JP2015129417A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂製の燃料タンクにハーネスを固定して、ハーネスと外装カバー等との干渉を防止できる建設機械を提供する。
【解決手段】エンジンの燃料を貯える樹脂製の燃料タンク23と、燃料タンク23の外側面に取付けられ、燃料タンク23内の燃料残量を検出する燃料残量検出器25と、検出器25に接続されたハーネス27とを備えた油圧ショベルにおいて、燃料タンク23の外側面に設けられたハーネス用インサートナット30と、ハーネス用インサートナット30に取付けられ、ハーネス27を固定するハーネス固定具31とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械に係わり、特に、樹脂製の燃料タンクとこの燃料タンクに取付けられた検出器を備えた建設機械に関する。
建設機械の一つである油圧ショベルは、一般に、下部走行体と、この下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、この上部旋回体に俯仰可能に設けられ、ブーム、アーム、及びバケットを含む多関節型の作業装置と、ブーム用油圧シリンダ、アーム用油圧シリンダ、及びバケット用油圧シリンダを含む複数の油圧アクチュエータとを備えている。また、エンジンと、このエンジンによって駆動する油圧ポンプと、操作装置の操作に応じて油圧ポンプから複数の油圧アクチュエータへの圧油(作動油)の流れをそれぞれ制御する複数の方向切換弁と、油圧ポンプに供給する作動油を貯える作動油タンクと、エンジンに供給する燃料を貯える燃料タンクとを備えており、それらの機器が上部旋回体に搭載されている。
作動油タンクは、内圧が上昇するため、強度上、金属製のものを採用する必要がある。一方、燃料タンクは、そのような制約がないことから、樹脂製のものを採用することが可能である(例えば特許文献1参照)。樹脂製の燃料タンクを採用した場合には、複雑な形状を容易に形成できるので、例えば後方小旋回型や超小旋回型のミニショベル(機械質量6トン未満の油圧ショベル)のように設置スペースが限られた場合でも、容量を確保することができる。
実開平5−42347号公報
例えば樹脂製の燃料タンクの外側面(言い換えれば、ショベルの外周側に位置する側面)に、燃料タンク内の燃料残量を検出する燃料残量検出器を取付ける場合がある。この燃料残量検出器に接続されたハーネスは、一般的に、樹脂製の燃料タンクに固定されず、燃料タンクから離れた位置まで配策されてから固定される。そのため、燃料タンクに隣り合う外装カバー等とハーネスが干渉する可能性がある。特に、後方小旋回型又は超小旋回型のミニショベルでは、燃料タンクと外装カバーとの隙間が狭くなっているため、外装カバー等とハーネスが干渉する可能性が高くなる。それ故、ショベルの組立時には、外装カバー等と干渉しないように注意しながら、ハーネスを配策する必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、樹脂製の燃料タンクにハーネスを固定して、ハーネスと外装カバー等との干渉を防止できる建設機械を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、エンジンの燃料を貯える樹脂製の燃料タンクと、前記燃料タンクの外側面又は上面に取付けられ、前記燃料タンク内の燃料の状態量を検出する検出器と、前記検出器に接続されたハーネスとを備えた建設機械において、前記燃料タンクの外側面及び上面のうち少なくとも外側面に設けられたハーネス用インサートナット又はハーネス用インサートボルトと、前記ハーネス用インサートナット又は前記ハーネス用インサートボルトに取付けられ、前記ハーネスを固定するハーネス固定具とを有する。
本発明によれば、樹脂製の燃料タンクに設けられたハーネス用インサートナット又はハーネス用インサートボルトに取付けられたハーネス固定具により、ハーネスを固定して、ハーネスと外装カバー等との干渉を防止できる。また、ハーネスの配策ルートの設計自由度を高めることができる。
