JP2015125316A - 撮像装置およびストロボ充電制御方法 - Google Patents
撮像装置およびストロボ充電制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】繰り返しストロボ発光撮影を実施する場合において、再充電動作による撮影待機時間が長くなってしまう可能性を低減する事が可能な撮像装置およびストロボ充電制御方法を提供する。【解決手段】ストロボ発光撮影実行完了後に、撮り直し撮影操作を検出した場合、供給可能な最大充電電流でストロボ充電を行うようにする。【選択図】 図1
Description
本発明は、撮像装置に搭載される、ストロボ発光装置の発光エネルギーを蓄積するメインコンデンサの充電装置およびストロボ充電方法に関し、特に充電電流の設定方法に関するものである。
従来、電池電圧が撮像装置の最低動作可能範囲付近でストロボ充電動作を行った場合、充電電流による電圧降下によって、電池電圧が下限電圧まで低下してしまうために撮像装置の電池駆動時間が短くなってしまうという問題があった。このような問題に対しては、所定時間内に充電を完了させるために必要な最少の充電電流で充電することで、充電動作開始時の電圧降下を最小限に抑え、電池電圧を低下しにくくするようにしたストロボ充電回路が提案されている(特許文献1参照)。
一方、実際の撮影では、例えば主被写体人物の目つむりやよそ見といった失敗撮影があり、出来る限り速やかに撮り直し撮影を行いたいという要求がある。しかしながら、特許文献1に記載した従来技術では、所定充電時間を要する充電電流値に設定することで所定の充電時間の間、撮り直し撮影が待たされることになるためユーザーがシャッターチャンスを逃してしまうという問題がある。
本発明の目的は、上述のような問題点を鑑み、ストロボ発光撮影における撮り直し撮影時の再充電時間による待ち時間を短縮することを可能にした、撮像装置およびストロボ充電制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像装置の各種動作制御を行う制御部により設定される充電電流設定値に基づいた充電電流でメインコンデンサの充電を行う充電制御部と、前記撮像装置の前記制御部により設定される、発光時間設定値に基づいた発光時間でストロボ発光制御を行う発光制御部と、電池電圧検知部と、ユーザーによる撮り直し撮影操作を検出する撮り直し撮影操作検出部とを備え、
前記制御部は、ストロボ発光撮影実行完了後に、前記撮り直し撮影操作検出部が撮り直し撮影操作を検出した場合、可能な限り短時間で充電完了するように、前記充電制御部に対する充電電流設定値を供給可能な最大電流値に設定することを特徴とする。
前記制御部は、ストロボ発光撮影実行完了後に、前記撮り直し撮影操作検出部が撮り直し撮影操作を検出した場合、可能な限り短時間で充電完了するように、前記充電制御部に対する充電電流設定値を供給可能な最大電流値に設定することを特徴とする。
本発明によれば、ストロボ発光撮影時の撮り直し撮影実行までに要する時間を短縮することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は本実施形態による撮像装置100の構成例を示す図である。
図1に示すように、撮像装置100は、電池101、電池電圧検知部102、メインコンデンサ103、充電制御部104、制御部105、撮り直し撮影操作検出部106、発光部107、発光制御部108、撮像部109、姿勢検知部110を備えて構成されている。
電池101は後述するストロボ充電制御部104に直流電圧を供給する。この直流電圧は撮像装置100内の不図示の直流電圧変換回路にも供給され、撮像装置100の各種動作に必要とされる各種直流電圧に変換されて撮像装置100内に供給される。電池電圧検知部102は電池101の供給電圧値を検知して後述する制御部105へ出力する。メインコンデンサ103はストロボ発光に必要なエネルギーを蓄積する。充電制御部104は後述する制御部105から設定される充電電流設定値にしたがって、電池101から供給される入力電圧を昇圧した出力電圧をメインコンデンサ103に対して供給するフライバック型の昇圧スイッチング電源回路である。
制御部105は撮像装置100の各種動作制御を行う。撮り直し撮影操作検出部106はユーザーによる撮り直し撮影操作の有無を検出し、検出結果を制御部105へ通知する。具体的にはストロボ発光撮影実行完了後に、ユーザーが不図示の撮影実行指示部材(所謂レリーズボタン)を継続して押下していることを検知した場合に、撮り直し撮影操作を検知したと判断して、結果を制御部105へ通知する。発光部107はメインコンデンサ103に蓄積された電荷を入力エネルギーとして、後述する発光制御部108からの発光制御信号によって発光し、撮影補助光を被写体に照射する。
