JP2015132396A - 空調システムおよび空調制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】暖房要求側から冷房要求側に切り換わる際に暖房が過剰な状態が発生することを低減する。【解決手段】空調システムは、空調機1と、空調機1から被制御エリア9−1,9−2に供給される給気の風量を被制御エリア9−1,9−2の負荷状況に応じて制御するVAVユニット8−1,8−2と、給気の温度と給気温度設定値とが一致するように給気の温度を制御し、被制御エリア9−1,9−2の負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングかどうかを判断し、切換タイミングで給気温度設定値を所定の再設定値に設定する空調機コントローラ12とを備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、空調機と変風量ユニットとを備えた空調システムに係り、特に暖房要求から冷房要求に切り換わった時のロードリセット制御の遅れに対応する空調システムおよび空調制御方法に関するものである。
従来より、各部屋の室内温度を計測して、部屋に流れる給気風量を調整する変風量空調システム(VAV(Variable Air Volume)空調システム)が採用されている(特許文献1参照)。VAV空調システムでは、給気風量の調整可能範囲で、室内温度を調整できるように給気温度を決定している。給気温度設定値は、各VAVユニットの給気風量や室内温度偏差によりフィードバック的に決定される。また、給気温度設定値は、空調制御の安定性を保つために徐々に変更される。
ある室内負荷が与えられたときに決定した給気温度設定のもとでVAVユニットがダンパによる風量制御で室内温度制御できる範囲のことを「可制御範囲」と定義する。図13(A)、図13(B)を使って室内負荷と給気温度と可制御範囲の関係を説明する。図13(A)は暖房の場合、図13(B)は冷房の場合を表し、それぞれの横軸は時刻を表し、縦軸は室内負荷を表している。室内負荷は図中の正の方向(上方向)にいくほど暖房負荷が大きくなり、図中の負の方向(下方向)にいくほど冷房負荷が大きくなる。暖房負荷は室内温度制御をするために室内温度より高い給気温度が必要であることを意味し、冷房負荷は室内温度制御をするために室内温度より低い給気温度が必要であることを意味している。
室内負荷が正方向に推移するときは「暖房要求がある」と定義し、室内負荷が負方向に推移している場合は「冷房要求がある」と定義する。図13(A)の例ではRLhが暖房負荷を表し、図13(B)の例ではRLcが冷房負荷を表している。給気温度が決まると、各部屋の温度を調節する各VAVユニットは室内負荷を処理するのに必要な給気風量を、ダンパ開度で調整して対応している。
図13(A)、図13(B)のCRh,CRcで示す上下範囲はVAVユニットのダンパによる可制御範囲を示しており、FmaxはVAVユニットの最大風量に対応する室内負荷を表し、FminはVAVユニットの最小風量に対応する室内負荷を表している。暖房負荷RLhが可制御範囲CRhの中にあれば、VAV空調システムは温度制御できていることになる。同様に、冷房負荷RLcが可制御範囲CRcの中にあれば、VAV空調システムは温度制御できていることになる。
特開平9−178249号公報
冬期の午前は蓄熱負荷を処理するために、暖房要求がある。一方、冬期の午後になると、室内の内部発熱が増加して逆に冷房要求となる。暖房要求側から冷房要求側に切り換わる際に、結果的に暖房が過剰な状態が発生することがあり、実質的に可制御な状態から大きく逸脱していると言える。室内温度が高くなり過ぎて環境悪化が起こっていることになるので、改善が求められている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、暖房要求側から冷房要求側に切り換わる際に、暖房が過剰な状態が発生することを低減できる空調システムおよび空調制御方法を提供することを目的とする。
本発明の空調システムは、空調機と、この空調機から被制御エリアに供給される給気の温度と給気温度設定値とが一致するように前記給気の温度を制御する給気温度制御手段と、前記空調機から被制御エリアに供給される給気の風量を被制御エリアの負荷状況に応じて制御する変風量ユニットと、前記被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングかどうかを判断するタイミング判断手段と、前記切換タイミングで前記給気温度設定値を所定の再設定値に設定する給気温度再設定手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の空調システムの1構成例は、さらに、空調能力が不足状態のときに空調能力が増える方向に前記給気温度設定値を設定する、ロードリセット制御のための給気温度設定手段を備えることを特徴とするものである。
