JP2015118103A - 放射能測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】試料の放射能を所望の精度で容易に測定する。
【解決手段】放射能測定装置10の処理装置13が、試料の任意の減弱係数に応じた補正係数を試料の形状および放射線検出器15の結晶の形状に応じたパラメータによって記述するデータを用いて、試料の自己吸収を補正するステップと、処理装置13が、パラメータを、任意の減弱係数を有する試料を所定の容器16に収容して、試料から放出される放射線を所定形状のゲルマニウム結晶を有する放射線検出器15によって検出する場合に対して、放射線の輸送をシミュレーションにより演算して得られる放射線検出器15の検出効率に基づいて算出するステップと、を含む。
【選択図】図1

Description

この発明は、放射能測定方法に関する。
従来、例えば容器に充填された試料の放射能量を定量する際に、この容器および試料と放射線検出器とにおける放射線の挙動をモンテカルロ法のシミュレーションにより追跡して、容器内の試料から放出される放射線の全吸収ピーク効率を算出するとともに、自己吸収の補正を行なう方法が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2002−98768号公報 WO1998/39628号公報
ところで、上記従来技術に係る効率算出および自己吸収の補正によれば、シミュレーションに要する演算負荷が嵩み、演算時間が長くなることに加えて、容器の形状および試料の材質が異なる毎に演算処理を実行する必要が生じ、容器に充填された試料の放射能量を定量する際に煩雑な手間を要するという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、試料の放射能を所望の精度で容易に測定することが可能な放射能測定方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明は以下の態様を採用した。
(1)本発明の一態様に係る放射能測定方法は、試料の自己吸収を補正係数に基づいて補正して、前記試料から放出される放射線を検出する放射線検出器(例えば、実施の形態での放射線検出器15)の検出効率を較正する処理手段(例えば、実施の形態での処理装置13)が行う放射能測定方法であって、前記処理手段が、前記試料の任意の線減弱係数に応じた前記補正係数を前記試料の形状および前記放射線検出器の結晶の形状に応じたパラメータによって記述するデータを用いて、前記試料の自己吸収を補正するステップを含む。
(2)上記(1)に係る放射能測定方法は、前記処理手段が、前記パラメータを、前記任意の線減弱係数を有する前記試料を所定容器(例えば、実施の形態での容器16)に収容して、前記試料から放出される前記放射線を所定形状の結晶(例えば、実施の形態でのゲルマニウム結晶20)を有する前記放射線検出器によって検出する場合に対して、前記放射線の輸送をシミュレーションにより演算して得られる前記放射線検出器の検出効率に基づいて算出するステップを含む。
(3)上記(2)に係る放射能測定方法は、前記処理手段が、前記所定形状の結晶を、複数の異なる前記放射線検出器の結晶の形状に基づく平均形状の結晶とするステップを含む。
(4)上記(2)に係る放射能測定方法は、前記処理手段が、前記所定形状の結晶を、複数の異なる前記放射線検出器の結晶とし、前記複数の異なる前記放射線検出器に対する前記パラメータの複数の算出結果に基づき、前記パラメータと前記結晶の形状との対応関係を示すパラメータデータを作成するステップを含む。
(5)上記(4)に係る放射能測定方法は、前記処理手段が、前記パラメータデータに基づき、前記複数の異なる前記放射線検出器を相対効率に応じて区分して得られる複数のグループ毎に対して、各前記グループ内の全ての前記放射線検出器に共通に単一の前記パラメータを対応付けるステップを含む。
(6)上記(1)から(5)の何れか1つに係る放射能測定方法は、前記処理手段が、前記補正係数fを、前記線減弱係数μと第1の前記パラメータaと第2の前記パラメータbとによる所定数式によって記述し、該所定数式を、f=1/(1+a×μ+b×μ)とするステップを含む。
