JP2015120461A - グラブボックス - Google Patents
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Abstract
【課題】開位置において、内ケースの物品出入口を車室内に大きく露出させ得るグラブボックスを提供する。
【解決手段】グラブボックスにおける第1リンク40の第1軸71および第2リンク41の第2軸72を外ケース1に枢支させ、第1リンク40の第3軸73および第2リンク41の第4軸74を内ケース2に枢支させることで、第1リンク40および第2リンク41を介して内ケース2を外ケース1に4軸で枢支して、内ケース2が外ケース1に収容される閉位置と外ケース1から車室内側に引き出される開位置との間を位置変化可能であるようにする。
【選択図】図2
【解決手段】グラブボックスにおける第1リンク40の第1軸71および第2リンク41の第2軸72を外ケース1に枢支させ、第1リンク40の第3軸73および第2リンク41の第4軸74を内ケース2に枢支させることで、第1リンク40および第2リンク41を介して内ケース2を外ケース1に4軸で枢支して、内ケース2が外ケース1に収容される閉位置と外ケース1から車室内側に引き出される開位置との間を位置変化可能であるようにする。
【選択図】図2
Description
本発明は車載用のグラブボックスに関する。
車両のインストルメントパネルに配設されるグラブボックスとしては、回動型のものや引き出し型のものが知られている。
一般的なグラブボックスは、外ケースと内ケースとを備える。外ケースは内ケースを収容可能であり、外ケースには内ケースの出入り口となるケース出入口が設けられている。
内ケースには上方に開口する物品出入口が設けられ、内ケースは物品出入口を経て種々の物品を収容可能である。内ケースは、外ケースに対して回動またはスライドして、ケース出入口を閉じる閉位置と、ケース出入口を開くとともに物品出入口の少なくとも一部が車室内に露出する開位置と、の間を位置変化する(例えば、特許文献1参照)。
内ケースには上方に開口する物品出入口が設けられ、内ケースは物品出入口を経て種々の物品を収容可能である。内ケースは、外ケースに対して回動またはスライドして、ケース出入口を閉じる閉位置と、ケース出入口を開くとともに物品出入口の少なくとも一部が車室内に露出する開位置と、の間を位置変化する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に紹介されているグラブボックスにおいては、内ケースに回動軸が設けられている。当該回動軸は外ケースに設けられたガイドレールにスライド可能かつ回動可能にに係合する。したがって内ケースは、当該ガイドレールに案内されて外ケースの内部側から車室内側に向けて移動可能であり、かつ、回動軸を中心に回動する。
この種のグラブボックスによると、内ケースを閉位置から開位置に移動させる際に、内ケースを車室内側に引き出し、かつ、回動させることで、開位置における車室内への物品出入口の露出量を大きくできる。開位置において物品出入口が車室内に大きく露出すると、内ケースへの物品の出し入れが容易になる。
その一方で、この種のグラブボックスによると、開位置において内ケースが車室内側に大きく張り出す。このため内ケースが乗員の膝等に干渉し、乗員に不快感を与える可能性があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、開位置において、内ケースの物品出入口を車室内に大きく露出させ得るグラブボックスを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のグラブボックスは、車両に配設されるグラブボックスであって、
箱状をなし、車室内側に向けて開口するケース出入口を持つ外ケースと、
箱状をなし、上方に向けて開口する物品出入口を持つ内ケースと、
第1リンクおよび第2リンクを持つリンク部と、を持ち、
前記内ケースは、前記外ケースに収容されるとともに前記ケース出入口を閉じる閉位置と、前記ケース出入口から車室内に向けて引き出されるとともに前記物品出入口の少なくとも一部を車室内に露出させる開位置と、の間を位置変化可能であり、
前記第1リンクは、前記外ケースに枢支される第1軸と、前記内ケースに枢支される第3軸とを持ち、
前記第2リンクは、前記外ケースに枢支される第2軸と、前記内ケースに枢支される第4軸とを持ち、
前記第2軸は前記第1軸よりも車室内側に位置し、かつ、前記第4軸は前記第3軸よりも車室内側に位置し、
