JP2015123918A - 地上走行可能な飛行体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 衝突や墜落時の衝撃から機体やロータの破損を防ぎ、かつより長時間の稼働を可能にした飛行体を提供する。【解決手段】 4個の籠状保護球体2と、それぞれの籠状保護球体2の内部に配置される4個のロータ3a〜3dと、前記ロータ3a〜3dを保持する2本のシャフト4a,4bと、前記シャフト4a,4bが取り付けられる機体1とを有し、前記籠状保護球体2は前記シャフト4a,4bの周りに回転可能に前記シャフト4a,4bに取り付けられ、前記機体1の進行方向軸の左右に各2個の籠状保護球体2が配置されるとともに、機体1の前方のシャフト4a及び後方のシャフト4bはシャフト軸の周りに回転可能に前記機体1に取り付けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、地上走行可能な飛行体に関する。
ロータを機体に対して傾けることができるティルトロータ式の飛行体は公知であり、例えば特許文献1(国際公開WO97/15492号公報)には4つのロータを有する有人用の飛行体が開示されている。ティルトロータ式の飛行体はホバリングができるので、屋内外における情報収集に広く利用されている。しかしながら、遠隔操作における無人飛行体では機体に搭載されたカメラの画像やGPSによるだけでは障害物を十分に避けることができないので、障害物への衝突や墜落する可能性がある。この際、ロータが外部に露出しているので、ロータを中心に機体が激しく破損する。
また、ティルトロータ式の飛行体は、ロータを傾けて空中における大きな推進力を得ることができるが、エネルギー消費が多く、小型の無人飛行体に搭載可能なバッテリーでは長時間の飛行が困難であった。
一方、ティルトロータ式の飛行体は特許文献1の飛行体のように車輪による地上走行も可能であるが、ティルトロータ式の飛行体はロータを傾けて空中における大きな推進力を得ることを目的としているので、長時間の地上走行には適していない。
ところで、特許文献2(特開2007−130146号公報)や特許文献3(特開2012−505792号公報)には、4つのロータを備えた飛行体が記載されている。これらの飛行体では、ロータは機体の開口内に配置されているので、衝突や墜落時のロータへの衝撃は少ない。
しかしながら、ロータの上下面は露出しているので、上方からの落下物や下方にある障害物との落下物による破損は避けられない。また、特許文献2や3に記載の飛行体は車輪を備えておらず、地上走行ができない。特許文献1に記載の飛行体は乗用車を兼ねているので地上走行には適していると言えるが、4つのロータ以外の駆動源を必要とし、4つのロータのみによる飛行体に比べて飛行又は走行時間が短くなるという問題があった。
国際公開WO97/15492号公報 特開2007−130146号公報 特開2012−505792号公報
本発明が解決しようとする課題は、衝突や墜落による破損を少なくし、かつより長時間の稼働を可能にした飛行体を提供することにある。
本発明に係る地上走行可能な飛行体は、4個の籠状保護球体と各籠状保護球体の内部に配置される4個のロータと、前記ロータを保持するシャフトと、前記シャフトが取り付けられる機体と、を備え、前記籠状保護球体は前記シャフトの軸周りに回転可能に前記シャフトに取り付けられ、前記機体の進行方向軸の左右に各2個の籠状保護球体が配置され、機体の前方又は後方に備えられた少なくとも1方のシャフトは、当該シャフトの軸周りに回転可能に前記機体に取り付けられた飛行体である。言い換えると、本発明に係る飛行体は、いわゆるティルトロータ式の飛行体において、籠状保護球体の内部にロータを配置し、当該籠状保護球体を車輪として利用した飛行体である。