発光制御部108は制御部105から設定される発光時間設定値に基づいた発光時間で発光部107の発光制御を行う。撮像部109は、不図示の撮影光学系を介して入力される被写体像をデジタル映像信号に変換して制御部105へ出力する。姿勢検知部110は撮像装置100の姿勢を検出して、姿勢変化量を制御部105へ通知する。
以上のように構成された本実施形態の撮像装置について、以下にその動作を説明する。
図2は本実施形態の撮像装置100のストロボ充電制御動作例を示すフローチャートである。図2におけるS200の処理は、撮像装置100によるストロボ発光撮影動作が完了することによって開始する。まず、制御部105は充電制御部104に対して通常撮影充電時の充電電流設定値を設定する(S200)。次に制御部105は電圧検知部102で検知した電池101の供給電圧値を取得する(S201)。
次に制御部105は撮り直し撮影操作検出部106からの撮り直し撮影操作検出結果に基づいて、ユーザーが撮り直し撮影実行を指示しているか否か(具体的には不図示のレリーズボタンが押下されているか否か)について判定する(S202)。もし撮り直し撮影実行が指示されていないと制御部105が判定した場合(S202にてNo)制御部105は撮り直し撮影操作のための充電処理を終了する。撮り直し撮影実行が指示されていると制御部105が判定した場合(S202にてYes)、制御部105は直前に実行したストロボ発光撮影の際に発光制御部108に対して設定した発光時間設定値Tが所定の閾値時間以上であったか否かを判定する(S203)。もし前記発光設定値Tが所定の閾値時間未満の微小な発光であった場合(S203にてNo)、制御部105は充電制御部104に対して充電電流設定を変更しない。
一方で前記発光設定値Tが所定の閾値時間以上の発光時間であった場合(S203にてYes)、制御部105は充電制御部104に対して充電電流設定を供給可能な最大電流値に設定する(S204)。具体的には、S201にて取得した電池101の供給電圧が、撮像装置の動作下限電圧まで低下しない充電電流設定値で、かつ、充電制御部104のフライバック型の昇圧スイッチング電源回路の昇圧トランスが飽和しない最大限の充電電流設定値となる。前記供給可能な最大電流値の設定方法としては、撮像装置100内の不図示の不揮発性メモリに予め電池101の供給電圧値と対応する最大電流値とをペアにした設定テーブルを記憶しておいて、これを参照することで実現する方法が考えられる。
次に充電制御部104が制御部105によりS200またはS204にて設定された、充電電流設定値に基づいた充電電流でメインコンデンサ103の充電を開始する。次に制御部105はメインコンデンサ103の充電が完了したか否かを判定する(S206)。もしメインコンデンサ103の充電が完了していた場合(S206にてYes)、制御部105は充電動作を停止させて(S208)、撮り直し撮影操作のための充電処理を終了する。もしメインコンデンサ103の充電が完了していなかった場合(S206にてNo)、制御部105は撮り直し撮影操作検出部106からの撮り直し撮影操作検出結果に基づいて、ユーザーが撮り直し撮影実行を指示しているか否かについて再度判定する(S207)。
もし撮り直し撮影実行が指示されていないと制御部105が判定した場合(S207にてNo)制御部105は充電動作を停止させて(S208)撮り直し撮影操作のための充電処理を終了する。撮り直し撮影実行指示が継続されていると制御部105が判定した場合(S207にてYes)、充電動作を継続し、処理はS206へ遷移する。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、ストロボ発光撮影時の撮り直し撮影か否かを自動的に判定して、撮り直し撮影操作と判定した場合には自動的に供給可能な最大電流値でメインコンデンサ103を充電するようにしている。
本実施形態によれば、ストロボ発光撮影時に常時過剰な充電電流で充電動作を行い電池を余計に消耗することなく、出来る限り速やかに撮り直し撮影を行いたい場合にストロボ再充電時間を可能な限り短縮することができる。
上記実施形態では、レリーズボタンが押下されているか否かに基づいて撮り直し撮影操作の有無を判定する例について説明をしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、撮像装置100の姿勢を検出するHVセンサや、画像処理によって手ぶれを検出する姿勢検知部を備え、ストロボ発光撮影が実行されて完了後からの、前記姿勢検知部の姿勢検出結果に基づいて撮り直し撮影操作中か否か判定するようにしても良い。撮像装置の姿勢が所定量以上変化していない場合には、ユーザーが構図を固定しており、撮り直し撮影準備中と判定することが出来る。
