JP2015121454A - 指針式計器 - Google Patents
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Abstract
【課題】斬新な表示を行うことができる指針式計器を提供する。
【解決手段】指針式計器1は、回転軸74を中心として回転する回転中心部73と、回転中心部73の回転に伴って回転し回転中心部73から回転軸74を中心とする円の径方向外側に延びる導光部75と、導光部75の径方向外側の端部に設けられ導光部75の回転とともに回転し、指針式計器1の視認者側に向けて光を出射する光出射部72と、を有する回転部材7と、指標部が設けられ回転部材7よりも視認者側に設けられた表示板8と、表示板8よりも視認者側に設けられた導光部材9であって、光出射部72から出射された光を、視認者側から見て線状光91に見えるように回転軸74に向かって導光する導光部材9と、を備え、導光部材9は、線状光91が回転部材7の回転に伴って回転し、かつ、線状光91が指針になるように、光出射部72から出射された光を回転軸74に向かって導光する。
【選択図】図2
【解決手段】指針式計器1は、回転軸74を中心として回転する回転中心部73と、回転中心部73の回転に伴って回転し回転中心部73から回転軸74を中心とする円の径方向外側に延びる導光部75と、導光部75の径方向外側の端部に設けられ導光部75の回転とともに回転し、指針式計器1の視認者側に向けて光を出射する光出射部72と、を有する回転部材7と、指標部が設けられ回転部材7よりも視認者側に設けられた表示板8と、表示板8よりも視認者側に設けられた導光部材9であって、光出射部72から出射された光を、視認者側から見て線状光91に見えるように回転軸74に向かって導光する導光部材9と、を備え、導光部材9は、線状光91が回転部材7の回転に伴って回転し、かつ、線状光91が指針になるように、光出射部72から出射された光を回転軸74に向かって導光する。
【選択図】図2
Description
本発明は、指針式計器に関する。
従来、この種の指針式計器として、例えば、下記特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された指針式計器は、指針式の速度計であり、速度に応じて回転する透過性を有する指針と、指針を発光させるための指針用発光ダイオードと、指針によって指示される指標部を有する表示板と、表示板を発光させるための表示板用発光ダイオードとを備えている。
しかし、特許文献1に記載の指針式計器では、実在する指針が表示板の指標部を指示する表示形態となっているため、表示が単調とならざるを得なく、斬新さに欠けるものであった。
この発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、斬新な表示を行うことができる指針式計器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る指針式計器は、
指標部を指示する指針を備える指針式計器であって、
回転軸を中心として回転する回転中心部と、前記回転中心部の回転に伴って回転し前記回転中心部から前記回転軸を中心とする円の径方向外側に延びる回転部と、前記回転部の前記径方向外側の端部に設けられ、前記回転部の回転とともに回転し、前記指針式計器の視認者側に向けて光を出射する光出射部と、を有する回転部材と、
前記指標部が設けられ、前記回転部材よりも前記視認者側に設けられた表示板と、
前記表示板よりも前記視認者側に設けられた導光部材であって、前記光出射部から出射された前記光を、前記視認者側から見て線状の光に見えるように、前記回転軸に向かって導光する導光部材と、を備え、
前記導光部材は、前記線状の光が前記回転部材の回転に伴って回転可能に、かつ、前記線状の光が前記指針になるように、前記光出射部から出射された前記光を前記回転軸に向かって導光する、
ことを特徴とする。
指標部を指示する指針を備える指針式計器であって、
回転軸を中心として回転する回転中心部と、前記回転中心部の回転に伴って回転し前記回転中心部から前記回転軸を中心とする円の径方向外側に延びる回転部と、前記回転部の前記径方向外側の端部に設けられ、前記回転部の回転とともに回転し、前記指針式計器の視認者側に向けて光を出射する光出射部と、を有する回転部材と、
前記指標部が設けられ、前記回転部材よりも前記視認者側に設けられた表示板と、
前記表示板よりも前記視認者側に設けられた導光部材であって、前記光出射部から出射された前記光を、前記視認者側から見て線状の光に見えるように、前記回転軸に向かって導光する導光部材と、を備え、
