JP2015125441A - レンズ鏡筒、及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズ鏡筒内でのフレキシブル配線基板同士の干渉、沈胴時における内部部品によるフレキシブル配線基板の挟み込み、及びフレキシブル配線基板に光線が当たることによるゴーストの発生を防止する仕組みを提供する。【解決手段】レンズ鏡筒は、ズーム位置に応じて第1光学系300とともに光軸方向に移動する第1アクチュエータ305と、ズーム位置に応じて第1光学系300より結像面側に配置された第2光学系500とともに光軸方向に移動する第2アクチュエータ504と、第1アクチュエータ305に接続されるFPC309と、第2アクチュエータ504に接続されるFPC506と、FPC309,506を外部に導出する開口部800eが形成される外筒部材800と、沈胴位置と前記撮影位置との間で前記FPC309がFPC506を外筒部材800の内周部に向けて付勢するようにFPC309の光軸に接近する方向への湾曲を規制する規制手段403dと、を備える。【選択図】図12

Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるレンズ鏡筒及びレンズ鏡筒を備える撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるレンズ鏡筒として、フォーカスレンズを駆動するフォーカスモータをズーム駆動に応じて光軸方向に移動させる技術がある。例えば、ズーム駆動によって回転するカム環のカム溝にフォーカスモータを保持するフォーカスレンズ枠のフォロアピンを係合させて、フォーカスレンズ枠をフォーカスモータとともに光軸方向に移動させるレンズ鏡筒が開示されている(特許文献1)。
特開2006−276464号公報
ところで、ズーム式のレンズ鏡筒には、フォーカスモータに電力を供給するフレキシブル配線基板の他に、シャッタや像ブレ補正レンズを駆動するアクチュエータに電力を供給する複数のフレキシブル配線基板が配置される。また、これらのフレキシブル配線基板が接続される各アクチュエータは、レンズ鏡筒のズーム位置に応じてそれぞれ光軸方向に移動する。
しかし、上記特許文献1では、フォーカスモータに電力を供給するフレキシブル配線基板の配置についての開示がされていない。このため、フレキシブル配線基板同士の干渉、沈胴時における内部部品によるフレキシブル配線基板の挟み込み、及びフレキシブル配線基板に光線が当たることによるゴーストの発生等が懸念される。
そこで、本発明は、レンズ鏡筒内でのフレキシブル配線基板同士の干渉、沈胴時における内部部品によるフレキシブル配線基板の挟み込み、及びフレキシブル配線基板に光線が当たることによるゴーストの発生を防止する仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、沈胴位置と撮影位置との間で光学系が光軸方向に移動して撮影倍率を変更するズーム式のレンズ鏡筒であって、ズーム位置に応じて第1光学系とともに光軸方向に移動する第1アクチュエータと、ズーム位置に応じて前記第1光学系より結像面側に配置された第2光学系とともに光軸方向に移動する第2アクチュエータと、前記第1アクチュエータに接続される第1フレキシブル配線基板と、前記第2アクチュエータに接続される第2フレキシブル配線基板と、前記第1光学系及び前記第2光学系の径方向外側に配置され、前記第1フレキシブル配線基板及び前記第2フレキシブル配線基板を外部に導出する開口部が形成される外筒部材と、前記沈胴位置と前記撮影位置との間で前記第1フレキシブル配線基板が前記第2フレキシブル配線基板を前記外筒部材の内周部に向けて付勢するように前記第1フレキシブル配線基板の光軸に接近する方向への湾曲を規制する規制手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、レンズ鏡筒内でのフレキシブル配線基板同士の干渉、沈胴時における内部部品によるフレキシブル配線基板の挟み込み、及びフレキシブル配線基板に光線が当たることによるゴーストの発生を防止することができる。
本発明の実施形態の一例であるレンズ鏡筒の分解斜視図である。 第3レンズ群の分解斜視図である。 第4レンズ群の分解斜視図である。 第5レンズ群の斜視図である。 沈胴位置でのレンズ鏡筒の断面図である。 各レンズ群のカム軌跡を示す図である。 ワイド位置でのレンズ鏡筒の要部断面図である。 テレ位置でのレンズ鏡筒の要部断面図である。 第3レンズ群のフレキシブル配線基板の展開図である。 第5レンズ群のフレキシブル配線基板の展開図である。 レンズ鏡筒の沈胴位置における各フレキシブル配線基板の配置を示す断面図である。 レンズ鏡筒のワイド位置における各フレキシブル配線基板の配置を示す断面図である。 レンズ鏡筒のワイド位置における各フレキシブル配線基板の配置を比較例及び本実施形態例として示す断面図である。 レンズ鏡筒のテレ位置における各フレキシブル配線基板の配置を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例であるレンズ鏡筒の分解斜視図である。図2は、第3レンズ群の分解斜視図である。図3は、第4レンズ群の分解斜視図である。図4は、第5レンズ群の斜視図である。なお、本実施形態では、デジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるズーム式のレンズ鏡筒を例に採る。
