JP2015118115A - 手振れ補正装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヒステリシス現象が発生することなく、不要な共振が抑制され、落下衝撃に対する耐力が向上される手振れ補正装置を提供する。【解決手段】光軸周りに90度間隔で配置された永久磁石14の+Z側の側面14aに+Z側の渦電流誘導板16aを空隙を隔ててZ方向に対向させ、外側の板面14bに径方向の渦電流誘導板16bを空隙を隔てて径方向に対向させ、周方向の側面14cに周方向の渦電流誘導板16cを空隙を隔てて周方向に対向させるようにした。【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電話用のカメラ等に生じる手振れを補正する手振れ補正装置に関する。
カメラの手振れ補正装置は、オートフォーカス用レンズ駆動装置によって保持されたレンズに手振れが生じると、レンズもしくはオートフォーカス用レンズ駆動装置をレンズの光軸方向に対して直角な方向に搖動させ、イメージセンサ上に結像させた像のブレや流れを抑制する。例えば、特許文献1に記載の手振れ補正装置は、光軸方向に延在するサスペンションワイヤと、サスペンションワイヤにより光軸と直角な方向に搖動可能に懸架支持されるオートフォーカス用レンズ駆動装置と、揺動用コイル及び永久磁石を有する電磁駆動手段とを備えた構成である。当該手振れ補正装置は、オートフォーカス用レンズ駆動装置と共にレンズを揺動させることによって像のブレを抑制する。
図6は、従来技術に係る手振れ補正装置30を示す図である。図6(a)は手振れ補正装置30の斜視図、図6(b)は電磁駆動部分の斜視図、図6(c)は懸架支持部分の拡大斜視図である。ここで、図示しないレンズの光軸方向をZ(Z軸)方向とし、Z軸と直角な2方向をX(X軸)方向及びY(Y軸)方向とする。
図6に示すように、手振れ補正装置30は、中央部が開口してZ方向を向いた板状のベース基板31と、Z方向に延在する4本のサスペンションワイヤ32と、ベース基板31の+Z側において四角枠状のマグネットホルダ33の側面33bに保持され、磁極面をX方向及びY方向に向けてZ軸と平行な軸周りに90度の間隔で配設された板状をなす4個の永久磁石34と、Z方向に巻回されて永久磁石34の−Z側の側面と空隙を隔てて対向し、ベース基板31の+Z側に装着されるX側の揺動用コイル35x及びY側の揺動用コイル35yとを備える。また、永久磁石34の内周側には、オートフォーカス用コイル40がレンズホルダ38の外周側に巻回される。マグネットホルダ33の+Z側の端面33a上には、前側バネ部材37Aが接続される。オートフォーカス用レンズ駆動装置には、レンズホルダ38をZ軸方向に移動させるためのローレンツ力が発生する。また、シールドカバー39は、中央部に円形の開口を有し、上記各部品の外側に取付けられる。
図6に示すように、手振れ補正装置30は、中央部が開口してZ方向を向いた板状のベース基板31と、Z方向に延在する4本のサスペンションワイヤ32と、ベース基板31の+Z側において四角枠状のマグネットホルダ33の側面33bに保持され、磁極面をX方向及びY方向に向けてZ軸と平行な軸周りに90度の間隔で配設された板状をなす4個の永久磁石34と、Z方向に巻回されて永久磁石34の−Z側の側面と空隙を隔てて対向し、ベース基板31の+Z側に装着されるX側の揺動用コイル35x及びY側の揺動用コイル35yとを備える。また、永久磁石34の内周側には、オートフォーカス用コイル40がレンズホルダ38の外周側に巻回される。マグネットホルダ33の+Z側の端面33a上には、前側バネ部材37Aが接続される。オートフォーカス用レンズ駆動装置には、レンズホルダ38をZ軸方向に移動させるためのローレンツ力が発生する。また、シールドカバー39は、中央部に円形の開口を有し、上記各部品の外側に取付けられる。
