JP2015135857A - 電源インピーダンス最適化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】独立性を保ちたい周波数領域では電源が分離され、電源インピーダンスを下げたい周波数領域では、電源インピーダンスを下げることができる電源インピーダンス最適化装置を提供する。【解決手段】電源インピーダンス最適化装置は、第1電源のボンディングワイヤと第1ノイズ検出用のボンディングワイヤとの磁界結合により、第1電源のノイズを検出する第1ノイズ検出回路と、第2電源のボンディングワイヤと第2ノイズ検出用のボンディングワイヤとの磁界結合により、第2電源のノイズを検出する第2ノイズ検出回路と、第1および第2電源のパッド間に接続された第1のスイッチと、第1および第2電源のピン間に接続された第2のスイッチと、第1および第2電源のノイズから抽出されたそれぞれ1以上の周波数領域の周波数成分からノイズレベルを判定し、その判定結果に基づいて、第1および第2のスイッチのオンオフを制御するノイズ判定回路とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置が実装されたプリント基板の電源のインピーダンスを最適化する電源インピーダンス最適化装置に関するものである。
半導体装置の半導体チップ上やパッケージ内において、異種電源間でノイズが回り込まないようにするために、電源を分離することがある。しかし、電源を分離することにより、インピーダンス特性が悪くなって各電源のインピーダンスが高くなる場合が多い。これに対し、ノイズを低減するためには、電源インピーダンスが低い方が望ましい。
また、動作状況によっては、電源を分離する必要のない場合や、ある周波数帯域のみ電源インピーダンスを下げたい場合なども考えられる。
従来は、特許文献1〜4に開示されているように、半導体チップの内部に、電源ノイズの検出回路等を設け、電源ノイズの大きさに基づいて電源に必要な容量を調整し、動作状況に応じて電源インピーダンスを最適化することが行われている。
特許文献1には、LSIのシリコンチップの電源端子とグランド端子に接続されるモニタバッドを設け、このモニタパッドにプローブを接触させて電源ノイズを直接測定し、LSIにデカップリングコンデンサが必要か否かを判断することが記載されている。
特許文献2には、集積回路の電源電圧間に接続された第1インダクタ、および、集積回路の外部出力端子に両端をそれぞれ接続され、第1インダクタに対向する第2インダクタとからなる相互誘導インダクタ対を集積回路の内部に配設し、第2インダクタから外部出力端子を介して出力された電圧波形に基づいて、集積回路の電源ノイズを測定することが記載されている。
特許文献3には、所定処理を実行する回路に印加される電位の変動に応じて、半導体集積回路の共振周波数が、所定処理を実行する回路の動作周波数から離れるように電源インピーダンスを切り替えることが記載されている。
特許文献4には、複数のデカップリングセルを内蔵し、内部回路の動作状態により変化する電源ノイズの大きさに基づいて、オンさせるスイッチの個数を制御し、電源に接続するデカップリングセルの個数を調整することが記載されている。
しかし、従来の方法では、電源インピーダンスを全周波数領域で下げてしまうため、電源を分離している意味がなくなり、ノイズの回り込みを増大させる場合があるという問題があった。
特開2001−53231号公報 特開2008−76356号公報 特開2009−94133号公報 特開2009−99718号公報
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解消し、独立性を保ちたい周波数領域では電源が分離され、電源インピーダンスを下げたい周波数領域では、電源インピーダンスを下げることができる電源インピーダンス最適化装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、半導体装置が実装されたプリント基板の電源のインピーダンスを最適化する電源インピーダンス最適化装置であって、
第1電源のボンディングワイヤと前記第1電源のボンディングワイヤに隣接して接続された第1ノイズ検出用のボンディングワイヤとの磁界結合により、前記第1電源のノイズを検出する第1ノイズ検出回路と、
前記第1電源と同一電圧で、かつ、前記第1電源とは分離された第2電源のボンディングワイヤと前記第2電源のボンディングワイヤに隣接して接続された第2ノイズ検出用のボンディングワイヤとの磁界結合により、前記第2電源のノイズを検出する第2ノイズ検出回路と、
