JP2015127222A - 繰出容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】繰出容器10は、内容物が収容される容器本体11と、内容物を吐出する吐出孔50が形成された吐出部材15と、容器本体11の内周面に螺着され容器本体11内を容器軸O方向に移動する中皿12と、容器本体11の外部に露呈した状態で、容器本体11に、容器軸O回りに回転自在に装着された操作部材13と、容器本体11内で容器軸O方向に延びるとともに操作部材13に連結され、容器軸Oに直交する横断面視形状が非真円形状であり中皿12における径方向の中央部に挿通された挿通部材16と、を備えている。
【選択図】図2
Description
本発明に係る繰出容器は、内容物が収容される容器本体と、内容物を吐出する吐出孔が形成された吐出部材と、前記容器本体の内周面に螺着され前記容器本体内を容器軸方向に移動する中皿と、前記容器本体の外部に露呈した状態で、前記容器本体に、容器軸回りに回転自在に装着された操作部材と、前記容器本体内で容器軸方向に延びるとともに前記操作部材に連結され、容器軸に直交する横断面視形状が非真円形状であり前記中皿における径方向の中央部に挿通された挿通部材と、を備えていることを特徴とする。
ここでこの繰出容器では、挿通部材を中皿に単に挿通させることにより、中皿と挿通部材とを螺着させなくても、操作部材の回転に伴って中皿を容器軸方向に移動させることができる。したがって、中皿および挿通部材のうちの一方を容器本体内に配置した状態で、他方を容器本体内に進入させて両者を組み付ける場合、容易に組み付けることができる。また、中皿と挿通部材を組み付けた後、この組み付け体を容器本体内に配置する場合、中皿を容器本体の内周面に螺着させることで、この中皿を容器軸方向に精度良く位置決めすることができる。したがって、この繰出容器を容易に精度良く形成することができる。
また前述のように、挿通部材の下端部を、容器本体内に収容された内容物の減少量に応じて下降させることができるので、容器本体内に内容物が多量に収容されているときには、挿通部材の下端部を容器本体内において上側に位置させて、この下端部が内容物内に入り込むのを抑えることができる。これにより、例えば、この繰出容器から内容物を吐出し始める前の初期位置に位置する挿通部材の下端部が、内容物内に大きく入り込んで内容物の体積が見かけ上、増加するのを防ぐこと等が可能になり、容器本体内に内容物を精度良く収容し易くすることができる。
以下、図面を参照し、本発明の第1実施形態に係る繰出容器を説明する。
図1から図3に示すように、繰出容器10は、容器本体11と、中皿12と、操作部材13と、オーバーキャップ14と、吐出部材15と、挿通部材16と、を備えている。
容器本体11は、底部21と、底部21に立設された胴部22と、胴部22に立設された口部23と、を備えている。底部21は、胴部22の下端開口部を閉塞している。胴部22の内周面は、容器軸Oに直交する横断面視において、真円形状をなしている。口部23の外径は、胴部22の外径よりも小さくなっている。
容器本体11の底部21には、配置突部25が設けられている。図3に示すように、配置突部25は、容器軸Oと同軸に配置され、この繰出容器10を容器軸O方向から見た平面視において、容器軸Oを中心とする放射状、図示の例では十字状に形成されている。
図2に示すように、基部28は、表裏面が容器軸O方向を向く環板状に形成され、外筒部26および内筒部27それぞれの下端部同士を連結している。
中皿12は、容器本体11に対して周方向の一方側(内容物の吐出方向)に向けて回転させられたときに、容器本体11内で容器軸O方向に沿って下側に移動して収容空間33を縮小させる。
操作部材13は、有頂筒状に形成され、操作部材13の周壁部は、容器本体11の口部23に外嵌している。操作部材13の頂壁部における径方向の中央部には、下方に向けて凹となる窪み部34が形成されている。窪み部34の外周縁は、前記平面視において真円形状をなしていて、窪み部34は容器軸Oと同軸に配置されている。
操作部材13の頂壁部には、下方に向けて延びる接続筒部37が設けられている。接続筒部37は、容器軸Oと同軸に配置され、装着孔35および窪み部34よりも大径でかつ容器本体11の口部23よりも小径とされている。
吐出部材15は、内部が前記吐出孔50とされた吐出筒部38と、吐出筒部38を径方向の外側から囲繞する外周筒部39と、吐出筒部38と外周筒部39とを連結する連結部40と、を備えている。これらの吐出筒部38、外周筒部39および連結部40は、容器軸Oと同軸に配置されている。