本発明に係る飛行体は、網目を有する中空球体の内部にロータが配置されているので、ロータと障害物と接触が防止され、接触によるロータの破損が軽減される。また、保護球体が車輪として利用されるので、移動に飛行する必要のない場合には地上を走行してバッテリーの消耗を抑制する。さらに、ロータの駆動力で移動するのでロータ以外の動力源は必要とせず軽量化が図れる。そして、保護球体により機体が保護されるので、衝突や墜落時における機体の損傷が少なくなる。
図1は本発明の一実施例である飛行体の概略斜視図である。 図2は図1に示す飛行体の籠状保護球体の概略斜視図である。 図3は図1に示す飛行体の概略平面図であって、籠状保護球体を取り外した状態を示す図である。 図4は図1に示す飛行体を一部破断した側面図である。 図5は図1に示す飛行体を一部破断した概略斜視図であって、ロータを前方及び後方に倒した状態を示す図である。 図6は図1に示す飛行体を備えた飛行体システムのブロック図である。 図7は図1に示す飛行体に備えられた物体近接検知センサの配置図である。 図8は図1に示す飛行体の飛行原理を示す概念図である。 図9は図1に示す飛行体の機体制御系のブロック図である。
本発明に係る飛行体は、4個の籠状保護球体と、各籠状保護球体の内部に配置される4個のロータと、前記ロータを保持するシャフトと、前記シャフトが取り付けられる機体とを備える。
飛行体は、機体の浮上や空中移動、地上走行時の動力源となる4個のロータを備える。飛行体の水平を保つように、機体の進行方向軸の左右に各2個のロータが配置される。ロータは複数枚のブレードを有するが、その枚数は限定されない。ロータは機体に取り付けられたシャフトに固定される。また、4個のロータは同じ性能のロータであるのが好ましいが、異なる性能のロータでもよい。
シャフトは機体の進行方向軸に対して直角に交差して機体に取り付けられる。シャフトは2本又は4本であり、機体の進行方法に対して機体の前後に取り付けられる。シャフトが2本の場合には、各シャフトは機体を貫通して取り付けられ、1本のシャフトは機体の前方に、残る1本のシャフトは機体の後方に取り付けられる。シャフトが4本の場合には、機体の左右に延びるように取り付けられ、2本のシャフトは機体の前方に、残る2本のシャフトは機体の後方に、それぞれ機体の左右に取り付けられる。
機体の前方又は後方に備えられた1本又は2本のシャフトは、当該シャフトの軸周りに回転して、ロータの回転軸をほぼ前後90度の範囲で倒立可能に機体に取り付けられる。つまり、シャフトを90度回転させることで、ブレードの回転面を上方に向けた状態(例えば図1参照)とブレードの回転面を機体の前方及び/又は後方に向けた状態(例えば図5参照)との間で、ロータの回転軸を倒したり起こしたりできる。ロータのブレードを上方に向けた場合には飛行体は空中を飛行するモードとなり、ロータのブレードを機体の前方又は後方に向けた状態には飛行体は地上を走行するモードとなる。なお、この2つのモードを実行可能な範囲でロータの回転軸が倒立すればよく、ロータの回転軸が上方に向けた状態から必ずしも90度倒立する必要はない。また、地上走行時のスピードアップやブレーキ作動が必要とされる場合などには、機体の前方及び後方に備えられた2本又は4本のシャフトのすべてが、シャフトの軸周りに回転して取り付けられることもある。この際、機体の前方に備えられたシャフトは機体の前方に、後方に備えられたシャフトは機体の後方にそれぞれ90度回転するごとく、機体の前方又は後方のいずれか一方に回転するだけでもよい。これらのシャフトは互いに独立して或いは連動して回転する。
1本のシャフトに対して1個のロータ又は2個のロータが取り付けられる。つまり、機体には、1個のロータが固定された4本のシャフトがそれぞれロータの回転軸を倒立可能に取り付けられるか、または、2個のロータが固定された2本のシャフトがそれぞれロータの回転軸を倒立可能に取り付けられる。
籠状保護球体は網目を有する内部が中空となったロータの保護部材である。籠状保護球体は、ロータのシャフトへの取付位置が籠状保護球体のほぼ中心となるようにシャフトに取り付けられる。籠状保護球体はベアリングを介してシャフトに取り付けられ、シャフトのまわりに自由に回転する。つまり、籠状保護球体の中で、ロータはブレードを上方に向けたり、ブレードを機体の前方に向けたりできる。また、空中を飛行するモードの際に自由回転を一時的に停止させるストッパが必要に応じて備えられる。
