JP2015125941A - 蓄電池およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】正負の電極板をセパレータを挟んで位置ずれを抑制しつつ重ね合わせることができる蓄電池およびその製造方法を提供する。【解決手段】正負の電極板20,30がセパレータ40の少なくとも一部を挟んで重ね合わせて配置している。正極の電極板20は、セパレータ40に包まれている。セパレータ40に突起47,48が設けられているとともに、負極の電極板30に突起47,48に対応する切欠き部37,38が形成されている。【選択図】図2
Description
本発明は、蓄電池およびその製造方法に関するものである。
積層型電池は、正負の電極板および平板状のセパレータが厚み方向に積層されており、製造の際にはセパレータを介して正負の電極板を交互に積層させるようにしている(例えば特許文献1)。
ところで、セパレータを介して正負の電極板を交互に積層する際に層間での積層ずれが生じてしまう。より具体的には、正負の電極板が対面している必要があり、特に、負極の電極板が大きい分にはよいが、正極の電極板がずれて相手方の負極の電極板がいない場合にはリチウムイオン電池では正極側からリチウムが出たときに受け手がいなくなり不良品となってしまう。よって、積層のずれを抑制する必要がある。そこで、積層精度を上げるためにゲージング(位置決め)などの工程を追加すると積層のための時間の増加を招いてしまう。
本発明の目的は、正負の電極板をセパレータを挟んで位置ずれを抑制しつつ重ね合わせることができる蓄電池およびその製造方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、正負の電極板がセパレータの少なくとも一部を挟んで重ね合わせて配置してなる蓄電池において、前記正負の電極板のうちの一方の電極板は、前記セパレータに包まれ、前記セパレータに突起が設けられているとともに、前記正負の電極板のうちの他方の電極板に前記突起に対応する切欠き部または貫通孔が形成されていることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、正負の電極板のうちの一方の電極板がセパレータに包まれ、セパレータに設けられた突起と、正負の電極板のうちの他方の電極板に形成された切欠き部または貫通孔により位置決めされる。これにより、正負の電極板をセパレータを挟んで位置決めしつつ重ね合わせることにより位置ずれを抑制しつつ重ね合わせることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の蓄電池において、前記突起は、前記他方の電極板の厚みに対し突き抜け可能に突出していることを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、突起が他方の電極板の厚みに対し突き抜け可能に突出しているので、より確実に位置合わせができる。
請求項2に記載の発明によれば、突起が他方の電極板の厚みに対し突き抜け可能に突出しているので、より確実に位置合わせができる。
請求項3に記載の発明では、正負の電極板をセパレータを挟んで重ね合わせて配置してなる蓄電池の製造方法において、前記正負の電極板のうちの一方の電極板を、突起が設けられた前記セパレータに包む工程と、前記正負の電極板のうちの他方の電極板に、前記突起に対応する切欠き部または貫通孔を形成する工程と、前記セパレータに包まれた前記一方の電極板と前記他方の電極板とを重ね合わせる工程と、を有し、前記セパレータの前記突起と前記他方の電極板の前記切欠き部または前記貫通孔で位置合わせすることを要旨とする。
請求項3に記載の発明によれば、正負の電極板のうちの一方の電極板が、突起が設けられたセパレータに包まれる。正負の電極板のうちの他方の電極板に、突起に対応する切欠き部または貫通孔が形成される。セパレータに包まれた一方の電極板と他方の電極板とが重ね合わされる。ここで、セパレータの突起と他方の電極板の切欠き部または貫通孔で位置合わされる。よって、正負の電極板をセパレータを挟んで位置決めしつつ重ね合わせることにより位置ずれを抑制しつつ重ね合わせることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の蓄電池の製造方法において、前記突起は、前記他方の電極板の厚みに対し突き抜け可能に突出していることを要旨とする。