図6(c)に示すように、4本のサスペンションワイヤ32の一端側は、ベース基板31の四隅に接続される。各サスペンションワイヤ32の他端側は、前側バネ部材37Aの外側保持部37bに形成されたワイヤ接続部37dに接続される。このため、マグネットホルダ33は、サスペンションワイヤ32によりX方向及びY方向へ揺動可能に支持される。
図6(b)に示すように、X側の揺動用コイル35xは、ベース基板31上の−X側及び+X側に配設され、Y側の揺動用コイル35yは、ベース基板31上の−Y側及び+Y側に配設される。X側の揺動用コイル35xは、通電により後述するオートフォーカス用レンズ駆動装置をX方向へ揺動させる。また、Y側の揺動用コイル35yは、通電によりオートフォーカス用レンズ駆動装置をY方向へ揺動させる。
図6(b)に示すように、X側の揺動用コイル35xは、ベース基板31上の−X側及び+X側に配設され、Y側の揺動用コイル35yは、ベース基板31上の−Y側及び+Y側に配設される。X側の揺動用コイル35xは、通電により後述するオートフォーカス用レンズ駆動装置をX方向へ揺動させる。また、Y側の揺動用コイル35yは、通電によりオートフォーカス用レンズ駆動装置をY方向へ揺動させる。
レンズホルダ38には、前側バネ部材37A及び図示しない後側バネ部材の内側保持部37aが接続される。前側バネ部材37A及び後側バネ部材の腕部37cは、バネとして機能し、レンズホルダ38をZ方向へ移動可能に懸架支持する。また、レンズホルダ38には、オートフォーカス用コイル40が巻回されており、前側バネ部材37A及び後側バネ部材に懸架支持されたレンズホルダ38がオートフォーカス用レンズ駆動装置として機能する。オートフォーカス用コイル40は、通電に伴いレンズホルダ38をZ方向へ移動させる。
また、シールドカバー39は、強磁性もしくは非磁性の導電体よりなる。シールドカバー39は、+Z側の面に円形の開口部が形成された箱体であって、手振れ補正装置30の+Z側及びZ軸周りを囲む。シールドカバー39は、外部からもたらされる電磁波やイメージセンサから発せられる電磁波を遮蔽する。
また、シールドカバー39は、強磁性もしくは非磁性の導電体よりなる。シールドカバー39は、+Z側の面に円形の開口部が形成された箱体であって、手振れ補正装置30の+Z側及びZ軸周りを囲む。シールドカバー39は、外部からもたらされる電磁波やイメージセンサから発せられる電磁波を遮蔽する。
さらに、図6(c)に示すように、ベース基板31とマグネットホルダ33との間には、シリコーンゲル等よりなるダンパ材41が挟在する。ダンパ材41は、手振れ補正装置30に生じる不要な共振を抑制し、落下衝撃に対する手振れ補正装置30の耐力を向上する。
しかしながら上述したダンパ材41は、形状復元性に劣るため、マグネットホルダ33がX方向やY方向の揺動に応じて変形したときに、元の形状に戻るのに時間がかかってしまう。そのため、揺動時における往路と復路とでイメージセンサに対するレンズの中心がずれる。すなわち、例えば図7に示すように、X側の揺動用コイル35xに電流+iaを流し、電流−ibを流した後、再び電流+iaを流すことによりマグネットホルダ33をX方向に往復揺動させたとき、同じ大きさの電流値+iaを流した場合であっても、X方向への揺動量にΔXaの差が生じ、ヒステリシス現象を引き起こす。このため、図示しないイメージセンサ上に結像される被写体の中心位置が揺動に伴い変化し、撮影者の意図しない画像が撮影される恐れがあった。
本発明は、上記課題を解決するため、ヒステリシス現象が発生することなく、不要な共振が抑制され、落下衝撃に対する耐力が向上される手振れ補正装置を提供することを目的とする。
本願発明の手振れ補正装置の構成として、被写体側をレンズの光軸方向前方として、レンズ側に板面を向けて光軸周りに90度間隔で配置された四角板状の永久磁石を有し、永久磁石及びレンズを光軸と直角な方向に揺動させる手振れ補正装置であって、手振れ補正装置は、非磁性の導電体よりなる制動部材を備え、制動部材には、永久磁石の外周側の板面、光軸方向前方の板面、及び外周側の板面と光軸方向前方の板面とに隣接する板面に空隙を隔てて対向し、永久磁石の変位による磁場に応じた渦電流を発生させる渦電流誘導板が設けられたことを特徴とする。
