JP2015132644A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部からの衝撃が多くなる使用環境であっても、撮像中のレンズの光軸方向への移動を防いで、高品質な撮像画像を得ることのできる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置100は、レンズ群12を駆動するための駆動用コイル161及び駆動用磁石162と、レンズ群12を通して被写体を撮像する撮像素子27と、駆動用コイル161に流す電流を制御してレンズ群12を光軸方向に移動させるレンズ制御部31と、レンズ群12の光軸方向における移動範囲を規制するためのストッパ部17,18と、を備える。被写体を撮像する撮像モードにおいて、レンズ制御部31は、レンズ群12をストッパ部17,18間の範囲の任意の位置に制御する第一の制御と、レンズ群12を前ストッパ部17に押し当てる第二の制御と、を選択的に行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置に関する。
撮影機能を有する携帯電話機及びスマートフォン等の携帯用電子機器には、小型で薄型の撮像モジュールが搭載されている。この撮像モジュールは、撮影用のレンズが組み込まれたレンズユニットと、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の撮像素子が組み込まれた撮像素子ユニットとが一体化された構造を有する。
撮像モジュールには、レンズユニット内のレンズを光軸方向に動かしてフォーカス調整をするためのオートフォーカス(AF)機構を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。また、撮像モジュールには、AF機構に加えて、レンズユニットと撮像素子ユニットを光軸に直交する方向に相対移動させて、撮像される像のブレを光学的に補正するための光学式像ブレ補正機構を有するものがある(例えば特許文献2参照)。
特開2013−25081号公報 特開2013−201550号公報
AF機構を有する撮像モジュールでは、ボイスコイルモータによってレンズを駆動し、ばね等の弾性体によってレンズを付勢することが一般的である。このため、AF機構に通電がなされているときでも、撮像モジュール外部からの衝撃によってレンズユニット内においてレンズが光軸方向に移動してしまうことがある。
近年、車にカメラを取り付けて、ドライブレコーダとして利用することが増えている。このような使用環境では、車の振動が撮像モジュールに伝わり、この振動によってピントが前後に移動することで、ピンボケ映像になってしまう。
焦点を無限遠に固定した車載専用の撮像モジュールを用いれば、こうしたピンボケは発生しない。しかし、カメラ付きのスマートフォン等の携帯端末をドライブレコーダとして利用することもあり、携帯端末は固定焦点カメラではないことが多いため、ピンボケが発生する可能性がある。
特許文献1に記載のカメラは、AF機構にボイスコイルモータを用いており、AF機構に通電がなされない電源オフの状態では、レンズが光軸方向に自由に移動しないように、レンズを磁石によって固定している。しかし、電源オンのときには一般的な動作となるため、上述したピンボケの発生を防ぐことはできない。
特許文献2に記載の撮像モジュールは、無限遠撮影時には、レンズバレルが光軸と直交する方向に移動しないように、レンズバレルを機構的に支持し、手ブレ補正機能をオフにすることで、電力消費量を抑えている。しかし、この撮像モジュールは、レンズバレルを支持した状態でも、外部からの衝撃によって、レンズバレルは光軸方向には移動可能であり、ピンボケの発生を防止することはできない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、外部からの衝撃が多くなる使用環境であっても、撮像中のレンズの光軸方向への移動を防いで、高品質な撮像画像を得ることのできる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、レンズ群と、上記レンズ群のうち少なくとも一部のレンズを駆動するための駆動用コイル及び駆動用磁石と、上記レンズ群を通して被写体を撮像する撮像素子と、上記駆動用コイルに流す電流を制御し、上記駆動用コイルに生じる電界と上記駆動用磁石の磁界とにより生じる駆動力により、上記駆動用コイル又は上記駆動用磁石のうちいずれか一方を、上記少なくとも一部のレンズと一体に、上記レンズ群の光軸に沿う第一の方向に移動させる制御を行うレンズ制御部と、上記少なくとも一部のレンズの上記第一の方向における移動範囲を規制するための被写体側の第一規制部及び上記撮像素子側の第二規制部と、を備え、上記撮像素子によって被写体を撮像する撮像モードにおいて、上記レンズ制御部は、上記少なくとも一部のレンズを上記第一規制部と上記第二規制部の間の範囲の任意の位置に制御する第一の制御と、上記少なくとも一部のレンズを上記第一規制部又は上記第二規制部に押し当てる第二の制御と、を選択的に行うものである。
本発明によれば、外部からの衝撃が多くなる使用環境であっても、撮像中のレンズの光軸方向への移動を防いで、高品質な撮像画像を得ることのできる撮像装置を提供することができる。