本実施形態のレンズ鏡筒は、沈胴位置と撮影位置との間で光学系が光軸方向に移動して撮影倍率を変更するズーム式とされ、図1に示すように、第1レンズ群100、第2レンズ群200、第3レンズ群300、及び第4レンズ群400を備える。また、レンズ鏡筒は、第5レンズ群500、内カム筒600、外カム筒700、固定筒800、駆動筒801及びセンサホルダ900を備える。ここで、第3レンズ群300は、本発明の第1光学系の一例に相当し、第5レンズ群500は、本発明の第2光学系の一例に相当し、第4レンズ群400は、本発明の第3光学系の一例に相当する。
第1レンズ群100は、第1レンズ101を保持する円筒状の第1レンズ枠102を有する。第1レンズ枠102の内周部には、径方向内側に突出する不図示のカムピン及び第1レンズ群100を回転規制する不図示のキー溝が設けられる。
第2レンズ群200は、第2レンズ201を保持する円筒状の第2レンズ枠202を有する。第2レンズ枠202の外周部には、径方向外側に突出するカムピン202aが周方向に略等間隔で複数設けられるとともに、第2レンズ群200を回転規制する直進キー202bが設けられる。
第3レンズ群300は、図2に示すように、第3レンズ枠302a,302b、3群ベース303、3群カバー304、及び絞りシャッタ装置305を有する。第3レンズ枠302aは、被写体側の第3レンズ301aを保持し、第3レンズ枠302bは、結像面側の第3レンズ301bを保持する。
絞りシャッタ装置305は、第3レンズ枠302aと第3レンズ枠302bとの間でシャッタ羽根と絞り羽根によって光量を調節する。第3レンズ枠302aと第3レンズ枠302bとは、絞りシャッタ装置305を間に挟んで絞りシャッタ装置305の径方向外側で互いに接着固定される。また、第3レンズ枠302aには、ISマグネット310が保持され、第3レンズ枠302aと3群ベース303との間には、ISばね306が架け渡される。
3群ベース303は、ISコイル307、及びISボール308を有し、3群カバー304に対してスナップフィット等で締結される。3群カバー304には、フレキシブル配線基板309が固定され、フレキシブル配線基板309のISマグネット310に対向する位置には、不図示のISセンサが固定され、ISセンサは、3群カバー304の切り欠き部304aに挿入される。
そして、第3レンズ枠302aは、ISばね306の作用により3群ベース303に対して光軸と直交する面内でISボール308を介して移動可能に保持される。また、第3レンズ枠302aは、ISコイル307及びISマグネット310の磁気作用により発生する駆動力により光軸と直交する面内で任意の位置へ移動し、ISセンサの出力に基づき位置制御される。
フレキシブル配線基板309には、ISセンサの信号線、ISコイル307への電力供給線、絞りシャッタ装置305への電力供給線などの配線パターンが設けられている。フレキシブル配線基板309は、後述するように、鏡筒側面の開口から外側へ導出され、不図示の基板に接続される。
3群ベース303の外周部には、径方向外側に突出するカムピン303a及び第3レンズ群300を回転規制する直進キー303bが周方向に略等間隔で複数設けられる。また、3群ベース303の外周部には、後述する内直進筒610を回転規制する直進キー303cが設けられる。
第4レンズ群400は、図3に示すように、第4レンズ401を保持する第4レンズ枠402、4群ベース403、トーションバネ404、揺動軸405、及び4群ベースカバー406を有する。
4群ベース403には、揺動軸405を介して第4レンズ枠402が揺動可能に支持される。揺動軸405は、4群ベース403及び4群ベースカバー406に圧入され、4群ベースカバー406は、4群ベース403に締結される。トーションバネ404は、第4レンズ枠402を4群ベース403に対して回転方向に付勢する。
4群ベース403の外周部には、径方向外側に突出するカムピン403a、及び第4レンズ群400を回転規制する直進キー403bが周方向に略等間隔で複数(図では3カ所)設けられる。カムピン403a、及び直進キー403bは、3群ベース303のカムピン303a、及び直進キー303bと同位相に配置される。また、4群ベース403には、光軸方向に被写体側に突出する突出部403cが設けられている。