このように構成した場合、上述の実施形態のなかのS202での撮り直し撮影操作の検出に加えて、構図の安定度合いの情報を参照することが可能となり、ユーザーの撮り直し撮影意図をより正確に判定することが出来る。
101 電池
102 電圧検知部
104 充電制御部
105 発光制御部
106 撮り直し操作検出部
110 姿勢検知部
102 電圧検知部
104 充電制御部
105 発光制御部
106 撮り直し操作検出部
110 姿勢検知部
Claims (3)
- 撮像装置の各種動作制御を行う制御部により設定される充電電流設定値に基づいた充電電流でメインコンデンサの充電を行う充電制御部と、前記撮像装置の前記制御部により設定される、発光時間設定値に基づいた発光時間でストロボ発光制御を行う発光制御部と、電池電圧検知部と、ユーザーによる撮り直し撮影操作を検出する撮り直し撮影操作検出部とを備え、
前記制御部は、ストロボ発光撮影実行完了後に、前記撮り直し撮影操作検出部が撮り直し撮影操作を検出した場合、可能な限り短時間で充電完了するように、前記充電制御部に対する充電電流設定値を供給可能な最大電流値に変更することを特徴とする撮像装置。 - 前記撮像装置の姿勢変化を検出する姿勢検知部を更に備え、前記撮り直し撮影操作検出部は、前記姿勢検知部の検知結果に基づいて、前記撮像装置の姿勢変化が所定量以下であった場合に、撮り直し撮影操作中と判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- ストロボ充電電流値を設定する制御部と、前記制御部により設定される充電電流設定値に基づいた充電電流でメインコンデンサの充電を行う充電制御部とを備えた撮像装置におけるストロボ充電制御方法であって、ストロボ発光撮影実行完了後に、同一被写体撮影のための撮り直し撮影操作中であるか否かを判定する第1のステップと、前記第1のステップにより、撮り直し撮影操作中であると判定された場合、前記充電電流設定値を供給可能な最大電流値に変更する第2のステップと、前記第2のステップで設定された充電電流設定値に基づいて、充電動作を開始する第3のステップと、前記第3のステップで開始した充電動作中に、ユーザー操作により前記撮り直し撮影が中止されたか否かを判定する第4のステップと、前記第4のステップで前記撮り直し撮影が中止されたと判定された場合、前記第3のステップで開始された充電動作を停止する第5のステップとを有することを特徴とするストロボ充電制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013270163A JP2015125316A (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 撮像装置およびストロボ充電制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013270163A JP2015125316A (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 撮像装置およびストロボ充電制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015125316A true JP2015125316A (ja) | 2015-07-06 |
Family
ID=53536043
Family Applications (1)
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JP2013270163A Pending JP2015125316A (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 撮像装置およびストロボ充電制御方法 |
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JP (1) | JP2015125316A (ja) |
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2013
- 2013-12-26 JP JP2013270163A patent/JP2015125316A/ja active Pending
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