請求項4に記載の発明によれば、突起が他方の電極板の厚みに対し突き抜け可能に突出しているので、より確実に位置合わせができる。
請求項4に記載の発明によれば、突起が他方の電極板の厚みに対し突き抜け可能に突出しているので、より確実に位置合わせができる。
本発明によれば、正負の電極板をセパレータを挟んで位置ずれを抑制しつつ重ね合わせることができる。
以下、リチウムイオン二次電池に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
なお、図面において、水平面を、直交するX,Y方向で規定するとともに、上下方向をZ方向で規定している。
なお、図面において、水平面を、直交するX,Y方向で規定するとともに、上下方向をZ方向で規定している。
図1,2に示すように、蓄電池としてのリチウムイオン二次電池10は、正極の電極板20、負極の電極板30、および、平板状のセパレータ40が厚み方向に積層されている。リチウムイオン二次電池10は、正負の電極板20,30がセパレータ40の少なくとも一部を挟んで重ね合わせて配置されている。
図6に示すように、正極の電極板20は金属箔21と活物質層25を有する。金属箔21は、本体部22が長方形をなし、長方形の本体部22の長辺の一部にタブ23が突設されている。正極の電極板20の本体部22の両面には活物質層25がそれぞれ形成されている。正極の電極板20はセパレータ40に包まれている。詳しくは、図3に示すように、正極の電極板20は、タブ23を除く部位が袋状の熱硬化性樹脂製セパレータ40に包まれている。つまり、正極の電極板20におけるタブ23を除く部位が2枚のセパレータシート41,42(図7参照)で挟まれ、2枚のセパレータシート41,42における周縁部が溶着されている。図3において符号43で溶着する線を示す。
図4に示すように、負極の電極板30は金属箔31と活物質層35を有する。金属箔31は、本体部32が長方形をなし、長方形の本体部32の長辺の一部にタブ33が突設されている。本体部32の両面には活物質層35がそれぞれ形成されている。
図6に示すように、正極の電極板20での金属箔21におけるタブ23を形成した長辺とは異なるもう一方の長辺に2箇所にわたり三角形の切欠き部27,28が形成されている。
図4に示すように、負極の電極板30での金属箔31におけるタブ33を形成した長辺とは異なるもう一方の長辺に2箇所にわたり三角形の切欠き部37,38が形成されている。
正極の電極板20での金属箔21の切欠き部27と負極の電極板30での金属箔31の切欠き部37とは、正極の電極板20と負極の電極板30を重ねて配置した状態において同一位置となっている。同様に、正極の電極板20での金属箔21の切欠き部28と負極の電極板30での金属箔31の切欠き部38とは、正極の電極板20と負極の電極板30を重ねて配置した状態において同一位置となっている。
図3に示すように、セパレータ40における切欠き部27,37に対応する部位には三角形の突起47が設けられているとともにセパレータ40における切欠き部28,38に対応する部位には三角形の突起48が設けられている。この突起47,48はセパレータシート41,42を溶着する際において熱を加えるときに硬くなることを利用して形成したものである。具体的には、エンボス加工、即ち、所定の位置を押し上げながら加熱することにより当該部位がその形状を維持したまま硬くなり突起47,48が形成できる。負極の電極板30の切欠き部37,38にセパレータ40の突起47,48が入る。そして、正負の電極板20,30とセパレータ40を1枚、1枚重ね合わせるときに突起47,48と切欠き部37,38とを嵌め合わせることにより積層方向において突起47,48により整列するように重ねられている。
図3において突起47は上方に突設され、突起48は下方に突設されている。図1,2に示すように、正極の電極板20と負極の電極板30とセパレータ40とを重ねて配置した状態において突起47と切欠き部37とが係合する。同様に、正極の電極板20と負極の電極板30とセパレータ40とを重ねて配置した状態において突起48と切欠き部38とが係合する。
