JP2015121358A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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【課題】除霜運転時に発生する水蒸気の氷結を抑制する空気調和機の室外機を提供する。【解決手段】筐体50と、筐体50の内部に設けられた室外熱交換器21と、筐体50の内部に設けられ、室外熱交換器21に送風する室外ファン22と、室外ファン22を回転させる室外ファンモータ23と、室外ファンモータ23を制御する制御手段7と、を備え、制御手段7は、室外熱交換器21が凝縮器として機能する除霜運転開始後、予め設定された設定値、又は外部から入力された入力値及び該入力値に関連する基準値に基づいて、室外ファンモータ23を制御する。【選択図】図6

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関する。
ヒートポンプ式空気調和機においては、室外熱交換器が蒸発器となる暖房運転時に、室外熱交換器に着霜(フロスト)することで熱交換が阻害されることがある。このため、このようなヒートポンプ式空気調和機においては、着霜が検知された場合に、霜を取り除く除霜運転を実施するようになっているのが一般的である。
除霜運転が実施されると、室外機熱交換器に付着していた霜は溶けてドレン水、水蒸気となる。除霜運転を実施することで発生したドレン水は、室外機の筐体の底面部を構成する底面パネルの上面に滴下した後、底面パネルに形成されたドレン排出用の穴を通って室外機外部へ排出される。ここで従来、除霜運転の開始後に、室外熱交換器の温度を検出するサーミスタの温度が所定の除霜終了温度を超えたとき、除霜運転を終了する空気調和機があった(例えば、特許文献1)。
特開平11−94330号公報([0015]、図3)
ここで、室外機が、従来のような寒冷地に加えて極寒冷地(外気温度が0℃以下)に設置される場合がある。極寒冷地においては、室外熱交換器及び筐体の表面温度が外気温度と同様に0℃以下になる。
このため、特許文献1に記載の空気調和機の室外機においては、極寒冷地では、除霜運転中でも筐体の表面温度は0℃以下であり、除霜運転時に発生した水蒸気は、筐体内部に滞留し、室外機の外部に排出される前に筐体内部で氷結するという課題があった。したがって、水蒸気が氷結した氷が、室外ファンを欠損させたり、室外ファンを駆動する室外ファンモータに故障させてしまう場合があるという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、除霜運転時に発生する水蒸気が筐体の内部で氷結することを抑制する空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
本発明の空気調和機の室外機は、筐体と、前記筐体の内部に設けられた室外熱交換器と、前記筐体の内部に設けられ、前記室外熱交換器に送風する室外ファンと、前記室外ファンを回転させる室外ファンモータと、前記室外ファンモータを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記室外熱交換器が凝縮器として機能する除霜運転開始後、予め設定された設定値、又は外部から入力された入力値及び該入力値に関連する基準値に基づいて、前記室外ファンモータを制御するものである。
本発明によれば、室外熱交換器が凝縮器として機能する除霜運転後、予め設定された設定値、又は外部から入力された入力値及び該入力値に関連する基準値に基づいて、室外ファンモータを制御する。このため、除霜運転を行うことで発生した水蒸気を、筐体の外部に排出することができる。したがって、除霜運転中に発生した水蒸気が筐体の内部で氷結することを抑制できる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機300の概略図を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機300の冷凍サイクルを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機300の室外機100の全体斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機300の室外機100の分解斜視図である。 図3のX−X断面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機300の室外機100の運転時のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機300の室外機100の運転時のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和機300の室外機100の運転時のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和機300の運転時間に対する温度検知手段6の検知温度の変化を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る空気調和機300の室外機100の運転時のフローチャートを示す図である。
実施の形態1.