前記導光部材は、前記線状の光が前記回転部材の回転に伴って回転可能に、かつ、前記線状の光が前記指針になるように、前記光出射部から出射された前記光を前記回転軸に向かって導光する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、斬新な表示を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る指針式計器1を、図1〜図3を参照して説明する。なお、以下の説明では、指針式計器1を正面視したときの(つまり、視認者(ドライバー)が指針式計器1を正面から見て指示値を確認する場合の)手前側を「表」といい、奥側を「裏」という。
本実施形態の指針式計器1は、例えば自動車や二輪車等の車両に設けられ、車両速度を線状の光(指針)の回転と表示板の指標部によって表すことにより、視認者(ドライバー)に車両速度を報知する速度計(スピードメータ)である。なお、指針式計器1は、車両速度以外の計測量を報知するものであっても良く、タコメータなどであっても良い。
まず、指針式計器1の構成について説明する。
指針式計器1は、図2に示すように、裏側から順に、回路基板2、回路基板2に実装された光源3および照明用光源4、回路基板2に実装された駆動部5、中ケース6、駆動部5で回転駆動される回転部材7、指標部81を有する表示板8、光源3からの光によって指針となる線状の光(線状光91)を生成する導光部材9および計器の外形を構成する化粧板10を備えている。
指針式計器1では、回転駆動される回転部材7が光源3からの光を受光部71で受光して径方向外側の端部の表側に突き出す凸状に形成された光出射部72から出射する。回転部材7から出射された光を受光した導光部材9が回転軸側に向かう指針となる線状光91を生成する。線状光91は、回転部材7の回転によって計測量に応じて表示板8の指標部81を指示する。これによって、図1に示すように、線状光91を指針として計測量を報知する指針式計器1が構成される。
指針式計器1は、図2に示すように、裏側から順に、回路基板2、回路基板2に実装された光源3および照明用光源4、回路基板2に実装された駆動部5、中ケース6、駆動部5で回転駆動される回転部材7、指標部81を有する表示板8、光源3からの光によって指針となる線状の光(線状光91)を生成する導光部材9および計器の外形を構成する化粧板10を備えている。
指針式計器1では、回転駆動される回転部材7が光源3からの光を受光部71で受光して径方向外側の端部の表側に突き出す凸状に形成された光出射部72から出射する。回転部材7から出射された光を受光した導光部材9が回転軸側に向かう指針となる線状光91を生成する。線状光91は、回転部材7の回転によって計測量に応じて表示板8の指標部81を指示する。これによって、図1に示すように、線状光91を指針として計測量を報知する指針式計器1が構成される。
回路基板2は、例えば、ガラスエポキシ樹脂(GFRP:Glass Fiber Reinforced Plastics)からなる絶縁性を有する板状の基材に各種配線がプリントされてなる。回路基板2には、光源3が実装される。光源3は、後述する導光部材9で生成する線状光91の光源とされる。回路基板2には、照明用光源4が実装される。照明用光源4は、照明用導光体41を介して導光されて、表示板8の指標部81を裏側から照明する。回路基板2には、裏側に駆動部5を構成するステッピングモータが実装される。回路基板2には、指針式計器1の動作を制御する制御部(図示せず)が実装されている。この制御部は、指針式計器1の外部装置(例えば、車両のECU(Electronic Control Unit))から車両速度等の車両情報を取得し、取得した情報に基づいて、光源3や照明用光源4を点灯/消灯させたり、駆動部5を動作させる。
駆動部5は、例えば、ステッピングモータから構成され、後述の制御部の制御のもとで、回転軸51を回転させる。駆動部5は、回路基板2の裏側に実装されている。回転軸51は、回路基板2の基材に設けられた孔を貫通して回路基板2の表側に突き出ている。回転軸51には、回転部材7の回転中心部73の中空の回転軸74が連結されている。これにより、駆動部5の回転軸51の回転に伴って、回転部材7が回転する。駆動部5は、制御部の制御のもとで、回転部材7を車両速度に応じた位置まで回転させる。
