動体が自動車または自動二輪車であるときにはステップS17へ移行し、自車両が左折し、または移動体が自動車および自動二輪車でないときにはステップS18へ移行する。
ステップS17では、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定して処理を終了する。
ステップS18では、自車両が減速または停止したか否かを判定し、減速または停止したときにはステップS19へ移行し、減速または停止をしなかったときにはステップS20へ移行する。
ステップS19では、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。
ステップS20では、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定して処理を終了する。
ステップS21では、移動体が右折したか否かを判定し、移動体が右折したときにはステップS22へ移行し、移動体が右折しなかったときにはステップS24へ移行する。
ステップS22では、自車両が右折したか否かを判定し、自車両が右折したときにはステップS23へ移行し、自車両が左折したときにはステップS24へ移行する。
ステップS23では、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。
ステップS24では、自車両が減速または停止したか否かを判定し、減速または停止したときにはステップS25へ移行し、減速または停止をしなかったときにはステップS26へ移行する。
ステップS25では、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。
ステップS26では、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定して処理を終了する。
ステップS27では、自車両が右折し、かつ移動体が自動車または自動二輪車であるか否かを判定し、自車両が右折し、かつ移動体が自動車または自動二輪車であるときにはステップS28へ移行し、自車両が左折し、または移動体が自動車および自動二輪車でないときにはステップS29へ移行する。
ステップS28では、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定して処理を終了する。
ステップS29では、自車両が減速または停止したか否かを判定し、減速または停止したときにはステップS30へ移行し、減速または停止をしなかったときにはステップS31へ移行する。
ステップS30では、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。
ステップS31では、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定して処理を終了する。
ステップS32では、移動体が自車両を追い越したか否かを判定し、追い越したときにはステップS34へ移行し、追い越していないときにはステップS33へ移行する。
ステップS33では、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。
ステップS34では、自車両が減速または停止したか否かを判定し、減速または停止したときにはステップS35へ移行し、減速または停止をしなかったときにはステップS36へ移行する。
ステップS35では、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。
ステップS36では、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定して処理を終了する。
[リスク度判定/保険料算定処理動作]
図7は、自車両走行車線上で交差点内を左折しようとしている自動二輪車に自車両が接近した状態を示す図である。これは、自車両が自車両走行車線内の先行車両を追い越そうとして接近したため、自車両の運転者が良好な運転を行っていない状態である。このようなときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図8は、自車両走行車線上で交差点内を右折しようとしている自動二輪車に自車両が接近した状態を示す図である。これは、自車両が自車両走行車線内の先行車両を追い抜こうとして接近したため、自車両の運転者が良好な運転を行っていない状態である。このようなときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図9は、対向車線上で交差点内を右折しようとしている自動車に自車両が接近した状態をした状態を示す図である。右折車両である移動体は、交差点を直進または左折しようとする車両の進行妨害をしてはならないため、移動体の運転者が不安点運転を行っている状態である。このようなときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS10→ステップS11→ステップS12と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図10は、右折している自車両が、自車両前方から歩道上直進してくる歩行者に接近した状態を示す図である。自車両は歩行者の通行を妨げてはならないため、接近する前に自車両は減速または停止を行わなければならない。減速または停止を行ったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS10→ステップS16→ステップS18→ステップS19と進み、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。減速または停止を行わなかったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS10→ステップS16→ステップS18→ステップS20と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図11は、右折している自車両が、対向車線上で左折している自動車に接近した状態を示す図である。右折車両である自車両は、交差点を直進または左折しようとする車両の進行妨害をしてはならないため、自車両の運転者が不安点運転を行っている状態である。このようなときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS10→ステップS16→ステップS17と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図12は、右折している自車両が、対向車線上で直進している自動車に接近した状態を示す図である。