JP2015131081A - 温度管理搬送ボックス - Google Patents

温度管理搬送ボックス Download PDF

Info

Publication number
JP2015131081A
JP2015131081A JP2014014894A JP2014014894A JP2015131081A JP 2015131081 A JP2015131081 A JP 2015131081A JP 2014014894 A JP2014014894 A JP 2014014894A JP 2014014894 A JP2014014894 A JP 2014014894A JP 2015131081 A JP2015131081 A JP 2015131081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heat insulating
information
heat
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014014894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6337368B2 (ja
Inventor
克博 都能
Katsuhiro Tono
克博 都能
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CBC EST CO Ltd
Original Assignee
CBC EST CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CBC EST CO Ltd filed Critical CBC EST CO Ltd
Priority to JP2014014894A priority Critical patent/JP6337368B2/ja
Publication of JP2015131081A publication Critical patent/JP2015131081A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6337368B2 publication Critical patent/JP6337368B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

【課題】被搬送物の出し入れやその出し入れに関与するオペレータの管理ができ、また、被搬送物の出し入れ時のオペレータの動きが少なくて済む温度管理搬送ボックスを提供する。【解決手段】部品格納部3は、情報読取部41と表示部40と、断熱容器5に対して断熱蓋体6が開かないように自動ロックするロック手段44,45を備え、情報読取部41とロック手段44,45は部品格納部3のオペレータ立ち位置側に設け、表示部40は情報読取部41よりも奥側に設けた。【選択図】図4

Description

本発明は、例えば血液製剤など厳密な温度管理が必要な被搬送物を収容して温度管理しながら必要な場所に搬送する温度管理搬送ボックスに関するものである。
血液製剤は、それの精製から輸血までの段階で厳密な温度管理が必要とされており、赤血球の保存に適した第1の温度帯域(2℃〜6℃)、または血小板の保存に適した第2の温度帯域(20℃〜24℃)、それと凍結血漿の保存に適した第3の温度帯域(−20℃以下)に分けて温度を維持管理するように要求されている。
そのため、血液製剤を一定温度に保管する冷蔵庫では、庫内温度分布も血液製剤の保管温度範囲内に維持されていることが要求されている。
血液製剤の精製工程では、専用の冷蔵庫で血液製剤の保管温度範囲で管理されているが、血液センターから各病院などへの搬送時は、外部電源がない状態で、長時間精密に温度維持できるポータブル式の搬送庫で要求を十分に満足するものが無いのが現状である。
そのため、特に離島などの遠隔地では血液製剤の使用が制約されている。離島などでは、船を使用するため、電源なしで数時間稼働させる必要があり、小型軽量でしかも省エネ効果の高い保冷搬送庫が必要となる。
図8と図9は特開2008−86608号公報(特許文献1)に記載された血液製剤の搬送装置を説明するための図で、図8はその血液製剤の搬送装置の正面側を切断した切断正面図、図9はその搬送装置の側面側を切断した切断側面図である。
この搬送装置は、上部に開口部101(図9参照)を有する断熱容器102と、その開口部101を覆うように着脱可能に取り付けられた温度制御ユニット103から構成されている。
断熱容器102は、右壁部104Aと、左壁部104Bと、前壁部104Cと、後壁部104Dと、底壁部104Eと、前記開口部101を形成した天壁部104Fから構成されている。
図9に示すように前壁部104Cは、それの上部が上開き可能なように底壁部104E側に揺動可能に取り付けられ、前壁部104Cの上端は天壁部104Fの前側端に着脱可能に連結されている。前壁部104Cを開けた際に断熱容器102内の冷気を外部に逃がさないように樹脂シート105が天壁部104Fから吊り下げられている。
図8に示すように、右壁部104Aと左壁部104Bの外側には、把持ベルト106の両端部が固定されている。天壁部104Fの上には、補助バッテリ107が外付けで固定されている。底壁部104Eの上には、血液製剤Pを収容する籠状のバスケット108が取り外し可能に載置されている。