回転部材7は、受光部71と、表側に突き出す凸状に形成された光出射部72と、回転中心部73と、回転中心部73に設けられた回転軸74と、回転中心部73と一体に形成され径方向外側に突き出す棒状の導光部75(回転部の一例)と、不透過部76と、を備える。回転中心部73は回転軸74を中心として回転する。受光部71は回転中心部73の裏側に設けられ、回路基板2に実装された光源3からの光を受光する。光出射部72は導光部75の径方向外側の端部の上側(指針式計器1の視認者側)に、矩形の開口窓状に設けられ、導光された光を上側に出射する。回転部材7は、受光部71と光出射部72との間に2つの反射部79a、79bを有する。回転中心部73は、傾斜面で構成された第1反射部79aを備え、受光部71で受光した光が第1反射部79aで反射されて導光部75の径方向外側の端部に向かって導光される。導光部75は、先端部に傾斜面で構成された第2反射部79bを備える。第2反射部79bに導光された光は、反射されて凸形状の光出射部72から上側に出射される。回転中心部73及び導光部75は、例えば、ポリカーボネート(Polycarbonate)等の樹脂から透明に形成されて光を導光する。不透過部76は、例えば、所定の樹脂から黒色に形成され、図3に示すように、導光部75の先端部上側の開口窓部となる光出射部72以外の上下面(表裏面)および両側面を覆うカバー部77と、回転中心部73の表側(上側)を覆う指針キャップ78と、を有する。これにより、回転部材7は、導光部75の光出射部72と回転中心部73の裏側の受光部71以外が不透過部76とされ、光が漏れないようになっている。
光源3は、例えばLED(Light Emitting Diode)から構成されている。光源3は、回路基板2の表側に実装されている。光源3は、回転部材7の回転軸74の軸線を中心とする一の円周上に等間隔に並んで回転部材7の回動範囲に対応して複数配置されている。これら複数の光源3は、回転部材7の回転中心部73の裏側の受光部71に向けて光を出射する。回転部材7の回転に伴って受光部71で受光した光が導光部75を介して回転部材7の径方向外側の端部の光出射部72から出射され、表示板8の指標部81を指示する線状光91を生成するための光源とされる。
また、照明用光源4は、例えばLED(Light Emitting Diode)から構成されている。照明用光源4は、中ケース6の外周側の回路基板2の表側に実装され、表示板8の指標部81の照明のために設けられている。指針式計器1は、表示板8の指標部81の照明のために照明用導光体41を備える。照明用導光体41は、円筒状の受光部42と、受光部42の表側を塞ぐ円板状の照明用導光部43とを備えている。照明用光源4は、円筒状の受光部42の底面に向けて光を出射する。照明用導光体41は、例えば、アクリル樹脂(Acrylic Resin)等の透明樹脂から形成され、中ケース6の表側開口を覆うように設けられる。照明用導光体41は、照明用光源4の光を円筒状の受光部42の底面で受光し、円板状の照明用導光部43が光るように構成されている。照明用導光体41が光ることによって表示板8の裏側から表示板8の指標部81が照明される。また、表示板8の裏側には、図示しない拡散板が設けてあり、例えばポリカーボネート(Polycarbonate)等の半透明樹脂で形成され、照明用導光体41からの照明光を均一にして照明する。
中ケース6は、例えばABS樹脂(Acrylonitrile Butadiene Styrene)等の遮光性のある白色系の樹脂から構成されている。中ケース6は、中央部の筒状部61と、筒状部61の外周側の板状部62と、板状部62の外周側の筒状の外周部63とを備えている。
中ケース6の中央部の筒状部61は、円周上の光源3の外側に設けられ、回路基板2の法線方向に沿って延びる筒状に形成されている。筒状部61の中央部分に、回転部材7の回転軸74が位置する。筒状部61は、光源3の光を、回転部材7の回転軸74の径方向に拡がらないように遮蔽しながら、表側に向けて導出する。中ケース6の外周部63は、回路基板2の法線方向に沿って延びる大径筒状に形成されている。外周部63は、回転部材7が回転する先端円の外側を囲むように位置する。外周部63は、回転部材7の光出射部72から出射される光が径方向に広がらないように遮蔽しながら表側に向けて(すなわち視認者(ドライバー)側に向けて)導光する。外周部63の外側には、照明用光源4が配置されており、外周部63は、照明用光源4からの光が内周側に漏れ出ないようにして、照明用導光体41に効率よく導光する。
中ケース6の中央部の筒状部61は、円周上の光源3の外側に設けられ、回路基板2の法線方向に沿って延びる筒状に形成されている。筒状部61の中央部分に、回転部材7の回転軸74が位置する。筒状部61は、光源3の光を、回転部材7の回転軸74の径方向に拡がらないように遮蔽しながら、表側に向けて導出する。中ケース6の外周部63は、回路基板2の法線方向に沿って延びる大径筒状に形成されている。外周部63は、回転部材7が回転する先端円の外側を囲むように位置する。外周部63は、回転部材7の光出射部72から出射される光が径方向に広がらないように遮蔽しながら表側に向けて(すなわち視認者(ドライバー)側に向けて)導光する。外周部63の外側には、照明用光源4が配置されており、外周部63は、照明用光源4からの光が内周側に漏れ出ないようにして、照明用導光体41に効率よく導光する。