前記内ケースが前記開位置にある場合に、前記閉位置にある場合に比べて、前記第3軸を基準とする前記第4軸の上下方向の相対位置は下であり、
前記内ケースが前記開位置にある場合に、前記物品出入口の車室内側端部は下向し、
前記内ケースが前記開位置にある場合に、前記内ケースが前記閉位置にある場合に比べて、前記物品出入口の車両進行方向先側端部から前記車室内側端部に向けた傾斜角は大きいものである。
箱状をなし、車室内側に向けて開口するケース出入口を持つ外ケースと、
箱状をなし、上方に向けて開口する物品出入口を持つ内ケースと、
第1リンクおよび第2リンクを持つリンク部と、を持ち、
前記内ケースは、前記外ケースに収容されるとともに前記ケース出入口を閉じる閉位置と、前記ケース出入口から車室内に向けて引き出されるとともに前記物品出入口の少なくとも一部を車室内に露出させる開位置と、の間を位置変化可能であり、
前記第1リンクは、前記外ケースに枢支される第1軸と、前記内ケースに枢支される第3軸とを持ち、
前記第2リンクは、前記外ケースに枢支される第2軸と、前記内ケースに枢支される第4軸とを持ち、
前記第2軸は前記第1軸よりも車室内側に位置し、かつ、前記第4軸は前記第3軸よりも車室内側に位置し、
前記内ケースが前記開位置にある場合に、前記閉位置にある場合に比べて、前記第3軸を基準とする前記第4軸の上下方向の相対位置は下であり、
前記内ケースが前記開位置にある場合に、前記物品出入口の車室内側端部は下向し、
前記内ケースが前記開位置にある場合に、前記内ケースが前記閉位置にある場合に比べて、前記物品出入口の車両進行方向先側端部から前記車室内側端部に向けた傾斜角は大きいものである。
本発明のグラブボックスは、以下の(1)〜(4)の何れかを備えるのが好ましく、(1)〜(4)の複数を備えるのがより好ましい。
(1)前記第1軸は前記第3軸よりも上方に位置し、
前記第2軸は前記第4軸よりも上方に位置し、
前記前記第2軸と前記第4軸との距離は、第1軸と前記第3軸との距離よりも長い。
(2)前記内ケースが前記開位置にある場合に、前記閉位置にある場合に比べて、前記第4軸は下方に位置する。
(3)前記第4軸は、前記第2軸を中心とし前記第2軸と前記第4軸との距離を半径とする円の最下点よりも上方に位置する。
(4)前記第2リンクはL字状をなし、角部を車両進行方向先側に向ける。
(1)前記第1軸は前記第3軸よりも上方に位置し、
前記第2軸は前記第4軸よりも上方に位置し、
前記前記第2軸と前記第4軸との距離は、第1軸と前記第3軸との距離よりも長い。
(2)前記内ケースが前記開位置にある場合に、前記閉位置にある場合に比べて、前記第4軸は下方に位置する。
(3)前記第4軸は、前記第2軸を中心とし前記第2軸と前記第4軸との距離を半径とする円の最下点よりも上方に位置する。
(4)前記第2リンクはL字状をなし、角部を車両進行方向先側に向ける。
本発明のグラブボックスにおいては、開位置と閉位置との間で内ケースを位置変化させるために、2つのリンク(第1リンク、第2リンク)を用いている。各リンクはそれぞれ2つの軸を持ち、一方の軸は外ケースに枢支され、他方の軸は内ケースに枢支される。したがって内ケースは外ケースに対して多軸的に(具体的には4軸で)枢支される。内ケースが外ケースに対して多軸的に枢支される場合には、一軸的に枢支される場合に比べて、内ケースの移動軌跡を小さくできる。つまり、本発明のグラブボックスによると開位置における内ケースの車室内への張り出し量を小さくできる。また、内ケースが開位置にある場合に物品出入口の車室内側端部は下向する。このため、物品出入口の車室内への露出量は充分に大きい。したがって本発明のグラブボックスによると、開位置において、内ケースが車室内に張り出し、かつ、内ケースの物品出入口を車室内に大きく露出させ得る。なお、内ケースが開位置にある場合に、閉位置にある場合に比べて、物品出入口の車両進行方向先側端部(つまり、車室内側端部に対して逆側に位置する端部)から車室内側端部に向けた傾斜角は大きい。このため、閉位置における物品出入口の傾斜角は開位置における物品出入口の傾斜角に比べて緩やかである。したがって開位置においては内ケースの物品収容量は充分に確保される。
以下、本発明のグラブボックスを具体的に説明する。
(実施例1)
実施例1のグラブボックスの分解斜視図を図1に示す。実施例1のグラブボックスの透視側面図を図2および図3に示す。実施例1のグラブボックスの動作を模式的に表す説明図を図4に示す。なお、図2においてグラブボックスの内ケースは閉位置にあり、図3においてグラブボックスの内ケースは開位置にある。図2〜図4は、実施例1のグラブボックスを左方、つまり、車両進行方向の先側−後側方向に対して直交する方向から見た図である。さらに、図4中実線は閉位置における内ケースおよびリンク部を模式的に示し、図4中二点鎖線は開位置における内ケースおよびリンク部を模式的に示す。
