JP2015129814A - プロセスカートリッジおよび感光体カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置からの離脱時に、供給電極が傷付くことを抑制することができるプロセスカートリッジおよび感光体カートリッジを提供すること。【解決手段】現像ローラ7と、現像ローラ7に現像剤を供給するように構成される供給ローラ8とを備える現像カートリッジ3と、現像カートリッジ3を離脱可能に収容するドラムカートリッジ2とを備えるプロセスカートリッジ1において、ドラムカートリッジ2の右方の側壁31Rに、現像ローラ7に電気的に接続される現像電極83の前方に対向する第1対向壁43と、供給ローラ8に電気的に接続される供給電極81の前方に対向する第2対向壁44とを設ける。【選択図】図6

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジおよび感光体カートリッジに関する。
画像形成装置として、現像ローラと供給ローラとを有するカートリッジを着脱可能に備えるプリンタが知られている。
このようなカートリッジとして、現像ローラの現像ローラ軸に電気的に接続される現像電極を有する現像カートリッジが知られている。さらに、このようなカートリッジは、供給ローラの供給ローラ軸に電気的に接続される供給電極を有している(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2011−133766号公報
しかるに、上記した特許文献1に記載の現像カートリッジでは、現像電極は、プリンタに装着された状態において、プリンタの現像接点と接触する必要があるために、露出されている。同様に供給電極も露出されている。そのため、プリンタに対して現像カートリッジを着脱するときに、供給電極または現像電極にプリンタ内部の部材が接触し、傷付くおそれがある。
そこで、本発明の目的は、画像形成装置本体に対する着脱時に、現像電極および供給電極が傷付くことを抑制することができるプロセスカートリッジおよび感光体カートリッジを提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明のプロセスカートリッジは、現像カートリッジと、感光体カートリッジとを備える。
現像カートリッジは、第1方向に延びる回転軸線について回転するように構成される現像ローラと、現像ローラに現像剤を供給するように構成される供給ローラと、現像ローラに電気的に接続される現像電極と、供給ローラに電気的に接続される供給電極とを備える。
感光体カートリッジは、第1方向と直交する第1側壁および第2側壁と、第1側壁と第2側壁とを連結する連結壁とを有する筐体と、感光体とを有し、現像カートリッジを離脱可能に収容する。
第1側壁は、第1方向と直交する第2方向において、現像電極と対向する第1壁部と、第2方向において、供給電極と対向する第2壁部とを有する。
このような構成によれば、感光体カートリッジの第1壁部によって、第2方向において現像電極を保護することができる。また、感光体カートリッジの第2壁部によって、第2方向において供給電極を保護することができる。
そのため、画像形成装置本体に対してプロセスカートリッジを第2方向に着脱する場合に、第1壁部によって、画像形成装置本体内の構成が第2方向から現像電極に当接することを防止することができる。また、第2壁部によって、画像形成装置本体内の構成が第2方向から供給電極に当接することを防止することができる。
その結果、画像形成装置本体に対する着脱時に、現像電極および供給電極が傷付くことを抑制することができる。
(2)供給電極は、画像形成装置本体の第1本体電極と第1方向において接触するように構成される供給接触部を有してもよい。現像電極は、画像形成装置本体の第2本体電極と第1方向において接触するように構成される現像接触部を有してもよい。この場合、供給接触部は、第2方向において第2壁部と対向し、現像接触部は、第2方向において第1壁部と対向してもよい。
このような構成によれば、供給電極のうち、画像形成装置本体の第1本体電極に接触する供給接触部を確実に保護することができる。
また、現像電極のうち、画像形成装置本体の第2本体電極に接触する現像接触部を確実に保護することができる。
(3)第1側壁は、連結壁と連結する連結部と、第1方向と第2方向との両方向に直交する第3方向において連結部とは反対側の縁部とを有する。この場合、連結部から縁部へ向かう方向において、供給接触部は、現像接触部よりも下流側にあってもよい。
このような構成によれば、供給接触部と現像接触部とが第3方向において異なる位置に配置されている場合において、画像形成装置本体に対する着脱時に、現像接触部および供給接触部が傷付くことを抑制することができる。
(4)連結部から縁部へ向かう方向において、縁部は、供給接触部と第1本体電極との接点よりも下流側に位置していてもよい。
このような構成によれば、供給接触部のうち、画像形成装置本体の第1本体電極に接触する部分を確実に保護することができる。
(5)縁部は、第1方向において外方に突出し第2方向に延びる鍔部を有してもよい。
このような構成によれば、第1方向における鍔部の突出長さの分、第1方向において、供給接触部をより確実に保護することができる。
(6)筐体は、感光体が配置される第1端部と、把持部が配置され第2方向において第1端部とは反対側の第2端部とを有してもよい。第2壁部の縁部は、第2端部から第1端部に向かうにつれて連結壁から離れるように傾斜する第1傾斜部を有してもよい。
このような構成によれば、画像形成装置本体内の構成が鍔部に接触するときに、その構成を第1傾斜部によって、連結壁から離れる方向に案内して、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して円滑に着脱することができる。
(7)鍔部は、第2端部から第1端部に向かうにつれて第1方向外方へ傾斜する第2傾斜部を有してもよい。
このような構成によれば、画像形成装置本体内の構成が鍔部に接触するときに、その構成を第2傾斜部によって、第1方向外方に案内して、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して円滑に着脱することができる。