表示板8は、回転部材7および照明用導光体41の表側に位置し、例えば、ポリカーボネート(Polycarbonate)等の樹脂で透明に形成された板材に、遮光性の印刷層85が形成されてなる。表示板8は、計測量を報知する指標となる指標部81を有する。指標部81は、表示板8において遮光性の印刷層85が形成されていない部分(いわゆる抜き文字状の部分)で表現され、目盛部82と、数値部83と、を有する。つまり、目盛部82及び数値部83は、透光性を有する。指標部81は、表示板8を正面から見て回転部材7の回転軸74の軸線を中心とした円の外周に沿って略270度の角度で円弧状に設けられている。数値部83は、指針となる線状光91の指示値の目安となる数値を表すものであり、表示板8を表側から見た場合に、時計回り方向に値が増加するように円弧状に配置されている。目盛部82は、数値部83の外側に沿って設けられ、数値部83が表す各数値に対応した目盛を表す。表示板8は、複数の光透過部84を備えており、数値部83の外周側に設けられている。
回転部材7の表側の光出射部72から出射される光は、表側に位置する透明な照明用導光体41および表示板8の光透過部84を透過することになる。
なお、指標部81の少なくとも一部は、透光性を有する印刷層部分で形成されてもよい(例えば、スモーク印刷)。また、光透過部84を、表示板8を貫通する孔部として形成して光を透過するようにしてもよい。
回転部材7の表側の光出射部72から出射される光は、表側に位置する透明な照明用導光体41および表示板8の光透過部84を透過することになる。
なお、指標部81の少なくとも一部は、透光性を有する印刷層部分で形成されてもよい(例えば、スモーク印刷)。また、光透過部84を、表示板8を貫通する孔部として形成して光を透過するようにしてもよい。
導光部材9は、表示板8の表側を覆うように設けられ、例えば、アクリル樹脂(Acrylic Resin)等の透明樹脂から形成される。導光部材9は、その表面に回転部材7の回転中心部73の中心側(回転軸74側)に向かう線状光91を生成するため、微細加工による凹凸部92が形成されている。この凹凸部92は、回転部材7の回転中心部73の回転軸74を中心に同心円状に形成してあり、外周部から入射する光を径方向の線状光91として導光する。導光部材9の外周部には、傾斜面で構成された反射面93が設けられ、光出射部72から出射された光を外周部から回転中心部73に向けて反射する。
これにより、回転部材7が駆動部5で回転されると、外周部から導光部材9に入射する光の位置が回転に伴って移動し、外周部から中心部に反射面93で反射された線状光91が指針のように回転して、計測量に応じた指標部81を指示することになる。
これにより、回転部材7が駆動部5で回転されると、外周部から導光部材9に入射する光の位置が回転に伴って移動し、外周部から中心部に反射面93で反射された線状光91が指針のように回転して、計測量に応じた指標部81を指示することになる。
化粧板10は、環状部101と、その内側の窓部102とを備え、例えばABS樹脂(Acrylonitrile Butadiene Styrene)等の合成樹脂から形成され、導光部材9の外周部を環状部101で囲んで回路基板2に固定される。化粧板10の窓部102には、導光部材9が位置し、これによって指針式計器1の表示板8の指標部81や導光部材9が生成する指針となる線状光91を視認することができる。
次に、本実施形態の指針式計器1において、光源3から出射された光によって指針となる線状光91の生成について説明する。
光源3から出射された光は、回転部材7の回転中心部73の裏側の受光部71に入射する。光源3から出射される光で、受光部71で受光されない光は、中ケース6の筒状部61によって外側に広がって漏れ出ることが抑制されている。
回転部材7に受光部71から入射した光のうち、第1反射面79aに当たった光(図2に矢印AR1で図示)は、第1反射部79aで反射して導光部75によって径方向外側の端部に向かって導光され、第2反射部79bに当る。第2反射部79bで反射された光は、回転部材7の表側の光出射部72から指針式計器1の視認者側の表示板8の光透過部84に向けて出射される。回転部材7の光出射部72から出射され、表示板8の光透過部84を透過した光は、導光部材9に入射する。導光部材9に入射した光は、外周部の反射面93で反射して外周側から回転中心側に向かって導光される。導光部材9は、微細加工によって凹凸部92が同心円状に形成されているので、導光部材9に入射し中心側に向かう光は、指針式計器1を正面視したときに線状に生成され、外周部から中心部に向かう線状光91が生成される。この線状光91は、導光部材9の外周側から入射して中心側に導光されて生成されることから、中心側に向かって線状光91の先端が広がらずに窄まるように導光される。