図10は、温度制御ユニット103の詳細を示す拡大断面図である。温度制御ユニット103は外ケース115で覆われており、外ケース115の内部は断熱壁109により、温度制御ユニット103の外部と連通する機械室110と、温度制御ユニット103内と連通する冷却室111に区画されている。機械室110と冷却室111の境界部近傍に、断熱壁109が延びている。
この断熱壁109には、スターリング冷凍機112の吸熱部113を挿通するための貫通穴114が形成されている。外ケース115には、機械室110と外部とを連通させる吸気口116(図8参照)と排気口(図示せず)が所定の位置に形成されている。
外ケース115の下部には、冷却室111と断熱容器102内とを連通するための吸気口117が形成されている。
機械室110には、冷凍機ユニット118が収容されている。この冷凍機ユニット118は、筒状のケーシング119と、このケーシング119内に収容されたスターリング冷凍機112と、排気口側に設けられて排気ファン(図示せず)を有している。
ケーシング119の一端は開口しており、その開口からスターリング冷凍機112の吸熱部113が突出しており、吸熱部113の基端部側は放熱フィン121で取り囲まれて熱的に接続されている。吸熱部113の先端部側には伝熱ブロック122が取り付けられており、吸熱部113と伝熱ブロック122が貫通穴114から冷却室111に露出している。
伝熱ブロック122にはヒートシンク123が取り付けられており、ヒートシンク123にはフィン124が形成されている。ヒートシンク123の背面には、シーズヒータ125が取り付けられている。
ヒートシンク123と対向するように、冷却ファン126が設けられている。冷却ファン126を回転させることで、吸気口117からヒートシンク123を通過し、機械室110の下方を通って排気口127に至る通風路128が構成される。冷却ファン126の上流側に、温度センサー129が設けられている。
次にこの搬送装置の動作について説明する。
通風路128内に設けられた温度センサー129からの信号に基づいて、断熱容器102内の温度が設定された温度帯域より高いと判断された場合は、設定された温度帯域になるまで、スターリング冷凍機112を作動させ、スターリング冷凍機112の吸熱部113に熱的に接続されたヒートシンク123により、通風路128を流れる空気の熱を吸収し、通風路128と断熱容器102の内部とを循環する空気の温度を下げる。
設定された温度帯域になると、その温度帯域であり続けるように、スターリング冷凍機112を制御する。
逆に、通風路128内に設けられた温度センサー129からの信号に基づいて、断熱容器102内の温度が設定された温度帯域より低いと判断された場合は、設定された温度帯域になるまで、シーズヒータ125を作動させ、シーズヒータ125に熱的に接続されたヒートシンク123により、通風路128を流れる空気を加熱し、通風路128と断熱容器102の内部とを循環する空気の温度を上げる。
設定された温度帯域になると、その温度帯域であり続けるように、シーズヒータ125を制御する。
特開2008−86608号公報
血液製剤Pは人命の安全に関わるものであるが、この搬送装置は、血液製剤Pの出し入れやその出し入れに関与するオペレータの管理について配慮されていない。また、血液製剤Pを出し入れする際のオペレータの円滑な動きなどについても配慮されていない。
さらにこの搬送装置は、装置内部にスターリング冷凍機112、シーズヒータ125、通風路128などを備えているため、搬送装置の重量が重く、大型化する傾向にあり、持ち運びに支障をきたす。
また、血液製剤Pの出し入れの際は図9に示すように、前壁部104Cを手前に倒してバスケット108を断熱容器102から出し入れする訳であるが、前壁部104Cを手前に倒した際に断熱容器102内の冷気が外部に流れ出ることがある。
この冷気の外部流出を防ぐために樹脂シート105が前壁部104Cの内側に吊り下げられているが、冷気の外部流出を完全に防ぐことはできず、断熱容器102内の温度が変動し、温度管理が不安定になり易い。また、樹脂シート105が吊り下げられていると、バスケット108の出入時に邪魔になり、取扱い性が悪い。
さらに、スターリング冷凍機112は−20℃以下の極低温の冷熱源を使用するため、ヒートシンク123の定期的な霜取り等の煩雑な作業が必要である。
本発明の目的は、このような従来技術の問題を解消し、被搬送物の出し入れやその出し入れに関与するオペレータの管理ができ、また、被搬送物の出し入れ時のオペレータの動きが少なくて済む温度管理搬送ボックスを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の第1の手段は、
上方に向けて開放した開口部を有する断熱容器と、上方に向けて開放した開口部を有し、前記断熱容器の内側に装着されて被搬送物を収容する伝熱容器と、前記断熱容器の奥側上端部にヒンジ部を介して支持されて前記断熱容器の開口部を開閉する断熱蓋体と、前記伝熱容器に熱的に接続されたペルチェ素子を有する電子温度調整ユニットと、前記伝熱容器内の温度を制御する温度センサーを備えたボックス本体部と、
そのボックス本体部に隣接して一体に設けられた部品格納部を有し、
その部品格納部は、前記ボックス本体部から出し入れする被搬送物の個別情報ならびにオペレータ毎のID情報を読み取る情報読取部ならびに前記温度センサーにより検出された温度情報を表示する表示部を有する記録・表示ユニットと、前記断熱容器に対して断熱蓋体が開かないように自動的にロックするロック手段を備え、