右折車両である自車両は、交差点を直進または左折しようとする車両の進行妨害をしてはならないため、自車両の運転者が良好な運転を行っていない状態である。このようなときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS10→ステップS16→ステップS17と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図13は、左折している自車両が、自車両前方から歩道上直進してくる歩行者に接近した状態を示す図である。自車両は歩行者の通行を妨げてはならないため、接近する前に自車両は減速または停止を行わなければならない。減速または停止を行ったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS10→ステップS16→ステップS18→ステップS19と進み、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。減速または停止を行わなかったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS10→ステップS16→ステップS18→ステップS20と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図14は、右折している自車両が、自車両右方を右折している自動車に接近した状態を示す図である。交差道路を左方から進行してくる車両の進行を妨害してならないため、移動体の運転者が良好な運転を行っていない状態である。このようなときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS21→ステップS22→ステップS23と進み、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。
図15は、左折している自車両が、自車両右方から直進してくる自動車、または自動二輪車、または歩行者に接近した状態を示す図である。交差道路を左方から進行してくる車両の進行を妨害してならないが、移動体は交差点を直進しているため、自車両と移動体との優先度が明確に定義されていない。そこで移動体に接近する前に自車両は減速または停止を行った場合は自車両の運転者が良好な行動を行っていると判断する。減速または停止を行ったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS21→ステップS24→ステップS25と進み、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。減速または停止を行わなかったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS21→ステップS24→ステップS26と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図16は、右折している自車両が、自車両右方から直進してくる自動車、または自動二輪車、または歩行者に接近した状態を示す図である。交差道路を左方から進行してくる車両の進行を妨害してならないが、移動体は交差点を直進しているため、自車両と移動体との優先度が明確に定義されていない。そこで移動体に接近する前に自車両は減速または停止を行った場合は自車両の運転者が良好な行動を行っていると判断する。減速または停止を行ったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS21→ステップS24→ステップS25と進み、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。減速または停止を行わなかったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS21→ステップS24→ステップS26と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図17は、右折している自車両が、自車両左方から直進してくる自動車に接近した状態を示す。交差道路を左方から進行してくる車両の進行を妨害してならないため、自車両の運転者が良好な運転を行っていない状態である。このようなときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS27→ステップS28と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図18は、右折している自車両が、自車両左方から右折してくる自動車に接近した状態を示す。交差道路を左方から進行してくる車両の進行を妨害してならないため、自車両の運転者が良好な運転を行っていない状態である。このようなときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS27→ステップS28と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図19は、左折している自車両が、自車両左方から歩道上直進してくる歩行者に接近した状態を示す図である。自車両は歩行者の通行を妨げてはならないため、接近する前に自車両は減速または停止を行わなければならない。減速または停止を行ったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS27→ステップS29→ステップS30と進み、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。減速または停止を行わなかったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS27→ステップS29→ステップS31と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図20は、右折している自車両が、自車両左方から歩道上直進してくる歩行者に接近した状態を示す図である。自車両は歩行者の通行を妨げてはならないため、接近する前に自車両は減速または停止を行わなければならない。