JP2015126248A - 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線LANアクセスポイントが通信範囲を縮小すると、新たな無線LAN子機は、本来は通信可能な範囲に位置しているにも関わらず、当該無線LANアクセスポイントに帰属できないので通信が行えないという問題が生じる。【解決手段】本発明の無線通信装置は、無線端末の制御に用いる管理フレームと、データを含むデータフレームを送信する無線送信部と、前記データフレームの送信範囲が前記管理フレームの送信範囲に包含されるように、前記データフレームを受信する無線端末の位置に基づいて、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を制御する無線送信出力制御部と、を備えることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラムに関する。
無線通信の秘匿性を向上させることを目的として、無線LAN(Local Area Network)アクセスポイントが、その通信範囲を、特定の無線端末をカバーする範囲にまで縮小する技術がある。
特許文献1は、無線LANアクセスポイントが、空中線電力の低減によって、通信範囲を、特定の無線LAN子機が位置する範囲まで縮小するよう制御することを開示する。無線LANアクセスポイントが通信範囲を縮小するので、特定の無線LAN子機よりも離れた位置に存在する他の無線LAN子機は、当該無線LANアクセスポイントと当該特定の無線LAN子機との間の通信を傍受することが物理的にできない。したがって、特許文献1に記載の無線LANアクセスポイントは、特定の無線LAN子機との間の通信の秘匿性を向上させることができる。
特開2012−175127号公報
特許文献1に記載の無線LANアクセスポイントは、通信範囲そのものを縮小するので、縮小後の通信範囲外に新たな無線LAN子機が現れた場合、現れた位置が本来は通信可能な範囲内であっても、当該新たな無線LAN子機を検知することができない。すなわち、特許文献1において、無線LANアクセスポイントが通信範囲を縮小すると、新たな無線LAN子機は、本来は通信可能な範囲に位置しているにも関わらず、当該無線LANアクセスポイントに帰属できないので通信が行えないという問題が生じる。
本発明の目的は、上記の問題を解決し、無線端末を検知可能な範囲を縮小させることなく、特定の無線端末との間の通信の秘匿性を向上できる無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラムを提供することである。
本発明の無線通信装置は、無線端末の制御に用いる管理フレームと、データを含むデータフレームを送信する無線送信部と、前記データフレームの送信範囲が前記管理フレームの送信範囲に包含されるように、前記データフレームを受信する無線端末の位置に基づいて、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を制御する無線送信出力制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の無線通信システムは、無線端末の制御に用いる管理フレームと、データを含むデータフレームを送信する無線送信部と、前記データフレームの送信範囲が前記管理フレームの送信範囲に包含されるように、前記データフレームを受信する無線端末の位置に基づいて、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を制御する無線送信出力制御部とを備える無線通信装置と、複数の前記無線端末とを含み、複数の前記無線端末の少なくとも1つは、前記無線通信装置から前記データフレームを受信し、前記データフレームの送信範囲は、前記管理フレームの送信範囲に包含されることを特徴とする。
本発明の無線通信方法は、無線端末の制御に用いる管理フレームと、データを含むデータフレームを送信し、前記データフレームの送信範囲が前記管理フレームの送信範囲に包含されるように、前記データフレームを受信する無線端末の位置に基づいて、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を制御することを特徴とする。
本発明のプログラムは、無線端末の制御に用いる管理フレームと、データを含むデータフレームを送信する処理と、前記データフレームの送信範囲が前記管理フレームの送信範囲に包含されるように、前記データフレームを受信する無線端末の位置に基づいて、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を制御する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及びプログラムは、新たな無線端末を検知可能な範囲を縮小させることなく、特定の無線端末との間の通信の秘匿性を向上できるという効果がある。
本発明の一実施形態における無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態における無線通信装置の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における無線通信装置の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における無線通信装置が、データフレームの送信出力値を算出する際の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における無線通信装置1、フレームを送信する際の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における無線通信装置が、データフレームの送信出力値を算出する際の他の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の無線通信装置の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における無線通信装置が、フレームを送信する際の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の無線通信装置の構成例を図である。 本発明の第3の実施形態における、無線通信装置の動作例を示すフローチャートである。
はじめに、図1を用いて、本発明の一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
図1は、本発明の一実施形態における無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信装置1の通信範囲は、当該無線通信装置1を中心とする略円形に形成される。図1に示すように、無接通信装置1がフレームを送信可能な範囲である通信範囲A1内には、複数の無線端末2−1及び2−2(以下、特に区別する必要がない場合には「無線端末2」とする)が存在する。
無線通信装置1が送出するフレームは、データフレームと管理フレームとがある。データフレームは、データを送信するために用いるフレームである。一方、管理フレームは、無線ネットワークに対するプローブ、アソシエーションの確立と解除、認証及びその解除等を行う際に送信されるフレームであり、当該無線ネットワークの存在、すなわち無線通信装置1の存在、を通知するためのビーコンフレームを含む。
本発明の一実施形態における無線通信装置1は、データフレームの送信を、特定の無線端末2−1が位置する範囲まで縮小する。すなわち、無線通信装置1は、図1において、データフレームの送信範囲を、特定の無線端末2−1が位置する範囲である範囲A2まで縮小する。そのため、範囲A2外に位置する無線端末2−2は、無線通信装置1と無線端末2−1との間でやり取りするデータフレームを傍受することが物理的に不可能になる。
