JP2017076054A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナーカートリッジと現像器との間のトナー漏れを抑制することのできる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】
フレーム40と、フレーム40に支持された感光ドラム17と、フレーム40に支持された回動軸77を支点として回動可能な現像器24であって、トナー受入口73を有し、感光ドラム17と接触するように構成される現像ローラ25を備える現像器24と、トナー供給口97を有するトナーカートリッジ15と、トナー受入口73の周囲を覆うとともにトナー供給口97の周囲を覆い、トナー受入口73とトナー供給口97とを連通する連通口80を有するシール部材63とを備え、現像器24は、トナーカートリッジ15に近づくように回動するときに、シール部材63の後端部63Aと、連通口80を挟んで後端部63Aと反対側に配置されたシール部材63の前端部63Bとを圧縮する。
【選択図】図7

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、感光体ドラムと、現像ローラを有する現像装置と、トナーが収容されるトナーカートリッジとを備える画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置として、トナーカートリッジの供給口と、現像装置の被供給口とを向かい合わせて、トナーカートリッジ内のトナーを現像装置に供給する画像形成装置が知られている。
そして、この画像形成装置では、感光体ドラムに対して現像装置を揺動させている。
なお、このような画像形成装置において、トナーカートリッジのトナー容量が多い場合には、トナーカートリッジを現像装置とともに揺動させるのは困難であるために、現像装置が、感光体ドラムに対してだけでなく、トナーカートリッジに対しても、揺動する構成が知られている。
そして、供給口の周囲に、弾性部材からなるシール部材を配置し、トナーカートリッジと現像装置との当接状態を保ち、トナーカートリッジの供給口と、現像装置の被供給口との間からのトナーの飛散を防止する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−151280号公報
しかるに、上記した特許文献1に記載の画像形成装置では、現像装置がトナーカートリッジに近づくように揺動すると、シール部材において、現像装置がトナーカートリッジに対して近づくことにより圧縮される部分と、現像装置がトナーカートリッジから離れることにより圧縮が解除される部分とが生じる。
そのため、シール部材が圧縮される部分は、シール部材がトナーカートリッジと確実に当接することでトナー漏れを抑制することができるものの、シール部材の圧縮が解除される部分については、シール部材がトナーカートリッジから離間し、隙間を生じる場合があり、トナー漏れの原因となる。
そこで、本発明の目的は、トナーカートリッジと現像器との間のトナー漏れを抑制することのできる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、フレームと、フレームに支持された感光ドラムと、フレームに支持された回動軸を支点として回動可能な現像器であって、トナー受入口を有し、感光ドラムと接触するように構成される現像ローラを備える現像器と、トナー受入口に向かい合うトナー供給口を有するトナーカートリッジと、トナー受入口の周囲およびトナー供給口の周囲を覆うシール部材であって、変形可能なシール部材であって、トナーカートリッジが装着されたときにトナー受入口とトナー供給口とを連通する連通口を有するシール部材であって、第1端部と、連通口を挟んで第1端部と反対側に配置された第2端部と、を有するシール部材と、を備え、現像器は、トナーカートリッジに近づくように回動するときに、シール部材の第1端部と、シール部材の第2端部とを圧縮する。
本発明の画像形成装置によれば、トナーカートリッジと現像器との間のトナー漏れを抑制することができる。
図1は、本発明の画像形成装置の第1実施形態を示す中央断面図である。 図2Aは、図1に示すドラムカートリッジの中央断面図である。図2Bは、図2Aに示すドラムカートリッジの側面図である。 図3は、図2Aに示すドラムカートリッジの平面図である。 図4Aは、図1に示すトナーカートリッジの中央断面図であって、円筒部が起立位置に位置し、シャッタが開放位置に位置した状態を示す。図4Bは、図1に示すトナーカートリッジの中央断面図であって、円筒部が傾倒位置に位置し、シャッタが閉鎖位置に位置した状態を示す。 図5は、図4Bに示すトナーカートリッジの平面図である。 図6は、図4Bに示すトナーカートリッジのA−A線における断面図である。 図7Aは、図1に示すプロセスカートリッジであって、現像ローラが感光ドラムに接触した状態を示す。図7Bは、図1に示すプロセスカートリッジであって、現像ローラが感光ドラムから離間した状態を示す。 図8は、図7Aに示すプロセスカートリッジにおいて、円筒部が傾倒位置に位置し、シャッタが閉鎖位置に位置した状態を示す。 図9は、ドラムカートリッジに対するトナーカートリッジの着脱を説明する説明図である。 図10は、画像形成装置に対するプロセスカートリッジの着脱を説明する説明図である。 図11Aは、本発明の画像形成装置の第2実施形態におけるドラムカートリッジの中央断面図である。図11Bは、本発明の画像形成装置の第2実施形態におけるプロセスカートリッジの中央断面図である。 図12は、本発明の画像形成装置の第3実施形態におけるドラムカートリッジの中央断面図である。 図13は、本発明の画像形成装置の第3実施形態におけるトナーカートリッジであって、図6に示すトナーカートリッジに対応する断面図である。 図14Aは、第1実施形態の変形例におけるドラムカートリッジの中央断面図である。図14Bは、第2実施形態の変形例におけるドラムカートリッジの中央断面図である。
以下、画像形成装置1について説明する。以下の説明において、方向に言及するときには、図中に示す方向矢印を基準とする。
1.プリンタの概略
図1に示すように、画像形成装置1は、電子写真方式のモノクロプリンタである。画像形成装置1は、開口部9を有する装置本体2と、プロセスカートリッジ3と、スキャナユニット7と、定着ユニット8と、読取部35とを備える。
装置本体2は、略ボックス形状を有する。装置本体2は、フロントカバー10と、給紙トレイ11と、排紙トレイ12とを備える。
開口部9は、装置本体2の前端部に位置する。開口部9は、装置本体2の内外を連通する。開口部9は、プロセスカートリッジ3の通過を許容する。
フロントカバー10は、装置本体2の前端部に位置する。フロントカバー10は、上下方向に延びる略板状を有する。フロントカバー10は、装置本体2の前端部に、フロントカバー10の下端部を支点として揺動可能に支持される。フロントカバー10は、開口部9を閉鎖する閉位置と、開口部9を開放する開位置(図9および図10参照)とに揺動可能である。
給紙トレイ11は、装置本体2の下端部に位置する。給紙トレイ11は、用紙Pを収容可能なトレイである。
排紙トレイ12は、装置本体2の上面の前後方向略中央に位置する。排紙トレイ12は、用紙Pが載置されるように、装置本体2の上面から下方へ凹む。
プロセスカートリッジ3は、装置本体2に対して着脱可能である。プロセスカートリッジ3は、装置本体2内の上下方向略中央に位置する。プロセスカートリッジ3は、給紙トレイ11の上方かつ排紙トレイ12の下方に位置する。プロセスカートリッジ3は、ドラムカートリッジ14と、トナーカートリッジ15とを備える。
ドラムカートリッジ14は、感光ドラム17と、転写ローラ18と、帯電ローラ19と、帯電ローラ19の表面に付着した残トナーや紙粉などの付着物を除去するように構成される帯電クリーニングローラ20と、感光ドラム17に付着した付着物を回収し、貯留するように構成されるドラムクリーニングユニット21と、現像器24とを備える。