前記半導体装置の半導体チップ上の前記第1電源のパッドのノードと前記第2電源のパッドのノードとの間に接続された第1のスイッチと、
前記半導体装置のパッケージ内の前記第1電源のピンのリードと前記第2電源のピンのリードとの間に接続された第2のスイッチと、
前記第1電源のノイズおよび前記第2電源のノイズから抽出されたそれぞれ1以上の周波数領域の周波数成分から、前記それぞれ1以上の周波数領域の周波数成分のノイズレベルをそれぞれ判定し、前記ノイズレベルの判定結果に基づいて、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチのオンオフを制御するノイズ判定回路とを備えることを特徴とする電源インピーダンス最適化装置を提供するものである。
ここで、前記ノイズ判定回路は、前記第1電源のノイズおよび前記第2電源のノイズからそれぞれ前記1以上の周波数領域の周波数成分を抽出する2以上のフィルタと、前記抽出されたそれぞれ1以上の周波数領域の周波数成分と1以上の参照電圧とをそれぞれ比較する4以上の比較器と、前記比較器の比較結果に基づいて、前記1以上の周波数領域の周波数成分のノイズレベルをそれぞれ判定し、前記ノイズレベルの判定結果に基づいて、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチのオンオフを制御する判定回路とを備えることが好ましい。
また、前記ノイズ判定回路は、前記半導体装置の半導体チップ上に配置されていることが好ましい。
また、前記ノイズ判定回路は、前記半導体装置のパッケージ内に配置されていることが好ましい。
本発明では、回路の動作状態に応じて発生する各周波数帯域のノイズレベルに基づいて、第1および第2のスイッチのオンオフが制御され、言い換えると、第1電源の電源ラインと第2電源の電源ラインとを接続する箇所(マージポイント)が変更され、第1電源の電源ラインと第2電源の電源ラインとが接続されるか、または、非接続とされる。
これにより、ノイズレベルに基づいて電源インピーダンスが常に最適化されるように変化するため、システム全体のノイズを低減することができ、その動作マージンを増やすことができる。また、マージポイントに応じて、電源インピーダンスを下げることができる周波数領域が変化するため、独立性を保ちたい周波数領域では電源を分離し、電源インピーダンスを下げたい周波数領域では、電源インピーダンスを下げることができる。
本発明の電源インピーダンス最適化装置の構成を表す一実施形態の回路図である。 図1に示すノイズ判定回路の構成を表す一例の回路図である。 (A)および(B)は、それぞれ、ノイズ検出回路の構成を表す一例の上面図および側面図である。 半導体装置が実装されたプリント基板の電源ラインのシミュレーションモデルの構成を表す一例の回路図である。 (A)、(B)および(C)は、それぞれ、第1電源VDD1と第2電源VDD2とが、完全に分離された状態、半導体チップのパッド間で接続された状態、および、パッケージのピン間で接続された状態を表す一例の概念図である。 半導体チップの電源ラインの容量成分の容量値を変化させた場合の、電源インピーダンスと周波数との関係を表す一例のグラフである。 図1に示す電源インピーダンス最適化装置のシミュレーションモデルを表す一例の回路図である。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の電源インピーダンス最適化装置を詳細に説明する。
図1は、本発明の電源インピーダンス最適化装置の構成を表す一実施形態の回路図である。同図に示す電源インピーダンス最適化装置10は、半導体装置12が実装されたプリント基板14において、分離された2つの電源ラインの接続/非接続を切り替えることによって電源のインピーダンスを最適化するものであり、2つのノイズ検出回路16,18と、2つのスイッチ20,22と、ノイズ判定回路24とを備えている。
ノイズ検出回路16,18は、半導体装置12のパッケージ28内に配置されている。
ノイズ検出回路16は、図1に示すレギュレータ80から所定の電源電圧が供給される第1電源VDD1のボンディングワイヤと、これに隣接して接続された第1ノイズ検出用のボンディングワイヤとの磁界結合(相互結合)により、第1電源VDD1のノイズを検出するものである。
また、ノイズ検出回路18は、レギュレータ80から第1電源VDD1と同一の電源電圧が供給され、かつ、第1電源VDD1とは分離された第2電源VDD2のボンディングワイヤと、これに隣接して接続された第2ノイズ検出用のボンディングワイヤとの磁界結合により、第2電源VDD2のノイズを検出するものである。
