JP6158010B2 - 電源回路及び超音波画像表示装置 - Google Patents

電源回路及び超音波画像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、超音波画像表示装置における電源回路の改良技術に関する。
超音波を送信して得られたエコー(echo)信号に基づく超音波画像を表示させる超音波画像表示装置が知られている。また、近年、この超音波画像表示装置における画像表示方法として、従来よりも大きなエネルギー(energy)の超音波を利用する方法が提案されている。例えば、ダイナミックエラストグラフィ(dynamic elastography)の呼ばれる方法がその一つである。この方法は、プッシュパルス(push pulse)と呼ばれる超音波を被検体に送信して、生体組織を変位させ、その後、ディテクトパルス(detect pulse)と呼ばれる超音波を断続的に送信して、変位した生体組織が元に戻るときに発生するせん断弾性波(shear wave)の伝搬速度を計測し、生体組織の硬さを求める方法である(例えば、特許文献1、要約,図9や、特許文献2、段落[0004]等参照)。ディテクトパルスの送信には比較的小さなエネルギーで足りるが、プッシュパルスの送信には比較的大きなエネルギーを要する。
大きなエネルギーを要する超音波を送信するには、通常、プローブ(probe)の振動子の駆動パルスを送信する送信回路に大電力を供給する必要がある。そして、送信回路に大電力を供給するためには、一般的に、送信回路に電力を供給する電源回路を大規模化する必要がある。
特開2010−069295号公報 特開2012−100997号公報
しかしながら、電源回路の大規模化は、部品コスト(cost)の増大を招くことになり、また、従来よりも設置スペース(space)の拡大が必要になる。設置スペースの拡大は、装置の小型化を困難にするだけでなく、装置内部の部品レイアウト(layout)を大幅に変更する必要があり、組立て工数の増大、デザインコスト(design
cost)の増大をも招くことなる。
このような事情により、超音波画像表示装置において、振動子に駆動パルスを送信する送信回路に電力を供給する電源回路の大規模化を抑えつつ、大電力を要する超音波の送信を可能にする技術が望まれている。
第1の観点の発明は、
超音波画像表示装置用の超音波を発生させる振動子に駆動パルスを送信する送信回路の電源回路であって、
可変電圧電源と、
前記可変電圧電源の出力端子を、定電流回路及びキャパシタ(capacitor)を含む蓄電回路を介して、前記送信回路の電源端子に接続する第1の電源ライン(line)と、
前記可変電圧電源の出力端子を、前記送信回路の電源端子に直接的に接続する第2の電源ラインと、
超音波の送信条件に基づいて、前記第1の電源ラインを用いて前記送信回路に電力を供給する第1のモード(mode)と、前記第2の電源ラインを用いて前記送信回路に電力を供給する第2のモードとの切換え制御を行う制御部と、を備えた電源回路を提供する。
第2の観点の発明は、
超音波画像表示装置用の超音波を発生させる振動子に駆動パルスを送信する送信回路の電源回路であって、
可変電圧電源と、
入力端子が前記可変電圧電源の出力端子に接続された定電流回路と、
前記定電流回路の出力端子と、前記可変電圧電源のグラウンド(ground)との間に接続されたキャパシタと、
前記定電流回路の出力端子と、前記送信回路の電源端子との間に接続された第1のスイッチ(switch)回路と、
前記可変電圧電源の出力端子と、前記送信回路の電源端子との間に接続された第2のスイッチ回路と、
超音波の送信条件に基づいて、前記第1のスイッチ回路がオン(on)し、かつ、前記第2のスイッチ回路がオフ(off)する第1のモードと、前記第1のスイッチ回路がオフし、かつ、前記第2のスイッチ回路がオンする第2のモードとの切換え制御を行う制御部と、を備えた電源回路を提供する。
第3の観点の発明は、
前記制御部が、前記第1のモードであるときに、前記送信回路の電源端子における電圧に基づいて、超音波のエネルギー(energy)が一定になるよう前記送信回路を制御する、上記第1の観点または第2の観点の電源回路を提供する。
第4の観点の発明は、
前記制御部が、前記第1のモードであるときに、前記送信回路から送信される駆動信号に基づいて、超音波のエネルギーが一定になるよう前記送信回路を制御する、上記第1の観点または第2の観点の電源回路を提供する。
第5の観点の発明は、
前記制御部が、前記駆動パルスにおける振幅及びパルス幅の少なくとも一つを調整することにより、超音波のエネルギーが一定になるよう、前記送信回路を制御する、上記第3の観点または第4の観点の電源回路を提供する。