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
図1は本発明の実施の形態1に係る空気調和機300の概略図を示す図である。図1に示されるように、空気調和機300は、室外機100と、室内機200と、冷媒配管250と、を備える。室外機100の構成については図3、図4を用いて詳しく説明する。冷媒配管250は、室外機100と室内機200とを接続する配管である。冷媒配管250は、室外機100の内部の冷媒を室内機200に供給し、室内機200の内部の冷媒を室外機100に供給するための配管である。
図2は本発明の実施の形態1に係る空気調和機300の冷凍サイクルを示す図である。図2に示されるように、空気調和機300の冷凍サイクルは、圧縮機11、四方弁2、接続バルブ3、室内熱交換器121、接続バルブ4、電子膨張弁5、温度検知手段6、制御手段7、室外熱交換器21を備える。なお、点線矢印は、暖房運転時に冷媒が流れる方向を示している。また、実線矢印は、除霜運転時に冷媒が流れる方向を示している。
温度検知手段6は、室外熱交換器21付近の温度を測定するものであり、例えばサーミスタで構成される。制御手段7は、温度検知手段6等の検知値に基づいて空気調和機300を制御するものである。制御手段7は、例えば、この機能を実現する回路デバイスなどのハードウェア、又はマイコン若しくはCPUなどの演算装置上で実行されるソフトウェアで構成される。
以下に、暖房運転時及び除霜運転時における冷媒の流れについて説明する。まず、例えば使用者がリモートコントローラ(図示省略)を用いて暖房運転を設定することで、暖房運転を開始するための制御が行われる。具体的には、制御手段7は、圧縮機11を回転させる制御や、四方弁2を暖房側に設定する制御等を行う。暖房運転時において、冷媒は、圧縮機11、四方弁2、接続バルブ3、室内熱交換器121、接続バルブ4、電子膨張弁5、室外熱交換器21、四方弁2の順に流れ、再び圧縮機11に戻る。
暖房運転が行われている状態で、例えば、使用者がリモートコントローラ(図示省略)を用いて除霜運転を設定したり、暖房運転の開始後一定時間が経過することで、除霜運転を開始するための制御が行われる。具体的には、制御手段7が、圧縮機11の運転を停止させ、四方弁2を冷房側に切り替え、圧縮機11の運転を再度開始する制御等を行う。除霜運転時において、冷媒は、圧縮機11、四方弁2、室外熱交換器21、電子膨張弁5、接続バルブ4、室内熱交換器121、接続バルブ3、四方弁2の順に流れ、再び圧縮機11に戻る。
図3は本発明の実施の形態1に係る空気調和機300の室外機100の全体斜視図である。図4は本発明の実施の形態に係る空気調和機300の室外機100の分解斜視図である。以下に、室外機100の構成について説明する。
図3に示されるように、室外機100の外郭は筐体50で構成される。図4に示されるように、筐体50は、前側面パネル50a、右側面パネル50b、底面パネル50c、天面パネル50d及び背面パネル50e(図5)で構成される。前側面パネル50aは、筐体50の前面側及び左側面側を構成するものであり、例えば平面視L字形状の部材で構成される。また、図4に示されるように、筐体50の内部には仕切板1が設けられている。仕切板1が設けられることで、筐体50の内部は機械室10及び送風機室20に区画される。
機械室10には、圧縮機11及び電気品箱12が設けられる。電気品箱12の内部には、制御手段7(図2)が設けられている。送風機室20には、室外熱交換器21、室外ファン22、室外ファンモータ23(図5)、室外ファンモータ支持板24、上部板25、及び支持板接続部26が設けられる。室外熱交換器21は、室外ファン22、室外ファンモータ23、室外ファンモータ支持板24、上部板25、及び支持板接続部26よりも室外機100の背面側に設けられるようになっている。
室外熱交換器21は、例えば平面視してL字形状のものであり、前側面パネル50aの左側面側の面、及び背面パネル50eに沿うように設けられる。室外ファン22は、例えばプロペラ室外ファンで構成される送風手段であり、熱交換を効率的に行うための空気循環を生成する。室外ファン22は、室外機100の背面側から室外機100内部に外気を導入し、室外機100内部に導入された外気を室外機100の前面側に向かって排出する機能を有する。
室外ファンモータ23は、室外ファン22を駆動する駆動手段であり、例えばネジ等の固定手段を用いて室外ファンモータ支持板24に取り付けられる。室外ファンモータ支持板24は、室外ファンモータ23を支持するためのものであり、底面パネル50cから上方に向かう枠状の部材である。なお、室外ファンモータ支持板24は図示のように一つでなく複数設けられていてもよい。