感光ドラム17は、ドラムカートリッジ14の後端部に位置する。感光ドラム17は、左右方向に延びる略円筒形状を有する。
転写ローラ18は、感光ドラム17の下方に位置する。転写ローラ18は、感光ドラム17に接触する。
帯電ローラ19は、感光ドラム17の後上方に位置する。帯電ローラ19は、感光ドラム17に接触する。帯電ローラ19は、感光ドラム17の表面を帯電するように構成される。
現像器24は、感光ドラム17の前方に位置する。現像器24は、現像ローラ25と、供給ローラ26と、層厚規制ブレード27とを備える。
現像ローラ25は、現像器24の後端部に位置する。現像ローラ25は、感光ドラム17の前方の周面に接触する。現像ローラ25は、現像器24に回転可能に支持される。つまり、現像ローラ25と、感光ドラム17とは、前後方向に並んでいる。
供給ローラ26は、現像ローラ25の前下方に位置する。供給ローラ26は、現像ローラ25の前下方の表面に接触する。供給ローラ26は、現像器24に回転可能に支持される。
層厚規制ブレード27は、現像ローラ25の前上方に位置する。層厚規制ブレード27の下端部は、現像ローラ25の前方の表面に接触する。
トナーカートリッジ15は、ドラムカートリッジ14に着脱可能である。トナーカートリッジ15は、現像器24の前方に位置する。トナーカートリッジ15は、トナーを収容可能である。詳しくは後述するが、トナーカートリッジ15は、内部のトナーを現像器24に供給可能である。
スキャナユニット7は、プロセスカートリッジ3の上方に位置する。スキャナユニット7は、感光ドラム17に向けて画像データに基づくレーザービームLを出射可能である。
定着ユニット8は、プロセスカートリッジ3の後方に位置する。定着ユニット8は、加熱ローラ32と、加熱ローラ32と接触する加圧ローラ33とを備える。
読取部35は、装置本体2の上方に位置する。読取部35は、排紙トレイ12の上方に間隔を隔てて位置する。読取部35は、フラットベッドタイプのイメージスキャナである。読取部35は、原稿の画像情報を読み取るように構成される。
2.ドラムカートリッジ
ドラムカートリッジ14は、図2Aおよび図3に示すように、上記した感光ドラム17および現像器24を支持するフレーム40を備える。
(1)フレーム
フレーム40は、右方の側壁44Rと、左方の側壁44Lと、下壁46と、溝50を有する隔壁47と、トナー連通口54、右方の切欠き55R、および、左方の切欠き55Lを有する隔壁48とを備える。
側壁44Rは、ガイド部49と、感光ドラム17が挿入される穴58と、支持部59と、供給ローラ26の後述する突出部26CRを受け入れる穴60とを有する。
また、側壁44Lは、側壁44Rと同様に、ガイド部49と、穴58と、支持部59と、供給ローラ26の後述する突出部26CLを受け入れる穴60とを有する。
なお、ガイド部49については、側壁44Rで説明するものとし、穴58、支持部59、穴60については、側壁44Lで説明するものとする。
側壁44Rは、フレーム40の右端部に位置する。側壁44Rは、上下方向および前後方向に延びる。側壁44Rは、板形状を有する。
ガイド部49は、側壁44Rの前端部に位置する。ガイド部49は、側壁44Rの左右方向内面から、左右方向外方に向かって窪む。ガイド部49は、第1溝51と、第2溝52とを備える。
第1溝51は、図2Aに示すように、側壁44Rの前上端部から後下方に向かって延びる。第1溝51は、後下方に向かうにつれて、溝幅が小さくなる。第1溝51は、側面視略三角形状を有する。
第2溝52は、第1溝51の後下端部と連続する。第2溝52は、第1溝51の後下端部から、後方に向かって延びる。第2溝52は、係止部53を備える。
係止部53は、第2溝52の前後方向略中央に位置する。係止部53は、第2溝52の底面から上方に向かって突出する。係止部53は、板ばねである。
側壁44Lは、図2Bおよび図3に示すように、フレーム40の左端部に位置する。側壁44Lは、上下方向および前後方向に延びる。側壁44Lは、板形状を有する。
穴58は、左右方向から見て、ドラムクリーニングユニット21の前方に位置する。穴58は、側壁44Lを左右方向に貫通する。穴58は、側面視円形状を有する。
支持部59は、穴58の前上方に位置する。支持部59は、左右方向に延びる。支持部59は、円筒形状を有する。支持部59の左右方向外方端部は、側壁44Lの左右方向外面と略面一である。支持部59の左右方向内方端部は、側壁44Lの左右方向内面よりも、左右方向内方に位置する。
穴60は、穴58の前方、かつ、支持部59の前下方に位置する。穴60は、側壁44Lを左右方向に貫通する。穴60は、長穴形状を有する。穴60は、支持部59を中心とする略円弧形状を有する。
下壁46は、図2Aおよび図3に示すように、フレーム40の下端部に位置する。下壁46は、側壁44Rの下端部と側壁44Lの下端部との間に位置する。下壁46は、左右方向および前後方向に延びる。下壁46は、板形状を有する。下壁46は、2つのばね61を備える。
2つのばね61は、下壁46の前後方向略中央に位置する。2つのばね61は、現像器24の前方に位置する。2つのばね61は、左右方向に間隔を隔てて位置する。ばね61は、コイルばねである。ばね61の基端は、下壁46に固定される。ばね61の自由端は、上方に向かって延びる。
隔壁47は、左右方向から見て、側壁44Rおよび側壁44Lの第2溝52の後方に位置する。隔壁47は、現像器24と、第2溝52との間に位置する。隔壁47は、下壁46の前後方向略中央から、後上方に向かって延びる。隔壁47は、側壁44Rと側壁44Lとの間に位置する。隔壁47は、後方に向かうにつれて、上方に向かって湾曲する。隔壁47は、第2溝52の後端部を中心とする略円弧形状を有する。
溝50は、隔壁47の左右方向略中央に位置する。溝50は、隔壁47を前後方向に貫通する。溝50は、上下方向に延びる。溝50は、正面視略矩形状を有する。溝50は、隔壁47から連続して、下壁46の前端部まで延びる。
隔壁48は、隔壁47の後上方に位置する。隔壁47は、左右方向に延びる。隔壁48は、前方が開放された略半円筒形状を有する。隔壁48は、側壁44Rと側壁44Lとの間に位置する。隔壁48の前下端部は、隔壁47の上端部に接続される。隔壁48は、ロック部56を備える。
ロック部56は、隔壁48の径方向に内方に位置する。ロック部56は、左右方向に延びる。ロック部56は、前方が開放された半円筒形状を有する。ロック部56の外周面は、隔壁48の内周面に沿っている。ロック部56は、前方が開放されるように隔壁48の内方における後端部に位置し、隔壁48のトナー連通口54を閉鎖する第1位置(図2A参照)と、下方が開放されるように隔壁48の内方における上端部に位置し、トナーカートリッジ15の後述する搬送管94と係合し、隔壁48のトナー連通口54を開放する第2位置(図7A参照)とに、隔壁48の内周面に沿って移動可能である。
トナー連通口54は、隔壁48の左右方向略中央に位置する。トナー連通口54は、隔壁48の下方の周面を上下方向に貫通する。トナー連通口54は、平面視略矩形状を有する。
切欠き55Rは、隔壁48の上端部に位置する。切欠き55Rは、図3に示すように、上下方向から見て、溝50の右端部と重なる。切欠き55Rは、隔壁48の前上端部を上下方向に貫通する。切欠き55Rは、隔壁48の前上端部から、後方に向かって、略直線状に延びる。
切欠き55Lは、隔壁48の上端部に位置する。切欠き55Lは、上下方向から見て、溝50の左端部と重なる。切欠き55Lは、隔壁48の前上端部を上下方向に貫通する。切欠き55Lは、隔壁48の前上端部から、後方に向かって、略直線状に延びる。
また、詳しくは後述するが、トナーカートリッジ15は、フレーム40において、隔壁47よりも前方に装着される。このように、フレーム40において、隔壁47、下壁46の前方部分、側壁44Rおよび側壁44Lの前方部分によって画定される部分が、トナーカートリッジ装着部57である。
(2)感光ドラム
感光ドラム17は、図2Aおよび図3に示すように、ドラム本体17Aと、ドラム軸17Bとを備える。
