JP6598674B2 - 吐出面に内容物を吐出する吐出容器 - Google Patents
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Description
受け皿には、内部ピストンに連通する連通孔と、連通孔の上側に位置する受け板と、が設けられている。受け板は、連通孔の周方向に間隔をあけて設けられた複数の固定脚を介して、連通孔の周縁に接続されている。周方向に隣り合う固定脚同士の間には、内部ピストンの上方に吸い上げられた液体を受け皿の上面(吐出面)に排出する液出し孔が形成される。液出し孔は、複数の固定脚により周方向に分割されるように、複数形成されている。
本発明に係る吐出容器は、内容物が収容される容器本体と、前記容器本体の口部に装着された固定部材と、前記口部に上方付勢状態で下方移動可能に立設されたステムを有する吐出器と、前記ステムの上方に配置されるとともに吐出孔が容器軸方向に貫通する頂壁部を有し、前記固定部材に対して周方向に回転可能に装着され、前記吐出孔から、前記頂壁部において上方を向く吐出面に内容物を吐出する外装部と、を備え、前記固定部材は、前記口部に外嵌される外嵌筒と、前記外嵌筒を径方向の外側から囲繞する囲繞筒と、を備え、前記外装部は、前記頂壁部から下方に向けて延び、かつ前記外嵌筒と前記囲繞筒との間に差し込まれる周壁部を備え、前記周壁部の外周面には、前記囲繞筒の内周面に形成された上側係合部に対して、この上側係合部の下方から係合する下側係合部が形成され、前記固定部材および前記周壁部には、前記外装部および前記固定部材の相対的な回転移動に伴い周方向で突き当たって摺接することで、前記外装部を前記固定部材に対して上昇させる案内面が各別に形成され、前記外装部には、前記ステムに係止されて前記ステムを下降させる係止部と、前記周壁部の内側に配置されるとともに前記頂壁部において下方を向く供給面が壁面の一部を形成し、前記ステムからの内容物を径方向に拡散して前記吐出孔に供給する拡散室と、が設けられることを特徴とする。
固定部材から外装部を取り外すときには、外装部と固定部材とを周方向に相対的に回転させる。このとき、固定部材および周壁部それぞれの案内面が互いに突き当たって摺接することで、外装部を固定部材に対して上昇させる。すると、下側係合部が上側係合部を上方に乗り越えて、上側係合部と下側係合部との係合が解除される。
なお、固定部材から外装部を取り外した後には、外装部を洗浄することができる。これにより、吐出孔を清浄に保持し、吐出孔から内容物を高精度かつ円滑に吐出すること等ができる。また、容器本体内の内容物がなくなった場合には、固定部材から外装部を取り外した後、この外装部を他の容器本体(固定部材)に組み付けることで外装部を再利用したり、外装部を取り外した容器本体内に内容物を再充填した後、外装部を再び装着することで吐出容器全体を再利用したりすることもできる。
また、外装部と固定部材とを周方向に相対的に回転させることで、上側係合部と下側係合部との係合を解除することができる。これにより、固定部材から外装部を取り外す操作性を高めることができる。この操作性を向上させることで、外装部を洗浄し易くしたり再利用し易くしたりすることができる。
図1から図8示すように、吐出容器10は、容器本体11と、吐出器12と、固定部材13と、外装部14と、を備えている。吐出容器10は、例えば泡体や高粘性材料など、吐出後に少なくとも一定時間、形状を保持可能な内容物を吐出する。内容物は、容器本体11に収容される。
なお、前述の容器本体11および吐出器12は、容器本体11内に収容された内容物をステム18から吐出する吐出容器本体19を構成している。図示の例では、吐出容器本体19として、内部に液状の内容物が収容されたエアゾール缶を採用している。
図1、図2、図5および図6に示すように、外装部本体30は、容器軸Oと同軸の有頂筒状に形成されている。外装部本体30は、頂壁部33と、周壁部34と、を備えている。頂壁部33は、ステム18の上方に配置されている。頂壁部33は、容器軸Oに直交する板状に形成されている。周壁部34は、頂壁部33から下方に向けて延びている。周壁部34は、外嵌筒25と囲繞筒26との間(環状凹部17)に差し込まれている。周壁部34の下端部は、内装筒部24の上端部を径方向の外側から囲繞している。
芯体35は、頂壁部33から下側に向けて延びている。芯体35は、容器軸O方向に延び、容器軸Oと同軸に配置されている。芯体35は、ステム18の上端縁よりも上側に位置している。芯体35の外径は、ステム18の内径よりも小さく、芯体35は、ステム18の上端部と容器軸O方向に対向している。芯体35は、中実の棒状、柱状に形成されている。芯体35は、容器軸O方向の全長にわたって同径に形成されている。
