JP2015123571A - 基板吸着搬送機構 - Google Patents

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JP2015123571A
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直樹 三瓶
Naoki Sampei
直樹 三瓶
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Abstract

【課題】従来の基板吸着搬送機構に基板位置決め機能を有しなかったため、基板受け台に基板位置決め機構を設けて複雑な構造としなければならず、また必ず基板受け台に載置し、位置決めの時間を要するという問題があった。【解決手段】基板を吸着して搬送する基板吸着搬送機構(11)において、複数の非接触基板吸着部材(10)を、その吸着面が作る平面が、基板吸着搬送機構(11)の一つの角部を最下端とし、基板の自重で最下端に移動する程度に傾斜を付けた傾斜面となるように設け、前記最下端の角部を挟む2辺にそれぞれ第1の位置決めピン(8)と第2の位置決めピン(9)を設けた基板吸着搬送機構(11)にするとよい。これにより基板が搬送中に自重で移動(14)し、自動的に第1の位置決めピン(8)と第2の位置決めピン(9)に当接して位置決めすることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ加工装置に好適な基板吸着搬送機構に係るものである。
プリント基板に穴あけ加工するためのレーザ加工装置は、図5に構成の概略平面図を示すように、複数枚の基板を重ねた基板カートを基板供給装置21の基板カート挿入部210に挿入し、基板吸着搬送機構a220によって1枚目の基板を吸着して、基板位置決め機構を有する基板受け台24に載置し、基板の位置決めを行った後、基板吸着搬送機構22を移動して当該基板を基板吸着搬送機構b221に吸着し、同時に基板吸着搬送機構a220にて基板カートから2枚目の基板を吸着し、基板吸着搬送機構22を移動して基板吸着搬送機構a220が吸着している基板を基板受け台24に載置し、基板の位置決めを行った後、基板吸着搬送機構a220に吸着して、基板吸着搬送機構22を移動して1枚目と2枚目の基板を基板加工テーブル26に載置し、レーザ加工機25で加工した後、基板回収装置27側の基板吸着搬送機構(図示せず)で吸着して基板回収装置27に搬送するものであった(特許文献1)。
図6に基板位置決め機構を有する基板受け台24の下面図の例を示す。基板受け台24の上の基板位置決め前位置5に載置された基板は、第1の位置決めピン駆動機構3と第2の位置決めピン駆動機構4によって駆動された第1の位置決めピン1と第2の位置決めピン2によって、位置決め後基板位置6に移動され、位置決めが完了する。
特開2005−297007号公報(段落0058)
上記従来技術においては、基板受け台に基板位置決め機構を設ける必要があり、複雑な構造としなければならず、また必ず基板受け台に載置し、基板を位置決めするための時間を要す、という問題があった。特に、1枚目の基板についての位置決めのステップは、「基板吸着搬送機構22を移動」するというステップと並行処理できるのに対し、2枚目の基板についての位置決めのステップは並行処理できるステップがなく、そのまま時間のロスとなる。
本発明の目的は、基板受け台の基板位置決め機構を不要にして、基板受け台の構造を単純化し、かつ基板位置決め時間を短縮することにある。
本発明の目的を達成するためには、基板を吸着して搬送する基板吸着搬送機構(11)において、複数の非接触基板吸着部材(10)を、それらの吸着面が形成する平面が、基板吸着搬送機構(11)の一つの角部を最下端とし、基板の自重で最下端に移動する程度の傾斜面となるように設け、前記最下端の角部を挟む2辺にそれぞれ第1の位置決めピン(8)と第2の位置決めピン(9)を設けた基板吸着搬送機構(11)にすると良い。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
本発明による基板吸着搬送機構を用いることにより、基板がその自重により、自動的に第1の位置決めピンと第2の位置決めピンに接触して位置決めすることができるので、基板受け台の基板位置決め機構が不要となり、また基板吸着搬送機構aが吸着している基板を基板受け台に載置して基板の位置決めを行う時間を省略できる。
本発明に係る基板吸着搬送機構の下面図である。 本発明に係る基板吸着搬送機構が基板カートから基板を吸着する直前の状態を示す正面図である。 本発明に係る基板吸着搬送機構が吸着した基板が位置決めされた状態を示す正面図である。 本発明に係る基板吸着搬送機構が基板を本体の基板加工テーブルに渡す直前の状態を示す正面図である。 従来のレーザ加工装置の構成概略平面図である。 従来の基板受け台の下面図である。