ドラム本体17Aは、感光ドラム17の径方向において、感光ドラム17の外周部分に位置する。ドラム本体17Aは、左右方向に延びる。ドラム本体17Aは、左右方向両端部が閉鎖された円筒形状を有する。
ドラム軸17Bは、感光ドラム17の径方向において、感光ドラム17の中央に位置する。ドラム軸17Bは、左右方向に延びる。ドラム軸17Bは、円柱形状を有する。ドラム軸17Bの右端部は、図3に示すように、ドラム本体17Aの右端部よりも右方に突出する。ドラム軸17Bの右端部は、側壁44Rの穴58に挿通される。ドラム軸17Bの右端部は、側壁44Rよりも右方に突出する。ドラム軸17Bの左端部は、ドラム本体17Aの左端部よりも左方に突出する。ドラム軸17Bの左端部は、側壁44Lの穴58に挿通される。ドラム軸17Bの左端部は、側壁44Lよりも左方に突出する。
(3)現像器
現像器24は、図2Aに示すように、ドラムカートリッジ14の前後方向略中央に位置する。現像器24は、上記した現像ローラ25と、上記した供給ローラ26とを支持する現像フレーム62と、第1スクリュー29と、第2スクリュー30と、連通口80を有するシール部材63とを備える。
(3−1)現像フレーム
現像フレーム62は、図2Aおよび図3に示すように、右方の側壁65Rと、左方の側壁65Lと、前壁66と、下壁67と、上壁68と、区画壁70と、右方のアーム76Rと、左方のアーム76Lとを備える。
側壁65Rは、現像フレーム62の右端部に位置する。側壁65Rは、上下方向および前後方向に延びる。側壁65Rは、板形状を有する。
側壁65Lは、現像フレーム62の左端部に位置する。側壁65Lは、上下方向および前後方向に延びる。側壁65Lは、板形状を有する。
前壁66は、現像フレーム62の前端部に位置する。前壁66は、側壁65Rの前端部と側壁65Lの前端部との間に位置する。下壁67は、上下方向および左右方向に延びる。前壁66は、板形状を有する。
下壁67は、図2Aに示すように、現像フレーム62の下端部に位置する。下壁67は、側壁65Rの下端部と側壁65Lの下端部との間に位置する。下壁67は、前後方向および左右方向に延びる。下壁67は、板形状を有する。下壁67の前端部は、前壁66の下端部に接続される。
上壁68は、図2Aおよび図3に示すように、現像フレーム62の上端部に位置する。上壁68は、側壁65Rの上端部と側壁65Lの上端部との間に位置する。上壁68は、前後方向および左右方向に延びる。上壁68の前端部は、図2Aに示すように、前壁66の上端部に接続される。上壁68の後端部は、層厚規制ブレード27を支持する。上壁68は、トナー受入口73を有する湾曲部72を備える。
湾曲部72は、上壁68の前端部を構成する。湾曲部72は、下方に向かってわずかに窪む円弧形状を有する。湾曲部72は、板形状を有する。
トナー受入口73は、図2Aおよび図3に示すように、湾曲部72の左右方向略中央に位置する。トナー受入口73は、区画壁70よりも前方に位置する。トナー受入口73は、湾曲部72を上下方向に貫通する。
区画壁70は、図2Aに示すように、前壁66の後方に位置する。区画壁70は、側壁65Rと側壁65Lとの間に位置する。区画壁70は、上壁68の前後方向略中央から、下方に向かって延びる。区画壁70は、板形状を有する。区画壁70の下端部は、供給ローラ26の前方に位置する。区画壁70の下端部は、下壁67の上方に間隔を隔てて位置する。
なお、区画壁70は、現像フレーム62の内部空間を、区画壁70よりも後方の現像部31と、区画壁70よりも前方のトナー収容部28とに区画する。
アーム76Rは、図2Aおよび図3に示すように、側壁65Rの上面から、後上方に向かって延びる。アーム76Rは、後上方に向かうにつれて細くなる略三角形状を有する。アーム76Rは、板形状を有する。アーム76Rは、回動軸77を備える。
回動軸77は、アーム76Rの後上端部に位置する。具体的には、回動軸77は、図2Aに示すように、感光ドラム17の接線であり、感光ドラム17の軸線と、現像ローラ25の軸線とを通る線分Sと直交する仮想線V上に位置する。また、回動軸77は、線分Sの延びる方向において、感光ドラム17の軸線と、シール部材63との間に位置する。回動軸77は、感光ドラム17および現像ローラ25よりも上方に位置する。回動軸77は、図2Aおよび図3に示すように、左右方向に延びる円柱形状を有する。回動軸77の左右方向外方端部は、アーム76Rの左右方向外面よりも、左右方向外方に位置する。回動軸77の左右方向外方端部は、側壁44Rの支持部59に挿通される。
アーム76Lは、図3に示すように、側壁65Lの上面から、後上方に向かって延びる。アーム76Lは、左右方向に投影したときに、アーム76Rと同一形状を有する。アーム76Lは、アーム76Rと同様に、回動軸77を備える。アーム76Lの回動軸77は、側壁44Lの支持部59に挿通される。
(3−2)現像ローラ
現像ローラ25は、図2Aおよび図3に示すように、現像被覆部25Aと、現像シャフト25Bとを備える。
現像被覆部25Aは、現像ローラ25の径方向において、現像ローラ25の外周部分に位置する。現像被覆部25Aは、左右方向に延びる。現像被覆部25Aは、円筒形状を有する。
現像シャフト25Bは、現像ローラ25の径方向において、現像ローラ25の中央に位置する。現像シャフト25Bは、左右方向に延びる。現像シャフト25Bは、円柱形状を有する。現像シャフト25Bの右端部は、現像被覆部25Aの右端部よりも右方に突出する。現像シャフト25Bの右端部は、側壁65Rに回転可能に支持される。現像シャフト25Bの右端部は、側壁65Rよりも右方に突出する。現像シャフト25Bの左端部は、現像被覆部25Aの左端部よりも左方に突出する。現像シャフト25Bの左端部は、側壁65Lに回転可能に支持される。現像シャフト25Bの左端部は、側壁65Lよりも左方に突出する。
(3−3)供給ローラ
供給ローラ26は、供給被覆部26Aと、供給シャフト26Bと、右方の突出部26CRと、左方の突出部26CLとを備える。
供給被覆部26Aは、供給ローラ26の径方向において、供給ローラ26の外周部分に位置する。供給被覆部26Aは、左右方向に延びる。供給被覆部26Aは、円筒形状を有する。
供給シャフト26Bは、供給ローラ26の径方向において、供給ローラ26の中央に位置する。供給シャフト26Bは、左右方向に延びる。供給シャフト26Bは、円柱形状を有する。供給シャフト26Bの右端部は、供給被覆部26Aの右端部よりも右方に突出する。供給シャフト26Bの右端部は、側壁65Rに回転可能に支持される。供給シャフト26Bの右端部は、側壁65Rよりも右方に突出する。供給シャフト26Bの左端部は、供給被覆部26Aの左端部よりも左方に突出する。供給シャフト26Bの左端部は、側壁65Lに回転可能に支持される。供給シャフト26Bの左端部は、側壁65Lよりも左方に突出する。
突出部26CRは、図3に示すように、供給ローラ26の右端部に位置する。突出部26CRは、左右方向に延びる。突出部26CRは、円筒形状を有する。突出部26CRは、供給シャフト26Bの右端部に嵌まる。そして、突出部26CRは、側壁44Rの穴60に嵌まる。突出部26CRは、側壁44Rよりも左右方向外方に突出する。
突出部26CLは、図2Bおよび図3に示すように、供給ローラ26の左端部に位置する。突出部26CLは、左右方向に延びる。突出部26CLは、円筒形状を有する。突出部26CLは、供給シャフト26Bの左端部に嵌まる。そして、突出部26CLは、側壁44Lの穴60に嵌まる。突出部26CLは、側壁44Lよりも左右方向外方に突出する。
(3−4)第1スクリューおよび第2スクリュー
第1スクリュー29は、図2Aに示すように、現像部31内に位置する。具体的には、第1スクリュー29は、供給ローラ26の上方、かつ、区画壁70の後方に位置する。第1スクリュー29の右端部は、側壁65Rに回転可能に支持される。第1スクリュー29の左端部は、側壁65Lに回転可能に支持される。
第2スクリュー30は、トナー収容部28内に位置する。つまり、第2スクリュー30は、区画壁70の前方に位置する。第2スクリュー30の右端部は、側壁65Rに回転可能に支持される。第2スクリュー30の左端部は、側壁65Lに回転可能に支持される。