これにより、本発明による手振れ補正装置は、ダンパ材を使用することなく手振れ補正装置の振動や衝撃を緩和することができ、ヒステリシス現象の発生を防止することができる。また、手振れ補正装置に生じる不要な共振が抑制され、外部からの衝撃に対する耐力を高めることができる。
これにより、本発明による手振れ補正装置は、ダンパ材を使用することなく手振れ補正装置の振動や衝撃を緩和することができ、ヒステリシス現象の発生を防止することができる。また、手振れ補正装置に生じる不要な共振が抑制され、外部からの衝撃に対する耐力を高めることができる。
また、本願発明に係る手振れ補正装置の他の構成として、被写体側をレンズの光軸方向前方として、レンズ側に板面を向けて光軸周りに90度間隔で配置された四角板状の永久磁石を有し、永久磁石及びレンズを光軸と直角な方向に揺動させる手振れ補正装置であって、手振れ補正装置は、非磁性の導電体よりなる制動部材を備え、制動部材には、永久磁石の外周側の板面及び光軸方向前方の板面に空隙を隔てて対向し、永久磁石の変位による磁場に応じた渦電流を発生させる渦電流誘導板と、光軸方向を向いた板面の中央部が開口し、永久磁石の光軸方向前方に設けられる四角板状の天面部、及び天面部の外縁部から光軸方向後方に延在し、永久磁石の側面側に設けられる側面部を有し、永久磁石の光軸方向前方及び外周側を覆う電磁波遮蔽板とが設けられたことを特徴とする。
これにより、本発明による手振れ補正装置は、振動や衝撃を緩衝すると共に、外部からもたらされる電磁波やイメージセンサから発せられる電磁波を遮蔽することができる。
これにより、本発明による手振れ補正装置は、振動や衝撃を緩衝すると共に、外部からもたらされる電磁波やイメージセンサから発せられる電磁波を遮蔽することができる。
また、本願発明に係る手振れ補正装置の他の構成として、制動部材が、永久磁石よりも光軸方向後方に設けられる揺動用コイルの芯部に配設され、永久磁石の光軸方向後方の板面に空隙を隔てて対向する渦電流誘導板を備えれば、光軸方向後方の渦電流誘導板が振動を生じた永久磁石に制動力を与えることができるので、手振れ補正装置に生じる不要な共振を抑制することができ、外部からの衝撃に対する耐力をより向上することが可能となる。
なお、前記発明の概要は、本発明の必要な全ての特徴を列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
なお、前記発明の概要は、本発明の必要な全ての特徴を列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、実施の形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、実施の形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
実施の形態1
図1は本実施の形態1に係る手振れ補正装置10を示す斜視図であり、図2は手振れ補正装置10の分解斜視図であり、図3は手振れ補正装置10の制動部材16の一部を切り欠いて示す要部斜視図である。以下、図示しないレンズの光軸方向をZ(Z軸)方向、被写体側をZ方向前方(+Z側)、Z軸と直角な2方向をX(X軸)方向及びY(Y軸)方向とする。
各図に示すように、手振れ補正装置10は、ベース基板11と、サスペンションワイヤ12と、マグネットホルダ13と、永久磁石14と、X側の揺動用コイル15xと、Y側の揺動用コイル15yと、制動部材16とを備え、永久磁石14及びレンズを光軸と直交する方向に揺動させる。手振れ補正装置10は、内側にオートフォーカス用レンズ駆動装置21を支持する。
図1は本実施の形態1に係る手振れ補正装置10を示す斜視図であり、図2は手振れ補正装置10の分解斜視図であり、図3は手振れ補正装置10の制動部材16の一部を切り欠いて示す要部斜視図である。以下、図示しないレンズの光軸方向をZ(Z軸)方向、被写体側をZ方向前方(+Z側)、Z軸と直角な2方向をX(X軸)方向及びY(Y軸)方向とする。