同図には、第1電源VDD1のボンディングワイヤのシミュレーションモデルとして、半導体装置12の半導体チップ26のパッド60とパッケージ28のピン64との間に接続されたインダクタンス成分と、第1ノイズ検出用のボンディングワイヤのシミュレーションモデルとして、並列に接続され、一方の端子がグランドに接続され、他方の端子が短絡されたインダクタンス成分および抵抗成分とからなる相互誘導回路(磁気結合回路)が示されている。ノイズの検出結果は、相互誘導回路の他方の端子から出力される。
第2電源VDD2側も同様である。
図3(A)および(B)は、それぞれ、ノイズ検出回路の構成を表す一例の上面図および側面図である。同図は、半導体チップ26のパッドが2列の千鳥状に配置された千鳥パッドの場合の例である。
同図に示すように、ノイズ検出回路16は、半導体装置12が元々備えている第1電源VDD1のボンディングワイヤ68に隣接して接続された第1ノイズ検出用のボンディングワイヤ70によって構成されている。
第1電源VDD1のボンディングワイヤ68は、第1電源VDD1に対応する半導体チップ26のパッドと、第1電源VDD1に対応するパッケージ28のフィンガとの間に接続されている。
また、第1ノイズ検出用のボンディングワイヤ70は、半導体チップ26の第1電源VDD1に対応するパッドに隣接するパッドと、第1電源VDD1に対応するパッケージ28のフィンガに隣接するフィンガとの間に接続されている。
図4は、半導体装置が実装されたプリント基板の電源ラインのシミュレーションモデルの構成を表す一例の回路図である。同図に示すように、半導体装置12の電源ラインのシミュレーションモデルは、電源ラインとグランドラインとの間に接続された容量成分72として表される。また、パッケージ28およびプリント基板14の電源ラインのシミュレーションモデルは、電源ラインにシリーズに接続されたインダクタンス成分74,76として表される。
また、同図には、デカップリングコンデンサ78のシミュレーションモデルが示されている。デカップリングコンデンサ78のシミュレーションモデルは、図1に示すように、電源ラインとグランドラインとの間に直列に接続された、抵抗成分、インダクタンス成分および容量成分により構成されている。図1には、シミュレーションモデルの各成分の代表的な値が示されている。
パッケージ28の電源ラインには、ピュアなインダクティブ特性を持つボンディングワイヤがあり、図3(A)に示すように、2本のボンディングワイヤ同士は隣接して並列に配置されることから、これら2本のボンディングワイヤの磁界結合の結合度は非常に高い。そのため、ノイズ検出回路16は、第1電源VDD1のボンディングワイヤおよび第1ノイズ検出用のボンディングワイヤからなる2本のボンディングワイヤの磁界結合を利用して、第1電源VDD1のノイズを検出することができる。
ノイズを検出する一般的な方法である直接的なプロービングでは、回路に負荷がつくというデメリットがある。
これに対し、2本のボンディングワイヤの磁界結合であれば、回路に負荷がつかず、回路動作に与える影響がプロービングよりも大幅に小さいというメリットがある。また、2本のボンディングワイヤは隣接して接続されているという位置関係から非常に結合度が高いため、第1電源VDD1のノイズを効率よく検出することができる。
同様の方法として、容量結合(相互結合)により第1電源VDD1のノイズを検出することも考えられるが、容量結合の場合には、大きな容量値が必要であり、しかも高電圧が必要であり低周波で検出することが難しいため、磁界結合の方がより望ましい。
ただし、この例のような千鳥パッドの場合、図3(B)に示すように、半導体チップ26の外側の列のパッドに対応するボンディングワイヤは半導体チップ26に近い位置のフィンガに接続され、内側の列のパッドに対応するボンディングワイヤは、外側の列のパッドに対応するボンディングワイヤよりも半導体チップ26から遠い位置のフィンガに接続される。また、外側の列のパッドに対応するボンディングワイヤと内側の列のパッドに対応するボンディングワイヤとでは、ボンディングワイヤの高さも異なっている。
そのため、外側の列のパッドと内側の列のパッドはパッド同士が隣接していても、外側の列のパッドに対応するボンディングワイヤと内側の列のパッドに対応するボンディングワイヤとは、ボンディングワイヤ同士が隣接していないため、両者の間の結合度があまり高くない。