(8)現像カートリッジは、第1フレームと、第3方向において第1フレームと接合する第2フレームとを有してもよい。この場合、連結部から縁部に向かう方向において、縁部は、第1フレームと第2フレームとの接合部よりも下流側に配置されてもよい。
このような構成によれば、縁部によって、現像カートリッジの第1方向端部を確実に保護することができる。
(9)第1フレームは、現像ローラを支持してもよい。第1フレームは、第2方向において供給接触部を被覆する被覆部と、第1フレームの接合部と被覆部とを接続する接続部とを有してもよい。接続部は、第2端部から第1端部に向かうにつれて第1方向外方に傾斜する第3傾斜面を有してもよい。
このような構成によれば、画像形成装置本体内の構成が接続部に接触するときに、その構成を第3傾斜部によって、第1方向外方に案内して、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して円滑に着脱することができる。
(10)第2壁部の縁部は、第2端部から第1端部に向かう方向において、被覆部と接続部とに対して上流側に配置されていてもよい。
このような構成によれば、第2壁部と、被覆部および接続部とによって、供給接触部を、第2方向においてより確実に保護することができる。
(11)感光体は、第1方向に沿って延びるシャフトを有してもよい。この場合、現像接触部と供給接触部とは、シャフトの端部よりも内方に配置されていてもよい。
このような構成によれば、現像接触部および供給接触部がシャフトの端部よりも外方へ突出している場合と比べて、画像形成装置本体内の構成が現像接触部および供給接触部に第1方向外方から当接することを抑制できる。
その結果、画像形成装置本体に対する着脱時に、現像接触部および供給接触部が傷付くことを、より抑制することができる。
(12)感光体カートリッジは、画像形成装置本体内のローラにとともに記録媒体を搬送する搬送ローラであって、第1方向に沿って延びる搬送ローラを有してもよい。この場合、現像接触部と供給接触部とは、搬送ローラの端部よりも内方に配置されていてもよい。
このような構成によれば、現像接触部および供給接触部が搬送ローラの端部よりも外方へ突出している場合と比べて、画像形成装置本体内の構成が現像接触部および供給接触部に第1方向外方から当接することを抑制できる。
その結果、画像形成装置本体に対する着脱時に、現像接触部および供給接触部が傷付くことを、より抑制することができる。
(13)本発明の感光体カートリッジは、第1方向に延びる回転軸線について回転するように構成される現像ローラと、現像ローラに現像剤を供給するように構成される供給ローラと、現像ローラに電気的に接続される現像電極と、供給ローラに電気的に接続される供給電極とを備える現像カートリッジが装着可能な感光体カートリッジである。
本発明の感光体カートリッジは、感光体と、筐体とを備える。感光体は、第1方向に沿う回転軸線について回転するように構成される。筐体は、第1方向と直交する第1側壁および第2側壁と、第1側壁と第2側壁とを連結する連結壁とを有する。
第1側壁は、第1方向と直交する第2方向において、現像電極と対向する第1壁部と、第2方向において、供給電極と対向する第2壁部とを有する。
このような構成によれば、感光体カートリッジの第1壁部によって、第2方向において現像電極を保護することができる。また、感光体カートリッジの第2壁部によって、第2方向において供給電極を保護することができる。
そのため、画像形成装置本体に対してプロセスカートリッジを第2方向に着脱する場合に、第1壁部によって、画像形成装置本体内の構成が第2方向から現像電極に当接することを防止することができる。また、第2壁部によって、画像形成装置本体内の構成が第2方向から供給電極に当接することを防止することができる。
その結果、画像形成装置本体に対する着脱時に、現像電極および供給電極が傷付くことを抑制することができる。
本発明のプロセスカートリッジおよび感光体カートリッジによれば、画像形成装置本体に対する着脱時に、現像電極および供給電極が傷付くことを抑制することができる。
図1は、本発明のプロセスカートリッジの一実施形態を示す中央断面図である。 図2は、図1に示すプロセスカートリッジが装着されるプリンタの中央断面図である。 図3は、図1に示すドラムカートリッジの右上方から見た斜視図である。 図4は、図1に示す現像カートリッジの右上方から見た斜視図である。 図5は、図4に示す現像カートリッジの右端部を右前方から見た分解斜視図である。 図6は、図1に示すプロセスカートリッジの平面図である。 図7は、図1に示すプロセスカートリッジの右側面図である。
1.プロセスカートリッジの概略
図1に示すように、プロセスカートリッジ1は、感光体カートリッジの一例としてのドラムカートリッジ2と、現像カートリッジ3とを備えている。
なお、以下の説明において、プロセスカートリッジ1の方向に言及するときには、プロセスカートリッジ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面上方が上方であり、紙面下方が下方である。また、図1の紙面左方が前方であり、図1の紙面右方が後方である。また、プロセスカートリッジ1を前方から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前が右方であり、紙面奥が左方である。左右方向は、第1方向の一例である。前後方向は、第2方向の一例である。上下方向は、第3方向の一例である。
ドラムカートリッジ2は、感光体の一例としての感光ドラム4と、スコロトロン型帯電器5と、転写ローラ6とを備えている。
感光ドラム4は、ドラムカートリッジ2の後端部に回転可能に支持されている。感光ドラム4は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。
スコロトロン型帯電器5は、感光ドラム4の後上方において、感光ドラム4と間隔を隔てて配置されている。
転写ローラ6は、感光ドラム4の下方に配置されている。転写ローラ6は、感光ドラム4の下端部と接触している。
現像カートリッジ3は、感光ドラム4の前方において、ドラムカートリッジ2に装着されている。現像カートリッジ3は、現像ローラ7と、供給ローラ8と、層厚規制ブレード9と、トナー収容部10とを備えている。