実施例1のグラブボックスの分解斜視図を図1に示す。実施例1のグラブボックスの透視側面図を図2および図3に示す。実施例1のグラブボックスの動作を模式的に表す説明図を図4に示す。なお、図2においてグラブボックスの内ケースは閉位置にあり、図3においてグラブボックスの内ケースは開位置にある。図2〜図4は、実施例1のグラブボックスを左方、つまり、車両進行方向の先側−後側方向に対して直交する方向から見た図である。さらに、図4中実線は閉位置における内ケースおよびリンク部を模式的に示し、図4中二点鎖線は開位置における内ケースおよびリンク部を模式的に示す。
以下、実施例1において、上、下、左、右、前、後とは図1に示す上、下、左、右、前、後を指す。なお、前は車両進行方向の先側、つまり、車室内の逆側に相当する。後は車室内側、つまり、車両進行方向の後側に相当する。
図1に示すように、実施例1のグラブボックスは、外ケース1、内ケース2、閉ロック部材3、左リンク部4、右リンク部5および同期部材6を備える。
外ケース1は、自動車のインストルメントパネル(図略)に組み付けられている。具体的には、外ケース1はケース出入口11を持つ箱状をなし、ケース出入口11をインストルメントパネルの意匠面(後面、車室内に露出する面)に向けている。つまり、外ケース1のケース出入口11は車室内側に向けて開口する。また、外ケース1は、ケース出入口11に対向する第1側底部12をインストルメントパネルの奥側(前側、車両進行方向の先側)に向け、第1下底部13を下方に向けている。外ケース1は、その他、第1左壁部14、第1右壁部15および第1上壁部16を持つ。第1左壁部14は左方を向き、第1右壁部15は右方を向き、第1上壁部16は上方を向いている。
外ケース1は第1枢支部17および第2枢支部18を持つ。第1枢支部17は後述する第1リンクの第1軸71を枢支し、第2枢支部18は後述する第2リンクの第2軸72を枢支する。第1左壁部14および第1右壁部15は互いに左右対称であり、第1枢支部17および第2枢支部18は第1左壁部14および第1右壁部15にそれぞれ一組ずつ設けられている。なお第2枢支部18は、貫通孔状をなす二つの軸受部18a、18bと、軸受部18a、18bに挿通されている軸体部18cとで構成されている。
一方の軸受部18aは第1左壁部14の上部に貫通形成されている。他方の軸受部18bは第1右壁部15の上部に貫通形成されている。軸体部18cは金属製の剛体であり柱状をなす。軸体部18cの左端は軸受部18aの左方に露出し、軸体部18cの右端は軸受部18bの右方に露出している。第1枢支部17および第2枢支部18は、外ケース1の略上端部分に設けられている。第2枢支部18は第1枢支部17よりもさらに上側に位置し、かつ後側に位置している。
なお、実施例1においては、外ケース1はインストルメントパネルと別体であり、インストルメントパネルに組み付けられている。しかし、外ケース1は内部に内ケース2を収容可能な箱状をなせば良く、この形状に限定されない。例えば、インストルメントパネル等の車両構成部材で外ケース1の少なくとも一部を構成しても良い。さらに、ケース出入口11以外の開口を備えても良い。
内ケース2は物品出入口20を持つ箱状をなし、外ケース1の内部に収容可能である。内ケース2は物品出入口20を上方に向けている。つまり、内ケース2の物品出入口20は上方に向けて開口する。また、内ケース2は第2左壁部21、第2右壁部22、第2側底部23、および蓋壁部24を持つ。内ケース2は、第2左壁部21を左方に向け、第2右壁部22を右方に向け、第2側底部23を前方(車両進行方向の先側)に向け、蓋壁部24を後方(車室内側、車両進行方向の後側)に向けている。蓋壁部24は第1蓋壁24aおよび第2蓋壁24bが重ねられた二重壁構造であり、第1蓋壁24aは車室内側に、第2蓋壁24bは車両進行方向先側に配置されている。内ケース2の物品出入口20のなかで車両進行方向の先側に位置する端部を、前側端部20aと呼ぶ。また、内ケース2の物品出入口20のなかで車両進行方向の後側、つまり、車室内側に位置する端部を、車室内側端部20bと呼ぶ。以下、必要に応じて、「車両進行方向先側」を「前側」と呼ぶ。また「車両進行方向後側」を「後側」と呼ぶ。
内ケース2の第1蓋壁24aおよび第2蓋壁24bの間には閉ロック部材3が配設されている。
