JP2015129618A - 換気構造 - Google Patents
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Abstract
Description
前記した換気構造は、外壁に形成された屋外連通路と、内壁材に形成された室内連通路と、屋外連通路から室内連通路に通じるダクトと、を備え、外壁と内壁材との間にダクトが設けられている。
また、第一チャンバー内に外気が流入すると、第一チャンバー内で外気が拡散され、外気が反射および干渉するため、第一チャンバー内で外気の流速を低下させることができる。さらに、外気が第一チャンバー内を通過するために要する時間が長くなるため、第一チャンバー内で外気の温度を上げることができる。
また、屋外連通路と室内連通路とが対向しておらず、第一チャンバー内で音波や外気が多重反射するため、消音効果を高めるとともに、外気の流速を十分に低下させることができる。
そして、チャンバー内に音波が進入すると、チャンバー内で音波が拡散され、音波が反射および干渉するため、チャンバー内で消音することができる。
また、チャンバー内に外気が流入すると、チャンバー内で外気が拡散され、外気が反射および干渉するため、チャンバー内で外気の流速を低下させることができる。さらに、外気がチャンバー内を通過するために要する時間が長くなるため、チャンバー内で外気の温度を上げることができる。
この構成では、中間チャンバー内で音波や外気が多重反射するため、消音効果を高めるとともに、外気の流速を十分に低下させることができる。
この構成では、壁紙によって室内連通路の開口部が目立たなくなるため、室内連通路の開口面積を大きくしても、美観が損なわれ難くなる。なお、室内連通路の開口面積を大きくすると、室内連通路から室内に流入する外気の流速を低下させることができる。
この構成では、屋外連通路から第一チャンバー内に流入した外気は緩衝材に当たるため、第一チャンバーの振動を抑えることができる。
なお、緩衝材に傾斜面を形成したり、緩衝材を第一チャンバーの内面から離間させたりすることで、第一チャンバーの振動をより効果的に抑えることができる。
この構成では、屋外連通路から第一チャンバー内に流入した外気は、拡散部を通過することで拡散されるため、外気が第一チャンバーの内面に衝突したときの衝撃を小さくすることができ、第一チャンバーの振動を抑えることができる。
この構成では、断熱材によってチャンバーの温度低下が抑えられるため、チャンバー内を通過する外気の温度を効果的に上げることができ、室内に流入する空気の温度を室温に近づけることができる。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
第一実施形態では、第三種換気システムを備えている住宅に本発明の換気構造を適用した場合について説明する。
住宅の壁部2は、図2に示すように、コンクリート壁やサイディング等の外壁3と、石膏ボード等の内壁材4とが間隔を空けて配置された二重壁である。外壁3の室内2b側の面3aには発泡樹脂等の断熱材5が積層されている。
換気構造1Aは、外壁3および断熱材5に形成された屋外連通路10と、内壁材4に形成された室内連通路20と、外壁3と内壁材4との間に設けられた三つのチャンバー30,40,50と、各チャンバー30,40,50の間に介設された二つの接続路60,70と、を備えている。
壁紙24は、図2に示すように、枠体22の開口縁部および網状部材23の室内2b側の面に貼り付けられている。
また、壁紙24は通気性を有している。そして、壁紙24は、枠体22および網状部材23によって強度を確保しつつ、室内連通路20から室内2bへの空気の流通を確保している。
各チャンバー30,40,50は、直方体の箱体であり、アクリル板等のプラスチック材料によって形成されている。
なお、各チャンバー30,40,50の材料は限定されるものではなく、例えば、段ボール等の紙や木材を用いてもよい。また、各チャンバー30,40,50の内面にグラスウール等の吸音材を貼り付けてもよい。
第一チャンバー30の室内2b側の壁部30bと、内壁材4の屋外2a側の面4aとは離間している。また、第一チャンバー30の下側の壁部30cとスラブ7の上面とは離間している。
中間チャンバー50は、第一チャンバー30と同様に、屋外2a側の壁部50aは断熱材5に固定され、室内2b側の壁部40bと内壁材4の屋外2a側の面4aとは離間している。
また、中間チャンバー50の上側の壁部50dには、第二接続路70に連通する流出口53(特許請求の範囲における「第二開口部」)が開口している。流出口53は、上側の壁部50dにおいて、図1の右側かつ屋外2a側となる部位に開口している(図2参照)。
中間チャンバー50では、流入口52と流出口53とが上下方向に対向しない位置に配置されている。すなわち、流入口52と流出口53とは一直線上に配置されておらず、壁部2の厚さ方向および幅方向にずれている。
第二チャンバー40の屋外2a側の壁部40aは、粘着テープ等の固定手段によって断熱材5に固定されている。
図1に示すように、第二チャンバー40の下側の壁部40dには、第二接続路70に連通する流入口42が開口している。流入口42は、下側の壁部40dにおいて、図1の右側かつ屋外2a側となる部位に開口している(図2参照)。
なお、第一接続路60および第二接続路70の内周面にグラスウール等の吸音材を貼り付けてもよい。