減速または停止を行ったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS27→ステップS29→ステップS30と進み、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。減速または停止を行わなかったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS27→ステップS29→ステップS31と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図21は、右折している自車両が、自車両後方から自車両を追い越してきた自動二輪車に接近した状態を示す図である。これは、移動体が自車両を追い越そうとして接近したため、移動体の運転者が良好な運転を行っていない状態であるが、自車両も接近する前に減速または停止を行うべきである。減速または停止を行ったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS32→ステップS34→ステップS35と進み、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。減速または停止を行わなかったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS32→ステップS34→ステップS36と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図22は、左折している自車両が、自車両後方から自車両を追い越してきた自動二輪車に接近した状態を示す図である。これは、移動体が自車両を追い越そうとして接近したため、移動体の運転者が良好な運転を行っていない状態であるが、自車両も接近する前に減速または停止を行うべきである。減速または停止を行ったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS32→ステップS34→ステップS35と進み、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。減速または停止を行わなかったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS32→ステップS34→ステップS36と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図23は、右折している自車両が、自車両後方から自車両を追い越してきた歩道を歩行する歩行者に接近した状態を示す図である。自車両は歩行者の通行を妨げてはならないため、接近する前に自車両は減速または停止を行わなければならない。減速または停止を行ったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS32→ステップS34→ステップS35と進み、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。減速または停止を行わなかったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS32→ステップS34→ステップS36と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
図24は、左折している自車両が、自車両後方から自車両を追い越してきた歩道を歩行する歩行者に接近した状態を示す図である。自車両は歩行者の通行を妨げてはならないため、接近する前に自車両は減速または停止を行わなければならない。減速または停止を行ったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS32→ステップS34→ステップS35と進み、リスク度を前回判定したリスク度に維持するように判定し、保険料を前回算定した保険料に維持するように算定して処理を終了する。減速または停止を行わなかったときには、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS32→ステップS34→ステップS36と進み、リスク度を前回判定したリスク度よりも高くなるように判定し、保険料を前回算定した保険料よりも高くなるように算定する。
[作用]
従来、交差点における自車両と対向車両との距離に応じてリスク度の判定や保険料の算定が行われていた。しかし、自車両の運転者が良好な運転行動(例えば、十分に減速または停止)をしているときに、対向車両が接近してきたときにも自車両の運転者の運転状態が高リスクであると判断され、保険料率も高く設定されてしまうおそれがあった。
そこで実施例1では、自車両の交差点における右折時または左折時に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となった場合に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していなかったときには、前回判定したリスク度よりもリスク度が高くなるように判定するとともに前回算定した保険料よりも保険料が高くなるように判定し、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していたときには、前回判定したリスク度を維持するとともに前回算定した保険料を維持するようにした。
これにより、自車両と移動体とが接近した場合でも、自車両の運転者が良好な運転行動をしたときには、リスク度を維持するように判定し、また保険料を維持するように算定することができる。
また実施例1では、交差点において自車両と移動体との距離が所定距離以下となった場合に、自車両が走行中の車線上の移動体が自車両の前方から接近し、移動体を自車両が追い越したときには、前回判定したリスク度よりもリスク度が高くなるように判定するとともに前回算定した保険料よりも保険料が高くなるように算定するようにした。
これにより、自車両が自車両走行車線上の移動体を追い越したときには、自車両が減速を行ったか否かに関わらず、リスク度を高くなるように判定し、また保険料を高くなるように算定することができる。
[効果]