ここで、特許文献1では、無線LANアクセスポイントが、通信範囲そのものを範囲A2に縮小するので、管理フレームの送信も当該範囲A2に縮小される。したがって、特許文献1では、図1において斜線で表示する通信範囲A3内に新たに現れる無線端末2−3は、無線通信装置1から管理フレームを受信することができない。
一方、本発明の一実施形態の無線通信装置1は、管理フレームを送信する範囲の縮小は行わない。すなわち、無線通信装置1は、フレームを送信可能な最大範囲(又は所定の範囲)である送信範囲A1内において管理フレームを送信する。これにより、無線通信装置1は、特定の無線端末2−1との間の通信の秘匿性を向上しつつ、新たな無線端末2−3が通信範囲A1のどこに現れたとしても、当該無線端末2−3に管理フレームを送信することができ、自装置に帰属させることができる。
図2は、本発明の一実施形態における無線通信装置1の構成例を示す図である。
図2に示すように、無線通信装置1は、無線送信部11と、無線送信出力制御部12とを備える。無線送信部11は、無線端末2の制御に用いる管理フレームと、データを格納したデータフレームとを送信する。
無線送信出力制御部12は、データフレームを受信する無線端末の位置に基づいて、無線送信部11における前記データフレームの送信出力を制御する。具体的には、無線送信出力制御部12は、データフレームの送信範囲が、当該データフレームを受信する無線端末2−1の位置に応じた範囲である範囲A2となるように、無線送信部11におけるデータフレームの送信出力を制御する。
上記のとおり、無線通信装置1は、管理フレームの送信範囲を所定の範囲(例えば、通信範囲A1)とするとともに、データフレームの送信範囲を無線端末2−1の位置に応じた範囲である範囲A2とする。そのため、当該データフレームの送信範囲は、管理フレームの送信範囲に包含される。図1の例では、データフレームの送信範囲A2は、管理フレームの送信範囲A1に包含される。
したがって、本発明の一実施形態における無線通信装置1は、新たな無線端末を検知可能な範囲を縮小させることなく、特定の無線端末との間の通信の秘匿性を向上できる。
以下、具体的な実施の形態について、図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
図3は、本発明の第1の実施形態における無線通信装置1の構成例を示す図である。
図3に示すように、無線通信装置1は、無線送信部11と、送信用アンテナ13と、無線受信部14と、受信用アンテナ15とを含む。なお、無線送信部11及び無線受信部14は、例えば無線送受信部として同一の構成であってもよく、また、送信用アンテナ13及び受信用アンテナ15は、送受信が可能な1つのアンテナを共用する構成であってもよい。
無線送信部11は、送信用アンテナ13を介して、無線端末2に対してフレームを送信する。送信用アンテナ13は、無線送信部11からの送信フレーム(送信信号)を、電波に変換して空中に放射する。無線送信部11は、無線送信出力制御部12から通知された送信出力値により、フレームを送信する。
無線受信部14は、受信用アンテナ15を介して、無線端末2が送信したフレームを受信する。受信用アンテナ15は、無線端末2から空中に放射された電波を受信フレーム(受信信号)に変換して受信する。
無線通信装置1は、さらに、制御部20を含む。制御部20は、無線受信部14が受信したフレームを受け取る。
また、制御部20は、無線通信装置1が送信する送信フレームを作成し、作成した送信フレームを無線送信出力制御部12に通知する。制御部20は、例えば、所定の周期で、管理フレームを作成し、無線送信出力制御部12に通知する。
また、制御部20は、特定の無線端末2にデータを送信するために用いるデータフレームを作成し、無線送信出力制御部12に通知する。なお、制御部20は、無線受信部14から受け取った受信フレームに基づいて、当該受信フレームに対する応答である応答フレーム(データフレームの一種)を作成し、無線送信出力制御部12に通知してもよい。また、制御部20は、他の装置(図示しない)から受け取ったデータフレームを、特定の無線端末2に転送するために、無線送信出力制御部12に通知してもよい。
無線通信装置1は、さらに、通信レート判断部16と、送信出力決定部17と、送信出力管理部18と、通信レート管理部21とを備える。
通信レート管理部21は、無線通信装置1と無線端末2との間の通信の通信レートの測定を実行する。通信レート管理部21は、制御部20又は通信レート判断部16からの要求に応じて、無線通信装置1と通信を行っている無線端末2との間の通信レートを測定する。なお、無線通信装置1は、例えば、所定のフレームを送信する場合の通信レートを測定してもよい。また、無線通信装置1は、所定の周期で当該通信レートを測定してもよい。
通信レート管理部21は、通信レート領域210を備える。通信レート管理部21は、通信レート領域210に測定した通信レートを記憶する。なお、無線通信装置1が複数の無線端末2と通信している場合、通信レート管理部21は、複数の無線端末2ごとに、通信レート領域210に通信レートを記憶する。なお、通信レート管理部21は、測定した通信レートのうち通信が正常に実行された場合の通信レートを記憶してもよい。
また、通信レート管理部21は、通信レート判断部16からの要求に応じて、記憶している通信レートを通知する。通信レート管理部21は、例えば、最後に通信を行った時の通信レートや、複数の通信レートの平均値を通知する。
通信レート判断部16は、制御部20からの送信出力値の算出を要求されたことに応じて、送信するデータフレームの送信出力の増減の要否を判断する。通信レート判断部16は、通信レート閾値領域160を含み、現在の通信レートである通信レートr1と、通信レート閾値領域160に予め記憶されている通信レートの閾値R1とを比較し、送信するデータフレームの送信出力の増減の要否を判断する。現在の通信レートは、例えば、無線通信装置1から無線端末2へ送信フレームが送信され、通信が正常に実行できた場合の通信レートである。なお、無線通信装置1は、例えば、所定のフレームを送信する場合の通信レートを、現在の通信レートとしてもよい。また、無線通信装置1は、所定の周期で測定した通信レートを、現在の通信レートとしてもよい。測定された通信レートが複数ある場合には、無線通信装置1は、例えば、複数の通信レートの平均値や、最後に測定された通信レートを、現在の通信レートとしてもよい。
通信レート判断部16は、現在の通信レートである通信レートr1が閾値R1よりも大きければ、無線端末2との通信が十分な通信レートで行われていると判断し、当該無線端末2との通信が可能な範囲で送信出力を下げることでデータフレームの到達エリアを狭める。
通信レート判断部16は、現在の通信レートである通信レートr1が予め記憶されている通信レートの閾値R1よりも大きければ、データフレームの送信出力の減少が必要と判断し、当該送信出力を減少する旨を送信出力決定部17に通知する。この場合、送信出力決定部17は、現在の送信出力値p1よりも減少させた送信出力値p2を算出する。
一方、通信レート判断部16は、現在の通信レートである通信レートr1が閾値R1未満であれば、無線端末2との通信が十分な通信レートで行われていないと判断し、当該無線端末2との通信が可能な範囲で送信出力を上げることでデータフレームの到達エリアを拡げる。
通信レート判断部16は、現在の通信レートである通信レートr1が予め記憶されている通信レートの閾値R1未満であれば、データフレームの送信出力の増加が必要と判断し、当該送信出力を増加する旨を送信出力決定部17に通知する。この場合、送信出力決定部17は、現在の送信出力値p1よりも増加させた送信出力値p3を算出する。