以下、本発明に係る基板吸着搬送機構の実施の形態について図を用いて説明する。図1は本発明に係わる基板吸着搬送機構の下面図である。基板吸着搬送機構11は、複数の非接触基板吸着部材10を有し、それら非接触基板吸着部材10の吸着面が形成する平面が、基板吸着搬送機構11の一つの角部を最下端とし、基板の自重で最下端側に移動する程度の傾斜面となるように設けられている。非接触基板吸着部材10によって基板位置12bに吸着された基板は、非接触基板吸着部材10のパッドに接触していないので、方向14の方向に自重で自動的に移動する。移動した基板は、上記最下端の角部を挟む2辺にそれぞれ設けた第1の位置決めピン8と第2の位置決めピン9に当接して、位置決め後基板位置13に停止する。これにより、基板の位置決めがなされる。ここで、非接触基板吸着部材10としては、例えばSMC株式会社製非接触チャックXT661等を用いるとよい。
次に、図5に示した従来のレーザ加工装置の概略平面図と、図2〜図4を用いて、本発明に係わる基板吸着搬送機構を用いたレーザ加工装置の位置決め、及び搬送動作を説明する。本発明に係わる基板吸着搬送機構を用いたレーザ加工装置は、図5の基板吸着搬送機構a220を図1の基板吸着搬送機構11に置き換え、基板受け台24を基板位置決め機構1,2,3,4を持たないものにしたものである。さらに、図5のもう一つの基板吸着搬送機構b221を、図1の基板吸着搬送機構11に置き換えてもよい。
まず、図2に示したように、基板吸着搬送機構11が下降して、吸着前の基板位置12aにある基板カートに積み重ねられた基板20の最上部から1枚目の基板を、非接触基板吸着部材10を作動させて吸着する。ここにおいて、非接触基板吸着部材10の吸着面が形成する平面が傾斜しているので、傾斜面の上端では隙間dが発生する。この隙間dは20mm以下であれば基板を吸着できることがわかっている。この吸着を行った時点では、基板は第1の位置決めピン8と第2の位置決めピン9に接触していない。
図3は、基板吸着搬送機構11が基板を吸着して上昇し、基板位置決め機構を持たない基板受け台24の上方に搬送した状態を示す。図2と同じ部品については説明を省略する。このように、基板は自重で移動し、位置決め後の吸着位置13で停止する。
図4は、基板吸着搬送機構11が下降し、基板位置決め機構を持たない基板受け台24上に載置する時の状態を示す。図2,図3と同じ部品については説明を省略する。第1の位置決めピン8と第2の位置決めピン9は基板受け台24に押し付けられることにより、矢印の方向に縮み、基板の片側は基板受け台24に当接する。この状態で非接触基板吸着部材10の吸着を解除する。
その後、当該基板を基板吸着搬送機構b221に吸着し、同時に基板吸着搬送機構11にて基板供給装置21の基板カートから2枚目の基板を吸着し、基板吸着搬送機構22を移動して基板加工テーブル26に直接搬送して載置し、レーザ加工機31で加工する。基板加工テーブル26においては、図4に示したように、第1の位置決めピン8と第2の位置決めピン9は基板加工テーブル26に押し付けられることにより、矢印の方向に縮み、基板の片側は基板加工テーブル26に当接する。この状態で非接触基板吸着部材10の吸着を解除する。このように、従来の「基板の位置決めを行った後、基板吸着搬送機構a220に吸着」するという2枚目のステップが不要となる。
本例では、基板を2枚同時加工する装置に用いた場合で説明したが、基板を1枚ずつ加工する装置に用いた場合は基板の位置決めを行うための基板受け台が不要であり、基板カートに積み重ねられた状態の基板20から直接基板加工テーブル26に搬送することができ、基板受け台上に載置して位置決めする時間を省略できる。
1 第1の位置決めピン
2 第2の位置決めピン
3 第1の位置決めピン駆動機構
4 第2の位置決めピン駆動機構
5 位置決め前基板位置
6 位置決め後基板位置
8 第1の位置決めピン
9 第2の位置決めピン
10 非接触基板吸着部材
11 基板吸着搬送機構
12a 吸着前の基板位置
12b 吸着後の基板位置
13 位置決め後基板位置
14 基板移動方向
20 基板カートに積み重ねられた基板
21 基板供給装置
210 基板カート挿入部
22 基板吸着搬送機構
220 基板吸着搬送機構a
221 基板吸着搬送機構b
24 基板受け台
25 レーザ加工装置
26 基板加工テーブル
27 基板回収装置

Claims (1)

  1. 基板を吸着して搬送する基板吸着搬送機構において、複数の非接触基板吸着部材を、それらの吸着面が形成する平面が、基板吸着搬送機構の一つの角部を最下端とし、基板の自重で最下端に移動する程度に傾斜を付けた傾斜面となるように設け、前記最下端の角部を挟む2辺にそれぞれ第1の位置決めピンと第2の位置決めピンを設けたことを特徴とする基板吸着搬送機構。
JP2013271952A 2013-12-27 2013-12-27 基板吸着搬送機構 Pending JP2015123571A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015133391A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 平田機工株式会社 移載方法、保持装置及び移載システム

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