(1) 自車両の速度を計測する自車速計測部32と、自車両が交差点において右折または左折することを検出する旋回方向検出部33(交差点右左折検出手段)と、交差点における自車両と他の移動体との距離を検出する位置検出部24(移動体距離検出手段)と、自車両の運転者がリスクのある運転をしているときにはリスク度が高くなるように周期的に判定するリスク度判定部/保険料算定部12(リスク度判定手段)と、を有し、リスク度判定部/保険料算定部12は、自車両の交差点における右折時または左折時に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となった場合に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していなかったときには、前回判定したリスク度よりもリスク度が高くなるように判定し、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していたときには、前回判定したリスク度を維持するようにした。
よって、自車両と移動体とが接近した場合でも、自車両の運転者が良好な運転行動をしたときには、リスク度を維持するように判定することができる。
(2) 自車両に対する移動体の接近方向を検出する接近方向検出部42(移動体接近方向検出手段)と有し、リスク度判定部/保険料算定部12は、交差点において自車両と移動体との距離が所定距離以下となった場合に、自車両が走行中の車線上の移動体が自車両の前方から接近し、移動体を自車両が追い越したときには、前回判定したリスク度よりもリスク度が高くなるように判定するようにした。
よって、自車両が自車両走行車線上の移動体を追い越したときには、自車両が減速を行ったか否かに関わらず、リスク度を高くなるように判定することができる。
(3) 自車両の速度を計測する自車速計測部32と、自車両が交差点において右折または左折することを検出する旋回方向検出部33(交差点右左折検出手段)と、交差点における自車両と他の移動体の距離を検出する位置検出部24(移動体距離検出手段)と、自車両の運転者がリスクのある運転をしているときにはリスク度が高くなるように周期的に算定するリスク度判定部/保険料算定部12(保険料算定手段)と、を有し、リスク度判定部/保険料算定部12は、自車両の交差点における右折時または左折時に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となった場合に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していなかったときには、前回算定した保険料よりも保険料が高くなるように算定し、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していたときには、前回算定した保険料を維持するようにした。
よって、自車両と移動体とが接近した場合でも、自車両の運転者が良好な運転行動をしたときには、保険料を維持するように算定することができる。
(4) 自車両に対する移動体の接近方向を検出する接近方向検出部42(移動体接近方向検出手段)と有し、リスク度判定部/保険料算定部12は、交差点において自車両と移動体との距離が所定距離以下となった場合に、自車両が走行中の車線上の移動体が自車両の前方から接近し、移動体を自車両が追い越したときには、前回算定した保険料よりも保険料が高くなるように算定するようにした。
よって、自車両が自車両走行車線上の移動体を追い越したときには、自車両が減速を行ったか否かに関わらず、保険料を高くなるように算定することができる。
(5) 自車両の速度を計測する自車速計測部32と、自車両が交差点において右折または左折することを検出し、交差点における自車両と他の移動体の距離を検出し、自車両の運転者がリスクのある運転をしているときにはリスク度が高くなるように周期的に判定し、自車両の交差点における右折時または左折時に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となった場合に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していなかったときには、前回判定したリスク度よりもリスク度が高くなるように判定し、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していたときには、前回判定したリスク度を維持するようにした。
よって、自車両と移動体とが接近した場合でも、自車両の運転者が良好な運転行動をしたときには、リスク度を維持するように判定することができる。
(6) 自車両の速度を計測する自車速計測部32と、自車両が交差点において右折または左折することを検出する旋回方向検出部33(交差点右左折検出手段)と、交差点における自車両と他の移動体の距離を検出する位置検出部24(移動体距離検出手段)と、自車両の運転者がリスクのある運転をしているときにはリスク度が高くなるように周期的に算定するリスク度判定部/保険料算定部12(保険料算定手段)と、を有し、リスク度判定部/保険料算定部12は、自車両の交差点における右折時または左折時に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となった場合に、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していなかったときには、前回算定した保険料よりも保険料が高くなるように算定し、自車両と移動体との距離が所定距離以下となる前に自車両が減速していたときには、前回算定した保険料を維持するようにした。
よって、自車両と移動体とが接近した場合でも、自車両の運転者が良好な運転行動をしたときには、保険料を維持するように算定することができる。
〔他の実施例〕
以上、本発明は上記実施例の構成に限らず、他の構成であっても構わない。例えば、ナビゲーションシステムを用いて、自車両走行車線と交差車線の優先度(道路の幅員の広狭、一時停止の有無など)を判定して、リスク度の判定や保険料の算定を行うようにしても良い。
図25は運転診断および保険料算出を行うコントローラ10の制御ブロック図である。ナビゲーション14は、地図情報14aとGlobal Positioning System(以下、GPS)14bとを有している。
コントローラ10は、実施例1の図1で説明した構成に加え、道路情報検出部50を有している。
道路情報検出部50は、一時停止情報抽出部51と、交差道路種別抽出部52と、自車両走行道路種別抽出部53と、道路優先度比較部54とを有している。
一時停止情報抽出部51は、自車両走行道路、交差道路が一時停止道路であるか否かの情報を抽出する。
交差道路種別抽出部52は、交差道路の幅員を抽出する。
自車両走行道路種別抽出部53は、自車両走行道路の幅員を抽出する。
