JP2015119921A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015119921A
JP2015119921A JP2013266805A JP2013266805A JP2015119921A JP 2015119921 A JP2015119921 A JP 2015119921A JP 2013266805 A JP2013266805 A JP 2013266805A JP 2013266805 A JP2013266805 A JP 2013266805A JP 2015119921 A JP2015119921 A JP 2015119921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
unit
voltage
switch
ultrasonic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013266805A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6255984B2 (ja
Inventor
木村 洋介
Yosuke Kimura
洋介 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2013266805A priority Critical patent/JP6255984B2/ja
Publication of JP2015119921A publication Critical patent/JP2015119921A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6255984B2 publication Critical patent/JP6255984B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

【課題】超音波探触子へ送信する電圧を高い電圧からそれよりも低い電圧に切り換える際に、低い電圧に切り換える時間を短縮することができる超音波診断装置を提供する。
【解決手段】超音波探触子2が接続可能に構成される超音波診断装置1であって、超音波探触子2から被検体に超音波を送信するための送信電気信号の供給を制御する送信部4と、超音波探触子2が受信した反射超音波に基づく受信信号を取得する受信部5と、送信部4に電圧を供給する送信電圧生成部11と、制御部7とを備え、送信電圧生成部11は制御部7により電気的接続が制御されるスイッチ9を介して接地電位と接続し、制御部7は所定時間が経過するまでスイッチをオン状態として送信電圧生成部11と接地電位とを電気的に接続し、所定時間が経過するとスイッチをオフ状態として送信電圧生成部11と接地電位との電気的接続を遮断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療分野に用いられ、超音波探触子と接続可能な超音波診断装置に関する。
超音波診断装置は、超音波探触子と接続し、超音波探触子内に設けられる超音波振動子に対して電圧を供給する。超音波振動子はこの電圧を受けて、超音波を被検体に対して送信し、その被検体により反射した反射超音波を受信する。超音波診断装置は、この反射超音波から得られる信号に基づいて被検体の断層画像を構成し、ディスプレイにその断層画像を表示する。ディスプレイに表示する画像として、Bモード、PWD(Pulse Wave Doppler)モード、又はCW(Continuous Wave)モードなど、表示画像のモード変更を行うことができる超音波診断装置が一般に知られている。この表示画像のモードにより、それぞれ超音波振動子に供給する電圧が異なり、超音波診断装置に備えられている電源が超音波探触子へ供給する電圧はモードにより適切な電圧に切り換えられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−258889号公報
しかしながら、高い電圧を要するモードからそれよりも低い電圧を要するモードに切り換える際、その差分の電圧を放電して電圧を下げるために時間がかかり、迅速なモードの切換えができず使用者の迅速な診断の妨げとなっていた。
本発明の目的は、超音波探触子へ送信する電圧を高い電圧からそれよりも低い電圧に切り換える際に、低い電圧に切り換える時間を短縮することができるようにすることである。