また、通信レート判断部16は、現在の通信レートである通信レートr1が予め記憶されている通信レートの閾値R1と一致すれば、データフレームの送信出力の増減は不要と判断し、当該送信出力の増減が不要である旨を送信出力決定部17に通知する。
送信出力決定部17は、通信レート判断部16から通知された判断結果に基づいて、データフレームの送信出力値を算出する。送信出力決定部17は、データフレームの現在の送信出力値p1を送信出力管理部18のデータフレーム用送信出力領域180から取得し、当該現在の送信出力値p1を用いて、データフレームの送信出力値(p2又はp3)を算出する。
送信出力決定部17は、通信レート判断部16から通信レートr1と閾値R1との差分を受け取り、当該差分に基づいて送信出力値p1を減少させることで、送信出力値p2を算出する。送信出力決定部17は、「p2=p1−K(r1−R1)」のように計算して、送信出力値p2を算出する。なお、Kは、通信レートから送信出力値を算出するための所定の係数である。
また、送信出力決定部17は、当該差分を受け取り、当該差分に基づいて送信出力値p1を増加させることで、送信出力値p3を算出する。送信出力決定部17は、「p3=p1−K(r1−R1)」のように計算して、送信出力値p3を算出する。
すなわち、送信出力決定部17は、特定の無線端末2との間の通信強度である通信レートr1と閾値R1との差分に基づいて送信出力値p1を減少又は増加させるので、送信フレームの送信エリアを特定の無線端末2の位置に応じた範囲とすることができる。
なお、送信出力決定部17は、通信レート判断部16から通信レートr1を受け取り、当該通信レートr1に基づいて送信出力値を算出し、当該算出した値を送信出力値p2又はp3としてもよい。すなわち、送信出力決定部17は、特定の無線端末2との間の通信レートr1に基づいて送信出力値p2又はp3を算出するので、送信フレームの送信エリアを特定の無線端末2の位置に応じた範囲とすることができる。
送信出力決定部17は、算出した送信出力値(p2又はp3)を、送信出力管理部18に通知する。
送信出力管理部18は、データフレーム用送信出力領域180と、管理フレーム用送信出力領域181とを備える。データフレーム用送信出力領域180は、送信出力決定部17が算出したデータフレームの送信出力値を管理する。また、管理フレーム用送信出力領域181は、管理フレームの送信出力値を管理する。管理フレームの送信出力値は、予め定められており、本来送出が許される送信出力の最大限の送信出力値である。なお、管理フレームの送信出力値は、最大限の送信出力値に限られることはなく、任意の値であってもよい。
送信フレーム種別判別部19は、送信するフレーム(送信フレーム)の種類を判別する。
送信フレーム種別判別部19は、送信フレームにデータが格納されている場合に、当該送信フレームをデータフレームと判別し、データが格納されていない場合に、当該送信フレームを管理フレームと判別する。なお、送信フレーム種別判別部19は、送信フレームの形式や、送信フレームに格納されている情報に基づいて、送信フレームの種別を、データフレームか管理フレームか判別してもよい。
送信フレーム種別判別部19は、送信するフレームがデータフレームであると判別した場合、データフレームを送信する旨を無線送信出力制御部12に通知する。送信フレーム種別判別部19は、送信するフレームが管理フレームであると判別した場合、管理フレームを送信する旨を無線送信出力制御部12に通知する。
無線送信出力制御部12は、送信フレーム種別判別部19から送信するフレームの種別の通知を受け、当該通知を受けた種別のフレームの送信出力値を、送信出力管理部18に問い合わせる。無線送信出力制御部12は、送信するフレームがデータフレームであれば、当該データフレームの送信出力値を送信出力管理部18に問い合わせる。また、無線送信出力制御部12は、送信するフレームが管理フレームであれば、当該管理フレームの送信出力値を送信出力管理部18に問い合わせる。
無線送信出力制御部12は、送信出力管理部18から送信するフレームの送信出力値の通知を受け、当該通知された送信出力値でフレームを送信する旨を無線送信部11に通知する。
図4及び図5は、本発明の第1の実施形態における、無線通信装置1の動作例を示すフローチャートである。
図4は、無線通信装置1が、データフレームの送信出力値を算出する際の動作例を示すフローチャートである。なお、図4は、送信出力決定部17が、通信レートr1と閾値R1との差分から、送信出力値p2又はp3を算出する場合の動作例を示す。
通信レート管理部21は、無線端末2へ送信フレームを送信した場合の通信レートである通信レートr1を測定し(S101)、通信が正常に実行できた場合の通信レートを現在の通信レートとする。
通信レート判断部16は、現在の通信レートである通信レートr1と、通信レート閾値領域160に予め記憶されている通信レートの閾値R1とを比較する(S102)。
通信レート判断部16は、比較の結果、通信レートr1が閾値R1よりも大きい場合に(S102の「R1<r1」)、データフレームの送信出力の減少が必要と判断し、データフレームの送信出力を減少する旨と、通信レートr1と閾値R1との差分を、送信出力決定部17に通知する(S103)。
一方、通信レート判断部16は、比較の結果、通信レートr1が閾値R1未満である場合に(S102の「R1>r1」)、データフレームの送信出力の増加が必要と判断し、データフレームの送信出力を増加する旨と、通信レートr1と閾値R1との差分を、送信出力決定部17に通知する(S104)。
また、通信レート判断部16は、比較の結果、通信レートr1が閾値R1と一致する場合には(S102の「R1=r1」)、データフレームの送信出力の増減は不要と判断し、処理を終了する。
送信出力決定部17は、データフレームの送信出力を増加する旨の通知を受けた場合に、現在のデータフレームの送信出力値p1を取得し(S105)、取得した現在の送信出力値p1よりも増加させた送信出力値p3を算出する(S106)。具体的には、送信出力決定部17は、通信レート判断部16から通信レートr1と閾値R1との差分を受け取り、当該差分に対応する分だけ送信出力値p1を増加させることで、送信出力値p3を算出する。送信出力決定部17は、算出した送信出力値p3が、無線通信装置1におけるデータフレームの送信出力値の最大値p4以上か否かを判断する(S107)。
送信出力決定部17は、判断の結果、最大値p4以上である場合には(S107のYES)、当該最大値p4を送信出力管理部18に通知する(S108)。送信出力管理部18は、データフレーム用送信出力領域180に、通知された最大値p4を記憶する(S109)。
一方、送信出力決定部17は、判断の結果、最大値p4未満である場合には(S107のNO)、算出した送信出力値p3を送信出力管理部18に通知する(S110)。送信出力管理部18は、データフレーム用送信出力領域180に、通知された送信出力値p3を記憶する(S111)。
送信出力決定部17は、データフレームの送信出力を減少する旨の通知を受けた場合に、現在のデータフレームの送信出力値p1を取得し(S112)、取得した現在の送信出力値p1よりも減少させた送信出力値p2を算出する(S113)。具体的には、送信出力決定部17は、通信レート判断部16から通信レートr1と閾値R1との差分を受け取り、当該差分に対応する分だけ送信出力値p1を減少させることで、送信出力値p2を算出する。
送信出力決定部17は、算出した送信出力値p2を送信出力管理部18に通知する(S114)。送信出力管理部18は、データフレーム用送信出力領域180に、通知された送信出力値p2を記憶する(S115)。