これにより、指針式計器1では、図1に示すように視認者側(表側)から見ると、線状光91が表示板8の表側において指標部81の目盛部82および数値部83を指示する状態になり、線状光91によって目盛部82および数値部83を視認することができる。
回転部材7は、駆動部5によって回転するので、光出射部72も回転され、導光部材9に出射される光も回転する。したがって、制御部によって計測量に応じて駆動部5で回転部材7を回転することで、線状光91は、計測量に応じた表示板8の指標部81の目盛部82および数値部83を指示し、計測量を視認者(ドライバー)に報知することができる。なお、表示板8は、照明用光源4により、照明用導光体41が光ることで指標部81が裏側から照明される。
これにより、指針式計器1では、図1に示すように視認者側(表側)から見ると、線状光91が表示板8の表側において指標部81の目盛部82および数値部83を指示する状態になり、線状光91によって目盛部82および数値部83を視認することができる。
回転部材7は、駆動部5によって回転するので、光出射部72も回転され、導光部材9に出射される光も回転する。したがって、制御部によって計測量に応じて駆動部5で回転部材7を回転することで、線状光91は、計測量に応じた表示板8の指標部81の目盛部82および数値部83を指示し、計測量を視認者(ドライバー)に報知することができる。なお、表示板8は、照明用光源4により、照明用導光体41が光ることで指標部81が裏側から照明される。
このような指針式計器1によれば、照明用光源4で裏側から照明された表示板8の指標部81の視認者側(上側)を、外周部から中心部に向かう線状光91が指針のように回転するので、線状光91によって計測量に応じた目盛部82および数値部83を視認することができる。これにより、表示板8の照明された指標部81と計測値に応じて回転する線状光91とで視認するため、指針式計器1は、視覚演出効果に優れ、斬新な表示となる。
次に、本発明の他の実施の形態について、図4および図5に基づいて説明する。
なお、上記の実施の形態と同一部分には、同一符号を記し詳細な説明は省略する。
本実施形態の指針式計器1Aでは、線状光91を生成するための光源3の設置位置が異なっている。
なお、上記の実施の形態と同一部分には、同一符号を記し詳細な説明は省略する。
本実施形態の指針式計器1Aでは、線状光91を生成するための光源3の設置位置が異なっている。
指針式計器1Aでは、回転部材7は、導光部75に代えて回転部75Aを備え、回転中心部73に一体に形成されて径方向外側に突き出すように形成されている。回転部75Aは、径方向外側の端部の導光部75の光出射部72に対応する位置に光源3が設けてある。これにより、光源3が光出射部72と兼用され、回転部75Aの径方向外側の端部の光源3から導光部材9に向けて直接光が出射される。
この回転部75Aに設けられた光源3には、通電ユニット12を介して回転基板2から電力が供給される。回転部75Aは、導電路を備えている。導電路は、+の導電路と−の導電路の2系統で構成されて回転部75Aに沿ってインサート成形されている。各導電路の一端は光源3に接続され、他端は回転中心部73に設けた2つのリード部121にそれぞれ接続される。通電ユニット12は、+電極と−電極となる一対のコイルばね端子122と2つのコイルばね端子122を絶縁する絶縁板123と、これらコイルばね端子122と絶縁板123とを一体にするための固定部124とを備えている。固定部124は、1対の通電ピン125を備えている。通電ピン125は、固定部124にインサート成形されている。各通電ピン125は、それぞれコイルばね端子122の一端に半田などで接続される。固定部124は、駆動部5の回転軸51に圧入保持される。この圧入保持によって、固定部124の通電ピン125と回転中心部73に設けた2つのリード部121とが電気的に接続される。コイルばね端子122の他端は、回路基板2に設けた電極端子126に半田などで接続される。
これにより、回路基板2と光源3とは、回路基板2の電極端子126、コイルばね端子122、固定部124の通電ピン125、回転中心部73のリード部121および回転部75Aの導電路を介して電気的に接続され、回路基板2から光源3に通電して発光させることができる。コイルばね端子122は、回転部75Aの回転に伴って伸縮し、回転部75Aの回転位置にかかわらず光源3に通電することができる。
なお、この指針式計器1Aには、光源3の光を導光する必要がなく、回転部75Aに導光部75、不透過部76、カバー部77、指針キャップ78、第1反射部79aおよび第2反射部79bは設けられていない。