現像ローラ7は、現像カートリッジ3の後端部に回転可能に支持されている。現像ローラ7は、現像ローラ軸7Aと、現像ローラ本体7Bとを備えている。
現像ローラ軸7Aは、略円柱形状を有している。現像ローラ軸7Aは、左右方向に延びている。すなわち、現像ローラ7の回転軸線Aは、左右方向に延びている。現像ローラ軸7Aは、金属からなる。
現像ローラ本体7Bは、略円筒形状を有している。現像ローラ本体7Bは、左右方向に延びている。現像ローラ本体7Bは、導電性を有するゴムからなる。現像ローラ本体7Bは、現像ローラ軸7Aの左右両端部を被覆せず、現像ローラ軸7Aの左右方向略中央を被覆している。現像ローラ本体7Bは、感光ドラム4の前端部に接触している。
供給ローラ8は、現像ローラ7の前下方に配置されている。供給ローラ8は、現像カートリッジ3に回転可能に支持されている。供給ローラ8は、供給ローラ軸8Aと、供給ローラ本体8Bとを備えている。
供給ローラ軸8Aは、略円柱形状を有している。供給ローラ軸8Aは、左右方向に延びている。供給ローラ軸8Aは、金属からなる。
供給ローラ本体8Bは、略円筒形状を有している。供給ローラ本体8Bは、左右方向に延びている。供給ローラ本体8Bは、導電性を有するスポンジからなる。供給ローラ本体8Bは、供給ローラ軸8Aの左右両端部を被覆せず、供給ローラ軸8Aの左右方向略中央を被覆している。供給ローラ本体8Bは、現像ローラ本体7Bの前下端部に接触している。
層厚規制ブレード9は、現像ローラ7の前上方に配置されている。層厚規制ブレード9は、現像ローラ7の前端部に接触している。
トナー収容部10は、供給ローラ8および層厚規制ブレード9の前方に配置されている。トナー収容部10は、現像剤の一例としてのトナーを収容するように構成されている。トナー収容部10は、アジテータ11を備えている。
アジテータ11は、トナー収容部10内に回転可能に支持されている。
2.プロセスカートリッジの使用態様
画像形成装置21は、電子写真方式のモノクロプリンタである。画像形成装置21は、画像形成装置本体の一例としての装置本体22と、プロセスカートリッジ1と、スキャナユニット23と、定着ユニット24とを備えている。
装置本体22は、略ボックス形状を有している。装置本体22は、開口部25と、フロントカバー26と、給紙トレイ27と、排紙トレイ28とを有している。
開口部25は、装置本体22の前端部に配置されている。開口部25は、プロセスカートリッジ1の通過を許容するように、装置本体22の内外を前後方向に連通している。
フロントカバー26は、装置本体22の前端部に配置されている。フロントカバー26は、略板形状を有している。フロントカバー26は、上下方向に延び、その下端部を支点として装置本体22の前壁に揺動可能に支持されている。フロントカバー26は、開口部25を開放または閉鎖するように構成されている。
給紙トレイ27は、装置本体22の底部に配置されている。給紙トレイ27は、用紙Pを収容するように構成されている。
排紙トレイ28は、装置本体22の上壁に配置されている。排紙トレイ28は、用紙Pが載置されるように、装置本体22の上面から下方へ凹んでいる。
プロセスカートリッジ1は、装置本体22の上下方向略中央に収容されている。プロセスカートリッジ1は、開口部25を介して装置本体22に対して装着または離脱するように構成されている。
スキャナユニット23は、プロセスカートリッジ1の上方に配置されている。スキャナユニット23は、感光ドラム4に向けて画像データに基づくレーザービームを出射するように構成されている。
定着ユニット24は、プロセスカートリッジ1の後方に配置されている。定着ユニット24は、加熱ローラ29と、加熱ローラ29の後下端部に圧接される加圧ローラ30とを備えている。
画像形成装置21が画像形成動作を開始すると、スコロトロン型帯電器5は、感光ドラム4の表面を一様に帯電する。スキャナユニット23は、感光ドラム4の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム4の表面に形成される。
また、アジテータ11は、トナー収容部10内のトナーを撹拌して、供給ローラ8に供給する。供給ローラ8は、アジテータ11によって供給されたトナーを現像ローラ7に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ7と供給ローラ8との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ7に担持される。層厚規制ブレード9は、現像ローラ7に担持されたトナーの層厚を一定厚さに規制する。
そして、現像ローラ7に担持されたトナーは、感光ドラム4表面の静電潜像に供給される。これにより、トナー像が、感光ドラム4の表面に担持される。
記録媒体の一例としての用紙Pは、給紙トレイ27から、各種ローラの回転により、ローラの一例としてのレジストローラ20と、後述するバックアップローラ48との間に供給され、レジストローラ20の駆動、および、バックアップローラ48の従動により、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム4と転写ローラ6との間に給紙される。感光ドラム4表面のトナー像は、用紙Pが感光ドラム4と転写ローラ6との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
その後、用紙Pは、加熱ローラ29と加圧ローラ30との間を通過するときに加熱および加圧される。これにより、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、排紙トレイ28に排紙される。
3.ドラムカートリッジの詳細
ドラムカートリッジ2は、図3に示すように、筐体の一例としてのドラムフレーム49と、搬送ローラの一例としてのバックアップローラ48とを備えている。
ドラムフレーム49は、平面視略矩形の有底枠形状を有している。ドラムフレーム49の後端部は、第1端部の一例である。ドラムフレーム49の前端部は、第2端部の一例である。ドラムフレーム49は、1対の側壁31と、連結壁の一例としての下壁32と、後壁34と、前壁33と、上壁35とを備えている。