突出部403cには、第4レンズ枠402に設けられた当接部402bがトーションバネ404の付勢力によって当接する。このとき、第4レンズ401は、光軸上に配置される。第4レンズ枠402には、退避カム402aが設けられる。退避カム402aは、後述する5群ベース503のツノ部503cによって沈胴時に光軸から退避する。第4レンズ枠402の揺動軸405と反対側の端部には、組み立て時に使用する引っ掛け部402cが設けられている。
第5レンズ群500は、図4に示すように、第5レンズ枠502、5群ベース503、AFモータ504、フォトインタラプタ505、フレキシブル配線基板506、ラック507、ラックバネ508、及びガイドバー509a,509bを有する。第5レンズ枠502は、第5レンズ501を保持する。
AFモータ504は、第5レンズ枠502を光軸方向に駆動する。ラックバネ508は、ラック507に組み付けられ、ラック507は、第5レンズ枠502に保持される。ガイドバー509a,509bは、5群ベース503に保持される。
第5レンズ枠502には、スリーブ部502aが形成されている。スリーブ部502aの両端には、ガイドバー509aと係合するスリーブ穴502b,502cが形成されている。また、第5レンズ枠502には、ガイドバー509bと係合するU溝502dが形成されている。
5群ベース503は、ガイドバー509a,509bを介して第5レンズ枠502を光軸方向に移動自在に支持する。5群ベース503の外周部には、径方向外側に突出するカムピン503a、及び第5レンズ群500を回転規制する直進キー503bが周方向に略等間隔で複数(図では3カ所)設けられる。また、5群ベース503には、光軸方向に被写体側に向けて突出するツノ部503cが設けられる。ツノ部503cは、沈胴状態において第4レンズ枠402の退避カム402aに当接し、第4レンズ枠402を光軸から退避させる。
AFモータ504は、フランジ511を介して5群ベース503に固定される。AFモータ504の駆動軸には、ねじ軸510が設けられ、ねじ軸510には、ラックバネ508により付勢された状態のラック507が噛合する。AFモータ504の駆動によりねじ軸510が回転すると、ラック507と第5レンズ枠502とが一体に光軸方向に移動する。
フォトインタラプタ505は、5群ベース503に対する第5レンズ枠502の光軸方向位置を被検出部502eによる遮光の有無によって検知する。
フレキシブル配線基板506は、AFモータ504及びフォトインタラプタ505へ電力を供給し、後述するように、鏡筒外筒の側面に設けられた開口部から外部へ導出されて不図示の基板に接続される。
図1に戻って、内カム筒600は、第1レンズ枠102の内周側に配置される。内カム筒600の内周側には、内直進筒610が配置される。内カム筒600及び内直進筒610は、互いに回転可能で光軸方向に一体的に移動する。内カム筒600の外周部には、1群カム溝600aが設けられ、1群カム溝600aには、第1レンズ枠102の内周部に設けられたカムピン(不図示)が係合し、第1レンズ群100を光軸方向に駆動する。内カム筒600の内周部には、2群カム溝600bが設けられ、2群カム溝600bには、内直進筒610の内周側に配置される第2レンズ枠202のカムピン202aが係合して、第2レンズ群200を光軸方向に駆動する。
内直進筒610の被写体側の端部には、内カム筒600より径方向外側に延出するフランジ部611が設けられる。フランジ部611には、第1レンズ枠102の内周部に設けられたキー溝(不図示)に係合して、第1レンズ群100を回転規制した状態で光軸方向に案内する直進キー610aが設けられている。内直進筒610には、第2レンズ枠202の直進キー202bが係合して第2レンズ群200を回転規制した状態で光軸方向に案内する切り欠き溝610bが設けられる。また、内直進筒610の内周部には、直進溝610cが設けられ、直進溝610cは、3群ベース303の直進キー303cに係合して内直進筒610の回転が規制される。
内直進筒610の外周側には、内カバー筒620が第1レンズ枠102の外周側に位置して設けられる。内カム筒600及び内カバー筒620は、3か所のスナップフィット620aで締結されて一体に光軸方向に移動する。
内カム筒600の外周部には、径方向外側に突出するカムピン600cが周方向に略等間隔で複数設けられる。また、内カム筒600の外周部には、外カム筒700から回転力を伝達される回転伝達キー600dがカムピン600cと位相を変えて周方向に略等間隔で複数設けられる。
内カバー筒620の外周側には、外直進筒710が配置され、外直進筒710の外周側には、外カム筒700が配置される。外直進筒710及び外カム筒700は、互いに回転可能でかつ光軸方向に一体に移動する。