これに対し、内側の列の隣接する2つのパッドに対応するボンディングワイヤ同士、または、外側の列の隣接する2つのパッドに対応するボンディングワイヤ同士であれば、ボンディングワイヤ同士も隣接しているため、両者の間の結合度は非常に高い。
従って、千鳥パッドの場合、ボンディングワイヤ同士の結合度が高くなるように、外側の列の隣接する2つのパッド、または、内側の列の隣接する2つのパッドに対応する2本のボンディングワイヤ同士を使用することが望ましい。
ノイズ検出回路18も同様である。
なお、第1ノイズ検出用のボンディングワイヤが接続されるパッドおよびピンは、専用のパッドおよびピンを別途設けてもよいし、あるいは、半導体装置12が通常動作に使用しているパッドおよびピンであっても、制御系のピン等のように、DC的にレベルが固定されるパッドおよびピンを共用することも可能である。
続いて、スイッチ20,22は、第1電源VDD1の電源ラインと第2電源VDD2の電源ラインとを接続(マージ)するものである。
スイッチ20は、半導体チップ26上に配置され、第1電源VDD1のパッド(PAD)60と第2電源VDD2のパッド(PAD)62との間に接続されている。
また、スイッチ22は、パッケージ28内に配置され、第1電源VDD1のピン(PIN)64と第2電源VDD2のピン(PIN)66との間に接続されている。
スイッチ20,22のオンオフは、後述するノイズ判定回路24による、第1電源VDD1および第2電源VDD2のノイズレベルの判定結果に基づいて制御される。
スイッチ20がオンされた場合、第1電源VDD1のパッド60と第2電源VDD2のパッド62とが接続される。また、スイッチ22がオンされた場合、第1電源VDD1のピン64と第2電源VDD2のピン66とが接続される。
図5(A)、(B)および(C)は、それぞれ、第1電源VDD1と第2電源VDD2とが、完全に分離された状態、半導体チップのパッド間で接続された状態、および、パッケージのピン間で接続された状態を表す一例の概念図である。第1電源VDD1の電源ラインと第2電源VDD2の電源ラインとを接続する位置としては、大別して、同図(B)および(C)に示すように、半導体チップ26の隣接するパッド同士の間、または、パッケージ28の隣接するピン同士の間の2箇所が考えられる。
図6は、半導体チップの電源ラインの容量成分の容量値を変化させた場合の、電源インピーダンスと周波数との関係を表す一例のグラフである。
図4に示すシミュレーションモデルの場合、図6に点線で示すように、半導体装置12が実装されたプリント基板14全体の電源インピーダンスを中心として、半導体チップ26の電源ラインの容量成分を増やせば、一点鎖線で示すように、高周波領域の電源インピーダンスは下がり、電源ラインの容量成分を減らせば、実線で示すように、高周波領域の電源インピーダンスは上がる。
従って、第1電源VDD1の電源ラインと第2電源VDD2の電源ラインとをパッド同士の間で接続した場合、合成容量成分が大きくなり、電源インピーダンスを下げることができる。
以下、図示してないが、パッケージ28の電源ラインのインダクタンス成分の値を減らせば、概略数十MHz領域の電源インピーダンスは下がり、インダクタンス成分の値を増やせば、概略数十MHz領域の電源インピーダンスは上がる。
従って、第1電源VDD1の電源ラインと第2電源VDD2の電源ラインとをピン同士の間で接続した場合、合成インダクタンス成分が小さくなり、電源インピーダンスを下げることができる。
プリント基板14の電源ラインのインダクタンス成分の値を減らせば、概略数十MHz領域の電源インピーダンスは下がり、インダクタンス成分の値を増やせば、概略数十MHz領域の電源インピーダンスは上がる。
プリント基板14のデカップリングコンデンサの容量値を増やせば、概略数MHz領域の電源インピーダンスは下がり、デカップリングコンデンサの容量値を減らせば、概略数MHz領域の電源インピーダンスは上がる。
また、2本の電源ラインに総合的な電源インピーダンスの違いがある場合に、半導体チップ26の隣接する2つのパッド間で電源ラインを接続した場合には、高周波領域を含む、周波数領域の全域で電源インピーダンスを下げることができる。また、パッケージ28の隣接する2本のピン間で電源ラインを接続した場合には、低周波領域のみで電源インピーダンスを下げることができる。
従って、パッド間で電源ラインを接続するか、ピン間で電源ラインを接続するかにより、特定の周波数領域の電源インピーダンスのみを下げることができる。