前記情報読取部ならびにロック手段は前記部品格納部のオペレータ立ち位置側となる当該温度管理搬送ボックスの手前側に設け、前記表示部は前記情報読取部よりも当該温度管理搬送ボックスの奥側に設けたことを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、
前記記録・表示ユニットは、前記情報読取部と表示部の他に操作スイッチと、前記表示部と操作スイッチの上を覆い、前記情報読取部の上は覆わないで開閉可能な透明保護板を有していることを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第1の手段において、
前記ロック手段は、前記断熱蓋体が断熱容器の開口部を閉じたことを検出する蓋閉じ検出手段と、その蓋閉じ検出手段からの検出信号に基づいて前記断熱容器に対して断熱蓋体が開かないように自動的に動作する電磁ソレノイドを有していることを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は前記第1または第3の手段において、
前記断熱容器に対して断熱蓋体が開かないように自動的にロックするロック手段の他に第2のロック手段を、前記断熱容器と断熱蓋体のオペレータ立ち位置側となる当該温度管理搬送ボックスの手前側に設けたことを特徴とするものである。
本発明の第5の手段は前記第1、第3、第4の手段において、
前記記録・表示ユニットには前記オペレータ毎のID情報が登録されており、
被搬送物を出し入れしようとするオペレータのID情報を前記情報読取部で読み取り、その読み取ったID情報と前記登録ID情報が一致しているときは、前記断熱容器に対して断熱蓋体が開かないように自動的にロックしているロック手段のロック状態を解除し、
前記読み取ったID情報と前記登録ID情報が不一致のときは、断熱容器に対して断熱蓋体が開かないように自動的にロックしているロック手段のロック状態を解除しない構成になっていることを特徴とするものである。
本発明は前述のような構成になっており、被搬送物の出し入れやその出し入れに関与するオペレータの管理ができ、また、被搬送物の出し入れ時のオペレータの動きが少なくて済む温度管理搬送ボックスを提供することができる。
本発明の実施例に係る温度管理搬送ボックスの概略構成図である。 その搬送ボックスの断熱蓋体と保護板を共に閉じた状態の斜視図である。 その搬送ボックスの断熱蓋体と保護板を共に開いた状態の斜視図である。 その搬送ボックスの断熱蓋体と保護板を共に開いた状態の拡大平面図である。 その搬送ボックスに設けられているセキュリティ部の構成を説明する図である。 その搬送ボックスに設けられているセキュリティ部の構成を説明する図である。 血液製剤の平面図である。 従来提案された血液製剤搬送装置の正面側を切断した切断正面図である。 その搬送装置の側面側を切断した切断側面図である。 その搬送装置内の温度制御ユニットの詳細を示す拡大断面図である。
次に本発明の実施例を図面とともに説明する。図1は、本発明の実施例に係る温度管理搬送ボックス(以下、搬送ボックスと略記する)の概略構成図である。
図1に示すように、この搬送ボックス1は、ボックス本体部2と部品格納部(以下、格納部と略記する)3とからなり、ボックス本体部2と格納部3は隣接して一体に接合されている。ボックス本体部2と格納部3は略同じ高さになっており、図示していないが、ボックス本体部2の一方の側面から格納部3の他方の側面にかけて、肩掛け用のベルトが取り外し可能に装着されている。
ボックス本体部2は、上方に開口部4(図3参照)を有する箱型の断熱容器5と、その断熱容器5の前記開口部4を開閉する断熱蓋体6と、例えば表面がアルマイト処理されたアルミニウムなどの熱伝導率ならびに熱輻射率が共に高い材質からなり、上方に開口部7を有し、その開口部7が前記断熱容器5の開口部4と同じ方向を向くようにして、断熱容器5の内側に装着した箱型の伝熱容器8と、その伝熱容器8の外面に接触して庫内9の温度を所定の温度帯域に維持する電子温度調整ユニット10から主に構成されている。
前記断熱容器5は、容器ケーシング11と、それに内包された断熱材12とから構成されている。また、前記断熱蓋体6も、蓋体ケーシング13と、それに内包された断熱材14とから構成されている。
前記断熱材12、14は、例えば注入硬質発泡ウレタン、真空断熱材、発泡スチロール、あるいはそれらの組み合わせで用いられる。前記容器ケーシング11ならびに蓋体ケーシング13は、例えばポリプロピレンやABS樹脂などの合成樹脂、あるいは金属で構成されている。軽量と耐久性の面で特にポリプロピレンの成型品が好適である。
前記電子温度調整ユニット10は、冷却側熱導体18と、放熱側熱導体19と、両者の間に介在されたペルチェ素子20と、放熱側熱導体19の外側に取り付けられた放熱フィン21と、放熱フィン21に冷却用空気を送風するファン(図示せず)から構成されている。
本実施例の場合、電子温度調整ユニット10は伝熱容器8の1つの側壁の外面で、当該側壁の高さ方向の略中間位置に取り付けられている。電子温度調整ユニット10のうち、少なくとも冷却側熱導体18とペルチェ素子20の外周面は、断熱容器5の一部によって取り囲まれている。
また、伝熱容器8の電子温度調整ユニット10が取り付けられている前記側壁の内面には、例えば発泡スチロールシートなどの庫内断熱シート22が貼り付けられている。
伝熱容器8の電子温度調整ユニット10が取り付けられている部位は、他の部位に比べて温度が低くなり易く、伝熱容器8の均熱性を損なう心配がある。そのため前述のように、電子温度調整ユニット10接合部付近に庫内断熱シート22を取り付けることにより、他の部位に熱を回して、伝熱容器8の均熱性を促進している。