本発明の一実施形態である撮像装置としてのスマートフォンの外観図である。 図1に示す撮像モジュール3の外観斜視図である。 図2に示す撮像モジュール3においてレンズユニット10を省略した状態の外観斜視図である。 図2に示す撮像モジュール3のA−A線断面図である。 図1に示すレンズユニット10の電気的接続構成を示すブロック図である。 図1に示すスマートフォン100の内部構成を示すブロック図である。 スマートフォン100にアタッチメント40が装着された状態を示す図である。 オートフォーカス用のボイスコイルモータの駆動特性を示す図である。 z方向VCM16Eを駆動する回路の一例を示す図である。 アタッチメント40の変形例であるアタッチメント40Aがスマートフォン100に装着されて第二の制御が行われた状態を示す図である。 図6に示したアタッチメント検知部35の変形例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である撮像装置としてのスマートフォンの外観図である。
図1に示すスマートフォン100は、筐体1の背面にレンズカバー2が設けられ、筐体1内のレンズカバー2と対向する位置に撮像モジュール3が設けられている。筐体1の前面には、図示しない表示部等が設けられる。
図2は、図1に示す撮像モジュール3の外観斜視図である。
撮像モジュール3は、レンズ群12を有するレンズユニット10と、レンズユニット10に固定され、レンズ群12を通して被写体を撮像する撮像素子(図1では不図示)を有する撮像素子ユニット20と、を備える。
図1では、レンズ群12の光軸Axに沿う方向をz方向とし、z方向に直交する2方向であって互いに直交する2つの方向をそれぞれx方向、y方向としている。
レンズユニット10は、後述する各構成部材を内部に収容する筐体11を備える。
筐体11の天面11aには、レンズ群12の光軸Axを中心とする開口11bが形成されている。撮像モジュール3は、被写体光をこの開口11bからレンズ群12に取り込んで撮像を行う。この開口11bと対向する位置に、図1のレンズカバー2が配置される。
筐体11の外部には、筐体11に収容されるフレキシブル基板13の一部が露出している。このフレキシブル基板13の露出部分の先端には、端子14A〜14Fを含むレンズユニット端子部14が接続されている。
なお、レンズユニット端子部14は、後述するように、端子14A〜14F以外の端子も含むが、図1では、簡略化のために端子14A〜14Fのみを図示し、その他の端子の図示を省略している。
図3は、図2に示す撮像モジュール3においてレンズユニット10を省略した状態の外観斜視図である。
図3に示すように、撮像素子ユニット20は、CCDイメージセンサ又はCMOSイメージセンサ等の撮像素子27が形成される基板21と、基板21と電気的に接続されるフレキシブル基板22と、を備える。
基板21上には筒状のカバーホルダ25が形成され、カバーホルダ25内部に撮像素子27が配置されている。カバーホルダ25の中空部には撮像素子27上方において図示省略のカバーガラスが嵌め込まれる。
カバーホルダ25の外側における基板21表面には、レンズユニット10との電気的接続をとるための端子24A〜24Fを含む撮像素子ユニット端子部24が設けられている。この撮像素子ユニット端子部24も、レンズユニット端子部14と同様に、一部の端子のみ図示している。
基板21には、撮像素子27のデータ出力用端子及び駆動用端子等と接続される撮像素子用配線が設けられている。撮像素子用配線は、フレキシブル基板22に設けられた配線を経由して、フレキシブル基板22端部に設けられた外部接続用端子部23に接続されている。
また、基板21には、撮像素子ユニット端子部24に含まれる各端子と接続されるレンズユニット用配線が設けられている。レンズユニット用配線は、フレキシブル基板22に設けられた配線を経由して、フレキシブル基板22端部に設けられた外部接続用端子部23に接続されている。
レンズユニット10と撮像素子ユニット20は例えば接着剤によって固定されており、固定された状態では、レンズユニット端子部14の各端子とこれに対応する撮像素子ユニット端子部24の各端子とが電気的に接続されている。
図2の例では、端子14Aと端子24Aとが電気的に接続され、端子14Bと端子24Bとが電気的に接続され、端子14Cと端子24Cとが電気的に接続され、端子14Dと端子24Dとが電気的に接続され、端子14Eと端子24Eとが電気的に接続され、端子14Fと端子24Fとが電気的に接続される。
図4は、図2に示す撮像モジュール3のA−A線断面図である。
図4に示すように、撮像素子27は、基板21に設けられた凹部に配置されるとともに、基板21上に設けられたカバーホルダ25及びカバーホルダ25に嵌め込まれたカバーガラス26によって封止されている。
レンズユニット10は、カバーガラス26上方に配置された複数(図4の例では12A〜12Dの4つ)のレンズを含むレンズ群12と、レンズ群12を支持する筒状のレンズバレル15と、撮像素子ユニット20のカバーホルダ25の上面に載置された底部ブロック19と、底部ブロック19上に固定されたフレキシブル基板13と、フレキシブル基板13に接続されたレンズユニット端子部14と、フレキシブル基板13上に形成されたレンズ駆動装置16と、ストッパ17と、ストッパ18と、を備える。
