JP2018018712A - 二次電池の製造方法 - Google Patents

二次電池の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018018712A
JP2018018712A JP2016148714A JP2016148714A JP2018018712A JP 2018018712 A JP2018018712 A JP 2018018712A JP 2016148714 A JP2016148714 A JP 2016148714A JP 2016148714 A JP2016148714 A JP 2016148714A JP 2018018712 A JP2018018712 A JP 2018018712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
separator
electrode plate
negative electrode
positive electrode
secondary battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016148714A
Other languages
English (en)
Inventor
良太 有友
Ryota ARITOMO
良太 有友
昌孝 新屋敷
Masataka Shinyashiki
昌孝 新屋敷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Corp
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2016148714A priority Critical patent/JP2018018712A/ja
Publication of JP2018018712A publication Critical patent/JP2018018712A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Cell Separators (AREA)

Abstract

【課題】電解液の注液性に優れた二次電池の製造方法を提供する。【解決手段】二次電池の製造方法は、第1電極板と、第2電極板とを、セパレータを介して交互に積層して電極体を形成する積層工程を有し、積層工程は、長尺のセパレータを用いて行われ、少なくとも、(A)セパレータ12の上に、第1電極板10aを載置する工程と、(B)第1電極板の一方の端部側で、セパレータ12を、第1電極板を覆うように折り返す工程と、(C)セパレータ12の上に、セパレータ12を介して第1電極板と対向するように、第2電極板11aを載置する工程と、(D)工程(B)において、第1電極板の一方の端部側に形成されたセパレータ12の折り返し部13近傍で、セパレータ12を切断する工程とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の第1電極板と、複数の第2電極板と、セパレータとを有する電極体を備えた二次電池の製造方法に関する。
積層型の電極体は、正極板と負極板とを、セパレータを介して交互に積層することによって製造される。
しかしながら、二次電池の高エネルギー密度化に伴い、セパレータも薄膜化されるため、セパレータを積層する工程において、セパレータの取り扱いが難しくなる。また、正極板、負極板、及びセパレータの互いの位置が、積層方向に直交する面内において位置ズレが生じやすい。このため、二次電池の高エネルギー密度化に伴い、正極板と負極板との端部におけるギャップが小さくなると、正極板と負極板との短絡が生じやすくなる。
積層型の電極体を製造する方法として、長尺のセパレータを交互に折り返してつづら折り構造にして、正極板及び負極板を、セパレータのつづら折り構造に交互に挟み込んで製造する方法がある(例えば、特許文献1)。この方法を用いれば、薄膜化したセパレータを長尺のままで使用できるため、セパレータの取り扱いが容易になる。
特開2016−103425号公報
つづら折り構造のセパレータを用いて製造した積層型の電極体では、正極板及び負極板の一方の端部が、セパレータの折り返し部で塞がれている。そのため、正極板と負極板とを、それぞれ分離されたセパレータを介して積層して製造した積層型の電極体に比べて、電解液の注液性が低下するという問題がある。
また、二次電池の高エネルギー密度化に伴い、正極板と負極板との端部におけるギャップが小さくなると、正極板及び負極板の互いの位置が、積層方向に直交する面内において位置ズレが生じた場合、正極板と負極板との間で短絡が生じるおそれがある。そのため、電極体の製造管理において、製造後の電極体に対して、正極板と負極板との端部におけるギャップを測定する必要がある。正極板と負極板との端部におけるギャップの測定には、検査時間の短縮を図るために、レーザ変位計が用いられる。
しかしながら、つづら折り構造のセパレータを用いて製造した積層型の電極体では、正極板及び負極板の一方の端部が、セパレータの折り返し部で塞がれている。そのため、レーザ光がセパレータで遮断されるため、正極板及び負極板の端部の位置を測定することができないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、その主な目的は、長尺のセパレータを用いて積層型の電極体を形成する積層工程を有する二次電池の製造方法において、電解液の注液性に優れた二次電池の製造方法を提供することにある。