伝熱容器8の庫内9に血液製剤23が収容されるが、伝熱容器8の電子温度調整ユニット10が取り付けられている前記側壁の内面に、血液製剤23が直接接触していると、部分的に冷え過ぎる可能性がある。そのために、前述のように庫内断熱シート22を貼り付けて、血液製剤23の局部的な過冷却を防止している。
図1において、符号24は断熱容器5と断熱蓋体6の接合部に設けられたパッキングであり、これによって庫内9の気密性が維持されている。
前記格納部3には、電子温度調整ユニット10に付設されている放熱フィン21、その放熱フィン21に冷却用空気を送風するファン(図示せず)、給電制御基板25、1個もしくは複数個の2次電池26、DCジャック27の差し込み基板15、格納部3の上面側に設置された記録・表示ユニット28などの各種部品が格納・設置されている。
前記給電制御基板25には、伝熱容器8の電子温度調整ユニット取付部近傍に設置された給電制御用温度センサー29からの温度検出信号が入力され、この検出信号に基づいて電子温度調整ユニット10(ペルチェ素子20)への給電量が制御される。給電制御用温度センサー29からの温度検出信号は、記録・表示ユニット28にも入力してサンプリング時刻とともに記録される。
また、給電制御基板25には、前記記録・表示ユニット28の付近あるいはその内部(通気が可能な構造になっている)に設置された搬送ボックス1の周囲環境温度を検出する環境温度検出用温度センサー30からの温度検出信号がサンプリング時刻とともに入力される。
そして、ペルチェ素子20への給電制御で庫内温度が一定に維持された状態で、ペルチェ素子20に給電される電流値を周囲環境温度に合わせて調節するようになっている。環境温度検出用温度センサー30の温度検出信号は、記録・表示ユニット28にも入力してサンプリング時刻とともに記録される。
さらに、保冷している血液製剤23の温度により近い温度(相当温度)が検出できる伝熱容器8の位置には、相当温度センサー33が取り付けられている。この相当温度センサー33からの温度検出信号は記録・表示ユニット28に送信され、血液製剤23の管理データとしてサンプリング時刻とともに記録される。
なお、相当温度センサー33の設置位置は実験に基づいて予め決められており、本実施例の場合は、伝熱容器8の電子温度調整ユニット10が取り付けられている側壁と対向する対向側壁34に相当温度センサー33が設置されている。
給電制御基板25には、ペルチェ素子20への給電の極性(プラス/マイナス)を切り替える極性切替え手段31が設けられており、庫内温度が血液製剤23の温度帯域の下限値より下がる前に、極性切替え手段31により前記ペルチェ素子20への給電の極性を切り替えて伝熱容器8を加温して、庫内温度の降下を防ぎ、庫内温度を血液製剤23の温度帯域に維持する構成になっている
前記2次電池26としては例えばリチウムイオン電池が用いられ、血液製剤23の搬送中は2次電池26からの給電16によってペルチェ素子20などが駆動される。本実施例では、予備の2次電池26も装備されている。
また、DCジャック27にはACアダプター32が接続されており、DCジャック27を差し込み基板15に差し込むことにより外部電源(交流電源や車の電源)の利用が可能となっている。そして、搬送ボックス1を例えば病院などで保冷庫としてそのまま利用する場合、外部電源(交流電源)でペルチェ素子20などに給電しながら、2次電池26を充電17して次の搬送に備える。
そしてDCジャック27を差し込み基板15から引き抜くと、2次電池26への充電17は停止して、2次電池26から給電制御基板25への給電16に自動的に切り替わるシステムになっている。
図1に示すように、伝熱容器8に血液製剤23が収容され、前記電子温度調整ユニット10(ペルチェ素子20)、電源(内蔵2次電池26、外部電源)、温度センサー29,30,33、給電制御基板25などで構成される庫内温度制御手段により、伝熱容器8の庫内温度が、少なくとも、赤血球の保存に適した第1の温度帯域(2℃〜6℃)、または血小板の保存に適した第2の温度帯域(20℃〜24℃)に維持されている。
図2は断熱蓋体6と保護板35を共に閉じた状態での搬送ボックスの斜視図、図3は断熱蓋体6と保護板35を共に開いた状態での搬送ボックスの斜視図、図4は断熱蓋体6と保護板35を共に開いた状態での搬送ボックスの拡大平面図である。図2〜4において図の手前側が搬送ボックスの正面側で、オペレータ(取扱者)が血液製剤23の出し入れなどを行うときに立ち位置側となる。
図3に示すように、断熱容器5の奥側にヒンジ部36が設けられ、このヒンジ部36によって断熱蓋体6の基端部が図2に矢印で示すように搬送ボックスの手前側と奥側の間で回動するように、断熱容器5に支持されている。
断熱容器5の手前側上部側面にラッチ本体37が、また、断熱蓋体6の手前側側面にラッチ本体37が係止する係止部38が設けられている。
図4に示すように部品格納部3の上部には記録・表示ユニット28が設けられ、その上面には、薄膜スイッチからなる各種の操作スイッチ39、液晶表示パネル40ならびに薄膜アンテナからなる情報読取部41などが配置されている。
本実施例の場合図4に示すように、血液製剤23の出し入れで使用頻度が比較的高い情報読取部41が搬送ボックスの最も手前側(オペレータ立ち位置側)に、次に使用頻度が高い各種の操作スイッチ39が情報読取部41の後ろ側に、オペレータが見るだけの液晶表示パネル40は操作スイッチ39の後ろ側に、それぞれ配置されている。