道路優先度比較部54は、自車両走行道路と交差道路の一時停止の有無、幅員情報から、自車両走行道路と交差道路のいずれの優先度が高いかを比較し、比較情報を接近原因判断部11に送る。具体的には、幅員が広い道路は幅員が狭い道路よりも優先度が高く、一時停止が設定させていない道路は一時停止が設定されている道路よりも優先度が高く設定する。
リスク度判定部/保険料算定部12は、交差道路の優先度が高いと判定されたときには、移動体の接近方向が右方または左方に関係なく、交差道路の移動体の通行を妨げないように、自車両が交差点手前で一時停止を行ったときにはリスク度を維持するように判定し、また保険料を維持するように算定する。一方、自車両が交差点手前で一時停止を行わなかったときにはリスク度が高くなるように判定し、また保険料が高くなるように算定する。
移動体の接近方向が前方または後方であるときには実施例1と同様にリスク度の判定、保険料の算定を行う。
12 リスク度判定部/保険料算定部12
24 位置検出部(移動体距離検出手段)
32 自車速計測部
33 旋回方向検出部(交差点右左折検出手段)

Claims (6)

  1. 自車両の速度を計測する自車速計測手段と、
    前記自車両が交差点において右折または左折することを検出する交差点右左折検出手段と、
    前記交差点における自車両と他の移動体との距離を検出する移動体距離検出手段と、
    前記自車両の運転者がリスクのある運転をしているときにはリスク度が高くなるように周期的に判定するリスク度判定手段と、
    を有し、
    前記リスク度判定手段は、前記自車両の前記交差点における右折時または左折時に、前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となった場合に、前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となる前に前記自車両が減速していなかったときには、前回判定した前記リスク度よりもリスク度が高くなるように判定し、前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となる前に前記自車両が減速していたときには、前回判定した前記リスク度を維持することを特徴とする運転診断装置。
  2. 請求項1に記載の運転診断装置において、
    前記自車両に対する前記移動体の接近方向を検出する移動体接近方向検出手段と有し、
    前記リスク度判定手段は、前記交差点において前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となった場合に、前記自車両が走行中の車線上の前記移動体が前記自車両の前方から接近し、前記移動体を前記自車両が追い越したときには、前回判定した前記リスク度よりもリスク度が高くなるように判定することを特徴とする運転診断装置。
  3. 自車両の速度を計測する自車速計測手段と、
    前記自車両が交差点において右折または左折することを検出する交差点右左折検出手段と、
    前記交差点における自車両と他の移動体の距離を検出する移動体距離検出手段と、
    前記自車両の運転者がリスクのある運転をしているときには保険料が高くなるように周期的に算定する保険料算定手段と、
    を有し、
    前記保険料算定手段は、前記自車両の前記交差点における右折時または左折時に、前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となった場合に、前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となる前に前記自車両が減速していなかったときには、前回算定した前記保険料よりも保険料が高くなるように算定し、前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となる前に前記自車両が減速していたときには、前回算定した前記保険料を維持することを特徴とする保険料算定装置。
  4. 請求項3に記載の運転診断装置において、
    前記自車両に対する前記移動体の接近方向を検出する移動体接近方向検出手段と有し、
    前記保険料算定手段は、前記交差点において前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となった場合に、前記自車両が走行中の車線上の前記移動体が前記自車両の前方から接近し、前記移動体を前記自車両が追い越したときには、前回算定した前記保険料よりも保険料が高くなるように算定することを特徴とする保険料算定装置。
  5. 自車両の速度を計測し、
    前記自車両が交差点において右折または左折することを検出し、
    前記交差点における自車両と他の移動体の距離を検出し、
    前記自車両の運転者がリスクのある運転をしているときにはリスク度が高くなるように周期的に判定し、
    前記自車両の前記交差点における右折時または左折時に、前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となった場合に、前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となる前に前記自車両が減速していなかったときには、前回判定した前記リスク度よりもリスク度が高くなるように判定し、前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となる前に前記自車両が減速していたときには、前回判定した前記リスク度を維持することを特徴とする運転診断方法。
  6. 自車両の速度を計測し、
    前記自車両が交差点において右折または左折することを検出し、
    前記交差点における自車両と他の移動体の距離を検出し、
    前記自車両の運転者がリスクのある運転をしているときには保険料が高くなるように周期的に算定し、
    前記自車両の前記交差点における右折時または左折時に、前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となった場合に、前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となる前に前記自車両が減速していなかったときには、前回算定した前記保険料よりも保険料が高くなるように算定し、前記自車両と前記移動体との距離が所定距離以下となる前に前記自車両が減速していたときには、前回算定した前記保険料を維持することを特徴とする保険料算定方法。
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