本発明の一実施形態における油圧ショベルの要部構造を表す斜視図である。 本発明の一実施形態における油圧ショベルの要部構造を表す上面図である。 本発明の一実施形態における燃料タンクとこの燃料タンクに取付けられた燃料残量検出器及びそのハーネスを示す斜視図である。 本発明の一実施形態における燃料タンクのハーネス用インサートナットとハーネス固定具を示す断面図である。 本発明の一実施形態及び従来技術における燃料残量検出器のハーネスの配策ルートを説明するための上面図である。 本発明の他の実施形態における燃料タンクのハーネス用インサートボルトとハーネス固定具を示す断面図である。
本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態における油圧ショベルの要部構造を表す斜視図であり、図2は、上面図である。なお、以降、油圧ショベルが図1及び図2に示す状態にて運転者が運転席に着座した場合における運転者の前側(図1及び図2中右側)、後側(図1及び図2中左側)、右側(図1中及び図2中下側)、左側(図1及び図2中上側)を、単に前側、後側、右側、左側と称する。
本実施形態の油圧ショベルは、後方小旋回型のミニショベルであって、下部走行体1と、この下部走行体1上に旋回可能に設けられた上部旋回体2と、この上部旋回体2の前側にスイングポスト3を介し連結された作業装置4とを備えている。そして、図示しない旋回用油圧モータの駆動により、下部走行体1に対して上部旋回体2が旋回するようになっている。また、図示しないスイング用油圧シリンダの駆動により、上部旋回体2に対してスイングポスト3が左右方向に回動し、ひいては作業装置4が左右方向に回動するようになっている。
作業装置4は、スイングポスト3に上下方向に回動可能に連結されたブーム5と、このブーム5に上下方向に回動可能に連結されたアーム6と、このアーム6に上下方向に回動可能に連結されたバケット7とを備えている。そして、ブーム用油圧シリンダ8、アーム用油圧シリンダ(図示せず)、及びバケット用油圧シリンダ(図示せず)の駆動により、ブーム5、アーム6、及びバケット7が上下方向に回動するようになっている。
下部走行体1は、トラックフレーム9を備えており、このトラックフレーム9は、センタフレーム(図示せず)と、このセンタフレームの右側に配置された右サイドフレーム10Aと、センタフレームの左側に配置された左サイドフレーム10Bとで構成されている。右サイドフレーム10Aの後端側には駆動輪11とこの駆動輪11を回転させる走行用油圧モータ12が設けられ、前端側には従動輪(図示せず)が回転可能に設けられ、駆動輪11と従動輪に履帯(クローラ)13Aが掛け回されている。そして、走行用油圧モータ12の駆動によって駆動輪11が回転し、ひいては履帯13Aが回転するようになっている。
同様に、左サイドフレーム10Bの後端側には駆動輪(図示せず)とこの駆動輪を回転させる走行用油圧モータ(図示せず)が設けられ、前端側には従動輪(図示せず)が回転可能に設けられ、駆動輪と従動輪に履帯(クローラ)13Bが掛け回されている。そして、走行用油圧モータの駆動によって駆動輪が回転し、ひいては履帯13Bが回転するようになっている。
右サイドフレーム10Aと左サイドフレーム10Bの間にはスパンシリンダ(図示せず)が設けられており、このスパンシリンダの駆動によって右サイドフレーム10Aと左サイドフレーム10Bの間隔を可変とし、ひいては下部走行体1の幅寸法を可変としている。
センタフレームの前側には排土用のブレード14が上下動可能に設けられており、図示しないブレード用油圧シリンダの駆動により、ブレード14が上下動するようになっている。ブレード14は、メインブレード15及びサブブレード16A,16Bで構成されている。そして、図1及び図2で示すようにメインブレード15の両外側に延長するようにサブブレード16A,16Bが配置された場合に、ブレード14の幅寸法は、メインブレード15の幅寸法とサブブレード16A,16Bの幅寸法との総和となって最大となる。一方、図示しないが、メインブレード15の後側に格納するようにサブブレード16A,16Bが配置された場合に、ブレード14の幅寸法は、メインブレード15の幅寸法となって最小となる。