また、本発明は、製造後の電極体に対して、正極板と負極板との端部におけるギャップを測定することが可能な二次電池の製造方法を提供することにある。
本発明に係る二次電池の製造方法は、複数の第1電極板と、複数の第2電極板と、セパレータとを有する電極体を備えた二次電池の製造方法であって、第1電極板と、第2電極板とを、セパレータを介して交互に積層して電極体を形成する積層工程を有し、積層工程は、長尺のセパレータを用いて行われ、少なくとも以下の工程を有する。
(A)セパレータの上に、第1電極板を載置する工程
(B)第1電極板の一方の端部側で、セパレータを、第1電極板を覆うように折り返す工程
(C)セパレータの上に、セパレータを介して第1電極板と対向するように、第2電極板を載置する工程
(D)工程(B)において、第1電極板の一方の端部側に形成されたセパレータの第1折り返し部近傍で、セパレータを切断する工程。
本発明に係る他の二次電池の製造方法は、複数の第1電極板と、複数の第2電極体と、セパレータとを有する電極体を備えた二次電池の製造方法であって、第1電極板と、第2電極板とを、セパレータを介して交互に積層して電極体を形成する積層工程を有し、積層工程は、長尺のセパレータを用いて行われ、少なくとも以下の工程を有する。
(A)セパレータの上に、第1電極板を載置する工程
(B)第1電極板の一方の端部側で、セパレータを、第1電極板を覆うように折り返す工程
(C)セパレータの上に、セパレータを介して第1電極板と対向するように、第2電極板を載置する工程
(D)第1電極板の他方の端部側に突出するセパレータの部位を切断する工程
本発明によれば、長尺のセパレータを用いて積層型の電極体を形成する積層工程を有する二次電池の製造方法において、電解液の注液性に優れた二次電池の製造方法を提供することができる。
(a)〜(d)は、第1の実施形態における二次電池の製造方法を模式的に示した断面図である。 (a)〜(c)は、第1の実施形態における二次電池の製造方法を模式的に示した断面図である。 (a)〜(c)は、第1の実施形態における二次電池の製造方法を模式的に示した断面図である。 (a)〜(c)は、第1の実施形態の変形例における二次電池の製造方法を模式的に示した断面図である。 (a)〜(c)は、第1の実施形態の変形例における二次電池の製造方法を模式的に示した断面図である。 他の変形例における二次電池の製造方法を模式的に示した断面図である。 (a)〜(e)は、第2の実施形態における二次電池の製造方法を模式的に示した断面図である。 (a)〜(d)は、第2の実施形態における二次電池の製造方法を模式的に示した断面図である。 (a)〜(c)は、第2の実施形態における二次電池の製造方法を模式的に示した断面図である。 セパレータの折り返し部近傍を切断する方法の一例を示した断面図である。 電極体を備えた二次電池の構成を模式的に示した断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態における二次電池の製造方法は、第1電極板と第2電極板とを、セパレータを介して交互に積層する積層工程を有し、この積層工程は、長尺のセパレータを用いて行われる。
図1〜図3は、本実施形態における二次電池の製造方法を模式的に示した断面図である。なお、ここでは、第1電極板を負極板、第2電極板を正極板として説明するが、勿論、これに限定されず、第1電極板が正極板、第2電極板が負極板であってもよい。
まず、図1(a)に示すように、テーブル20の上にセパレータ12を配置した後、セパレータ12の上に、負極板10aを載置する。ここで、セパレータ12は、長尺のセパレータからなり、セパレータ供給部(不図示)から供給される。セパレータ供給部から供給されたセパレータ12は、一対のガイドロール21間を通して、テーブル20上に導かれる。また、負極板10aの上面の一方の端部に、クランプ22を設置する。なお、クランプ22の端部が、負極板10aの端部よりも外方に飛び出る位置に配置されることが好ましい。
次に、図1(b)に示すように、一対のガイドロール21を、負極板10aの他方の端部側(図中の右側)に水平移動させる。これにより、クランプ22が設置された負極板10aの一方の端部側で、セパレータ12が負極板10aを覆うように折り返えされる。これにより、負極板10aの一方の端部側に、セパレータ12の第1の折り返し部13が形成される。なお、テーブル20の上に配置されたセパレータ12は、セパレータ12を折り返す工程の間、負極板10aによって保持されている。また、クランプ22は、セパレータ12の第1の折り返し部13を確保するために使用される。また、ローラ23は、負極板10aの他方の端部側において、セパレータ12を水平に維持するために使用される。
次に、図1(c)に示すように、セパレータ12の上に、セパレータ12を介して負極板10aと対向するように、正極板11aを載置する。なお、本実施形態の場合、正極板11aの水平方向の長さは、負極板10aの水平方向の長さよりも小さくしているが、これに限定されない。また、正極板11aを押さえるために、正極板11aの上面の一方の端部に、クランプ25を設置することが好ましい。