図5は、無線通信装置1が、フレームを送信する際の動作例を示すフローチャートである。
無線送信出力制御部12は、送信フレーム種別判別部19に、送信するフレームの種別の判断を問い合わせる(S201)。
送信フレーム種別判別部19は、送信するフレームの種別が管理フレームか否かを判断し、判断結果を無線送信出力制御部12に通知する(S202)。
無線送信出力制御部12は、送信するフレームの種別が管理フレームの場合(S202のYES)、送信出力管理部18の管理フレーム用送信出力領域181から、管理フレーム用の送信出力値を取得する(S203)。その後、無線送信出力制御部12は、取得した送信出力値により管理フレームを送信する旨を、無線送信部11に通知する(S204)。
無線送信部11は、無線送信出力制御部12から通知された送信出力値により、送信用アンテナ13を介して、管理フレームを送信する(S205)。
一方、無線送信出力制御部12は、送信するフレームの種別がデータフレームの場合(S202のNO)、送信出力管理部18のデータフレーム用送信出力領域180から、データフレーム用の送信出力値を取得する(S206)。その後、無線送信出力制御部12は、取得した送信出力値によりデータフレームを送信する旨を、無線送信部11に通知する(S207)。
無線送信部11は、無線送信出力制御部12から通知された送信出力値により、送信用アンテナ13を介して、データフレームを送信する(S208)。
上記のとおり、本発明の第1の実施形態において、無線通信装置1は、データフレームの送信出力値の増減は行うが、管理フレームの送信出力値は最大値(又は所定の値)とする。すなわち、無線通信装置1は、データフレームの送受信は特定の無線端末2−1が位置する範囲まで縮小する一方、管理フレームの送受信は送信可能な最大範囲(又は所定の範囲)で行う。したがって、無線通信装置1は、特定の無線端末2−1との間のデータフレームによる通信の秘匿性は確保しつつ、新たな無線端末2−3の検出は最大範囲(又は所定の範囲)で行うことができる。
なお、無線通信装置1の通信レート判断部16が記憶する通信レートの閾値は、上限閾値R2と下限閾値R3との2つであってもよい。
この場合、通信レート判断部16の通信レート閾値領域160は、上限閾値R2と下限閾値R3との2つを予め記憶する。
通信レート判断部16は、現在の通信レートである通信レートr1が、通信レート閾値領域160に予め記憶されている通信レートの上限閾値R2及び下限閾値R3と比較し、送信するデータフレームの送信出力の増減の要否を判断する。
通信レート判断部16は、現在の通信レートである通信レートr1が予め記憶されている通信レートの上限閾値R2よりも大きければ、データフレームの送信出力の減少が必要と判断し、当該送信出力を減少する旨を送信出力決定部17に通知する。一方、通信レート判断部16は、現在の通信レートである通信レートr1が予め記憶されている通信レートの下限閾値R3未満であれば、データフレームの送信出力の増加が必要と判断し、当該送信出力を増加する旨を送信出力決定部17に通知する。また、通信レート判断部16は、現在の通信レートである通信レートr1が予め記憶されている通信レートの上限閾値R2以下であり、下限閾値R3以上であれば、データフレームの送信出力の増減は不要と判断し、当該送信出力の増減が不要である旨を送信出力決定部17に通知する。
図6は、無線通信装置1が、データフレームの送信出力値を算出する際の他の動作例を示すフローチャートである。なお、図6は、送信出力決定部17が、通信レートr1と閾値R1との差分から、送信出力値p2又はp3を算出する場合の動作例を示す。
通信レート管理部21は、無線端末2へ送信フレームを送信した場合の通信レートである通信レートr1を測定し(S301)、通信が正常に実行できた場合の通信レートを現在の通信レートとする。
通信レート判断部16は、現在の通信レートである通信レートr1と、通信レート閾値領域16に予め記憶されている通信レートの上限閾値R2とを比較する(S302)。
通信レート判断部16は、比較の結果、通信レートr1が上限閾値R2よりも大きい場合に、データフレームの送信出力の減少が必要と判断する(S302の「R2<r1」)。そして、通信レート判断部16は、データフレームの送信出力を減少する旨と、通信レートr1と閾値R2との差分を、送信出力決定部17に通知する(S303)。
一方、通信レート判断部16は、比較の結果、通信レートr1が下限閾値R3未満である場合に、データフレームの送信出力の増加が必要と判断し(S302の「R3>r1」)、データフレームの送信出力を増加する旨と、通信レートr1と閾値R3との差分を、送信出力決定部17に通知する(S304)。
また、通信レート判断部16は、比較の結果、通信レートr1が上限閾値R2以下であり、下限閾値R3以上である場合には、データフレームの送信出力の増減は不要と判断し(S302の「R3≦r1≦R2」)、処理を終了する。
送信出力決定部17は、データフレームの送信出力を増加する旨の通知を受けた場合に、現在のデータフレームの送信出力値p1を取得し(S305)、取得した現在の送信出力値p1よりも増加させた送信出力値p3を算出する(S306)。具体的には、送信出力決定部17は、通信レート判断部16から通信レートr1と閾値R3との差分を受け取り、当該差分に対応する分だけ送信出力値p1を増加させることで、送信出力値p3を算出する。
その後、送信出力決定部17は、算出した送信出力値p3が、無線通信装置1におけるデータフレームの送信出力値の最大値p4以上か否かを判断する(S307)。
送信出力決定部17は、判断の結果、最大値p4以上である場合には(S307のYES)、当該最大値p4を送信出力管理部18に通知する(S308)。送信出力管理部18は、データフレーム用送信出力領域180に、通知された最大値p4を記憶する(S309)。
一方、送信出力決定部17は、判断の結果、最大値p4未満である場合には(S307のNO)、算出した送信出力値p3を送信出力管理部18に通知する(S310)。送信出力管理部18は、データフレーム用送信出力領域180に、通知された送信出力値p3を記憶する(S311)。
送信出力決定部17は、データフレームの送信出力を減少する旨の通知を受けた場合に、現在のデータフレームの送信出力値p1を取得し(S312)、取得した現在の送信出力値p1よりも減少させた送信出力値p2を算出する(S313)。具体的には、送信出力決定部17は、通信レート判断部16から通信レートr1と閾値R2との差分を受け取り、当該差分に対応する分だけ送信出力値p1を減少させることで、送信出力値p2を算出する。
その後、送信出力決定部17は、算出した送信出力値p2を送信出力管理部18に通知する(S314)。送信出力管理部18は、データフレーム用送信出力領域180に、通知された送信出力値p2を記憶する(S315)。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態において、無線通信装置1は、複数の無線端末2との間でデータフレームを送受信する場合に、データフレームを送信する通信範囲を、当該無線通信装置1から最も離れた無線端末2が位置する範囲とする。
図7は、本発明の第2の実施形態の無線通信装置1の構成例を示す図である。
図7に示すように、無線通信装置1は、子機情報管理部22を備える。