外直進筒710の内周部には、カム溝710aが設けられ、カム溝710aには、内カム筒600のカムピン600cが係合して、内カム筒600を光軸方向に駆動する。外直進筒710には、カム溝710aと同一軌跡の貫通溝710bがカム溝710aと位相を変えて設けられ、貫通溝710bには、内カム筒600の回転伝達キー600dが挿通する。
また、外直進筒710には、切り欠き溝710cが設けられる。切り欠き溝710cには、3群ベース303の直進キー303c及び4群ベース403の直進キー403bが嵌合されて、第3レンズ群300及び第4レンズ群400を光軸方向に直進案内する。外直進筒710の結像面側の端部外周部には、外カム筒700より径方向外側に延出するフランジ部711が設けられ、フランジ部711には、径方向外側に突出する直進キー710dが設けられる。
外カム筒700の内周部には、3群カム溝700a及び4群カム溝700bが設けられる。3群カム溝700aには、3群ベース303のカムピン303aが係合して、第3レンズ群300を光軸方向に駆動する。4群カム溝700bには、4群ベース403のカムピン403aが係合して、第4レンズ群400を光軸方向に駆動する。また、外カム筒700の内周部には、回転伝達溝700cが設けられ、回転伝達溝700cには、内カム筒600の回転伝達キー600dが嵌合されて、外カム筒700の回転を内カム筒600に伝達する。
外カム筒700の外周部には、径方向外側に突出するカムピン700dが周方向に略等間隔で複数設けられる。また、外カム筒700の外周部には、駆動筒801から回転力が伝達される回転伝達キー700eがカムピン700dと別の位置に設けられる。
外カム筒700の外周側には、固定筒800が配置され、固定筒800の外周側には、駆動筒801が配置され、駆動筒801の外周側には、外カバー筒802が配置される。固定筒800及び外カバー筒802は、撮像素子904(図5参照)を保持するセンサホルダ900に締結される。駆動筒801は、光軸方向の移動が規制された状態で回転可能に保持される。
固定筒800の内周部には、カム溝800aが設けられ、カム溝800aには、外カム筒700のカムピン700dが係合して、外カム筒700を光軸方向に駆動する。固定筒800には、カム溝800aと別の位置にカム溝800aと同一軌跡の貫通溝800bが設けられ、貫通溝800bには、外カム筒700の回転伝達キー700eが挿通する。固定筒800には、切り欠き溝800cが設けられ、切り欠き溝800cには、外直進筒710の直進キー710dが嵌合して、外直進筒710が光軸方向に直進案内される。
固定筒800には、切り欠き溝800dが設けられ、切り欠き溝800dには、5群ベース503の直進キー503bが嵌合して、第5レンズ群500が光軸方向に直進案内される。固定筒800の外周部には、第3レンズ群300のフレキシブル配線基板309、及び第5レンズ群500のフレキシブル配線基板506を鏡筒外側に導出するための開口部800e(図11参照)が設けられる。
駆動筒801の内周部には、5群カム溝801aが設けられる。5群カム溝801aには、5群ベース503のカムピン503aが係合して第5レンズ群500を光軸方向に駆動する。また、駆動筒801の内周部には、回転伝達溝801bが設けられ、回転伝達溝801bには、外カム筒700の回転伝達キー700eが嵌合して、駆動筒801の回転を外カム筒700に伝達する。
駆動筒801の外周部には、ギア部801cが設けられ、ギア部801cは、ギア列901を介してズームモータ902の駆動軸に接続される。ズームモータ902の駆動により、ズームモータ902の回転がギア列901及びギア部801cを介して駆動筒801に伝達され、駆動筒801の回転が外カム筒700及び内カム筒600に伝達される。これにより、第1レンズ群100〜第5レンズ群500が対応するカム溝の軌跡に追従して光軸方向に移動する。
また、駆動筒801の外周部には、第3レンズ群300のフレキシブル配線基板309、及び第5レンズ群500のフレキシブル配線基板506を鏡筒外側に導出するための開口部801d(図11参照)が設けられる。開口部801dは、駆動筒801の回転範囲全体に渡って固定筒800の開口部800eと重なるように、フレキシブル配線基板309,506の幅に駆動筒801の回転量を加味した範囲で設けられる。
外カバー筒802の外周部にも、第3レンズ群300のフレキシブル配線基板309、及び第5レンズ群500のフレキシブル配線基板506を鏡筒外側に導出するための開口部802a(図11参照)が設けられる。センサホルダ900は、光学フィルタ903、撮像素子904、ギア列901、及びズームモータ902を保持する。ここで、固定筒800、駆動筒801及び外カバー筒802は、本発明の外筒部材の一例に相当する。
図5は、沈胴位置でのレンズ鏡筒の断面図である。図5に示すように、レンズ鏡筒の沈胴状態では、第1レンズ群100,第2レンズ群200、第3レンズ群300及び第5レンズ群500は、光軸に沿って配置されて、各レンズ群の間隔を狭めた状態に位置する。一方、第4レンズ群400は、光軸から径方向外側に退避し、第3レンズ群300に対して径方向に隣接して配置される。