例えば、第一実施形態では、図2に示すように、第一チャンバー30と第二チャンバー40との間に一つの中間チャンバー50が設けられているが、第一チャンバー30と第二チャンバー40との間に複数の中間チャンバー50を設けてもよい。この構成では、外気が通過する中間チャンバー50が増えることで、建物の内外における遮音効果をより高めるとともに、室内2bに冷気が吹き込むのを確実に防ぐことができる。
また、第一実施形態では、第一チャンバー30および中間チャンバー50と、内壁材4とが離間しているが、第一チャンバー30および中間チャンバー50を内壁材4に固定してもよい。
この構成では、緩衝材34の振動が第一チャンバー30に伝わり難くなるので、第一チャンバー30の振動をより効果的に抑えることができる。
この構成では、屋外連通路10から第一チャンバー30内に流入した外気は、拡散部12を通過することで拡散される。さらに、拡散部12内には、外気を拡散させる複数の羽板からなるルーバー12aを設けられている。これにより、外気が第一チャンバー30の内面に衝突したときの衝撃を小さくすることができ、第一チャンバー30の振動を抑えることができる。
次に第二実施形態の換気構造1Bについて説明する。
第二実施形態の換気構造1Bは、図4に示すように、第一実施形態の換気構造1A(図1参照)と略同様な構成であり、各チャンバー30,40,50の連結構造が異なっている。
換気構造1Bでは、第一チャンバー30と中間チャンバー50との間は第一仕切り壁81によって仕切られており、中間チャンバー50と第二チャンバー40との間は第二仕切り壁82によって仕切られている。
また、換気構造1Bでは、第一仕切り壁81に第一接続路61が開口し、第二仕切り壁82に第二接続路71が開口している。
なお、第二実施形態についても、前記第一実施形態と同様に、前記第二実施形態の構成に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
次に第二実施形態の換気構造1Cについて説明する。
第三実施形態の換気構造1Cは、図5に示すように、第一実施形態の換気構造1A(図1参照)と略同様な構成であり、チャンバーが一つである点が異なっている。
そして、第一チャンバー90には、屋外連通路10に連通する流入口91と、室内連通路20に連通する流出口92と、が開口している。この流入口91および流出口92は対向していない。すなわち、流入口91と流出口92とは一直線上に配置されておらず、壁部2の高さ方向にずれている。
さらに、第三実施形態の換気構造1Cでは、また、屋外連通路10と室内連通路20とが対向しておらず、第一チャンバー90内で音波や外気が多重反射するため、消音効果を高めるとともに、外気の流速を十分に低下させることができる。
1B 換気構造(第二実施形態)
1C 換気構造(第三実施形態)
2 壁部
2a 屋外
2b 室内
3 外壁
4 内壁材
5 断熱材
8 壁紙
10 屋外連通路
11 通気管
12 拡散部
12a ルーバー
20 室内連通路
21 下地材
22 枠体
23 網状部材
24 壁紙
30 第一チャンバー
31 流入口
32 流出口
33 緩衝材
33a 傾斜面
40 第二チャンバー
41 流出口
42 流入口
50 中間チャンバー
52 流入口
53 流出口
60 第一接続路(第一実施形態)
61 第一接続路(第二実施形態)
70 第二接続路(第一実施形態)
71 第二接続路(第二実施形態)
81 第一仕切り壁
82 第二仕切り壁
90 第一チャンバー(第三実施形態)
Claims (4)
- 外壁と内壁材との間を通じて外気を室内に取り入れるための換気構造であって、
前記外壁に形成された屋外連通路と、
前記内壁材に形成された室内連通路と、
前記屋外連通路および前記室内連通路に連通する第一チャンバーと、を備え、
前記屋外連通路と前記室内連通路とが対向していないことを特徴とする換気構造。 - 外壁と内壁材との間を通じて外気を室内に取り入れるための換気構造であって、
前記外壁に形成された屋外連通路と、
前記内壁材に形成された室内連通路と、
前記屋外連通路に連通する第一チャンバーと、
前記室内連通路に連通する第二チャンバーと、
前記第一チャンバーと前記第二チャンバーとの間に設けられた中間チャンバーと、
前記第一チャンバー内と前記中間チャンバー内とを連通させる第一接続路と、
前記中間チャンバー内と前記第二チャンバー内とを連通させる第二接続路と、を備えていることを特徴とする換気構造。 - 前記室内連通路の室内側の開口部は、網状の下地材が嵌め込まれるとともに、通気性を有する壁紙によって覆われていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の換気構造。
- 前記第一チャンバー内には、前記屋外連通路に連通する開口部が形成されており、
前記開口部に対向する位置には緩衝材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の換気構造。
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JP2001349603A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-21 | Midori Anzen Co Ltd | 緩流吹出構造及び空気清浄装置 |
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