レンズ群12、レンズバレル15、底部ブロック19、フレキシブル基板13、レンズ駆動装置16、及びストッパ17,18は、筐体11に収容されている。
レンズ駆動装置16は、第一のレンズ駆動部と、第二のレンズ駆動部と、第三のレンズ駆動部と、レンズの位置を検出する位置検出素子としてのホール素子と、を備える。
第一のレンズ駆動部は、レンズ群12のうち少なくとも一部のレンズ(図4の例ではレンズ群12の全てのレンズとしている)を、レンズ群12の光軸Axに沿う第一の方向(図2のz方向)に移動させてフォーカス調整を行うための駆動部である。
第二のレンズ駆動部は、レンズ群12のうち少なくとも一部のレンズ(図4の例ではレンズ群12の全てのレンズとしている)をレンズ群12の光軸Axに直交する第二の方向(図2のx方向)に移動させて、撮像素子27によって撮像される像のブレを補正するための駆動部である。
第三のレンズ駆動部は、レンズ群12のうち少なくとも一部のレンズ(図4の例ではレンズ群12の全てのレンズとしている)をレンズ群12の光軸Axに直交する第三の方向(図2のy方向)に移動させて、撮像素子27によって撮像される像のブレを補正するための駆動部である。
第一のレンズ駆動部と第二のレンズ駆動部と第三のレンズ駆動部は、それぞれ、レンズを移動させるためのアクチュエータであり、本実施形態ではボイスコイルモータ(VCM)を使用している。
図4に示すように、第一のレンズ駆動部は、レンズバレル15に固定された、レンズ群12を駆動するための駆動用コイルとしてのボイスコイル161と、ボイスコイル161と対向する位置において筐体11に固定された、レンズ群12を駆動するための駆動用磁石162と、ボイスコイル161と駆動用磁石162のそれぞれに固定されたバネ163とを備える。
また、第二のレンズ駆動部と第三のレンズ駆動部は、それぞれ、フレキシブル基板13上に固定されたベース160と、ベース160上に固定された駆動用コイルとしてのボイスコイル164と、ボイスコイル164と対向する位置に設けられ、駆動用磁石162に固定された駆動用磁石165と、ボイスコイル164と駆動用磁石165のそれぞれに固定されたバネ166とを備える。なお、ベース160は第二のレンズ駆動部と第三のレンズ駆動部で共通化されている。
バネ166により、駆動用磁石165とボイスコイル164との光軸Ax方向の距離は一定値に固定されている。このため、第一のレンズ駆動部を構成するボイスコイル161に駆動電流が供給されると、駆動用磁石162の光軸Ax方向位置は固定のまま、ボイスコイル161とボイスコイル161に固定されたレンズバレル15とが光軸Ax方向に移動する。
第二のレンズ駆動部を構成するボイスコイル164に駆動電流が供給されると、第二のレンズ駆動部を構成する駆動用磁石165と駆動用磁石165に固定された駆動用磁石162とがx方向に移動する。
バネ163により、駆動用磁石162とボイスコイル161との光軸Axに直交する方向の距離は一定値に固定されている。このため、駆動用磁石162がx方向に移動することで、レンズ群12がx方向に移動する。
第三のレンズ駆動部を構成するボイスコイル164に駆動電流が供給されると、第三のレンズ駆動部を構成する駆動用磁石165と駆動用磁石165に固定された駆動用磁石162とがy方向に移動する。
バネ163により、駆動用磁石162とボイスコイル161との光軸Axに直交する方向の距離は一定値に固定されている。このため、駆動用磁石162がy方向に移動することで、レンズ群12がy方向に移動する。
このように、第二のレンズ駆動部と第三のレンズ駆動部を含むレンズ駆動装置16を搭載するレンズユニット10では、駆動用磁石162,165とレンズバレル15とが一体となってx方向又はy方向に移動する。
ストッパ17は筐体11に固定されている。ストッパ17は、第一のレンズ駆動部によって移動されるレンズ群12のz方向における移動範囲を規制するための第一規制部として機能する。ここでは、筐体11にストッパ17を固定しているが、ストッパ17は、レンズ群12の動きとは無関係に位置が変化しない構成要素に固定されていればよい。
底部ブロック19は筐体11に固定されており、ストッパ18はこの底部ブロック19に固定されている。ストッパ18は、第一のレンズ駆動部によって移動されるレンズ群12のz方向における移動範囲を規制するための第二規制部として機能する。ストッパ18は、レンズ群12の動きとは無関係に位置が変化しない構成要素に固定されていればよい。
ストッパ17とストッパ18は、レンズバレル15を挟んで対向して配置されており、ストッパ17は被写体側に、ストッパ18は撮像素子27側に設けられている。
レンズバレル15の被写体側端部がストッパ17に当接した状態で、レンズ群12の合焦位置は最近接合焦位置(最近接端)となる。また、レンズバレル15の撮像素子側端部がストッパ18に当接した状態で、レンズ群12の合焦位置は無限遠合焦位置(無限遠端)となる。
図5は、図2に示すレンズユニット10の電気的接続構成を示すブロック図である。