第6の観点の発明は、
前記制御部が、前記可変電圧電源が連続的に供給できる電力を超える電力を要する第1の超音波を送信するときに、前記第1のモードを用いるよう制御する、上記第1の観点から第5の観点のいずれか一つの観点の電源回路を提供する。
第7の観点の発明は、
前記第1の超音波が、せん断弾性波(shear wave)を発生させるプッシュパルス(push pulse)である、上記第6の観点の電源回路を提供する。
第8の観点の発明は、
前記制御部が、前記可変電圧電源が連続的に供給できる電力以下の電力を要する第2の超音波を送信するときに、前記第2のモードを用いるよう制御する、上記第6の観点または第7の観点の電源回路を提供する。
第9の観点の発明は、
前記キャパシタが、1mF(ミリファラド)以上、100mF以下の容量を有する上記第1の観点から第8の観点のいずれか一つの観点の電源回路を提供する。
第10の観点の発明は、
前記可変電圧電源が、正の電圧を出力する出力端子と、負の電圧を出力する出力端子とを有しており、
前記第1の電源ライン及び第2の電源ラインが、それぞれ、正の電圧用の電源ラインと負の電圧用の電源ラインとを有している、上記第1の観点の電源回路を提供する。
第11の観点の発明は、
上記第1の観点から第11の観点のいずれか一つの観点の電源回路を備えた超音波画像表示装置を提供する。
上記観点の発明によれば、振動子に駆動パルスを送信する送信回路の電源回路において、大電力を要する超音波を送信するときには、充電されたキャパシタから送信回路に電力を供給することができ、電源回路の大規模化を抑えつつ、大電力を要する超音波の送信を可能にする。
発明の実施形態に係る超音波画像表示装置100の構成を示す図である。 電源回路1の構成を示す図である。 電力供給モードが大電力モードであるときの電源回路1を示す図である。 電力供給モードが小電力モードであるときの電源回路1を示す図である。 電力供給モード及び駆動パルスの時間変化の例を示す図である。 大容量キャパシタの充電電圧及び駆動パルスの振幅に発生するドループ(droop)を説明するための図である。 駆動パルスの振幅に発生するドループの傾きが変化する事象を説明するための図である。 発明の実施形態における第一変形例を示す図である。 超音波のエネルギーを一定にするための駆動パルスの補正を説明するための図である。 発明の実施形態における第二変形例を示す図である。
以下、発明の実施形態について説明する。なお、これにより発明は限定されない。
図1は、本実施形態に係る超音波画像表示装置100の構成を示す図である。図1に示すように、超音波画像表示装置100は、超音波プローブ101、送受信部(送信回路)102、電源回路(電源回路)1、超音波画像処理部103、表示制御部104、表示部105、操作部106及び制御部107を有している。
超音波プローブ101は、超音波の送受信を行う超音波振動子101aが複数設けられている。この超音波振動子101aに電圧パルス波である駆動パルスが印加されると、超音波が発生し、被検体に送信される。
送受信部102は、超音波振動子101aに駆動パルスを送信する。また、送受信部102は、超音波のエコー信号の整相加算を行って音線毎のエコー信号を形成する。送受信部102は、正側電源端子と、負側電源端子と、グラウンド端子とを有している。送受信部102の正側電源端子は、電源回路1から出力された正の電圧が入力される。送受信部102の負側電源端子は、電源回路1から出力された負の電圧が入力される。送受信部102のグラウンド端子は、電源回路1の電源グラウンドと接続されている。
電源回路1は、超音波の送信エネルギーに用いられる正負の電圧を送受信部102に供給する。電源回路1の詳細については後述する。
超音波画像処理部103は、送受信部102からのエコー信号に対し、超音波画像を作成するための処理を行う。例えば、超音波画像処理部103は、対数圧縮処理、包絡線検波処理などからなるBモード処理や、直交検波処理、フィルタ(filter)処理などからなるカラードプラ(color Doppler)処理などを行う。
表示制御部104は、超音波画像処理部103で処理された信号を、スキャンコンバータ(scan converter)によって走査変換して、超音波画像データ(data)を作成する。そして、表示制御部104は、超音波画像データに基づく超音波画像を表示部105に表示させる。
表示部105は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)などで構成される。
操作部106は、操作者が指示や情報を入力するためのキーボード(keyboard)及びポインティングデバイス(pointing device)(図示省略)などを含んで構成されている。
