JP6239983B2 - 空調システムおよび空調制御方法 - Google Patents
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Description
また、本発明の空調システムの1構成例において、前記タイミング判断手段は、空調開始から一定時間が経過する時点を前記切換タイミングとして決定するか、空調開始時の前記被制御エリアの室内温度から前記切換タイミングを決定するか、あるいは現在の給気温度および室内温度に基づいて前記切換タイミングかどうかを判断することを特徴とするものである。
また、本発明の空調システムの1構成例において、前記再設定値は、複数の前記被制御エリアの既知の平均室内温度設定値に基づいて定められる値、または前記給気温度設定値を再設定する時点の前記複数の被制御エリアの平均室内温度に基づいて定められる値である。
可制御範囲を通常の状態に維持することが、暖房要求から冷房要求へ切り換わった時の問題発生の原因であることを、発明者は突き止めた。すなわち、冬期の午前に暖房要求があり、午後になって冷房要求に変わったときに、可制御範囲の変更が追いつかなくなり、室内温度が高くなりすぎて環境が悪化する。そして、暖房要求から冷房要求に切り換わることが分かっている状態では、可制御範囲を冷房要求に対応できる所定の位置に再設定することで、暖房要求から冷房要求に切り換わった時の室内温度設定値への追従を早くできることに想到した。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図3は本発明の第1の実施の形態に係るVAV空調システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態のVAV空調システムは、空調機1と、空調機1への冷水の量を制御する冷水バルブ2と、空調機1への温水の量を制御する温水バルブ3と、空調機1からの給気を被制御エリア9−1,9−2へ供給する給気ダクト7と、被制御エリア9−1,9−2へ供給する給気の量を被制御エリア毎に制御する変風量ユニットであるVAVユニット8−1,8−2と、VAVユニット8−1,8−2を制御する装置であるVAVコントローラ11−1,11−2と、空調機1を制御する空調機コントローラ12と、被制御エリア9−1,9−2の室内温度Xを計測する温度センサ13−1,13−2と、還気ダクト14と、外部に排出される空気の量を調整する排気調整用ダンパ15と、空調機1に戻る還気の量を調整する還気調整用ダンパ16と、空調機1に取り入れる外気の量を調整する外気調整用ダンパ17と、給気の温度を計測する温度センサ18と、還気の温度を計測する温度センサ19とを備えている。
タイミング判断部125は、被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミング、すなわち給気温度設定値SPを再設定するタイミング(再設定時間T0)を予測する(図6ステップS100)。再設定時間T0の予測方法については後述する。
空調機コントローラ12の操作量演算部121は、所定の制御演算アルゴリズムに従って、給気温度計測値TSAと給気温度設定値SPとが一致するように操作量を算出し、操作量出力部122は、操作量演算部121が算出した操作量を冷水バルブ2および温水バルブ3に出力する(図7ステップS203)。こうして、冷水バルブ2および温水バルブ3の開度が制御され、空調機1に供給される熱媒(冷水または温水)の量が制御される。なお、前述のとおり、空調機1が冷却動作時の場合には温水バルブ3の開度は0%に固定され、空調機1が加熱動作時の場合には冷水バルブ2の開度は0%に固定される。制御演算アルゴリズムとしては、例えばPIDがある。
以上がロードリセット制御の処理である。
以上のようなステップS101〜S103の処理が、空調が停止するまで(図6ステップS104においてYes)、制御周期ΔT毎に繰り返し実行される。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、既知の情報(ウォーミングアップ時間、過去の空調運転実績から得られる既知の時間、空調開始時の室内温度Xと再設定時間T0との関係)に基づいて被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングを予測したが、現在の空調状態に基づいて切換タイミングかどうかを判断するようにしてもよい。本実施の形態においても、VAV空調システムの構成は第1の実施の形態と同様であるので、図3〜図5の符号を用いて説明する。
以上のようなステップS400,S401の処理が、空調が停止するまで(図11ステップS402においてYes)、制御周期ΔT毎に繰り返し実行される。
Claims (6)
- 空調機と、
この空調機から被制御エリアに供給される給気の温度と給気温度設定値とが一致するように前記給気の温度を制御する給気温度制御手段と、
前記空調機から被制御エリアに供給される給気の風量を被制御エリアの負荷状況に応じて制御する変風量ユニットと、
前記被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングかどうかを判断するタイミング判断手段と、
前記変風量ユニットの可制御範囲が前記冷房要求に対応できるように、前記切換タイミングで前記給気温度設定値を所定の再設定値に設定する給気温度再設定手段とを備え、
前記再設定値は、複数の前記被制御エリアの既知の平均室内温度設定値に基づいて定められる値、または前記給気温度設定値を再設定する時点の前記複数の被制御エリアの平均室内温度に基づいて定められる値であることを特徴とする空調システム。 - 請求項1記載の空調システムにおいて、
さらに、空調能力が不足状態のときに空調能力が増える方向に前記給気温度設定値を設定する、ロードリセット制御のための給気温度設定手段を備えることを特徴とする空調システム。 - 請求項1または2記載の空調システムにおいて、
前記タイミング判断手段は、空調開始から一定時間が経過する時点を前記切換タイミングとして決定するか、空調開始時の前記被制御エリアの室内温度から前記切換タイミングを決定するか、あるいは現在の給気温度および室内温度に基づいて前記切換タイミングかどうかを判断することを特徴とする空調システム。 - 空調機から被制御エリアに供給される給気の温度と給気温度設定値とが一致するように前記給気の温度を制御する給気温度制御ステップと、
前記空調機から被制御エリアに供給される給気の風量を被制御エリアの負荷状況に応じて変風量ユニットで制御する風量制御ステップと、
前記被制御エリアの負荷が暖房要求の状況から冷房要求の状況に切り換わる切換タイミングかどうかを判断するタイミング判断ステップと、
前記変風量ユニットの可制御範囲が前記冷房要求に対応できるように、前記切換タイミングで前記給気温度設定値を所定の再設定値に設定する給気温度再設定ステップとを含み、
前記再設定値は、複数の前記被制御エリアの既知の平均室内温度設定値に基づいて定められる値、または前記給気温度設定値を再設定する時点の前記複数の被制御エリアの平均室内温度に基づいて定められる値であることを特徴とする空調制御方法。 - 請求項4記載の空調制御方法において、
さらに、空調能力が不足状態のときに空調能力が増える方向に前記給気温度設定値を設定する、ロードリセット制御のための給気温度設定ステップを含むことを特徴とする空調制御方法。 - 請求項4または5記載の空調制御方法において、
前記タイミング判断ステップは、空調開始から一定時間が経過する時点を前記切換タイミングとして決定するか、空調開始時の前記被制御エリアの室内温度から前記切換タイミングを決定するか、あるいは現在の給気温度および室内温度に基づいて前記切換タイミングかどうかを判断するステップを含むことを特徴とする空調制御方法。
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