そして、例えば油圧ショベルを運搬車に積載する場合等に、下部走行体1の幅寸法を最小とし(図2参照)、ブレード14の幅寸法も最小とする。一方、例えば油圧ショベルを稼働する場合は、下部走行体1の幅寸法を最大とし(図1参照)、ブレード14の幅寸法を最大とする。なお、上部旋回体2は、図2で示すように下部走行体1に対して旋回しなければ、下部走行体1の最小車幅にほぼ収まるように構成されている。また、上部旋回体2は、下部走行体1に対して旋回しても、その後端が下部走行体1の最大車幅にほぼ収まるように構成されている。
上部旋回体2は、その下部基礎構造をなす旋回フレーム(図示せず)と、この旋回フレーム上に設けられた運転室17と、旋回フレームの後側に設けられ作業装置4との釣り合いをとるためのカウンタウェイト(図示せず)と、旋回フレーム上に搭載された機器(詳細は後述)を覆う外装カバーとを備えている。外装カバーは、右側面カバー18A,18B,18C、左側面カバー(図示せず)、及び後面カバー(図示せず)等で構成されている。
運転室17には、運転者が着座する運転席19が設けられ、運転席19の周囲を覆うキャノピ又はキャブ(図示せず)が設けられている。運転席19の前側には走行用操作レバー20A,20Bが設けられ、走行用操作レバー20A,20Bの両外側の足元部分にはスイング用操作ペダル21及びオプション用操作ペダル22が設けられている。運転席19の右側にはブーム・バケット用操作レバー(図示せず)が設けられ、運転席19の左側にはアーム・旋回用操作レバー(図示せず)が設けられている。また、運転席19の右側には、後述する燃料タンク23内の燃料残量等を表示する表示装置24が設けられている。
旋回フレームの後側(言い換えれば、運転席19の下側)には、エンジン(図示せず)が横置き状態で配置されている。エンジンの左側には、エンジンによって駆動される油圧ポンプ(図示せず)が設けられ、エンジンの右側には、ラジエータやオイルクーラ等の熱交換器(図示せず)が設けられている。また、旋回フレームの前方左側(言い換えれば、運転室17の床下)には、上述した操作レバーや操作ペダルの操作に応じて油圧ポンプから複数の油圧アクチュエータ(詳細には、上述した走行用油圧モータ、スイング用油圧シリンダ、旋回用油圧モータ、ブーム用油圧シリンダ、アーム用油圧シリンダ、及びバケット用油圧シリンダ等)への流れを制御する複数の方向切換弁(図示せず)が設けられている。
また、旋回フレームの前方右側(言い換えれば、運転室17の右側)には、油圧ポンプに供給する作動油を貯える金属製の作動油タンク29と、エンジンに供給する燃料を貯える樹脂製の燃料タンク23が設けられている。燃料タンク23は、作動油タンク29の前側に並んで配置されており、その外側面(本実施形態では右側面)が旋回フレームからはみ出さないように形成されている。
図3は、本実施形態における燃料タンク23とこの燃料タンク23に取付けられた燃料残量検出器及びそのハーネスを示す側面図である。図4は、本実施形態における燃料タンク23のハーネス用インサートナットとハーネス固定具を示す断面図である。
燃料タンク23の外側面には、フロート式の燃料残量検出器25を取付けるための窪み26が形成されている。すなわち、燃料タンク23の外側面に窪み26を形成することにより、燃料残量検出器25を支持するための強度を高めるとともに、燃料タンク23の外側面からの燃料残量検出器25の突出を抑えるようになっている。そして、窪み26に設けられた複数の検出器用インサートボルト(図示せず)を用いて燃料残量検出器25が取付けられている。
燃料残量検出器25は、詳細を図示しないが、燃料タンク23内の燃料の液面位置に追従するフロートと、このフロートに接続されたリンクと、フロートの位置に対応する状態量としてリンクの回動角を検出する角度センサ(可変抵抗器)とを備えている。そして、検出信号として、角度センサで検出されたリンクの回動角を、表示装置24へ出力するようになっている。表示装置24は、角度センサで検出されたリンクの回動角から燃料タンク23内の燃料残量を演算し、その演算結果を表示するようになっている。