そしてこの目的を達成するために本発明の超音波診断装置は、超音波探触子が接続可能に構成される超音波診断装置であって、前記超音波探触子から被検体に超音波を送信するための送信電気信号の供給を制御する送信部と、前記超音波探触子が受信した反射超音波に基づく受信信号を取得する受信部と、前記送信部に電圧を供給する送信電圧生成部と、制御部とを備え、前記送信電圧生成部は前記制御部により電気的接続が制御されるスイッチを介して接地電位と接続し、前記制御部は、所定時間が経過するまで前記スイッチをオン状態として前記送信電圧生成部と前記接地電位とを電気的に接続し、前記所定時間が経過すると前記スイッチをオフ状態として前記送信電圧生成部と前記接地電位との電気的接続を遮断する構成とし、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、例えば高い電圧を要するモードからそれよりも低い電圧を要するモードに切り換えた際に、所定時間が経過するまでスイッチをオン状態として送信電圧生成部と接地電位とを電気的に接続するため、送信電圧生成部に蓄積された電圧を接地電位にすばやく放電することが可能となり、低い電圧に切り換える時間を短縮することができる。
本発明の実施の形態1における超音波診断装置の構成の一例を示す図 本発明の実施の形態1における超音波診断装置の回路の一例を示す図 本発明の実施の形態1における超音波診断装置の動作の一例を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における電圧の放電特性の一例を示す図 本発明の実施の形態1における電圧特性、スイッチの状態及び表示モードの関係の一例を示す図
以下に、本発明の超音波診断装置の一例を示す実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る超音波診断装置の構成の一例を示すブロック図である。なお、実線は信号線又は制御線であり、破線は電源供給線である。
本実施の形態の超音波診断装置1は、超音波探触子2及び電源プラグ3と接続可能に構成され、送信部4、受信部5、信号処理部6、制御部7、電源生成部8、放電スイッチ部9、放電部10、送信電圧生成部11、表示部12、入力部13、記憶部14を備えている。
超音波診断装置1は、電源プラグ3を介して外部のAC電源から電力が供給される。
超音波探触子2は、送信部4から受信する送信電気信号を超音波に変換し、超音波探触子2を接触させている被検体へ向かって超音波を送信する。そして超音波探触子2は、被検体により反射した反射超音波を受信し、この反射超音波を受信電気信号に変換してこの受信電気信号を受信部5へ送信する。
送信部4は、超音波探触子2と接続し、超音波探触子2から超音波を送信するための送信制御を行う送信制御信号を生成し、この送信制御信号に基づき生成した送信電気信号を超音波探触子に送信する送信処理を行う。送信部4は、パルサー及び送信ビームフォーマーなどから構成される。
受信部5は、超音波探触子2から受信した受信電気信号を増幅してA/D変換を行い、受信信号を生成する受信処理を行い、この受信信号を信号処理部6に送信する。受信部5は、増幅器、ADコンバーター、及び受信ビームフォーマーなどから構成される。
信号処理部6は、受信部5から受信した受信信号に対して検波及びフィルタリング処理等を行い、表示部12へ表示する画像を生成する。
電源生成部8は、デジタルアナログ変換回路を備え、電源プラグ3を介して外部のAC電源から供給される電力をA/D変換し、送信部4、受信部5、信号処理部6、制御部7、放電スイッチ部9、送信電圧生成部11に対して、各構成が動作可能となる電源電圧を生成し、供給する。
放電スイッチ部9は、例えばFETなどからなるスイッチ回路であり、放電部10と接続し、制御部7の制御に従ってオン/オフの切り替えを行うスイッチを備える。スイッチのオン/オフを切り替えた場合の接続及び動作については後述する。
放電部10は、接地電位を含む回路である。更に、例えば抵抗又はコンデンサ等の負荷を含んでいてもよい。抵抗又はコンデンサを含む場合、これらの負荷により電圧が消費される。
送信電圧生成部11は、昇圧回路を備え、電源生成部8から供給された電圧を昇圧して送信電圧を生成し、送信部4へ供給する。
表示部12は、信号処理部6が生成した画像を表示する。更に、入力部13から入力される、超音波の送受信に関する設定又はモードの選択肢等を表示してもよい。
入力部13はタッチパネル又はキーボードなどと接続し、表示部12に表示する画像のモードの設定の入力を受け付けたり、画像のフリーズ又はフリーズの解除などの設定の入力を受け付けたりする。そしてその入力を制御部7へ送信する。画像のモードとしては、例えば、Bモード、Cモード、PWDモード、SCW(Steering Continuous Wave)モードなどがある。これら各画像のモードによって、電源生成部8が送信電圧生成部11へ供給する電圧の値が異なる。
記憶部14は制御部7と接続し、入力部13から送信された設定などを記憶する。
制御部7は、各構成部の動作の制御を行う。
なお、送信部4及び受信部5の一部の機能は、超音波診断装置1内ではなく超音波探触子2内に設けていてもよい。また、表示部12及び入力部13は超音波診断装置1が備える構成ではなく、超音波診断装置1と接続可能な構成であってもよい。