制御部107は、超音波画像が表示されるよう超音波画像表示装置100の各部を制御する。制御部107は、操作者の操作に応じて超音波の送信条件を設定する。送信条件には、例えば、超音波振動子101aに送信する駆動パルスを規定するパラメータ(parameter)、すなわち、駆動パルスの振幅やパルス幅、パルス繰返し周期などを決定する要素が含まれている。そして、設定された送信条件を電源制御部11に送信する。この制御部107は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が図示しない記憶部から所定のプログラム(program)を読み出して実行することにより実現させることができる。
次に、電源回路1について詳しく説明する。
図2は、電源回路1の構成を示す図である。図2に示すように、電源回路1は、可変電圧電源(可変電圧電源)2、正側定電流回路(定電流回路)3、正側大容量キャパシタ(キャパシタ)4、正側第1スイッチ回路(第1のスイッチ回路)5、正側第2スイッチ回路(第2のスイッチ回路)6、負側定電流回路(定電流回路)7、負側大容量キャパシタ(キャパシタ)8、負側第1スイッチ回路(第1のスイッチ回路)9、負側第2スイッチ回路(第2のスイッチ回路)10及び電源制御部(制御部)11を有している。
可変電圧電源2は、正の電圧+HV及び負の電圧−HVを出力する。可変電圧電源2は、正の電圧+HVを出力する正側出力端子と、負の電圧−HVを出力する負側出力端子と、グラウンド端子とを有している。可変電圧電源2のグラウンド端子は、電源回路1のグラウンドに接続されている。可変電圧電源2は、電源制御部11からの制御信号を受信して、これらの電圧を変化させる。本例では、±HVは最大で±80Vまで可変である。電源制御部11は、制御部107から受信した超音波の送信条件に基づいて、正負の電圧±HVを適正に調整すべく、可変電圧電源2に制御信号を送る。なお、この可変電圧電源2としては、例えば、特許文献、特開2012−170793公報にて提案されている電源回路を用いることができる。
正側定電流回路3は、正の電圧+HVが入力される入力端子と、定電流で電流を出力する出力端子とを有している。正側定電流回路3の入力端子は、可変電圧電源2の正側出力端子と接続されている。正側定電流回路3は、正側大容量キャパシタ4の充電電圧が+HVに到達するまで定電流で電流を出力し続ける。
正側大容量キャパシタ4は、プラス(plus)端子及びマイナス(minus)端子を有している。正側大容量キャパシタ4のプラス端子は、正側定電流回路3の出力端子と接続されており、正側大容量キャパシタ4のマイナス端子は、電源回路1のグラウンドに接続されている。
正側第1スイッチ回路5は、入力端子及び出力端子を有している。正側第1スイッチ回路5の入力端子は、正側定電流回路3の出力端子、すなわち正側大容量キャパシタ4のプラス端子と接続されている。正側第1スイッチ回路5の出力端子は、送受信部102の正側電源端子と接続されている。
正側第2スイッチ回路6は、入力端子及び出力端子を有している。正側第2スイッチ回路6の入力端子は、可変電圧電源2の正側出力端子と接続されている。正側第2スイッチ回路6の出力端子は、送受信部102の正側電源端子と接続されている。
負側定電流回路7は、負の電圧−HVが入力される入力端子と、定電流で電流を出力する出力端子とを有している。負側定電流回路7の入力端子は、可変電圧電源2の負側出力端子と接続されている。負側定電流回路7は、負側大容量キャパシタ8の充電電圧が−HVに到達するまで定電流で電流を出力し続ける。
負側大容量キャパシタ8は、プラス端子及びマイナス端子を有している。負側大容量キャパシタ8のマイナス端子は、負側定電流回路7の出力端子と接続されており、負側大容量キャパシタ8のプラス端子は、電源回路1のグラウンドに接続されている。
負側第1スイッチ回路9は、入力端子及び出力端子を有している。負側第1スイッチ回路9の入力端子は、負側定電流回路7の出力端子、すなわち負側大容量キャパシタ8のマイナス端子と接続されている。負側第1スイッチ回路9の出力端子は、送受信部102の負側電源端子と接続されている。
負側第2スイッチ回路10は、入力端子及び出力端子を有している。負側第2スイッチ回路10の入力端子は、可変電圧電源2の負側出力端子と接続されている。負側第2スイッチ回路10の出力端子は、送受信部102の負側電源端子と接続されている。
正側大容量キャパシタ4及び負側大容量キャパシタ8は、それぞれ、例えば、複数の電解コンデンサの並列接続回路により構成されている。また、正側大容量キャパシタ4及び負側大容量キャパシタ8の容量は、実質的に互いに同じ容量であり、それぞれ、例えば、1mF〜100mFの所定の容量である。