図3に示すように、部品格納部3の奥側にヒンジ部42が設けられ、このヒンジ部42によって保護板35の基端部が図2に矢印で示すように搬送ボックスの手前側と奥側の間で回動するように、部品格納部3に支持されている。
保護板35は透明な合成樹脂板から構成されており、操作スイッチ39が誤って押されるのを防止したり、操作スイッチ39と液晶表示パネル40の保護のために用いられる。そのため搬送ボックスの搬送中などのときは、図2に示すように保護板35を倒して、操作スイッチ39と液晶表示パネル40を覆った状態になっている。なお、情報読取部41は操作性の面から保護板35で覆われないような形状、寸法になっている。
図5と図6は、搬送ボックスに設けられているセキュリティ部43の構成を説明する図である。このセキュリティ部43は、部品格納部3の手前側の断熱蓋体6と隣接する部分から、断熱蓋体6の手前側の部品格納部3と隣接する部分にかけて設けられている。
具体的には、部品格納部3の手前側の断熱蓋体6と隣接する部分に、断熱蓋体6の側面に向けて電磁ソレノイド44と磁気センサー45がほぼ平行に設置されている。なお、電磁ソレノイド44と磁気センサー45は、図3に示すように外部から見えないようにカバー部材46で覆われている。また、部品格納部3の側面には、電磁ソレノイド44のロックシャフト47(図4、図5参照)の先端部を出し入れする切欠部51(図3参照)が形成されている。
一方、断熱蓋体6の手前側の部品格納部3と隣接する部分には、断熱蓋体6を閉じた状態で、電磁ソレノイド44のロックシャフト47の先端部が嵌合するための開口48(図6参照)を有する断面形状がキャップ状のシャフト受け部材49(図5参照)が、電磁ソレノイド44と対向して設置されている。
また、断熱蓋体6を閉じた状態で磁気センサー45と対向する位置には、永久磁石50(図5参照)が設置されている。
図3の状態から断熱蓋体6を手前に倒して断熱容器5の開口部4を閉じると、永久磁石50は磁気センサー45に近接し、磁気センサー45は断熱蓋体6が閉じたことを検出する。この検出信号に基づいて、電磁ソレノイド44は自動的にロックシャフト47を突出して、その先端部をシャフト受け部材49に嵌合し、断熱蓋体6が不用意に開かないように自動的にロックされる。
この状態で断熱蓋体6を無理やり開こうとすると、電磁ソレノイド44やシャフト受け部材49が破損する可能性がある。そのため本実施例では、電磁ソレノイド44−シャフト受け部材49の第1のロック手段とは別にラッチ本体37−係止部38の第2のロック手段を併設している。そして断熱蓋体6を閉じた後、鍵型をしたラッチ本体37を動かして係止部38に係止して2重ロックできる構成になっている。
血液製剤23は人命の安全に関わるものであり、適正に管理されているかの判断として、搬送ボックスから出し入れする血液製剤23の個別情報と、それを取り扱うオペレータのID情報は重要である。
図7は血液製剤23の平面図であり、二重の袋で密閉されて、袋に血液製剤23の個別情報を記憶したICタグ52が貼着されている。また、オペレータは各自のID情報を記憶したICカード(図示せず)を携帯している。
搬送ボックスから血液製剤23を出し入れする際には、オペレータはICカードを情報読取部41に近づけて、ICカードに記憶されているID情報が記録・表示ユニット28に予め登録されているID情報かどうかを記録・表示ユニット28で判断する。
ID情報が不一致の場合は、記録・表示ユニット28に設けられている液晶表示パネル40および(あるいは)警報部(図示せず)から、ID情報が不一致である旨の警報を出力する。また、セキュリティ部43の電磁ソレノイド44は、ロック解除されないままの状態に維持されている。
ID情報が一致している場合は、一致信号に基づいて電磁ソレノイド44のロックシャフト47をシャフト受け部材49から後退させ、電磁ソレノイド44−シャフト受け部材49のロック手段のロック状態を解除する。そして、液晶表示パネル40では、ラッチ本体37によるロックを外して、断熱蓋体6を開けるように表示する。また、警報部(図示せず)からは、ラッチ本体37によるロックを外して、断熱蓋体6を開けるように音声で報知する。
オペレータはその指示に従って、ラッチ本体37によるロックを外して、断熱蓋体6を開け、血液製剤23の出し入れの際には血液製剤23に付けられているICタグ52(図7参照)を情報読取部41に近づけて、ICタグ52の記憶されている当該血液製剤23の個別情報を読み取り、それを血液製剤23の出し入れ時刻と共に記録・表示ユニット28に記録する。
血液製剤23の出し入れが終り、断熱蓋体6を閉じることにより電磁ソレノイド44−シャフト受け部材49の第1のロック手段は自動的にロック状態になる。その後、ラッチ本体37を操作してラッチ本体37−係止部38の第2のロック手段もロック状態にする。
記録・表示ユニット28には、血液製剤23の出し入れの日時、血液製剤23を取り扱ったオペレータのID情報、出し入れした血液製剤23の個別情報などが記録される。
また記録・表示ユニット28には、各温度センサー29、30,33からの検出温度とサンプリング時刻が時系列に記録されている。記録・表示ユニット28に記録されている各種データは、必要に応じて操作スッチ39を用いて液晶表示パネル40に表示することができる。
図3に示すように、断熱蓋体6が手前側から奥側に向けて開閉するように取り付けられており、しかも断熱容器5(ボックス本体部2)の開口部4と部品格納部3の操作スイッチ39ならびに情報読取部41が同一平面上の配置されている。そのため血液製剤23の出し入れ時に、オペレータは余分な動きをすること無く、迅速に血液製剤23の出し入れが可能である。