子機情報管理部22は、無線通信装置1と通信を行う無線端末2の登録及び管理を行う。子機情報管理部22は、登録子機状態テーブル220を含む。登録子機状態テーブル220は、無線通信装置1が登録している無線端末2の通信状態を保持する。登録子機状態テーブル220が保持する通信状態は、無線端末2が通信中か否かを示す情報を含む。また、当該通信状態は、無線端末2がスリープ状態か否かを示す情報を含んでいてもよい。登録子機状態テーブル220の更新は、無線通信装置1と無線端末2との通信状態の変化を検知したことに応じて実行される。また、当該更新は、無線通信装置1が無線端末2との間の通信状態を所定の時間ごとに確認することに応じて、実行されてもよい。登録子機状態テーブル220は、無線通信装置1が新たな無線端末2を検知した場合に、当該新たな無線端末2の通信状態を新規に登録してもよい。
通信レート判断部16は、複数の無線端末2ごとに、送信するデータフレームの送信出力の増減の要否を判断する。
送信出力決定部17は、複数の無線端末2ごとに、データフレームの送信出力値を算出する。送信出力決定部17は、算出した送信出力値を、送信出力管理部18に通知する。
送信出力管理部18のデータフレーム用送信出力領域180は、複数の無線端末2ごとに、データフレームの送信出力値を記憶する。送信出力管理部18は、無線送信出力制御部12からデータフレームの送信出力値の問い合わせがあった場合、複数の無線端末2ごとに記憶した複数の送信出力値のうち、最大の送信出力値を当該無線送信出力制御部12に通知する。
図8は、本発明の第2の実施形態における無線通信装置1が、フレームを送信する際の動作例を示すフローチャートである。
無線送信出力制御部12は、子機情報管理部22に対して、無線通信装置1が登録している全ての無線端末2の通信状態が、通信中であるか否かを判断する(S401)。
無線送信出力制御部12は、全ての無線端末2の通信状態が通信中であると判断した場合には(S401のYES)、送信出力管理部18のデータフレーム用送信出力領域180から、データフレームの送信出力値のうち、最大の送信出力値を取得する(S402)。
その後、無線送信出力制御部12は、取得した送信出力値によりデータフレーム又は管理フレームを送信する旨を、無線送信部11に通知する(S403)。なお、本発明の第2の実施形態において、無線通信装置1は、全ての無線端末2の通信状態が通信中であると判断した場合、管理フレームもデータフレームと同じ送信出力で送信する。
無線送信部11は、無線送信出力制御部12から通知された送信出力値により、送信用アンテナ13を介して、データフレーム又は管理フレームを送信する(S404)。
一方、無線送信出力制御部12は、複数の無線端末2のうちの少なくとも1つの通信状態が通信中ではないと判断した場合には(S401のNO)、送信フレーム種別判別部19に送信するフレームの種別の判断を問い合わせる(S405)。
送信フレーム種別判別部19は、送信するフレームの種別が管理フレームか否かを判断し、判断結果を無線送信出力制御部12に通知する(S406)。
無線送信出力制御部12は、送信するフレームの種別が管理フレームの場合(S406のYES)、送信出力管理部18の管理フレーム用送信出力領域181から、管理フレーム用の送信出力値を取得する(S407)。その後、無線送信出力制御部12は、取得した送信出力値により管理フレームを送信する旨を、無線送信部11に通知する(S408)。
無線送信部11は、無線送信出力制御部12から通知された送信出力値により、送信用アンテナ13を介して、管理フレームを送信する(S409)。
一方、無線送信出力制御部12は、送信フレームの種別がデータフレームの場合(S406のNO)、送信出力管理部18のデータフレーム用送信出力領域180から、通信中の無線端末2の中で、最大となるデータフレームの送信出力値を取得する(S410)。その後、無線送信出力制御部12は、当該取得した送信出力値によりデータフレームを送信する旨を、無線送信部11に通知する(S411)。
無線送信部11は、無線送信出力制御部12から通知された送信出力値により、送信用アンテナ13を介して、データフレームを送信する(S412)。
上記のとおり、本発明の第2の実施形態において、無線通信装置1は、全ての無線端末2が通信中であれば、データフレームの送信出力値のうちの最大値により、データフレーム及び管理フレームを送信する。また、無線通信装置1は、全ての無線端末2が通信中でない場合、現時点で通信中の無線端末2の中で、最大となるデータフレームの送信出力値により、データフレームを送信する。このように、本発明の第2の実施形態において、複数の無線端末2との間でデータフレームを送受信する場合に、データフレームを送信する通信範囲を、当該無線通信装置1から最も離れた無線端末2の位置する範囲とする。したがって、無線通信装置1が複数の無線端末2と通信していた場合であっても、当該複数の無線端末2の全てとデータフレームの送受信を行うことが可能となる。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態において、無線通信装置1は、複数の無線端末2ごとにデータフレームの送信出力値を変更する。
図9は、本発明の第3の実施形態の無線通信装置1の構成例を示す図である。
図9に示すように、無線通信装置1は、送信フレーム解析部23を備える。送信フレーム解析部23は、送信フレーム種別判別部230と、宛先確認部231とを含む。送信フレーム解析部23は、無線送信出力制御部12から送信フレームを受け取り、当該受け取った送信フレームを解析する。送信フレーム種別判別部230は、実施形態1及び2における送信フレーム種別判別部19と同様の構成であり、送信フレームの種類を判別する。宛先確認部231は、送信フレームの宛先を確認する。
無線送信出力制御部12は、制御部20から受け取った送信フレームについて、送信フレーム種別判別部230に対し、その送信フレームの種別を問い合わせる。送信フレーム種別判別部230は、問い合わせに応じて、送信フレームの種別を解析し、解析した送信フレームの種別に関する情報を無線送信出力制御部12に通知する。
また、無線送信出力制御部12は、制御部20から受け取った送信フレームについて、宛先確認部231に対し、その送信フレームに格納されている宛先の解析を要求する。
宛先確認部23は、要求に応じて、送信フレームに格納されている宛先に関する情報(例えば、宛先無線端末2のIP(Internet Protocol)アドレスなど)を解析し、当該宛先に関する情報を無線送信出力制御部12に通知する。また、宛先確認部23は、送信フレームの宛先に関する情報から、当該送信フレームをユニキャストで送信するか否かを判断し、判断の結果(すなわち、ユニキャストで送信するか否かに関する情報)を無線送信出力制御部12に通知する。
なお、無線送信出力制御部12は、制御部20から、送信フレームと共に、当該送信フレームの種別を示す情報、及び、宛先に関する情報を受け取ってもよい。また、無線送信出力制御部12は、制御部20から受け取った送信フレームの種別及びその宛先を解析する手段を備えていてもよい。
図10は、本発明の第3の実施形態における、無線通信装置1の動作例を示すフローチャートである。図10の動作例では、無線送信出力制御部12が、送信フレーム解析部23に対して、送信フレームの種別及び宛先を問い合わせる。
無線送信出力制御部12は、送信フレーム種別判別部230に、制御部20が作成した送信フレームについて、当該送信フレームの種別を問い合わせる(S501)。
送信フレーム種別判別部230は、送信するフレームの種別が管理フレームか否かを判断し、判断結果を無線送信出力制御部12に通知する(S502)。
無線送信出力制御部12は、送信するフレームの種別が管理フレームの場合(S502のYES)、送信出力管理部18の管理フレーム用送信出力領域181から、管理フレーム用の送信出力値を取得する(S503)。その後、無線送信出力制御部12は、取得した送信出力値により管理フレームを送信する旨を、無線送信部11に通知する(S504)。
無線送信部11は、無線送信出力制御部12から通知された送信出力値により、送信用アンテナ13を介して、管理フレームを送信する(S505)。