(3−5)シール部材
シール部材63は、湾曲部72の上面に位置する。シール部材63は、ウレタンフォームである。また、シール部材63は、ポリエチレンフォームやゴムスポンジに代替することができる。シール部材63は、変形可能である。シール部材63は、平面視略矩形状を有する。シール部材63は、湾曲部72の上面に接着される。シール部材63は、湾曲部72の上面に沿って、湾曲する形状を有する。シール部材63は、現像器24のトナー受入口73の周囲および後述するトナーカートリッジ15のトナー供給口97の周囲を覆う。
連通口80は、シール部材63の平面視略中央に位置する。連通口80は、シール部材63を上下方向に貫通する。連通口80は、平面視略矩形状を有する。連通口80は、上下方向に投影したときに、湾曲部72のトナー受入口73と一致する。
なお、シール部材63の前端部63B(第2端部)は、連通口80を挟んで、シール部材63の後端部63A(第1端部)の反対側に位置する。
(4)現像器のドラムカートリッジに対する組み付け状態
上記したように、現像器24は、図2Bおよび図3に示すように、アーム76Rの回動軸77が側壁65Rの支持部59に挿通され、アーム76Lの回動軸77が側壁65Lの支持部59に挿通され、突出部26CRが側壁44Rの穴60に嵌まり、突出部26CLが側壁44Lの穴60に嵌まることで、ドラムカートリッジ14のフレーム40に支持される。これにより、現像器24は、回動軸77を支点として、穴60に沿って、回動可能となる。
また、図2Aおよび図3に示すように、現像器24の側壁65Rの前下端部は、右方のばね61の自由端の後面と接触する。現像器24の側壁65Lの前下端部は、左方のばね61の自由端と接触する。これにより、現像器24は、2つのばね61によって、穴60に沿って、常には、後方に向けて押圧される。言い換えると、ばね61は、現像ローラ25を感光ドラム17に向けて押圧する。
これにより、感光ドラム17に対して、現像ローラ25の現像被覆部25Aが接触する。
また、図2Aに示すように、シール部材63の上面が、隔壁48の下方の周面と接触する。シール部材63は、隔壁48と、湾曲部72との間において、上下方向に圧縮された状態で保持される。つまり、シール部材63は、現像器24の回動方向に沿って変形可能である。
3.トナーカートリッジ
(1)トナーカートリッジの構成
トナーカートリッジ15は、図4Aおよび図5に示すように、トナー収容部85と、搬送部86と、連動部87とを備える。
(1−1)トナー収容部
トナー収容部85は、内部にトナーを収容する。トナー収容部85は、図4Aおよび図6に示すように、左右方向に延びる。トナー収容部85は、左右方向両端部が閉鎖された略円筒形状を有する。トナー収容部85は、アジテータ90を備える。
アジテータ90は、アジテータ軸90Aと、羽根90Bと、アジテータギア91とを備える。
アジテータ軸90Aは、左右方向から見て、トナー収容部85の中央に位置する。アジテータ軸90Aは、左右方向に延びる。アジテータ軸90Aは、円柱形状を有する。アジテータ軸90Aの右端部は、トナー収容部85の右壁に回転可能に支持される。アジテータ軸90Aの右端部は、トナー収容部85の右端部よりも右方に突出する。アジテータ軸90Aの左端部は、トナー収容部85の左壁に回転可能に支持される。アジテータ軸90Aの左端部は、トナー収容部85の左端部よりも左方に突出する。
羽根90Bは、トナー収容部85内に位置する。羽根90Bは、アジテータ軸90Aから、アジテータ90の径方向外方に延びる。羽根90Bは、トナー収容部85の内面に接触する。
アジテータギア91は、トナー収容部85の左方に位置する。アジテータギア91は、アジテータ軸90Aの左端部に固定される。アジテータギア91は、全周においてギア歯を有する。アジテータギア91は、アジテータ軸90Aとともに回転可能である。
(1−2)搬送部
搬送部86は、トナー収容部85の後上方に位置する。搬送部86は、トナー供給口97を有する搬送管94と、右方の連結管95Rと、左方の連結管95Lと、オーガスクリュー96とを備える。
搬送管94は、トナー収容部85の後上方に間隔を隔てて位置する。搬送管94は、左右方向に延びる。搬送管94は、左右方向両端部が閉鎖された略円筒形状を有する。搬送管94の左右方向寸法は、トナー収容部85の左右方向寸法と略同じである。
トナー供給口97は、搬送管94の左右方向略中央に位置する。トナー供給口97は、搬送管94の下方の周面を上下方向に貫通する。トナー供給口97は、平面視略矩形状を有する。
連結管95Rは、図5および図6に示すように、トナー収容部85の右後端部と、搬送管94の右前端部との間に位置する。連結管95Rは、前後方向に延びる。連結管95Rは、角筒形状を有する。連結管95Rは、トナー収容部85と、搬送管94とを連通する。
連結管95Lは、トナー収容部85の左後端部と、搬送管94の左前端部との間に位置する。連結管95Lは、前後方向に延びる。連結管95Lは、角筒形状を有する。連結管95Lは、トナー収容部85と、搬送管94とを連通する。連結管95Lは、アイドルギア98を備える。
アイドルギア98は、連結管95Lの左方に位置する。アイドルギア98は、アジテータギア91の後方に位置する。アイドルギア98は、連結管95Lの左壁に回転可能に支持される。アイドルギア98は、全周においてギア歯を有する。アイドルギア98は、アジテータギア91と噛み合う。
オーガスクリュー96は、搬送管94内に位置する。オーガスクリュー96は、左右方向に延びる。オーガスクリュー96の右半分は、左ねじ状のオーガスクリューである。オーガスクリュー96の右端部は、搬送管94の右壁に回転可能に支持される。オーガスクリュー96の左半分は、右ねじ状のオーガスクリューである。オーガスクリュー96の左端部は、搬送管94の左壁に回転可能に支持される。オーガスクリュー96は、搬送ギア99を備える。
搬送ギア99は、搬送管94の左方に位置する。搬送ギア99は、アイドルギア98の後方に位置する。搬送ギア99は、オーガスクリュー96の左端部に固定される。搬送ギア99は、全周においてギア歯を有する。搬送ギア99は、オーガスクリュー96とともに回転可能である。搬送ギア99は、アイドルギア98と噛み合う。
(1−3)連動部
連動部87は、図4Bおよび図5に示すように、円筒部101と、貫通穴108を有するシャッタ102とを備える。
なお、連動部87について、円筒部101が傾倒位置に位置し、シャッタ102が閉鎖位置に位置する状態を基準として説明する。
円筒部101は、トナー収容部85の左右方向略中央に位置する。円筒部101は、トナー収容部85の周面を被覆する。円筒部101は、左右方向に延びる。円筒部101は、円筒形状を有する。円筒部101は、トナー収容部85に対して、相対回転可能である。円筒部101の後端部は、連結管95Rと連結管95Lとの間に位置する。円筒部101は、ハンドル104と、ギア部105Rと、ギア部105Lとを備える。
ハンドル104は、円筒部101の前端部に位置する。ハンドル104は、円筒部101の前端部から、前方に延びる。
ギア部105Rは、円筒部101の右後端部に位置する。ギア部105Rは、連結管95Rの左方に位置する。ギア部105Rは、側面視において、円筒部101の後方部分略45°の範囲に位置する。ギア部105Rは、略円弧形状を有する。ギア部105Rは、板形状を有する。ギア部105Rは、その周面にギア歯を有する。
ギア部105Lは、円筒部101の左後端部に位置する。ギア部105Lは、連結管95Lの右方に位置する。ギア部105Lは、左右方向に投影したときに、ギア部105Rと同一形状を有する。
そして、円筒部101は、ハンドル104が前方に向かって延びる傾倒位置(図4B参照)と、ハンドル104が前上方に向かって延びるように起立する起立位置(図4A参照)とに、トナー収容部85の周面に沿って移動可能である。
シャッタ102は、搬送管94の左右方向中央に位置する。シャッタ102は、搬送管94の周面を被覆する。シャッタ102は、円筒部101の後方に位置する。シャッタ102は、左右方向に延びる。シャッタ102は、円筒形状を有する。シャッタ102は、搬送管94に対して、相対回転可能である。シャッタ102の前端部は、連結管95Rと連結管95Lとの間に位置する。シャッタ102は、ギア部107Rと、ギア部107Lを備える。