(7)上記(1)から(5)の何れか1つに係る放射能測定方法は、前記処理手段が、前記補正係数fを、前記線減弱係数μと第1の前記パラメータaと第2の前記パラメータbと第3の前記パラメータcとによる所定数式によって記述し、該所定数式を、f=1/(1+a×μ+b×μ+c×μ)とするステップを含む。
(8)本発明の一態様に係る放射能測定方法は、試料の自己吸収を補正係数に基づいて補正して、前記試料から放出される放射線を検出する放射線検出器(例えば、実施の形態での放射線検出器15)の検出効率を較正する処理手段(例えば、実施の形態での処理装置13)が行う放射能測定方法であって、前記処理手段が、波高分析装置(例えば、実施の形態での波高分析装置14)が出力する前記放射線検出器の出力信号パルスの波高分布のデータに対して、前記試料の任意の線減弱係数に応じた前記補正係数を前記試料の形状および前記放射線検出器の結晶の形状に応じたパラメータによって記述するデータを用いて、前記試料の自己吸収を補正して、前記放射線検出器の全吸収ピーク効率のエネルギー依存性のデータを較正するステップと、前記処理手段が、前記試料に含まれる放射能量を算出するステップと、を含む。
上記(1)に記載の態様に係る放射能測定方法によれば、試料の自己吸収を補正する補正係数を、試料の減弱係数と、試料の形状および放射線検出器の結晶の形状に応じたパラメータとによって記述したことにより、演算負荷が嵩んだり、演算時間が長くなることを防止し、容易に自己吸収を補正することができる。
さらに、パラメータを外部から取得する場合には、例えば予め設定された所定の演算処理によってパラメータを算出する場合に比べて、汎用性を向上させることができる。
上記(2)に記載の態様に係る放射能測定方法によれば、パラメータを、任意の減弱係数を有する試料に対して、放射線の輸送をシミュレーションにより演算して得られる放射線検出器の検出効率に基づいて算出することから、例えば標準容積線源などを用いた実測によりパラメータを算出する場合に比べて、より広範な減弱係数の範囲において精度良く自己吸収を補正することができる。
また、標準容積線源を必要とせず、放射性廃棄物の発生を抑制することができる。
しかも、試料を収容する所定容器および所定形状の結晶を有する放射線検出器の組み合わせに対して、パラメータの算出を1回だけ実行することによって、任意の減弱係数を有する試料に対して自己吸収を補正することができ、容器に充填された試料の放射能量を定量する際に煩雑な手間がかかることを防止することができる。
上記(3)に記載の態様に係る放射能測定方法によれば、試料を収容する所定容器および平均形状の結晶を有する放射線検出器の組み合わせに対して、パラメータの算出を1回だけ実行することによって、複数の異なる形状の結晶を有する放射線検出器に対して、任意の減弱係数を有する試料の自己吸収を補正することができ、容器に充填された試料の放射能量を定量する際に煩雑な手間がかかることを防止することができる。
上記(4)に記載の態様に係る放射能測定方法によれば、適宜の放射線検出器の結晶の形状に基づいてパラメータデータを検索することによって、容易に適切なパラメータを取得することができる。
これにより、所定容器に収容された任意の減弱係数を有する試料に対して自己吸収を容易に精度良く補正することができる。
上記(5)に記載の態様に係る放射能測定方法によれば、放射線検出器の結晶の形状の詳細を必要とせずに、容易にパラメータを取得することができ、容器に充填された試料の放射能量を定量する際に煩雑な手間がかかることを防止することができる。
上記(6)または(7)に記載の態様に係る放射能測定方法によれば、広範な減弱係数の範囲において精度良く自己吸収を補正することができる。
上記(8)に記載の態様に係る放射能測定方法によれば、試料の自己吸収を補正する補正係数を、試料の減弱係数と、試料の形状および放射線検出器の結晶の形状に応じたパラメータとによって記述したことにより、演算負荷が嵩んだり、演算時間が長くなることを防止し、容易に自己吸収を補正することができる。