なお、パッド間での電源ラインの接続は、パッド60,62間でもよいし、パッド60,62から延びる半導体チップ26上の電源ラインのノードのどの箇所でもよい。同様に、ピン間での電源ラインの接続は、ピン64,66間でもよいし、パッケージ28内の電源ラインのリードのどの箇所でもよい。このように、スイッチ20,22を配置する箇所は適宜決定することができる。また、スイッチ20,22を配置する箇所を変更することにより、電源インピーダンスを下げることができる周波数領域を変更することができる。
また、パッド60,62から延びる半導体チップ26上の電源ラインのノード、および、パッケージ28内の電源ラインのリードの中に、それぞれ、2以上のスイッチを設けてもよい。
続いて、ノイズ判定回路24は、ノイズ検出回路16,18により検出された第1電源VDD1のノイズおよび第2電源VDD2のノイズから抽出されたそれぞれ2つの周波数領域の周波数成分から、それぞれ2つの周波数領域の周波数成分のノイズレベルをそれぞれ判定し、その判定結果に基づいて、第1および第2のスイッチ20,22のオンオフを制御するものであり、パッケージ28内に配置されている。
図2は、図1に示すノイズ判定回路の構成を表す一例の回路図である。同図に示すノイズ判定回路24は、2つのLPF(ローパスフィルタ)30,32と、2つのHPF(ハイパスフィルタ)34,36と、2つの参照電圧発生回路38,40と、8つの比較器42,44,46,48,50,52,54,56と、判定回路58とを備えている。
LPF30,32およびHPF34,36は、第1電源VDD1のノイズおよび第2電源VDD2のノイズから前述の2つの周波数領域の周波数成分を抽出するものである。
LPF30,32は、それぞれ、第1電源VDD1のノイズおよび第2電源VDD2のノイズから、あらかじめ設定された所定の周波数よりも低い周波数領域の周波数成分(低周波成分)を抽出するものである。
HPF34,36は、それぞれ、第1電源VDD1のノイズおよび第2電源VDD2のノイズから、あらかじめ設定された所定の周波数よりも高い周波数領域の周波数成分(高周波成分)を抽出するものである。
参照電圧発生回路38,40は、それぞれ、第1電源VDDD1および第2電源VDD2のノイズレベルを判定するための第1の参照電圧(Low側の参照電圧)および第1の参照電圧よりも高い第2の参照電圧(High側の参照電圧)を発生するものである。
例えば、第1電源VDD1および第2電源VDD2の電圧が1.2Vの場合、第1および第2の参照電圧として、1.2Vよりも高い、1.3Vおよび1.4Vの電圧が発生される。
比較器42,44は、それぞれ、第1電源VDD1のノイズの低周波成分の電圧と第1および第2の参照電圧とを比較するものである。
比較器46,48は、それぞれ、第1電源VDD1のノイズの高周波成分の電圧と第1および第2の参照電圧とを比較するものである。
比較器50,52は、それぞれ、第2電源VDD2のノイズの低周波成分の電圧と第1および第2の参照電圧とを比較するものである。
比較器54,56は、それぞれ、第2電源VDD2のノイズの高周波成分の電圧と第1および第2の参照電圧とを比較するものである。
比較器42は、第1電源VDD1のノイズの低周波成分の電圧が、第1の参照電圧よりも高い場合に、H(ハイレベル)を出力し、第1の参照電圧よりも低い場合に、L(ローレベル)を出力する。
また、比較器44は、第1電源VDD1のノイズの低周波成分の電圧が、第2の参照電圧よりも高い場合に、Hを出力し、第2の参照電圧よりも低い場合に、Lを出力する。
その他の比較器46,48,50,52,54,56も同様である。
判定回路58は、比較器42,44,46,48,50,52,54,56の比較結果に基づいて、前述の2つの周波数領域の周波数成分のノイズレベルをそれぞれ判定し、その判定結果に基づいて、スイッチ20,22のオンオフを制御するものである。
本実施形態の判定回路58は、表1に示すように、HPF34,36側の比較器48,46,56,54(CMP4,CMP3,CMP8,CMP7)の比較結果=0,0,0,0の場合、第1電源VDD1および第2電源VDD2の高周波側(例えば、5MHz以上)のノイズが共に低レベル(第1の参照電圧未満)であると判定し、パッド(PAD)側およびピン(PIN)側のスイッチ(SW)20,22を共にオフ(off)とする。
比較器48,46,56,54(CMP4,CMP3,CMP8,CMP7)の比較結果=0,0,0,1の場合、第1電源VDD1の高周波側のノイズが低レベルであり、かつ、第2電源VDD2の高周波側のノイズが中間レベル(第1の参照電圧以上で、かつ、第2の参照電圧以下)であると判定し、パッド側のスイッチ20をオン(on)、ピン側のスイッチ22をオンまたはオフ(on/off)とする。