次に、図1(d)に示すように、負極板10aの一方の端部側に形成されたセパレータ12の第1の折り返し部13近傍で、セパレータ12を切断する。ここで、セパレータ12の切断は、正極板11aで負極板10a上のセパレータ12を保持しながら行われる。そのため、セパレータ12の第1の折り返し部13近傍で、セパレータ12を切断した後も、長尺のセパレータ12の端部は、負極板10aと正極板11aとの間で挟まれた状態で保持される。なお、セパレータ12の第1の折り返し部13での切断は、切断後に、負極板10aの端部が、セパレータ12の切断端部よりも外方に飛び出ない位置で行うのが好ましい。
次に、図2(a)に示すように、正極板11aの上面の一方の端部に、クランプ25を設置した状態で、一対のガイドロール21を、正極板11aの他方の端部側(図中の左側)に水平移動させる。これにより、クランプ25が設置された正極板11aの一方の端部側で、セパレータ12が正極板11aを覆うように折り返えされる。これにより、正極板11aの一方の端部側に、セパレータ12の第2の折り返し部14が形成される。なお、負極板10aの上に配置されたセパレータ12は、セパレータ12を折り返す工程の間、正極板11aによって保持されている。また、クランプ25は、セパレータ12の第2の折り返し部14を確保するために使用される。また、ローラ24は、正極板11aの他方の端部側において、セパレータ12を水平に維持するために使用される。なお、クランプ25の端部が、正極板11aの端部よりも外方に飛び出る位置に配置されることが好ましい。
次に、図2(b)に示すように、セパレータ12の上に、セパレータ12を介して正極板11aと対向するように、負極板10bを載置する。なお、このとき、負極板10bを押さえるために、負極板10bの上面の一方の端部に、クランプ22を設置することが好ましい。
次に、図2(c)に示すように、正極板11aの一方の端部側に形成されたセパレータ12の第2の折り返し部14近傍で、セパレータ12を切断する。ここで、セパレータ12の切断は、負極板10bで正極板11a上のセパレータ12を保持しながら行われる。そのため、セパレータ12の第2の折り返し部14近傍で、セパレータ12を切断した後も、長尺のセパレータ12の端部は、負極板10bと正極板11aとの間で挟まれた状態で保持される。なお、セパレータ12の第2の折り返し部14での切断は、切断後に、正極板11aの端部が、セパレータ12の切断端部よりも外方に飛び出ない位置で行うのが好ましい。
図2(a)〜(c)に示した積層工程は、基本的には、図1(b)〜(d)に示した積層工程と同じある。すなわち、図1(b)〜(d)に示した積層工程は、負極板10aの一方の端部側に形成されたセパレータ12の第1の折り返し部13近傍で、セパレータ12を切断する工程を示したものであるのに対し、図2(a)〜(c)に示した積層工程は、正極板11aの一方の端部側に形成されたセパレータ12の第2の折り返し部14近傍で、セパレータ12を切断する工程を示したものである。
従って、図1(b)〜図2(c)に示した積層工程を繰り返し行うことによって、負極板及び正極板の一方の端部側に形成されたセパレータの第1及び第2の折り返し部近傍でセパレータが切断された状態で、負極板及び正極板がそれぞれ分離されたセパレータを介して交互に積層された電極体を形成することができる。
図3(a)〜(c)は、図2(c)に示した工程の後、図1(b)〜(d)に示した工程を繰り返し行う工程を示したものである。
図3(a)に示すように、負極板10bの上面の一方の端部に、クランプ22を設置した状態で、一対のガイドロール21を、負極板10bの他方の端部側(図中の右側)に水平移動させる。これにより、クランプ22が設置された負極板10bの一方の端部側で、セパレータ12が負極板10bを覆うように折り返えされる。これにより、負極板10bの一方の端部側に、セパレータ12の折り返し部(第1の折り返し部)15が形成される。なお、正極板11aの上に配置されたセパレータ12は、セパレータ12を折り返す工程の間、負極板10bによって保持されている。
次に、図3(b)に示すように、セパレータ12の上に、セパレータ12を介して負極板10bと対向するように、正極板11bを載置する。このとき、正極板11bを押さえるために、正極板11bの上面の一方の端部に、クランプ25を設置することが好ましい。
次に、図3(c)に示すように、負極板10bの一方の端部側に形成されたセパレータ12の折り返し部15近傍で、セパレータ12を切断する。ここで、セパレータ12の切断は、正極板11bで負極板10b上のセパレータ12を保持しながら行われる。そのため、セパレータ12の折り返し部15近傍で、セパレータ12を切断した後も、長尺のセパレータ12の端部は、負極板10bと正極板11bとの間で挟まれた状態で保持される。
図3(c)に示した工程に引き続き、さらに、図2(a)〜(c)に示した工程を繰り返し行うことによって、負極板及び正極板の一方の端部側に形成されたセパレータの第1及び第2の折り返し部近傍でセパレータが切断された状態で、負極板及び正極板が、それぞれ分離されたセパレータを介して交互に積層された電極体が形成される。
以上、説明したように、本実施形態において、図1(b)〜図2(c)に示した積層工程を繰り返し行うことによって、負極板と正極板とが、セパレータを介して交互に積層された電極体が形成される。このとき、負極板及び正極板の一方の端部側(互いに反対方向)に形成されたセパレータの第1及び第2の折り返し部近傍で、それぞれセパレータが切断される。一方、負極板及び正極板の他方の端部側には、セパレータの折り返し部は形成されない。従って、負極板及び正極板の両端部は、それぞれセパレータの折り返し部で塞がれていない。すなわち、負極板及び正極板の両端部は、開放状態になっている。これにより、本実施形態により製造された電極体は、つづら折り構造のセパレータを用いて製造した電極体に比べて、電解液の注液性を大幅に向上させることができる。