この実施例では血液製剤を搬送する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばiPS細胞、移植する各種臓器、酵素、各種バイオ試料など温度管理が必要な他の被搬送物を搬送する場合にも適用することができる。
またこの実施例では、凍結を含む低温状態で被搬送物を搬送する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、高温状態で被搬送物を搬送する温度管理搬送ボックスにも適用可能である。高温状態で被搬送物を搬送する場合は、ペルチェ素子20の極性を低温状態とは逆極性にして、庫内の温度管理を行えばよい。
さらにこの実施例では、一つのボックス本体部2の片側に一つの部品格納部3を配置した例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一つのボックス本体部2の両側にそれぞれ部品格納部3を配置することも可能である。
またこの実施例では、断熱蓋体6が断熱容器5の開口部4を閉じたことを自動的に検出する蓋閉じ検出手段として、磁気センサー45と永久磁石50を用いたが、例えば発光素子と受光素子からなる光学的センサーやマイクロスイッチなどの機械的センサーなど他の蓋閉じ検出手段を用いることも可能である。
本発明の請求項別の作用効果を示せば、下記の通りである。
請求項1に係る発明では、被搬送物の出し入れやその出し入れに関与するオペレータの管理ができる。また、情報読取部を部品格納部の手前側に設けることにより、被搬送物の出し入れ時のオペレータの動きが少なくて済み、操作性の向上が図れる。
さらに、ロック手段を部品格納部の手前側に設けることにより、ロック手段を小さくしても大きなロックカが得られる。なお、表示部は情報読取操作に関係ないから奥側に配置している。
請求項2に係る発明では、表示部と操作スイッチが透明な保護板で覆われているから、表示部と操作スイッチの保護、ならびに操作スイッチが誤って押されるのを防止することができる。なお、情報読取部はその操作性の面から保護板で覆わないようになっている。
請求項3に係る発明では、ロック手段が、断熱蓋体が断熱容器の開口部を閉じたことを検出する蓋閉じ検出手段と、その蓋閉じ検出手段からの検出信号に基づいて断熱容器に対して断熱蓋体が開かないように動作する電磁ソレノイドを有しているから、断熱蓋体の自動ロックが確実である。
請求項4に係る発明では、2重のロック手段を設けているから、被搬送物の管理がより確実である。
請求項5に係る発明では、オペレータのID情報の照合ができ、被搬送物の管理がより確実である。
1:温度管理搬送ボックス、
2:ボックス本体部、
3:部品格納部、
4:開口部、
5:断熱容器、
6:断熱蓋体、
7:開口部、
8:伝熱容器、
9:庫内、
10:電子温度調整ユニット、
20:ペルチェ素子、
23:血液製剤、
28:記録・表示ユニット、
29:給電制御用温度センサー、
30:環境温度検出用温度センサー、
33:相当温度センサー、
35:保護板、
36:ヒンジ部、
37:ラッチ本体、
38:係止部、
39:操作スイッチ、
40:液晶表示パネル、
41:情報読取部、
42:ヒンジ部、
43:セキュリティ部、
44:電磁ソレノイド、
45:磁気センサー、
47:ロックシャフト、
49:シャフト受け部材、
50:永久磁石、
52:ICタグ。

Claims (5)

  1. 上方に向けて開放した開口部を有する断熱容器と、上方に向けて開放した開口部を有し、前記断熱容器の内側に装着されて被搬送物を収容する伝熱容器と、前記断熱容器の奥側上端部にヒンジ部を介して支持されて前記断熱容器の開口部を開閉する断熱蓋体と、前記伝熱容器に熱的に接続されたペルチェ素子を有する電子温度調整ユニットと、前記伝熱容器内の温度を制御する温度センサーを備えたボックス本体部と、
    そのボックス本体部に隣接して一体に設けられた部品格納部を有し、
    その部品格納部は、前記ボックス本体部から出し入れする被搬送物の個別情報ならびにオペレータ毎のID情報を読み取る情報読取部ならびに前記温度センサーにより検出された温度情報を表示する表示部を有する記録・表示ユニットと、前記断熱容器に対して断熱蓋体が開かないように自動的にロックするロック手段を備え、
    前記情報読取部ならびにロック手段は前記部品格納部のオペレータ立ち位置側となる当該温度管理搬送ボックスの手前側に設け、前記表示部は前記情報読取部よりも当該温度管理搬送ボックスの奥側に設けたことを特徴とする温度管理搬送ボックス。
  2. 請求項1に記載の温度管理搬送ボックスにおいて、
    前記記録・表示ユニットは、前記情報読取部と表示部の他に操作スイッチと、前記表示部と操作スイッチの上を覆い、前記情報読取部の上は覆わないで開閉可能な透明保護板を有していることを特徴とする温度管理搬送ボックス。
  3. 請求項1に記載の温度管理搬送ボックスにおいて、
    前記ロック手段は、前記断熱蓋体が断熱容器の開口部を閉じたことを検出する蓋閉じ検出手段と、その蓋閉じ検出手段からの検出信号に基づいて前記断熱容器に対して断熱蓋体が開かないように自動的に動作する電磁ソレノイドを有していることを特徴とする温度管理搬送ボックス。
  4. 請求項1または3に記載の温度管理搬送ボックスにおいて、
    前記断熱容器に対して断熱蓋体が開かないように自動的にロックするロック手段の他に第2のロック手段を、前記断熱容器と断熱蓋体のオペレータ立ち位置側となる当該温度管理搬送ボックスの手前側に設けたことを特徴とする温度管理搬送ボックス。