1対の側壁31のそれぞれは、ドラムフレーム49の左右方向両端部のそれぞれに配置されている。1対の側壁31のそれぞれは、前後方向に延びる側面視略矩形の板形状を有している。第2側壁の一例としての左方の側壁31Lは、カップリング受入部36と、左カラー受入部37とを有している。第1側壁の一例としての右方の側壁31Rは、電極受入部39と、右カラー受入部40とを有している。右方の側壁31Rの下端部は、連結部の一例である。右方の側壁31Rの上端部は、縁部の一例である。
カップリング受入部36は、左方の側壁31Lの前後方向略中央に配置されている。カップリング受入部36は、左方の側壁31Lの上端部から下方へ凹み、上端部が解放された側面視略U字形状を有している。
左カラー受入部37は、カップリング受入部36の後下端部に配置されている。左カラー受入部37は、後方へ凹み、前端部が解放された側面視略U字形状を有している。
電極受入部39は、右方の側壁31Rの前後方向略中央に配置されている。電極受入部39は、右方の側壁31Rの上端部から下方へ凹み、上端部が解放された側面視略U字形状を有している。電極受入部39は、対向壁38を有している。
対向壁38は、電極受入部39の後壁を構成する。対向壁38は、電極受入部39の下端縁の後端部に連続して上方へ向かって階段状に延びている。対向壁38は、第1壁部の一例としての第1対向壁43と、第2壁部の一例としての第2対向壁44とを有している。
第1対向壁43は、対向壁38の下方半分を構成する。第1対向壁43は、電極受入部39の下端縁の後端部に連続して上方へ向かって延び、前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。第1対向壁43は、第1段差部43Aと、第1縁部43Bと、第2段差部43Cとを有している。
第1段差部43Aは、第1対向壁43の下端部の後端部である。第1段差部43Aは、電極受入部39の下端縁の後端部から上方へ向かって延びている。
第1縁部43Bは、第1対向壁43の上下方向中央に配置されている。第1縁部43Bは、第1段差部43Aの上端縁から前方へ向かって延びている。
第2段差部43Cは、第1対向壁43の上端部の後端部である。第2段差部43Cは、第1縁部43Bの上端縁から上方へ向かって延びている。
第2対向壁44は、対向壁38の下方半分を構成する。第2対向壁44は、第1対向壁43の後端部に連続して上方へ延び、前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。第2対向壁44の前端部44Aは、後方へ向かうにつれて上方へ傾斜している。すなわち、第2対向壁44の前端部44Aは、第1傾斜部の一例である。第2対向壁44は、第2縁部44Bと、第3段差部44Cと、鍔部の一例としての鍔部45を有している。
第2縁部44Bは、第2対向壁44の下側半分の後端部である。第2縁部44Bは、第2段差部43Cの上端縁から前上方へ向かって延びている。
第3段差部44Cは、第2対向壁44の上側半分の後端部である。第3段差部44Cは、第2縁部44Bの上端縁から上方へ向かって延びている。
鍔部45は、第2対向壁44の上端縁から右方へ突出し、前後方向に延びる略平板形状を有している。鍔部45は、第2傾斜部の一例としての傾斜部46を有している。
傾斜部46は、鍔部45の前端部に配置されている。傾斜部46の前面46Aは、後方へ向かうにつれて右方へ傾斜している。
右カラー受入部40は、電極受入部39の後下端部に配置されている。右カラー受入部40は、後方へ凹み、前端部が解放された側面視略U字形状を有している。
下壁32は、1対の側壁31の下端部間に架設され、前後方向に延びている。下壁32の左右方向両端部は、1対の側壁31のそれぞれの下端部に連続している。下壁32は、平面視略矩形の板形状を有している。
後壁34は、下壁32の後端部から上方へ突出し、左右方向に延びる板形状を有している。
前壁33は、下壁32の前端部から連続して上方へ延びている。前壁33は、正面視略矩形の板形状を有している。前壁33の左右両端部は、1対の側壁31の前端部に連続している。前壁33は、把持部50を有している。
把持部50は、前壁33の左右方向略中央に配置されている。把持部50は、平面視略矩形の平板形状を有している。把持部50は、前壁33の上端部から前方へ延びている。
上壁35は、感光ドラム4を覆うように、ドラムフレーム49の後端部の上方に配置されている。上壁35は、スコロトロン型帯電器5を支持している。
なお、ドラムフレーム49において、上壁35、1対の側壁31、および、下壁32の後端部によって構成される略ボックス形状の部分が、感光ドラム4を支持するドラム支持部41である。感光ドラム4は、その左右方向両端部において、感光ドラム4をアースするためのシャフトの一例としてのドラムシャフト47を有している。
ドラムシャフト47は、ドラム支持部41において、1対の側壁31よりも左右方向外方へ突出している。ドラムシャフト47は、金属からなり、左右方向に延びる略円柱形状を有している。
また、上壁35よりも前方において、上壁35の前端部、1対の側壁31および前壁33によって画定される部分が、現像カートリッジ3が装着されるカートリッジ装着部の一例としての現像カートリッジ装着部42である。
バックアップローラ48は、ドラムフレーム49の下端部の前後方向略中央に回転可能に支持されている。バックアップローラ48は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。バックアップローラ48は、図1に示すように、プロセスカートリッジ1が装置本体22内に装着された状態で、装置本体22のレジストローラ20の上端部に接触する。
4.現像カートリッジの詳細
現像カートリッジ3は、図4に示すように、現像フレーム51と、駆動部52と、給電部53とを備えている。
(1)現像フレーム
現像フレーム51は、図4および図5に示すように、後端部が解放された側面視略矩形のボックス形状を有している。現像フレーム51は、上記した現像ローラ7、供給ローラ8および層厚規制ブレード9を支持し、上記したトナー収容部10を有している。現像フレーム51は、第1フレームの一例としてのベースフレーム54と、第2フレームの一例としてのカバーフレーム55とを備えている。
