JP2015119761A - 椅子用クッション - Google Patents

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柳田 耕生
Kosei Yanagida
耕生 柳田
拓生 中村
Takuo Nakamura
拓生 中村
勉 池上
Tsutomu Ikegami
勉 池上
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Abstract

【課題】本発明は、ずれを防止しつつ、座面が温かく、心地よく座ることができる椅子用クッションを提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、熱可塑性樹脂の線条がループ状に屈曲して三次元網状に絡み合っている三次元網状構造体8と、三次元網状構造体8の上に設けられた蓄熱性発泡体7と、三次元網状構造体8及び蓄熱性発泡体7を収容するカバー3と、カバー3の座面側に設けられた滑り止め部2と、カバー3の裏面に設けられた滑り止め部4とを備える椅子用クッション1である。椅子用クッション1は、カバーの内側に設けられたポケット5を備える。滑り止め部2は、太ももと接触する位置に2カ所設けられている。椅子用クッション1は、三次元網状構造体8と蓄熱性発泡体7との間に発泡体6を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ダイニングテーブル用や事務用、車椅子用などの椅子の座面に敷くクッションに関する。
座り心地を良くするクッションは、今まで種々提案されている。たとえば、特許文献1には、三次元網状構造体(いわゆる、3Dケアコイル)を用いた車椅子用のクッションが開示されており、当該クッションは、端部を融着しているところに特徴を有する。また、特許文献2に記載のクッションには、加熱手段が設けられており、血行障害を防止することができる。特許文献3には、体圧分散性を有する領域とそれよりも硬質な領域とを設けて、長時間の着座による床ずれを防止する車椅子用のクッションが開示されている。
特許第5368859号公報 特開2004−261415号公報 特開2013−31710号公報
ところで、従来の椅子用の座面クッションは、ずれてしまう場合があった。特に、車椅子で座面クッションを使用した場合、車椅子に乗っている高齢者などは筋力が弱っていることがあるため、背骨をまっすぐ立てることが出来ず、前方にずり落ちるような姿勢になる場合があった。そのような場合、クッションごとずり落ちてしまい危険である。当然、車椅子以外でも、同様のことが起こりうる。また、座面が温かければ、心地よく椅子に座っていることができる。特に、車椅子の場合、室外を移動することが多いので、座面が温かい方が心地がよい。
それゆえ、本発明は、ずれを防止しつつ、座面が温かく、心地よく座ることができる椅子用クッションを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような特徴を有する。本発明は、熱可塑性樹脂の線条がループ状に屈曲して三次元網状に絡み合っている三次元網状構造体と、三次元網状構造体の上に設けられた蓄熱性発泡体と、三次元網状構造体及び蓄熱性発泡体を収容するカバーと、カバーの座面側に設けられた第1の滑り止め部と、カバーの裏面に設けられた第2の滑り止め部とを備える椅子用クッションである。好ましくは、当該椅子用クッションは、さらに、カバーの内側に設けられたポケットを備えるとよい。好ましくは、第1の滑り止め部は、太ももと接触する位置に2カ所設けられているとよい。好ましくは、当該椅子用クッションは、さらに、三次元網状構造体と蓄熱性発泡体との間に設けられた発泡体を備えるとよい。
このように、本発明の実施形態では、第2の滑り止め部によって、椅子用クッション自体が滑り落ちるのを防止しつつ、第1の滑り止め部によって、使用者の太ももがずり落ちるのを防止している。さらに、三次元網状構造体によって、体圧を分散し、その通気性によって、心地よい座りを提供することができる。さらに、蓄熱性発泡体によって、温かさを提供することができ、より心地よさが増す。ポケットに使い捨てカイロを入れれば、温かさはさらに増す。また、ポケットに着座センサを入れれば、車椅子での移動の安全性が向上する。第1の滑り止め部を太ももと接触する位置に2カ所設ければ、太もも部分のずれを効果的に防止できる。三次元網状構造体と蓄熱性発泡体との間に発泡体を設ければ、三次元網状構造体と蓄熱性発泡体とのずれなどが防止でき、座り心地がより向上する。
本発明のこれら、及び他の目的、特徴、局面、効果は、添付図面と照合して、以下の詳細な説明から一層明らかになるであろう。
図1は、本発明の一実施形態における椅子用クッション1を表面から見たときの斜視図である。 図2は、椅子用クッション1を裏面から見たときの斜視図である。 図3は、図1のA−A面での断面図である。
図1は、本発明の一実施形態における椅子用クッション1を表面から見たときの斜視図である。図2は、椅子用クッション1を裏面から見たときの斜視図である。図1及び図2に示すように、椅子用クッション1は、表面で両太ももが接触する部分近辺に、二つの三角形状の滑り止め部2を有する。滑り止め部2は、カバー3の座面側に接合されている。滑り止め部2は、摩擦力の大きい素材であり、たとえば、ゴムを主成分とする素材などであるが特に限定されない。滑り止め部2を椅子の前側にして椅子用クッション1を椅子に置くと良いが、特に限定されるものではない。
椅子用クッション1は、裏面全面に、滑り止め部4を有する。なお、全面ではなく、少なくとも一部にだけ滑り止め部4があってもよい。滑り止め部4は、カバー3の裏面に接合されている。滑り止め部4は、滑り止め部2と同様、摩擦力の大きい素材であり、たとえば、ゴムを主成分とする素材などであるが特に限定されない。