上部板25は、例えば底面パネル50cと略水平に設けられる板状の部材である。上部板25は、室外ファンモータ23が大型化した場合を考慮して、室外ファンモータ支持板24の強度補強を図るための部材であり、室外ファンモータ支持板24に接続されている。上部板25は、例えば室外ファンモータ支持板24の最上端から前方に向かうようにして取り付けられる。
支持板接続部26は、例えばU字形状の部材であり、室外ファンモータ支持板24と一体で構成される。支持板接続部26は、その内面が室外熱交換器21の上面に接触するようにして設けられている。このように、支持板接続部26が室外熱交換器21に取り付けられることで、室外ファンモータ支持板24は、室外熱交換器21に固定される。
図5は図3のX−X断面図である。なお、図5においては、暖房運転時における空気流れを模式的に矢印で空気流れAとして示している。以下、図5を用いて筐体50の内部及び外部に形成される風路について説明する。
室外ファンモータ23が駆動されると室外ファン22が回転し、外気は、筐体50内部に導入される。筐体50内部に導入された外気は、室外熱交換器21を通って室外ファンモータ支持板24等の部材に吹き付けられる。このように筐体50内部を循環した外気は、開口部50a1を通って筐体50外部に排出される。
図6は本発明の実施の形態1に係る空気調和機300の室外機100の運転時のフローチャートを示す図である。図6を用いて、空気調和機300の暖房運転が開始された後に行われるステップS101〜ステップS106について説明する。
ステップS101において、制御手段7は、温度検知手段6の検知値がL℃以下であるか否かを判定する。ステップS101において、制御手段7は、温度検知手段6の温度がL℃以下であると判定した場合には(ステップS101でYES)、室外熱交換器21が着霜したと判定し、ステップS102に進む。一方、ステップS101において、制御手段7は、温度検知手段6の温度がL℃を上回ると判定した場合には(ステップS101でNO)、ステップS101の判定処理を再度行う。
ステップS102において、制御手段7は、除霜運転を開始するための制御を行う。上述したように、除霜運転が開始された状態において、室外熱交換器21が凝縮器として機能し、室内熱交換器121が蒸発器として機能し、室外ファン22の回転は停止している。
ステップS103において、制御手段7は、除霜運転を開始(圧縮機11の回転を開始)してから例えば1分(基準時間)経過したか否かを判定する。ここで基準時間は、予め設定された設定値であり、例えば制御手段7に記憶されている。ステップS103において、制御手段7は、除霜運転を開始してから1分経過したと判定した場合には(ステップS103でYES)、ステップS104に進む。一方、ステップS103において、制御手段7は、除霜運転を開始してから1分経過していないと判定した場合には(ステップS103でNO)、ステップS103の判定処理を再度行う。
ステップS104において、制御手段7は、停止している室外ファン22を回転させるように、室外ファンモータ23を制御し、ステップS105に進む。ステップS104における具体的な処理は例えば、制御手段7が、室外ファン22の回転方向を、暖房運転時の室外ファン22の回転方向と同一となるように、室外ファンモータ23を制御する。また、制御手段7は、室外ファン22の回転数を、暖房運転時の室外ファン22の回転数と同一となるように、室外ファンモータ23を制御する。ステップS105において、制御手段7は、温度検知手段6の検知値がH℃以上であるか否かを判定する。
ステップS105において、制御手段7は、温度検知手段6がH℃以上であると判定した場合には(ステップS105でYES)、ステップS106に進む。一方、ステップS105において、制御手段7は、温度検知手段6がH℃未満であると判定した場合には(ステップS105でNO)、ステップS104に戻る。ステップS106において、制御手段7は、除霜運転を終了し、暖房運転中の回転数で室外ファン22を駆動させるように室外ファンモータ23を制御し、ステップS101に戻る。