また、本発明の空調システムの1構成例において、前記タイミング判断手段は、空調開始から一定時間が経過する時点を前記切換タイミングとして決定するか、空調開始時の前記被制御エリアの室内温度から前記切換タイミングを決定するか、あるいは現在の給気温度および室内温度に基づいて前記切換タイミングかどうかを判断することを特徴とするものである。
また、本発明の空調システムの1構成例において、前記再設定値は、複数の前記被制御エリアの既知の平均室内温度設定値に基づいて定められる値、または前記給気温度設定値を再設定する時点の前記複数の被制御エリアの平均室内温度に基づいて定められる値である。
また、本発明の空調制御方法は、空調機から被制御エリアに供給される給気の温度と給気温度設定値とが一致するように前記給気の温度を制御する給気温度制御ステップと、前記空調機から被制御エリアに供給される給気の風量を被制御エリアの負荷状況に応じて変風量ユニットで制御する風量制御ステップと、前記被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングかどうかを判断するタイミング判断ステップと、前記切換タイミングで前記給気温度設定値を所定の再設定値に設定する給気温度再設定ステップとを含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングかどうかを判断し、切換タイミングで給気温度設定値を所定の再設定値に設定することにより、暖房が過剰な状態が発生することを低減でき、室内温度が高くなり過ぎて環境悪化が起こることを緩和できる。
また、本発明では、空調開始から一定時間が経過する時点を切換タイミングとして決定するか、空調開始時の被制御エリアの室内温度から切換タイミングを決定するか、あるいは現在の給気温度および室内温度に基づいて切換タイミングかどうかを判断することにより、被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングかどうかを適切に判断することができる。
また、本発明では、複数の被制御エリアの既知の平均室内温度設定値に基づいて定められる値、または給気温度設定値を再設定する時点の複数の被制御エリアの平均室内温度に基づいて定められる値を給気温度設定値の再設定値とすることにより、給気温度設定値を適切に再設定することができる。
従来のVAV空調システムの問題点を説明する図である。 本発明の原理を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態に係るVAV空調システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るVAV空調システムの空調機コントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るVAV空調システムのVAVコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るVAV空調システムの空調機コントローラの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るVAV空調システムのロードリセット制御の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るVAV空調システムのVAVコントローラの動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るVAV空調システムの給気温度設定値の再設定の1例を示す図である。 空調開始時の室内温度から再設定時間を予測する方法を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態に係るVAV空調システムの空調機コントローラの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るVAV空調システムのタイミング判断部の動作を説明する図である。 従来のVAV空調システムにおける室内負荷と給気温度と可制御範囲の関係を説明する図である。
[発明の原理]