図5に示すように、レンズ駆動装置16は、レンズ群12をx方向に移動させるためのx方向VCM16A(上記第二のレンズ駆動部)と、レンズ群12のx方向位置を検出するためのx方向ホール素子16Bと、レンズ群12をy方向に移動させるためのy方向VCM16C(上記第三のレンズ駆動部)と、レンズ群12のy方向位置を検出するためのy方向ホール素子16Dと、レンズ群12をz方向に移動させるためのz方向VCM16E(上記第一のレンズ駆動部)と、レンズ群12のz方向位置を検出するためのz方向ホール素子16Fと、を備える。
x方向VCM16Aには2つの端子があり、この2つの端子の各々は、フレキシブル基板13に形成された配線を介して、端子14A、端子14Bと電気的に接続されている。
x方向ホール素子16Bには4つの端子があり、この4つの端子の各々は、フレキシブル基板13に形成された配線を介して、端子14a、端子14b、端子14c、端子14dと電気的に接続されている。
y方向VCM16Cには2つの端子があり、この2つの端子の各々は、フレキシブル基板13に形成された配線を介して、端子14C、端子14Dと電気的に接続されている。
y方向ホール素子16Dには4つの端子があり、この4つの端子の各々は、フレキシブル基板13に形成された配線を介して、端子14e、端子14f、端子14g、端子14hと電気的に接続されている。
z方向VCM16Eには2つの端子があり、この2つの端子の各々は、フレキシブル基板13に形成された配線を介して、端子14E、端子14Fと電気的に接続されている。
z方向ホール素子16Fには4つの端子があり、この4つの端子の各々は、フレキシブル基板13に形成された配線を介して、端子14i、端子14j、端子14k、端子14lと電気的に接続されている。
なお、各レンズ駆動部と各ホール素子について必要な端子の数は一例であり、上述したものには限定されない。
図6は、図1に示すスマートフォン100の内部構成を示すブロック図である。
スマートフォン100は、撮像モジュール3と、全体を統括制御するシステム制御部30と、レンズ制御部31と、撮像制御部32と、表示部34に接続され、表示部34に画像を表示させる制御を行う表示制御部33と、アタッチメント検知部35と、ワークメモリを含むメモリ36と、撮像素子27によって撮像して得た画像信号等を処理する画像処理部37と、表示部34の表示面に設けられるタッチパネル等を含む操作部38と、を備える。
撮像制御部32は、撮像モジュール3の外部接続用端子部23と電気的に接続されており、システム制御部30の指示のもと、外部接続用端子部23を介して撮像素子27を駆動する。
アタッチメント検知部35は、スマートフォン100用のアクセサリとして販売される車固定用のアタッチメントがスマートフォン100に装着されたことを検知する。このアタッチメントは、車等の移動体に固定することで、スマートフォン100をドライブレコーダとして使用可能にするためのアクセサリである。
アタッチメント検知部35は、アタッチメントに設けられた電気接点と接触して閉回路を形成する検知回路を用いて、アタッチメントがスマートフォン100に装着されたことを電気的に検知する。
レンズ制御部31は、撮像モジュール3の外部接続用端子部23と電気的に接続されており、システム制御部30の指示のもと、外部接続用端子部23を介してレンズ駆動装置16を駆動する。
具体的には、レンズ制御部31は、ボイスコイル161に流す電流を制御し、ボイスコイル161に生じる電界と駆動用磁石162の磁界とにより生じる駆動力により、ボイスコイル161を、レンズ群12と一体に、レンズ群12の光軸Axに沿うz方向に移動させる制御を行う。
また、レンズ制御部31は、ボイスコイル164に流す電流を制御し、ボイスコイル164に生じる電界と駆動用磁石165の磁界とにより生じる駆動力により、駆動用磁石165を、レンズ群12と一体に、レンズ群12の光軸Axに直交するx方向及びy方向に移動させる制御を行う。
レンズ制御部31は、スマートフォン100が撮像素子27によって被写体を撮像する撮像モードに設定されているときに、レンズ群12のz方向の位置を、ストッパ17とストッパ18の間の範囲(以下、レンズ可動範囲という)に含まれる無限遠合焦位置から最近接合焦位置の間における任意の位置に制御する第一の制御と、レンズ群12をストッパ17に押し当てて、レンズ可動範囲における移動を禁止する第二の制御と、を選択的に行う。
レンズ制御部31は、撮像モードにおいて、アタッチメント検知部35によりアタッチメントの装着が検知されていない場合には第一の制御を行い、アタッチメント検知部35によりアタッチメントの装着が検知された場合には第二の制御を行う。
レンズ制御部31が第一の制御を行う場合、レンズ制御部31は、オートフォーカス機能によって決められた位置、又は、マニュアル操作で指定された位置にレンズ群12を移動させる。これにより、第一の制御を行う場合は、スマートフォン100を無限遠からマクロまで焦点を合わせられるカメラとして使用することができる。
図7は、スマートフォン100にアタッチメント40が装着された状態を示す図である。
アタッチメント40は、スマートフォン100に装着した状態で、レンズユニット10の開口11bと対向配置される凹レンズ41を有している。図示していないが、アタッチメント40は、例えば車のルームミラーに取り付けるための機構を有しており、車に固定されて使用される。