一方、無線送信出力制御部12は、送信するフレームの種別がデータフレームの場合(S503のNO)、宛先確認部23に対して、データフレームに格納されている宛先に関する情報の解析を要求し、当該宛先に関する情報を問い合わせる(S506)。
宛先確認部23は、無線送信出力制御部12からの要求に応じて、データフレームをユニキャストで送信するか否かを判断する(S507)。
宛先確認部23は、当該宛先に関する情報を解析するとともに、データフレームをユニキャストで送信するか否かを判断し、当該宛先に関する情報と、ユニキャストで送信するか否かに関する判断結果とを、無線送信出力制御部12に通知する(S508)。
無線送信出力制御部12は、宛先確認部23からデータフレームをユニキャストで送信する旨の判断結果を受け取った場合(S509のYES)、送信出力管理部18のデータフレーム用送信出力領域180から、通知された宛先に関する情報が示す無線端末2に対応する送信出力値を取得する(S510)。その後、無線送信出力制御部12は、取得した送信出力値によりデータフレームを送信する旨を、無線送信部11に通知する(S511)。
無線送信部11は、無線送信出力制御部12から通知された送信出力値により、送信用アンテナ13を介して、データフレームを送信する(S512)。
一方、無線送信出力制御部12は、宛先確認部23からユニキャストで送信しない旨の判断結果を受け取った場合(S509のNO)、データフレーム用送信出力領域180から、通信中の全ての無線端末2の送信出力値のうち、最大の送信出力値を取得する(S513)。その後、無線送信出力制御部12は、取得した送信出力値によりデータフレームを送信する旨を、無線送信部11に通知する(S514)。
無線送信部11は、無線送信出力制御部12から通知された送信出力値により、送信用アンテナ13を介して、データフレームを送信する(S515)。
上記のとおり、本発明の第3の実施形態において、無線通信装置1は、複数の無線端末2ごとにデータフレームの送信出力値を変更する。したがって、無線通信装置1は、データフレームを送信する範囲を最小限の通信範囲に制限することができ、特定の無線端末2との間のデータフレームによる通信の秘匿性をより高めることができる。
<第4の実施形態>
本発明の第4の実施形態について、説明する。第4の実施形態において、無線通信装置1のコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro−Processing Unit)等は、上述した各実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を実行する。
本発明の第4の実施形態において、無線通信装置1は、例えばCD−R(Compact Disc Recordable)等の各種記憶媒体又はネットワークを介して、上述した各実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を取得する。無線通信装置1が取得するプログラム、又は、該プログラムを記憶した記憶媒体は、本発明を構成することになる。なお、該ソフトウェア(プログラム)は、例えば、無線通信装置1に含まれる所定の記憶部に、予め記憶されていてもよい。
無線通信装置1のコンピュータ、CPU又はMPU等は、取得したソフトウェア(プログラム)のプログラムコードを読み出して実行する。したがって、当該無線通信装置1は、上述した各実施形態における無線通信装置1の処理と同一の処理を実行する。
本発明の第4の実施形態によれば、無線通信装置1のコンピュータ、CPU又はMPU等に実現するためのプログラムといった用途に適用できる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
[付記1]
無線端末の制御に用いる管理フレームと、データを含むデータフレームを送信する無線送信部と、
前記データフレームの送信範囲が前記管理フレームの送信範囲に包含されるように、前記データフレームを受信する無線端末の位置に基づいて、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を制御する無線送信出力制御部と、を備える
ことを特徴とする無線通信装置。
[付記2]
前記無線送信出力制御部は、前記管理フレームの送信出力を、予め定められた送信出力に制御することを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
[付記3]
前記予め定められた送信出力値は、前記無線送信部が出力可能な最大の送信出力値であることを特徴とする付記2に記載の無線通信装置。
[付記4]
前記無線端末に管理フレーム又はデータフレームを送信する際の通信レートを測定する通信レート管理部と、
前記通信レート管理部が測定した前記通信レートに基づいて、前記無線端末に対して送信するデータフレームの送信出力を算出する送信出力決定部と、をさらに備え、
前記無線送信出力制御部は、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を、前記送信出力決定部が算出した送信出力に制御する
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の無線通信装置。
[付記5]
前記通信レート管理部が測定した前記通信レートに基づいて、前記無線端末に対して送信するデータフレームの送信出力を増加するか又は減少するかを判断する通信レート判断部をさらに備え、
前記送信出力決定部は、前記通信レート判断部の判断に基づいて、前記データフレームの送信出力を算出する
ことを特徴とする付記4に記載の無線通信装置。
[付記6]
前記通信レート管理部は、測定した前記通信レートを記憶する通信レート領域を有し、
前記送信出力決定部は、前記通信レート領域を参照して取得した前記通信レートに基づいて、前記データフレームの送信出力を算出する
ことを特徴とする付記5に記載の無線通信装置。
[付記7]
前記通信レート判断部は、
前記通信レートが予め定められた所定の閾値よりも大きい場合に、前記データフレームの送信出力を減少し、
前記通信レートが前記所定の閾値よりも小さい場合に、前記データフレームの送信出力を増加する
ことを特徴とする付記5又は6に記載の無線通信装置。
[付記8]
前記通信レート判断部は、
前記所定の閾値として、第1の閾値と、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値とを記憶し、
前記通信レートが、前記第1の閾値よりも大きい場合に、前記データフレームの送信出力を減少し、
前記通信レートが、前記第2の閾値よりも小さい場合に、前記データフレームの送信出力を増加する
ことを特徴とする付記7に記載の無線通信装置。
[付記9]
前記送信出力を記憶する送信出力管理部をさらに備え、
前記送信出力管理部は、前記無線送信出力制御部からの要求に応じて、記憶した前記送信出力を通知する
ことを特徴とする付記1乃至8のいずれかに記載の無線通信装置。
[付記10]
送信するフレームの種別を判別する送信フレーム種別判別部をさらに備え、
前記無線送信出力制御部は、前記送信フレーム種別判定部が判別した種別に基づいて、前記送信出力管理部に対して前記送信出力を要求する
ことを特徴とする付記9に記載の無線通信装置。
[付記11]
前記無線送信部は、複数の無線端末に対して、前記データフレームを送信し、
前記送信出力管理部は、前記複数の無線端末ごとに、前記データフレームの送信出力を記憶する
ことを特徴とする付記9又は10に記載の無線通信装置。
[付記12]
前記無線送信部は、複数の無線端末に対して、前記データフレームを送信し、
