JP3217706U - シークレット正座補助椅子 - Google Patents

Abstract

【課題】正座補助椅子を手軽に、周りの人に気付かれる事なく使用出来る様にしたシークレット正座椅子を提供する。【解決手段】右側部１と左側部２とが天井部３で連結されているコの字型の本体と、右側部１と左側部２の各内面に設けられたクッション４を有する一対の部分椅子を、右側部１と左側部２との間にクッション４を介して正座者の両ふくらはぎを挟み込む様にそれぞれを装着し、これらの天井部３を正座者の座面となる様にした。【選択図】図１

Description

本考案は、従来の正座補助椅子を手軽に又、周りの人に気付かれる事なく使用出来る様にした物である。

着物やロングスカート等を着用した場合、座部と床接地面を支える支持板が両足の間に入る為、従来型の正座補助椅子は使用出来ない。
又、立ちあがる時に正座補助椅子が床に残ってしまい見栄えが悪い。

従来の正座補助椅子は椅子を変形させた物で、必要な時に尻部へあてがう為、持ち運びが必要であった。
又、立ちあがった時に補助椅子が残り見栄えが悪かった。

請求項１の考案は、正座補助椅子を二つに分けて両脚のふくらはぎにそれぞれ装着出来る様にしたもので、右側部と左側部とが天井部で連結されているコの字型の本体と、その内面に設けられたクッションを有する一対の部分椅子を、正座者の両ふくらはぎを挟み込む様にそれぞれを装着し、これらの天井部を正座者の座面となる様にしたものである。
請求項２の考案は、足に装着しやすく又抜けにくくする為に、３方向にクッションを付け、側面の２つは本体の開口側がその奥側よりも外側に向かって突出してふくらはぎを包み込める形状にしたものである。

ズボン型或いは膝上スカート以外の着物やロングスカート等でも正座補助椅子が使用出来る様になった。
ふくらはぎにそのまま装着出来るので、立ちあがっても本考案品が見えない為、見栄えが良く、移動しても持ち歩く必要が無くなった。
ズボンや着物等の中に本考案品を装着する事により、使用している事を悟られる事なくスマートな正座が長時間可能となる。
クッションがふくらはぎを包み込んで固定するので、違和感のない使用が可能となった。

本体 上からの図 本体 斜め前からの図 本体 斜め後ろからの図（正座者の座部） 右足用と左足用で一対となった本体 本体を装着した時の立ち姿 （後面） 本体を装着した時の立ち姿 （前面） 本体を装着した時の正座している姿

荷重負荷に十分耐えうる剛材を使用したコの字型の本考案品を、内側のクッションでふくらはぎを挟み込み固定する。

以下、添付図面に従って説明する。
右側部▲１▼と左側部▲２▼とが天井部▲３▼で連結されているコの字型の本体と、内面に設けられたクッション▲４▼を有する一対の正座補助椅子▲５▼を、正座者の両ふくらはぎの後ろより差し込み、クッションを介してそれぞれを装着し、▲３▼の天井部が座部となり長時間の正座が可能となる。
又、右側部▲１▼と左側部▲２▼の内側に配置されたクッション▲４▼は、奥側よりも開口側の方が内側に向かって突出しており、ふくらはぎを包み込める形状にしていると共に、小さな突出▲７▼を複数配置する事により、装着時にふくらはぎから抜けにくくしている。

１ 部分椅子の右側部
２ 部分椅子の左側部
３ 部分椅子の天井部（正座者の座部）
４ 右側部・左側部・天井部のクッション
５ 一対のシークレット正座補助椅子（右足用と左足用）
６ 床との接地面
７ 小さな突出を配置したクッション
８ 立ち姿を正面から見た、本考案品の装着時の様子
９ 立ち姿を後面から見た、本考案品の装着時の様子
１０ 正座時を横から見た、本考案品の装着時の様子

Claims (2)

1. 右側部と左側部とが天井部で連結されているコの字型の本体と、右側部と左側部の各内面に設けられたクッションを有する一対の部分椅子を、右側部と左側部との間にクッションを介して正座者の両ふくらはぎを挟み込む様にそれぞれを装着し、これらの天井部を正座者の座面となる様にしたシークレット正座椅子。
2. 前記クッションは、コの字本体の開口部の奥側よりも外側が突出している請求項１に記載のシークレット正座椅子。