(1−1)ベースフレーム
ベースフレーム54は、1対の側壁56と、下壁57と、前壁58とを備えている。
1対の側壁56のそれぞれは、現像フレーム51の左右両端部のそれぞれに配置されている。1対の側壁56のそれぞれのそれぞれは、前後方向に延びる側面視略矩形の略板状を有している。1対の側壁56のそれぞれは、現像ローラ軸挿通溝61と、供給ローラ軸挿通穴62と、ブレード支持部63と、接合部の一例としての鍔部59と、位置決めボス64とを備えている。また、右方の側壁56は、第1突出壁66と、被覆部の一例としての第2突出壁67と、補強リブ68とを一体に有している。
現像ローラ軸挿通溝61は、側壁56の後端部の上下方向略中央部分に配置されている。現像ローラ軸挿通溝61は、側壁56の後端縁から前方に向かって凹み、後端部が開放される側面視略C字形状を有している。現像ローラ軸挿通溝61の内径は、現像ローラ軸7Aの外径よりも長い。
供給ローラ軸挿通穴62は、現像ローラ軸挿通溝61の前下方に配置されている。供給ローラ軸挿通穴62は、側面視略矩形状を有し、側壁56を左右方向に貫通している。供給ローラ軸挿通穴62の内寸は、供給ローラ軸8Aの外径よりも長い。
ブレード支持部63は、側壁56の後上端部から上方に向かって突出し、前後方向に延びる略角柱形状を有している。層厚規制ブレード9の左右方向端部は、ブレード支持部63の前端部にねじ止めされている。
鍔部59は、ブレード支持部63の前方に配置されている。鍔部59は、側壁56の上端縁から左右方向外方へ突出し、前後方向に延びる略板形状を有している。鍔部59の後端部は、ブレード支持部63の前端部に連続している。
位置決めボス64は、ブレード支持部63の前方に配置されている。位置決めボス64は、鍔部59の上面から上方に向かって突出する略円柱形状を有している。
第1突出壁66は、右方の側壁56の後端部の右端縁から上方に向かって突出している。第1突出壁66は、鍔部59およびブレード支持部63の右端縁に沿って前後方向に延びる平面視略クランク形状を有している。第1突出壁66の上端縁は、上下方向において、ブレード支持部63の上端縁と略同じ位置に配置されている。第1突出壁66は、後方部分66Aと、屈曲部分66Bと、前方部分66Cとを備えている。
後方部分66Aは、第1突出壁66の後方半分を構成し、ブレード支持部63の右方に配置されている。後方部分66Aは、前後方向に延びる略板形状を有している。
屈曲部分66Bは、第1突出壁66の前後方向略中央部分に配置されている。屈曲部分66Bは、後方部分66Aの前端縁から右方に向かって延びる略板形状を有している。
前方部分66Cは、第1突出壁66の前方半分を構成し、位置決めボス64の右方に配置されている。前方部分66Cは、屈曲部分66Bの右端縁から前方に向かって延びる略板形状を有している。前方部分66Cは、その下端部において鍔部59の後端部の右端縁に連続している。
第2突出壁67は、第1突出壁66の前端縁から右方へ突出し、上下方向に延びる正面視略矩形の板形状を有している。第2突出壁67の上端縁は、上下方向において、第1突出壁66の上端縁と略同じ位置に配置されている。
補強リブ68は、第2突出壁67の前方に配置されている。補強リブ68は、接続部の一例としての第1リブ69と、複数、具体的には2つの第2リブ70とを備えている。
第1リブ69は、鍔部59の前後方向略中央部分の右端縁から右方へ突出し、前後方向に延びる略板形状を有している。第1リブ69の後端部は、第2突出壁67の前面に連続している。第1リブ69の前面69Aは、鍔部59の右端縁から連続して前方から後方に向かうにつれて右方に傾斜している。第1リブ69の前面69Aは、第3傾斜部の一例である。
複数の第2リブ70のそれぞれは、左右方向に互いに間隔を空けて並列配置されている。左方の第2リブ70は、第2突出壁67の前面の左端縁から前方に向かって突出し、上下方向に延びる略板形状を有している。左方の第2リブ70の下端部は、第1リブ69の左端縁の上面に連続している。右方の第2リブ70は、第2突出壁67の前面の前後方向略中央から前方に向かって突出し、上下方向に延びる略板形状を有している。右方の第2リブ70の下端部は、第1リブ69の左右方向略中央の上面に連続している。第2リブ70の前面70Aは、前方から後方に向かうにつれて上方に傾斜し、第2突出壁67の上端縁に連続している。
下壁57は、前後方向および左右方向に延びる略平板形状を有している。下壁57の左右両端部は、1対の側壁56の下端部に連続している。
前壁58は、上下方向および左右方向に延びる略平板形状を有している。前壁58の下端部は、下壁57の前端部に連続している。前壁58の左右両端部のそれぞれは、1対の側壁56のそれぞれの前端部に連続している。
(1−2)カバーフレーム
カバーフレーム55は、膨出部71と、接合部の一例としての鍔部72とを有している。
膨出部71は、カバーフレーム55の平面視略中央部分に配置されている。膨出部71は、上方に向かって膨出する平面視略矩形状を有している。
鍔部72は、膨出部71を囲むように、カバーフレーム55の周縁部に配置されている。鍔部72は、膨出部71の下端部から左右方向外方および前方に突出し、カバーフレーム55の周方向に延びる略板形状を有している。鍔部72の左右方向両端部は、ベースフレーム54の1対の側壁56のそれぞれの鍔部59に接合されている。鍔部72の前端部は、ベースフレーム54の前壁58の上端部に接合されている。鍔部72は、1対の位置決め穴73を備えている。
1対の位置決め穴73のぞれぞれは、左右の鍔部72のそれぞれの後端部に配置されている。1対の位置決め穴73のそれぞれは、平面視略円形状を有し、鍔部72を上下方向に貫通している。1対の位置決め穴73のそれぞれは、ベースフレーム54の1対の側壁56のそれぞれの位置決めボス64を受け入れている。
(2)駆動部
駆動部52は、現像フレーム51の左端部に支持されている。駆動部52は、装置本体22からの駆動力を受けるように構成されている。また、駆動部52は、その内部において、装置本体22からの駆動力を現像ローラ7、供給ローラ8およびアジテータ11に伝達する図示しないギア列を有している。
(3)給電部