各図に示すように、手振れ補正装置10は、ベース基板11と、サスペンションワイヤ12と、マグネットホルダ13と、永久磁石14と、X側の揺動用コイル15xと、Y側の揺動用コイル15yと、制動部材16とを備え、永久磁石14及びレンズを光軸と直交する方向に揺動させる。手振れ補正装置10は、内側にオートフォーカス用レンズ駆動装置21を支持する。
ベース基板11は、四角板状をなし、中央部にZ方向を向いた円形の開口部を有する。サスペンションワイヤ12は、Z方向に延在する4本の棒状部材である。サスペンションワイヤ12は、−Z側の端部がベース基板11の四隅に接続され、+Z側の端部がマグネットホルダ13の四隅に設けられたフランジ部13cに接続される。
マグネットホルダ13は、中央部にZ方向を向いた円形の開口部を有した四角板状の底面13aと、底面13aの四隅から+Z方向に向けて立設された柱部13bと、柱部13bの端部から径方向外側に延在するフランジ部13cとよりなる。マグネットホルダ13は、ベース基板11の+Z側にサスペンションワイヤ12を介して非接触で配設される。
マグネットホルダ13は、中央部にZ方向を向いた円形の開口部を有した四角板状の底面13aと、底面13aの四隅から+Z方向に向けて立設された柱部13bと、柱部13bの端部から径方向外側に延在するフランジ部13cとよりなる。マグネットホルダ13は、ベース基板11の+Z側にサスペンションワイヤ12を介して非接触で配設される。
X側の揺動用コイル15xは、ベース基板11の−X側の縁部近傍及び+X側の縁部近傍における+Z側の面に配設される。Y側の揺動用コイル15yは、ベース基板11の−Y側の縁部近傍及び+Y側の縁部近傍における+Z側の面に配設される。また、揺動用コイル15x,15yは、永久磁石14よりも光軸方向(Z軸方向)後方に設けられる。
永久磁石14は、四角板状をなし、光軸周りに90度間隔で4個配設される。各永久磁石14は、X側の揺動用コイル15x及びY側の揺動用コイル15yとZ方向に空隙を隔てて対向する。永久磁石14は、マグネットホルダ13の底面13aにおける四辺の縁部に位置し、外側(外周側)の板面14b及び内側(内周側)の板面14dが径方向を向くように取付けられる。また、永久磁石14とマグネットホルダ13の柱部13bとが、Z軸と平行な軸周りに交互に配置される。永久磁石14と柱部13bとの間には、空隙14kが形成されている。
永久磁石14は、四角板状をなし、光軸周りに90度間隔で4個配設される。各永久磁石14は、X側の揺動用コイル15x及びY側の揺動用コイル15yとZ方向に空隙を隔てて対向する。永久磁石14は、マグネットホルダ13の底面13aにおける四辺の縁部に位置し、外側(外周側)の板面14b及び内側(内周側)の板面14dが径方向を向くように取付けられる。また、永久磁石14とマグネットホルダ13の柱部13bとが、Z軸と平行な軸周りに交互に配置される。永久磁石14と柱部13bとの間には、空隙14kが形成されている。
図3に示すように、制動部材16は非磁性の導電体である。制動部材16は、+Z側の渦電流誘導板16aと、径方向(外周側)の渦電流誘導板16bと、周方向の(Z側の渦電流誘導板16aと径方向(外周側)の渦電流誘導板16bとに隣接する)渦電流誘導板16cと、Z方向を向いて中央部が円形に開口し、四辺(外縁部)において+Z側の渦電流誘導板16aと接続される四角板状の天面部16dとを備える。各渦電流誘導板16a,16b,16cは、永久磁石の変位による磁場に応じた渦電流を発生させる。
+Z側の渦電流誘導板16a及び周方向の渦電流誘導板16cは、プレス成型や板金等の折り曲げ加工により形成される。+Z側の渦電流誘導板16a及び周方向の渦電流誘導板16cは、径方向の渦電流誘導板16bと隣接し、直角をなすようにベース基板11に取付けられる。