  5. 請求項1、3、4のいずれか1に記載の温度管理搬送ボックスにおいて、
    前記記録・表示ユニットには前記オペレータ毎のID情報が登録されており、
    被搬送物を出し入れしようとするオペレータのID情報を前記情報読取部で読み取り、その読み取ったID情報と前記登録ID情報が一致しているときは、前記断熱容器に対して断熱蓋体が開かないように自動的にロックしているロック手段のロック状態を解除し、
    前記読み取ったID情報と前記登録ID情報が不一致のときは、断熱容器に対して断熱蓋体が開かないように自動的にロックしているロック手段のロック状態を解除しない構成になっていることを特徴とする温度管理搬送ボックス。
JP2014014894A 2014-01-14 2014-01-14 温度管理搬送ボックス Active JP6337368B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014014894A JP6337368B2 (ja) 2014-01-14 2014-01-14 温度管理搬送ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014014894A JP6337368B2 (ja) 2014-01-14 2014-01-14 温度管理搬送ボックス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015131081A true JP2015131081A (ja) 2015-07-23
JP6337368B2 JP6337368B2 (ja) 2018-06-06

Family

ID=53898832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014014894A Active JP6337368B2 (ja) 2014-01-14 2014-01-14 温度管理搬送ボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6337368B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106395216A (zh) * 2016-09-05 2017-02-15 深圳市爱康生物科技有限公司 一种智能化血液冷库自动传送装置
JPWO2015125790A1 (ja) * 2014-02-18 2017-03-30 セルラー・ダイナミクス・インターナショナル・ジャパン株式会社 温度管理搬送ボックス
CN107176363A (zh) * 2016-03-09 2017-09-19 株式会社牧田 可堆叠箱
JP2017164890A (ja) * 2016-03-09 2017-09-21 株式会社マキタ 物品収納ケース
JP2022121765A (ja) * 2021-02-09 2022-08-22 ツインバード工業株式会社 貯蔵庫
JP2022121766A (ja) * 2021-02-09 2022-08-22 ツインバード工業株式会社 貯蔵庫

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5217064A (en) * 1991-11-05 1993-06-08 Robert C. Kellow Temperature controlled pharmaceutical storage device with alarm detection and indication means
US5572873A (en) * 1995-03-02 1996-11-12 Emertech Incorporated Carrier method and apparatus for maintaining pharmaceutical integrity
JP2005133502A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Sanyo Electric Co Ltd 医療用保管庫
JP3125366U (ja) * 2006-01-17 2006-09-14 宝田電産株式会社 薬品等管理装置
JP2006305099A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 医薬品収納装置
JP2007125138A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Seiko Epson Corp 電子薬箱および電子薬箱システム
JP2013501267A (ja) * 2009-07-29 2013-01-10 ケアフュージョン 303、インコーポレイテッド 緊急アクセス薬剤頒布ステーション
JP2013010523A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Sugiyama Gen:Kk 温度管理システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5217064A (en) * 1991-11-05 1993-06-08 Robert C. Kellow Temperature controlled pharmaceutical storage device with alarm detection and indication means