給電部53は、現像フレーム51の右端部の後端部に支持されている。給電部53は、供給電極81と、軸受部材82と、現像電極83とを備えている。
供給電極81は、導電性の樹脂材料からなり、前上方と後下方とを結ぶ方向に延びる略杆形状を有している。供給電極81は、供給接触部84と、供給挿通部86とを有している。
供給接触部84は、供給電極81の前上端部に配置されている。供給接触部84は、左右方向に延び、右端部が閉鎖された略角筒形状を有している。供給接触部84は、第1突出壁66の前方部分66Cの右方、かつ、第2突出壁67の後方に配置されている。供給接触部84の右面は、左右方向において、第2突出壁67の右端縁とほぼ同じ位置に配置されている。供給接触部84の上面は、上下方向において、第1突出壁66の上端縁、および、第2突出壁67の上端縁とほぼ同じ位置に配置されている。
供給挿通部86は、供給電極81の後下端部に配置されている。供給挿通部86は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。供給挿通部86は、供給ローラ軸8Aの径方向外方から供給ローラ軸8Aに嵌まっている。
軸受部材82は、絶縁性の樹脂材料からなり、側面視略矩形の平板形状を有している。軸受部材82は、保護部89と、軸受部88とを有している。
保護部89は、軸受部材82の前上端部に配置されている。保護部89は、左右方向に延び、右端部が閉鎖された側面視略L字の筒形状を有している。保護部89は、供給接触部84の後方および下方に配置されている。保護部89の右面は、左右方向において、供給接触部84の右面とほぼ同じ位置に配置されている。
軸受部88は、保護部89の後下方に配置されている。軸受部88は、側面視略矩形の略板状を有している。軸受部88は、その後端部において現像ローラ軸7Aを軸受し、その下端部において供給ローラ軸8Aを軸受している。
現像電極83は、導電性の樹脂材料からなり、前後方向に延びる略角柱形状を有している。現像電極83は、現像接触部92と、現像被覆部93とを有している。
現像接触部92は、現像電極83の前半分に配置されている。現像接触部92は、左右方向に延び、右端部が閉鎖された略角柱形状を有している。現像接触部92は、保護部89の後下方において、供給接触部84よりも下方に配置されている。
現像被覆部93は、現像電極83の後半分に配置されている。現像被覆部93は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。現像被覆部93は、現像ローラ軸7Aの右端部に嵌まっている。
4.ドラムカートリッジに対する現像カートリッジの装着状態
現像カートリッジ3は、図6および図7に示すように、ドラムカートリッジ2の現像カートリッジ装着部42内に装着されている。
このとき、現像カートリッジ3の給電部53は、ドラムカートリッジ2の電極受入部39内に嵌まっている。
詳しくは、現像電極83の現像被覆部93は、電極受入部39の右カラー受入部40内に嵌まっている。現像電極83の現像接触部92は、電極受入部39の第1対向壁43の後方に向かい合っている。より詳しくは、現像接触部92は、第1段差部43A、第1縁部43Bおよび第2段差部43Cの後方に向かい合っている。
また、現像電極83および供給電極81の右面は、ドラムシャフト47およびバックアップローラ48の右端縁よりも左方、かつ、第2対向壁44の鍔部45の右端縁よりも右方に配置されている。
また、現像カートリッジ3の第2突出壁67および補強リブ68は、電極受入部39の第2対向壁44の後方に向かい合っている。より詳しくは、第2突出壁67および補強リブ68は、第2縁部44Bおよび第3段差部44Cの後方に向かい合っている。
第2突出壁67の右端縁は、第2対向壁44の鍔部45の右端縁よりも右方に配置されている。また、第2対向壁44の上端縁は、現像カートリッジ3のベースフレーム54の鍔部59、および、カバーフレーム55の鍔部72よりも上方に配置されている。また、第2対向壁44の上端縁は、上下方向において、第2突出壁67の上端部とほぼ同じ位置に配置されている。
5.装置本体に対するプロセスカートリッジの着脱
装置本体22に現像カートリッジ3を装着するには、作業者は、プロセスカートリッジ1を装置本体22に装着する。
プロセスカートリッジ1を装置本体22に装着するには、作業者は、フロントカバー26を開放して、プロセスカートリッジ1を後端部から装置本体22内に挿入し、後方へ押し込む。
装置本体22に対するプロセスカートリッジ1の装着が完了すると、図6および図7に仮想線で示すように、装置本体22内の第1本体電極101が、供給電極81の供給接触部84の右面の中央に右方から接触する。すなわち、第2対向壁44の上端縁は、供給接触部84と第1本体電極101との接点よりも上方に位置している。また、装置本体22内の第2本体電極102が、現像電極83の現像接触部92の右面の中央に右方から接触する。
そして、上記した画像形成動作が実施されると、第1本体電極101から供給接触部84に電力が供給され、第2本体電極102から現像接触部92に電力が供給される。
供給接触部84に供給された電力は、供給挿通部86を介して供給ローラ軸8Aに供給される。また、現像接触部92に供給された電力は、現像被覆部93を介して現像ローラ軸7Aに供給される。
また、プロセスカートリッジ1を装置本体22から離脱するには、作業者は、フロントカバー26を開放して、上記した装着動作と反対に、プロセスカートリッジ1を前方へ引き抜く。
ここで、図6に仮想線で示すように、装置本体22内の構成100が、プロセスカートリッジ1の右端部に干渉する場合がある。
この場合、装置本体22内の構成100は、プロセスカートリッジ1の離脱方向の上流、すなわち前方から、ドラムカートリッジ2の鍔部45、または、現像カートリッジ3の補強リブ68に当接する。
すると、プロセスカートリッジ1は、装置本体22内の構成100からの反力により、わずかに左方へ移動しながら、装置本体22内の構成100の左方を通過する。
これにより、プロセスカートリッジ1の離脱動作において、装置本体22内の構成100が供給接触部84および現像接触部92に当接することを抑制される。
5.作用効果