これにより、回路基板2と光源3とは、回路基板2の電極端子126、コイルばね端子122、固定部124の通電ピン125、回転中心部73のリード部121および回転部75Aの導電路を介して電気的に接続され、回路基板2から光源3に通電して発光させることができる。コイルばね端子122は、回転部75Aの回転に伴って伸縮し、回転部75Aの回転位置にかかわらず光源3に通電することができる。
なお、この指針式計器1Aには、光源3の光を導光する必要がなく、回転部75Aに導光部75、不透過部76、カバー部77、指針キャップ78、第1反射部79aおよび第2反射部79bは設けられていない。
この指針式計器1Aでは、回転部材7の回転部75Aの径方向外側の端部に設けた光源3から直接導光部材9に光が出射されるが、導光部材9で受光された光は、既に説明した指針式計器1と同様にして表示板8の外周側から中心軸側に向かう線状光91に生成される。この線状光91が幻想的な光として表示板8の指標部81を指示するので、斬新な表示で視覚的演出効果のある指針式計器とすることができる。
以上に説明した指針式計器1は、指標部81を指示する指針を備える指針式計器であって、回転軸74を中心として回転する回転中心部73と、回転中心部73の回転に伴って回転し回転中心部73から回転軸74を中心とする円の径方向外側に延びる導光部75(回転部)と、導光部75(回転部)の径方向外側の端部に設けられ、導光部75(回転部)の回転とともに回転し、指針式計器1の視認者側に向けて光を出射する光出射部72と、を有する回転部材7と、指標部81が設けられ、回転部材7よりも視認者側に設けられた表示板8と、表示板8よりも視認者側に設けられた導光部材9であって、光出射部72から出射された光を、視認者側から見て線状の光91に見えるように、回転軸74に向かって導光する導光部材9と、を備え、導光部材9は、線状の光91が回転部材7の回転に伴って回転可能に、かつ、線状の光91が指針になるように、光出射部72から出射された光を回転軸74に向かって導光する。
また、指針式計器1は、回転部材7の回転中心部73に光源3からの光を受光する受光部71を有し、かつ、回転部に受光部71で受光した光を光出射部72に導光する導光部75を備え、光源3からの光を導光して光出射部72から出射するようにする。
また、回転部75は、光出射部72に光源3を備えて、導光部材9に光源3からの光を直接出射するようにしても良い。
また、表示板8は、指標部81の外周側に光透過部84を備え、回転部材7の光出射部72から出射される光を表示板8の指標部81を透過させて導光部材9に受光させるようにしても良い。
また、導光部材9は、表裏面のいずれか一方に受光し反射された光を線状光91とする同心円状の凹凸部92が形成される。微細な同心円状の凹凸部92によって、導光部材9への光が表示板8の外周のいずれの位置から入射されても回転する指針のように線状光91を生成する。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。上記の実施形態では、表側から見たときに、回転部材7から線状光91を生成するために導光部材9に出射される光は、表示板8の光透過部84を透過するようにしたが、表示板8の外側から導光部材9に出射するようにしても良い。
また、指針式計器1は、円形の場合を例に説明したが、楕円形など他の形状であっても良い。
また、導光部材9に形成する凹凸部92は、導光部材の全面に形成する場合に限らず、線状光91の中心軸側の端部を位置させる範囲に形成すれば良く、中心部分の凹凸部は設けなくとも良い。
また、実施形態では、指針式計器1を車両用の速度計として説明したが、これに限られず、車両用以外の各種機械などの指針式計器として回転数、圧力、温度など種々の計測量を表示する計器として構成してもよい。
1 指針式計器
1A 指針式計器
2 回路基板
3 光源
4 照明用光源
41 照明用導光体
42 受光部
43 照明用導光部
5 駆動部
51 回転軸
6 中ケース
61 筒状部
62 板状部
63 外周部
7 回転部材
71 受光部
72 光出射部
73 回転中心部
74 回転軸
75 導光部
75A 回転部
76 不透過部
77 カバー部
78 指針キャップ
79a 第1反射部
79b 第2反射部
8 表示板
81 指標部
82 目盛部
83 数値部
84 光透過部
85 印刷層
9 導光部材
91 線状光
92 凹凸部
93 反射面
10 化粧板
101 環状部
102 窓部
12 通電ユニット
121 リード部
122 コイルばね端子
123 絶縁板
124 固定部
125 通電ピン
126 電極端子
1A 指針式計器
2 回路基板
3 光源
4 照明用光源
41 照明用導光体
42 受光部
43 照明用導光部
5 駆動部
51 回転軸
6 中ケース
61 筒状部
62 板状部
63 外周部
7 回転部材
71 受光部
72 光出射部
73 回転中心部
74 回転軸
75 導光部
75A 回転部
76 不透過部