閉ロック部材3は、右閂部30、左閂部31および操作部32を持つ。右閂部30および左閂部31はそれぞれ棹状をなすとともに係合爪30a、31aを持ち、左右方向にスライド可能なように蓋壁部24に取り付けられている。右閂部30および左閂部31は操作部32に接続されている。操作部32はロック位置と解除位置との間を状態変化可能である。第1蓋壁24aには貫通孔状の操作窓24cが設けられ、操作部32の一部は操作窓24cを経て車室内に露出している。また、操作部32は図略の付勢部材を持ち、ロック位置に付勢されている。
操作部32が解除位置からロック位置に状態変化すると、右閂部30は右方にスライドし、右閂部30の右端に設けられている係合爪30aが右方に突出する。第2蓋壁24bの右端部には、右閂部30の係合爪30aに対応する位置に、貫通孔状の右連通窓24dが設けられている。したがって、操作部32がロック位置にある場合、右閂部30の係合爪30aは右連通窓24dを経て内ケース2の右側に向けて突出する。
また、このとき左閂部31は左方にスライドし、左閂部31の左端に設けられている係合爪31aが左方に突出する。第2蓋壁24bの左端部には、左閂部31の係合爪31aに対応する位置に、貫通孔状の左連通窓24eが設けられている。したがって、操作部32がロック位置にある場合、左閂部31の係合爪31aは左連通窓24eを経て内ケース2の左側に向けて突出する。
操作部32がロック位置から解除位置に状態変化すると、右閂部30は左方にスライドし、右閂部30の係合爪30aもまた左方に移動する。したがってこのとき右閂部30の係合爪30aは内ケース2の内部(より具体的には蓋壁部24の内部)に引っ込む。また、このとき左閂部31は右方にスライドし、左閂部31の係合爪31aもまた右方に移動する。つまりこのとき左閂部31の係合爪31aは内ケース2の内部に引っ込む。
内ケース2は、第3枢支部25および第4枢支部26を持つ。第3枢支部25は後述する第1リンクの第3軸73を枢支し、第4枢支部26は後述する第2リンクの第4軸74を枢支する。内ケース2は第2左壁部21および第2右壁部22を持つ。第2左壁部21は外ケース1の第1左壁部14に対面し、第2右壁部22は外ケース1の第1右壁部15に対面している。第2左壁部21および第2右壁部22は左右対称であり、第3枢支部25および第4枢支部26は、第2左壁部21および第2右壁部22にそれぞれ一組ずつ設けられている。
左リンク部4は、略I字の棹状をなす左第1リンク40と、略L字の棹状をなす左第2リンク41と、で構成されている。右リンク部5は左リンク部45と左右対称であり、略I字の棹状をなす右第1リンク50と、略L字の棹状をなす右第2リンク51と、で構成されている。左リンク部4および右リンク部5は、それぞれ本発明におけるリンク部に相当する。また、左第1リンク40および右第1リンク50は、それぞれ本発明における第1リンクに相当する。さらに、左第2リンク41および右第2リンク51は、それぞれ本発明における第2リンクに相当する。
右第1リンク50および左第1リンク40には、それぞれ、第1軸71および第3軸73が設けられている。第1軸71と第3軸73とは離間し、第1軸71は外ケース1の第1枢支部17に枢支され、第3軸73は内ケース2の第4枢支部25に枢支されている。また、右第1リンク51および左第2リンク41には、それぞれ、第2軸72および第4軸74が設けられている。第2軸72と第4軸74とは離間し、第2軸72は外ケース1の第2枢支部18に枢支され、第4軸74は内ケース2の第4枢支部26に枢支されている。
同期部材6は、固定側ギヤ部60および可動側ギヤ部65を備えている。固定側ギヤ部60は、二つの第1ギヤ61で構成されている。一方の第1ギヤ61は外ケース1の左壁部14に一体化され、他方の第1ギヤ61は外ケース1の右壁部15に一体化されている。可動側ギヤ部65は、左右方向に互いに離間する二つの第2ギヤ62と、この二つの第2ギヤ62を連結するギヤ連結部63とで構成されている。可動側ギヤ部65は内ケース2に一体化され、内ケース2とともに位置変化し、かつ、内ケース2に対して回動可能である。左側に位置する第2ギヤ62は左壁部14に一体化されている第1ギヤ61と噛合する。右側に位置する第2ギヤ62は右壁部15に一体化されている第1ギヤ61と噛合する。
以下、実施例1のグラブボックスの動作を説明する。なお、必要に応じて、内ケース2が閉位置に配されている状態をグラブボックスの閉状態と呼び、内ケース2が開位置に配されている状態をグラブボックスの開状態と呼ぶ。