ピン側のスイッチ22をオンするかオフするかは、LPF30,32側の比較器42,44,50,52(CMP1,CMP2,CMP5,CMP6)の比較結果や、ノイズの低減効果等に応じて適宜決定することができる。
比較器48,46,56,54(CMP4,CMP3,CMP8,CMP7)の比較結果=0,1,0,0の場合、第1電源VDD1の高周波側のノイズが中間レベルであり、かつ、第2電源VDD2の高周波側のノイズが低レベルであると判定し、パッド側のスイッチ20をオン、ピン側のスイッチ22をオンまたはオフとする。
比較器48,46,56,54(CMP4,CMP3,CMP8,CMP7)の比較結果=0,1,0,1の場合、第1電源VDD1および第2電源VDD2の高周波側のノイズが共に中間レベルであると判定し、パッド側のスイッチ20をオン、ピン側のスイッチ22をオンまたはオフとする。
比較器48,46,56,54(CMP4,CMP3,CMP8,CMP7)の比較結果=0,1,1,1の場合、第1電源VDD1の高周波側のノイズが中間レベルであり、かつ、第2電源VDD2の高周波側のノイズが高レベル(第2の参照電圧以上)であると判定し、パッド側およびピン側のスイッチ20,22を共にオフとする。
比較器48,46,56,54(CMP4,CMP3,CMP8,CMP7)の比較結果=1,1,0,1の場合、第1電源VDD1の高周波側のノイズが高レベルであり、かつ、第2電源VDD2の高周波側のノイズが中間レベルであると判定し、パッド側およびピン側のスイッチ20,22を共にオフとする。
比較器48,46,56,54(CMP4,CMP3,CMP8,CMP7)の比較結果=1,1,1,1の場合、第1電源VDD1および第2電源VDD2の高周波側のノイズが共に高レベルであると判定し、パッド側およびピン側のスイッチ20,22を共にオフとする。
また、表2に示すように、LPF30,32側の比較器44,42,52,50(CMP2,CMP1,CMP6,CMP5)の比較結果=0,0,0,0の場合、第1電源VDD1および第2電源VDD2の低周波側(例えば、5MHz以下)のノイズが共に低レベルであると判定し、パッド(PAD)側およびピン(PIN)側のスイッチ(SW)20,22を共にオフとする。
比較器44,42,52,50(CMP2,CMP1,CMP6,CMP5)の比較結果=0,0,0,1の場合、第1電源VDD1の低周波側のノイズが低レベルであり、かつ、第2電源VDD2の低周波側のノイズが中間レベルであると判定し、パッド側のスイッチ20をオンまたはオフ、ピン側のスイッチ22をオンとする。
パッド側のスイッチ20をオンとするかオフとするかは、HPF34,36側の比較器48,46,56,54(CMP4,CMP3,CMP8,CMP7)の比較結果や、ノイズの低減効果等に応じて適宜決定することができる。
比較器44,42,52,50(CMP2,CMP1,CMP6,CMP5)の比較結果=0,1,0,0の場合、第1電源VDD1の低周波側のノイズが中間レベルであり、かつ、第2電源VDD2の低周波側のノイズが低レベルであると判定し、パッド側のスイッチ20をオンまたはオフ、ピン側のスイッチ22をオンとする。
比較器44,42,52,50(CMP2,CMP1,CMP6,CMP5)の比較結果=0,1,0,1の場合、第1電源VDD1および第2電源VDD2の低周波側のノイズが共に中間レベルであると判定し、パッド側のスイッチ20をオンまたはオフ、ピン側のスイッチ22をオンとする。
比較器44,42,52,50(CMP2,CMP1,CMP6,CMP5)の比較結果=0,1,1,1の場合、第1電源VDD1の低周波側のノイズが中間レベルであり、かつ、第2電源VDD2の低周波側のノイズが高レベルであると判定し、パッド側およびピン側のスイッチ20,22を共にオフとする。
比較器44,42,52,50(CMP2,CMP1,CMP6,CMP5)の比較結果=1,1,0,1の場合、第1電源VDD1の低周波側のノイズが高レベルであり、かつ、第2電源VDD2の低周波側のノイズが中間レベルであると判定し、パッド側およびピン側のスイッチ20,22を共にオフとする。
比較器44,42,52,50(CMP2,CMP1,CMP6,CMP5)の比較結果=1,1,1,1の場合、第1電源VDD1および第2電源VDD2の低周波側のノイズが共に高レベルであると判定し、パッド側およびピン側のスイッチ20,22を共にオフとする。