正側第1スイッチ回路5、正側第2スイッチ回路6、負側第1スイッチ回路9及び負側第2スイッチ回路10は、それぞれ、電源制御部11からの制御を受けて、スイッチのオンオフを行う。また、正側第1スイッチ回路5、正側第2スイッチ回路6、負側第1スイッチ回路9及び負側第2スイッチ回路10は、それぞれ、例えば、ダイオード(diode)、MOS−FET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect
Transistor)などのスイッチング(switching)素子により構成されている。
正側定電流回路3及び正側大容量キャパシタ4と、負側定電流回路7及び負側大容量キャパシタ8とは、それぞれ、蓄電回路を形成する。つまり、正側定電流回路3は、可変電圧電源2の正側出力端子から正側大容量キャパシタ4に電流を定電流で流し込む。正側定電流回路3は、大容量キャパシタ4のプラス端子の電圧が+HVに達したら電流を流すのを止め、正側大容量キャパシタ4の充電が完了する。同様に、負側定電流回路7も、正側定電流回路3と同様の動作が行われ、負側大容量キャパシタ8の充電も完了する。
なお、正側定電流回路3及び正側大容量キャパシタ4と、負側定電流回路7及び負側大容量キャパシタ8とは、発明における蓄電回路の一例である。また、可変電圧電源2の正側出力端子から、正側定電流回路3、正側大容量キャパシタ4、正側第1スイッチ回路5を介した、送受信部102の正側電源端子までの電源ラインと、可変電圧電源2の負側出力端子から、負側定電流回路7、負側大容量キャパシタ8、負側第1スイッチ回路9を介した、送受信部102の負側電源端子までの電源ラインとは、発明における第1の電源ラインの一例である。また、可変電圧電源2の正側出力端子から、正側第2スイッチ回路6を介した、送受信部102の正側電源端子までの電源ラインと、可変電圧電源2の負側出力端子から、負側第2スイッチ回路10を介した、送受信部102の負側電源端子までの電源ラインとは、発明における第2の電源ラインの一例である。
電源制御部11は、制御部107から超音波の送信条件を受信する。そして、電源制御部11は、その送信条件に基づいて、電力供給モードの切換え制御と、可変電圧電源2の出力電圧±HVの制御とを行う。電力供給モードの切換え制御は、正側第1スイッチ回路5、正側第2スイッチ回路6、負側第1スイッチ回路9及び負側第2スイッチ回路10のオンオフ制御により行われる。この電源制御部11は、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのプログラマブルIC(programmable
Integrated Circuit)によって実現させることができる。
ここで、電力供給モードについて説明する。電力供給モードには、大電力モードと小電力モードの2種類がある。
大電力モードは、可変電圧電源2が連続的に供給できる電力を超える大電力を瞬間的に送受信部102に供給するときに用いられるモードである。言い換えると、電源制御部11は、可変電圧電源2が連続的に供給できる電力を超える大電力を要する超音波を送信するときに、電力供給モードを大電力モードに設定する。
図3は、電力供給モードが大電力モードであるときの電源回路1を示す図である。電源制御部11は、大電力モードを設定する場合、図3に示すように、正側第1スイッチ回路5及び負側第1スイッチ回路9がオンし、正側第2スイッチ回路6及び負側第2スイッチ回路10がオフする第1の状態を取るよう制御する。つまり、大電力モードでは、送受信部102には、可変電圧電源2から、正側定電流回路3及び正側大容量キャパシタ4による蓄電回路と、負側定電流回路7及び負側大容量キャパシタ8による蓄電回路とを経て電力が供給される。これにより、送受信部102は、可変電圧電源2が連続的に供給できる電力を超えた大電力を要する駆動パルスを、比較的長いパルス繰返し周期で送信することができるようになる。例えば、被検体の生体組織にせん断弾性波(shear wave)いわゆる横波を発生させるプッシュパルスを送信するための駆動パルスは、振幅が100Vpp以上、パルス幅が300μsec以上になることがあり、従来の可変電圧電源では賄えない。しかし、プッシュパルスを一発送信した後は、通常、数百msec〜数sec程度の休止時間を取ることができる。そのため、プッシュパルスを送信するための駆動パルスを、この大電力モードで送信することが可能である。
なお、大電力モードでは、可変電圧電源2の出力電圧±HVは、極力大きな電圧、例えば、可変電圧電源2の最大出力電圧となるように制御されることが多い。