各籠状保護球体は少なくともロータのブレードが接触せず、機体の底が接地しない程度の大きさである。4個の籠状保護球体は同じ大きさである。つまり、籠状保護球体は、ロータ、特にブレードを保護する機能と地上走行する際の車輪の機能を果たす。従って、籠状保護球体が有する網目の大きさや形状は、得られる推進力、車輪としての強度、障害物との接触の危険性を考慮して決定される。また、籠状保護球体の材質も特に限定されるものではないが、飛行性能や地上性能を考慮して決定され、軽量かつ高強度の材料が好ましく用いられる。その材料は、例えばカーボンファイバーであり、FRP(繊維強化プラスチック: Fiber Reinforced Plastics)であり、アルミニウム合金であり、アルミニウムであり得る。
飛行体には必要に応じて、1以上の撮影装置や、1以上好ましくは複数の物体近接検出センサや慣性計測装置が備えられる。撮影装置は周囲の状況を撮影するための装置であり、撮影装置により撮影された動画又は静止画像は無線又は有線により送信される。また、飛行体は撮影された動画又は静止画像を録画する録画装置を備える場合もある。物体近接検出センサは公知であり、飛行体の周囲にある障害物との距離を測定するセンサである。物体近接検出センサは超音波や赤外線などによる信号を送信する送信手段と周囲の物体から反射された信号を受信する受信手段を含み、計測手段が送受信された信号から物体との距離を測定する。慣性計測装置は機体の姿勢や進行方位を計測する装置であり、一般的には3軸のジャイロスコープ、3方向の加速度計、3軸の地磁気計を有する。さらに、信頼性向上のために、慣性計測装置は圧力計、流速計、GPSなど、ジャイロスコープや加速度計、地磁気計とは異なる機能を有するセンサをさらに有する場合がある。
機体の形状は問われないが、空洞を有する筒状体が好ましく、飛行時の抵抗が少なくなるように先端が丸みを有する機体が好ましい。機体には、4個のロータやシャフトの回転を制御する機上制御装置やシャフトを回転させるための駆動機構、1以上の撮影装置、1以上の物体近接センサ、慣性計測装置、リモートコントローラからの制御信号を受信するための受信装置、物体近接センサからのセンサ信号や画像信号などを送信するための送信装置、物体近接センサなどの信号に基づいて自律制御するための自律制御装置、これら機構や装置などの動力源となるバッテリーなどが備えられる。機体の材質は特に問われないが、強度が強く軽量であるものが好ましく、例えばカーボンファイバーであり、FRPであり、アルミニウム合金であり、アルミニウムであり得る。
撮影装置の設置場所は任意であり、例えば、機体の先端であり、機体の下面であり、機体の上面であり得る。物体検知センサの設置場所も任意であり、例えば、シャフトの先端であり、シャフトの下面であり、機体の先端であり、機体の上面であり、機体の下面であり得る。また、センサ取付用の取付部材を介して取り付けられることもある。
飛行体は、それとは別に設けられる地上局とにより飛行体システムとして構成される。飛行体は地上局からの指示により操作される。飛行体は、人のマニュアル操作による遠隔操作や自律制御に基づく自動操縦、それらの組み合わせにより飛行する。地上局は飛行体の操作方法によって異なり、例えばマニュアル操作のためのリモートコントローラ、タブレット端末や液晶ディスプレイのような表示装置、機体と地上局とを通信するため無線装置(例えば無線LAN)、ロータの制御量の演算や機体を制御するための機体制御装置(例えばコンピュータ)、リモートコントローラやコンピュータからの操作を制御信号に変換するための地上制御装置(例えばコンピュータ)などが必要に応じて組み合わせられる。
遠隔操作はその多くは無線による操作であるが、有線による操作であってもよい。マニュアル操作にはリモートコントローラが使用される。リモートコントーラは例えば、デジタルプロポーショナル方式の制御を利用したいわゆるプロポセット(プロポ)であり、無線装置を備えたパーソナルコンピュータであり得る。