つまり、本実施形態の判定回路58は、第1電源VDD1および第2電源VDD2のノイズが共に低レベルの場合には、両者の電源ラインを接続する必要がないと判定する。
また、少なくとも一方のノイズが中間レベルの場合には、両者の電源ラインを接続することにより電源インピーダンスを下げてノイズを低減できると判定して両者の電源ラインを一方のスイッチで接続し、さらに、必要に応じて、両者の電源ラインを他方のスイッチで接続する。
少なくとも一方のノイズが高レベルの場合には、両者の電源ラインを接続すると、一方のノイズが他方へ回り込んで悪影響を及ぼすと判定して両者の電源ラインを接続しない。
なお、判定回路58が、比較器42,44,46,48,50,52,54,56の比較結果に基づいて、第1電源VDD1および第2電源VDD2のノイズレベルをどのように判定し、パッド側およびピン側のスイッチ20,22をどのようにオンするかオフするかは、必要に応じて適宜決定することができる。
また、周波数成分を抽出する場合、LPF、BPF(バンドパスフィルタ)およびHPFを用いて、第1電源VDD1のノイズおよび第2電源VDD2のノイズのそれぞれについて1以上、何段階の周波数領域に分けて周波数成分を抽出してもよい。分割する周波数領域の数を増やすことにより、それぞれの周波数領域の電源インピーダンスを下げるように制御することができる。
参照電圧も第1および第2の参照電圧からなる2つの参照電圧に限定されず、1つの参照電圧だけでもよいし、または、3以上の参照電圧を使用してもよい。参照電圧の数を増やすことにより、ノイズレベルを正確に判定することができる。
また、ノイズ判定回路24は、半導体チップ26上に配置してもよい。
次に、電源インピーダンス最適化装置10の動作を説明する。
第1電源VDDのノイズおよび第2電源VDD2のノイズは、それぞれ、ノイズ検出回路16,18により常に検出される。
ノイズ判定回路24により、第1電源VDD1のノイズおよび第2電源VDD2のノイズの、LPF30,32側の低周波成分およびHPF34,36側の高周波成分から、これら低周波成分および高周波成分のノイズレベルが判定され、そのノイズレベルの判定結果に基づいて、スイッチ20,22のオンオフが制御される。
つまり、半導体装置12が実装されたプリント基板14では、回路の動作状態に応じて発生する各周波数帯域の周波数成分のノイズレベルに基づいて、スイッチ20,22のオンオフが制御され、言い換えると、第1電源VDD1の電源ラインと第2電源VDD2の電源ラインとのマージポイントが変更され、第1電源VDD1の電源ラインと第2電源VDD2の電源ラインとが接続されるか、または、非接続とされる。
これにより、ノイズレベルに基づいて電源インピーダンスが常に最適化されるように変化するため、システム全体のノイズを低減することができ、その動作マージンを増やすことができる。また、マージポイントに応じて、電源インピーダンスを下げることができる周波数領域が変化するため、独立性を保ちたい周波数領域では電源を分離し、電源インピーダンスを下げたい周波数領域では、電源インピーダンスを下げることができる。
最後に、電源インピーダンス最適化装置10にノイズを入力して行ったシミュレーションの結果について説明する。
図7は、図1に示す電源インピーダンス最適化装置のシミュレーションモデルを表す一例の回路図である。シミュレーションは、半導体チップ26の2つのパッド60,62に対応する第1電源VDD1および第2電源VDD2の電源ラインに、それぞれ、1GHzおよび1MHzのノイズを入力した場合、および、1GHzおよび10MHzのノイズを入力した場合について行った。
第1電源VDD1および第2電源VDD2の電源ラインに、それぞれ、1GHzおよび1MHzのノイズを入力してシミュレーションを行った結果、電源が分離されている場合には、第1電源VDD1の1GHz成分のノイズは、第2電源VDD2に回り込まなかった。逆も同じように、回り込まなかった。しかし、第2電源VDD2側の1MHz成分のノイズは、プリント基板14まで伝わった。
電源をパッド60,62間で接続した場合、第1電源VDD1の1GHz成分のノイズは第2電源VDD2に回り込んだが、第2電源VDD2の1MHz成分のノイズは第1電源VDD1に回り込まず、第2電源VDD2の1MHz成分のノイズは、プリント基板14に伝わらなかった。
電源をピン64,66間で接続した場合、若干、第2電源VDD2の1MHz成分のノイズが第1電源VDD1に回り込んだが、第1電源VDD1の1GHz成分のノイズは第2電源VDD2に回り込まず、第2電源VDD2の1MHz成分のノイズは、プリント基板14に伝わらなかった。