可制御範囲を通常の状態に維持することが、暖房要求から冷房要求へ切り換わった時の問題発生の原因であることを、発明者は突き止めた。すなわち、冬期の午前に暖房要求があり、午後になって冷房要求に変わったときに、可制御範囲の変更が追いつかなくなり、室内温度が高くなりすぎて環境が悪化する。そして、暖房要求から冷房要求に切り換わることが分かっている状態では、可制御範囲を冷房要求に対応できる所定の位置に再設定することで、暖房要求から冷房要求に切り換わった時の室内温度設定値への追従を早くできることに想到した。
上記問題発生の原因について突き止めた内容の詳細を、以下に説明する。冬期の空調は1日の空調時間帯中に暖房要求から冷房要求に切り換わることがあるという特徴がある。冬期の午前、特に空調立ち上がり時は前日の空調停止以降の蓄熱負荷を処理するために、暖房負荷となる。暖房負荷を処理するためには、室内温度より高い給気温度が必要となる。空調立ち上がり時の蓄熱負荷を処理すると、特にインテリアゾーンにおいて人や照明、OA(Office Automation)機器などにより内部発熱が増加して暖房負荷が減少する。暖房負荷減少に伴い給気温度設定値を下げる必要がある。給気温度設定値は、空調制御の安定性を保つために徐々に変更される。給気温度設定値の変更速度よりも暖房負荷減少の速度が速いと、可制御範囲の逸脱が起こってしまう。
図1は冬期における室内負荷と給気温度と可制御範囲の関係を説明する図であり、従来のVAV空調システムの問題点を説明する図である。図13(A)、図13(B)と同様に、RLは室内負荷を表している。室内負荷RLが正側にあれば暖房負荷であり、負側にあれば冷房負荷である。CRで示す上下範囲はVAVユニットのダンパによる可制御範囲を表している。
従来のVAV空調システムでは、冷房要求側、暖房要求側どちらの負荷変動にも対応できるように可制御範囲CRに余裕をもたせている。そのため、冬期の午前中の期間(図1のT1)で空調負荷を処理するために可制御範囲CRを暖房側に移動し過ぎてしまう。すなわち、冷房要求に切り換わる直前という状況を考慮するならば、結果的に給気温度設定値を高くし過ぎている状態にある。
したがって、暖房負荷が減少すると、図1の期間T2から明らかなように暖房負荷の減少速度に可制御範囲CRの変更速度が追いつかず、室内温度制御不能の状態が継続する。この場合、必要以上に暖房することから、室内温度が設定値よりも高くなり、環境悪化が起こる可能性がある。
そこで、本発明では、暖房要求から冷房要求に切り換わった時のロードリセット制御の遅れに対応する。ロードリセット制御の遅れに対応するために、暖房負荷が減り始め、暖房負荷が可制御範囲から逸脱した時点で給気温度設定値を再設定し、通常の制御を再開する。暖房時には、暖房要求から冷房要求に切り換わることが分かっている。要求に応じて常に後追いで給気温度設定値を設定していたのでは、負荷の変動に追いつくことができない。
本発明では、暖房要求から冷房要求に切り換わるタイミングかどうかを既知の情報または現在の空調状態から判断し、暖房要求から冷房要求に切り換わると判断した時点で給気温度設定値を再設定する。すなわち、図2に示すように時刻tで可制御範囲CRを再設定する。暖房要求から冷房要求に切り換わるタイミングで給気温度設定値を再設定することで、図2に示すように室内温度制御不能の状態が継続する時間をT3に短縮することができ、室内温度が上昇し過ぎることを抑制することができる。
本発明では、給気温度設定値を再設定するタイミングが重要である。タイミングが遅いと、再設定の効果を失う。タイミングが早過ぎると、給気温度が急に変化し、環境悪化を招く。給気温度設定値を再設定するタイミングとしては、空調開始後一定時間経過した時点や、空調開始後始めて室内温度が室内温度設定値に近づいた時点などが考えられる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図3は本発明の第1の実施の形態に係るVAV空調システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態のVAV空調システムは、空調機1と、空調機1への冷水の量を制御する冷水バルブ2と、空調機1への温水の量を制御する温水バルブ3と、空調機1からの給気を被制御エリア9−1,9−2へ供給する給気ダクト7と、被制御エリア9−1,9−2へ供給する給気の量を被制御エリア毎に制御する変風量ユニットであるVAVユニット8−1,8−2と、VAVユニット8−1,8−2を制御する装置であるVAVコントローラ11−1,11−2と、空調機1を制御する空調機コントローラ12と、被制御エリア9−1,9−2の室内温度Xを計測する温度センサ13−1,13−2と、還気ダクト14と、外部に排出される空気の量を調整する排気調整用ダンパ15と、空調機1に戻る還気の量を調整する還気調整用ダンパ16と、空調機1に取り入れる外気の量を調整する外気調整用ダンパ17と、給気の温度を計測する温度センサ18と、還気の温度を計測する温度センサ19とを備えている。