77 カバー部
78 指針キャップ
79a 第1反射部
79b 第2反射部
8 表示板
81 指標部
82 目盛部
83 数値部
84 光透過部
85 印刷層
9 導光部材
91 線状光
92 凹凸部
93 反射面
10 化粧板
101 環状部
102 窓部
12 通電ユニット
121 リード部
122 コイルばね端子
123 絶縁板
124 固定部
125 通電ピン
126 電極端子
Claims (5)
- 指標部を指示する指針を備える指針式計器であって、
回転軸を中心として回転する回転中心部と、前記回転中心部の回転に伴って回転し前記回転中心部から前記回転軸を中心とする円の径方向外側に延びる回転部と、前記回転部の前記径方向外側の端部に設けられ、前記回転部の回転とともに回転し、前記指針式計器の視認者側に向けて光を出射する光出射部と、を有する回転部材と、
前記指標部が設けられ、前記回転部材よりも前記視認者側に設けられた表示板と、
前記表示板よりも前記視認者側に設けられた導光部材であって、前記光出射部から出射された前記光を、前記視認者側から見て線状の光に見えるように、前記回転軸に向かって導光する導光部材と、を備え、
前記導光部材は、前記線状の光が前記回転部材の回転に伴って回転可能に、かつ、前記線状の光が前記指針になるように、前記光出射部から出射された前記光を前記回転軸に向かって導光する、
ことを特徴とする指針式計器。 - 前記回転部材は、前記回転中心部に光源からの光を受光する受光部を有し、かつ、前記回転部に前記受光部で受光した光を前記光出射部に導光する導光部を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の指針式計器。 - 前記回転部材は、前記径方向外側の端部に光源を備えて、前記光源からの光を前記導光部材に向けて出射可能とした前記回転部を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の指針式計器。 - 前記表示板は、前記回転部材から出射される光を透過させて前記導光部材で受光可能とする光透過部を前記指標部の外周側に備える、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の指針式計器。 - 前記導光部材は、表裏面のいずれか一方の面に受光した光を前記線状の光とする同心円状の凹凸部を備える、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の指針式計器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013265091A JP2015121454A (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | 指針式計器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013265091A JP2015121454A (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | 指針式計器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015121454A true JP2015121454A (ja) | 2015-07-02 |
Family
ID=53533193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013265091A Pending JP2015121454A (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | 指針式計器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015121454A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017036965A (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | 矢崎総業株式会社 | 車両用表示装置 |
-
2013
- 2013-12-24 JP JP2013265091A patent/JP2015121454A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017036965A (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | 矢崎総業株式会社 | 車両用表示装置 |
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