送信部4、受信部5、信号処理部6、制御部7、電源生成部8、放電スイッチ部9、放電部10、送信電圧生成部11、及び記憶部14の一部又は全部の機能は、典型的には集積回路であるLSIとして実現することができる。これらの複数の機能を一つのチップとしてもよい。集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよいし、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を利用してもよい。また、ソフトウェアにより実現してもよい。
ここで、放電スイッチ部9が備えるスイッチのオン/オフを切り替えた場合の接続について詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る超音波診断装置の回路の一部の例を示す図である。電源生成部8は送信電圧生成部11と接続し、制御部7により制御される電圧を送信電圧生成部11へ供給する。放電部10は接地電位15を含み、ここでは、図2に示すとおり抵抗及びコンデンサも備える。ここでは、放電スイッチ部9はFETである。放電スイッチ部9のスイッチがオン状態であるとき、図2において放電経路Aとして示すように送信電圧生成部11は放電部10の抵抗を介して接地電位15に電気的に接続する。放電スイッチ部9のスイッチがオフ状態であるときは、送信電圧生成部11は接地電位15には電気的に接続しない。なお、放電スイッチ部9は定常状態ではオフ状態となっており、制御部7の制御によりオン状態に切り替えられ、更にオン状態からオフ状態に切り替えられる。なお、放電部10が備える抵抗又はコンデンサは、ある乗数の抵抗又はコンデンサを用いた構成としてもよい。
放電スイッチ部9のFETは、トランジスタ16及び抵抗17を備えており、図2においてフィードバック電流Bとして示すように、ソース電流をトランジスタ16及び抵抗17を介してゲートにフィードバックさせ、抵抗17の定数により放電経路Aに流れる電流値を決定し、定電流放電を行い、過大な電流を流さないようにしている。
以上に説明したような構成を用いて、超音波探触子2へ送信する電圧を所定の電圧からそれよりも低い電圧に切り換える際の動作について説明する。
図3は本発明の実施の形態1における超音波診断装置の制御部7の動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、表示部12に表示する画像モードをBモードからSCWモードへ切り換える場合を例として説明するが、切り換えるモードはこれに限られず、超音波探触子2へ送信する電圧が高いモードからそれよりも低いモードへ変更する場合に適用できる。なお、表示部12に表示する画像モードに限らず、表示部12へ表示する画像を動画として表示していたモードから静止画として表示する、すなわち画像をフリーズする場合など、送信電圧生成部11において生成する送信電圧を降下させる場合全てに適用できる。
制御部7は、入力部13がモードの設定の入力を受け付けると、その入力されたモードの設定において、電源生成部8から送信電圧生成部11へ供給すべき送信電圧を供給するよう制御し、送信電圧の値を記憶部14へ記憶する。ここでは、一例として初めはBモードの画像を表示する設定となっており、Bモードの画像を得るために必要な送信電圧を電源生成部8から送信電圧生成部11へ供給するよう制御部7は電源生成部8を制御する。また、制御部7は現在の送信電圧の設定としてその送信電圧V1を記憶部14に記憶している。なお、電源生成部8から送信電圧生成部11へ供給する送信電圧V1は、送信電圧生成部11により電圧Vαに昇圧され、送信部4へ供給される。このとき、放電スイッチ部9のスイッチはオフ状態となっている。
この状態で制御部7は入力部13からモードの設定の変更、すなわち、SCWモードへの切り換えの入力を受け付けると(ステップS301)、制御部7はモード変更後の送信電圧の設定としてこのSCWモードの画像を得るために必要な送信電圧V2を記憶部14へ記憶し、送信電圧V2を電源生成部8から送信電圧生成部11へ供給するよう制御部7は電源生成部8を制御し、更に、送信部4は超音波探触子2への送信電気信号の供給を停止する(ステップS302)。電源生成部8から送信電圧生成部11へ供給する送信電圧V2は、送信電圧生成部11により電圧Vβに昇圧され、送信部4へ供給されることとなるが、実際には、ステップS301においてモードの設定を変更する前に供給されていた電圧Vαから電圧Vβの値に収束するまでには一定の時間を要する。ステップS302において、送信部4が超音波探触子2への送信電気信号の供給を停止することにより、送信電圧生成部11の電圧がVαからVβになるまで放電する間、超音波探触子2からの超音波の送信を停止し、不要な画像の生成及び出力を防止することができる。一方で、このように超音波の送信を停止すると、送信電圧生成部11に印加されていた電圧Vαを放電する負荷がなくなるため、送信電圧生成部11の昇圧回路に備えられているコンデンサ等に蓄積された電荷の放電に時間がかかることとなる。そこで、更に制御部7は次のようなステップを実施していく。