空調機1は、冷却コイル4と、加熱コイル5と、ファン6とから構成される。VAVユニット8−1,8−2とVAVコントローラ11−1,11−2とは、被制御エリア毎に設けられる。VAVユニット8−1,8−2内には図示しないダンパが設けられており、VAVユニット8−1,8−2を通過する給気の量を調整できるようになっている。図1において、10−1,10−2は空調機1からの給気の吹出口、20は外気の取入口、21−1,21−2は被制御エリア9−1,9−2に設けられたリモコン端末である。
空調機1におけるファン6の回転数と、冷水バルブ2および温水バルブ3の開度は空調機コントローラ12により制御される。冷房運転の場合、空調機1の冷却コイル4に供給される冷水の量が冷水バルブ2によって制御される。一方、暖房運転の場合、空調機1の加熱コイル5に供給される温水の量が温水バルブ3によって制御される。
冷却コイル4によって冷却された空気または加熱コイル5によって加熱された空気は、ファン6によって送り出される。ファン6によって送り出された空気(給気)は、給気ダクト7を介して各被制御エリア9−1,9−2のVAVユニット8−1,8−2へ供給され、VAVユニット8−1,8−2を通過して各被制御エリア9−1,9−2へ供給されるようになっている。
VAVコントローラ11−1,11−2は、被制御エリア9−1,9−2の温度センサ13−1,13−2によって計測された室内温度Xと室内温度設定値RSPとの偏差に基づいて被制御エリア9−1,9−2の要求風量を演算して要求風量値を空調機コントローラ12へ送る一方、その要求風量を確保するように、VAVユニット8−1,8−2内のダンパ(不図示)の開度を制御する。
空調機コントローラ12は、各VAVコントローラ11−1,11−2から送られてくる要求風量値からシステム全体の総要求風量値を演算し、この総要求風量値に応じたファン回転数を求め、この求めたファン回転数となるように空調機1を制御する。
VAVユニット8−1,8−2を通過し、吹出口10−1,10−2を介して被制御エリア9−1,9−2へ吹き出される給気は、被制御エリア9−1,9−2における空調制御に貢献した後、還気ダクト14を経て排気調整用ダンパ15を介して排出されるが、その一部は還気調整用ダンパ16を介し還気として空調機1へ戻される。そして、この空調機1へ戻される還気に対し、外気が外気調整用ダンパ17を介して所定の割合で取り込まれる。排気調整用ダンパ15、還気調整用ダンパ16、および外気調整用ダンパ17のそれぞれの開度は空調機コントローラ12からの指令によって調整される。
空調機コントローラ12は、空調機1が冷却動作時の場合、温水バルブ3の開度を0%にし、温度センサ18によって計測された給気温度計測値TSAが給気温度設定値SPと一致するように冷水バルブ2の開度を制御する。また、空調機コントローラ12は、空調機1が加熱動作時の場合、冷水バルブ2の開度を0%にし、温度センサ18によって計測された給気温度計測値TSAが給気温度設定値SPと一致するように温水バルブ3の開度を制御する。以上の動作は、従来のVAV空調システムと同様である。
次に、本実施の形態の特徴について説明する。図4は空調機コントローラ12の構成を示すブロック図、図5はVAVコントローラ11−1の構成を示すブロック図、図6、図7は空調機コントローラ12の動作を示すフローチャート、図8はVAVコントローラ11−1,11−2の動作を示すフローチャートである。
空調機コントローラ12は、温度センサ18によって計測された給気温度計測値TSAを取得する給気温度計測値取得部120と、冷水バルブ2および温水バルブ3の開度を示す操作量を算出する操作量演算部121と、操作量を冷水バルブ2および温水バルブ3に出力する操作量出力部122と、空調機1のファン6を制御する風量制御部123と、従来のロードリセット制御により給気温度設定値SPを設定する給気温度設定部124と、被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングかどうかを判断するタイミング判断部125と、被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングで給気温度設定値SPを所定の再設定値に設定する給気温度再設定部126とを有する。操作量演算部121と操作量出力部122とは、給気温度制御手段を構成している。