本発明の実施の形態に係る放射能測定装置の構成図である。 本発明の実施の形態に係る放射線検出器の断面図である。 本発明の実施の形態に係る放射能測定用の試料の容器の断面図である。 本発明の実施の形態に係る放射能測定用の試料の容器の断面図である。 本発明の実施の形態に係る放射能測定用の試料の容器の直径D1に応じた全吸収ピーク効率の変化を、結晶寸法が異なる3つの放射線検出器に対して示すグラフ図である。 本発明の実施の形態に係る任意の減弱係数μに応じた補正係数f(μ)の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る第1のパラメータaおよび第2のパラメータbと放射線検出器の結晶の形状との対応関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る任意の減弱係数μに応じた補正係数f(μ)の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る放射能測定装置について添付図面を参照しながら説明する。
本実施の形態による放射能測定装置10は、例えば図1に示すように、入力装置11と、出力装置12と、処理装置13と、波高分析装置14と、放射線検出器15と、試料が収容される容器16とを備えて構成されている。
入力装置11は、例えば操作者の入力操作に応じた信号を出力する各種のスイッチおよびキーボードなどを備えて構成され、操作者の入力操作に応じた各種の指令信号を処理装置13へ出力する。
出力装置12は、例えばスピーカおよび表示装置などを備えて構成され、処理装置13から出力される各種の情報を出力する。
波高分析装置14は、例えばマルチチャンネルアナライザであって、放射線検出器15から出力される出力信号パルスの波高分布、つまり波高値に応じて設定された複数のチャンネル毎の計数値を算出する。例えば放射線のエネルギーに応じた波高値を有する出力信号パルスが放射線検出器15から出力されると、波高分析装置14は放射線検出器15の出力信号パルスの波高分布として、エネルギースペクトルを作成する。
放射線検出器15は、例えばクローズドエンド同軸型のゲルマニウム半導体検出器であって、図2に示すように、ゲルマニウム結晶20と、エンドキャップハウジング21と、エンドキャップハウジング21内部の真空領域22と、真空領域22内にてゲルマニウム結晶20を保持するクリスタルホルダ23と、クリスタルホルダ23に設けられた樹脂フィルム24とを備えて構成されている。
そして、放射線検出器15は、例えば20%〜40%の相対効率値を有している。
有底の円筒形に形成されたゲルマニウム結晶20は、放射線に対する有感領域25と表面不感層26とを備えている。
クリスタルホルダ23により保持されたゲルマニウム結晶20は、例えば放射線の入射窓(図示略)を有するエンドキャップハウジング21の内部に収容され、このエンドキャップハウジング21の内部は真空状態とされている。
そして、例えば、ゲルマニウム結晶20の直径Aは48mm〜60mm、かつゲルマニウム結晶20の長さBは30mm〜70mmとされている。
クリスタルホルダ23は開口部を有する箱型に形成され、クリスタルホルダ23の内部にゲルマニウム結晶20が収容された状態で、開口部は樹脂フィルム24により閉塞されている。
そして、樹脂フィルム24により閉塞された開口部がエンドキャップハウジング21の入射窓に臨んで対向するようにして配置されている。
容器16は、例えば図3に示すように、いわゆるマリネリ容器であって、有底円筒型の容器本体31と、容器本体31の中心軸Oに同軸に容器本体31の底面31A上に設けられた円柱状凹部32と、を備え、容器本体31の内部に試料を収容可能である。
容器16は、例えば図4に示すように、容器本体31の内底面31Bから内周壁面31C上に設けられた試料の収容端33までの内容積は1リットルである。
そして、容器本体31の内周壁面31Cの直径D1は130.6mm〜139mm、かつ円柱状凹部32に応じて容器本体31の内部に設けられる円柱状部34の直径D2は81mm〜95mmとされ、例えば直径D1=135mmかつ直径D2=89mmである。
