JP2015136717A - ダイカスト方法およびダイカスト - Google Patents

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裕喜夫 三幣
Yukio Sanpei
裕喜夫 三幣
新悟 熊倉
Shingo Kumakura
新悟 熊倉
貴将 天野
Takamasa Amano
貴将 天野
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Abstract

【課題】製品とランナーを切断するダイカスト方法およびダイカストを提供する。
【解決手段】可動型2と固定型3を有し、可動型2に設置され、ゲート部11に向けて突出してゲート部11にて製品9とランナー10を分断可能なダイカスト方法である。そして、可動型2と固定型3が閉じた状態で溶湯を充填し凝固する工程と、可動型2を開き固定型3と製品10の間に隙間Dを設ける工程と、可動型2に設置された切断治具8のみをゲート部11に向けて突出させ、ゲート部11にて製品9とランナー10と分断する工程と、製品9とランナー10を取り出す工程とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイカスト方法およびダイカストに係り、特に、型内(可動型、固定型)で製品とランナーを切断するダイカスト方法およびダイカストに関する。
従来、ダイカスト方法の工程は、型締め工程、注湯工程、射出工程、冷却工程、型開工程、押出し工程、ランナー除去工程、型締め工程の順に行っていた。
ダイカストで製品を成形する場合、溶湯を流すランナー、型内の空気を排出するオーバーフローが形成される。これらの部位は製品として不要になるために、トリミングプレスや人によるランナーの除去作業が行われている。
他方、ダイカスト方法において、凝固後、ゲート切断中子とゲート切断用補助中子とを移動させ、ゲート部を切断する事で、金型内にて金型キャビティCとランナー部Rを切り離しているものがある。たとえば、特許文献1が知られている。
特開平7−256424号公報
従来のものでは、製品とランナーがつながった状態での取り出し後に、トリミングや人によるランナー除去作業が生産ロスにつながっているという問題があった。また、ゲート切断中子が必要であり、金型構造が複雑となるという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、切断前に金型(可動型、固定型)を開くことで、切断片を収容するスペースを確保し、ゲート切断補助中子を必要とせず、金型内にて製品からランナーの切り離しを可能とすることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、可動型と固定型とで製品を成形するダイカスト方法において、前記可動型と前記固定型が閉じた状態で溶湯を充填し凝固する工程と、前記可動型を開き前記固定型と前記製品の間に隙間を設ける工程と、前記可動型に設置された切断治具のみをゲート部に向けて突出させ、前記ゲート部にて前記製品と前記ランナーとを分断する工程と、前記製品と前記ランナーを取り出す工程とを有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記可動型を僅かに開き前記製品と前記ランナーを分断し、その後、前記固定型に対し前記可動型を全開にして前記製品と前記ランナーを取り出すことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記製品と前記ランナーを取り出す工程の前に、前記切断治具を原点位置に戻すことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、前記製品と前記ランナーの取出しは押出ピンで複数箇所を同時に押す工程であり、前記製品はロボットが受け、前記ランナーはコンベアに落下することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、可動型と固定型を有し製品を成形するダイカストにおいて、前記可動型に設置され、ゲート部に向けて突出することにより、前記ゲート部にて前記製品と前記ランナーを分断可能な切断治具を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ダイカスト方法の工程は、型締め工程、注湯工程、射出工程、冷却工程、型開工程、押出し項手、型締め工程の順に行えるようになる。このため、ランナー除去工程を自動で行い工数を削減するという効果を奏する。また、より簡素な金型構造でのランナー部切り離しが可能となる。
ダイガストの型構造を示す図である。 ダイカストの動作を説明する説明図である。 ダイカストの動作を説明する説明図である。 ダイカストの動作を説明する説明図である。 ダイカストの動作を説明する説明図である。 ダイカストの動作を説明する説明図である。 ランナーと製品を取り出す動作を説明する説明図である。
本発明の実施形態を、図面を参照し説明する。
図1を参照する。ダイカスト(ダイカスト装置等)1の構造を示す。通常のダイカスト1の構造はよく知られたものであり、本例では特徴的な箇所をおもに説明する。
ダイカスト1は可動型2と固定型3を有する。そして、チップ6の移動により溶湯(例えば、アルミニウム等の金属を溶かしたもの)を型(可動型2、固定型3)内にランナー10、ゲート部11を介し充填する。
また、ダイカスト1は押出し板4を備え、この押出し板4には複数の押出しピン5が配置されている。この押出しピン5は凝固した製品9と凝固したランナー10を可動型2から所定のタイミングで押し出すものである。
また、可動型2に設置され、ゲート部11に向けて突出してゲート部11にて製品9とランナー10を分断可能な切断治具8を備えたダイカスト1である。切断治具8は油圧シリンダ7の作用により移動する。すなわち、切断治具8が、製品9とランナー10に向かって突出する動作を行い製品9とランナー10をつなげているゲート部11で切断し製品9とランナー10を分断する。
このダイカスト1での製品9とランナー10の分断工程を説明する。
初めに、本例のダイカスト1は、可動型2と固定型3を有し、可動型2に設置され、ゲート部11に向けて突出してゲート部11にて製品9とランナー10を分断可能なダイカスト方法である。
そして、以下の工程を有する。すなわち、可動型2と固定型3が閉じた状態で溶湯を充填し凝固する工程と、可動型2を開き固定型3と製品9の間に隙間を設ける工程と、可動型2に設置された切断治具8のみをゲート部11に向けて突出させ、ゲート部11にて製品9とランナー10と分断する工程と、製品9とランナー10を取り出す工程とを有する。
図2〜図7を参照しダイカスト1の動作を詳細に説明する。
図2を参照する。可動型2と固定型3が閉じた状態で溶湯を充填し凝固する工程で溶湯が充填した状態を示す。これで、時間の経過と共に充填した溶湯が凝固する。すなわち、製品9とランナー10の所定の凝固か完了したら次の動作へ進む。
図3を参照する。可動型2を開き固定型3と製品9の間に隙間Dを設ける工程で可動型2が僅かに開いた状態を示す。
可動型2には、可動型2を開いたときに製品9が残る構成が施されている。例えば、製品9の抜け勾配は可動型2の可動面側を小さくする。また、リブや肉盗み等の抱きつき易い形状を可動型2に設ける。
ここで、可動型2を僅かに(例えば、ゲート部11の厚み程度である)開き製品9とランナー10を分断し、その後、固定型3に対し可動型2を全開にして製品9とランナー10を取り出す。
上記のように僅かに型開きを行うため、仮に切断する工程で、製品9が可動型2から抜けても、切断可能となる。製品9が抜けた後、製品9が冷却して収縮し、製品9が抜けても固定型3に度突く(当接し突く)ことで、固定型3に入り込むようなことは無い(すなわち、固定型3と製品9の形状が異なるものとなるためである。)。それにより、切断スペースが確保される。
図4を参照する。可動型2に設置された切断治具8のみをゲート部11に向けて突出させ、ゲート部11にて製品9とランナー10とを分断する。
ここで、分断は可動型2と固定型3が僅かに開いているときに行われる。僅かにとは、ゲート部11の厚みより大きい値である。確実に切断するためである。このため、ゲート部11の切断が適正に行われる。
ここでは、製品9とランナー10は分断されているけれど、可動型2と固定型3の間がまだ僅かに開いたままなので取り出せない。
図5、図6を参照する。製品9とランナー10を取り出す。ここでは、可動型と固定型とが全開するので製品とランナーを取り出すことができる。
製品9とランナー10の取り出す工程の前に、図5に示すように、切断治具8を原点位置に戻す。取出し時に切断治具8が抵抗とならないように予め抜いて置く。
図7を参照し、製品9とランナー10を回収する方法を説明する。製品9とランナー10の取り出しは押出ピン5で複数箇所を同時に押す工程で行われ、製品9はロボット13が受け、ランナー9はコンベア14に落下する。ロボット13は回転軸12を中心に回転自在に構成されている。
以上、一実施形態を説明したが、この発明は前述の発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。例えば、製品9が残る側に切断治具8を備えるようにしてもよい。すなわち、固定型に製品が残るようにしておき切断治具を固定型に配置してもよい。
1 ダイカスト
2 可動型
3 固定型
4 押出し板
5 押出ピン
6 チップ
7 油圧シリンダ
8 切断治具
9 製品
10 ランナー
11 ゲート部
12 回転軸
13 ロボット
14 コンベア