ギア部107Rは、シャッタ102の右前端部に位置する。ギア部107Rは、連結管95Rの左方に位置する。ギア部107Rは、側面視において、シャッタ102の前方部分略180°の範囲に位置する。ギア部107Rは、略円弧形状を有する。ギア部107Rは、板形状を有する。ギア部107Rは、その周面にギア歯を有する。ギア部107Rは、円筒部101のギア部105Rと噛み合う。
ギア部107Lは、シャッタ102の左前端部に位置する。ギア部107Lは、連結管95Lの右方に位置する。ギア部107Lは、左右方向に投影したときに、ギア部107Rと同一形状を有する。ギア部107Lは、円筒部101のギア部105Lと噛み合う。
貫通穴108は、図4Bおよび図6に示すように、シャッタ102の前方部分に位置する。貫通穴108は、ギア部107Rとギア部107Lとの間に位置する。貫通穴108は、シャッタ102の前方の周面を前後方向に貫通する。貫通穴108は、平面視略矩形状を有する。
そして、シャッタ102は、トナー供給口97を閉鎖する閉鎖位置(図4B参照)と、貫通穴108がトナー供給口97と上下方向において一致し、トナー供給口97を開放する開放位置(図4A参照)とに、搬送管94の周面に沿って移動可能である。
なお、シャッタ102は、図4Bに示すように、円筒部101が傾倒位置に位置するときに、閉鎖位置に位置し、円筒部101が起立位置に位置するときに、開放位置に位置する。
(2)トナーカートリッジの装着状態
トナーカートリッジ15は、図7Aに示すように、トナーカートリッジ装着部57に装着された状態で、隔壁47の前方に位置する。言い換えると、トナーカートリッジ15は、感光ドラム17と現像ローラ25との並び方向において、現像器24に対して、感光ドラム17の反対側に位置する。なお、連動部87の円筒部101は、隔壁47の溝50に嵌まる。
このとき、アジテータ軸90Aの右端部は、ドラムカートリッジ14の側壁44Rの第2溝52の後端部に嵌まる。アジテータ軸90Aの右端部は、係止部53よりも後方に位置する。アジテータ軸90Aの左端部は、図示しないが、ドラムカートリッジ14の側壁44Lの第2溝52の後端部に嵌まる。アジテータ軸90Aの左端部は、係止部53よりも後方に位置する。これにより、係止部53は、トナーカートリッジ15が、ガイド部49に対して前方に移動することを規制する。
また、搬送部86は、隔壁47よりも上方において、隔壁47の後方に突出する。これにより、搬送部86の搬送管94は、フレーム40の隔壁48に受け入れられる。つまり、隔壁48は、トナーカートリッジ15と、シール部材63との間に位置する。
また、円筒部101は、起立位置に位置し、シャッタ102は、開放位置に位置する。
このとき、シャッタ102が開放位置に位置することにより、ギア部107Rおよびギア部107Lが、シャッタ102の下方に位置する。
そして、シャッタ102のギア部107Rおよびギア部107Lが、隔壁48のロック部56に当接し、ロック部56は、第2位置に位置する。
これにより、トナー供給口97と、シャッタ102の貫通穴108と、隔壁48のトナー連通口54と、シール部材63の連通口80と、現像器24のトナー受入口73とが、上下方向において一致する。つまり、トナーカートリッジ15がトナーカートリッジ装着部57に装着された状態で、トナー供給口97は、トナー受入口73に対して、上方から向かい合う。シール部材63は、トナー供給口97と、トナー受入口73との間に位置する。隔壁48のトナー連通口54は、トナー供給口97と、トナー受入口73とを連通する。
なお、ロック部56と、係止部53とによって、トナーカートリッジ15が、トナーカートリッジ装着部57から離脱することを規制する。
4.装置本体の詳細
装置本体2は、図10に示すように、受入溝171を有する右方の側壁170と、受入溝171を有する図示しない左方の側壁と、2つの離間部材172とを備える。
側壁170は、装置本体2の右端部に位置する。側壁170は、上下方向および前後方向に延びる。側壁170は、板形状を有する。
受入溝171は、側壁170の左右方向内面から左右方向外方に向かって窪む。受入溝171は、開口部9から、後下方に向かって延びる。
図示しない側壁は、装置本体2の左端部に位置する。図示しない側壁は、側壁170と同様に、左右方向内面に受入溝171を有する。
そして、側壁170および図示しない側壁の受入溝171は、プロセスカートリッジ3の感光ドラム17のドラム軸17Bを受け入れる。
これにより、装置本体2は、プロセスカートリッジ3を支持する。
2つの離間部材172は、左右方向から見て、受入溝171の後下端部の前方に位置する。2つの離間部材172は、図3に示すように、左右方向に間隔を隔てて位置する。離間部材172は、図2Bおよび図10に示すように、上下方向に延びる。離間部材172は、略角柱形状を有する。離間部材172は、離間部材172の下端部を支点として回動可能である。右方の離間部材172の上端部は、図3に示すように、供給ローラ26の突出部26CRの前端部に向かい合う。左方の離間部材172の上端部は、図2Bおよび図3に示すように、突出部26CLの前端部と向かい合う。離間部材172は、突出部26CRおよび突出部26CLを押圧することで、感光ドラム17に接触している現像ローラ25を、感光ドラム17から離間させるように構成される。
5.トナーカートリッジおよびプロセスカートリッジの着脱動作
トナーカートリッジ15は、ドラムカートリッジ14が装置本体2に装着された状態、または、ドラムカートリッジ14が装置本体2から離脱された状態のいずれであっても、ドラムカートリッジ14に対して着脱可能である。
以下の説明において、ドラムカートリッジ14が装置本体2に装着された状態におけるトナーカートリッジ15の着脱動作について、説明する。
(1)トナーカートリッジの離脱
トナーカートリッジ15をドラムカートリッジ14から離脱するときには、作業者は、図9に示すように、装置本体2のフロントカバー10を開位置に位置させる。
次いで、作業者は、図8に示すように、ハンドル104を把持して、円筒部101を傾倒位置に位置させる。
すると、シャッタ102のギア部107Rおよびギア部107Lが、隔壁48のロック部56と当接し、シャッタ102とロック部56とが、ともに、左側面視反時計周りに回転する。
これにより、シャッタ102が閉鎖位置に位置し、ロック部56が第1位置に位置する。
そして、作業者は、図9に示すように、トナーカートリッジ15をドラムカートリッジ14から前上方へ引き抜く。
これにより、トナーカートリッジ15がドラムカートリッジ14から離脱される。
(2)トナーカートリッジの装着
トナーカートリッジ15をドラムカートリッジ14に装着するには、フロントカバー10を開位置に位置させる。
そして、図8に示すように、アジテータ軸90Aをガイド部49の第1溝51および第2溝52に沿うようにして、トナーカートリッジ15をトナーカートリッジ装着部57に装着する。
このとき、アジテータ軸90Aは、係止部53を乗り越え、係止部53よりも後方に位置する。
また、搬送部86は、隔壁48の内部に配置される。
そして、作業者は、図7Aに示すように、ハンドル104を把持して、円筒部101を傾倒位置から起立位置に移動させる。
すると、シャッタ102のギア部107Rおよびギア部107Lが、隔壁48のロック部56と当接し、シャッタ102とロック部56とが、ともに、左側面視時計回りに回転する。
これにより、シャッタ102が開放位置に位置し、ロック部56が第2位置に位置する。
そして、図1に示すように、フロントカバー10を閉位置に位置させる。
これにより、トナーカートリッジ15がドラムカートリッジ14に装着される。
6.プロセスカートリッジの着脱動作
(1)プロセスカートリッジの離脱
プロセスカートリッジ3を装置本体2から離脱するときには、作業者は、図10に示すように、装置本体2のフロントカバー10を開位置に位置させる。