スマートフォン100にアタッチメント40が装着されると、レンズ制御部31は、図7に示したように、第一のレンズ駆動部を制御してレンズ群12をストッパ17に押し当てて、レンズ可動範囲におけるレンズ群12の移動を禁止する第二の制御を行う。
この第二の制御が行われると、撮像モジュール100の合焦位置は最近接端となるが、ドライブレコーダとして使用するには、合焦位置を無限遠にしておく必要がある。ここで、アタッチメント40に設けられる凹レンズ41は、スマートフォン100のレンズユニット10の合焦位置を無限遠に変換する変換用レンズとして機能する。これにより、スマートフォン100にアタッチメント40が装着されたときに、スマートフォン100をドライブレコーダとして使用することが可能になる。
以上のように、スマートフォン100によれば、第二の制御が行われたときには、レンズ群12がストッパ17に電気的な駆動力で押し当てられた状態になる。このため、スマートフォン100に対して外部から衝撃が加わった場合でも、レンズ群12が光軸方向に動くのを防止することができる。
一方、第一の制御が行われたときには、レンズ群12は、例えば撮像条件やマニュアル操作等に応じて無限遠端から最近接端までの任意の合焦位置に制御することが可能なため、遠くから近くまで焦点を合わせられる通常のカメラとしての使い方が可能となる。
このように、第一の制御と第二の制御を選択的に行うだけで、通常のカメラとしての使用と例えば車載用のカメラとしての使用とを容易に切り替えることができる。このため、スマートフォンには新たな機構を追加することなく、高画質撮像が可能な車載用システムを容易に構築することができる。
以下、スマートフォン100の変形例について説明する。
ここまでは、第二の制御時において、レンズ群12をストッパ17に押し当てるものとした。しかし、レンズ制御部31は、第二の制御において、レンズ群12をストッパ18に押し当てて、レンズ群12のレンズ可動範囲における移動を禁止してもよい。
この場合は、第二の制御が行われることで、合焦位置が無限遠になる。このため、図7に示したような、凹レンズ41を含む特殊なアタッチメント40を用いずに、スマートフォン100を単に車に取り付けるだけの汎用のアタッチメントを用いることで、車載システムを実現することができる。
一般的に、オートフォーカス用のボイスコイルモータは、コイルに対して一方向に駆動電流を流し、その駆動電流の量によって、レンズの移動位置を制御している。具体的には、図8のグラフにおいて実線で示すように、レンズ位置(レンズの無限遠端を基準とした移動量)は、コイルに流す駆動電流に比例する。
図8の例では、レンズ群12が無限遠端にある状態から、無限遠端から最近接端の間でレンズ群12を移動させるときに駆動用コイル161に流す駆動電流の方向を順方向としている。したがって、順方向の駆動電流をゼロにすることで、レンズ群12をストッパ17に押し当てた状態を得ることができる。
この一般的なボイスコイルモータの駆動方法に対し、駆動用コイル161に順方向とは逆方向の駆動電流を流せるようにしておくことで、レンズ群12をストッパ17に押し当てる力を強くすることができ、第二の制御を行うときのレンズ群12の光軸方向への移動をより強固に防止することが可能となる。
具体的には、z方向VCM16Eを駆動する回路として図9に例示する駆動回路を用いて、駆動用コイル161に順方向電流(i+)と逆方向電流(i−)を選択的に流せるようにする。そして、レンズ制御部31は、第一の制御時には、順方向電流(i+)を駆動用コイル161に流して、レンズ群12の位置を制御し、第二の制御時には、逆方向電流(i−)を流して、レンズ群12をストッパ18に付勢すればよい。
また、上記説明では、レンズバレル15の撮像素子側端部がストッパ18に当接した状態で、レンズ群12の合焦位置は無限遠合焦位置(無限遠端)となるものとした。しかし、レンズ群12の位置がレンズ可動範囲において撮像素子側端部よりも手前にある状態で、レンズ群12の合焦位置を無限遠端となるようにしてもよい。
この構成によれば、第一の制御において例えばコントラストAFを行うときには、AF評価値のサーチ範囲を広く取ることができ、AF精度を向上させることができる。
レンズ制御部31は、アタッチメント検知部35によってアタッチメントの装着が検知されたときに第二の制御を行うものとしたが、操作部38の操作に応じて、第二の制御を行うようにしてもよい。
例えば、スマートフォン100に、ドライブレコーダとして使用するドライブレコーダモードを設けておく。そして、レンズ制御部31は、撮像モードにおいて、操作部38の操作によってドライブレコーダモードに設定されたことを検知したときに第二の制御を行い、ドライブレコーダモードに設定されていないときは第一の制御を行えばよい。
この構成によれば、アタッチメント検知部35が不要となり、アタッチメントとして、電気接点を持たない汎用のものを用いることが可能となる。
図10は、アタッチメント40の変形例であるアタッチメント40Aがスマートフォン100に装着された状態を示す図である。
アタッチメント40Aは、スマートフォン100に装着された状態で、スマートフォン100内の駆動用磁石162と対向する位置に配置される磁性体42を追加した点を除いては、アタッチメント40と同じ構成である。