以上のように、本発明の実施の形態1に係る空気調和機300の室外機100は、筐体50と、筐体50の内部に設けられた室外熱交換器21と、筐体50の内部に設けられ、室外熱交換器21に送風する室外ファン22と、室外ファン22を回転させる室外ファンモータ23と、室外ファンモータ23を制御する制御手段7と、を備え、制御手段7は、室外熱交換器21が凝縮器として機能する除霜運転開始後、予め設定された設定値、又は外部から入力された入力値及び該入力値に関連する基準値に基づいて、室外ファンモータ23を制御するものである。このため、除霜運転を行うことで発生した水蒸気を、筐体50の外部に排出することができる。このため、除霜運転中に発生した水蒸気が筐体50の内部で氷結することを抑制できる。
なお、以上の説明においては、ステップS103において、制御手段7が、除霜運転を開始してから1分(基準時間)経過したか否かを判定する例について説明したが、これに限定されない。基準時間の具体的な数値は、筐体50の内部の霜が融解して水蒸気が発生するような数値であればよい。
また、以上の説明においては、ステップS104において、制御手段7が、室外ファン22の回転方向を、暖房運転時の室外ファン22の回転方向と同一方向となるように、室外ファンモータ23を制御する例について説明したが、これに限定されない。例えば、ステップS104において、制御手段7が、室外ファン22の回転方向を、暖房運転時の室外ファン22の回転方向と逆方向となるように、室外ファンモータ23を制御してもよい。このようにすれば、室外ファン22が回転することで形成された風路内に筐体50の内部で発生した水蒸気を導かないで室外機100の外部に排出することができる。したがって、霜が融解して生成された水蒸気の氷結を抑制できる。特に、水蒸気の凍結して生成された氷が、室外熱交換器21よりも前面側に設けられている室外ファン22や前側面パネル50aに付着することを抑制できる。
また、以上の説明においては、ステップS104において、制御手段7が、室外ファン22の回転数を、暖房運転時の室外ファン22の回転数と同一となるように、室外ファンモータ23を制御する例について説明したが、これに限定されない。例えば、ステップS104において、制御手段7が、室外ファン22の回転数を、暖房運転時の室外ファン22の回転数よりも小さくするように、室外ファンモータ23を制御してもよい。このようにすれば、除霜運転時の熱漏洩を最小限に抑えることができる。したがって、除霜運転時間が長引くことを抑制できる。
実施の形態2.
図7は本発明の実施の形態2に係る空気調和機300の室外機100の運転時のフローチャートを示す図である。図7を用いて、空気調和機300の暖房運転が開始された後に行われるステップS201〜ステップS206について説明する。なお、ステップS101〜ステップS106と同一の運転内容については適宜説明を省略するものとする。
ステップS201はステップS101と同一の内容であり、ステップS202はステップS102と同一の内容であるため、説明を省略する。
ステップS203において、制御手段7は、温度検知手段6の検知温度が例えば5℃(基準値)以上であるか否かを判定する。ここで温度検知手段6の検知温度は、外部から入力された入力値である。また、基準値は、温度検知手段6の検知温度(入力値)に関連する値であり、例えば予め制御手段7に記憶されている。ステップS203において、制御手段7は、除霜運転を開始してから温度検知手段6の検知温度が5℃以上であると判定した場合には(ステップS203でYES)、ステップS204に進む。一方、ステップ203において、制御手段7は、除霜運転を開始してから温度検知手段6の検知温度が5℃未満であると判定した場合には(ステップS203でNO)、ステップS203の判定処理を再度行う。なお、上述の温度検知手段6の検知温度の5℃は、実験を行うことによって得られた値である。
ステップS204はステップS104と同一の内容であり、ステップS205はステップS105と同一の内容であり、ステップS206はステップS106と同一の内容であるため、説明を省略する。
以上のように、本発明の実施の形態2に係る空気調和機300の室外機100は、制御手段7が、温度検知手段6の検知温度が5℃以上である場合に、室外ファン22を回転させるように室外ファンモータ23を制御している。このため、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
なお、以上の説明においては、ステップS203において、制御手段7が、温度検知手段6が5℃以上であるか否かを判定する例について説明したが、これに限定されない。基準値の具体的な数値は、筐体50の内部の霜が融解して水蒸気が発生するような数値であればよい。
実施の形態3.
