JP2015136961A - タイヤ取付方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
ホイールにカバー30をセットする。この状態で、カバー30の環状の被覆部31aが、ホイールのリム20のフランジ部21の意匠面を全周にわたって覆う。被覆部31aの外面は全周にわたって平滑で面一をなしている。次に、ホイールのハブ穴11aに位置決めシャフト53を挿入してホイールの位置決めを行う。次に、拡張部材54〜56をカバー30の被覆部31aの外面に接近させこの被覆部31aに沿って周方向に移動させることにより、タイヤのビード部41,42を拡張するとともに、押圧部材でタイヤのサイドウオール部を押すことにより、タイヤのビード部41,42をホイールのリム20外周に装着する.
【選択図】 図13
Description
このようなホイールにタイヤを取り付ける場合、上記拡張部材がフランジ部に沿って移動する際に、タイヤのビード部が、フランジ部の意匠面の上記凸部間に形成された凹部に入り込んでしまい、上記拡張部材とフランジ部との間に噛み込んで傷付く可能性があった。
上記ホイールにカバーをセットし、このカバーが、上記ホイールのリムのフランジ部の意匠面を全周にわたって覆う環状の被覆部を有し、この被覆部の外面が全周にわたって平滑で面一をなすカバーセット工程と、
上記ホイールのハブ穴に位置決めシャフトを挿入してホイールの位置決めを行う位置決め工程と、
拡張部材を上記カバーの被覆部の外面に接近させこの被覆部に沿って周方向に移動させることにより、タイヤのビード部を拡張するとともに、押圧部材でタイヤのサイドウオール部を押すことにより、タイヤのビード部をホイールのリム外周に装着するビード部装着工程と、
を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ホイールの位置決め工程に先立ってカバーをホイールに対して位置決めできる。
このようなホイールにタイヤを装着する場合でも、カバーを介在させたことによりタイヤのビード部がフランジ部の凹部に入り込んでフランジ部と拡張部材との間に噛み込まれることがなく、ビード部が傷つくのを防止できる。
上記ホイールにカバーをセットし、このカバーが上記リムのフランジ部の凹部に嵌る複数の被覆部を有し、この被覆部の外面と上記フランジ部の凸部の外面が面一をなすカバーセット工程と、
上記ホイールのハブ穴に位置決めシャフトを挿入してホイールの位置決めを行う位置決め工程と、
拡張部材を上記カバーの被覆部の外面と上記フランジ部の凸部の外面に接近させて、これらカバーの被覆部およびフランジ部の凸部を交互に通過するように周方向に移動させることにより、タイヤのビード部を拡張するとともに、タイヤのサイドウオール部を押圧部材で押すことにより、タイヤのビード部をホイールのリムの外周に装着するビード部装着工程と、
を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、カバーを位置決めするとともに安定して保持できるので、ビード部のリムへの装着を確実に実行することができる。
最初に、第1実施形態の方法が適用されるホイール1の構造について図1、図7を参照しながら説明する。
図7に示すように、ホイール1は例えばアルミ鋳造品からなり、ディスク10とリム20とを一体に有している。
最初に図1、図7、図11に示すように、ホイール1を水平にセットする。このセット状態で、ホイール1の意匠面側が上になる。
このタイヤ取付装置は、図4に示すように、一対のコンベア50間においてこれらコンベア50の下方に配置された下側昇降台51と補助昇降台52を備えている。
最初に、下側昇降台51を上昇させてホイール1をコンベア50より高く持ち上げるとともに、補助昇降台51でタイヤ40のホイール1から外れた部分を持ち上げて、タイヤ40の傾きを小さくする。
上記押圧ローラ57は拡張ロッド54〜56の下端より高い位置にある。