次いで、プロセスカートリッジ3を装置本体2から前上方に引き出す。
これにより、プロセスカートリッジ3が、受入溝171に沿って移動し、プロセスカートリッジ3が装置本体2から離脱される。
(2)プロセスカートリッジの装着
プロセスカートリッジ3を装置本体2に装着するときには、作業者は、フロントカバー10を開位置に位置させた後、プロセスカートリッジ3を装置本体2内に挿入する。
このとき、プロセスカートリッジ3の感光ドラム17のドラム軸17Bが、受入溝171に沿うようにして、装着する。
そして、作業者は、フロントカバー10を閉位置に位置させる。
これにより、プロセスカートリッジ3が装置本体2に装着される。
7.画像形成動作
図1に示すように、画像形成装置1が画像形成動作を開始すると、帯電ローラ19は、感光ドラム17の表面を一様に帯電する。スキャナユニット7は、レーザービームLを出射し、感光ドラム17の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム17の表面に形成され、担持される。
また、図6および図7Aに示すように、トナーカートリッジ15では、アジテータ90が、トナー収容部85内のトナーを撹拌し、連結管95Rおよび連結管95Lを介して、トナーを搬送管94に搬送する。
次いで、オーガスクリュー96は、搬送ギア99に駆動力が入力されることにより、共に回転し、搬送管94内のトナーを、搬送管94の左右方向略中央に向けて搬送する。
そして、トナーは、図7Aに示すように、トナー供給口97、シャッタ102の貫通穴108、隔壁48のトナー連通口54、シール部材63の連通口80、および、トナー受入口73を介して、トナー収容部28に供給される。
次いで、第2スクリュー30は、トナー収容部28内のトナーを左右方向に搬送する。トナー収容部28内のトナーは、左右方向における区画壁70の両端部に設けられた開口を通過して、現像部31に供給される。
第1スクリュー29は、現像部31内のトナーを左右方向に搬送する。現像部31内のトナーは、供給ローラ26に供給される。
そして、供給ローラ26は、現像部31内のトナーを現像ローラ25に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ25と供給ローラ26との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ25に担持される。層厚規制ブレード27は、現像ローラ25に担持されたトナーの層厚を一定厚さに規制する。
そして、現像ローラ25に担持されたトナーは、感光ドラム17表面の静電潜像に供給される。これにより、トナー像が、感光ドラム17の表面に担持される。
用紙Pは、図1に示すように、給紙トレイ11から、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム17と転写ローラ18との間に給紙される。感光ドラム17表面のトナー像は、用紙Pが感光ドラム17と転写ローラ18との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
次いで、用紙Pは、加熱ローラ32と加圧ローラ33との間を通過するときに加熱および加圧される。これにより、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。
その後、用紙Pは、排紙トレイ12に積載される。
なお、上記した画像形成動作において、感光ドラム17および現像ローラ25の回転により、感光ドラム17に対して、現像器24が移動する。具体的には、現像器24は、回動軸77を支点として、穴60に沿って、回動する。
このように、現像器24が、左側面視反時計回り、すなわち、トナーカートリッジ15に近づくように回動するときは、湾曲部72と、隔壁48との間で、シール部材63を圧縮する。
具体的には、湾曲部72におけるトナー受入口73よりも後方部分が、隔壁48におけるトナー連通口54よりも後方部分の外周面に対して近づくことにより、シール部材63の後端部63Aが圧縮される。また、湾曲部72におけるトナー受入口73よりも前方部分が、隔壁48におけるトナー連通口54よりも前方部分の外周面に対して近づくことにより、シール部材63の前端部63Bが圧縮される。
8.感光ドラムと現像ローラとの接離動作
離間部材172は、図2Bに示すように、クリーニング動作、ウォームアップ動作時などに、下端部を支点として左側面視時計回りに回動する。
これにより、離間部材172は、供給ローラ26の突出部26CRおよび突出部26CLを前方に押圧する。すると、図7Bに示すように、現像器24が、ばね61の付勢力に抗して、回動軸77を支点として、穴60に沿って左側面視反時計回りに回動する。こうして、現像器24は、現像ローラ25が感光ドラム17と接触する接触位置から、現像ローラ25が感光ドラム17から離間する離間位置へと移動する。
具体的には、湾曲部72におけるトナー受入口73よりも後方部分が、隔壁48におけるトナー連通口54よりも後方部分の外周面に対して近づくことにより、シール部材63の後端部63Aが圧縮される。また、湾曲部72におけるトナー受入口73よりも前方部分が、隔壁48におけるトナー連通口54よりも前方部分の外周面に対して近づくことにより、シール部材63の前端部63Bが圧縮される。
9.作用効果
(1)画像形成装置1によれば、図7Aに示すように、現像器24のトナー受入口73の周囲およびトナーカートリッジ15のトナー供給口97の周囲を覆うシール部材63が配置されることにより、トナー漏れを抑制している。
そして、図7Bに示すように、現像器24がトナーカートリッジ15に近づくように回動するときには、シール部材63の後端部63Aおよび前端部63Bの両方が圧縮される。
そのため、現像器24がトナーカートリッジ15に近づくように回動するときに、トナー受入口73の周囲とトナー供給口97の周囲との間で、シール部材63を確実に圧縮することができる。
その結果、トナー供給口97の周囲とトナー受入口73の周囲との間に、シール部材63との、隙間が生じることを抑制することができるので、トナーカートリッジ15と現像器24との間のトナー漏れを抑制することができる。
(2)画像形成装置1によれば、図2Aに示すように、回動軸77は、感光ドラム17の接線であって、感光ドラム17の軸線と現像ローラ25の軸線とを通る線分Sと直交する仮想線V上に位置する。
そのため、図7Bに示すように、現像器24を回動させるときに、現像ローラ25を感光ドラム17に対して、回動軸77を中心とする円の接線に沿って接離させることができる。
そのため、現像ローラ25の感光ドラム17に対する接離において、感光ドラム17と現像ローラ25との間における摩擦力の発生を抑制することができる。
その結果、現像器24を安定して回動させることができる。
(3)画像形成装置1によれば、図2Aに示すように、線分Sの延びる方向において、シール部材63と感光ドラム17の軸線との間に回動軸77が位置するので、図7Bに示すように、回動軸77を支点として、現像器24を、感光ドラム17とトナーカートリッジ15との間で、確実に回動させることができる。
(4)画像形成装置1によれば、図2Bおよび図3に示すように、フレーム40の穴60が、現像器24の軸線方向に突出する供給ローラ26の突出部26CRおよび突出部26CLを受け入れることで、フレーム40によって、現像器24を安定して支持することができる。
(5)画像形成装置1によれば、図2Bおよび図7Bに示すように、離間部材172によって、感光ドラム17から現像ローラ25を離間させることで、現像器24は、トナーカートリッジ15に近づくように回動する。
これにより、トナー受入口73とトナー供給口97との間で、シール部材63が圧縮されるので、トナーカートリッジ15と現像器24との間のトナー漏れを抑制することができる。
(6)画像形成装置1によれば、図3および図7Aに示すように、ばね61によって筐体を押圧することにより、感光ドラム17に対して、現像ローラ25を安定して接触させることができる。