図8は本発明の実施の形態3に係る空気調和機300の室外機100の運転時のフローチャートを示す図である。図8を用いて、空気調和機300の暖房運転が開始された後に行われるステップS301〜ステップS306について説明する。なお、ステップS101〜ステップS106と同一の運転内容については適宜説明を省略するものとする。
ステップS301はステップS101と同一の内容であり、ステップS302はステップS102と同一の内容であるため、説明を省略する。
ステップS303において、制御手段7は、除霜運転を開始してからの温度上昇率dが例えば0.25℃/秒(基準値)以上であるか否かを判定する。ここで温度検知手段6の検知温度は、外部から入力された入力値である。また、基準値は、温度検知手段6の検知温度(入力値)に関連する値であり、例えば予め制御手段7に記憶されている。制御手段7は、温度検知手段6の検知値に基づいて、室外熱交換器21の単位時間あたりの温度上昇率dを算出する。ステップS303において、制御手段7は、除霜運転を開始してから温度上昇率dが0.25℃/秒以上であると判定した場合には(ステップS303でYES)、ステップS304に進む。一方、ステップS303において、制御手段7は、除霜運転から温度上昇率dが0.25℃/秒未満であると判定した場合には(ステップS303でNO)、ステップS303の判定処理を再度行う。なお、上述の温度上昇率dの0.25℃/秒は、実験を行うことによって得られた値である。
ステップS304はステップS104と同一の内容であり、ステップS305はステップS105と同一の内容であり、ステップS306はステップS106と同一の内容であるため、説明を省略する。
図9は本発明の実施の形態3に係る空気調和機300の運転時間に対する温度検知手段6の検知温度の変化を示す図である。図9に示されるように、横軸は空気調和機300の運転時間を示し、縦軸は温度検知手段6の検知温度を示している。図示の温度上昇率dは、図9の所定温度幅gを図9の所定時間幅tで除することで算出される値である。温度上昇率dは、水蒸気が発生する除霜運転後半に急激に上昇する。
暖房運転を開始してから除霜運転を開始するまでの期間(図9中の(a))は、室外熱交換器21は蒸発器として機能する。このため、室外ファン22が回転することで室外熱交換器21に導入された空気は、室外熱交換器21の冷媒と熱交換して放熱した後に、室外機100の外部に放出される。したがって、温度検知手段6の検知値は次第に下がっていく。
除霜運転を開始してから室外ファン22が回転するまでの期間(図9中の(b))は、室外熱交換器21は凝縮器としての機能を有する。このため、室外ファン22が回転することで室外熱交換器21に導入された空気は、室外熱交換器21の冷媒と熱交換して吸熱した後に、室外機100の外部に放出される。したがって、温度検知手段6の検知値は次第に上がっていく。
室外ファン22が回転してから除霜運転を終了するまでの期間(図9中の(c))は、室外ファン22が回転している。このため、(図9中の(c))の温度上昇率dは、(図9中の(b))の温度上昇率dよりも高くなる。
除霜運転を終了した後には暖房運転が行われるため、室外熱交換器21は蒸発器として機能する。このため、室外ファン22が回転することで室外熱交換器21に導入された空気は、室外熱交換器21の冷媒と熱交換して放熱した後に、室外機100の外部に放出される。したがって、温度検知手段6の検知値は次第に下がっていく。
以上のように、本発明の実施の形態3に係る空気調和機300の室外機100は、制御手段7が、除霜運転を開始してからの温度上昇率dが0.25℃/秒以上である場合に、室外ファン22を回転させるように室外ファンモータ23を制御している。このため、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
なお、以上の説明においては、ステップS303において、制御手段7が、除霜運転を開始してから温度上昇率dが0.25℃/秒以上であるか否かを判定する例について説明したが、これに限定されない。基準値の具体的な数値は、筐体50の内部の霜が融解して水蒸気が発生するような数値であればよい。
実施の形態4.