このようにして、負極の電極板30において突起47,48に対応する切欠き部37,38が形成され、突起47,48と切欠き部37,38が係合して正極の電極板20と負極の電極板30とがセパレータ40を挟んで位置決めされた状態で重ね合わされている。
突起47,48は、負極の電極板30の厚みに対し突き抜け可能に突出している。即ち、突起47,48の突出量H(図3参照)は、正負の電極板20,30の金属箔21,31の厚みt1,t2(図3,4参照)よりも大きくなっている。
次に、リチウムイオン二次電池10の製造方法について説明する。
まず、図5に示すように、正極の電極板20の金属箔21に活物質層25を塗布する。さらに、図6に示すように金属箔21におけるタブ23を形成した長辺とは異なるもう一方の長辺に2箇所にわたり三角形の切欠き部27,28を形成する。
まず、図5に示すように、正極の電極板20の金属箔21に活物質層25を塗布する。さらに、図6に示すように金属箔21におけるタブ23を形成した長辺とは異なるもう一方の長辺に2箇所にわたり三角形の切欠き部27,28を形成する。
さらに、図7に示すように、正極の電極板20の本体部22を包むように2枚のセパレータシート41,42を配置する。さらに、図3,8に示すように、2枚のセパレータシート41,42における周縁部を溶着する。この溶着時にエンボス加工を施してセパレータ40における切欠き部27,28の形成位置に対応する部位に三角形の突起47,48を形成する。
このようにして、正極の電極板20を、突起47,48が設けられたセパレータ40に包む。
一方、図9に示すように、負極の電極板30の金属箔31に活物質層35を塗布する。さらに、図4,10に示すように金属箔31におけるタブ33を形成した長辺とは異なるもう一方の長辺において突起47,48に対応する部位に(2箇所にわたり)三角形の切欠き部37,38を形成する。
一方、図9に示すように、負極の電極板30の金属箔31に活物質層35を塗布する。さらに、図4,10に示すように金属箔31におけるタブ33を形成した長辺とは異なるもう一方の長辺において突起47,48に対応する部位に(2箇所にわたり)三角形の切欠き部37,38を形成する。
このように、負極の電極板30に、突起47,48に対応する切欠き部37,38を形成する。
セパレータ40における突起47,48の突出量H(図3参照)は、正負の電極板20,30の金属箔21,31の厚みt1,t2(図3,4参照)よりも大きくなっている。これにより、突起47,48により隣り合うセパレータ40(正極の電極板20)とも位置合わせできる。
セパレータ40における突起47,48の突出量H(図3参照)は、正負の電極板20,30の金属箔21,31の厚みt1,t2(図3,4参照)よりも大きくなっている。これにより、突起47,48により隣り合うセパレータ40(正極の電極板20)とも位置合わせできる。
引き続き、図1,2に示すように、セパレータ40に包まれた正極の電極板20と負極の電極板30とを重ね合わせる。このとき、セパレータ40の突起47,48と電極板30の切欠き部37,38で位置合わせする。
このようにして、正極の電極板20と負極の電極板30を重ね合わせる際に突起47,48と負極の電極板30の切欠き部37,38で位置合わせする。これにより、同数の正極の電極板20と負極の電極板30をこれらの間にセパレータ40を介在させて交互に積層される。このとき、積層位置が決まるので、積層ずれが起こらない。これによって、積層するための設備の精度を下げることができる。また、積層速度も速くなり、また、精度が低くてよいので設備のコストも低減できる。さらには、積層時間を低減できる。