(7)画像形成装置1によれば、図7Aおよび図7Bに示すように、シール部材63を、現像器24の回動に合わせて、容易に変形させることができる。
(8)画像形成装置1によれば、図7Bに示すように、現像器24がトナーカートリッジ15に近づくように回動するときに、現像器24と隔壁48との間で、シール部材63を圧縮することができる。
そのため、現像器24の回動によって、シール部材63を圧縮するときに、トナーカートリッジ15に力が加わることを抑制することができる。
つまり、現像器24が回動するときに、隔壁48によって、トナーカートリッジ15が移動することを抑制することができる。
また、隔壁48のトナー連通口54を介して、トナー供給口97からトナー受入口73へ確実にトナーを供給することができる。
(9)画像形成装置1によれば、図7Bに示すように、現像器24をトナーカートリッジ15に近づくように回動させることにより、トナー受入口73を上方に向かうように、トナー供給口97に対して近づけることができる。
これにより、トナー供給口97から、トナー受入口73へ、確実にトナーを供給することができる。
(10)画像形成装置1によれば、搬送部86がシール部材63よりも上方に配置されるので、搬送部86内のトナーを自重により現像フレーム62に供給することができる。そのため、搬送部86から現像フレーム62に容易にトナーを供給することができる。
また、トナー収容部85の一部が、シール部材63よりも下方に配置されるので、フレーム40に対してトナーカートリッジ15を装着したときに、トナー収容部85の自重により、シール部材63が圧縮され難い。そのため、安定して現像器24を回動させることができる。
10.第2実施形態
次に、図11Aおよび図11Bを参照して、本発明の画像形成装置の第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、図2Aおよび図7Aに示すように、フレーム40は、トナーカートリッジ15の搬送部86の搬送管94を受け入れる隔壁48を備える。
対して、第2実施形態では、図11Aに示すように、フレーム40は、隔壁48に代えて、接触壁200を備えることもできる。
接触壁200は、隔壁47の後上方に間隔を隔てて位置する。接触壁200は、左右方向に延びる。接触壁200は、板形状を有する。接触壁200は、側壁44Rと側壁44Lとの間に位置する。接触壁200の後端部は、シール部材63の後端部63Aに向かって湾曲する。接触壁200の後端部は、搬送部86の搬送管94の外周面に沿って湾曲する。
また、シール部材63の前端部63Bの上端部は、前方に向かうにつれて下方に傾斜する。
そして、図11Bに示すように、トナーカートリッジ15がトナーカートリッジ装着部57に装着されると、搬送部86の搬送管94は、シール部材63のシール部材63の上端部の傾斜に沿って、接触壁200の後端部と、シール部材63との間に受け入れられる。つまり、シール部材63の下面は、現像器24の湾曲部72と接触し、シール部材63の上面は、トナーカートリッジ15の搬送管94と接触する。
これにより、シール部材63は、トナーカートリッジ15の搬送管94と、現像器24の湾曲部72との間において、上下方向に圧縮された状態で保持される。
搬送管94は、シール部材63が圧縮された状態で保持されることにより、接触壁200に向けて押圧される。これにより、搬送管94は、接触壁200と接触する。
このように、トナーカートリッジ15は、トナーカートリッジ装着部57に装着されたときに、シール部材63を圧縮する。
トナーカートリッジ15がトナーカートリッジ装着部57に装着されることにより、シール部材63が圧縮される方向は、トナーカートリッジ15の装着方向と略直交する。
また、言い換えると、接触壁200は、現像器24の回動方向において、トナーカートリッジ15に対して、シール部材63と反対側に位置する。
そして、現像器24が、左側面視反時計回り、すなわち、トナーカートリッジ15に近づくように回動するときは、湾曲部72と、搬送管94との間で、シール部材63を圧縮する。
具体的には、湾曲部72におけるトナー受入口73よりも後方部分が、搬送管94におけるトナー供給口97よりも後方部分の外周面に対して近づくことにより、シール部材63の後端部63Aが圧縮される。また、湾曲部72におけるトナー受入口73よりも前方部分が、搬送管94におけるトナー連通口54よりも前方部分の外周面に対して近づくことにより、シール部材63の前端部63Bが圧縮される。
第2実施形態によれば、図11Bに示すように、現像器24は、トナーカートリッジ15に近づくように回動することにより、シール部材63を圧縮し、トナーカートリッジ15も現像器24の回動に沿って移動する力が加わるが、接触壁200によって、トナーカートリッジ15の移動を規制することができる。
第2実施形態によれば、図11Bに示すように、トナーカートリッジ15をフレーム40に装着するだけで、シール部材63が圧縮される。
そのため、トナー供給口97とトナー受入口73との間に、シール部材63との、隙間が生じることをより確実に抑制することができる。
第2実施形態によれば、図11Bに示すように、トナーカートリッジ15がフレーム40に対して装着された状態で、シール部材63がトナーカートリッジ15の搬送管94を、トナーカートリッジ15の着脱方向と直交する方向に押圧するので、フレーム40からトナーカートリッジ15が離脱することを抑制することができる。
また、このような第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
11.第3実施形態
次に、図12および図13を参照して、本発明の画像形成装置の第3実施形態を説明する。なお、第3実施形態において、上記した第1実施形態および第2実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、図2および図7Aに示すように、フレーム40は、トナーカートリッジ15の搬送部86の搬送管94を受け入れる隔壁48を備える。
第2実施形態では、図11Aおよび図11Bに示すように、フレーム40は、接触壁200を備え、接触壁200と、シール部材63とによって、搬送部86の搬送管94を受け入れる。
対して、第3実施形態では、図12に示すように、フレーム40の側壁44Rは、ガイド溝210を有する。また、フレーム40の側壁44Lは、側壁44Rと同様に、ガイド溝210を有する。
ガイド溝210は、側壁44Rの上端部に位置する。ガイド溝210は、側壁44Rの左右方向内面から、左右方向外方に向かって窪む。ガイド溝210は、第1溝51の上端部と連続する。ガイド溝210は、第1溝51の上端部から、後方に向かって延びる。ガイド溝210の後端部は、シール部材63の上方に位置する。
また、第3実施形態では、図13に示すように、トナーカートリッジ15において、オーガスクリュー96の右端部は、連結管95Rの右壁よりも右方に突出する。搬送部86の左端部は、連結管95Lの左壁よりも左方に突出する。
そして、オーガスクリュー96の右端部を側壁44Rのガイド溝210に沿わせ、オーガスクリュー96の左端部を側壁44Lのガイド溝210に沿うようにして、トナーカートリッジ15をトナーカートリッジ装着部57に装着する。
これにより、オーガスクリュー96の右端部は、側壁44Rのガイド溝210の後端部に嵌まる。オーガスクリュー96の左端部は、側壁44Lのガイド溝210の後端部に嵌まる。
そして、現像器24が左側面視反時計回りに回動すると、オーガスクリュー96の左右方向両端部が、ガイド溝210の前端部の上面に当接する。
こうして、ガイド溝210によって、トナーカートリッジ15の移動が規制される。つまり、ガイド溝210の後端部の上壁が、接触壁の一例として構成される。
このような第3実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
12.第1実施形態の変形例
次に、図14Aを参照して、本発明の画像形成装置の第1実施形態の変形例を説明する。