中皿本体41には、連通孔46が形成されている。連通孔46は、中皿本体41を容器軸O方向に貫通している。連通孔46は、容器軸Oと同軸に配置されている。連通孔46は、芯体35よりも大径とされている。連通孔46内には、芯体35が挿通される。連通孔46は、ステム18の外径よりも小径とされている。
図2に示すように、中皿31が待機位置に位置するときには、芯体35が連通孔46に挿通されている。
第2規制面58は、下側係合部52において周方向の他方側を向く周端面によって形成されている。第2規制面58は、容器軸O方向に沿って延びる真直面である。
第2回り止め部61は、下側係合部52に配置された縦溝により形成されている。第2回り止め部61は、下側係合部52を容器軸O方向の全長にわたって縦断している。
第1回り止め部60は、第2回り止め部61内に周方向に離脱可能に嵌合する。外装部14および固定部材13に使用者が意図的に回転力を加えたときには、第1回り止め部60が第2回り止め部61から周方向に離脱されて前記規制が解除される。
内容物が、複数の成形孔36を各別に通過して成形されると、複数の造形片が形成され、これらの造形片が吐出面38上で組み合わされることで、造形物が形成される。なお、成形孔36によって造形された造形片は、成形孔36が延びる方向に長く成形される。
案内面53、54が、上側係合部29および下側係合部52それぞれと一体に形成されているので、例えば構造の簡素化を図ること等ができる。
前記実施形態では、吐出面38上に造形物を形成するが、本発明はこれに限られない。例えば、吐出面38上に造形物を形成せず、単に内容物を吐出してもよい。
例えば、吐出容器10により造形する造形物の形状や、吐出する内容物の用途などにより、成形孔36(吐出孔)の数や形状を適宜変更することが可能であり、例えば、成形孔36が1つであってもよい。
11 容器本体
12 吐出器
13 固定部材
14 外装部
15 口部
18 ステム
25 外嵌筒
26 囲繞筒
29 上側係合部
33 頂壁部
34 周壁部
36 成形孔(吐出孔)
38 吐出面
39 供給面
45 係止部
51 拡散室
52 下側係合部
53 第1案内面
54 第2案内面
55 案内突起
57、58 規制面
O 容器軸
Claims (5)
- 内容物が収容される容器本体と、
前記容器本体の口部に装着された固定部材と、
前記口部に上方付勢状態で下方移動可能に立設されたステムを有する吐出器と、
前記ステムの上方に配置されるとともに吐出孔が容器軸方向に貫通する頂壁部を有し、前記固定部材に対して周方向に回転可能に装着され、前記吐出孔から、前記頂壁部において上方を向く吐出面に内容物を吐出する外装部と、を備え、
前記固定部材は、前記口部に外嵌される外嵌筒と、前記外嵌筒を径方向の外側から囲繞する囲繞筒と、を備え、
前記外装部は、前記頂壁部から下方に向けて延び、かつ前記外嵌筒と前記囲繞筒との間に差し込まれる周壁部を備え、
前記周壁部の外周面には、前記囲繞筒の内周面に形成された上側係合部に対して、この上側係合部の下方から係合する下側係合部が形成され、
前記固定部材および前記周壁部には、前記外装部および前記固定部材の相対的な回転移動に伴い周方向で突き当たって摺接することで、前記外装部を前記固定部材に対して上昇させる案内面が各別に形成され、
前記外装部には、
前記ステムに係止されて前記ステムを下降させる係止部と、
前記周壁部の内側に配置されるとともに前記頂壁部において下方を向く供給面が壁面の一部を形成し、前記ステムからの内容物を径方向に拡散して前記吐出孔に供給する拡散室と、が設けられることを特徴とする吐出容器。 - 前記案内面は、前記上側係合部および前記下側係合部それぞれと一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の吐出容器。
- 前記上側係合部および前記下側係合部のうちの一方における周端部には、前記案内面としての第1案内面を有し前記周端部から容器軸方向に突出する案内突起が設けられ、他方における周端面は、前記案内面としての第2案内面であることを特徴とする請求項2に記載の吐出容器。
- 前記案内面は、前記固定部材および前記周壁部それぞれにおいて、容器軸を間に挟んで径方向の反対側に位置するように一対設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の吐出容器。
- 前記固定部材および前記周壁部には、前記外装部および前記固定部材の相対的な回転移動に伴い周方向で突き当たって係止することで、更なる回転移動を規制する規制面が各別に形成され、
前記外装部が前記固定部材に対して周方向に沿って一方側に回転するときに、前記案内面同士が突き当たり、前記外装部が前記固定部材に対して周方向に沿って他方側に回転するときに、前記規制面同士が突き当たることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の吐出容器。
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