JP2015121095A - 便器装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 便器本体と、洗浄水を供給する給水手段と、搬送された汚物を粉砕して排水管へ排出する粉砕処理装置を備えた便器装置であって、粉砕処理装置は、搬送された汚物を溜める貯留槽と、搬送された汚物を貯留槽内へ導入する供給口と、貯留槽に流入した汚物を粉砕する粉砕手段と、粉砕された汚物を貯留槽から排出するための排出口とを有し、給水手段は、最大給水流量が排出流量よりも多くなるように構成され、粉砕処理装置は、粉砕手段によって貯留槽内で洗浄水を攪拌させて汚物を粉砕し、粉砕した汚物を排出する。
【選択図】図6
Description
粉砕歯226は、粉砕室221の空間内で回転可能なように、底部から斜め上方へ向けて延びるように構成されている。汚物は、モータ224により回転駆動された粉砕歯226によって粉砕され、粉砕室221の周壁及び底壁に設けられた孔を通過し、粉砕室221から流れ出る。粉砕室221から流れ出た粉砕後の汚物は、モータ224により駆動されたインペラ228の回転によって、洗浄水と共に排水管216を介して圧送することができる。
前記粉砕手段は、洗浄水の力によって汚物を粉砕するために、前記貯留槽に供給される洗浄水の瞬間給水流量を前記排出口からの瞬間排出流量よりも多くして前記貯留槽に洗浄水が貯留された状態を形成するとともに、前記貯留槽に洗浄水および汚物が貯留された状態において、前記貯留槽内で洗浄水を汚物とともに攪拌して、該汚物を前記貯留槽の内周壁に衝突させるように構成されていることを特徴としている。
さらに、本発明では、破砕歯が設けられていないので、異物が複雑に絡み合ったり、噛み込んだりすることがないので、異物を取り除くことが従来と比べて容易となり、煩雑であったメンテナンス性を向上させることができる。
まず、図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態に係る圧送式便器装置1の構成を説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態による圧送式便器装置1は、便器本体2と、この便器本体2に便器給水路3aを介して洗浄水を給水する給水装置3と、便器本体2から洗浄水と共に搬送されてきた汚物を粉砕し、粉砕された汚物を洗浄水と共に排水管16へ圧送する粉砕圧送処理装置4と、粉砕圧送処理装置4等を制御する制御装置5を備えている。
貯留槽10は、便器本体2から搬送されてきた洗浄水と汚物を溜めるように構成された中空の容器である。貯留槽10は、側壁11及び底壁12によって囲まれている。
側壁11には、管状の供給口13が貫通して設けられ、この供給口13に便器本体2の排出口2aが連結されている。
また、貯留槽10には、便器本体2から排水された洗浄水を滞りないようにして排水するべく、貯留槽10内に存在している空気を貯留槽10の外部へと排出させる通気管(図示せず)なるものが設けられている。
底板26は、粉砕室21の底壁23の上部に位置するように設けられており、底板26の上方には、洗浄水及び汚物を受け入れる空間が確保されている。
なお、本実施形態では、周壁22が曲面状の凹凸形状を有しているが、これに限らず、凹凸形状を有しない円筒面を構成するように形成してもよい。
周壁22に形成された孔22aは、周壁22のうち、底板26の高さ付近には設けられておらず、底板26よりも所定高さだけ上方から更に上方の領域に形成されている。また、孔22aは、下方よりも上方に形成されたものほど、孔開口面積が大きくなるように形成されている。
モータ24は、制御装置5からの制御信号により所定方向に回転するように構成されている。
本実施形態では、モータ24によって回転駆動される底板26、周壁22及び可動突起28等が、便器本体2から粉砕室21内へ搬送された汚水中の汚物(糞やトイレットペーパー等の固形物)を粉砕する粉砕手段として機能するように構成されている。
また、本実施形態では、モータ24によって回転駆動されるインペラ29とポンプ室14が、粉砕された汚物を含む汚水を排水管16へ圧送する圧送手段として機能する。
また、粉砕室21内で洗浄水が旋回すると、周壁22に設けられた曲面状の凹凸に水流が衝突し、周壁22付近に乱流又は旋回方向に対して不規則な流れが生じる。汚物Aが周壁22付近を移動する際には、この乱流又は不規則な流れによってせん断力を受け、破砕が促進される。