燃料残量検出器25と表示装置24との間には、電力供給用及び信号出力用のハーネス27が接続されている。ここで本実施形態の大きな特徴として、燃料タンク23の外側面には、上述した窪み26と連続するように形成された窪み28が形成されており、この窪み28に少なくとも1つ(本実施形態では2つ)のハーネス用インサートナット30が設けられている。そして、ハーネス用インサートナット30にハーネス固定具31が取付けられている。
ハーネス固定具31は、ハーネス用インサートナット30に取付可能なマウント部材32と、可撓性のバンド部材33とで構成されている。バンド部材33は、その基端側に設けられ、先端側を挿通して係止可能な係止部33aを有している。そして、ハーネス27を取巻くようにバンド部材33を丸めて、バウンド部材33の先端側をマウント部材32の係合孔32aに挿通し、さらに係止部33aに挿通する。これにより、バンド部材33がマウント部材32に係合するとともに、ハーネス27を保持するようになっている。
以上のように構成された本実施形態では、樹脂製の燃料タンク23に設けられたハーネス用インサートナット30に取付けられたハーネス固定具31により、ハーネス27を固定して、燃料タンク23の外側面に隣り合う左側面カバー18Aとハーネス27が干渉するのを防止できる。また、燃料タンク23の外側面の窪み28にハーネス27を配置するので、燃料タンク23の外側面からのハーネス27の突出を抑えることができる。このような観点からも、左側面カバー18Aとハーネス27が干渉するのを防止できる。また、図示しないが、例えば左側面カバー18Aのリブや左側面カバー18Aを固定する固定部材が燃料タンク23の外側面に近接するような位置にあっても、それらとハーネス27が干渉するのを防止できる。
また、設計上、ハーネス用インサートナット30の位置を変更してハーネス27の配策ルートを設定することができるから、ハーネス27の配策ルートの設計自由度を高めることができる。そして、燃料タンク23の周囲の部材との干渉を避けるように、ハーネス27の配策ルートを設定することができる。
また、従来技術では、検出器25のハーネス27を、樹脂製の燃料タンク23に固定していない。それ故、検出器25から比較的近い金属性部材、例えば作動油タンク29まで配策してから、作動油タンク29に取付けられたハーネス固定具で固定することが好ましい。そのため、検出器25のハーネス27を、図5中矢印A1で示すように燃料タンク23の左側面、後側面、及び右側面に配策し、さらに矢印Bで示すように運転室17の床下及び運転席19の下側に配策して、表示装置24に接続する。これに対し、本実施形態では、検出器25のハーネス27を、樹脂製の燃料タンク23に固定している。そのため、検出器25のハーネス27を、図5中矢印A2で示すように燃料タンク23の左側面及び前側面に配策し、さらに矢印Bで示すように運転室17の床下及び運転席19の下側に配策して、表示装置24に接続することができる。したがって、従来技術よりも、ハーネス27を短くすることができる。
また、燃料タンク23にハーネス27を固定するので、ショベルの組立作業性が向上するという効果も得られる。また、窪み26だけでなく、窪み28及びハーネス嵌合溝29を形成することにより、燃料タンク23の強度が高まるという効果も得られる。
なお、上記一実施形態においては、ハーネス用インサートナット30に取付け可能なハーネス固定具の一例として、マウント部材32及びバンド部材33からなるハーネス固定具31を説明したが、これに限られないことは言うまでもない。
本発明の他の実施形態を図6により説明する。図6は、本実施形態における燃料タンク23のハーネス用インサートボルトとハーネス固定具を示す断面図である。なお、本実施形態において、上記一実施形態と同等の部分は同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態では、燃料タンク23の外側面の窪み28に、上記ハーネス用インサートナット30に代えて、ハーネス用インサートボルト34が設けられている。そして、ハーネス用インサートボルト34にハーネス固定具35が取付けられている。
ハーネス固定具35は、支持部36と、この支持部36に連結された保持部37とで構成されている。そして、ハーネス固定具35の支持部36の取付孔36aにハーネス用インサートボルト34を挿通して、ハーネス用インサートボルト34にナット38を螺合することにより、ハーネス用インサートボルト34にハーネス固定具35を取付けるようになっている。また、ハーネス固定具35の保持部37の挿通孔37aにハーネス27を挿通することにより、ハーネス27を保持するようになっている。