比較のために、上記装着工程においてカバー30が無い場合について最初に説明する。拡張ロッド54〜56がリム20のフランジ部21に沿って移動する過程で、ビード部41,42が拡張ロッド54〜56に引っ張られて拡張するが、タイヤ40のビード部41,42において、ホイール1より上に位置するとともに拡張ロッド54〜56の進行方向に位置する部分が、フランジ部21の凸部27の外面(意匠面)に摺れながらフランジ部を乗り越える直前に、凹部28に入り込んで凸部27の端に引っ掛かる。そのため拡張ロッド54〜56がビード部41,42を噛んでしまいビード部41,42の破損を招く可能性がある。
図16に示す第2実施形態では、リム20のフランジ部21の断面形状が第1実施形態と若干異なっており、これに対応してカバー30のカバー本体31が平板形状をなし、その周縁部すなわち環状の被覆部31aが水平をなしている。拡張ロッド54〜56の下端面もこの被覆部31aの外面に対応して水平な平坦面となっている。この下端面は、ホイール1の径方向外側に向かって低くなるような傾斜面であってもよい。
本実施形態では第1実施形態と同様のホイール1を用いるため、被覆部35bが傾斜しており、拡張ロッド54〜56の下端面も傾斜している。
上記第1、第2実施形態において、カバーの周壁を省いてもよい。この場合、環状の被覆部の外径をフランジ部の外径と等しくするのが好ましい。
カバーは金属、樹脂等で形成することができ、特に材質に制約はない。カバーの内側(ホイールに対向する側)に薄いゴムを張り付けてもよい。
10 ディスク
20 リム
21 外側フランジ部
27 凸部
28 凹部
30,30A カバー
31a,35b 被覆部
54〜56 拡張ロッド(拡張部材)
57 押圧ローラ(押圧部材)
Claims (5)
- 車両用のホイールにタイヤを取り付ける方法において、
上記ホイールにカバーをセットし、このカバーが、上記ホイールのリムのフランジ部の意匠面を全周にわたって覆う環状の被覆部を有し、この被覆部の外面が全周にわたって平滑で面一をなすカバーセット工程と、
上記ホイールのハブ穴に位置決めシャフトを挿入してホイールの位置決めを行う位置決め工程と、
拡張部材を上記カバーの被覆部の外面に接近させこの被覆部に沿って周方向に移動させることにより、タイヤのビード部を拡張するとともに、押圧部材でタイヤのサイドウオール部を押すことにより、タイヤのビード部をホイールのリム外周に装着するビード部装着工程と、
を備えたことを特徴とするタイヤ取付方法。 - 上記カバーは、上記被覆部の外周縁から上記ホイールの軸方向に突出する周壁を有し、上記カバーセット工程において、上記周壁が上記リムのフランジ部の外周に接することにより、上記ホイールに対する上記カバーの位置決めがなされることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ取付方法。
- 上記リムのフランジ部の意匠面が周方向に沿って凸部と凹部を交互に有することを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ取付方法。
- リムのフランジ部の意匠面が周方向に沿って凸部と凹部を交互に有する車両用のホイールにタイヤを取り付ける方法において、
上記ホイールにカバーをセットし、このカバーが上記リムのフランジ部の凹部に嵌る複数の被覆部を有し、この被覆部の外面と上記フランジ部の凸部の外面が面一をなすカバーセット工程と、
上記ホイールのハブ穴に位置決めシャフトを挿入してホイールの位置決めを行う位置決め工程と、
拡張部材を上記カバーの被覆部の外面と上記フランジ部の凸部の外面に接近させて、これらカバーの被覆部およびフランジ部の凸部を交互に通過するように周方向に移動させることにより、タイヤのビード部を拡張するとともに、タイヤのサイドウオール部を押圧部材で押すことにより、タイヤのビード部をホイールのリムの外周に装着するビード部装着工程と、
を備えたことを特徴とするタイヤ取付方法。 - 上記カバーはその中央にテーパをなす環状の受面を有し、上記位置決めシャフトはテーパをなす環状の位置決め部を有し、
上記位置決め工程において、上記位置決めシャフトが上記ホイールのハブ穴に挿入された状態で、上記位置決め部が上記カバーの受面に当たることにより上記カバーの位置決めを行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ取付方法。
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