図2に示すように、閉位置における内ケース2は、外ケース1に収容される。内ケース2の蓋壁部24は外ケース1のケース出入口11よりも車室内側に配置され、ケース出入口11を閉じる。なお、このとき、内ケース2の重心G1は開状態における内ケース2の重心G2よりも前側かつ上方にある。この条件が満たされれば、内ケース2は自重により開位置に移動可能である。なお、後述する実施例4においては、内ケース2における重心の位置はこの条件を満たさない。しかし、内ケース2を開位置に向けて付勢するための付勢手段(例えばスプリング、ガスシリンダ等)をグラブボックスに設けることで、内ケース2を自動的に開位置に移動させることができる。さらにこのとき、第3軸73は第1軸71を中心とし第1軸71と第3軸73との距離を半径とする円C1(図4に示す)の最下点よりも上側かつ前側(つまり車両進行方向先側)に配置されている。したがって第1リンク部40、50は、自重により、第1軸71を中心として車室内側に向けて回動可能である。またこのとき第4軸74は、第2軸72を中心とする円C2(図4に示す)の最下点よりも上側かつ前側に配置されている。したがって第2リンク部41、51もまた、自重により、第2軸72を中心として車室内側に向けて回動可能である。つまり閉状態において、第1リンク40、50および第2リンク41、51もまた、内ケース2の自重による開位置への移動を助ける。
グラブボックスが閉状態にあるときには、閉ロック部材3が外ケース1に係合し、内ケース2が閉位置にロックされている。具体的には、外ケース1に設けられている右係合孔19aに、閉ロック部材3の右閂部30の係合爪30aが係合する。また、外ケース1に設けられている左係合孔19bに、閉ロック部材3の左閂部31の係合爪31aが係合する。ユーザーが閉ロック部材3の操作部32を操作し、操作部32がロック位置から解除位置に状態変化すると、右閂部30は左方にスライドし、左閂部31は右方にスライドして、各係合爪30a、31aと各係合孔19a、19bとの係合が解除される。
すると、第1リンク40、50および第2リンク41、51が車室内側に向けて(図2および図3中反時計回り)回動し、第1リンク40、50の第3軸73および第2リンク41、51の第4軸74に枢支されている内ケース2は車室内側に移動し、図3に示す開位置に配置される。
なお、内ケース2は図略の第1ストッパが設けられている。また外ケース1には、開状態において第1ストッパに係止する図略の第2ストッパが設けられている。開状態において外ケース1の第1ストッパに内ケース2の第2ストッパが係止することで、内ケース2が開位置に保持される。なお図3に示すように、開位置においても内ケース2の重心G2は車室内側(車両進行方向後側)かつ下方に移動しようとする状態にある。このため開位置においては、内ケース2の自重によって第1ストッパと第2ストッパとの係止が維持される。
開位置に配置されている内ケース2は、閉位置に移動させ得る。具体的には、ユーザーが内ケース2を前側かつ上方に押し上げると、第1リンク40、50が第1軸71を中心に時計回りに回動し、第2リンク41、51が第2軸72を中心に時計回りに回動して、内ケース2が閉位置に移動する。すると、図略の付勢部材の付勢力により操作部32がロック位置に移動し、右閂部30の係合爪30aは右連通窓24dを経て内ケース2の右側に向けて突出して右係合孔19aと係合する。また、左閂部31の係合爪31aは左連通窓24eを経て内ケース2の左側に向けて突出して左係合孔19bと係合する。したがって、このとき内ケース2は閉位置にロックされる。
図3に示すように、開位置において、内ケース2は車室内側に引き出され、前側つまり車両進行方向先側の部分を外ケース1の内部に残しつつ、残りの部分を車室内側に露出している。つまり、開位置において内ケース2の比較的多くの部分は外ケース1に収容されたままである。さらに内ケース2は第1軸71〜第4軸74の4軸で枢支されて多軸的に回動するため、閉位置から開位置に至る内ケース2の移動軌跡は非常にコンパクトである。したがって、実施例1のグラブボックスによると、開位置における内ケース2の車室内への張り出し量を小さくできる。またこのとき、内ケース2の物品出入口20の車室内側端部20bは下向している。つまり、内ケース2は、物品出入口20が傾斜した状態で車室内側に引き出される。したがって、内ケース2の車室内への張り出し量は小さいながらも、物品出入口20の車室内への露出量は充分に大きい。このため、実施例1のグラブボックスが開状態にある場合、ユーザーは内ケース2に容易に物品を収容でき、かつ、内ケース2に収容されている物品を容易に取り出すことができる。以下、必要に応じて、物品出入口20の車室内側端部20bが下向することを、物品出入口20が下向すると略する。