(1)このプロセスカートリッジ1およびドラムカートリッジ2によれば、図6および図7に示すように、ドラムカートリッジ2の右方の側壁31Rは、現像電極83の前方に対向する第1対向壁43と、供給電極81の前方に対向する第2対向壁44とを有している。
そのため、第1対向壁43によって、現像電極83を前方から保護することができる。また、第2対向壁44によって、供給電極81を前方から保護することができる。
これにより、装置本体22からプロセスカートリッジ1を前方へ離脱するときに、第1対向壁43によって、装置本体22内の構成100が前方から現像電極83に当接することを防止することができる。また、第2対向壁44によって、装置本体22内の構成100が前方から供給電極81に当接することを防止することができる。
その結果、装置本体22からプロセスカートリッジ1を離脱するときに、現像電極83および供給電極81が傷付くことを抑制できる。
(2)このプロセスカートリッジ1およびドラムカートリッジ2によれば、図6および図7に示すように、供給接触部84は、第2対向壁44の後方に対向し、現像接触部92は、第1対向壁43の後方に対向している。
そのため、供給電極81のうち、装置本体22の第1本体電極101に接触する供給接触部84を確実に保護することができる。
また、現像電極83のうち、装置本体22の第2本体電極102に接触する現像接触部92を確実に保護することができる。
(3)このプロセスカートリッジ1およびドラムカートリッジ2によれば、図7に示すように、供給接触部84が現像接触部92よりも上方に配置されており、現像接触部92と現像接触部92とが上下方向において異なる位置に配置されている場合において、現像接触部92および現像接触部92が傷付くことを抑制することができる。
(4)このプロセスカートリッジ1およびドラムカートリッジ2によれば、図7に示すように、第2対向壁44の上端縁は、供給接触部84と第1本体電極101との接点よりも上方に位置している。
そのため、供給接触部84のうち、装置本体22の第1本体電極101に接触する部分を確実に保護することができる。
(5)このプロセスカートリッジ1およびドラムカートリッジ2によれば、図6に示すように、第2対向壁44は、その上端縁から右方に突出し、前後方向に延びる鍔部45を有している。
そのため、左右方向における鍔部45の突出長さの分、左右方向において、供給接触部84をより確実に保護することができる。
(6)このプロセスカートリッジ1およびドラムカートリッジ2によれば、図7に示すように、第2対向壁44の前端部44Aは、その前端部において、後方に向かうにつれて上方へ傾斜している。
そのため、装置本体22内の構成100が第2対向壁44に接触するときに、その構成100を上方に案内して、プロセスカートリッジ1を装置本体22から円滑に離脱することができる。
(7)このプロセスカートリッジ1およびドラムカートリッジ2によれば、図6に示すように、鍔部45は、後方に向かうにつれて右方へ傾斜する傾斜部46を有している。
そのため、装置本体22内の構成100が鍔部45に接触するときに、その構成100を右方に案内して、プロセスカートリッジ1を装置本体22から円滑に離脱することができる。
(8)このプロセスカートリッジ1およびドラムカートリッジ2によれば、図7に示すように、第2対向壁44の上端部は、現像カートリッジ3のベースフレーム54の鍔部59、および、カバーフレーム55の鍔部72よりも上方に配置されている。
そのため、第2対向壁44によって、現像カートリッジ3の右端部を確実に保護することができる。
(9)このプロセスカートリッジ1およびドラムカートリッジ2によれば、図6に示すように、現像カートリッジ3は、後方へ向かうにつれて右方に傾斜する第1リブ69を有している。
そのため、装置本体22内の構成100が第1リブ69に接触するときに、その構成100を右方に案内して、プロセスカートリッジ1を装置本体22に対して円滑に着脱することができる。
(10)このプロセスカートリッジ1およびドラムカートリッジ2によれば、図6および図7に示すように、第2対向壁44の上端部は、現像カートリッジ3の第2突出壁67および補強リブ68に対して前方に配置されている。
そのため、第2対向壁44と、第2突出壁67および補強リブ68とによって、供給接触部84を前方からより確実に保護することができる。
(11)このプロセスカートリッジ1およびドラムカートリッジ2によれば、図6に示すように、現像接触部92と供給接触部84とは、ドラムシャフト47の右端部よりも左方に配置されている。
そのため、現像接触部92および供給接触部84がドラムシャフト47の右端部よりも右方へ突出している場合と比べて、装置本体22内の構成100が現像接触部92および供給接触部84に右方から当接することを抑制できる。
その結果、装置本体22に対する着脱時に、現像接触部92および供給接触部84が傷付くことを抑制することができる。
(12)このプロセスカートリッジ1およびドラムカートリッジ2によれば、図6に示すように、現像接触部92と供給接触部84とは、バックアップローラ48の右端部よりも左方に配置されている。
そのため、現像接触部92および供給接触部84がバックアップローラ48の右端部よりも右方へ突出している場合と比べて、装置本体22内の構成100が現像接触部92および供給接触部84に右方から当接することを抑制できる。
その結果、装置本体22に対する着脱時に、現像接触部92および供給接触部84が傷付くことを抑制することができる。
6.変形例
(1)上記した実施形態では、現像カートリッジ3にトナー収容部10を一体的に設けているが、トナー収容部10を現像カートリッジ3から分離可能に設けることもできる。
(2)上記した実施形態では、現像電極83に現像接触部92と現像被覆部93とを一体的に設けているが、現像接触部92と現像被覆部93とを個別に設けて、金属からなる接続部材で現像接触部92と現像被覆部93とを電気的に接続することもできる。
(3)上記した実施形態では、供給電極81に供給接触部84と供給挿通部86とを一体的に設けているが、供給接触部84と供給挿通部86とを個別に設けて、金属からなる接続部材で供給接触部84と供給挿通部86とを電気的に接続することもできる。
1 プロセスカートリッジ
2 ドラムカートリッジ
3 現像カートリッジ
4 感光ドラム
7 現像ローラ
8 供給ローラ