さらに、容器本体31の内底面31Bから収容端33までの距離L1は90mm〜129mm、かつ容器本体31の内底面31Bから円柱状部34の先端面34Aまでの距離L2は79mm〜100mmとされ、例えば距離L1=104.18mmかつ距離L2=79mmである。
そして、容器16の円柱状凹部32は、20%〜40%の相対効率値を有する放射線検出器のエンドキャップ、例えば上述した放射線検出器15のエンドキャップハウジング21を収容可能に形成されている。
この容器16の各直径D1,D2および各距離L1,L2の寸法範囲は、例えば、20%〜40%の相対効率値を有する複数の放射線検出器に対して、容器16の各直径D1,D2および各距離L1,L2を適宜に変化させた所定の演算によって設定されている。
この所定の演算は、環境放射能の測定に多用される複数の放射線検出器に対して系統的に実行され、例えば、γ線の輸送をモンテカルロ法などのシミュレーションにより演算して、この演算結果に基づいて放射線検出器のγ線に対する全吸収ピーク効率を算出するものなどである。
そして、容器16の各直径D1,D2および各距離L1,L2の寸法範囲は、複数の放射線検出器、特に環境放射能の測定に多用される20%〜40%の相対効率値を有する複数の放射線検出器に対して、所望の検出効率を確保するようにして設定されている。
例えば図5においては、ゲルマニウム結晶20の結晶寸法の直径Dおよび長さLの組み合わせが異なる3つの放射線検出器(例えば、D/L=0.8,1.0,1.4の3つの放射線検出器)の661keVのγ線に対する全吸収ピーク効率(y)と、容器16の直径D1(x)との対応関係を示した。
各放射線検出器に対して、容器16の直径D1(x)に応じた全吸収ピーク効率(y)の変化を2次式で近似した場合に、各直径D1=139.0mm,136.0mm,130.6mmにおいて全吸収ピーク効率が極大になることが認められる。
これによって、環境放射能の測定に多用される20%〜40%の相対効率値を有する放射線検出器に対して、結晶寸法の直径Dおよび長さLの組み合わせの範囲をD/L=0.8〜1.4とすれば、容器16の直径D1は130.6mm〜139mmとなり、より好ましくは、ほぼ中央値の直径D1=135mmである。
処理装置13は、例えば図1に示すように、記憶部41と、パラメータ算出部42と、演算部43と、を備えて構成されている。
記憶部41は、例えば、予め設定された各種のデータと、処理装置13の各種の演算結果のデータと、波高分析装置14から出力されるデータとなどを記憶している。
さらに、記憶部41は、例えば、試料の自己吸収を補正するための補正係数に対して、試料の任意の減弱係数μに応じた補正係数f(μ)を、試料の形状および放射線検出器15のゲルマニウム結晶20の形状に応じたパラメータによって記述するデータ(例えば、後述するパラメータによる所定の数式など)を記憶している。
パラメータ算出部42は、記憶部41に記憶されるパラメータ、つまり試料の形状および放射線検出器15のゲルマニウム結晶20の形状に応じたパラメータであって、試料の任意の減弱係数μに応じた補正係数f(μ)を記述するパラメータを算出する。
例えば、パラメータ算出部42は、任意の減弱係数μを有する媒質からなる試料を所定の容器16に収容して、容器16内の試料から放出されるγ線を所定形状のゲルマニウム結晶20を有する放射線検出器15によって検出する場合に対して、γ線の輸送をモンテカルロ法などのシミュレーションにより演算する。そして、この演算結果に基づいて、放射線検出器15のγ線に対する全吸収ピーク効率eを算出する。
パラメータ算出部42は、このシミュレーションによる演算を、任意の減弱係数μを有する複数の媒質i(i=1,…)に対して実行して、複数の全吸収ピーク効率eを算出する。
そして、例えば、複数の全吸収ピーク効率eのうち、特に、減弱係数μがゼロである場合の全吸収ピーク効率eを基準として、例えば下記数式(1)に示すように、各全吸収ピーク効率eに応じた補正係数fを算出する。
Figure 2015118103