このとき、5群ベース503のツノ部503cが第4レンズ枠402の退避カム402aに当接し、これにより、第4レンズ群400の第4レンズ枠402が揺動軸405を中心に揺動して、図5に示すように、光軸から退避する。
カメラの電源を投入すると、レンズ鏡筒は、図5に示す沈胴位置から撮影位置に繰り出す。具体的には、まず、ズームモータ902が駆動されて、ギア列901及びギア部801cを介して駆動筒801が回転する。駆動筒801の回転は、前述したように、各回転伝達キー溝を通じて外カム筒700及び内カム筒600に伝達される。
外カム筒700は、固定筒800のカム溝800aの軌跡に追従して光軸方向に移動する。内カム筒600は、外直進筒710のカム溝710aの軌跡に追従して外直進筒710及び外カム筒700に対して光軸方向に移動する。
第1レンズ群100及び第2レンズ群200は、内カム筒600に対して各カム溝の軌跡に追従して光軸方向に移動する。第3レンズ群300及び第4レンズ群400は、外カム筒700に対して各カム溝の軌跡に追従して光軸方向に移動する。第5レンズ群500の5群ベース503は、駆動筒801に対してカム溝801aの軌跡に追従して光軸方向に移動する。
図6は、各レンズ群100〜500のカム軌跡を示す図である。図6に示すように、レンズ鏡筒の沈胴位置から撮影位置への移行に際して、第3レンズ群300の方が第4レンズ群400よりも多く繰出すようにカム溝が設定される。まず、第3レンズ群300の第3レンズ枠302の像面側端部が第4レンズ群400の第4レンズ枠402の被写体側端部よりも繰出して、第4レンズ401が光軸上に並ぶためのスペースが確保される。
次に、第4レンズ群400と5群ベース503が次第に離間し、5群ベース503のツノ部503cが第4レンズ枠402の退避カム402aから次第に遠ざかる。第4レンズ枠402は、トーションバネ404によって回転方向に付勢されているため、ツノ部503cの形状に従って光軸に向けて揺動する。
そして、第4レンズ枠402の当接部402bが4群ベース403の突出部403cに当接すると、第4レンズ群400が光軸上に位置し、それ以上の揺動が規制される。第4レンズ群400と5群ベース503とはさらに離間し、5群ベース503のツノ部503cは第4レンズ枠402の退避カム402aから完全に離間する。第4レンズ群400が光軸上に位置してからレンズ鏡筒はワイド位置に到達し、ズームモータ902の駆動が停止する。
図7は、ワイド位置でのレンズ鏡筒の要部断面図である。レンズ鏡筒がワイド位置に到達するのと前後して、AFモータ504が駆動され、第5レンズ枠502が5群ベース503に対して所定の位置まで光軸方向に繰出される。AFモータ504の駆動による第5レンズ枠502の光軸方向の移動は、ズームモータ902の駆動による5群ベース503の光軸方向の移動とは独立して行われる。
ワイド位置からテレ位置に向けてズーミングする際には、ズームモータ902をさらに駆動することで、駆動筒801、外カム筒700、及び内カム筒600が回転して、各カム溝の軌跡に追従して第1レンズ群100〜第5レンズ群500が光軸方向に移動する。
本実施形態では、図6に示すカム軌跡で各レンズ群100〜500が光軸方向に移動する。第1レンズ群100は、一旦繰り込んだ後繰出し方向に移動し、第2レンズ群200は、次第に繰込む。第3レンズ群300及び第4レンズ群400は、次第に繰出し、5群ベース503は、一旦繰出したのち繰込み方向に移動する。第5レンズ枠502は、ズーム駆動と独立してAFモータ504によって光軸方向に駆動される。
図8は、テレ位置でのレンズ鏡筒の要部断面図である。テレ位置からワイド位置に向けてズーミングする際には、ズームモータ902を逆方向に駆動することで、前述と同様に、各カム溝の軌跡に追従して各レンズ群100〜500が光軸方向に移動する。
ワイド位置から沈胴位置への移行の際には、AFモータ504の駆動により第5レンズ枠502が5群ベース503に対して繰込み方向に移動し、第5レンズ枠502の繰込み方向の移動と前後してズームモータ902が繰込み方向に駆動される。
これにより、第1レンズ群100及び第2レンズ群200は、それぞれカム溝の軌跡に追従して繰込み方向に移動する。また、第3レンズ群300及び第4レンズ群400は、レンズ間隔を保った状態で繰込み方向に移動し、第4レンズ群400と5群ベース503とは次第に接近する。
そして、5群ベース503のツノ部503cが第4レンズ枠402の退避カム402aに当接すると、カム作用によって第4レンズ枠402がトーションバネ404の付勢力に抗して4群ベース403に対して揺動して光軸からの退避を開始する。5群ベース503と第4レンズ群400とがさらに近づくと、退避カム402aの形状に従って第4レンズ枠402はさらに光軸から退避する。