なお、図2に示す閉位置においては、内ケース2の物品出入口20は略水平方向を向いている。したがって、物品出入口20の前側端部20aから車室内側端部20bに向けた傾斜角(以下、必要に応じて、当該傾斜角を単に物品出入口20の傾斜角と略する)は、内ケース2が開位置にある場合には、内ケース2が閉位置にある場合に比べて大きい。換言すると、内ケース2は開位置にある場合に比較的大きく傾くが、この傾きは閉位置においては緩やかである。つまり、上述したように内ケース2は開位置においては車室内に大きく露出するが、閉位置においては物品を安定にかつ充分に収容できる。
以下、図4に示す説明図を基に、実施例1のグラブボックスにおける第1軸71、第2軸72、第3軸73および第4軸74の位置関係を説明する。
図4に示すように、第2軸72は第1軸71よりも車室内側に位置し、かつ、第4軸74は第3軸73よりも車室内側に位置する。つまり、第1軸71および第3軸73を持つ第1リンク40、50は、第2軸72および第4軸74を持つ第2リンク41、51よりも、常に前側に位置する。このため第1リンク40、50は主として内ケース2の前側部分の位置決めに関与し、第2リンク41、51は主として内ケース2の車室内側部分の位置決めに関与する。
内ケース2が開位置にある場合に、閉位置にある場合に比べて、第3軸73を基準とする第4軸74の上下方向の相対位置は下である。以下、閉位置における第3軸73を第3軸73aとし、閉位置における第4軸74を第4軸74aとし、開位置における第3軸73を第3軸73bとし、開位置における第4軸74を第4軸74bとする。
図4に示すように、第3軸73aと第4軸74aとは上下方向に略同位置にある。これに対して、第4軸74bは第3軸73bよりも大きく下方に位置する。したがって、第3軸73bを基準とした第4軸74bの上下方向の相対位置は、第3軸73aを基準とした第4軸74aの上下方向の相対位置よりも下である。第3軸73a、第4軸74a、第3軸73bおよび第4軸74bの関係をこのようにすることで、開位置において物品出入口20を下向させ、かつ、開位置における物品出入口20の傾きを閉位置における当該傾きよりも大きくさせ得る。
また、第2軸72と第4軸74との距離は、第1軸71と第3軸73との距離よりも長い。このため、第4軸74を大きく下げることが可能であり、開位置において物品出入口20を大きく下向させ得る。つまり、第2軸72と第4軸74との距離を、第1軸71と第3軸73との距離よりも長くしたことで、開位置における物品出入口20の露出量を大きくするのが容易である。
また、図4を基にして以下の事項を導出できる。上述したように、図4はグラブボックスの側面図であり、車両進行方向に沿ってグラブボックスを切断した断面図に置き換えることも可能である。
当該図4において、第1軸71、第3軸73aおよび第3軸73bを頂点とする二等辺三角形の頂角の二等分線をL1とする。また、第2軸72、第4軸74aおよび第4軸74bを頂点とする二等辺三角形の頂角の二等分線をL2とする。この場合、L1とL2とは交叉し、かつ、L2は、L1をその直線上の点を中心として時計回りに90° 以内で回転させた直線に相当する。第1軸71、第2軸72、第3軸73および第4軸74をこのようにすることで、開位置において物品出入口20を下向させ、かつ、開位置における物品出入口20の傾きを閉位置における当該傾きよりも大きくさせ得るとも考えられる。
なお、図1に示すように、実施例1のグラブボックスにおいては、内ケース2の第1側底部12の上端部分は櫛歯状をなす。また、外ケース1の第1上壁部16には櫛歯状の第1側底部12に対応する複数の溝が形成されている。したがって、内ケース2が回動する際には、櫛歯は溝内をスライドする。このため少なくともグラブボックスの上部において、内ケース2と外ケース1との隙間は三次元的に入り組んだ形状をなす。内ケース2と外ケース1との隙間には、例えば紙などの薄い物品が侵入し易いが、この隙間を三次元的に入り組んだ形状にしたことで物品の侵入を抑制できる。
同期部材6は、外ケース1に対する内ケース2の相対位置を規制するための部材である。本発明のグラブボックスにおいては、左リンク部4および右リンク部5は各々独立して動作可能であるため、各リンクの動作の自由度は比較的大きい。このため例えば起伏の多い道を走行する際など、グラブボックスに振動が加わる場合には、内ケース21がガタつく可能性がある。しかし、同期部材6により外ケース1に対する内ケース2の相対位置を規制すれば、上記したガタつき等の不具合を抑制できる。
なお、ギヤ機構からなる同期部材6は簡単な構造にできるため、グラブボックスの軽量化やコスト低減を図り得る。しかし、同期部材6はギヤ機構に限らない。例えば同期部材6として、ラックアンドピニオン機構や、ガイドレールおよび当該ガイドレールに摺接可能なピンからなるガイド機構等、既知の同期機構を採用しても良い。