駆動用磁石162は駆動用磁石165と固定されている。このため、磁性体42を持つアタッチメント40Aをスマートフォン100に装着することで、磁性体42と駆動用磁石162との間に働く引力により、レンズ群12がx方向及びy方向に動くのを防止することができる。
したがって、外部からの衝撃によってレンズ群12が光軸と直交する方向に動いてしまうのを防ぐことができ、第二の制御を行うときの画質劣化を防止することができる。
なお、図10では、アタッチメント40Aが、スマートフォン100が装着された状態で駆動用磁石162と対向する位置に磁性体42を有するものとした。しかし、アタッチメント40Aは、レンズ群12と連動してx方向及びy方向に動く、レンズユニット10に内蔵された磁石(例えば、駆動用磁石162、駆動用磁石165、又はこれらの両方)との間で引力がはたらく磁性体を備えるものであればよい。
また、レンズ群12と連動してx方向及びy方向に動く、レンズユニット10に内蔵された磁石としては、駆動用磁石162,165以外に設けた専用の磁石であってもよい。
図11は、図6に示したアタッチメント検知部35の変形例を示す図である。
図11に示すアタッチメント検知部35は、レンズ群12のx方向及びy方向を含むxy平面における位置の情報と、レンズ群12のxy平面における目標位置の情報と、を入力とする比較器35aを備える。
比較器35aは、レンズ群12をxy平面上の任意位置に移動させるために必要な駆動力で第二のレンズ駆動部及び第三のレンズ駆動部の2つのレンズ駆動部によりレンズ群12を駆動して得られるレンズ群12のxy平面上の位置の情報と、上記任意位置の情報とを入力として、これらを比較する。そして、入力された2つの位置の差が閾値以上のときに、アタッチメント40Aが装着されたことを示す検知信号を出力する。
スマートフォン100がアタッチメント40Aに装着されると、アタッチメント40Aに設けられた磁性体42によって、レンズ群12のxy平面における位置は固定される。このため、第二のレンズ駆動部及び第三のレンズ駆動部によってレンズ群12をxy方向に動かそうとしても、レンズ群12は動きにくい状態となる。
そこで、例えば、上記任意位置として、レンズ群12をx方向及びy方向に最大限動かしたときの位置を設定しておき、システム制御部30は、実際にその任意位置にレンズ群12を駆動するための駆動信号を第二のレンズ駆動部及び第三のレンズ駆動部に供給する。そして、システム制御部30は、この駆動信号の供給後におけるレンズ群12のxy平面における位置を現在位置として検出し、上記任意位置の情報と共に、アタッチメント検知部35に入力する。
現在位置と任意位置がほぼ一致していれば、レンズ群12はxy方向に移動できているため、アタッチメント40Aが装着されていないことを検知できる。現在位置と任意位置の差が大きければ、レンズ群12はxy方向に移動できていないため、アタッチメント40Aが装着されていることを検知できる。
このように、レンズ群12のxy平面での位置をモニタすることで、アタッチメント40Aの装着を検知することができ、専用の電気接点及び電気接続を検知する回路等が不要となる。したがって、アタッチメント40Aの低コスト化、スマートフォン100の低コスト化が可能となる。比較器35aの機能は電子回路ではなくソフトウェアで実現してもよい。
図10,11で説明した変形例を除く実施形態では、第一のレンズ駆動部、第二のレンズ駆動部、第三のレンズ駆動部の各々に含まれる駆動用コイル及び駆動用磁石のうち、駆動用磁石を固定とし、駆動用コイルをレンズ群12と一体で可動とした所謂ムービングコイルタイプのVCMを用いている。しかし、VCMとしては、駆動用磁石をレンズ群12と一体で可動とし、駆動用コイルを固定とした所謂ムービングマグネットタイプのVCMを用いてもよい。
以上説明したように、本明細書には以下の事項が開示されている。
開示された撮像装置は、レンズ群と、上記レンズ群のうち少なくとも一部のレンズを駆動するための駆動用コイル及び駆動用磁石と、上記レンズ群を通して被写体を撮像する撮像素子と、上記駆動用コイルに流す電流を制御し、上記駆動用コイルに生じる電界と上記駆動用磁石の磁界とにより生じる駆動力により、上記駆動用コイル又は上記駆動用磁石のうちいずれか一方を、上記少なくとも一部のレンズと一体に、上記レンズ群の光軸に沿う第一の方向に移動させる制御を行うレンズ制御部と、上記少なくとも一部のレンズの上記第一の方向における移動範囲を規制するための被写体側の第一規制部及び上記撮像素子側の第二規制部と、を備え、上記撮像素子によって被写体を撮像する撮像モードにおいて、上記レンズ制御部は、上記少なくとも一部のレンズを上記第一規制部と上記第二規制部の間の範囲の任意の位置に制御する第一の制御と、上記少なくとも一部のレンズを上記第一規制部又は上記第二規制部に押し当てる第二の制御と、を選択的に行うものである。
