JP2015135384A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶表示装置において光漏れとして見える現象を防止することを目的とする。【解決手段】液晶表示装置は、液晶表示パネル10と、入射した光によって液晶表示パネル10に向けて面発光する導光板24と、液晶表示パネル10と導光板24の間に介在する光学シート26と、導光板24を内側に収容するフレーム30と、液晶表示パネル10及びフレーム30に粘着する両面テープ32と、を有する。両面テープ32は、遮光性を有し、液晶表示パネル10及びフレーム30の間からフレーム30の内側に延び、液晶表示パネル10と光学シート26の間で、導光板24の端部及び光学シート26の端部に重なる。【選択図】図2
Description
本発明は、液晶表示装置及びその製造方法に関する。
液晶表示装置のバックライトは、点光源を面光源に変換するための導光板を有し、導光板の端面に対向するように点光源が配置されている(特許文献1)。導光板には、光学シートが重ねられている。点光源から出射した光は、導光板の端面に入射し、内部での反射によって導光板の表面から出射して、光学シートを通って液晶表示パネルに入射する。導光板及び光学シートは、フレームに収納されている。
液晶表示パネルとフレームは、両面テープによって固定してある。両面テープは遮光性を有しており、これにより、液晶表示パネルとフレームの間からの光漏れを防いでいる。ただし、導光板又は光学シートの端面から出る光によって、バックライトの周縁部が光って見えるという現象があり、光漏れが生じているように見えることがあった。
本発明は、液晶表示装置において光漏れとして見える現象を防止することを目的とする。
(1)本発明に係る液晶表示装置は、液晶表示パネルと、入射した光によって前記液晶表示パネルに向けて面発光する導光板と、前記液晶表示パネルと前記導光板の間に介在する光学シートと、前記導光板を内側に収容するフレームと、前記液晶表示パネル及び前記フレームに粘着する両面テープと、を有し、前記両面テープは、遮光性を有し、前記液晶表示パネル及び前記フレームの間から前記フレームの内側に延び、前記液晶表示パネルと前記光学シートの間で、前記導光板の端部及び前記光学シートの端部に重なることを特徴とする。本発明によれば、遮光性を有する両面テープが光学シート及び導光板の端部に重なるので、この部分が光って見えることを防止し、光漏れとして見える現象が発生しないようになっている。
(2)(1)に記載された液晶表示装置において、前記光学シートは、前記導光板からはみ出す部分を有することを特徴としてもよい。
(3)(1)又は(2)に記載された液晶表示装置において、前記両面テープは、前記光学シートに粘着することを特徴としてもよい。
(4)(1)又は(2)に記載された液晶表示装置において、前記両面テープは、前記光学シートとの対向面には粘着性がないことを特徴としてもよい。
(5)本発明に係る液晶表示装置の製造方法は、フレームの内側に導光板を配置する工程と、光学シートの端部に両面テープの下面の一部を貼りつける工程と、前記両面テープが貼り付けられた前記光学シートを前記導光板の上に配置する工程と、前記両面テープの前記下面の他の部分を前記フレームに貼りつける工程と、前記両面テープの上面に液晶表示パネルを貼りつける工程と、を含むことを特徴とする。本発明によれば、遮光性を有する両面テープが光学シートの端部に重なるので、この部分が光って見えることを防止することができ、光漏れとして見える現象が発生しないようになる。また、両面テープは、光学シートに先に貼りつけてからフレームに貼りつけるので、これらの貼り付け作業を行いやすい。
(6)(5)に記載された液晶表示装置の製造方法において、前記両面テープと前記光学シートは、治具によって位置合わせを行ってから貼り合わせることを特徴としてもよい。
(7)(5)又は(6)に記載された液晶表示装置の製造方法において、前記両面テープは、前記光学シートに貼り付けられる前に、前記上面に保護フィルムが貼られた状態で用意し、前記保護フィルムは、前記両面テープからはみ出すように設けられることを特徴としてもよい。
(8)(7)に記載された液晶表示装置の製造方法において、前記保護フィルムは、前記両面テープを前記フレームに貼りつけた後に前記両面テープから剥がすことを特徴としてもよい。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る液晶表示装置の平面図である。図2は、図1に示す液晶表示装置のII−II線断面図である。図3は、図1に示す液晶表示装置のIII−III線断面図である。
液晶表示装置は、液晶表示パネル10を有する。液晶表示パネル10は、一対の基板12,14(いずれも例えばガラス基板)を有し、両者間には図示しない液晶が介在する。一方の基板12は、図示しない薄膜トランジスタ、画素電極及び配線などを含むTFT(Thin Film Transistor)基板(又はアレイ基板)であり、他方の基板14はカラーフィルタ基板である。