VAVコントローラ11−1は、対応する被制御エリア9−1の温度センサ13−1によって計測された室内温度Xの値を取得する室内温度計測値取得部110と、室内温度Xと室内温度設定値RSPとの偏差に基づいて対応する被制御エリア9−1の要求風量を演算する風量演算部111と、被制御エリア9−1の要求風量値を空調機コントローラ12に通知する要求風量値通知部112と、要求風量を確保するようにVAVユニット8−1内のダンパの開度を制御する制御部113と、空調能力が不足しているかどうかを判断し、空調能力が不足状態のときに空調機コントローラ12に対して空調能力増の要求ステータスを送出する要求ステータス通知部114と、対応する被制御エリア9−1のリモコン端末21−1からの環境変更要求を受け付ける要求受付部115と、空調機コントローラ12に対して室内温度Xの値を通知する室内温度通知部116とを有する。なお、VAVコントローラ11−2も、VAVコントローラ11−1と同様の構成を有している。
まず、空調開始時点では、空調機コントローラ12のタイミング判断部125は、空調開始後時間Tを0とする。また、空調開始時点では、給気温度設定部124は、給気温度設定値SPを初期値SP0とする。
タイミング判断部125は、被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミング、すなわち給気温度設定値SPを再設定するタイミング(再設定時間T0)を予測する(図6ステップS100)。再設定時間T0の予測方法については後述する。
空調機コントローラ12は、空調開始後時間Tが再設定時間T0に到達していない場合(図6ステップS101においてNo)、通常のロードリセット制御を行う(図6ステップS102)。図7はこのロードリセット制御の動作を示すフローチャートである。
空調機コントローラ12の給気温度設定部124は、各VAVコントローラ11−1,11−2から冷房能力増要求ステータスや暖房能力増要求ステータスが送られてきた場合(図7ステップS200においてYes)、この冷房能力増要求ステータスや暖房能力増要求ステータスに応じて給気温度設定値SPを設定する(図7ステップS201)。給気温度設定部124は、VAVコントローラ11−1,11−2から冷房能力増要求ステータスが送られてきた場合、給気温度設定値SPを例えば所定幅だけ下げ、VAVコントローラ11−1,11−2から暖房能力増要求ステータスが送られてきた場合、給気温度設定値SPを所定幅だけ上げる。
空調機コントローラ12の給気温度計測値取得部120は、温度センサ18によって計測された給気温度計測値TSAを取得する(図7ステップS202)。
空調機コントローラ12の操作量演算部121は、所定の制御演算アルゴリズムに従って、給気温度計測値TSAと給気温度設定値SPとが一致するように操作量を算出し、操作量出力部122は、操作量演算部121が算出した操作量を冷水バルブ2および温水バルブ3に出力する(図7ステップS203)。こうして、冷水バルブ2および温水バルブ3の開度が制御され、空調機1に供給される熱媒(冷水または温水)の量が制御される。なお、前述のとおり、空調機1が冷却動作時の場合には温水バルブ3の開度は0%に固定され、空調機1が加熱動作時の場合には冷水バルブ2の開度は0%に固定される。制御演算アルゴリズムとしては、例えばPIDがある。
空調機コントローラ12の風量制御部123は、各VAVコントローラ11−1,11−2から送られてくる要求風量値からシステム全体の総要求風量値を演算し、この総要求風量値に応じたファン回転数を求め、この求めたファン回転数となるように空調機1のファン6を制御する(図7ステップS204)。
以上がロードリセット制御の処理である。
次に、タイミング判断部125は、空調開始後時間Tを制御周期ΔT(例えば5分)だけ増加させる(図6ステップS103)。
以上のようなステップS101〜S103の処理が、空調が停止するまで(図6ステップS104においてYes)、制御周期ΔT毎に繰り返し実行される。
一方、VAVコントローラ11−1,11−2の室内温度計測値取得部110は、それぞれ対応する被制御エリア9−1,9−2の室内温度Xの値を取得する(図8ステップS300)。ここでは、被制御エリア9−1の室内温度をX1、被制御エリア9−2の室内温度をX2とする。