前記無線送信出力制御部は、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を、前記複数の無線端末の各々の前記データフレームの送信出力のうちの最大の送信出力に制御する
ことを特徴とする付記1乃至11のいずれかに記載の無線通信装置。
[付記13]
前記複数の無線端末の各々の通信状態を記憶する子機情報管理部を備え、
前記無線送信出力制御部は、
前記子機情報管理部を参照して、前記複数の無線端末のうち通信中の無線端末を把握し、
前記通信中の無線端末の各々の前記データフレームの送信出力のうちの最大の送信出力に制御する
ことを特徴とする付記12に記載の無線通信装置。
[付記14]
前記無線送信部は、複数の無線端末に対して、前記データフレームを送信し、
前記無線送信出力制御部は、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を、前記複数の無線端末ごとに制御する
ことを特徴とする付記1乃至11のいずれかに記載の無線通信装置。
[付記15]
付記1乃至14のいずれかに記載の無線通信装置と、
前記無線通信装置から管理フレームを受信する複数の無線端末と、を含み、
前記複数の無線端末の少なくとも1つは、前記無線通信装置から前記データフレームを受信する
ことを特徴とする無線通信システム。
[付記16]
無線端末の制御に用いる管理フレームと、データを含むデータフレームを送信し、
前記データフレームの送信範囲が前記管理フレームの送信範囲に包含されるように、前記データフレームを受信する無線端末の位置に基づいて、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を制御する
ことを特徴とする無線通信方法。
[付記17]
前記管理フレームの送信出力を、予め定められた送信出力に制御することを特徴とする付記16に記載の無線通信方法。
[付記18]
前記予め定められた送信出力値は、出力可能な最大の送信出力値であることを特徴とする付記17に記載の無線通信方法。
[付記19]
前記無線端末に管理フレーム又はデータフレームを送信する際の通信レートを測定し、
測定した前記通信レートに基づいて、送信するデータフレームの送信出力を算出し、
前記データフレームの送信出力を、前記算出した送信出力に制御する
ことを特徴とする付記16乃至18のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記20]
前記無線端末に管理フレーム又はデータフレームを送信する際の通信レートを測定し、
測定した前記通信レートに基づいて、前記送信するデータフレームの送信出力を増加するか又は減少するかを判断し、
前記判断に基づいて、前記データフレームの送信出力を算出する
ことを特徴とする付記16乃至19のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記21]
前記無線端末に管理フレーム又はデータフレームを送信する際の通信レートを記憶し、
記憶した前記通信レートに基づいて、前記データフレームの送信出力を算出する
ことを特徴とする付記16乃至20のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記22]
前記無線端末に管理フレーム又はデータフレームを送信する際の通信レートが予め定められた所定の閾値よりも大きい場合に、前記データフレームの送信出力を減少し、
前記通信レートが前記所定の閾値よりも小さい場合に、前記データフレームの送信出力を増加する
ことを特徴とする付記16乃至21のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記23]
前記所定の閾値として、第1の閾値と、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値とを記憶し、
前記通信レートが、前記第1の閾値よりも大きい場合に、前記データフレームの送信出力を減少し、
前記通信レートが、前記第2の閾値よりも小さい場合に、前記データフレームの送信出力を増加する
ことを特徴とする付記22に記載の無線通信方法。
[付記24]
前記送信出力を記憶し、
要求に応じて、記憶した前記送信出力を通知する
ことを特徴とする付記16乃至23のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記25]
送信するフレームの種別を判別し、
前記判別した種別に基づいて、前記送信出力を要求する
ことを特徴とする付記16乃至24のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記26]
複数の無線端末に対して、前記データフレームを送信し、
前記複数の無線端末ごとに、前記データフレームの送信出力を記憶する
ことを特徴とする付記16乃至25のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記27]
複数の無線端末に対して、前記データフレームを送信し、
前記データフレームの送信出力を、前記複数の無線端末の各々の前記データフレームの送信出力のうちの最大の送信出力に制御する
ことを特徴とする付記16乃至26のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記28]
複数の無線端末の各々の通信状態を記憶し、
前記複数の無線端末のうち通信中の無線端末を把握し、
前記データフレームの送信出力を、前記通信中の無線端末の各々の前記データフレームの送信出力のうちの最大の送信出力に制御する
ことを特徴とする付記16乃至27のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記29]
複数の無線端末に対して、前記データフレームを送信し、
前記データフレームの送信出力を、前記複数の無線端末ごとに制御する
ことを特徴とする付記16乃至28のいずれかに記載の無線通信方法。
[付記30]
無線端末の制御に用いる管理フレームと、データを含むデータフレームを送信する処理と、
前記データフレームの送信範囲が前記管理フレームの送信範囲に包含されるように、前記データフレームを受信する無線端末の位置に基づいて、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を制御する処理と
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
[付記31]
前記管理フレームの送信出力を、予め定められた送信出力に制御する処理を含むことを特徴とする付記30に記載のプログラム。
[付記32]
前記予め定められた送信出力値は、出力可能な最大の送信出力値であることを特徴とする付記31に記載のプログラム。
[付記33]
前記無線端末に管理フレーム又はデータフレームを送信する際の通信レートを測定する処理と、
測定した前記通信レートに基づいて、送信するデータフレームの送信出力を算出する処理と、
前記データフレームの送信出力を、前記算出した送信出力に制御する処理と
を含むことを特徴とする付記30乃至32のいずれかに記載のプログラム。
[付記34]
前記無線端末に管理フレーム又はデータフレームを送信する際の通信レートを測定する処理と、
測定した前記通信レートに基づいて、前記送信するデータフレームの送信出力を増減するか否かを判断する処理と、
前記判断に基づいて、前記データフレームの送信出力を算出する処理と
を含むことを特徴とする付記30乃至33のいずれかに記載のプログラム。
[付記35]
前記無線端末に管理フレーム又はデータフレームを送信する際の通信レートを記憶する処理と、