連結部40は、表裏面が容器軸O方向を向く環板状に形成され、吐出筒部38および外周筒部39それぞれの下端部同士を連結している。
まず、オーバーキャップ14を取り外し、操作部材13を外部に露呈させる。この状態で操作部材13を周方向の他方側に回転させると、ラチェット部44における係止部45と係止突部46とが係止せずに、操作部材13が吐出部材15に対して空回りする。一方、操作部材13を周方向の一方側に回転させると、係止部45の係止面47が係止突部46に係止して、操作部材13と挿通部材16とが、ラチェット部44および吐出部材15を介して供回りする。このとき、挿通部材16の外周面と中皿12の挿通孔29の内周面とが互いに係止することで、中皿12も供回りする。
さらに容器本体11の底部21に、配置突部25が設けられているので、挿通部材16と容器本体11とが相対的に径方向に移動しようとしたときに、挿通部材16の内周面と配置突部25の外周面とを互いに係止させることが可能になり、挿通部材16と容器本体11との径方向の位置関係を安定させることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る繰出容器を、図4から図8を参照して説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
複数の筒状部64a〜64dのうち、固定筒状部64a以外の筒状部64b〜64dは、固定筒状部64aに対して容器軸O方向に相対的に移動可能な可動筒状部64b〜64dとされている。可動筒状部64b〜64dの各下端部は、互いに容器軸O方向に同等の位置に配置されていて、図示の例では、固定筒状部64aの下端部と同等の位置に配置されている。複数の可動筒状部64b〜64dは、小径のものから大径のものに向かうに従い漸次、容器軸O方向に小さくなっている。
次に、本発明の第3実施形態に係る繰出容器を、図9を参照して説明する。
なお、この第3実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
さらに本実施形態では、操作部材13と吐出部材15との間に前記ラチェット部44を設けるのに代えて、前記第2実施形態と同様に、前記第1凹凸部62および前記第2凹凸部63を有する回り止め部61を設けている。
さらに前記実施形態では、操作部材13が、容器本体11の口部23を閉塞しているが、本発明はこれに限られない。例えば容器本体に口部を、操作部材とは異なる蓋部材で閉塞し、操作部材を、容器本体の底部側に設けてもよい。
11 容器本体
12 中皿
13 操作部材
15 吐出部材
16 挿通部材
21 底部
25 配置突部
50 吐出孔
64a〜64d 筒状部
67 規制部
O 容器軸
Claims (5)
- 内容物が収容される容器本体と、
内容物を吐出する吐出孔が形成された吐出部材と、
前記容器本体の内周面に螺着され前記容器本体内を容器軸方向に移動する中皿と、
前記容器本体の外部に露呈した状態で、前記容器本体に、容器軸回りに回転自在に装着された操作部材と、
前記容器本体内で容器軸方向に延びるとともに前記操作部材に連結され、容器軸に直交する横断面視形状が非真円形状であり前記中皿における径方向の中央部に挿通された挿通部材と、を備えていることを特徴とする繰出容器。 - 請求項1記載の繰出容器であって、
前記吐出部材は、前記容器本体の口部に連結され、
前記挿通部材は、前記吐出部材から、容器軸方向に沿って前記容器本体の底部側である下側に向けて延び、前記吐出孔と前記容器本体内とを連通する筒状に形成されていることを特徴とする繰出容器。 - 請求項2記載の繰出容器であって、
前記挿通部材は、複数の筒状部を有する多重筒状に形成され、前記中皿の下降に伴って、前記複数の筒状部が大径のものから漸次下降することで、下側に延びることを特徴とする繰出容器。 - 請求項3記載の繰出容器であって、
前記挿通部材は、小径の前記筒状部の外側に大径の前記筒状部が容器軸方向に移動自在に嵌合されることで、多段筒状に形成され、
前記複数の筒状部のうち、互いに嵌合し合う筒状部同士の間には、前記筒状部同士のうち、小径の前記筒状部に対する大径の前記筒状部の相対的な下降量を規制する規制部が設けられていることを特徴とする繰出容器。 - 請求項2から4のいずれか1項に記載の繰出容器であって、
前記容器本体の底部には、前記挿通部材内に配置される配置突部が設けられていることを特徴とする繰出容器。
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