遠隔操作による場合、リモートコントローラからの操作は地上制御装置により制御信号に変換され、変換された制御信号は地上局の送信装置から発信される。送信された制御信号は機体に備えられた受信装置で受信され、機上制御装置は受信された制御信号に基づいてロータの制御(例えば、回転速度の制御)やシャフトの制御(シャフトの軸周りの回転制御)などの種々の制御を行う。物体検知センサのセンサ信号や画像信号、慣性計測装置で把握された機体情報は、飛行体に設けられた送受信装置からリモートコントローラに送信される。受信された機体情報や画像信号などはリモートコントローラ及び/又は地上制御装置上の表示装置に表示され、必要に応じてリモートコントローラ及び/又はパーソナルコンピュータ上の記録装置に記録される。
自律制御に基づく自動操縦では慣性計測装置や物体近接検出センサからのセンサ信号から計測された自機の位置や姿勢、進行方向、物体までの距離の計測結果に基づき、障害物と接触しないようにして飛行体は前後進する。また、予め目標位置をセットしておくこともできる。目標位置は、例えば、GPSや予め把握されていた地図情報に基づいて地上局から機体の制御装置に予めセットされる。こうした障害物を回避する制御や目標位置までの飛行は、例えば自律制御装置が行い得る。
物体近接検出センサや慣性計測装置から得られた機体情報は地上局の表示装置に表示される。機体情報は、例えば、飛行高度であり、自機の位置であり、飛行速度であり、進行方向であり、各ロータの回転数やロータの回転角(シャフトの回転量)であり、機体及び/又は各ロータの加速度であり、機体及び/又は各ロータの角速度であり、機体の傾きであり、周囲の物体(障害物)までの距離であり得る。これらの機体情報は随時自動的に表示装置に表示され、適宜必要に応じて操作者によって選択された項目が表示装置に表示される。
飛行体は、空中を飛行するモード(空中飛行モード)と地上を走行するモード(地上走行モード)を有する。空中飛行モードと地上走行モードの切換はシャフトを回転させることで行われる。切換は遠隔操作で随時行われる場合や自律制御において障害物を乗り越えることが必要であると判断される場合などに行われる。
空中飛行モードはブレードを上方に向けた状態で4個のロータが制御されるモードである。4個のロータで飛行体の飛行を制御する方法も公知である。すなわち、上昇下降や前後左右の飛行は4個のロータの回転速度の違いで制御される。地上走行モードは機体の前方又は後方にある2個のロータ又は4個のロータの各ブレードを機体の前方及び/又は後方に向けた状態で、当該2個のロータ又は残る2個を併せた4個のロータが制御されるモードである。2個又は4個のロータで飛行体の地上走行を制御する方法も公知であり、例えば平坦な地上を走行する場合はブレードが前方を向いた2個のロータが制御される。このとき、残る2個のロータは停止した状態にある。また、走行中であれば、ブレードが後方を向いた残る2個のロータが制御される。この状態では、当該2個のロータはブレーキの機能を果たし、ブレードが前方を向いた2個のロータは停止される。
上記のように、本発明に係る飛行体はロータの周囲に車輪の機能を果たす籠状保護球体を備えているので、対象物との接触や落下によるロータ(ブレード)の破損が軽減される。また、ロータはシャフトを介して機体の前方及び/又は後方にブレードを倒立可能に機体に取り付けられているので、2個のロータによる推進力を地上走行の際の前後進に利用できる。このため、4個のロータによる空中飛行モードに比べて少ない電力消費量で地上を走行でき、長時間の運用が可能になる。
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る飛行体を説明する。