一方、小電力モードは、可変電圧電源2が連続的に供給できる電力以下の電力を送受信部102に供給するときに用いられるモードである。言い換えると、電源制御部11は、可変電圧電源2が連続的に供給できる電力以下の小電力を要する超音波を送信するときに、電力供給モードを小電力モードに設定する。
図4は、電力供給モードが小電力モードであるときの電源回路1を示す図である。電源制御部11は、小電力モードを設定する場合、図4に示すように、正側第1スイッチ回路5及び負側第1スイッチ回路9がオフし、正側第2スイッチ回路6及び負側第2スイッチ回路10がオンする第2の状態を取るように制御する。つまり、小電力モードでは、可変電圧電源2と送受信部102とが直結され、送受信部102には、可変電圧電源2から定電流回路及び大容量キャパシタによる蓄電回路を介さずに直接的に電力が供給される。これにより、送受信部102は、可変電圧電源2が連続的に供給できる電力以下の電力を要する駆動パルスを、比較的短いパルス繰返し周期で送信することができる。また、送受信部102は、大容量キャパシタの充放電を待つことなく、可変電圧電源2から必要な電圧での電力の供給を瞬時に受けることができるようになり、駆動パルスの変更に瞬時に対応することができる。特に、ダイナミックエラストグラフィを行う場合には、大電力のプッシュパルスを送信した直後に、小電力のディテクトパルスを送信する必要があるため、このような電力の供給を瞬時に切り換えることができる機能は欠かせない。
以下、駆動パルスの例を参照しながら、電源回路1の動作について説明する。
図5は、電力供給モード及び駆動パルスの時間変化の例を示す図である。本例では、まず、大電力モードにて、せん断弾性波(shear wave)を発生させるプッシュパルスを単発的に被検体に送信する。そして、その直後に、小電力モードにて、そのせん断弾性波(shear wave)の伝搬速度を検出するためのディテクトパルスを複数回、繰り返し送信する。
まず、電源制御部11は、電力供給モードを大電力モードに設定する制御を行う。すなわち、正側第1スイッチ回路5及び負側第1スイッチ回路9がオンし、正側第2スイッチ回路6及び負側第2スイッチ回路10がオフする第1の状態になるよう、これらスイッチ回路を制御する。また、可変電圧電源2の出力電圧±HVを、プッシュパルスの送信に最適な電圧、例えば±80Vに設定する制御を行う。
電圧±HVが±80Vに設定されると、正側大容量キャパシタ4及び負側大容量キャパシタ8は、充電電圧が±80Vに達するまで充電される。これにより、電源回路1の供給電圧±DVは、徐々に大きくなり、±80Vに到達する。なお、電源回路1の供給電圧±DVは、送受信部102の電源端子における電圧でもあり、大電力モードのときには、正側大容量キャパシタ4及び負側大容量キャパシタ8の充電電圧でもある。
正側大容量キャパシタ4及び負側大容量キャパシタ8の充電が完了したら、電源制御部11は、大電力を要するプッシュパルスの送信を指示する制御信号を、送受信部102に送信する。送受信部102は、これに応答して、正側大容量キャパシタ4及び負側大容量キャパシタ8に充電された電荷を用いて、プッシュパルスの駆動パルスDPswを生成し送信する。超音波振動子101aは、その駆動パルスにより駆動され、プッシュパルスを送信する。
プッシュパルスが送信された直後には、そのプッシュパルスによって被検体の生体組織に発生したせん断弾性波の伝搬速度を出するためのディテクトパルスを、比較的短いパルス繰返し周期ですぐに送信する必要がある。
そこで、電源制御部11は、プッシュパルスが送信された直後に、電力供給モードを小電力モードに瞬時に切り換える制御を行う。すなわち、正側第1スイッチ回路5及び負側第1スイッチ回路9がオフし、正側第2スイッチ回路6及び負側第2スイッチ回路10がオンする第2の状態になるよう、これらスイッチ回路を制御する。また、可変電圧電源2の出力電圧±HVを、ディテクトパルスの送信に最適な電圧、例えば±15Vに設定する制御を行う。
電源制御部11は、ディテクトパルスの送信を指示する制御信号を、送受信部102に送信する。送受信部102は、これに応答して、可変電圧電源2から電力の供給を受けて複数のディテクトパルスを送信するための複数の駆動パルスDPdtを、比較的短いパルス繰返し周期、例えば数百μsecで生成し送信する。超音波振動子101aは、その駆動パルスにより駆動され、複数のディテクトパルスを送信する。
以上、本実施形態によれば、電力供給モードが大電力モードであるときには、電源回路1を、定電流回路及3,7及び大容量キャパシタ4,8による蓄電回路を介して、送受信部102に接続するので、可変電圧電源2によって充電された大容量キャパシタ4,8から送受信部102へ電力の供給を行うことができ、その電源回路1の大規模化を抑えつつ、大電力を要する超音波の送信を行うことができる。