+Z側の渦電流誘導板16aは、永久磁石14の+Z側(光軸方向前方)の側面(板面)14aと空隙を隔ててZ方向に対向する。径方向の渦電流誘導板16bは、永久磁石14の外側(外周側)の板面14bと空隙を隔てて径方向(X軸方向及びY軸方向)に対向する。周方向の渦電流誘導板16cは、永久磁石14の周方向の(Z側の渦電流誘導板16aと径方向(外周側)の渦電流誘導板16bとに隣接する)側面(板面)14cと空隙を隔てて周方向(X軸方向及びY軸方向)に対向し、永久磁石14及び柱部13bと非接触状態で配設される。
+Z側の渦電流誘導板16aは、永久磁石14の+Z側(光軸方向前方)の側面(板面)14aと空隙を隔ててZ方向に対向する。径方向の渦電流誘導板16bは、永久磁石14の外側(外周側)の板面14bと空隙を隔てて径方向(X軸方向及びY軸方向)に対向する。周方向の渦電流誘導板16cは、永久磁石14の周方向の(Z側の渦電流誘導板16aと径方向(外周側)の渦電流誘導板16bとに隣接する)側面(板面)14cと空隙を隔てて周方向(X軸方向及びY軸方向)に対向し、永久磁石14及び柱部13bと非接触状態で配設される。
制動部材16の外側には、シールドカバー19が取り付けられる。シールドカバー19は、手振れ補正装置10のZ方向前方に円形の開口部を有する天板19aと、天板19aから−Z方向に延在する外周側面19bとを有する箱状の部材である。なお、シールドカバー19は、本実施形態に係る手振れ補正装置10に必須の構成ではなく、必要に応じて取り付けられる。
オートフォーカス用レンズ駆動装置21は、前側バネ部材17Aと、後側バネ部材17Bと、+Z側及び−Z側の端部が前側バネ部材17A及び後側バネ部材17Bを介してZ方向に移動可能に懸架支持されるレンズホルダ18と、通電によるローレンツ力の発生に伴いレンズホルダ18をZ軸方向に移動させるオートフォーカス用コイル20とにより構成される。
レンズホルダ18は、Z方向に沿って開口する円筒状の部材であって、外周側にはZ軸と平行な軸周りに巻回されたオートフォーカス用コイル20が装着される。前側バネ部材17A及び後側バネ部材17Bは、レンズホルダ18に接続される内側保持部17aと、マグネットホルダ13のフランジ部13cに接続される外側保持部17bと、内側保持部17a及び外側保持部17bを連結し、バネとして機能する腕部17cとよりなる。
レンズホルダ18は、Z方向に沿って開口する円筒状の部材であって、外周側にはZ軸と平行な軸周りに巻回されたオートフォーカス用コイル20が装着される。前側バネ部材17A及び後側バネ部材17Bは、レンズホルダ18に接続される内側保持部17aと、マグネットホルダ13のフランジ部13cに接続される外側保持部17bと、内側保持部17a及び外側保持部17bを連結し、バネとして機能する腕部17cとよりなる。
マグネットホルダ13は、サスペンションワイヤ12によりX方向及びY方向へ揺動可能に支持される。よって、マグネットホルダ13は、X側の揺動用コイル15xへの通電に伴い永久磁石14(ひいては、オートフォーカス用レンズ駆動装置21)をX方向へ揺動させる。また、マグネットホルダ13は、Y側の揺動用コイル15yへの通電に伴い永久磁石14(ひいては、オートフォーカス用レンズ駆動装置21)をY方向へ揺動させる。
以上のように構成された手振れ補正装置10に振動や衝撃が加わると、永久磁石14及びオートフォーカス用レンズ駆動装置21を振動質量として懸架するサスペンションワイヤ12には、X方向及びY方向への撓み振動やZ方向への伸縮振動が生じる。しかしながら、ベース基板11に固定された制動部材16(具体的には+Z側の渦電流誘導板16a、径方向の渦電流誘導板16b及び周方向の渦電流誘導板16c)は、永久磁石14と対向する。このため、+Z側の渦電流誘導板16a、径方向の渦電流誘導板16b及び周方向の渦電流誘導板16cの表層には、永久磁石14の変位(振動)に伴う磁場の変化を打ち消す渦電流が変位(振動)の速度に応じた大きさで流れる。そして、当該渦電流による磁場が、変位を抑制するための制動力として永久磁石14に対して作用する。