記憶した前記通信レートに基づいて、前記データフレームの送信出力を算出する処理と
を含むことを特徴とする付記30乃至34のいずれかに記載のプログラム。
[付記36]
前記無線端末に管理フレーム又はデータフレームを送信する際の通信レートが予め定められた所定の閾値よりも大きい場合に、前記データフレームの送信出力を減少する処理と、
前記通信レートが前記所定の閾値よりも小さい場合に、前記データフレームの送信出力を増加する処理と
を含むことを特徴とする付記30乃至35のいずれかに記載のプログラム。
[付記37]
前記所定の閾値として、第1の閾値と、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値とを記憶する処理と、
前記通信レートが、前記第1の閾値よりも大きい場合に、前記データフレームの送信出力を減少する処理と、
前記通信レートが、前記第2の閾値よりも小さい場合に、前記データフレームの送信出力を増加する処理と
を含むことを特徴とする付記36に記載のプログラム。
[付記38]
前記送信出力を記憶する処理と、
要求に応じて、記憶した前記送信出力を通知する処理と
を含むことを特徴とする付記30乃至37のいずれかに記載のプログラム。
[付記39]
送信するフレームの種別を判別する処理と、
前記判別した種別に基づいて、前記送信出力を要求する処理と
を含むことを特徴とする付記30乃至38のいずれかに記載のプログラム。
[付記40]
複数の無線端末に対して、前記データフレームを送信する処理と、
前記複数の無線端末ごとに、前記データフレームの送信出力を記憶する処理と
を含むことを特徴とする付記30乃至39のいずれかに記載のプログラム。
[付記41]
複数の無線端末に対して、前記データフレームを送信する処理と、
前記データフレームの送信出力を、前記複数の無線端末の各々の前記データフレームの送信出力のうちの最大の送信出力に制御する処理と
を含むことを特徴とする付記30乃至40のいずれかに記載のプログラム。
[付記42]
複数の無線端末の各々の通信状態を記憶する処理と、
前記複数の無線端末のうち通信中の無線端末を把握する処理と、
前記データフレームの送信出力を、前記通信中の無線端末の各々の前記データフレームの送信出力のうちの最大の送信出力に制御する処理と
を含むことを特徴とする付記30乃至41のいずれかに記載のプログラム。
[付記43]
複数の無線端末に対して、前記データフレームを送信する処理と、
前記データフレームの送信出力を、前記複数の無線端末ごとに制御する処理と
を含むことを特徴とする付記30乃至42のいずれかに記載のプログラム。
1 無線通信装置
2、2−1、2−2、2−3 無線端末
11 無線送信部
12 無線送信出力制御部
13 送信用アンテナ
14 無線受信部
15 受信用アンテナ
16 通信レート制御部
17 送信出力決定部
18 送信出力管理部
19 送信フレーム種別判別部
20 制御部
21 通信レート管理部
22 子機情報管理部
23 送信フレーム解析部
160 通信レート閾値領域
180 データフレーム用送信出力領域
181 管理フレーム用送信出力領域
210 通信レート領域
220 登録子機状態テーブル
230 送信フレーム種別判別部
231 宛先確認部

Claims (10)

  1. 無線端末の制御に用いる管理フレームと、データを含むデータフレームを送信する無線送信部と、
    前記データフレームの送信範囲が前記管理フレームの送信範囲に包含されるように、前記データフレームを受信する無線端末の位置に基づいて、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を制御する無線送信出力制御部と、を備える
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記無線送信出力制御部は、前記管理フレームの送信出力を、予め定められた送信出力に制御することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記予め定められた送信出力値は、前記無線送信部が出力可能な最大の送信出力値であることを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記無線端末に管理フレーム又はデータフレームを送信する際の通信レートを測定する通信レート管理部と、
    前記通信レート管理部が測定した前記通信レートに基づいて、前記無線端末に対して送信するデータフレームの送信出力を算出する送信出力決定部と、をさらに備え、
    前記無線送信出力制御部は、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を、前記送信出力決定部が算出した送信出力に制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の無線通信装置。
  5. 前記通信レート判断部は、
    前記通信レートが予め定められた所定の閾値よりも大きい場合に、前記データフレームの送信出力を減少し、
    前記通信レートが前記所定の閾値よりも小さい場合に、前記データフレームの送信出力を増加する
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 前記通信レート判断部は、
    前記所定の閾値として、第1の閾値と、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値とを記憶し、
    前記通信レートが、前記第1の閾値よりも大きい場合に、前記データフレームの送信出力を減少し、
    前記通信レートが、前記第2の閾値よりも小さい場合に、前記データフレームの送信出力を増加する
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記無線送信部は、複数の無線端末に対して、前記データフレームを送信し、
    前記無線送信出力制御部は、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を、前記複数の無線端末の各々の前記データフレームの送信出力のうちの最大の送信出力に制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の無線通信装置。
  8. 前記無線送信部は、複数の無線端末に対して、前記データフレームを送信し、
    前記無線送信出力制御部は、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を、前記複数の無線端末ごとに制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の無線通信装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の無線通信装置と、
    複数の前記無線端末と、を含み、
    前記複数の無線端末の少なくとも1つは、前記無線通信装置から前記データフレームを受信する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  10. 無線端末の制御に用いる管理フレームと、データを含むデータフレームを送信し、
    前記データフレームの送信範囲が前記管理フレームの送信範囲に包含されるように、前記データフレームを受信する無線端末の位置に基づいて、前記無線送信部における前記データフレームの送信出力を制御する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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