また、負極板及び正極板の両端部が、開放された状態になっているため、レーザ変位計を用いて、正極板と負極板との端部におけるギャップを容易に測定することができる。これにより、正極板及び負極板の位置ズレ検査を、短時間で行うことができる。その結果、正極板及び負極板の位置ズレに起因する極板間の短絡の発生を低減することができる。
さらに、本実施形態において、セパレータの折り返し部近傍での切断は、対向する一方の極板で、他方の極板上のセパレータを保持しながら行われる。そのため、セパレータの折り返し部近傍で、セパレータを切断した後も、長尺のセパレータ12の端部は、対向する極板間で挟まれた状態で保持される。その結果、本実施形態における積層工程において、薄膜化されたセパレータ12を長尺のまま使用できるため、セパレータ12の取り扱いが容易となる。
(第1の実施形態の変形例)
第1の実施形態では、負極板及び正極板の一方の端部側(互いに反対方向)に形成されたセパレータの第1及び第2の折り返し部近傍で、それぞれセパレータを切断するようにした。しかしながら、必ずしも、負極板及び正極板の両方において、セパレータの折り返し部近傍で、セパレータを切断しなくてもよい。すなわち、負極板及び正極板のいずれか一方の極板の端部側に形成された折り返し部近傍でのみ、セパレータを切断してもよい。
図4〜図5は、本変形例における二次電池の製造方法を模式的に示した断面図である。なお、本変形例においても、第1電極板を負極板、第2電極板を正極板として説明するが、勿論、これに限定されず、第1電極板が正極板、第2電極板が負極板であってもよい。
図4(a)は、第1の実施形態で説明した積層工程において、図1(a)〜図2(a)までの工程を終えた状態を示した図である。すなわち、図4(a)は、負極板10aの一方の端部側に形成されたセパレータ12の折り返し部(第1の折り返し部)13近傍で、セパレータ12が切断されている。一方、正極板11aの一方の端部側では、セパレータ12が正極板11aを覆うように折り返えされて、セパレータ12の第2の折り返し部14が形成されている。
次に、図4(b)に示すように、セパレータ12の上に、セパレータ12を介して正極板11aと対向するように、負極板10bを載置する。このとき、負極板10bを押さえるために、負極板10bの上面の一方の端部に、クランプ22を設置することが好ましい。
次に、図4(c)に示すように、負極板10bの上面の一方の端部に、クランプ22を設置した状態で、一対のガイドロール21を、負極板10bの他方の端部側(図中の右側)に水平移動させる。これにより、クランプ22が設置された負極板10bの一方の端部側で、セパレータ12が負極板10bを覆うように折り返えされる。これにより、負極板10bの一方の端部側に、セパレータ12の折り返し部(第1の折り返し部)15が形成される。
次に、図5(a)に示すように、セパレータ12の上に、セパレータ12を介して負極板10bと対向するように、正極板11bを載置する。このとき、正極板11bを押さえるために、正極板11bの上面の一方の端部に、クランプ25を設置することが好ましい。
次に、図5(b)に示すように、負極板10bの一方の端部側に形成されたセパレータ12の折り返し部15近傍で、セパレータ12を切断する。ここで、セパレータ12の切断は、正極板11bで負極板10b上のセパレータ12を保持しながら行われる。そのため、セパレータ12の折り返し部15近傍で、セパレータ12を切断した後も、長尺のセパレータ12の端部は、負極板10bと正極板11bとの間で挟まれた状態で保持される。
次に、図5(c)に示すように、正極板11bの上面の一方の端部に、クランプ25を設置した状態で、一対のガイドロール21を、正極板11bの他方の端部側(図中の左側)に水平移動させる。これにより、クランプ25が設置された正極板11bの一方の端部側で、セパレータ12が正極板11bを覆うように折り返えされる。これにより、正極板11bの一方の端部側に、セパレータ12の第2の折り返し部16が形成される。
以上、説明したように、本変形例において、負極板10a、10bの一方の端部側(図面の左側)に形成されたセパレータ12の第1の折り返し部13、15近傍でのみ、セパレータ12が切断されている。これにより、負極板10a、10bの両端部は、開放された状態になっている。一方、正極板11a、11bの他方の端部側には、セパレータ12の折り返し部が形成されていないため、開放状態になっている。従って、本変形例により製造された電極体は、つづら折り構造のセパレータを用いて製造した電極体に比べて、電解液の注液性を大幅に向上させることができる。
また、本変形例においても、セパレータの折り返し部近傍での切断は、対向する一方の極板で、他方の極板上のセパレータを保持しながら行われる。そのため、セパレータの折り返し部近傍で、セパレータを切断した後も、長尺のセパレータの端部は、極板間で挟まれた状態で保持される。その結果、薄膜化されたセパレータ12を長尺のまま使用できるため、セパレータの取り扱いが容易になる。
本変形例では、負極板10a、10bの一方の端部側に形成されたセパレータ12の第1の折り返し部13、15近傍でのみ、セパレータ12を切断したが、図6に示すように、正極板11a、11bの一方の端部側に形成されたセパレータ12の第2の折り返し部14、16近傍でのみ、セパレータ12を切断してもよい。