以上のように構成された本実施形態においても、上記一実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記他の実施形態においては、ハーネス用インサートボルト34に取付け可能なハーネス固定具の一例として、支持部36及び保持部37からなるハーネス固定具35を説明したが、これに限られないことは言うまでもない。
なお、以上においては、フロート式の燃料残量検出器25を燃料タンク23の外側面に取付け、燃料タンク23の外側面に設けられたハーネス用インサートナット30又はハーネス用インサートボルト34にハーネス固定具を取付け、そのハーネス固定具で燃料残量検出器25のハーネス27を固定する場合を例にとって説明したが、これに限られず、本発明の趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲内で変形が可能である。すなわち、フロート式以外の他の方式の燃料残量検出器を取付けてもよい。また、燃料タンク23内の燃料の状態量を検出する検出器として、例えば燃料タンク23内の燃料温度を検出する燃料温度検出器を取付けてもよい。また、燃料タンク23の上面に検出器を取付け、燃料タンクの外側面及び上面のうち少なくとも外側面に設けられたハーネス用インサートナット又はハーネス用インサートボルトにハーネス固定具を取付け、そのハーネス固定具で検出器のハーネスを固定してもよい。これらの場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、本発明の適用対象として、後方小旋回型の油圧ショベルを例にとって説明したが、これに限られず、例えば超小旋回型の油圧ショベルに適用してもよい。また、油圧クレーン等の他の建設機械に適用してもよい。
1 下部走行体
2 上部旋回体
18A,18B,18C 左側面カバー(外装カバー)
23 燃料タンク
24 表示装置
25 燃料残量検出器
26 窪み
27 ハーネス
28 窪み
30 ハーネス用インサートナット
31 ハーネス固定具
34 ハーネス用インサートボルト
35 ハーネス固定具

Claims (4)

  1. エンジンの燃料を貯える樹脂製の燃料タンクと、前記燃料タンクの外側面又は上面に取付けられ、前記燃料タンク内の燃料の状態量を検出する検出器と、前記検出器に接続されたハーネスとを備えた建設機械において、
    前記燃料タンクの外側面及び上面のうち少なくとも外側面に設けられたハーネス用インサートナット又はハーネス用インサートボルトと、
    前記ハーネス用インサートナット又は前記ハーネス用インサートボルトに取付けられ、前記ハーネスを固定するハーネス固定具とを有することを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1記載の建設機械において、
    前記ハーネス用インサートナット又は前記ハーネス用インサートボルトは、前記燃料タンクの外側面及び上面のうち少なくとも外側面に形成された第1の窪みに設けられたことを特徴とする建設機械。
  3. 請求項2記載の建設機械において、
    前記検出器は、前記燃料タンク内の燃料残量を検出するフロート式の燃料残量検出器であって、前記燃料タンクの外側面に形成された第2の窪みに取付けられており、
    前記第1の窪みは、前記第2の窪みと連続するように形成されたことを特徴とする建設機械。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の建設機械において、
    下部走行体と、前記下部走行体上に旋回可能に設けられ、前記エンジン及び前記燃料タンクを搭載する上部旋回体とを備え、
    前記燃料タンクは、その外側面が前記上部旋回体の外装カバーに隣り合うように配置されたことを特徴とする建設機械。
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