そして、パラメータ算出部42は、例えば図6に示すように、複数の媒質iの減弱係数μと補正係数f(演算値)との対応関係を、試料の形状および放射線検出器15のゲルマニウム結晶20の形状に応じたパラメータによる所定の数式により記述して、この数式からパラメータを算出する。そして、算出したパラメータを記憶部41に記憶させる。
例えば、所定の数式は、下記数式2に示すような第1のパラメータaおよび第2のパラメータbによる2次近似式などであり、パラメータ算出部42は、複数の媒質iの減弱係数μと補正係数f(演算値)との対応関係に対して、この2次近似式を用いた関数フィッティングなどを実行することによって、各パラメータa,bを算出する。
Figure 2015118103
例えば、図4に示す容器16に対しては、第1のパラメータaは1.33〜1.43、かつ第2のパラメータbは0.634〜0.750である。
演算部43は、例えば、波高分析装置14から出力されるデータに対して、記憶部41に記憶されている試料の任意の減弱係数μに応じた補正係数f(μ)のデータに基づき、試料の自己吸収を補正して、放射線検出器15のγ線に対する全吸収ピーク効率のエネルギー依存性のデータを較正し、試料に含まれる放射能量を演算する。
上述したように、本実施の形態による放射能測定装置10によれば、試料の自己吸収を補正する補正係数f(μ)を、試料の減弱係数μと、試料の形状および放射線検出器15のゲルマニウム結晶20の形状に応じたパラメータ(例えば、第1のパラメータaおよび第2のパラメータb)とによって記述したことにより、演算負荷が嵩んだり、演算時間が長くなることを防止し、容易に自己吸収を補正することができる。
さらに、パラメータを、任意の減弱係数μを有する試料に対して、放射線の輸送をシミュレーションにより演算して得られる放射線検出器15の検出効率(全吸収ピーク効率e)に基づいて算出することから、例えば標準容積線源などを用いた実測によりパラメータを算出する場合に比べて、より広範な減弱係数の範囲において精度良く自己吸収を補正することができる。
また、標準容積線源を必要とせず、放射性廃棄物の発生を抑制することができる。
しかも、試料を収容する容器16および所定形状のゲルマニウム結晶20を有する放射線検出器15の組み合わせに対して、パラメータの算出を1回だけ実行することによって、任意の減弱係数μを有する試料に対して自己吸収を補正することができ、容器16に充填された試料の放射能量を定量する際に煩雑な手間がかかることを防止することができる。
なお、上述した実施の形態において、パラメータ算出部42は、パラメータを算出する際に用いるゲルマニウム結晶20の所定形状を、例えば、複数の異なる放射線検出器15のゲルマニウム結晶20の形状に基づく平均形状としてもよい。
例えば、環境試料の測定を目的として用いられる20%〜40%程度の相対効率値を有するゲルマニウム結晶20の平均的な直径は53mm、かつ平均的な長さは45mm程度である。
このゲルマニウム結晶20を有する放射線検出器15と、例えば図4に示す容器16との組み合わせに対して、上記数式(2)に示す2次近似式の第1のパラメータaは1.35162、かつ第2のパラメータbは0.708220となる。
この場合には、試料を収容する容器16および平均形状のゲルマニウム結晶20を有する放射線検出器15の組み合わせに対して、パラメータの算出を1回だけ実行することによって、複数の異なる形状のゲルマニウム結晶20を有する放射線検出器15に対して、任意の減弱係数μを有する試料の自己吸収を補正することができる。
これにより、容器16に充填された試料の放射能量を定量する際に煩雑な手間がかかることを防止することができる。
なお、上述した実施の形態において、パラメータ算出部42は、例えば、複数の異なる形状のゲルマニウム結晶20を有する放射線検出器15に対してパラメータを算出し、パラメータの複数の算出結果に基づき、パラメータとゲルマニウム結晶20の形状との対応関係を示すパラメータデータを作成してもよい。
例えば、環境試料の測定を目的として用いられる20%〜40%程度の相対効率値を有するゲルマニウム結晶20の直径は48mm〜60mm、かつ長さは30mm〜70mm程度である。