また実施例1のグラブボックスにおいては、第1リンク40、50の第1軸71および第2リンク41、51の第2軸72は、それぞれ外ケース1に直接枢支されているが、外ケース1に間接的に枢支されても良い。ここでいう間接的に枢支されるとは、外ケース1以外の部材つまり他部材に枢支されるが、当該他部材の外ケース1に対する相対位置は変化せず、実質的には外ケース1に枢支されるのと同然な状態を指す。
また実施例1のグラブボックスにおいては、左第2リンク41および右第2リンク51は略L字状をなし、角部41a、51aを前側に向けている。このため、図2および図3に示すように、グラブボックスの開状態および閉状態の何れにおいても、左第2リンク41および右第2リンク51は車室内側から視認され難い。このため実施例1のグラブボックスは意匠性に優れる。
(実施例2)
実施例2のグラブボックスは第2軸および第4軸の位置以外は実施例1のグラブボックスと略同じものである。実施例2のグラブボックスの動作を模式的に表す説明図を図5に示す。
実施例2のグラブボックスは第2軸および第4軸の位置以外は実施例1のグラブボックスと略同じものである。実施例2のグラブボックスの動作を模式的に表す説明図を図5に示す。
図5に示すように、実施例2のグラブボックスにおいては、第1軸71と第3軸73との距離は、第2軸72と第4軸74との距離と等しい。第4軸74の内ケース2に対する位置は実施例1と同様であるが、第2軸72は実施例1よりも下側に位置する。このため、第2軸72と第4軸74との距離は第1軸71と第3軸73との距離と等しいが、実施例1と同様に内ケース2の物品出入口20を下向させ得る。つまり、実施例2においても、第3軸73bを基準とした第4軸74bの上下方向の相対位置は、第3軸73aを基準とした第4軸74aの上下方向の相対位置よりも下である。また、L1とL2とは交叉し、かつ、L2は、L1をその直線上の点を中心として時計回りに回転させた直線に相当する。
なお第4軸74は、常に、第2軸72を中心とし第2軸72と第4軸74との距離を半径とする円C2の最下点よりも上方に位置する。第4軸74をこのような位置に配置することで、開位置において内ケース2の重心G2をより前側かつ上方に容易に配置でき、自重による内ケース2の開位置への保持を容易におこない得る。
(実施例3)
実施例3のグラブボックスは第2軸および第4軸の位置以外は実施例1のグラブボックスと略同じものである。実施例3のグラブボックスの動作を模式的に表す説明図を図6に示す。
実施例3のグラブボックスは第2軸および第4軸の位置以外は実施例1のグラブボックスと略同じものである。実施例3のグラブボックスの動作を模式的に表す説明図を図6に示す。
図6に示すように、実施例3のグラブボックスにおいては、第1軸71と第3軸73との距離は、第2軸72と第4軸74との距離よりも長い。第4軸74は内ケース2の上部に枢支され、第2軸72は第4軸74よりも下方に位置する。しかしこのような実施例3のグラブボックスにおいても、第3軸73bを基準とした第4軸74bの上下方向の相対位置は、第3軸73aを基準とした第4軸74aの上下方向の相対位置よりも下である。また、L1とL2とは交叉し、かつ、L2は、L1をその直線上の点を中心として時計回りに回転させた直線に相当する。したがって、実施例3のグラブボックスは、実施例1と同様に、内ケース2の物品出入口20を下向させ得る。
(実施例4)
実施例4のグラブボックスは第1軸、第2軸、第3軸および第4軸の位置以外は実施例1のグラブボックスと略同じものである。実施例4のグラブボックスの動作を模式的に表す説明図を図7に示す。
実施例4のグラブボックスは第1軸、第2軸、第3軸および第4軸の位置以外は実施例1のグラブボックスと略同じものである。実施例4のグラブボックスの動作を模式的に表す説明図を図7に示す。
図7に示すように、実施例4のグラブボックスにおいて、物品出入口20の車室内側端部20bの上下方向の位置は、閉位置においても開位置においても同じである。第3軸73は内ケース2の前側下部に枢支され、第4軸74は内ケース2の車室内側下部に枢支されている。第1軸71と第3軸73との距離は、第2軸72と第4軸74との距離よりも長い。第3軸73bは第3軸73aよりも大きく上方に位置する。
しかしこのような実施例4のグラブボックスにおいても、第3軸73bを基準とした第4軸74bの上下方向の相対位置は、第3軸73aを基準とした第4軸74aの上下方向の相対位置よりも下である。また、L1とL2とは交叉し、かつ、L2は、L1をその直線上の点を中心として時計回りに回転させた直線に相当する。したがって、実施例4のグラブボックスもまた、実施例1と同様に、内ケース2の物品出入口20を下向させ得る。