VAVコントローラ11−1の風量演算部111は、室内温度X1と室内温度設定値RSPとの偏差に基づいて、対応する被制御エリア9−1の要求風量を算出する。同様に、VAVコントローラ11−2の風量演算部111は、室内温度X2と室内温度設定値RSPとの偏差に基づいて、対応する被制御エリア9−2の要求風量を算出する(図8ステップS301)。なお、ここでは各被制御エリア9−1,9−2の室内温度設定値RSPを同一の値としているが、被制御エリア9−1,9−2毎に室内温度設定値RSPが設定されていてもよい。
次に、VAVコントローラ11−1,11−2の要求風量値通知部112は、それぞれVAVコントローラ11−1,11−2の風量演算部111が決定した被制御エリア9−1,9−2の要求風量値を空調機コントローラ12に通知する(図8ステップS302)。上記のとおり、空調機コントローラ12の風量制御部123は、各VAVコントローラ11−1,11−2から送られてくる要求風量値に応じて空調機1のファン6を制御する。
VAVコントローラ11−1の制御部113は、被制御エリア9−1の要求風量を確保するように、VAVユニット8−1内のダンパ(不図示)の開度を制御する。同様に、VAVコントローラ11−2の制御部113は、被制御エリア9−2の要求風量を確保するように、VAVユニット8−2内のダンパ(不図示)の開度を制御する(図8ステップS303)。
VAVコントローラ11−1,11−2の要求ステータス通知部114は、室内温度計測値取得部110が取得した現在の室内温度Xと現在の室内温度設定値RSPと現在の要求風量とに基づいて空調能力が不足しているかどうかを判断し、暖房時に暖房能力が不足していると判断した場合には空調機コントローラ12に対して暖房能力増要求ステータスを送出し、冷房時に冷房能力が不足していると判断した場合には空調機コントローラ12に対して冷房能力増要求ステータスを送出する(図8ステップS304)。このような要求ステータスの決定処理については例えば特開平8−28940号公報、特開平8−42902号公報に開示されている。
VAVコントローラ11−1,11−2は、以上のようなステップS300〜S304の処理を空調が停止するまで(図8ステップS305においてYes)、一定時間毎に行う。
次に、空調機コントローラ12の給気温度再設定部126は、空調開始後時間Tが再設定時間T0に到達した場合(図6ステップS101においてYes)、給気温度設定値SPを所定の再設定値SPinitに設定する(図6ステップS105)。ステップS102,S103の処理は上記のとおりである。こうして、本実施の形態では、被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングを予測し、この切換タイミングで給気温度設定値SPを再設定する。
図9は給気温度設定値SPの再設定の1例を示す図である。図9の例では、空調開始後時間Tが再設定時間T0に到達するまで、給気温度再設定部126による再設定処理は無効となっており、通常のロードリセット制御が行われる。ここでは、ロードリセット制御により給気温度設定値SPが初期値SP0=25℃からSP1=30℃に変更されている。
空調開始後時間Tが再設定時間T0に到達すると、給気温度再設定部126による再設定処理が有効となり、給気温度再設定部126は、給気温度設定値SPを再設定値SPinit=22℃に変更する。空調開始後時間Tが再設定時間T0を超えると、再び給気温度再設定部126による再設定処理が無効となり、以後、通常のロードリセット制御が行われる。
タイミング判断部125による再設定時間T0の予測方法としては、VAV空調システムの既知の一定時間であるウォーミングアップ時間を再設定時間T0とする方法、過去の空調運転実績から得られる既知の一定時間を再設定時間T0とする方法、空調開始時の室内温度Xから再設定時間T0を予測する方法がある。空調開始時の室内温度Xから再設定時間T0を予測する方法を図10を用いて説明する。
タイミング判断部125には、図10に示すように空調開始時の室内温度Xと再設定時間T0との関係が予め設定されている。図10の関係は過去の空調運転実績から求めることができる。タイミング判断部125は、図10のような関係に基づき、空調開始時の室内温度Xから再設定時間T0を決定する。例えば空調開始時の室内温度XがXmin=15℃の場合、再設定時間T0はT0max=3hとなり、空調開始時の室内温度XがXmax=20℃の場合、再設定時間T0はT0min=1hとなる。
給気温度設定値SPの再設定値SPinitについては、既知の平均室内温度設定値TRSP(例えば冬期の場合で22℃)から所定値Δt3(例えば−0.5℃)を引いた値(TRSP−Δt3)をSPinitとしてもよいし、給気温度設定値SPを再設定する時点の複数の被制御エリアの平均室内温度TRをSPinitとしてもよい。