制御部7は、モードの設定の変更前の送信電圧V1と変更後の送信電圧V2の差分を算出し(ステップS303)、変更前の送信電圧V1が変更後の送信電圧V2より大きいか否かを判定する(ステップS304)。そして変更前の送信電圧V1のほうが変更後の送信電圧V2よりも小さい場合には、放電スイッチ部9のスイッチはオフ状態のままとしてステップS301へ戻る。変更前の送信電圧V1のほうが変更後の送信電圧V2よりも大きい場合には、ステップS305へ遷移する。なお、送信電圧生成部11の電圧Vα及びVβは送信電圧V1及びV2から一意に決定することができるため、ステップS303及びステップS304において送信電圧V1及びV2の代わりに送信電圧生成部11の電圧Vα及びVβを用いて計算、判定を行ってもよい。
ステップS305において、制御部7はステップS303において算出した変更前の送信電圧V1と変更後の送信電圧V2の電圧差から、送信電圧生成部11に蓄積された電圧がVαからVβになるまで放電するために必要な放電時間を算出する。放電時間は、図4
に示すとおり、放電電圧と比例するため、算出式として比例式又は放電時間テーブルを予め記憶部14に保存しておき、制御部7はこの比例式又は放電時間テーブルに基づいて放電時間を算出する。図4は本発明の実施の形態1に係る送信電圧生成部11に蓄積された電圧の放電特性の一例を示す図である。縦軸は送信電圧生成部11の電圧、横軸は時間を表す。電圧VαがVβにまで放電されるのに(tβ−tα)だけ経過しており、この放電特性の直線の式を比例式として記憶部14に保存しておいて制御部7が電圧VαからVβまで放電するのにかかる時間を算出してもよいし、複数の所定の電圧を放電するために必要な経過時間を放電特性に基づいて算出して作成した放電時間テーブルを予め記憶部14に保存しておき、制御部7が電圧VαがVβにまで放電されるのに必要な経過時間をこの放電時間テーブルから読みだすようにしてもよい。
次に、制御部7は、放電スイッチ部9のスイッチがオン状態となるように制御する(ステップS306)。スイッチがオン状態となると、送信電圧生成部11に蓄積されている電圧が、放電部10が備える接地電位15と接続し、送信電圧生成部11に蓄積されている電圧は接地電位15へ放電し、送信電圧生成部11の電圧が低下する。更に、放電部10が負荷を備える場合には、この負荷により送信電圧生成部11に蓄積されている電圧が消費され、送信電圧生成部11の電圧が低下する。
制御部7は、ステップS305において算出した放電時間が経過すると、ステップS308へと遷移し(ステップS307)、放電スイッチ部9のスイッチがオフ状態となるように制御する(ステップS308)。
送信電圧生成部11は、送信電圧生成部11の電圧がVβまで下がったことを検出すると、制御部7に対して降圧信号を送信する。制御部7は、この降圧信号を受信するとステップS310へ遷移し(ステップS309)、ステップS302において停止していた送信部4から超音波探触子2への送信電気信号の供給を開始するよう制御する(ステップS310)。
ここで、ステップS301からステップS310を実施したときの、送信電圧生成部11の電圧特性と、放電スイッチ部9の状態及び表示部12に表示される画像のモードの関係の一例を示す図を図5に示す。図5は、縦軸が電圧、横軸が時間の送信電圧生成部11の電圧特性を表すグラフであり、横軸の時間にあわせて、そのときのスイッチの状態及び表示部12に表示される画像のモードが表されている。
図5に示すとおり、はじめ表示部12に表示される画像のモードの設定はBモードであり、このときの送信電圧生成部11の電圧はVαである。また、このときの放電スイッチ部9のスイッチはオフ状態となっている。表示する画像の設定についてSCWモードへの変更が入力されると、ステップS302において説明したように送信部4から超音波探触子2への送信電気信号の送信が停止されるため、表示部12に超音波診断画像は表示されない。また、ステップS306において説明したように放電スイッチ部9のスイッチはオン状態となる。送信電圧生成部11の電圧がVβとなると、ステップS308において説明したように放電スイッチ部9のスイッチがオフ状態となり、ステップS310において説明したように送信部4から超音波探触子2への送信電気信号の供給が再開するため、表示部12にはSCWモードの画像が表示される。
なお、ステップS305において放電時間を算出するために用いた放電時間テーブルは、過去に行った放電にかかった時間を測定して放電時間テーブルの値を補正するようにしてもよい。すなわち、制御部7は、ステップS309において送信電圧生成部11からの降圧信号の受信を確認するが、放電スイッチ部9のスイッチをオン状態にしてからこの降圧信号を受信するまでの時間を測定し、その時間がステップS305において参照した放
電時間テーブルと差分があった場合には、放電時間テーブルをその差分を加算した値に補正して記憶部14へ保存する。そして次回からステップS305の放電時間を算出する際には、この補正後の放電時間テーブルを用いる。