このようにして、セパレータ40に3次元の突起47,48を設けて、積層時に正負の電極板20,30の層間の位置決めに用いる。特に、セパレータシート41,42を溶着する際に溶着する部位の一部に突起47,48を形成する。一方、対向電極である電極板20,30には突起47,48が嵌るような切欠き部27,28,37,38を配置する。この電極板20,30をセパレータ40を挟んで交互に積層する。このとき、突起47,48は、電極板20,30を貫通、即ち、突出量(高さ)Hが電極板20,30の厚みt1,t2よりも大きいので、複数のセパレータ40(正極の電極板20)、複数の負極の電極板30を積層するときに位置決めを容易に行うことができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)リチウムイオン二次電池10の構造として、正極の電極板(正負の電極板のうちの一方の電極板)20がセパレータ40に包まれ、セパレータ40の所定の箇所に突起47,48が設けられているとともに、負極の電極板(正負の電極板のうちの他方の電極板)30に突起47,48に対応する切欠き部37,38が形成されている。これにより、正負の電極板20,30をセパレータ40を挟んで位置決めしつつ重ね合わせることにより位置ずれを抑制しつつ重ね合わせることができる。
(1)リチウムイオン二次電池10の構造として、正極の電極板(正負の電極板のうちの一方の電極板)20がセパレータ40に包まれ、セパレータ40の所定の箇所に突起47,48が設けられているとともに、負極の電極板(正負の電極板のうちの他方の電極板)30に突起47,48に対応する切欠き部37,38が形成されている。これにより、正負の電極板20,30をセパレータ40を挟んで位置決めしつつ重ね合わせることにより位置ずれを抑制しつつ重ね合わせることができる。
(2)上述の(1)において突起47,48は、電極板30(他方の電極板)の厚みに対し突き抜け可能に突出している。これにより、より確実に位置合わせができる。
(3)蓄電池としてのリチウムイオン二次電池10の製造方法として、正極の電極板(正負の電極板のうちの一方の電極板)20を、突起47,48が設けられたセパレータ40に包む工程と、負極の電極板(正負の電極板のうちの他方の電極板)30に、突起47,48に対応する切欠き部37,38を形成する工程と、セパレータ40に包まれた正極の電極板20と負極の電極板30とを重ね合わせる工程と、を有し、セパレータ40の突起47,48と負極の電極板30の切欠き部37,38で位置合わせする。よって、正負の電極板20,30をセパレータ40を挟んで位置決めしつつ重ね合わせることにより位置ずれを抑制しつつ重ね合わせることができる。
(3)蓄電池としてのリチウムイオン二次電池10の製造方法として、正極の電極板(正負の電極板のうちの一方の電極板)20を、突起47,48が設けられたセパレータ40に包む工程と、負極の電極板(正負の電極板のうちの他方の電極板)30に、突起47,48に対応する切欠き部37,38を形成する工程と、セパレータ40に包まれた正極の電極板20と負極の電極板30とを重ね合わせる工程と、を有し、セパレータ40の突起47,48と負極の電極板30の切欠き部37,38で位置合わせする。よって、正負の電極板20,30をセパレータ40を挟んで位置決めしつつ重ね合わせることにより位置ずれを抑制しつつ重ね合わせることができる。
(4)上述の(3)において突起47,48は、電極板30(他方の電極板)の厚みに対し突き抜け可能に突出している。これにより、セパレータ40に包まれた正極の電極板20と負極の電極板30を重ね合わせる際に、突起47,48が電極板30の厚みに対し突き抜け可能に突出しているので、より確実に位置合わせができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・突起は2つ設けたがこれに限るものではなく、突起は少なくとも1つあればよい。
・図10で説明したように電極板30の長辺に2つの切欠き部37,38を形成したが、これに代わり、図11に示すように、四角形状をなす電極板30の角部(四隅)を45°で面取りして切欠き部としてのC面カット部50,51,52,53とする場合には次のようにしてもよい。図12に示すように、セパレータ40におけるC面カット部50,51,52,53に対応する位置に突起60,61,62,63を形成する。詳しくは、一方の対角に位置する突起60,63は下方に突出し、他方の対角に位置する突起61,62は上方に突出している。そして、図13に示すように、正負の電極板20,30を、セパレータ40を挟んで、セパレータ40に設けた突起(60,61,62,63)と電極板30に設けたC面カット部(切欠き部)50,51,52,53で位置合わせして重ね合わせる。