また、本実施形態によれば、電力供給モードが大電力モードから小電力モードに切り換わると、可変電圧電源2を、上記蓄電回路を介さずに、直接、送受信部102に接続するので、送受信部102に供給する電圧を、大電力を必要としない超音波の送信に適した電圧に瞬時に切り換えることができる。特に、本例では、大電力モードでのプッシュパルスの送信直後に、必要となるディテクトパルスの送信を瞬時に行うことができる。
ところで、本実施形態において、送受信部102は、大電力モードで駆動パルスを送信している間、充電された正側大容量キャパシタ4及び負側大容量キャパシタ8から電力の供給を受け続ける。そのため、大電力モードでは、駆動パルスを送信している最中に、正側大容量キャパシタ4及び負側大容量キャパシタ8に充電された電荷が減少し続け、これら大容量キャパシタの充電電圧の絶対値|+DV|及び|−DV|は徐々に小さくなっていく。すなわち、電源回路1の供給電圧±DVには、図6に示すように、電圧の絶対値が時間tの経過とともに徐々に0Vへと近づく変化、いわゆるドループ(droop)が発生する。また、送受信部102により送信される駆動パルスの振幅は、通常、送受信部102に供給される正負の電圧によって決定される。そのため、この電源回路1の供給電圧±DVにおけるドループの発生に伴い、送受信部102から送信される駆動パルスの振幅も、図6に示すように、そのドループの曲線に沿うように小さくなっていく。
一方、大容量キャパシタの容量は、部品のばらつきにより、装置間でばらついたり、部品の劣化により時間の経過とともに少しずつ小さくなっていったりすることが考えられる。つまり、大電力モードで駆動パルスを送信したときの大容量キャパシタにおける充電電圧のドループの傾きは、装置間でばらついたり、時間の経過とともに変化したりする。また、超音波のエネルギーは、駆動パルスの振幅とパルス幅に依存すると考えられる。したがって、ドループの傾きがばらついたり変化したりすると、駆動パルスの振幅の時間変化が一定にならず、超音波のエネルギーが一定にならない。
例えば、大電力モードにおいて、図7(a)に示すようなプッシュパルスの駆動パルスDPsw1を送信する場合を考える。この駆動パルスDPsw1は、ドループの傾きがαであり、パルス幅がΔt1である。これが、大容量キャパシタの容量抜けにより、図7(b)に示すような駆動パルスDPsw2に変化したとする。この駆動パルスDPsw2は、ドループの傾きがαよりきついβであり、パルス幅が駆動パルスDPsw1と同じΔt1である。この場合、ドループの傾きがきつくなった分だけ、プッシュパルスのエネルギーが減ってしまう。
そこで、以下、この問題を解決するための変形例について説明する。
(第一変形例)
図8は、本実施形態における第一変形例を示す図である。図8に示すように、第一変形例では、電源回路1′は、正側第1抵抗24と正側第2抵抗25との直列回路、正側A/D(analog-Digital)変換器27、負側第1抵抗31と負側第2抵抗32との直列回路、及び負側A/D変換器34をさらに有している。
正側第1抵抗24と正側第2抵抗25との直列回路は、正側大容量キャパシタ4のプラス端子と電源グラウンドとの間に接続されている。正側A/D変換器27のアナログ入力端子は、正側第1抵抗24と正側第2抵抗25との接続点に接続されており、正側A/D変換器27のデジタル出力端子は、電源制御部11に接続されている。同様に、負側第1抵抗31と負側第2抵抗32との直列回路は、負側大容量キャパシタ8のマイナス端子と電源グラウンドとの間に接続されている。負側A/D変換器34のアナログ入力端子は、負側第1抵抗31と負側第2抵抗32との接続点に接続されており、負側A/D変換器34のデジタル出力端子は、電源制御部11に接続されている。つまり、正側大容量キャパシタ4及び負側大容量キャパシタ8の充電電圧であり、送受信部102の電源端子における電圧でもある、電源回路1′の供給電圧±DVを、それぞれ、抵抗で分圧してA/D変換器でサンプリング(sampling)し、そのデータを電源制御部11に送信するように構成されている。
電源制御部11は、そのデータに基づいて、プッシュパルスのエネルギーが一定となるように、駆動パルスの振幅及びパルス幅の少なくとも一方を調整するよう、送受信部102を制御する。例えば、電源制御部11は、上記データから駆動パルスの振幅のドループを予測し、駆動パルスの振幅×パルス幅の時間積分を表す特徴量を算出する。そして、その特徴量が常に一定になるように、駆動パルスの振幅及びパルス幅の少なくとも一方を補正する。例えば、図9(a)に示すように、ドループの傾きがαのとき、パルス幅をΔt1とする駆動パルスDPsw1を送信するものとする。一方、ドループの傾きがαよりきついβである場合、図9(b)に示すように、駆動パルスの振幅×パルス幅の時間積分が一定になるように、パルス幅をΔt1より長いΔt2にした駆動パルスDPsw3を送信する。