以上に説明したとおり、送信電圧生成部11と接地電位15との間に放電スイッチ部9を備え、送信電圧生成部11の電圧を降下させる際にその降下させるのに必要な所定時間が経過するまで放電スイッチ部9のスイッチをオン状態として送信電圧生成部11と接地電位15とを電気的に接続し、所定時間が経過するとスイッチをオフ状態として送信電圧生成部11と接地電位15との電気的接続を遮断する構成とすることで、送信電圧生成部11に蓄積された電圧を接地電位に放電することが可能となり、低い電圧へすばやく切り替えることができる。
(実施の形態1の変形例)
実施の形態1において、送信電圧生成部11に蓄積された電圧の放電を行う際に、送信部4から超音波探触子2への送信電気信号の送信を停止していた。しかし、送信部4から超音波探触子2への送信電気信号の送信を停止しない構成としてもよい。すなわち、制御部7は、図3に示した動作フローのうち、ステップS302において、送信電気信号の送信の停止は行わず、これに伴い、ステップSS309及びステップS310も省略する。このとき、ステップS305における放電時間の算出に際し、超音波探触子2からの超音波送信による放電と放電部10による放電の両方を考慮して算出する必要がある。記憶部14に予め保存される算出式は超音波探触子2からの超音波送信による放電量及び放電部10による放電量を足し合わせた式とする。また、記憶部14に放電時間テーブルを保存している場合は、この放電時間テーブルの、複数の所定の電圧を放電するために必要な経過時間について、放電部10による放電量に超音波探触子2からの超音波送信による放電量を足し合わせて所定の電圧とし、必要な経過時間を算出したテーブルを保存する。
また、送信電圧生成部11に蓄積された電圧の放電中は、制御部7は得られる超音波診断画像の表示部12への表示は行うが、記憶部14への画像データの保存は停止する。更に、制御部7は、放電中は放電開始直前の画像を表示部12へ表示し続け、放電時間の経過後にリアルタイムの画像を表示するように制御してもよい。このようにすることで、表示部12に電圧が変化している途中の画像が表示されることを防止することができる。
複数の表示モードを切り替えて使用できる超音波診断装置等に利用することができる。
1 超音波診断装置
2 超音波探触子
3 電源プラグ
4 送信部
5 受信部
6 信号処理部
7 制御部
8 電源生成部
9 放電スイッチ部
10 放電部
11 送信電圧生成部
12 表示部
13 入力部
14 記憶部
15 接地電位
16 トランジスタ
17 抵抗

Claims (6)

  1. 超音波探触子が接続可能に構成される超音波診断装置であって、
    前記超音波探触子から被検体に超音波を送信するための送信電気信号の供給を制御する送信部と、
    前記超音波探触子が受信した反射超音波に基づく受信信号を取得する受信部と、
    前記送信部に電圧を供給する送信電圧生成部と、
    制御部とを備え、
    前記送信電圧生成部は前記制御部により電気的接続が制御されるスイッチを介して接地電位と接続し、
    前記制御部は、所定時間が経過するまで前記スイッチをオン状態として前記送信電圧生成部と前記接地電位とを電気的に接続し、前記所定時間が経過すると前記スイッチをオフ状態として前記送信電圧生成部と前記接地電位との電気的接続を遮断する超音波診断装置。
  2. 前記送信電圧生成部が前記送信部へ供給する電圧を決定する設定の入力を受け付ける入力部を備え、
    前記制御部は前記設定の入力を受け付けた際に、前記入力を受けつける前の設定における前記送信部へ供給する第1の電圧のほうが前記受け付けた設定における前記送信部へ供給する第2の電圧よりも大きい場合に、前記スイッチを前記オン状態とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記制御部は前記第1の電圧と前記第2の電圧の差分を算出し、前記差分を放電するまでに要する時間を前記所定時間として算出し、前記スイッチの状態の切換えを制御する請求項2に記載の超音波診断装置。
  4. 前記送信電圧生成部は前記送信電圧生成部が前記第2の電圧となったときに降圧信号を前記制御部へ送信する請求項2又は3に記載の超音波診断装置。
  5. 前記制御部が前記設定の入力を受け付けた際に、前記送信部は前記超音波探触子への前記送信電気信号の供給を停止し、前記制御部が前記降圧信号を受信すると前記送信部は前記超音波探触子への前記送信電気信号の供給を開始する請求項4に記載の超音波診断装置。
  6. 前記スイッチと前記接地電位との間に負荷が接続されている請求項1から5のいずれか一つに記載の超音波診断装置。