液晶表示パネル10の一方の基板12は、他方の基板から突出する突出部を有している。液晶表示パネル10(詳しくは突出部)には、液晶を駆動するためのドライバ回路を内蔵する集積回路チップ16が搭載され、フレキシブル配線基板18が接続されている。また、一対の基板12,14には、それぞれ、偏光板20,22が貼り付けられている。偏光板20,22は、それぞれ、一対の基板12,14の周端には至らないが、周辺領域が小さくなったことに対応して、周端に近い位置まで延びている。
液晶表示装置は、導光板24を有する。導光板24は、液晶表示パネル10と重なるように配置されている。導光板24の表面は、液晶表示パネル10の裏面の方向を向いている。導光板24は、入射した光によって液晶表示パネル10に向けて面発光するようになっている。光は、図示しない発光ダイオードなどの点光源から供給される。点光源からの光が導光板24で面光源に変換されて液晶表示パネル10に照射される。
液晶表示パネル10と導光板24の間に、少なくとも1枚(例えば複数枚)の光学シート26が介在する。光学シート26は、拡散シート又はプリズムシートなどである。光学シート26は、導光板24からはみ出す部分を有する。すなわち、光学シート26は導光板24の全体を覆っている。また、導光板24の下(光学シート26とは反対側)には反射シート28が配置されている。
導光板24は、例えば樹脂からなるフレーム30の内側に収容される。詳しくは、液晶表示パネル10の偏光板20の周辺部がフレーム30に固定される。フレーム30の内側のスペースを覆うように、枠の開口周囲の面に液晶表示パネル10が貼り付けられている。フレーム30は、液晶表示パネル10の裏面の周縁部に貼り付けられる。液晶表示パネル10の端部を裏面側でフレーム30が支持している。
フレーム30と液晶表示パネル10の固定は両面テープ32でなされている。両面テープ32は、液晶表示パネル10(詳しくは偏光板20)及びフレーム30に粘着する。両面テープ32は遮光性を有する。両面テープ32は、液晶表示パネル10及びフレーム30の間からフレーム30の内側に延びている。両面テープ32は、液晶表示パネル10と光学シート26の間で、導光板24の端部及び光学シート26の端部の両方に重なる。両面テープ32は、光学シート26(複数の光学シート26のうち最も上にある光学シート26)に粘着する。
あるいは、変形例として、両面テープ32は、光学シート26との対向面には粘着性がなくてもよい。例えば、両面テープ32と光学テープとの間に図示しないシートを介在させるか、粘着材が働かなくなるように糊殺しを施してもよい。
本実施形態によれば、遮光性を有する両面テープ32が光学シート26及び導光板24の端部に重なるので、この部分が光って見えることを防止し、光漏れとして見える現象が発生しないようになっている。
フレーム30と液晶表示パネル10との固定を確かなものにするため、両面テープ32とフレーム30とが接する面積と、両面テープ32と偏光板20とが接する面積はできるだけ広い方が望ましい。従って、両面テープ32は内側に延びるとともに、できる限りフレーム30の外側の端部近傍まで延ばされている。延伸された両面テープ32は偏光板20の端部を越えて、端部の外側にまで形成されている。また、偏光板20の端部も両面テープ32と接する面積を増やすために、偏光板22の端部よりも外側に形成されている。
図4〜図6は、本発明の実施形態に係る液晶表示装置の製造方法を説明するための図である。
図4に示すように、本実施形態では、両面テープ32を、上面に保護フィルム34が貼られた状態で用意する。保護フィルム34は、両面テープ32からはみ出すように設ける。そして、最も上に配置される光学シート26の端部に両面テープ32の下面の端部を貼りつける。両面テープ32と光学シート26は、第1治具36によって位置合わせを行ってから貼り合わせる。第1治具36は、光学シート26を配置する第1凹部38を有し、第1凹部38によって光学シート26の位置を決める。第1治具36は、第1凹部38の上であって第1凹部38の周囲に第2凹部40を有し、両面テープ32が貼り付けられた保護フィルム34を第2凹部40に配置する。詳しくは、保護フィルム34の端部を第2凹部40の内壁面に当てて、その位置決めを行う。保護フィルム34が両面テープ32からはみ出すので、両面テープ32の粘着材が第2凹部40の内壁面には当たらないようになっている。
図5に示すように、フレーム30の内側に導光板24を配置する。そのプロセスは、第2治具42に反射シート28を入れて、その上にフレーム30を配置してから行う。そして、導光板24の上に光学シート26を配置する。最も上にある光学シート26には、図4に示すプロセスで両面テープ32が貼り付けてあり、その両面テープ32の下面の他の部分をフレーム30に貼りつける。第2治具42には、両面テープ32に貼りつけられた保護フィルム34を配置するための第3凹部44が形成されている。図6に示すように、第3凹部44の内壁面に保護フィルム34の端部を当てて、その位置決めを行う。保護フィルム34が両面テープ32からはみ出すので、両面テープ32の粘着材が第3凹部44の内壁面には当たらないようになっている。