このような第一変形例によれば、大容量キャパシタの容量のばらつきや劣化による変化によらず、プッシュパルスのエネルギーを一定にすることができる。
(第二変形例)
図10は、本実施形態における第二変形例を示す図である。図10に示すように、第二変形例では、電源回路1″は、正側第3スイッチ回路21、正側半波整流回路22、正側ローパスフィルタ(Low Pass Filter)回路23、正側第1抵抗24と正側第2抵抗25との直列回路、正側A/D変換器27、負側第3スイッチ回路28、負側半波整流回路29、負側ローパスフィルタ回路30、負側第1抵抗31と負側第2抵抗32との直列回路、負側A/D変換器34をさらに有している。
正側第3スイッチ回路21の一端は、送受信部102における複数の出力端子うちの1チャネルと接続されている。正側第3スイッチ回路21の他端は、正側半波整流回路22の入力端子に接続されている。正側半波整流回路22の出力端子は、正側ローパスフィルタ回路23の入力端子と接続されている。正側第1抵抗24と正側第2抵抗25との直列回路は、正側ローパスフィルタ回路23の出力端子と電源グラウンドとの間に接続されている。正側A/D変換器27のアナログ入力端子は、正側第1抵抗24と正側第2抵抗25との接続点に接続されており、正側A/D変換器27のデジタル出力端子は、電源制御部11に接続されている。同様に、負側第3スイッチ回路28の一端は、送受信部102における複数の出力端子うちの上記1チャネルとは別の1チャネルと接続されている。負側第3スイッチ回路28の他端は、負側半波整流回路29の入力端子に接続されている。負側半波整流回路29の出力端子は、負側ローパスフィルタ回路30の入力端子と接続されている。負側第1抵抗31と負側第2抵抗32との直列回路は、負側ローパスフィルタ回路30の出力端子と電源グラウンドとの間に接続されている。負側A/D変換器34のアナログ入力端子は、負側第1抵抗と負側第2抵抗との接続点に接続されており、負側A/D変換器34のデジタル出力端子は、電源制御部11に接続されている。つまり、必要に応じて、正側及び負側第3スイッチ回路の一方または両方をオンし、送信される駆動パルスの電圧を、正負の一方または両方について、半波整流し、ローパスフィルタで平滑化(積分)し、それを抵抗で分圧してA/D変換器でサンプリングし、そのデータを電源制御部11に送信するように構成されている。
電源制御部11は、そのデータに基づいて、プッシュパルスのエネルギーが一定となるように、駆動パルスの振幅及びパルス幅の少なくとも一方を調整するよう、送受信部102を制御する。例えば、電源制御部11は、上記データから駆動パルスの振幅のドループを予測し、駆動パルスの振幅×パルス幅の時間積分が一定になるように、駆動パルスの振幅やパルス幅のいずれか一方または両方を制御する。
このような第二変形例によれば、第一変形例と同様に、大容量キャパシタの容量のばらつきや劣化による変化によらず、プッシュパルスのエネルギーを一定にすることができる。
なお、本実施形態では、大電力モードにおいて、せん断弾性波(shear wave)を発生させるためのプッシュパルスを送信する場合を例に説明しているが、もちろん、これに限定されない。
また、本実施形態では、電力供給モードを大電力モードから小電力モードに切り換える場合を例に説明しているが、もちろん、これに限定されない。大電力モードと小電力モードとのあらゆる組合せを想定することができる。
また、本実施形態では、送受信部102は、その電源として正負両方の電圧を用いる仕様であるが、その電源として正または負の電圧のみを用いる、いわゆる片電源の仕様であってもよい。この場合、電源回路1〜1″は、正側または負側の回路のみ有する構成とすることができる。
また、第一及び第二変形例においては、電源制御部11は、電源回路1における正負両方の出力電圧、または、駆動パルスにおける正負両方の電圧に基づいて、駆動パルスの補正を行うべく、送受信部102を制御している。しかしながら、より簡易的には、電源回路1における正負のいずれか一方の出力電圧、または、駆動パルスにおける正負のいずれか一方の電圧に基づいて、駆動パルスの補正を行うべく、送受信部102を制御するようにしてもよい。この場合、正負の一方の電圧から他方の電圧を予測して、駆動パルスの補正をしてもよい。
100 超音波画像表示装置(超音波画像表示装置)
101 超音波プローブ
101a 超音波振動子(振動子)