すなわち、+Z側の渦電流誘導板16aの表層には、+Z側の渦電流誘導板16aと永久磁石14の+Z側の側面(板面)14aとの距離(対向距離)の増減や対向する面のずれの発生に応じて、磁場の変化を打ち消す渦電流が流れる。当該渦電流の通電に伴い、対向距離の増減や対向面のずれを抑制する制動力としての磁場が永久磁石14に生じる。
また、径方向の渦電流誘導板16bの表層には、径方向の渦電流誘導板16bと永久磁石14の外側の板面14bとの距離(対向距離)の増減や対向する面のずれの発生に応じて、磁場の変化を打ち消す渦電流が流れる。当該渦電流の通電に伴い、対向距離の増減や対向面のずれを抑制する制動力としての磁場が永久磁石14に生じる。
さらに、周方向の渦電流誘導板16cの表層には、周方向の渦電流誘導板16cと永久磁石14の周方向の側面(板面)14cとの距離(対向距離)の増減や対向する面のずれの発生に応じて、磁場の変化を打ち消す渦電流が流れる。当該渦電流の通電に伴い、対向距離の増減や対向面のずれを抑制する制動力としての磁場が永久磁石14に生じる。
また、径方向の渦電流誘導板16bの表層には、径方向の渦電流誘導板16bと永久磁石14の外側の板面14bとの距離(対向距離)の増減や対向する面のずれの発生に応じて、磁場の変化を打ち消す渦電流が流れる。当該渦電流の通電に伴い、対向距離の増減や対向面のずれを抑制する制動力としての磁場が永久磁石14に生じる。
さらに、周方向の渦電流誘導板16cの表層には、周方向の渦電流誘導板16cと永久磁石14の周方向の側面(板面)14cとの距離(対向距離)の増減や対向する面のずれの発生に応じて、磁場の変化を打ち消す渦電流が流れる。当該渦電流の通電に伴い、対向距離の増減や対向面のずれを抑制する制動力としての磁場が永久磁石14に生じる。
これにより、永久磁石14の急激な変位開始に対しては強力な制動力としての磁場が生じ、緩やかな変位開始に対しては微力な制動力としての磁場が生じる。磁場の発生に伴い永久磁石が静止すれば、+Z側の渦電流誘導板16a、径方向の渦電流誘導板16b及び周方向の渦電流誘導板16cには渦電流が流れなくなり、制動力である磁場が消滅する。
その結果、手振れ補正装置10に生じる振動や衝撃が緩和され、ヒステリシス現象の発生を防止することが可能となる。また、手振れ補正装置10に生じる不要な共振が抑制され、外部からの衝撃に対する耐力を高めることができる。従って、イメージセンサ上に結像される被写体の中心位置が変化することがない。
その結果、手振れ補正装置10に生じる振動や衝撃が緩和され、ヒステリシス現象の発生を防止することが可能となる。また、手振れ補正装置10に生じる不要な共振が抑制され、外部からの衝撃に対する耐力を高めることができる。従って、イメージセンサ上に結像される被写体の中心位置が変化することがない。
図4は、本実施の形態1に係る手振れ補正装置10の変形例を示す要部斜視図である。
本変形例は、ベース基板11上のX側の揺動用コイル15x及びY側の揺動用コイル15yにおける巻回芯部(巻回中心付近)に後側の渦電流誘導板16eが配設される。後側の渦電流誘導板16eは、永久磁石14の光軸方向後方の板面と空隙を隔てて対向する。この場合、上述した+Z側の渦電流誘導板16a,径方向の渦電流誘導板16b及び周方向の渦電流誘導板16cに加えて、後側の渦電流誘導板16eによっても変位した(振動を生じた)永久磁石14に制動力を加える(磁場を発生させる)ことができる。よって、手振れ補正装置10に生じる不要な共振が抑制され、外部からの衝撃に対する耐力をさらに高めることが可能となる。
本変形例は、ベース基板11上のX側の揺動用コイル15x及びY側の揺動用コイル15yにおける巻回芯部(巻回中心付近)に後側の渦電流誘導板16eが配設される。後側の渦電流誘導板16eは、永久磁石14の光軸方向後方の板面と空隙を隔てて対向する。この場合、上述した+Z側の渦電流誘導板16a,径方向の渦電流誘導板16b及び周方向の渦電流誘導板16cに加えて、後側の渦電流誘導板16eによっても変位した(振動を生じた)永久磁石14に制動力を加える(磁場を発生させる)ことができる。よって、手振れ補正装置10に生じる不要な共振が抑制され、外部からの衝撃に対する耐力をさらに高めることが可能となる。