その後、保護フィルム34を両面テープ32から剥がし、両面テープ32の上面に液晶表示パネル10を貼りつける(図2又は図3参照)。本実施形態によれば、両面テープ32は、光学シート26に先に貼りつけてからフレーム30に貼りつけるので、これらの貼り付け作業を行いやすい。
なお、従来は両面テープ32が光学シート26にまで延びて無く、フレーム30の内側の端部に留まっていたので、両面テープ32の内側の端部とフレーム30の内側の端部とを重ねることで位置合わせが可能であったが、本発明では両面テープ32が光学シート26にまで延びているので、フレーム30の内側の端部を位置合わせに用いることが出来ないので、第2治具42を使用して両面テープ32とフレーム30の位置合わせを行っている。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、実施形態で説明した構成は、実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
10 液晶表示パネル、12 基板、14 基板、16 集積回路チップ、18 フレキシブル配線基板、20 偏光板、22 偏光板、24 導光板、26 光学シート、28 反射シート、30 フレーム、32 両面テープ、34 保護フィルム、36 第1治具、38 第1凹部、40 第2凹部、42 第2治具、44 第3凹部。
Claims (8)
- 液晶表示パネルと、
入射した光によって前記液晶表示パネルに向けて面発光する導光板と、
前記液晶表示パネルと前記導光板の間に介在する光学シートと、
前記導光板を内側に収容するフレームと、
前記液晶表示パネル及び前記フレームに粘着する両面テープと、
を有し、
前記両面テープは、遮光性を有し、前記液晶表示パネル及び前記フレームの間から前記フレームの内側に延び、前記液晶表示パネルと前記光学シートの間で、前記導光板の端部及び前記光学シートの端部に重なることを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1に記載された液晶表示装置において、
前記光学シートは、前記導光板からはみ出す部分を有することを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1又は2に記載された液晶表示装置において、
前記両面テープは、前記光学シートに粘着することを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項1又は2に記載された液晶表示装置において、
前記両面テープは、前記光学シートとの対向面には粘着性がないことを特徴とする液晶表示装置。 - フレームの内側に導光板を配置する工程と、
光学シートの端部に両面テープの下面の一部を貼りつける工程と、
前記両面テープが貼り付けられた前記光学シートを前記導光板の上に配置する工程と、
前記両面テープの前記下面の他の部分を前記フレームに貼りつける工程と、
前記両面テープの上面に液晶表示パネルを貼りつける工程と、
を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 請求項5に記載された液晶表示装置の製造方法において、
前記両面テープと前記光学シートは、治具によって位置合わせを行ってから貼り合わせることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 請求項5又は6に記載された液晶表示装置の製造方法において、
前記両面テープは、前記光学シートに貼り付けられる前に、前記上面に保護フィルムが貼られた状態で用意し、
前記保護フィルムは、前記両面テープからはみ出すように設けられることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 請求項7に記載された液晶表示装置の製造方法において、
前記保護フィルムは、前記両面テープを前記フレームに貼りつけた後に前記両面テープから剥がすことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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WO2018221432A1 (ja) | 2017-05-31 | 2018-12-06 | 武蔵エンジニアリング株式会社 | 液体材料塗布方法および当該方法を実施するための装置 |
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