Claims (5)

  1. 可動型と固定型とで製品を成形するダイカスト方法において、
    前記可動型と前記固定型が閉じた状態で溶湯を充填し凝固する工程と、
    前記可動型を開き前記固定型と前記製品の間に隙間を設ける工程と、
    前記可動型に設置された切断治具のみをゲート部に向けて突出させ、前記ゲート部にて前記製品と前記ランナーとを分断する工程と、
    前記製品と前記ランナーを取り出す工程とを有することを特徴とするダイカスト方法。
  2. 前記可動型を僅かに開き前記製品と前記ランナーを分断し、その後、前記固定型に対し前記可動型を全開にして前記製品と前記ランナーを取り出すことを特徴とする請求項1に記載のダイカスト方法。
  3. 前記製品と前記ランナーを取り出す工程の前に、前記切断治具を原点位置に戻すことを特徴とする請求項1または2に記載のダイカスト方法。
  4. 前記製品と前記ランナーの取り出しは押出ピンで複数箇所を同時に押す工程であり、前記製品はロボットが受け、前記ランナーはコンベアに落下することを特徴とする請求項1、2または3に記載のダイカスト方法。
  5. 可動型と固定型を有し製品を成形するダイカストにおいて、前記可動型に設置され、ゲート部に向けて突出することにより、前記ゲート部にて前記製品と前記ランナーを分断可能な切断治具を備えたことを特徴とするダイカスト。
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