この構成により、第二の制御が行われたときには、レンズ群の少なくとも一部のレンズが第一規制部又は第二規制部に電気的な駆動力で押し当てられた状態になるため、撮像装置に対して外部から衝撃が加わった場合でも、該少なくとも一部のレンズが光軸方向に動くのを防止することができる。一方、第一の制御が行われたときには、レンズ群の少なくとも一部のレンズは、例えば撮像条件やマニュアル操作等に応じて無限遠端から最近接端までの任意の位置に制御することが可能なため、遠くから近くまで焦点を合わせられる通常の撮像装置としての使い方が可能となる。このように、第一の制御と第二の制御を選択的に行うだけで、通常の撮像装置としての使用と例えば車載用の撮像装置としての使用とを容易に切り替えることができる。このため、撮像装置には新たな機構を追加することなく、高画質撮像が可能な車載用システムを容易に構築することができる。
開示された撮像装置は、上記レンズ制御部が、上記第二の制御において、上記少なくとも一部のレンズを上記第二規制部に押し当てるものである。
この構成により、第二の制御によって無限遠に焦点を合わせることが可能となり、車載用として利用する場合に、焦点距離を変換するレンズ等を不要とすることができる。
開示された撮像装置は、上記レンズ制御部が、上記第二の制御において、上記第一の制御のときに上記駆動用コイルに流す電流の方向とは逆方向に上記駆動用コイルに電流を流して、上記少なくとも一部のレンズを上記第二規制部に押し当てるものである。
この構成により、駆動用コイルに電流を一方向にだけ流す場合と比較して、少なくとも一部のレンズの第二規制部への押し当て力を強くすることができ、外部からの衝撃に対するレンズの光軸方向への移動を強固に防止することができる。
開示された撮像装置は、上記第二規制部に上記少なくとも一部のレンズが押し当てられた状態で、上記少なくとも一部のレンズは、上記第一の制御時における無限遠合焦位置よりも上記撮像素子側に位置するものである。
この構成によれば、第一の制御において例えばコントラストAFを行うときに、AF評価値のサーチ範囲を広く取ることができ、AF精度を向上させることができる。
開示された撮像装置は、アタッチメントが装着されたことを検知するアタッチメント検知部を更に備え、上記レンズ制御部は、上記アタッチメント検知部により上記アタッチメントの装着が検知されていない場合には上記第一の制御を行い、上記アタッチメント検知部により上記アタッチメントの装着が検知された場合には上記第二の制御を行うものである。
この構成により、アタッチメントとして例えば車に固定するものを用いた場合に、撮像装置をアタッチメントに取り付けるだけで、自動的に車載用に適した第二の制御が行われるため、ユーザは意識することなく車載用撮像装置としての利用を開始することができる。
開示された撮像装置は、上記アタッチメントが、車に固定して用いるものであるものを含む。
この構成により、車に固定したアタッチメントに撮像装置を取り付けるだけで、車載用に適した第二の制御が自動的に行われるため、ユーザは意識することなく車載用撮像装置としての利用を開始することができる。
開示された撮像装置は、アタッチメントが装着されたことを検知するアタッチメント検知部を更に備え、上記レンズ制御部は、上記アタッチメント検知部により上記アタッチメントの装着が検知されていない場合には上記第一の制御を行い、上記アタッチメント検知部により上記アタッチメントの装着が検知された場合には上記第二の制御を行うものである。
この構成により、アタッチメントとして例えば車に固定するものを用いた場合に、撮像装置をアタッチメントに取り付けるだけで、自動的に車載用に適した第二の制御が行われるため、ユーザは意識することなく車載用撮像装置としての利用を開始することができる。
開示された撮像装置は、上記アタッチメントが、車に固定して用いるものであるものを含む。
この構成により、車に固定したアタッチメントに撮像装置を取り付けるだけで、車載用に適した第二の制御が自動的に行われるため、ユーザは意識することなく車載用撮像装置としての利用を開始することができる。
開示された撮像装置は、上記レンズ制御部が、上記第二の制御において、上記少なくとも一部のレンズを上記第一規制部に押し当て、上記アタッチメントは、上記レンズユニットの合焦位置を無限遠に変換する変換用レンズを含むものである。
この構成により、レンズ群の少なくとも一部のレンズが第一規制部に押し当てられた状態であっても、アタッチメントの変換用レンズによって無限遠に焦点を合わせることができる。撮像装置をドライブレコーダとして利用する場合には、無限遠に焦点を合わせておくのが好ましいため、第二の制御においてレンズ群の少なくとも一部のレンズが第一規制部に押し当てられる撮像装置であっても、ドライブレコーダとしての性能を損なうことがない。
開示された撮像装置は、上記少なくとも一部のレンズを上記レンズ群の光軸に直交する第二の方向及び第三の方向にそれぞれ移動させる2つのレンズ駆動部を更に備え、上記アタッチメントは、上記少なくとも一部のレンズと連動して上記第二の方向及び上記第三の方向に動く、上記撮像装置に内蔵された磁石、との間で引力がはたらく磁性体を備えるものである。
この構成により、撮像装置にアタッチメントをつけることで、アタッチメントの磁性体と撮像装置の磁石とが引き寄せあって撮像装置の上記少なくとも一部のレンズの位置が固定される。このため、外部からの衝撃によって、該レンズが第二の方向及び第三の方向に移動するのを防ぐことができ、レンズが第二の方向及び第三の方向に移動可能な撮像装置であっても、撮像品質を良好にすることができる。