図10は本発明の実施の形態4に係る空気調和機300の室外機100の運転時のフローチャートを示す図である。図10を用いて、空気調和機300の暖房運転が開始された後に行われるステップS401〜ステップS406について説明する。なお、ステップS101〜ステップS106と同一の運転内容については適宜説明を省略するものとする。
ステップS401はステップS101と同一の内容であり、ステップS402はステップS102と同一の内容であるため、説明を省略する。
ステップS403において、制御手段7は、除霜運転を開始してから結露検知手段が結露を検知したか否かを判定する。ステップS403において、制御手段7は、除霜運転を開始してから結露検知手段が結露を検知したと判定した場合には(ステップS403でYES)、ステップS404に進む。一方、ステップS403において、制御手段7は、除霜運転を開始してから結露検知手段が結露を検知しなかったと判定した場合には(ステップS403でNO)、ステップS403の判定処理を再度行う。
なお、結露検知手段は、例えば、その表面に水分が付着した場合に抵抗値が変化することで水分を検知する結露センサで構成される。結露検知手段は、筐体50の内部において結露が発生し易い場所に設けられることが望ましい。結露検知手段は、例えば、室外ファンモータ支持板24や前側面パネル50aの裏側(内面側)に設けられる。
また、結露検知手段が検知した水分の量に応じて数値化できるように構成してもよい。そして、制御手段7は、結露検知手段が検知した検知値が基準値以上であるか否かによって、ステップS403の判定処理を行うようにしてもよい。すなわち、ステップS403において、制御手段7が、結露検知手段が検知した検知値が基準値以上であると判定した場合には(ステップS403でYES)、ステップS404に進む。一方、ステップS403において、制御手段7が、結露検知手段が検知した検知値が基準値未満であると判定した場合には(ステップS403でNO)、ステップS403の判定処理を再度行う。ここで結露検知手段の検知値は、外部から入力された入力値である。また、基準値は、結露検知手段の検知値(入力値)に関連する値であり、例えば予め制御手段7に記憶されている。
ステップS404はステップS104と同一の内容であり、ステップS405はステップS105と同一の内容であり、ステップS406はステップS106と同一の内容であるため、説明を省略する。
以上のように、本発明の実施の形態4に係る空気調和機300の室外機100は、制御手段7が、結露検知手段が結露を検知した場合に、室外ファン22を回転させるように室外ファンモータ23を制御している。このため、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
1 仕切板、2 四方弁、3,4 接続バルブ、5 電子膨張弁、6 温度検知手段、7 制御手段、10 機械室、11 圧縮機、12 電気品箱、20 送風機室、21 室外熱交換器、22 室外ファン、23 室外ファンモータ、24 室外ファンモータ支持板、25 上部板、26 支持板接続部、50 筐体、50a 前側面パネル、50a1 開口部、50b 右側面パネル、50c 底面パネル、50d 天面パネル、50e 背面パネル、100 室外機、121 室内熱交換器、200 室内機、250 冷媒配管、300 空気調和機、d 温度上昇率、g 所定温度幅、t 所定時間幅。

Claims (7)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に設けられた室外熱交換器と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記室外熱交換器に送風する室外ファンと、
    前記室外ファンを回転させる室外ファンモータと、
    前記室外ファンモータを制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記室外熱交換器が凝縮器として機能する除霜運転開始後、予め設定された設定値、又は外部から入力された入力値及び該入力値に関連する基準値に基づいて、前記室外ファンモータを制御する
    ことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記制御手段は、
    前記設定値に相当する基準時間が経過すると、前記室外ファンが回転するように前記室外ファンモータを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記室外熱交換器の温度を検知する温度検知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記入力値に相当する前記温度検知手段の検知値が前記基準値以上である場合に、前記室外ファンが回転するように前記室外ファンモータを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記室外熱交換器の温度を検知する温度検知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記入力値に相当する前記温度検知手段の検知値に基づいて、前記室外熱交換器の単位時間あたりの温度上昇率を算出し、前記温度上昇率が前記基準値以上である場合に、前記室外ファンが回転するように前記室外ファンモータを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記筐体の内部に設けられた結露検知手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記入力値に相当する前記結露検知手段の検知値が前記基準値以上である場合に、前記室外ファンが回転するように前記室外ファンモータを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  6. 除霜運転中の前記室外ファンの回転方向は、暖房運転中の前記室外ファンの回転方向とは逆方向である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の空気調和機の室外機。
  7. 除霜運転中の前記室外ファンの回転数は、暖房運転中の前記室外ファンの回転数の半分未満である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の空気調和機の室外機。
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