・突起は2つ設けたがこれに限るものではなく、突起は少なくとも1つあればよい。
・図10で説明したように電極板30の長辺に2つの切欠き部37,38を形成したが、これに代わり、図11に示すように、四角形状をなす電極板30の角部(四隅)を45°で面取りして切欠き部としてのC面カット部50,51,52,53とする場合には次のようにしてもよい。図12に示すように、セパレータ40におけるC面カット部50,51,52,53に対応する位置に突起60,61,62,63を形成する。詳しくは、一方の対角に位置する突起60,63は下方に突出し、他方の対角に位置する突起61,62は上方に突出している。そして、図13に示すように、正負の電極板20,30を、セパレータ40を挟んで、セパレータ40に設けた突起(60,61,62,63)と電極板30に設けたC面カット部(切欠き部)50,51,52,53で位置合わせして重ね合わせる。
・図14に示すように、電極板30におけるタブ33の付近(タブ33の横)に切欠き部70を形成する。また、図15に示すように、セパレータ40において、切欠き部70に対応する突起80を形成する。そして、正負の電極板20,30を、セパレータ40を挟んで、セパレータ40に設けた突起80と電極板30に設けた切欠き部70で位置合わせして重ね合わせるようにしてもよい。
・切欠き部に代わり貫通孔でもよい。つまり、セパレータに突起を設けるとともに他方の電極板における突起に対応する位置に貫通孔が形成され、突起と貫通孔が係合して位置決めされている構成としてもよい。
・正極の電極板20をセパレータ40に包んだが、負極の電極板30をセパレータ40に包んでもよい。つまり、リチウムイオン二次電池10の構造として、正極の電極板20に突起47,48に対応する切欠き部を形成して正負の電極板20,30をセパレータ40を挟んで位置決めしつつ重ね合わせる。このとき、突起47,48は、電極板20の厚みに対し突き抜け可能に突出させるとよい。また、製造方法として、負極の電極板30を、突起47,48が設けられたセパレータ40に包む工程と、正極の電極板20に、突起47,48に対応する切欠き部を形成する工程と、セパレータ40に包まれた負極の電極板30と正極の電極板20とを重ね合わせる工程と、を有し、セパレータ40の突起47,48と正極の電極板20の切欠き部で位置合わせする。
・蓄電池はリチウムイオン二次電池であったが、これに限定されることなく、他の二次電であっても、また一次電池、キャパシタ等であってもよい。
10…リチウムイオン二次電池、20…正極の電極板、30…負極の電極板、37…切欠き部、38…切欠き部、40…セパレータ、47…突起、48…突起、50…C面カット部、51…C面カット部、52…C面カット部、53…C面カット部、60…突起、61…突起、62…突起、63…突起、70…切欠き部、80…突起。
Claims (4)
- 正負の電極板がセパレータの少なくとも一部を挟んで重ね合わせて配置してなる蓄電池において、
前記正負の電極板のうちの一方の電極板は、前記セパレータに包まれ、
前記セパレータに突起が設けられているとともに、前記正負の電極板のうちの他方の電極板に前記突起に対応する切欠き部または貫通孔が形成されていることを特徴とする蓄電池。 - 前記突起は、前記他方の電極板の厚みに対し突き抜け可能に突出していることを特徴とする請求項1に記載の蓄電池。
- 正負の電極板をセパレータを挟んで重ね合わせて配置してなる蓄電池の製造方法において、
前記正負の電極板のうちの一方の電極板を、突起が設けられた前記セパレータに包む工程と、
前記正負の電極板のうちの他方の電極板に、前記突起に対応する切欠き部または貫通孔を形成する工程と、
前記セパレータに包まれた前記一方の電極板と前記他方の電極板とを重ね合わせる工程と、
を有し、
前記セパレータの前記突起と前記他方の電極板の前記切欠き部または前記貫通孔で位置合わせすることを特徴とする蓄電池の製造方法。 - 前記突起は、前記他方の電極板の厚みに対し突き抜け可能に突出していることを特徴とする請求項3に記載の蓄電池の製造方法。
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