上記した第1実施形態では、現像器24は、シール部材63を備えるが、シール部材63に代えて、シール部材63よりも前後方向寸法が長いシール部材220を備えてもよい。
シール部材220は、湾曲部72の上面に位置する。シール部材220の後端部は、湾曲部72の後端部よりも後方に突出する。
このような場合に、現像器24が、左側面視反時計周り、すなわち、トナーカートリッジ15に近づくように回動すると、シール部材220の後端部は圧縮されず、湾曲部72と面する部分のみが圧縮される。
具体的には、湾曲部72におけるトナー受入口73よりも後方部分が、隔壁48におけるトナー連通口54よりも後方部分の外周面に対して近づくことにより、シール部材220において、湾曲部72の後端部と接触する後端部220A(第1端部)が圧縮される。また、湾曲部72におけるトナー受入口73よりも前方部分が、隔壁48におけるトナー連通口54よりも前方部分の外周面に対して近づくことにより、シール部材220において、湾曲部72の前端部と接触する前端部220B(第2端部)が圧縮される。
このような第1実施形態の変形例においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
13.第2実施形態の変形例
次に、図14Aを参照して、本発明の画像形成装置の第2実施形態の変形例を説明する。
上記した第2実施形態では、現像器24は、シール部材63を備えるが、シール部材63に代えて、上記した第1実施形態の変形例のシール部材220を備えてもよい。
このような場合には、シール部材220は、搬送管94と、湾曲部72とによって、圧縮される。
このような第2実施形態の変形例においても、上記した第2実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
14.変形例
本発明は、上記した実施形態に限定されない。例えば、回動軸77は、軸受を介して、側壁44Rおよび側壁44Lに支持されてもよい。
また、回動軸77は、アーム76Rおよびアーム76Lと一体に形成することもできる。
また、上記した実施形態では、アーム76Rおよびアーム76Lが回動軸77を備えるが、側壁44Rおよび側壁44Lが回動軸77を備えるように構成することもできる。このような場合には、アーム76Rおよびアーム76Lが、支持部59を備え、側壁44Rおよび側壁44Lの回動軸77が、支持部59に挿通される。
また、回動軸77は、側壁44Rおよび側壁44Lと一体に形成することもできる。
また、上記した実施形態では、ドラム軸17Bは、側壁44Lおよび側壁44Rに支持されるが、軸受を介して、側壁44Lおよび側壁44Rに支持されてもよい。
また、ばね61は、2つに限定されず、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
また、離間部材172は、2つに限定されず、1つであってもよい。
また、上記した実施形態では、穴60は、支持部59を中心とする略円弧形状を有するが、突出部26CRおよび突出部26CLよりも大径の略円形状を有してもよい。
1 画像形成装置
15 トナーカートリッジ
17 感光ドラム
24 現像器
25 現像ローラ
26CR 突出部
26CL 突出部
40 フレーム
48 隔壁
54 トナー連通口
60 穴
61 ばね
63 シール部材
63A 後端部
63B 前端部
73 トナー受入口
77 回動軸
80 貫通穴
85 トナー収容部
86 搬送部
97 トナー供給口
172 離間部材
200 接触壁
220 シール部材
220A 後端部
220B 前端部

Claims (13)

  1. フレームと、
    前記フレームに支持された感光ドラムと、
    前記フレームに支持された回動軸を支点として回動可能な現像器であって、トナー受入口を有し、前記感光ドラムと接触するように構成される現像ローラを備える現像器と、
    前記トナー受入口に向かい合うトナー供給口を有するトナーカートリッジと、
    前記トナー受入口の周囲および前記トナー供給口の周囲を覆うシール部材であって、変形可能なシール部材であって、前記トナーカートリッジが装着されたときに前記トナー受入口と前記トナー供給口とを連通する連通口を有するシール部材であって、第1端部と、前記連通口を挟んで前記第1端部と反対側に配置された第2端部と、を有するシール部材と、を備え、
    前記現像器は、前記トナーカートリッジに近づくように回動するときに、前記シール部材の前記第1端部と、前記シール部材の第2端部とを圧縮することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記回動軸は、前記感光ドラムの接線であって、前記感光ドラムの軸線と前記現像ローラの軸線とを通る線分と直交する仮想線上に位置することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記回動軸は、前記線分の延びる方向において、前記シール部材と、前記感光ドラムの軸線との間に位置することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像器は、前記感光ドラムの軸線方向に突出する突出部を備え、
    前記フレームは、前記突出部を受け入れる穴を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記感光ドラムに接触している前記現像ローラを、前記感光ドラムから離間させるための離間部材を有し、
    前記離間部材は、前記突出部を押圧することで、前記感光ドラムから前記現像ローラを離間させることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像ローラを前記感光ドラムに向けて押圧するためのばねを備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記シール部材は、前記現像器の回動方向に沿って変形可能であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記フレームは、前記トナーカートリッジが装着された状態で、前記トナーカートリッジと前記シール部材との間に位置する隔壁であって、前記トナー受入口と前記トナー供給口とを連通するトナー連通口を有する隔壁を備えることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記フレームは、前記トナーカートリッジが装着されたときに、前記トナーカートリッジと接触する接触壁を備え、
    前記接触壁は、前記現像器の回動方向において、前記トナーカートリッジに対して、前記シール部材と反対側に位置することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記トナーカートリッジは、前記フレームに装着されたときに、前記シール部材を圧縮するように構成されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記シール部材は、前記トナーカートリッジの前記フレームに対する着脱方向と略直交する方向に沿って変形可能であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記回動軸は、前記感光ドラムおよび前記現像ローラよりも上方に位置することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 前記トナーカートリッジは、
    トナーを収容するトナー収容部と、
    前記トナー収容部内のトナーを前記現像器に搬送するための搬送部であって、前記トナー供給口が設けられる搬送部であって、前記シール部材よりも上方に配置された搬送部と、を有し、
    前記トナー収容部の少なくとも一部は、前記シール部材よりも下方に配置されていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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