第4レンズ枠402が第3レンズ枠302に隣接する位置まで退避すると、5群ベース503及び第4レンズ群400は、光軸方向の距離を保った状態で繰込み方向に移動する。そして、第4レンズ枠402の光軸からの退避が完了した後、第3レンズ群300と第4レンズ群400との光軸方向の距離が接近し、第3レンズ枠302と第4レンズ枠402は光軸方向において径方向に重なり始める。レンズ鏡筒が沈胴位置に至ると、第3レンズ枠302と第4レンズ枠402は径方向に隣接して配置され、各レンズ群100〜500は図5に示す位置関係となる。
次に、図9乃至図14を参照して、第3レンズ群300のフレキシブル配線基板309、及び第5レンズ群500のフレキシブル配線基板506のレンズ鏡筒内における配回しについて説明する。
図9は、第3レンズ群300のフレキシブル配線基板309の展開図である。図9に示すように、フレキシブル配線基板309は、コネクト部309a、島部309b、及びコネクト部309aと島部309bとを中継してレンズ鏡筒のズーム位置に応じて屈曲する中継部309cとを有する。コネクト部309aは、不図示の基板に接続され、島部309bは、絞りシャッタ装置305、ISコイル307、及びISセンサに接続される。ここで、フレキシブル配線基板309は、本発明の第1フレキシブル配線基板の一例に相当し、絞りシャッタ装置305の駆動部及びISコイル307は、本発明の第1アクチュエータの一例に相当する。
図10は、第5レンズ群500のフレキシブル配線基板506の展開図である。図10に示すように、フレキシブル配線基板506は、コネクト部506a、島部506b、及びコネクト部506aと島部506bとを中継してレンズ鏡筒のズーム位置に応じて屈曲する中継部506cとを有する。コネクト部506aは、不図示の基板に接続され、島部506bは、AFモータ504やフォトインタラプタ505に接続される。ここで、フレキシブル配線基板506は、本発明の第2フレキシブル配線基板の一例に相当し、AFモータ504は、本発明の第2アクチュエータの一例に相当する。
図11は、レンズ鏡筒の沈胴位置におけるフレキシブル配線基板309,506の配置を示す断面図である。
第3レンズ群300のフレキシブル配線基板309は、図11に示すように、絞りシャッタ装置305の結像面側に島部309bが配置され、絞りシャッタ装置305の外縁部から中継部309cが結像面側に折り曲げられる。
その後、中継部309cは、4群ベース403の外周部と内直進筒610の内周部との間を通って結像面側に延び、内直進筒610と内カム筒600の結像面側の端部で径方向外側に折り曲げられる。
更に、中継部309cは、内直進筒610及び内カム筒600とセンサホルダ900との間を通って径方向外側に向かって延び、外カム筒700の結像面側の端部よりも外周側で被写体側に折り曲げられる。
更に、中継部309cは、外カム筒700外周面と固定筒800内周面の間を通って被写体側に向かって延び、固定筒800の開口部800eの位置で径方向外側に折り曲げられる。
そして、中継部309cは、固定筒800の開口部800e、駆動筒801の開口部801d、及び外カバー筒802の開口部802aを通ってレンズ鏡筒の外側へと導出され、コネクト部309aが不図示の基板に接続される。
一方、第5レンズ群500のフレキシブル配線基板506は、5群ベース503の結像面側に島部506bが配置される。5群ベース503の外縁部から中継部506cがフレキシブル配線基板309の中継部309cとセンサホルダ900との間を通って径方向外側に延びる。なお、中継部506cは、フレキシブル配線基板309と同一位相に設けられ、また、レンズ鏡筒の沈胴状態において、5群ベース503の結像面側の端部と内直進筒610の結像面側の端部は光軸方向のほぼ同一位置に配置される。
その後、中継部506cは、フレキシブル配線基板309の中継部309cとセンサホルダ900との間を通って径方向外側に延び、外カム筒700の結像面側の端部よりも外周側で被写体側に折り曲げられる。
更に、中継部506cは、フレキシブル配線基板の中継部309cと固定筒800の内周部との間を通って被写体側に向かって延び、固定筒800の開口部800eの位置で径方向外側に折り曲げられる。
そして、中継部506cは、固定筒800の開口部800e、駆動筒801の開口部801d、及び外カバー筒802の開口部802aを通ってレンズ鏡筒の外側へと導出され、コネクト部506aが不図示の基板に接続される。
図12は、レンズ鏡筒のワイド位置におけるフレキシブル配線基板309,506の配置を示す断面図である。