JP2013266805A 2013-12-25 2013-12-25 超音波診断装置 Active JP6255984B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013266805A JP6255984B2 (ja) 2013-12-25 2013-12-25 超音波診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013266805A JP6255984B2 (ja) 2013-12-25 2013-12-25 超音波診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015119921A true JP2015119921A (ja) 2015-07-02
JP6255984B2 JP6255984B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=53532180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013266805A Active JP6255984B2 (ja) 2013-12-25 2013-12-25 超音波診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6255984B2 (ja)

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62281929A (ja) * 1986-05-30 1987-12-07 株式会社東芝 超音波診断装置
JPS63240843A (ja) * 1987-03-30 1988-10-06 株式会社東芝 複合型超音波診断装置
JPH01238843A (ja) * 1988-03-22 1989-09-25 Yokogawa Medical Syst Ltd 超音波診断装置
JPH0383111A (ja) * 1989-08-28 1991-04-09 Shimadzu Corp 超音波診断装置
JPH0385146A (ja) * 1989-08-29 1991-04-10 Toshiba Corp 超音波診断装置
JPH0538337A (ja) * 1991-08-07 1993-02-19 Hitachi Medical Corp 超音波断層装置の超音波送受信部
JPH0584239A (ja) * 1991-09-27 1993-04-06 Shimadzu Corp 超音波パルサー装置
JPH05161646A (ja) * 1991-12-17 1993-06-29 Aloka Co Ltd 超音波診断装置用送信回路
JPH11290321A (ja) * 1998-04-14 1999-10-26 Toshiba Corp 超音波診断装置
JP2001258889A (ja) * 2000-03-21 2001-09-25 Aloka Co Ltd 超音波診断装置の送信回路
JP2002065672A (ja) * 2000-09-01 2002-03-05 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置
JP2002330962A (ja) * 2001-04-25 2002-11-19 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波振動子駆動回路および超音波診断装置
JP2004057262A (ja) * 2002-07-25 2004-02-26 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置
WO2006022106A1 (ja) * 2004-08-24 2006-03-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 超音波診断装置
JP2011234848A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Toshiba Corp 超音波振動子駆動回路及び超音波診断装置
US20130170321A1 (en) * 2011-12-28 2013-07-04 General Electric Company Systems and methods for controlling transducer pulse transitions in ultrasound imaging

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62281929A (ja) * 1986-05-30 1987-12-07 株式会社東芝 超音波診断装置
JPS63240843A (ja) * 1987-03-30 1988-10-06 株式会社東芝 複合型超音波診断装置
JPH01238843A (ja) * 1988-03-22 1989-09-25 Yokogawa Medical Syst Ltd 超音波診断装置
JPH0383111A (ja) * 1989-08-28 1991-04-09 Shimadzu Corp 超音波診断装置