開示された撮像装置は、上記アタッチメント検知部が、上記少なくとも一部のレンズを上記第二の方向及び上記第三の方向を含む平面上の任意位置に移動させるために必要な駆動力で上記2つのレンズ駆動部により上記少なくとも一部のレンズを駆動して得られるそのレンズの上記平面上の位置と、上記任意位置との差が閾値以上のときに、上記アタッチメントが装着されたことを検知するものである。
この構成により、撮像装置に専用の機構を設ける必要なく、アタッチメントの検知を行うことができる。
本発明は、撮像機能付きのスマートフォン及びデジタルカメラ等の撮像装置をドライブレコーダとして使用する際に利便性が高く、有効である。
100 スマートフォン
3 撮像モジュール
12 レンズ群
16 レンズ駆動装置
161 駆動用コイル
162 駆動用磁石
17,18 ストッパ部
27 撮像素子
31 レンズ制御部

Claims (11)

  1. レンズ群と、
    前記レンズ群のうち少なくとも一部のレンズを駆動するための駆動用コイル及び駆動用磁石と、
    前記レンズ群を通して被写体を撮像する撮像素子と、
    前記駆動用コイルに流す電流を制御し、前記駆動用コイルに生じる電界と前記駆動用磁石の磁界とにより生じる駆動力により、前記駆動用コイル又は前記駆動用磁石のうちいずれか一方を、前記少なくとも一部のレンズと一体に、前記レンズ群の光軸に沿う第一の方向に移動させる制御を行うレンズ制御部と、
    前記少なくとも一部のレンズの前記第一の方向における移動範囲を規制するための被写体側の第一規制部及び前記撮像素子側の第二規制部と、を備え、
    前記撮像素子によって被写体を撮像する撮像モードにおいて、前記レンズ制御部は、前記少なくとも一部のレンズを前記第一規制部と前記第二規制部の間の範囲の任意の位置に制御する第一の制御と、前記少なくとも一部のレンズを前記第一規制部又は前記第二規制部に押し当てる第二の制御と、を選択的に行う撮像装置。
  2. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記レンズ制御部は、前記第二の制御において、前記少なくとも一部のレンズを前記第二規制部に押し当てる撮像装置。
  3. 請求項2記載の撮像装置であって、
    前記レンズ制御部は、前記第二の制御において、前記第一の制御のときに前記駆動用コイルに流す電流の方向とは逆方向に前記駆動用コイルに電流を流して、前記少なくとも一部のレンズを前記第二規制部に押し当てる撮像装置。
  4. 請求項2又は3記載の撮像装置であって、
    前記第二規制部に前記少なくとも一部のレンズが押し当てられた状態で、前記少なくとも一部のレンズは、前記第一の制御時における無限遠合焦位置よりも前記撮像素子側に位置する撮像装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項記載の撮像装置であって、
    アタッチメントが装着されたことを検知するアタッチメント検知部を更に備え、
    前記レンズ制御部は、前記アタッチメント検知部により前記アタッチメントの装着が検知されていない場合には前記第一の制御を行い、前記アタッチメント検知部により前記アタッチメントの装着が検知された場合には前記第二の制御を行う撮像装置。
  6. 請求項5記載の撮像装置であって、
    前記アタッチメントは、車に固定して用いるものである撮像装置。
  7. 請求項1記載の撮像装置であって、
    アタッチメントが装着されたことを検知するアタッチメント検知部を更に備え、
    前記レンズ制御部は、前記アタッチメント検知部により前記アタッチメントの装着が検知されていない場合には前記第一の制御を行い、前記アタッチメント検知部により前記アタッチメントの装着が検知された場合には前記第二の制御を行う撮像装置。
  8. 請求項7記載の撮像装置であって、
    前記アタッチメントは、車に固定して用いるものである撮像装置。
  9. 請求項7又は8記載の撮像装置であって、
    前記レンズ制御部は、前記第二の制御において、前記少なくとも一部のレンズを前記第一規制部に押し当て、
    前記アタッチメントは、前記レンズユニットの合焦位置を無限遠に変換する変換用レンズを含む撮像装置。
  10. 請求項5〜9のいずれか1項記載の撮像装置であって、
    前記少なくとも一部のレンズを前記レンズ群の光軸に直交する第二の方向及び第三の方向にそれぞれ移動させる2つのレンズ駆動部を更に備え、
    前記アタッチメントは、前記少なくとも一部のレンズと連動して前記第二の方向及び前記第三の方向に動く、前記撮像装置に内蔵された磁石、との間で引力がはたらく磁性体を備える撮像装置。
  11. 請求項10記載の撮像装置であって、
    前記アタッチメント検知部は、前記少なくとも一部のレンズを前記第二の方向及び前記第三の方向を含む平面上の任意位置に移動させるために必要な駆動力で前記2つのレンズ駆動部により前記少なくとも一部のレンズを駆動して得られる該レンズの前記平面上の位置と、前記任意位置との差が閾値以上のときに、前記アタッチメントが装着されたことを検知する撮像装置。
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