US5572873A (en) * 1995-03-02 1996-11-12 Emertech Incorporated Carrier method and apparatus for maintaining pharmaceutical integrity
JP2005133502A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Sanyo Electric Co Ltd 医療用保管庫
JP2006305099A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 医薬品収納装置
JP2007125138A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Seiko Epson Corp 電子薬箱および電子薬箱システム
JP3125366U (ja) * 2006-01-17 2006-09-14 宝田電産株式会社 薬品等管理装置
JP2013501267A (ja) * 2009-07-29 2013-01-10 ケアフュージョン 303、インコーポレイテッド 緊急アクセス薬剤頒布ステーション
JP2013010523A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Sugiyama Gen:Kk 温度管理システム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015125790A1 (ja) * 2014-02-18 2017-03-30 セルラー・ダイナミクス・インターナショナル・ジャパン株式会社 温度管理搬送ボックス
CN107176363A (zh) * 2016-03-09 2017-09-19 株式会社牧田 可堆叠箱
JP2017164890A (ja) * 2016-03-09 2017-09-21 株式会社マキタ 物品収納ケース
US10618692B2 (en) 2016-03-09 2020-04-14 Makita Corporation Stackable cases
CN106395216A (zh) * 2016-09-05 2017-02-15 深圳市爱康生物科技有限公司 一种智能化血液冷库自动传送装置
JP2022121765A (ja) * 2021-02-09 2022-08-22 ツインバード工業株式会社 貯蔵庫
JP2022121766A (ja) * 2021-02-09 2022-08-22 ツインバード工業株式会社 貯蔵庫
JP7139472B2 (ja) 2021-02-09 2022-09-20 ツインバード工業株式会社 貯蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP6337368B2 (ja) 2018-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6356778B2 (ja) 温度管理搬送ボックス
JP6337368B2 (ja) 温度管理搬送ボックス
JP6989633B2 (ja) 持ち運び可能な低温ワークステーション
US11927382B2 (en) Portable cooler with active temperature control
EP3555537B1 (en) Shipping container
US6822198B2 (en) Container for transporting temperature sensitive materials
JP3534700B2 (ja) コンテナ
ES2934713T3 (es) Dispositivo para el transporte de muestras biológicas y método de monitorización del mismo
US10932989B1 (en) Medical transport container for pharmaceuticals
US20220174943A1 (en) Organ and fluid preservation and transportation container and docking system
CN114013813B (zh) 一种送检设备和送检系统
JP2018063085A (ja) 収容庫
CN110789823A (zh) 一种智能取血装置及使用方法
RU2415660C2 (ru) Термостат для хранения и транспортировки биологических субстанций
CN213110294U (zh) 一种医学样本存储箱
JP2006064249A (ja) 保存庫
JPH087348Y2 (ja) 温冷蔵装置
KR20160008388A (ko) 온도제어가 가능한 이동식 저장창고
JPH11206579A (ja) 定温収納装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170106

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170106

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6337368

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250