JPH0385146A (ja) * 1989-08-29 1991-04-10 Toshiba Corp 超音波診断装置
JPH0538337A (ja) * 1991-08-07 1993-02-19 Hitachi Medical Corp 超音波断層装置の超音波送受信部
JPH0584239A (ja) * 1991-09-27 1993-04-06 Shimadzu Corp 超音波パルサー装置
JPH05161646A (ja) * 1991-12-17 1993-06-29 Aloka Co Ltd 超音波診断装置用送信回路
JPH11290321A (ja) * 1998-04-14 1999-10-26 Toshiba Corp 超音波診断装置
JP2001258889A (ja) * 2000-03-21 2001-09-25 Aloka Co Ltd 超音波診断装置の送信回路
JP2002065672A (ja) * 2000-09-01 2002-03-05 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置
JP2002330962A (ja) * 2001-04-25 2002-11-19 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波振動子駆動回路および超音波診断装置
JP2004057262A (ja) * 2002-07-25 2004-02-26 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置
WO2006022106A1 (ja) * 2004-08-24 2006-03-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 超音波診断装置
JP2011234848A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Toshiba Corp 超音波振動子駆動回路及び超音波診断装置
US20130170321A1 (en) * 2011-12-28 2013-07-04 General Electric Company Systems and methods for controlling transducer pulse transitions in ultrasound imaging

Also Published As

Publication number Publication date
JP6255984B2 (ja) 2018-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5138249B2 (ja) 超音波診断装置
JP2010042146A (ja) 超音波撮像装置
JP5804949B2 (ja) 超音波診断装置
JP2014083155A (ja) 超音波診断装置
JP2008011925A (ja) 超音波診断装置
US8248889B2 (en) Ultrasound diagnostic apparatus
JP2014097372A (ja) 超音波診断装置及び超音波探触子
JP2018166967A (ja) 医用画像診断装置
JP6255984B2 (ja) 超音波診断装置
JP2019013671A (ja) 超音波診断装置、送信条件設定方法、およびプログラム
JP2012130699A (ja) 複数の送信電源供給器から提供される電源を制御する超音波システム
JP6542047B2 (ja) 超音波診断装置
JP2010213787A (ja) 超音波診断装置
JP6824815B2 (ja) 電源装置および超音波診断装置
JP6158010B2 (ja) 電源回路及び超音波画像表示装置
US9182377B2 (en) Ultrasonic transducer drive circuit and ultrasonic image display apparatus
JPH11290321A (ja) 超音波診断装置
JP5405251B2 (ja) 超音波診断装置及び超音波プローブの送信駆動電圧制御プログラム
JP5711647B2 (ja) 超音波診断装置および超音波画像生成方法
JP6257935B2 (ja) 超音波診断装置、生体信号取得装置及び超音波診断装置の制御プログラム
JP5346770B2 (ja) 超音波診断装置
JP2018187127A (ja) 医用画像診断装置
JP2015128532A (ja) 超音波診断装置
JP2014168680A (ja) 超音波診断装置、超音波診断装置本体、及び超音波プローブ
JP2015097657A (ja) 超音波診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6255984

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150