第1電源VDD1および第2電源VDD2の電源ラインに、それぞれ、1GHzおよび10MHzのノイズを入力してシミュレーションを行った結果、電源をパッド60,62間で接続した場合には、若干、第1電源VDD1の1GHz成分のノイズが第2電源VDD2に回り込んだが、第2電源VDD2の10MHz成分のノイズは第1電源VDD1側に回り込まず、第2電源VDD2の10MHz成分のノイズは、プリント基板14に伝わらなかった。
電源をピン64,66間で接続した場合、第2電源VDD2の10MHz成分のノイズが第1電源VDD1側に回り込んだが、第1電源VDD1の1GHz成分のノイズは第2電源VDD2に回り込まず、第2電源VDD2の10MHz成分のノイズは、プリント基板14に伝わらなかった。
このシミュレーションでは、電源が分離されている場合に、第2電源VDD2側のノイズがプリント基板14まで伝わっていたが、電源をパッド60,62間で接続した場合、および、電源をピン64,66間で接続した場合の両方において、一方の電源のノイズが他方の電源へ若干回り込むが、第2電源VDD2のノイズはプリント基板14まで伝わらず、ノイズを低減することができることを確認することができた。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10 インピーダンス最適化装置
12 半導体装置
14 プリント基板
16,18 ノイズ検出回路
20,22 スイッチ
24 ノイズ判定回路
26 半導体チップ
28 パッケージ
30,32 LPF
34,36 HPF
38,40 参照電圧発生回路
42,44,46,48,50,52,54,56 比較器
58 判定回路
60、62 パッド
64、66 ピン
68、70 ボンディングワイヤ
72 容量成分
74,76 インダクタンス成分
78 デカップリングコンデンサ
80 レギュレータ

Claims (4)

  1. 半導体装置が実装されたプリント基板の電源のインピーダンスを最適化する電源インピーダンス最適化装置であって、
    第1電源のボンディングワイヤと前記第1電源のボンディングワイヤに隣接して接続された第1ノイズ検出用のボンディングワイヤとの磁界結合により、前記第1電源のノイズを検出する第1ノイズ検出回路と、
    前記第1電源と同一電圧で、かつ、前記第1電源とは分離された第2電源のボンディングワイヤと前記第2電源のボンディングワイヤに隣接して接続された第2ノイズ検出用のボンディングワイヤとの磁界結合により、前記第2電源のノイズを検出する第2ノイズ検出回路と、
    前記半導体装置の半導体チップ上の前記第1電源のパッドのノードと前記第2電源のパッドのノードとの間に接続された第1のスイッチと、
    前記半導体装置のパッケージ内の前記第1電源のピンのリードと前記第2電源のピンのリードとの間に接続された第2のスイッチと、
    前記第1電源のノイズおよび前記第2電源のノイズから抽出されたそれぞれ1以上の周波数領域の周波数成分から、前記それぞれ1以上の周波数領域の周波数成分のノイズレベルをそれぞれ判定し、前記ノイズレベルの判定結果に基づいて、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチのオンオフを制御するノイズ判定回路とを備えることを特徴とする電源インピーダンス最適化装置。
  2. 前記ノイズ判定回路は、前記第1電源のノイズおよび前記第2電源のノイズからそれぞれ前記1以上の周波数領域の周波数成分を抽出する2以上のフィルタと、前記抽出されたそれぞれ1以上の周波数領域の周波数成分と1以上の参照電圧とをそれぞれ比較する4以上の比較器と、前記比較器の比較結果に基づいて、前記1以上の周波数領域の周波数成分のノイズレベルをそれぞれ判定し、前記ノイズレベルの判定結果に基づいて、前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチのオンオフを制御する判定回路とを備える請求項1に記載の電源インピーダンス最適化装置。
  3. 前記ノイズ判定回路は、前記半導体装置の半導体チップ上に配置されている請求項1または2に記載の電源インピーダンス最適化装置。
  4. 前記ノイズ判定回路は、前記半導体装置のパッケージ内に配置されている請求項1または2に記載の電源インピーダンス最適化装置。
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