平均室内温度TRを再設定値SPinitとする場合には、複数の被制御エリアのうち特定の1つの被制御エリアの室内温度Xの平均値をTRとしてもよいし、全ての被制御エリアの室内温度Xの平均値をTRとしてもよい。なお、各被制御エリア9−1,9−2の室内温度Xは、各VAVコントローラ11−1,11−2の室内温度通知部116を通じて通知される。
以上のように、本実施の形態では、被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングを予測し、この切換タイミングで給気温度設定値SPを再設定することにより、暖房が過剰な状態が発生することを低減でき、室内温度が高くなり過ぎて環境悪化が起こることを緩和できる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、既知の情報(ウォーミングアップ時間、過去の空調運転実績から得られる既知の時間、空調開始時の室内温度Xと再設定時間T0との関係)に基づいて被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングを予測したが、現在の空調状態に基づいて切換タイミングかどうかを判断するようにしてもよい。本実施の形態においても、VAV空調システムの構成は第1の実施の形態と同様であるので、図3〜図5の符号を用いて説明する。
図11は本実施の形態の空調機コントローラ12の動作を示すフローチャートである。空調の開始後、空調機コントローラ12のタイミング判断部125は、被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミング、すなわち給気温度設定値SPを再設定するタイミングかどうかを制御周期ΔT毎に判断する(図11ステップS400)。
図12は本実施の形態のタイミング判断部125の動作を説明する図である。タイミング判断部125は、既知の平均室内温度設定値TRSP(例えば冬期の場合で22℃)に所定値Δt1(例えば1℃)を足した値(TRSP+Δt1)よりも給気温度計測値TSAが大きいという給気条件と、平均室内温度設定値TRSPから所定値Δt2(例えば1℃)を引いた値(TRSP−Δt2)よりも現時点の複数の被制御エリアの平均室内温度TRが大きいという室内温度追従条件の2つを共に満たす場合、被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミング(再設定時間T0)であると判断する。つまり、空調機1から供給される給気が温風で、かつ空調開始後始めて室内温度が室内温度設定値に近づいたときに、切換タイミングであると判断する。
ステップS400において判定Noとなった場合は、通常のロードリセット制御が行われる(図11ステップS401)。ロードリセット制御については第1の実施の形態で説明したとおりである。
以上のようなステップS400,S401の処理が、空調が停止するまで(図11ステップS402においてYes)、制御周期ΔT毎に繰り返し実行される。
また、タイミング判断部125が暖房要求から冷房要求に切り換わるタイミングであると判断した場合(ステップS400においてYes)、空調機コントローラ12の給気温度再設定部126は、給気温度設定値SPを予め定められた値SPinitに変更する(図11ステップS403)。このステップS403の処理については第1の実施の形態のステップS105で説明したとおりである。
こうして、本実施の形態では、被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングかどうかを判断し、切換タイミングであると判断した時点で給気温度設定値SPを再設定することにより、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、第1、第2の実施の形態のVAVコントローラ11−1,11−2と空調機コントローラ12の各々は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置および外部とのインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。各装置のCPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って第1、第2の実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、空調機と変風量ユニットとを備えた空調システムにおいて、暖房要求から冷房要求に切り換わった時のロードリセット制御の遅れに対応する技術に適用することができる。