20 レジストローラ
22 装置本体
31L 側壁
31R 側壁
32 下壁
43 第1対向壁
44 第2対向壁
44A 前端部
45 鍔部
46 傾斜部
47 ドラムシャフト
48 バックアップローラ
49 ドラムフレーム
50 把持部
54 ベースフレーム
55 カバーフレーム
59 鍔部
67 第2突出壁
69 第1リブ
69A 前面
72 鍔部
81 供給電極
83 現像電極
84 供給接触部
92 現像接触部
101 第1本体電極
102 第2本体電極
A 回転軸線
P 用紙

Claims (13)

  1. 第1方向に延びる回転軸線について回転するように構成される現像ローラと、前記現像ローラに現像剤を供給するように構成される供給ローラと、前記現像ローラに電気的に接続される現像電極と、前記供給ローラに電気的に接続される供給電極とを備える現像カートリッジと、
    前記第1方向と直交する第1側壁および第2側壁と、前記第1側壁と前記第2側壁とを連結する連結壁とを有する筐体と、感光体とを有し、前記現像カートリッジを離脱可能に収容する感光体カートリッジと、を備え、
    前記第1側壁は、
    前記第1方向と直交する第2方向において、前記現像電極と対向する第1壁部と、
    前記第2方向において、前記供給電極と対向する第2壁部とを有することを特徴するプロセスカートリッジ。
  2. 前記供給電極は、画像形成装置本体の第1本体電極と前記第1方向において接触するように構成される供給接触部を有し、
    前記現像電極は、前記画像形成装置本体の第2本体電極と前記第1方向において接触するように構成される現像接触部を有し、
    前記供給接触部は、前記第2方向において前記第2壁部と対向し、
    前記現像接触部は、前記第2方向において前記第1壁部と対向することを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記第1側壁は、
    前記連結壁と連結する連結部と、
    前記第1方向と前記第2方向との両方向に直交する第3方向において前記連結部とは反対側の縁部とを有し、
    前記連結部から前記縁部へ向かう方向において、前記供給接触部は、前記現像接触部よりも下流側にあることを特徴とする請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記連結部から前記縁部へ向かう方向において、前記縁部は、前記供給接触部と前記第1本体電極との接点よりも下流側に位置していることを特徴とする、請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記縁部は、前記第1方向において外方に突出し前記第2方向に延びる鍔部を有することを特徴とする、請求項3または4のいずれか一項に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記筐体は、
    前記感光体が配置される第1端部と、
    把持部が配置され前記第2方向において前記第1端部とは反対側の第2端部とを有し、
    前記第2壁部の前記縁部は、前記第2端部から前記第1端部に向かうにつれて前記連結壁から離れるように傾斜する第1傾斜部を有することを特徴とする請求項5に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記鍔部は、前記第2端部から前記第1端部に向かうにつれて前記第1方向外方へ傾斜する第2傾斜部を有することを特徴とする、請求項6に記載のプロセスカートリッジ。
  8. 前記現像カートリッジは、第1フレームと、前記第3方向において前記第1フレームと接合する第2フレームと、を有し、
    前記連結部から前記縁部に向かう方向において、前記縁部は、前記第1フレームと前記第2フレームとの接合部よりも下流側に配置されることを特徴とする、請求項6または7に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 前記第1フレームは、前記現像ローラを支持し、
    前記第1フレームは、
    前記第2方向において前記供給接触部を被覆する被覆部と、
    前記第1フレームの接合部と前記被覆部とを接続する接続部と、を有し、
    前記接続部は、前記第2端部から前記第1端部に向かうにつれて前記第1方向外方に傾斜する第3傾斜部を有することを特徴とする、請求項8に記載のプロセスカートリッジ。
  10. 前記第2壁部の縁部は、前記第2端部から前記第1端部に向かう方向において、前記被覆部と前記接続部とに対して上流側に配置されていることを特徴とする請求項9に記載のプロセスカートリッジ。
  11. 前記感光体は、前記第1方向に沿って延びるシャフトを有し、
    前記現像接触部と前記供給接触部とは、前記シャフトの端部よりも内方に配置されていることを特徴とする、請求項2〜10のいずれか一項に記載のプロセスカートリッジ。
  12. 前記感光体カートリッジは、前記画像形成装置本体内のローラにとともに記録媒体を搬送する搬送ローラであって、前記第1方向に沿って延びる搬送ローラを有し、
    前記現像接触部と前記供給接触部とは、前記搬送ローラの端部よりも内方に配置されていることを特徴とする、請求項2〜11のいずれか一項に記載のプロセスカートリッジ。
  13. 第1方向に延びる回転軸線について回転するように構成される現像ローラと、前記現像ローラに現像剤を供給するように構成される供給ローラと、前記現像ローラに電気的に接続される現像電極と、前記供給ローラに電気的に接続される供給電極とを備える現像カートリッジが装着可能な感光体カートリッジであって、
    前記第1方向に沿う回転軸線について回転するように構成される感光体と、
    前記第1方向と直交する第1側壁および第2側壁と、前記第1側壁と前記第2側壁とを連結する連結壁とを有する筐体と、を備え、
    前記第1側壁は、
    前記第1方向と直交する第2方向において、前記現像電極と対向する第1壁部と、
    前記第2方向において、前記供給電極と対向する第2壁部とを有することを特徴する感光体カートリッジ。
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