なお、本実施形態では、周壁22に設けられた凹凸形状が曲面状であるので、旋回する洗浄水が周壁22の凹凸形状に衝突しても、洗浄水の旋回力の勢いが減衰され難くなっている。これにより、本実施形態では、洗浄水の旋回力を維持しつつ、乱流又は不規則な流れを生じさせ、洗浄水の攪拌によって効率的に汚物を粉砕することができる。
壁23の孔23aを通過して、ポンプ室14へ運ばれる。粉砕された汚物Aは、ポンプ室
14でインペラ29によって圧送され、排水管16を通して下水まで排出される。
なお、周壁22のうち、底板26よりも所定高さ以上高く、底板26との間で挟み込みが生じない領域には、上方ほど孔開口面積が大きくなるように孔22aが形成されているので、貯留槽10の上部からは、洗浄水や浮遊汚物を排出し易くすることができる。
上記実施形態では、貯留槽10が、外側の壁である側壁11と内側の壁である周壁22を備えており、周壁22が粉砕圧送部20の一部を構成しているが、これに限らず、周壁22を設けない構成としてもよい。なお、この場合、底板26の径を側壁11に合わせて拡大することが好ましい。
2 便器本体
3 給水装置(給水手段)
4 粉砕圧送処理装置
5 制御装置
10 貯留槽
11 側壁
13 供給口
14 ポンプ室
15 排出口
16 排水管
20 粉砕圧送部
21 粉砕室
22 周壁(貯留槽の壁)
23 底壁
24 モータ(駆動手段)
25 回転軸
25a回転軸の部分(異物捕集手段)
26 底板
27 円板部材
28 可動突起(攪拌促進手段)
29 インペラ
A 汚物
G 隙間
W 洗浄水
Claims (1)
- 便器と、前記便器から汚物を搬送するための洗浄水を供給する給水手段と、前記便器から搬送された汚物を粉砕し、粉砕された汚物を排出管へ排出する粉砕処理装置と、を備えた便器装置であって、
前記粉砕処理装置は、
前記便器から搬送された汚物を溜める貯留槽と、
前記給水手段によって搬送された汚物を前記貯留槽内へ導入する供給口と、
前記貯留槽に流入した汚物を粉砕する粉砕手段と、
粉砕された汚物を前記貯留槽から排出するための排出口と、
を有し、
前記粉砕手段は、洗浄水の力によって汚物を粉砕するために、
前記貯留槽に供給される洗浄水の瞬間給水流量を前記排出口からの瞬間排出流量よりも多くして前記貯留槽に洗浄水が貯留された状態を形成するとともに、前記貯留槽に洗浄水および汚物が貯留された状態において、前記貯留槽内で洗浄水を汚物とともに攪拌して、該汚物を前記貯留槽の内周壁に衝突させるように構成されていることを特徴とする便器装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2015051725A JP6035693B2 (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | 便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015051725A JP6035693B2 (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | 便器装置 |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104947769A (zh) * | 2015-07-03 | 2015-09-30 | 蔡嘉诚 | 一种带搅拌池的便器 |
JP2020037825A (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | ニシム電子工業株式会社 | バイオトイレシステム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH1043090A (ja) * | 1996-08-02 | 1998-02-17 | Koyo Kogyo Kk | 簡易設置型トイレ |
JP2007217995A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Max Co Ltd | トイレ装置 |
-
2015
- 2015-03-16 JP JP2015051725A patent/JP6035693B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP6035693B2 (ja) | 2016-11-30 |
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