パラメータ算出部42は、これらの直径および距離の寸法範囲内における複数の異なる形状のゲルマニウム結晶20を有する放射線検出器15に対してパラメータを算出し、パラメータの複数の算出結果に基づき、例えば図7に示すように、ゲルマニウム結晶20の形状(例えば、直径Aおよび長さB)とパラメータ(例えば、上記数式(2)に示す2次近似式の第1のパラメータaおよび第2のパラメータb)との対応関係を示すパラメータデータを作成する。
この場合には、適宜の放射線検出器15のゲルマニウム結晶20の形状に基づいてパラメータデータを検索、あるいはデータ点の補間などを行なうことによって、ゲルマニウム結晶20の形状に応じた適切なパラメータを容易に取得することができる。
これにより、容器16に収容された任意の減弱係数μを有する試料に対して自己吸収を容易に精度良く補正することができる。
さらに、記憶部41は、パラメータ算出部42により作成されたパラメータデータに基づき、複数の異なる放射線検出器15を相対効率に応じて区分して得られる複数のグループ毎に対して、各グループ内の全ての放射線検出器15に共通に対応付けた単一のパラメータを記憶してもよい。
例えば、記憶部41は、環境試料の測定を目的として用いられる20%〜40%程度の相対効率値を有する複数の異なる放射線検出器15を、相対効率値が、順次、20%と、25%と、35%と、40%となる5つのグループに区分する。
そして、各グループに対して、パラメータデータに基づき、各グループを代表する単一のパラメータ(例えば、複数のパラメータの平均値など)を記憶しておく。
この場合には、放射線検出器15のゲルマニウム結晶20の形状の詳細を必要とせずに、容易にパラメータを取得することができ、容器16に充填された試料の放射能量を定量する際に煩雑な手間がかかることを防止することができる。
なお、上述した実施の形態において、パラメータ算出部42は、上記数式(2)に示す2次近似式によって、試料の任意の減弱係数μに応じた補正係数f(μ)を記述するとしたが、これに限定されず、例えば下記数式(3)に示す3次近似式あるいは4次以上の多項式によって記述してもよい。
Figure 2015118103
例えば、試料の線減弱係数μのとり得る範囲が、土壌(SiO)の密度換算で4g/cmを超える場合、例えば15g/cm相当程度まで考慮する必要がある場合などにおいて、例えば図8に示すように、試料の任意の減弱係数μに応じた補正係数f(μ)を3次近似式によって精度良く記述することができる。
なお、上述した実施の形態において、処理装置13は、パラメータ算出部42の代わりに、あるいはパラメータ算出部42に加えて、外部からパラメータを取得可能なパラメータ取得部を備えてもよい。
このパラメータ取得部は、例えば、入力装置11に対する操作者の入力操作などに応じてパラメータを取得し、取得したパラメータを記憶部41に記憶させる。
なお、上述した実施の形態においては、容器16を1リットルの内容積を有するマリネリ容器としたが、これに限定されず、例えば、他の任意の内容積(例えば、0.7リットル、2リットルなど)を有するマリネリ容器や、他の任意の形状および任意の内容積の容器などであってもよい。
例えば、図3に示す容器16において、直径D1=122mmかつ直径D2=89mmかつ距離L1=102mmかつ距離L2=79mmであり、内容積が0.7リットルであれば、第1のパラメータaは1.06〜1.18、かつ第2のパラメータbは0.373〜0.460である。
また、例えば、図3に示す容器16において、直径D1=160mmかつ直径D2=89mmかつ距離L1=124mmかつ距離L2=79mmであり、内容積が2リットルであれば、第1のパラメータaは2.18〜2.41、かつ第2のパラメータbは1.21〜1.37である。
また、本発明を、例えば、容器16が省略されて、露出した適宜の形状を有する試料に対して適用してもよい。
なお、上述した実施の形態において、放射線検出器15をゲルマニウム半導体検出器としたが、これに限定されず、他の検出器であってもよい。
10…放射能測定装置 13…処理装置(処理手段) 15…放射能測定装置 16…容器(所定容器) 20…ゲルマニウム結晶(結晶) 41…記憶部 42…パラメータ算出部