通常、二次電池は、負極板の水平方向の長さが、正極板の水平方向の長さよりも長く設計されている。従って、電極体を電池ケースに収納したとき、負極板の端部の方が、電池ケースの内壁に接近している。そのため、負極板と電池ケースとの短絡をより確実に防止するためには、負極板の端部は、セパレータの折り返し部で覆われている方が好ましい。また、リチウムイオン二次電池では、充放電に伴う負極活物質の膨張・収縮が大きい。そのため、充放電中に負極活物質の脱落が生じやすい。そのため、負極板を保護するために、負極板の端部は、セパレータの折り返し部で覆われている方が好ましい。このような理由を考慮すれば、正極板の一方の端部側に形成されたセパレータの第2の折り返し部近傍でのみ、セパレータを切断することが好ましい。
(第2の実施形態)
図7〜図9は、本発明の第2の実施形態における二次電池の製造方法を模式的に示した断面図である。本実施形態における二次電池の製造方法は、第1電極板と第2電極板とを、セパレータを介して交互に積層する積層工程を有し、この積層工程は、長尺のセパレータを用いて行われる。なお、ここでは、第1電極板を負極板、第2電極板を正極板として説明するが、勿論、これに限定されず、第1電極板が正極板、第2電極板が負極板であってもよい。
まず、図7(a)に示すように、テーブル20の上にセパレータ12を配置した後、セパレータ12の上に、負極板10aを載置する。ここで、セパレータ12は、長尺のセパレータからなり、セパレータ供給部(不図示)から供給される。セパレータ供給部から供給されたセパレータ12は、一対のガイドロール21間を通して、テーブル20上に導かれる。また、負極板10aの上面の一方の端部に、クランプ22を設置する。
次に、図7(b)に示すように、一対のガイドロール21を、負極板10aの他方の端部側(図中の右側)に水平移動させる。これにより、クランプ22が設置された負極板10aの一方の端部側で、セパレータ12が負極板10aを覆うように折り返えされる。これにより、負極板10aの一方の端部側に、セパレータ12の折り返し部13が形成される。なお、テーブル20の上に配置されたセパレータ12は、セパレータ12を折り返す工程の間、負極板10aによって保持されている。また、クランプ22は、セパレータ12の折り返し部13を確保するために使用される。また、ローラ23は、負極板10aの他方の端部側において、セパレータ12を水平に維持するために使用される。
次に、図7(c)に示すように、セパレータ12の上に、セパレータ12を介して負極板10aと対向するように、正極板11aを載置する。なお、本実施形態の場合、正極板11aの水平方向の長さは、負極板10aの水平方向の長さよりも小さくしているが、これに限定されない。また、正極板11aを押さえるために、正極板11aの上面の一方の端部に、クランプ25を設置することが好ましい。
次に、図7(d)に示すように、負極板10aの他の端部側(図面の右側)に突出するセパレータ12の部位を、破線Aで示す位置で切断する。ここで、セパレータ12を切断する際、負極板10aの他方の端部近傍において、長尺のセパレータ12を保持部30で保持しながら、セパレータ12が切断される。そのため、図7(e)に示すように、セパレータ12を切断した後も、長尺のセパレータ12の端部は、保持部30によって保持されている。
次に、図8(a)に示すように、切断された長尺のセパレータ12の端部を保持部30で保持した状態のまま、一対のガイドロール21を、正極板11aの他方の端部側(図中の左側)に水平移動させる。これにより、セパレータ12が正極板11aの上に載置される。このとき、正極板11aの一方の端部側には、セパレータ12の折り返し部は形成されずに、開放部14になっている。
次に、図8(b)に示すように、セパレータ12の上に、セパレータ12を介して正極板11aと対向するように、負極板10bを載置する。セパレータ12の上に、負極板10bを載置した後は、セパレータ12を保持していた保持部30は、セパレータ12から外される。このとき、負極板10bを押さえるために、負極板10bの上面の一方の端部に、クランプ22を設置することが好ましい。
次に、図8(c)に示すように、負極板10bの上面の一方の端部に、クランプ22を設置した状態で、一対のガイドロール21を、負極板10bの他方の端部側(図中の右側)に水平移動させる。これにより、クランプ22が設置された負極板10bの一方の端部側で、セパレータ12が負極板10bを覆うように折り返えされる。これにより、負極板10bの一方の端部側に、セパレータ12の折り返し部15が形成される。なお、正極板11aの上に配置されたセパレータ12は、セパレータ12を折り返す工程の間、負極板10bによって保持されている。
次に、図8(d)に示すように、セパレータ12の上に、セパレータ12を介して負極板10bと対向するように、正極板11bを載置する。このとき、正極板11bを押さえるために、正極板11bの上面の一方の端部に、クランプ25を設置することが好ましい。
次に、図9(a)に示すように、負極板10bの他の端部側(図面の右側)に突出するセパレータ12の部位を、破線Aで示した位置で切断する。ここで、セパレータ12を切断する際、負極板10bの他方の端部近傍において、長尺のセパレータ12を保持部30で保持しながら、セパレータ12が切断される。そのため、セパレータ12を切断した後も、長尺のセパレータ12の端部は、保持部30によって保持されている。