102 送受信部(送信回路)
103 超音波画像処理部
104 表示制御部
105 表示部
106 操作部
107 制御部
1,1′,1″ 電源回路(電源回路)
2 可変電圧電源(可変電圧電源)
3 正側定電流回路(定電流回路)
4 正側大容量キャパシタ(キャパシタ)
5 正側第1スイッチ回路(第1のスイッチ回路)
6 正側第2スイッチ回路(第2のスイッチ回路)
7 負側定電流回路(定電流回路)
8 負側大容量キャパシタ(キャパシタ)
9 負側第1スイッチ回路(第1のスイッチ回路)
10 負側第2スイッチ回路(第2のスイッチ回路)
11 電源制御部(制御部)
21 正側第3スイッチ回路
22 正側半波整流回路
23 正側ローパスフィルタ回路
24 正側第1抵抗
25 正側第2抵抗
27 正側A/D変換器
28 負側第3スイッチ回路
29 負側半波整流回路
30 負側ローパスフィルタ回路
31 負側第1抵抗
32 負側第2抵抗
34 負側A/D変換器

Claims (11)

  1. 超音波画像表示装置用の超音波を発生させる振動子に駆動パルスを送信する送信回路の電源回路であって、
    可変電圧電源と、
    前記可変電圧電源の出力端子を、定電流回路及びキャパシタを含む蓄電回路を介して、前記送信回路の電源端子に接続する第1の電源ラインと、
    前記可変電圧電源の出力端子を、前記送信回路の電源端子に直接的に接続する第2の電源ラインと、
    超音波の送信条件に基づいて、前記第1の電源ラインを用いて前記送信回路に電力を供給する第1のモードと、前記第2の電源ラインを用いて前記送信回路に電力を供給する第2のモードとの切換え制御を行う制御部と、を備えた電源回路。
  2. 超音波画像表示装置用の超音波を発生させる振動子に駆動パルスを送信する送信回路の電源回路であって、
    可変電圧電源と、
    入力端子が前記可変電圧電源の出力端子に接続された定電流回路と、
    前記定電流回路の出力端子と、前記可変電圧電源のグラウンドとの間に接続されたキャパシタと、
    前記定電流回路の出力端子と、前記送信回路の電源端子との間に接続された第1のスイッチ回路と、
    前記可変電圧電源の出力端子と、前記送信回路の電源端子との間に接続された第2のスイッチ回路と、
    超音波の送信条件に基づいて、前記第1のスイッチ回路がオンし、かつ、前記第2のスイッチ回路がオフする第1のモードと、前記第1のスイッチ回路がオフし、かつ、前記第2のスイッチ回路がオンする第2のモードとの切換え制御を行う制御部と、を備えた電源回路。
  3. 前記制御部は、前記第1のモードであるときに、前記送信回路の電源端子における電圧に基づいて、超音波のエネルギーが一定になるよう前記送信回路を制御する、請求項1または請求項2に記載の電源回路。
  4. 前記制御部は、前記第1のモードであるときに、前記送信回路から送信される駆動信号に基づいて、超音波のエネルギーが一定になるよう前記送信回路を制御する、請求項1または請求項2に記載の電源回路。
  5. 前記制御部は、前記駆動パルスにおける振幅及びパルス幅の少なくとも一つを調整することにより、超音波のエネルギーが一定になるよう、前記送信回路を制御する、請求項3または請求項4に記載の電源回路。
  6. 前記制御部は、前記可変電圧電源が連続的に供給できる電力を超える電力を要する第1の超音波を送信するときに、前記第1のモードを用いるよう制御する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電源回路。
  7. 前記第1の超音波は、せん断弾性波(shear wave)を発生させるプッシュパルスである、請求項6に記載の電源回路。
  8. 前記制御部は、前記可変電圧電源が連続的に供給できる電力以下の電力を要する第2の超音波を送信するときに、前記第2のモードを用いるよう制御する、請求項6または請求項7に記載の電源回路。
  9. 前記キャパシタは、1mF以上、100mF以下の容量を有する請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の電源回路。
  10. 前記可変電圧電源は、正の電圧を出力する出力端子と、負の電圧を出力する出力端子とを有しており、
    前記第1の電源ライン及び第2の電源ラインは、それぞれ、正の電圧用の電源ラインと負の電圧用の電源ラインとを有している、請求項1に記載の電源回路。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の電源回路を備えた超音波画像表示装置。
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