1…空調機、2…冷水バルブ、3…温水バルブ、4…冷却コイル、5…加熱コイル、6…ファン、8−1,8−2…VAVユニット、9−1,9−2…被制御エリア、11−1,11−2…VAVコントローラ、12…空調機コントローラ、13−1,13−2…温度センサ、21−1,21−2…リモコン端末、110…室内温度計測値取得部、111…風量演算部、112…要求風量値通知部、113…制御部、114…要求ステータス通知部、115…要求受付部、116…室内温度通知部、120…給気温度計測値取得部、121…操作量演算部、122…操作量出力部、123…風量制御部、124…給気温度設定部、125…タイミング判断部、126…給気温度再設定部。

Claims (8)

  1. 空調機と、
    この空調機から被制御エリアに供給される給気の温度と給気温度設定値とが一致するように前記給気の温度を制御する給気温度制御手段と、
    前記空調機から被制御エリアに供給される給気の風量を被制御エリアの負荷状況に応じて制御する変風量ユニットと、
    前記被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングかどうかを判断するタイミング判断手段と、
    前記切換タイミングで前記給気温度設定値を所定の再設定値に設定する給気温度再設定手段とを備えることを特徴とする空調システム。
  2. 請求項1記載の空調システムにおいて、
    さらに、空調能力が不足状態のときに空調能力が増える方向に前記給気温度設定値を設定する、ロードリセット制御のための給気温度設定手段を備えることを特徴とする空調システム。
  3. 請求項1または2記載の空調システムにおいて、
    前記タイミング判断手段は、空調開始から一定時間が経過する時点を前記切換タイミングとして決定するか、空調開始時の前記被制御エリアの室内温度から前記切換タイミングを決定するか、あるいは現在の給気温度および室内温度に基づいて前記切換タイミングかどうかを判断することを特徴とする空調システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の空調システムにおいて、
    前記再設定値は、複数の前記被制御エリアの既知の平均室内温度設定値に基づいて定められる値、または前記給気温度設定値を再設定する時点の前記複数の被制御エリアの平均室内温度に基づいて定められる値であることを特徴とする空調システム。
  5. 空調機から被制御エリアに供給される給気の温度と給気温度設定値とが一致するように前記給気の温度を制御する給気温度制御ステップと、
    前記空調機から被制御エリアに供給される給気の風量を被制御エリアの負荷状況に応じて変風量ユニットで制御する風量制御ステップと、
    前記被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングかどうかを判断するタイミング判断ステップと、
    前記切換タイミングで前記給気温度設定値を所定の再設定値に設定する給気温度再設定ステップとを含むことを特徴とする空調制御方法。
  6. 請求項5記載の空調制御方法において、
    さらに、空調能力が不足状態のときに空調能力が増える方向に前記給気温度設定値を設定する、ロードリセット制御のための給気温度設定ステップを含むことを特徴とする空調制御方法。
  7. 請求項5または6記載の空調制御方法において、
    前記タイミング判断ステップは、空調開始から一定時間が経過する時点を前記切換タイミングとして決定するか、空調開始時の前記被制御エリアの室内温度から前記切換タイミングを決定するか、あるいは現在の給気温度および室内温度に基づいて前記切換タイミングかどうかを判断するステップを含むことを特徴とする空調制御方法。
  8. 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の空調制御方法において、
    前記再設定値は、複数の前記被制御エリアの既知の平均室内温度設定値に基づいて定められる値、または前記給気温度設定値を再設定する時点の前記複数の被制御エリアの平均室内温度に基づいて定められる値であることを特徴とする空調制御方法。
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