次に、図9(b)に示すように、切断された長尺のセパレータ12の端部を保持部30で保持した状態のまま、一対のガイドロール21を、正極板11aの他方の端部側(図中の左側)に水平移動させる。これにより、セパレータ12が正極板11bの上に載置される。このとき、正極板11bの一方の端部側には、セパレータ12の折り返し部は形成されず、開放部16になっている。
次に、図9(c)に示すように、セパレータ12の上に、セパレータ12を介して正極板11bと対向するように、負極板10cを載置する。セパレータ12の上に、負極板11cを載置した後は、セパレータ12を保持していた保持部30は、セパレータ12から外される。なお、このとき、負極板10cを押さえるために、負極板10cの上面の一方の端部に、クランプ22を設置することが好ましい。
このように、図8(a)〜図9(a)に示した積層工程を繰り返し行うことによって、正極板の一方の端部側は、セパレータの折り返し部が形成されずに、開放状態になったまま、負極板及び正極板がセパレータを介して交互に積層された電極体が形成される。
以上、説明したように、本実施形態の積層工程において、負極板の他方の端部側に突出するセパレータの部位が切断される。これにより、正極板の一方の端部側は、開放状態になっている。一方、負極板の一方の端部側は、セパレータの折り返し部が形成されているが、他方の端部側は、開放状態になっている。従って、本実施形態により製造された電極体は、つづら折り構造のセパレータを用いて製造した電極体に比べて、電解液の注液性を大幅に向上させることができる。
また、本実施形態においても、負極板の他方の端部側に突出するセパレータの部位の切断は、長尺のセパレータを保持部で保持しながら行われる。そのため、突出するセパレータの部位を切断した後も、長尺のセパレータの端部は、保持部で保持される。その結果、その後の積層工程においても、薄膜化されたセパレータ12を長尺のまま使用できるため、セパレータ12の取り扱いが容易になる。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、もちろん、種々の改変が可能である。
例えば、上記第1の実施形態(及びその変形例)では、第1の折り返し部、及び/又は第2の折り返し部近傍の全てにおいて、セパレータを切断したが、一部の折り返し部近傍においてのみ、セパレータを切断しても、本発明の効果を得ることができる。
また、セパレータの切断手段は、特に限定されず、例えば、カッターやレーザ光等を用いて行うことができる。なお、折り返し部近傍でセパレータを切断する際、セパレータを確保するために使用されるクランプを利用してもよい。
図10は、クランプを利用してセパレータの折り返し部近傍を切断する方法の一例を示した断面図である。図10に示すように、負極板10又は正極板11の上面の端部に設置されたクランプ22の先端部に、溝部22aが形成されている。そして、カッター40の先端を、この溝部22aに押し込むことによって、セパレータ12の折り返し部の先端部分を切断することができる。これにより、セパレータ12の切断箇所を、クランプ22の先端部で規制することができるため、セパレータ12の切断を安定して行うことができる。
また、第2の実施形態において、負極板又は正極板の端部側に突出するセパレータの部位を切断する際に、長尺のセパレータを保持する保持部30の構成は、特に限定されないが、例えば、セパレータの両面を挟む一対の留め部を備えたクリップ等を用いることができる。また、保持部30がセパレータを吸引・吸着することによりセパレータを保持する構成とすることもできる。
また、本実際形態の積層工程により製造された電極体は、二次電池の電極体として使用されるが、二次電池の種類は特に限定されない。例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池等の電極体に使用することができる。
図11は、本実施形態における積層工程により形成された電極体を備えた二次電池100の構成を模式的に示した断面図である。
図11に示すように、正極板と負極板とがセパレータを介して交互に積層された電極体50が、電解液(不図示)とともに、電池ケース60内に収容されている。電池ケース60の開口部は、封口体61によって封止されており、正極端子62及び負極端子63が、それぞれ、絶縁部材67、64を介して、封口体61に固定されている。正極板及び負極板は、それぞれ、正極タブ51及び負極タブ52を介して、正極導電部材68及び負極導電部材69に接続されている。正極導電部材68及び負極導電部材69は、それぞれ、正極端子62及び負極端子63に接続されているため、これにより、正極板及び負極板は、それぞれ、正極端子62及び負極端子63に接続されている。封口体61には、電解液を注液する注液孔が設けられ、この注液孔は、電解液を注液した後、封止部材66で封止される。また、封口体61には、電池ケース60の内部圧力が上昇したときに、圧力を開放するガス排出弁65が設けられている。
また、本発明における二次電池100は、本実施形態における積層工程により形成された電極体50を、電解液とともに、電池ケース60内に収容することによって、製造することができる。
なお、図1〜図9において、正極板の正極タブ及び負極板の負極タブが、それぞれ図中手前側又は図中奥側に突出するようにすることが好ましい。あるいは、図1〜図9において、正極板の正極タブが図中手前側及び図中奥側の一方に突出するようにし、負極板の負極タブが図中手前側及び図中奥側の他方に突出するようにすることが好ましい。