図5(a)は本実施の形態2に係る手振れ補正装置10Sであり、図5(b)は手振れ補正装置10Sに取付けられる制動部材16S及び制動部材16Sの一部を切り欠いて示す斜視図である。実施の形態2に係る手振れ補正装置10Sは、上述した制動部材16に替えて制動部材16Sを取付けている点で上記実施形態1に係る手振れ補正装置10と異なる。なお、制動部材16S以外の部材は実施の形態1と同じであるので、同一の符号を付し、説明を省略する。
図5(b)に示すように、制動部材16Sは、非磁性の導電体よりなる−Z側が開放した箱状の部材であって、マグネットホルダ13や永久磁石14等の被写体側,外周側を取り囲むように覆う。制動部材16Sは、四角板状の天面部16dと、側面部16fと、+Z側(光軸方向前方)の渦電流誘導板16aと、径方向(外周側)の渦電流誘導板16bとを備える。各渦電流誘導板16a,16bは、永久磁石の変位による磁場に応じた渦電流を発生させる。
天面部16dは、四角板状をなし、光軸方向を向いた板面の中央部にZ方向に沿って形成される円形の開口部を有し、電磁波遮蔽板として機能する。+Z側(光軸方向前方)の渦電流誘導板16aは、天面部16dの各辺における中央側の縁部から永久磁石14の+Z側(光軸方向前方)の側面(板面)14aに向けてオフセットされ(−Z方向に窪み)、永久磁石14の+Z側の側面(板面)14aと対向する。側面部16fは、天面部16dにおける四隅の角部(外縁部)から光軸方向後方(−Z方向)に延長し、手振れ補正装置10Sの径方向角部近傍を覆って電磁波遮蔽板として機能する。径方向の渦電流誘導板16bは、側面部16fの側面から永久磁石14の外側の板面14bに向けてオフセットされて、永久磁石14の外側の板面14bと対向する。
天面部16dは、四角板状をなし、光軸方向を向いた板面の中央部にZ方向に沿って形成される円形の開口部を有し、電磁波遮蔽板として機能する。+Z側(光軸方向前方)の渦電流誘導板16aは、天面部16dの各辺における中央側の縁部から永久磁石14の+Z側(光軸方向前方)の側面(板面)14aに向けてオフセットされ(−Z方向に窪み)、永久磁石14の+Z側の側面(板面)14aと対向する。側面部16fは、天面部16dにおける四隅の角部(外縁部)から光軸方向後方(−Z方向)に延長し、手振れ補正装置10Sの径方向角部近傍を覆って電磁波遮蔽板として機能する。径方向の渦電流誘導板16bは、側面部16fの側面から永久磁石14の外側の板面14bに向けてオフセットされて、永久磁石14の外側の板面14bと対向する。
つまり、本実施形態の制動部材16Sは、実施の形態1における制動部材16と異なり、側面部16fが設けられ、隣接する永久磁石14の間に配置されたマグネットホルダ13の柱部13bを外側から覆う形態である。
これにより、手振れ補正装置10Sに振動や衝撃が加わって永久磁石14が変位(振動)を開始すると、永久磁石14と対向する制動部材16S(+Z側の渦電流誘導板16a及び径方向の渦電流誘導板16b)の表層には、永久磁石14の変位に伴う磁場の変化を打ち消すための渦電流が変位速度に応じた大きさで流れる。そして、永久磁石14の変位速度に応じた強さの制動力としての磁場が永久磁石14に生じる。その結果、ヒステリシス現象を生じることなく手振れ補正装置10Sに発生した振動や衝撃が緩和され、手振れ補正装置10に生じる不要な共振が抑制されると共に、外部からの衝撃に対する耐力を高めることができる。さらに、手振れ補正装置10Sは、天面部16dと、側面部16fと、+Z側の渦電流誘導板16aと、渦電流誘導板16bとが+Z側及び外側を取り囲むことにより、外部からもたらされる電磁波やイメージセンサから発せられる電磁波を遮蔽することができる。