フレキシブル配線基板の中継部309cは、図12に示すように、絞りシャッタ装置305の外縁部から結像面側に折り曲げられ、結像面側に向かって延びる。4群ベース403の外縁部には、光軸と平行に結像面側に延びるガイド部403dが設けられている。このガイド部403dによって、フレキシブル配線基板309が光軸へ近づく方向のたわみや屈曲が防止される。これにより、フレキシブル配線基板309に光線が当たることで発生するゴーストが防止されるとともに、沈胴時にフレキシブル配線基板309の中継部309cが4群ベース403と5群ベース503とで挟み込まれることが防止される。
4群ベース403のガイド部403dは、できるだけ結像面側へ長く延ばすことが望ましく、固定筒800、駆動筒801、外カバー筒802の各開口部800e,801d,802aよりも結像面側に延ばすことがより望ましい。
フレキシブル配線基板309の中継部309cは、5群ベース503付近で被写体側に向かって湾曲する。ここを湾曲部Aとする。また、固定筒800の開口部800eの手前で、中継部309cは、逆方向に湾曲する。ここを湾曲部Bとする。中継部309cは、湾曲部Bから固定筒800の開口部800eに滑らかに挿通される。
一方、フレキシブル配線基板506の中継部506cは、5群ベース503の外縁部から結像面側に緩やかに湾曲する。ここを湾曲部Cとする。その先で中継部506cは、逆方向、すなわち被写体側に向かって緩やかに湾曲し、固定筒800の内周部に接してさらに湾曲が続く。ここを湾曲部Dとする。その先で中継部506cは、径方向外側に向けて湾曲する。ここを湾曲部Eとする。中継部506cは、湾曲部Eの途中からフレキシブル配線基板309の湾曲部Bに接して、湾曲部Bに沿って固定筒800の開口部800eに滑らかに挿通し、レンズ鏡筒の外部へと導かれる。
ここで、フレキシブル配線基板506の中継部506cのたわみを5群ベース503よりも結像面側に設定し、さらに中継部506cを固定筒800の内周部に接するように這い回すことで、湾曲部Eよりも光軸側(径方向内側)により大きな空間を確保できる。
すなわち、フレキシブル配線基板309の中継部309cがたわむスペースを大きく取ることができ、フレキシブル配線基板309の中継部309cの長さの設計自由度を高くすることができる。また、フレキシブル配線基板309の中継部309cの湾曲部Aの湾曲半径を大きくできることから、中継部309cのコシによる第3レンズ群300への負荷を減らすことが出来る。さらに、湾曲部Aのスペースが大きく取れることから、湾曲部Aが光軸側にたわむのを防ぐことができる。
しかし、第5レンズ群500のフレキシブル配線基板506は、5群ベース503から固定筒800の開口部800eまでの距離が短いため、中継部506cがたわむスペースやたわみ部の湾曲半径が小さい。そのため、湾曲部Dが固定筒800に内周部に接する這い回しや、湾曲部Cのように5群ベース503の外縁から始まる中継部506cを固定筒800の開口部800eとは逆方向である結像面側に湾曲させてたわませることは困難である。
例えば4群ベース403のガイド部403dが存在せず、フレキシブル配線基板309の湾曲部Bがフレキシブル配線基板506の湾曲部Eを径方向外側に向けて付勢しない場合について、図13を用いて説明する。
図13において、破線は、図12で説明した本実施形態における各フレキシブル配線基板309,506の配置を本実施形態例として示す。実線は、4群ベース403のガイド部403dが存在せず、フレキシブル配線基板309の湾曲部Bがフレキシブル配線基板506の湾曲部Eを径方向外側に向けて付勢しない場合の各フレキシブル配線基板309,506の配置を比較例として示す。
図13に示すように、比較例におけるフレキシブル配線基板506は、固定筒800の内周部に接することなく、5群ベース503よりも被写体側のスペースにたわみが発生する。このとき、フレキシブル配線基板309の中継部309cは、余分な長さを処理するたわみを持たせるスペースが十分に取れず、第4レンズ群400と第5レンズ群500との間で光軸側に入り込んでくる。そのため、光線がフレキシブル配線基板309に当たってゴーストが発生したり、沈胴時にフレキシブル配線基板309の中継部309cを4群ベース403と5群ベース503とで挟みこんでしまう虞れがある。
これに対し、本実施形態例では、上述したように、4群ベース403のガイド部403dによって、フレキシブル配線基板309の光軸へ近づく方向のたわみや屈曲が防止されている。このため、フレキシブル配線基板309の湾曲部Bがフレキシブル配線基板506の湾曲部Eを光軸から離れるように径方向外側に付勢してフレキシブル配線基板506を固定筒800の内周部に接するように這い回すことが可能となる。
また、フレキシブル配線基板309の湾曲部Bでフレキシブル配線基板506の湾曲部Eをガイドして、フレキシブル配線基板506のたわみ部を5群ベース503よりも結像面側に配置させることができる。
更に、4群ベース403のガイド部403dを固定筒800の開口部800eよりも結像面側まで延ばすことで、フレキシブル配線基板309の湾曲部Bがフレキシブル配線基板506の湾曲部Eを径方向外側へ付勢する作用をより確実なものにすることができる。