積層工程の後、電極体の外周を、図11に示したよう、セパレータや他の絶縁シート70等で覆うことが好ましい。
表面に接着層を有するセパレータを用い、セパレータと正極板、ないしセパレータと負極板を、接着することができる。例えば、積層工程の途中に、セパレータと正極板、ないしセパレータと負極板を接着しながら積層することもできる。また、積層工程の後、積層されたセパレータと正極板、積層されたセパレータと負極板を纏めて接着することもできる。セパレータと正極板、セパレータと負極板の接着は加熱プレスにより行うことが好ましい。
10、10a、10b 負極板
11、11a、11b 正極板
12 セパレータ
13、15 (第1の)折り返し部
14、16 (第2の)折り返し部、開放部
20 テーブル
21 ガイドロール
22、25 クランプ
22a 溝部
23、24 ローラ
30 保持部
40 カッター
50 電極体
51 正極タブ
52 負極タブ
60 電池ケース
61 封口体
62 正極端子
63 負極端子
65 ガス排出弁
66 封止部材
67、64 絶縁部材
68 正極導電部材
69 負極導電部材
70 絶縁シート
100 二次電池

Claims (11)

  1. 複数の第1電極板と、複数の第2電極板と、セパレータとを有する電極体を備えた二次電池の製造方法であって、
    前記第1電極板と、前記第2電極板とを、前記セパレータを介して交互に積層して前記電極体を形成する積層工程を有し、
    前記積層工程は、長尺のセパレータを用いて行われ、
    前記積層工程は、少なくとも
    (A)前記セパレータの上に、前記第1電極板を載置する工程と、
    (B)前記第1電極板の一方の端部側で、前記セパレータを、前記第1電極板を覆うように折り返す工程と、
    (C)前記セパレータの上に、前記セパレータを介して前記第1電極板と対向するように、前記第2電極板を載置する工程と、
    (D)前記工程(B)において、前記第1電極板の一方の端部側に形成された前記セパレータの第1折り返し部近傍で、前記セパレータを切断する工程と
    を有する、二次電池の製造方法。
  2. 前記工程(D)は、前記第2電極板で前記セパレータを保持しながら、前記第1折り返し部近傍で、前記セパレータが切断される、請求項1に記載の二次電池の製造方法。
  3. 前記工程(D)の後に、
    (E)前記第2電極板の一方の端部側で、前記セパレータを、前記第2電極板を覆うように折り返す工程と、
    (F)前記セパレータの上に、前記セパレータを介して前記第2電極板と対向するように、前記第1電極板を載置する工程と、
    (G)前記工程(E)において、前記第2電極板の一方の端部側に形成された前記セパレータの第2折り返し部近傍で、前記セパレータを切断する工程と
    をさらに有する、請求項1または2に記載の二次電池の製造方法。
  4. 前記工程(G)は、前記第1電極板で、前記セパレータを保持しながら、前記第2折り返し部近傍で、前記セパレータが切断される、請求項3に記載の二次電池の製造方法。
  5. 前記工程(B)〜前記工程(G)を繰り返し行う、請求項3または4に記載の二次電池の製造方法。
  6. 前記工程(D)の後に、
    (E)前記第2電極板の端部側で、前記セパレータを、前記第2電極板を覆うように折り返す工程と、
    (F)前記セパレータの上に、前記セパレータを介して前記第2電極板と対向するように、前記第1電極板を載置する工程と、
    (G)前記第1電極板の一方の端部側で、前記セパレータを、前記第1電極板を覆うように折り返す工程と、
    (H)前記セパレータの上に、前記セパレータを介して前記第1電極板と対向するように、前記第2電極板を載置する工程、
    (I)前記工程(H)において、前記第1電極板の一方の端部側に形成された前記セパレータの第3折り返し部近傍で、前記セパレータを切断する工程と、
    (J)前記第2電極板の端部側で、前記セパレータを、前記第2電極板を覆うように折り返す工程と
    をさらに有する、請求項1に記載の二次電池の製造方法。
  7. 前記工程(B)〜前記工程(J)を繰り返し行う、請求項6に記載の二次電池の製造方法。
  8. 複数の第1電極板と、複数の第2電極板と、セパレータとを有する電極体を備えた二次電池の製造方法であって、
    前記第1電極板と、前記第2電極板とを、前記セパレータを介して交互に積層して前記電極体を形成する積層工程を有し、
    前記積層工程は、長尺のセパレータを用いて行われ、
    前記積層工程は、少なくとも
    (A)前記セパレータの上に、前記第1電極板を載置する工程と、
    (B)前記第1電極板の一方の端部側で、前記セパレータを、前記第1電極板を覆うように折り返す工程と、
    (C)前記セパレータの上に、前記セパレータを介して前記第1電極板と対向するように、前記第2電極板を載置する工程と、
    (D)前記第1電極板の他方の端部側に突出する前記セパレータの部位を切断する工程と
    を有する、二次電池の製造方法。
  9. 前記工程(D)は、前記第1電極板の他方の端部近傍において、前記長尺のセパレータを保持部で保持しながら、前記セパレータの部位が切断される、請求項8に記載の二次電池の製造方法。
  10. 前記工程(D)の後、
    (E)切断された前記長尺のセパレータの端部を前記保持部で保持した状態で、前記セパレータを前記第2電極板の上に載置する工程と、