たとえば、車椅子の座面に椅子用クッション1を置いたときを考えてみる。滑り止め部4が当該座面と接触するので、椅子用クッション1自体がずれるのが防止される。さらに、滑り止め部2が太ももと接触するので、太ももが前の方にずれるのが防止される。これにより、車椅子に乗っている人がずれ落ちる危険が軽減する。
カバー3の内側には、ポケット5が設けられている。カバー3にはファスナー(図示せず)が付いており、ポケット5に物を入れられるようになっている。なお、ポケット5の位置や数は、図1に示した例に限られず、前方にあってもよいし、左右にあってもよいし、二つ以上あってもよい。ポケット5には、種々の物をいれておくことができる。たとえば、ポケット5に、使い捨てカイロを入れておけば、臀部や太もも付近が温かくなり、心地がよい。特に、車椅子で使用するような場合は、室外での使用も考えられるので、使い捨てカイロの熱で、心地よく着座できる。なお、ポケット5は、なくてもよい。
その他、ポケット5には、着座センサを入れておくことができる。たとえば、着座センサとして、圧力を検知して、座っている人の体圧が弱くなったら、警報音を鳴らすような装置を用いるとよい。これにより、車椅子に乗っている人が、介助者から勝手に離れたりした場合に、介助者が異常を知ることができ安全である。
図3は、図1のA−A面での断面図である。図3を参照しながら、椅子用クッション1の内部構造について説明する。椅子用クッションは、内部に、三次元網状構造体8と、発砲体6と、蓄熱性発砲体7とを有する。そして、カバー3は、三次元網状構造体8、発砲体6、及び蓄熱性発砲体7を収容している。カバー3の表面に滑り止め部2が接合されており、カバー3の裏面に滑り止め部4が接合されている。
三次元網状構造体8は、一般に、3Dケアコイルなどと呼ばれて販売されている。三次元網状構造体8は、熱可塑性樹脂の線条がループ状に屈曲して三次元網状に絡み合っており、線条同士の接触部が接合して形成されている。そのため、三次元網状構造体8は、すぐれたクッション性を有し、体圧分散効果を有する。また、三次元網状構造体8は、通気性にも優れている。よって、三次元網状構造体8への座り心地は、優れたものとなる。
蓄熱性発砲体7は、人の熱を蓄熱する効果を有するウレタンフォームなどである。蓄熱性を有する発砲体であれば、蓄熱性発砲体7の素材・構造等は限定されない。たとえば、蓄熱材料が蓄熱性発砲体7に埋め込まれていてもよいし、蓄熱性発砲体7の発砲構造によって、蓄熱効果が発揮されてもよい。本発明者は、古河電気工業株式会社の「フォームエース(登録商標)サーモ」を蓄熱性発泡体7に用いた。蓄熱性発泡体7は、人の熱を蓄熱するので、座っていると座面からぬくもりを感じることができる。
三次元網状構造体8と蓄熱性発泡体7との間に、ウレタンフォームなどからなる発泡体6を挟み込んである。発泡体6は、三次元網状構造体8と蓄熱性発泡体7とのずれを防止し、よりよい座り心地を提供するなどの目的で挟み込んであるが、なくてもよい。
なお、滑り止め部2,4の一部が、カバー3として機能していてもよい。
このように、本発明の実施形態では、滑り止め部4によって、椅子用クッション1自体が滑り落ちるのを防止しつつ、滑り止め部2によって、使用者の太ももがずり落ちるのを防止している。さらに、三次元網状構造体8によって、体圧を分散し、その通気性によって、心地よい座りを提供することができる。さらに、蓄熱性発泡体7によって、温かさを提供することができ、より心地よさが増す。ポケット5に使い捨てカイロを入れれば、温かさはさらに増す。また、ポケット5に着座センサを入れれば、車椅子での移動の安全性が向上する。カバー3には、ファスナーが付いているので、夏場などは、蓄熱性発泡体7などを取り除くことも可能である。
以上、本発明を詳細に説明してきたが、前述の説明はあらゆる点において本発明の例示にすぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。
本発明は、椅子用クッションであり、産業上利用可能である。
1 椅子用クッション
2,4 滑り止め部
3 カバー
5 ポケット
6 発泡体
7 蓄熱性発泡体
8 三次元網状構造体

Claims (4)

  1. 熱可塑性樹脂の線条がループ状に屈曲して三次元網状に絡み合っている三次元網状構造体と、
    前記三次元網状構造体の上に設けられた蓄熱性発泡体と、
    前記三次元網状構造体及び前記蓄熱性発泡体を収容するカバーと、
    前記カバーの座面側に設けられた第1の滑り止め部と、
    前記カバーの裏面に設けられた第2の滑り止め部とを備えることを特徴とする、椅子用クッション。
  2. さらに、前記カバーの内側に設けられたポケットを備えることを特徴とする、請求項1に記載の椅子用クッション。
  3. 前記第1の滑り止め部は、太ももと接触する位置に2カ所設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の椅子用クッション。
  4. さらに、前記三次元網状構造体と前記蓄熱性発泡体との間に設けられた発泡体を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の椅子用クッション。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019206781A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 国立大学法人三重大学 座位姿勢作業用のアシスト器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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