更に、フレキシブル配線基板309の中継部309cの幅をフレキシブル配線基板506の中継部506cの幅よりも広くすることで、湾曲部Bがフレキシブル配線基板506の湾曲部Eを径方向外側へ付勢する作用を更に確実なものにすることができる。
更に、固定筒800の開口部800e及び外カバー筒802の開口部802aのうち周方向に沿う幅が狭い方の開口部幅が、中継部309cの幅と中継部506cの幅の合計よりも狭いことが望ましい。それによって、各フレキシブル配線基板309,506が開口部で互いに幅方向に位置ずれしても、必ずフレキシブル配線基板309,506同士で重なる部分が生じて、上述した付勢の効果を発揮することができる。
図14は、レンズ鏡筒のテレ位置におけるフレキシブル配線基板309,506の配置を示す断面図である。
図14に示すように、フレキシブル配線基板309の中継部309cは、絞りシャッタ装置305の外縁部から結像面側に折り曲げられ、結像面に向かって延びて緩やかに湾曲して固定筒800の開口部800eに挿通し、レンズ鏡筒の外部へ導かれる。
フレキシブル配線基板506の中継部506cは、5群ベース503の外縁部から被写体側へ湾曲し、その先で径方向外側に湾曲して、固定筒800の開口部800eに挿通し、レンズ鏡筒の外部へ導かれる。
レンズ鏡筒のテレ状態では、第3レンズ群300は、繰出し端に位置し、フレキシブル配線基板309の中継部309cにたるみはほとんど無い。5群ベース503は、ワイド状態よりも繰込んだ位置にあるため、フレキシブル配線基板506は、5群ベース503よりも被写体側のスペースでたるみを持つが、フレキシブル配線基板309を這い回す上で問題となることはない。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
300 第3レンズ群
305 絞りシャッタ装置
307 ISコイル
309 フレキシブル配線基板
400 第4レンズ群、
500 第5レンズ群
504 AFモータ
506 フレキシブル配線基板
800 固定筒
801 駆動筒801
802 外カバー筒
800e,801d,802a 開口部

Claims (6)

  1. 沈胴位置と撮影位置との間で光学系が光軸方向に移動して撮影倍率を変更するズーム式のレンズ鏡筒であって、
    ズーム位置に応じて第1光学系とともに光軸方向に移動する第1アクチュエータと、
    ズーム位置に応じて前記第1光学系より結像面側に配置された第2光学系とともに光軸方向に移動する第2アクチュエータと、
    前記第1アクチュエータに接続される第1フレキシブル配線基板と、
    前記第2アクチュエータに接続される第2フレキシブル配線基板と、
    前記第1光学系及び前記第2光学系の径方向外側に配置され、前記第1フレキシブル配線基板及び前記第2フレキシブル配線基板を外部に導出する開口部が形成される外筒部材と、
    前記沈胴位置と前記撮影位置との間で前記第1フレキシブル配線基板が前記第2フレキシブル配線基板を前記外筒部材の内周部に向けて付勢するように前記第1フレキシブル配線基板の光軸に接近する方向への湾曲を規制する規制手段と、を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記第1光学系と前記第2光学系との間に配置され、ズーム位置に応じて光軸方向に移動する第3光学系を備え、
    前記規制手段は、前記第3光学系の外周部から結像面側に延びて設けられることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記規制手段は、前記撮影位置におけるワイド位置で前記開口部より結像面側に延びて設けられることを特徴とする請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記第1フレキシブル配線基板の前記第2フレキシブル配線基板を前記外筒部材の内周部に向けて付勢する部分の幅は、前記第2フレキシブル配線基板の幅より広いことを特徴とするとする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記開口部の幅は、前記開口部を挿通する前記第1フレキシブル配線基板の幅と前記第2フレキシブル配線基板の幅の合計よりも狭いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 沈胴位置と撮影位置との間で光学系が光軸方向に移動して撮影倍率を変更するズーム式のレンズ鏡筒を備える撮像装置であって、
    前記レンズ鏡筒として、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする撮像装置。
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