本発明のグラブボックスは、各種車両用のグラブボックスとして好ましく使用できる。
1:外ケース 2:内ケース 4、5:リンク部
11:ケース出入口 20:物品出入口
20a:物品出入口の車両進行方向先側端部(前側端部)
20b:物品出入口の車室内側端部
40、50:第1リンク 41、51:第2リンク
41a、51a:第2リンクの角部 71:第1軸
72:第2軸 73:第3軸
74:第4軸
11:ケース出入口 20:物品出入口
20a:物品出入口の車両進行方向先側端部(前側端部)
20b:物品出入口の車室内側端部
40、50:第1リンク 41、51:第2リンク
41a、51a:第2リンクの角部 71:第1軸
72:第2軸 73:第3軸
74:第4軸
Claims (5)
- 車両に配設されるグラブボックスであって、
箱状をなし、車室内側に向けて開口するケース出入口を持つ外ケースと、
箱状をなし、上方に向けて開口する物品出入口を持つ内ケースと、
第1リンクおよび第2リンクを持つリンク部と、を持ち、
前記内ケースは、前記外ケースに収容されるとともに前記ケース出入口を閉じる閉位置と、前記ケース出入口から車室内に向けて引き出されるとともに前記物品出入口の少なくとも一部を車室内に露出させる開位置と、の間を位置変化可能であり、
前記第1リンクは、前記外ケースに枢支される第1軸と、前記内ケースに枢支される第3軸とを持ち、
前記第2リンクは、前記外ケースに枢支される第2軸と、前記内ケースに枢支される第4軸とを持ち、
前記第2軸は前記第1軸よりも車室内側に位置し、かつ、前記第4軸は前記第3軸よりも車室内側に位置し、
前記内ケースが前記開位置にある場合に、前記閉位置にある場合に比べて、前記第3軸を基準とする前記第4軸の上下方向の相対位置は下であり、
前記内ケースが前記開位置にある場合に、前記物品出入口の車室内側端部は下向し、
前記内ケースが前記開位置にある場合に、前記内ケースが前記閉位置にある場合に比べて、前記物品出入口の車両進行方向先側端部から前記車室内側端部に向けた傾斜角は大きい、グラブボックス。 - 前記第1軸は前記第3軸よりも上方に位置し、
前記第2軸は前記第4軸よりも上方に位置し、
前記前記第2軸と前記第4軸との距離は、前記第1軸と前記第3軸との距離よりも長い請求項1に記載のグラブボックス。 - 前記内ケースが前記開位置にある場合に、前記閉位置にある場合に比べて、前記第4軸は下方に位置する請求項1または請求項2に記載のグラブボックス。
- 前記第4軸は、前記第2軸を中心とし前記第2軸と前記第4軸との距離を半径とする円の最下点よりも上方に位置する請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のグラブボックス。
- 前記第2リンクはL字状をなし、角部を車両進行方向先側に向ける請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のグラブボックス。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20200044385A (ko) * | 2018-10-19 | 2020-04-29 | 현대모비스 주식회사 | 글로브 박스 장치 |
US11301534B2 (en) | 2017-06-07 | 2022-04-12 | Hyperconnect Inc. | Mediating method and device |
US11713000B2 (en) | 2021-08-06 | 2023-08-01 | Hyundai Mobis Co., Ltd. | Glove box |
-
2013
- 2013-12-25 JP JP2013266263A patent/JP2015120461A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11301534B2 (en) | 2017-06-07 | 2022-04-12 | Hyperconnect Inc. | Mediating method and device |
KR20200044385A (ko) * | 2018-10-19 | 2020-04-29 | 현대모비스 주식회사 | 글로브 박스 장치 |
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