図1に示す飛行体は、機体1と、4個のロータ3a〜3dと、2本のシャフト4a,4bと、4個の籠状保護球体2を有する。機体1は中空の角柱状の本体部1aとその上面中央に凸設された中空の円柱部1bを有する。4個のロータ3a〜3dはそれぞれ3枚のブレードを有し、同じ大きさであり、同じ性能を有する。シャフト4aは機体1の前方に、シャフト4bは機体1の後方に備えられ、それぞれのシャフト4a,4bは機体1を貫いている。機体1前方のシャフト4aは、機体の前方向に90度の範囲で回転可能に機体1に備えられ、機体1後方シャフト4bは、機体の後方向に90度の範囲で回転可能に機体1に備えられている。シャフト4aには2個のロータ3a,3bが、シャフト4bにもロータ3c,3dが固定され、機体1の左右にそれぞれ各1個のロータ3a〜3dが備えられている。シャフト4aには、ブレードの回転面が上方と機体1の前方を向くようにロータ3a,3bが備えられ、もう一方のシャフト4bには、ブレードの回転面が上方と機体1の後方を向くようにロータ3c,3dが備えられる。空中飛行モードでは、図3に示すように4個のロータ3a〜3dのブレード回転面は上方を向き、4個のロータ3a〜3dの回転面は同一の平面上に位置する。また、地上走行モードでは、図5に示すようにロータ3a,3bのブレード回転面は機体1の前方に向き、ロータ3c,3dのブレード回転面は機体1の後方に向く。
各籠状保護球体2は、図2に示すように、網目を有する中空の真球体から作製され、球体2にはシャフト4a,4bを挿通させる軸穴2aを有する。図示した籠状保護球体2は、ワイヤーを経緯線状に配置して作製されており、軽量化が図られている。籠状保護球体2は、シャフト4a,4bの軸周りに自由回転ができるように、軸穴2aに取り付けられたベアリング(図示せず)を介してシャフト4a,4bに取り付けられる。取り付けられたときには、籠状保護球体2の中心は、それぞれのロータ3a〜3dのシャフト4a,4bへの固定箇所に位置する。籠状保護球体2は、図4に示すようにブレードが接触することなく、また、機体1の底が地上に接触しない大きさを有する。また、4個の籠状保護球体2は同じ大きさであり、接地した際には4個の籠状保護球体2が機体1をほぼ水平に保つ。
図6は飛行体システムのブロック図である。当該飛行体システムは、図1に示す飛行体10と、飛行体10を遠隔で操作するための地上局20を有する。
飛行体10は8個の物体近接検知センサ6を有する。物体近接検知センサ6は機体1の円柱部1bの上面、機体1の下面、機体1の左右側面中央、機体1の前面、機体1の後面、機体1の前面近傍左右にそれぞれ取り付けられている。これらの物体近接検知センサ6は、図7に示すように機体1の上方、機体1の下方、機体1の左方、機体1の右方、機体1の前方、機体1の後方、機体1の左前方及び右前方を監視し、周囲にある障害物との距離を測定する。8個の物体近接検知センサ6のうち、機体1前方の物体近接検知センサ6と機体1下方の物体近接検知センサ6は超音波センサである。狭い空間で使用した場合には他のセンサ6による反射波を検出するおそれがあるので、直進する方向及び高度方向において他のセンサ6による反射波の検出を避けることにしたものである。その他の物体近接検知センサ6は赤外線センサである。また、機体1の前方には空撮用カメラ5が設置され、機体1の前方の映像を撮影する。
飛行体10は慣性計測装置(IMU)13を備える。慣性計測装置13も公知であり、慣性計測装置13は飛行体10の加速度、角速度及び方位角を計測する。また、飛行体10は制御装置11を備える。この制御装置11は、慣性計測装置13や物体近接検知センサ6から機体情報である進行方向、進行速度、高度、障害物までの距離を演算し、かつ4つのロータ3a〜3dを制御する自立制御装置と、地上局20からの制御信号により4つのロータ3a〜3dとシャフト4a,4bの回転をそれぞれ制御する機上制御装置を兼ね備える。飛行体10はさらに地上局20との交信のための無線LANモデム12を備える。
地上局20は、制御装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)21と、ラジオコントローラとしてのプロポ23、表示装置としてのタブレット端末24、図示しない無線装置を備える。パーソナルコンピュータ21は、プロポ23の操作を制御信号に変換する地上制御装置と、機体1に備えられた空撮用カメラを制御するカメラ制御装置を兼ね備える。