    (F)前記セパレータの上に、前記セパレータを介して前記第2電極板と対向するように、前記第1電極板を載置する工程と、
    (G)前記第1電極板の一方の端部側で、前記セパレータを、前記第1電極板を覆うように折り返す工程と、
    (H)前記セパレータの上に、前記セパレータを介して前記第1電極板と対向するように、前記第2電極板を載置する工程と、
    (I)前記第1電極板の他方の端部側に突出する前記セパレータの部位を切断する工程と
    をさらに有する、請求項9に記載の二次電池の製造方法。
  11. 前記工程(E)〜前記工程(I)を繰り返し行う、請求項10に記載の二次電池の製造方法。
JP2016148714A 2016-07-28 2016-07-28 二次電池の製造方法 Pending JP2018018712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148714A JP2018018712A (ja) 2016-07-28 2016-07-28 二次電池の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148714A JP2018018712A (ja) 2016-07-28 2016-07-28 二次電池の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018018712A true JP2018018712A (ja) 2018-02-01

Family

ID=61075293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016148714A Pending JP2018018712A (ja) 2016-07-28 2016-07-28 二次電池の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018018712A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021131880A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01 三洋電機株式会社 二次電池
WO2022196616A1 (ja) * 2021-03-19 2022-09-22 株式会社村田製作所 電極およびその製造方法、ならびに電池
WO2023171547A1 (ja) * 2022-03-10 2023-09-14 株式会社京都製作所 積層型電池の製造方法及び製造装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021131880A1 (ja) * 2019-12-27 2021-07-01 三洋電機株式会社 二次電池
WO2022196616A1 (ja) * 2021-03-19 2022-09-22 株式会社村田製作所 電極およびその製造方法、ならびに電池
WO2023171547A1 (ja) * 2022-03-10 2023-09-14 株式会社京都製作所 積層型電池の製造方法及び製造装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6453515B1 (ja) 積層式二次電池の製造方法
US9203058B2 (en) Battery cell of asymmetric structure and battery pack employed with the same
JP6245142B2 (ja) 二次電池の製造方法および二次電池
KR101531234B1 (ko) 이차 전지용 고속 스태킹 장치 및 방법
JP6217286B2 (ja) 全固体電池およびその製造方法
WO2016006420A1 (ja) 蓄電デバイスの製造方法及び電極の製造方法
KR20140035646A (ko) 2차 전지 내부 셀 스택 방법 및 이를 이용하여 제조되는 셀 스택
JP2019016459A (ja) 蓄電装置およびその製造方法
WO2018123503A1 (ja) 蓄電モジュール及び蓄電モジュールの製造方法
KR101737174B1 (ko) 비정형 이차전지 및 제조방법
JP2018018712A (ja) 二次電池の製造方法
JP6136466B2 (ja) 蓄電素子及び蓄電素子の被覆方法
KR102234286B1 (ko) 커브드 이차 전지
WO2015019749A1 (ja) ラミネートフィルムの製造方法及び穿孔刃
KR20220039813A (ko) 배터리 분리막, 배터리 및 배터리 팩
KR101090684B1 (ko) 전지용 전극조립체 및 그 제조방법
KR101785759B1 (ko) 전극조립체의 및 이를 제조하는 방법
JP2019102140A (ja) 電池の製造方法
JP5817570B2 (ja) 蓄電装置、車両及び電極体の製造方法
KR101987335B1 (ko) 이차전지용 전극조립체
JP2019067607A (ja) 積層型電池および積層型電池の製造方法
JP2017143030A (ja) 積層型電池
JP2024514262A (ja) 3電極電池及びそれを用いた性能分析システム
JP2016173950A (ja) 電気化学セル及びその製造方法
KR101806585B1 (ko) 노칭 방법, 전극조립체의 제조 방법, 이를 이용하여 제조된 전극조립체 및 이차전지