これにより、手振れ補正装置10Sに振動や衝撃が加わって永久磁石14が変位(振動)を開始すると、永久磁石14と対向する制動部材16S(+Z側の渦電流誘導板16a及び径方向の渦電流誘導板16b)の表層には、永久磁石14の変位に伴う磁場の変化を打ち消すための渦電流が変位速度に応じた大きさで流れる。そして、永久磁石14の変位速度に応じた強さの制動力としての磁場が永久磁石14に生じる。その結果、ヒステリシス現象を生じることなく手振れ補正装置10Sに発生した振動や衝撃が緩和され、手振れ補正装置10に生じる不要な共振が抑制されると共に、外部からの衝撃に対する耐力を高めることができる。さらに、手振れ補正装置10Sは、天面部16dと、側面部16fと、+Z側の渦電流誘導板16aと、渦電流誘導板16bとが+Z側及び外側を取り囲むことにより、外部からもたらされる電磁波やイメージセンサから発せられる電磁波を遮蔽することができる。
また、本実施の形態2においても、図4に示したようなX側の揺動用コイル15x及びY側の揺動用コイル15yの各巻回芯部に挿入した後側の渦電流誘導板16eを併用すれば、手振れ補正装置10Sに生じる不要な共振が抑制され、外部からの衝撃に対する耐力をさらに高めることができるようになる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に記載の範囲には限定されない。前記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者にも明らかである。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲から明らかである。
10 手振れ補正装置、11 ベース基板、12 サスペンションワイヤ、
13 マグネットホルダ、14 永久磁石、15x X側の揺動用コイル、
15y Y側の揺動用コイル、16 制動部材、18 レンズホルダ、
19 シールドカバー、20 オートフォーカス用コイル、
21 オートフォーカス用レンズ駆動装置。
13 マグネットホルダ、14 永久磁石、15x X側の揺動用コイル、
15y Y側の揺動用コイル、16 制動部材、18 レンズホルダ、
19 シールドカバー、20 オートフォーカス用コイル、
21 オートフォーカス用レンズ駆動装置。
Claims (3)
- 被写体側をレンズの光軸方向前方として、前記レンズ側に板面を向けて光軸周りに90度間隔で配置された四角板状の永久磁石を有し、
前記永久磁石及び前記レンズを前記光軸と直角な方向に揺動させる手振れ補正装置であって、
前記手振れ補正装置は、非磁性の導電体よりなる制動部材を備え、
前記制動部材には、
前記永久磁石の外周側の板面、光軸方向前方の板面、及び前記外周側の板面と光軸方向前方の板面とに隣接する板面に空隙を隔てて対向し、前記永久磁石の変位による磁場に応じた渦電流を発生させる渦電流誘導板が設けられたことを特徴とする手振れ補正装置。 - 被写体側をレンズの光軸方向前方として、前記レンズ側に板面を向けて光軸周りに90度間隔で配置された四角板状の永久磁石を有し、
前記永久磁石及び前記レンズを前記光軸と直角な方向に揺動させる手振れ補正装置であって、
前記手振れ補正装置は、非磁性の導電体よりなる制動部材を備え、
前記制動部材には、
前記永久磁石の外周側の板面及び光軸方向前方の板面に空隙を隔てて対向し、前記永久磁石の変位による磁場に応じた渦電流を発生させる渦電流誘導板と、
前記光軸方向を向いた板面の中央部が開口し、前記永久磁石の光軸方向前方に設けられる四角板状の天面部、及び前記天面部の外縁部から前記光軸方向後方に延在し、前記永久磁石の側面側に設けられる側面部を有し、前記永久磁石の光軸方向前方及び外周側を覆う電磁波遮蔽板と、が設けられたことを特徴とする手振れ補正装置。 - 前記制動部材は、前記永久磁石よりも光軸方向後方に設けられる揺動用コイルの芯部に配設され、前記永久磁石の光軸方向後方の板面に空隙を隔てて対向する渦電流誘導板をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の手振れ補正装置。
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