飛行体10と地上局20は、飛行体10に備えられた無線LANモデム12を介して無線で接続されている。機体1の制御信号は地上局20のパーソナルコンピュータ21から飛行体10の制御装置11に送信される。空撮用カメラ5の制御信号は地上局20の制御装置から空撮用カメラ5に送信される。また、慣性計測装置13や物体近接検知センサ6により把握された機体情報は無線により地上局20のパーソナルコンピュータ21に送信される。送信された機体情報は、パーソナルコンピュータ21に備えられた表示装置であるディスプレイ上に表示される。空撮用カメラ5で撮影された映像も、前記無線LANモデム12を介して地上局20のパーソナルコンピュータ21に送信され、タブレット端末(表示装置)24に表示される。
オペレータは、地上局20のディスプレイ22に表示された機体情報を確認しながら、プロポ23を操作する。プロポ23は操作された動作をパーソナルコンピュータ(制御装置)21に送信すると、パーソナルコンピュータ(制御装置)21は制御ソフトウエアを介して制御信号として機体1に送信する。飛行体10上の制御装置11は当該制御信号に基づいて4つのロータ3a〜3d又はシャフト4a,4bを制御する。また、オペレータはタブレット端末(表示装置)24上で録画指示を行うと、タブレット端末24に送信された映像が記録される。
空中飛行モードにおいて、飛行体10の飛行は4つのロータ3a〜3dの制御により行われる。図8は4つのロータ3a〜3dの操作による飛行体10の飛行原理を示す概念図である。飛行体10は、機体1の進行方向に対して左右の回転を示すロール(図8の左上図)、機体1の前後の上下動を示すピッチ(図8の右上図)、機体1の平面内における回転を示すヨー(図8の下図)の制御により進行方向を制御する。例えば、進行方向左側の2つのロータ3a,3cの回転数を、右側2つのロータ3b,3dの回転数よりも大きくすれば、進行方向に対して右回転のロールが生じる。また、例えば、機体1前方の2つのロータ3a,3bの回転数を、機体1後方の2つのロータ3b,3dの回転数よりも大きくすれば、飛行体10の前方が上がるピッチが生じる。また、例えば、機体1右前方のロータ3bと機体1左後方のロータ3cの回転数を、残る2つのロータ3a,3dの回転数よりも大きくすると、右回転のヨーが生じる。なお、図8において各ロータ3a〜3d上に示された矢印はブレードの回転方向を示している。また、4つのロータ3a〜3dを等しく回転させると飛行体10は上昇下降、またはホバリングを行う。これらの操作は、地上局20のプロポ23からの指示によって行われ、プロポ23からの指示は、地上局20のパーソナルコンピュータ21が制御ソフトウエアに基づいて制御信号(目標値としてのロール角、ピッチ角、ヨー角、スロットル(回転数))を生成し、飛行体10の制御装置11に当該制御信号が送信される。飛行体10の制御装置11は当該目標値となるようにロータ3a〜3dを制御する。こうした4つのロータ3a〜3dによる飛行体10の飛行制御法は公知であり、具体的な操作法は公知の方法が参照される。
地上走行モードでは、空中飛行モードからシャフト4aが90度前方に回転して進行方向にある2つのロータ3a,3bはそのブレードの回転面が機体1の前方を向く。この状態で当該2つのロータ3a,3bの回転数や回転方向を変化させると、籠状保護球体2が車輪の機能を果たして飛行体10は地上を前後進する。また、2つのロータ3a,3bの回転数を異ならせたり、3a,3d若しくは3b,3cのロータの組み合わせのように4つのロータ3a〜3dのうち対角にあるロータを駆動したりすることで、飛行体10は左右に曲がる。