Claims (8)

  1. 試料の自己吸収を補正係数に基づいて補正して、前記試料から放出される放射線を検出する放射線検出器の検出効率を較正する処理手段が行う放射能測定方法であって、
    前記処理手段が、
    前記試料の任意の線減弱係数に応じた前記補正係数を前記試料の形状および前記放射線検出器の結晶の形状に応じたパラメータによって記述するデータを用いて、前記試料の自己吸収を補正するステップ
    を含む、
    ことを特徴とする放射能測定方法。
  2. 前記処理手段が、
    前記パラメータを、前記任意の線減弱係数を有する前記試料を所定容器に収容して、前記試料から放出される前記放射線を所定形状の結晶を有する前記放射線検出器によって検出する場合に対して、前記放射線の輸送をシミュレーションにより演算して得られる前記放射線検出器の検出効率に基づいて算出するステップ
    を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の放射能測定方法。
  3. 前記処理手段が、
    前記所定形状の結晶を、複数の異なる前記放射線検出器の結晶の形状に基づく平均形状の結晶とするステップ
    を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の放射能測定方法。
  4. 前記処理手段が、
    前記所定形状の結晶を、複数の異なる前記放射線検出器の結晶とし、前記複数の異なる前記放射線検出器に対する前記パラメータの複数の算出結果に基づき、前記パラメータと前記結晶の形状との対応関係を示すパラメータデータを作成するステップ
    を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の放射能測定方法。
  5. 前記処理手段が、
    前記パラメータデータに基づき、前記複数の異なる前記放射線検出器を相対効率に応じて区分して得られる複数のグループ毎に対して、各前記グループ内の全ての前記放射線検出器に共通に単一の前記パラメータを対応付けるステップ
    を含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載の放射能測定方法。
  6. 前記処理手段が、
    前記補正係数fを、前記線減弱係数μと第1の前記パラメータaと第2の前記パラメータbとによる所定数式によって記述し、
    該所定数式を、f=1/(1+a×μ+b×μ)とするステップ
    を含む、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1つに記載の放射能測定方法。
  7. 前記処理手段が、
    前記補正係数fを、前記線減弱係数μと第1の前記パラメータaと第2の前記パラメータbと第3の前記パラメータcとによる所定数式によって記述し、
    該所定数式を、f=1/(1+a×μ+b×μ+c×μ)とするステップ
    を含む、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1つに記載の放射能測定方法。
  8. 試料の自己吸収を補正係数に基づいて補正して、前記試料から放出される放射線を検出する放射線検出器の検出効率を較正する処理手段が行う放射能測定方法であって、
    前記処理手段が、
    波高分析装置が出力する前記放射線検出器の出力信号パルスの波高分布のデータに対して、前記試料の任意の線減弱係数に応じた前記補正係数を前記試料の形状および前記放射線検出器の結晶の形状に応じたパラメータによって記述するデータを用いて、前記試料の自己吸収を補正して、前記放射線検出器の全吸収ピーク効率のエネルギー依存性のデータを較正するステップと、
    前記処理手段が、
    前記試料に含まれる放射能量を算出するステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする放射能測定方法。
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