図9は飛行体10の機体制御系のブロック図であり、この飛行体10は障害物回避行動を生成するシステム(衝突回避システム)を搭載する。当該システムは、飛行体10に近接する物体(障害物)を検知して、物体との衝突を自動的に回避する。すなわち、8個の物体近接検知センサ6と慣性計測装置13とから得られた機体情報とから、飛行体10の進行角度及び角速度、高度を修正して、障害物への衝突を回避する。この回避行動のために、飛行体10の制御装置11は、地上局20から送信された目標値である角度レベル(ロール、ピッチ、ヨー)に対して、障害物を回避するために必要な修正角度目標値(θ、φ、ψ)を演算し、飛行に必要な角速度目標値(p、q、r)を求める。これらの目標値と高度目標値から4つのロータ3a〜3dに対する制御値を演算して、4つのロータ3a〜3dに対応するモータドライバ1,2,3,4をそれぞれコントロールする。
かくしてオペレータが画像を見ながらプロポ23を操作すると、プロポ23の操作に従って飛行体10に搭載された制御装置11は4つのロータ3a〜3dをそれぞれ制御して、目的とする方向に飛行体10を操縦する。このとき、飛行体10が近接する物体(障害物)との距離が予め設定された距離以下になると、衝突回避システムは前記のとおり4つのロータ3a〜3dの制御値を修正して物体への衝突を回避する。また、オペレータが画像を見て地上走行できると判断すれば、飛行体10を地上走行モードに移行して、地上走行させる。地上走行モードにおいて、衝突回避システムは機体上下面の物体近接センサ6を除く6個の物体近接検知センサ6と慣性計測装置13とから得られた機体情報とから進行角度及び角速度を修正して、障害物への衝突を回避する。こうして、飛行体10は周囲にある障害物を避けながら、空中飛行と地上走行を行いながら目標値まで移動する。
この飛行体10は、ロータ3a〜3dを囲むように籠状保護球体2が備えられているので、万が一障害物と接触したとしても、ロータ3a〜3dの損傷が少なくてすむ。また、飛行体10に備えられたロータ3a、3bはそのブレードの回転面が進行方向を向くように備えられると共に前記籠状保護球体2が車輪の役割をするので、ロータ3a,3bの推進力を進行方向の駆動源として利用できる。従って、2個のロータ3a,3bの駆動だけで飛行体10の地上走行が可能になり、飛行による前後進に比べてエネルギー消費が減少する。この結果、飛行体10による長時間の監視活動等が行える。
もっとも、上記の実施例においてはオペレータが画像を見ながら飛行体10を操縦するマニュアル操作について説明したが、本発明の飛行システムでは、前方の障害物がないことを確認しながら、自動的に目的場所にまで飛行できる自動飛行システムとすることもできる。
本発明は機体の損傷が軽減され、長時間の稼働ができる飛行体を提供する。特に、人が踏み入れることが困難な施設や区域内における偵察用の無人機として好適に利用される。
1 機体
2 籠状保護球体
3a,3b,3c,3d ロータ
10 飛行体
21 パーソナルコンピュータ(地上制御装置とカメラ制御装置の兼用)
23 プロポ(リモートコントローラ)
24 タブレット端末(表示装置)

Claims (3)

  1. 4個の籠状保護球体と、
    各籠状保護球体の内部に配置される4個のロータと、
    前記ロータを保持するシャフトと、
    前記シャフトが取り付けられる機体と、
    を備え、
    前記籠状保護球体は前記シャフトの軸周りに回転可能に前記シャフトに取り付けられ、
    前記機体の進行方向軸の左右に各2個の籠状保護球体が配置され、
    機体の前方又は後方に備えられた少なくとも1方のシャフトは、該シャフトの軸周りに回転可能に前記機体に取り付けられた地上走行可能な飛行体。
  2. 前記飛行体は物体近接検知センサと、慣性計測装置とを備え、
    前記物体近接検知センサ及び前記慣性計測装置により検出された機体位置情報から障害物との衝突回避を行う制御機構を備えた請求項1に記載の飛行体。
  3. 請求項1又は2に記載の飛行体と、前記飛行体の飛行及び走行を制御するリモートコントローラを備えた地上局とを有する飛行体システム。
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