JP2015117858A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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潤 高尾
昌和 浦川
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昌和 浦川
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Abstract

【課題】電装品箱の取付けが簡単な空気調和機の室外機を提供する。【解決手段】空気調和機の室外機は、室外機ケーシングと、この室外機ケーシング内の空間を熱交換室と機械室とに仕切る仕切板37と、熱交換室に配置される熱交換器及びファンと、機械室に配置される電装品箱70とを備える。電装品箱70の前部には、仕切板37の前部に係合する第1係合部72が設けられ、電装品箱70の後部には、熱交換器を支持する管板27に係合する第2係合部73が設けられている。仕切板37の上端には、折り曲げで構成された屈曲部37dが設けられている。電装品箱70は、仕切板37の屈曲部37d上に載置され、第1係合部72と仕切板37とが係合しかつ第2係合部73と管板27とが係合することにより仕切板37及び管板27に固定され、第1係合部72及び第2係合部73のうちの一方でねじ止めされる。【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機の室外機にける電装品箱の取付け構造に関する。
空気調和機の室外機は、室外機ケーシングと、この室外機ケーシングに収容される熱交換器、ファン、圧縮機、これらを制御する制御装置とを備えている。
室外機ケーシング内の空間は、熱交換器及びファンが配置される熱交換室と、圧縮機等が配置される機械室とに区分され、両室は仕切板によって仕切られている。
制御装置は、制御回路基板、センサー類等により構成される。制御回路基板は金属製または樹脂製のケースに収容される。ケースと制御回路基板とを含めたものは電装品箱と称呼される。この電装品箱は機械室に配置されるが、スペースの関係上、この機械室内において電装品箱は様々なところに配置される。例えば、特許文献1では、電装品箱が仕切板の上側に載置されている。
特開2007−85649号公報
特許文献1に開示されている技術では、電装品箱を、仕切板及びファンモータ台に係合させているが、電装品箱の構造を簡略化してファンモータ台には係合させない構造のものがある。この構造の場合、電装品箱は主として仕切板によって支持される。このような構造の電装品箱は、複数個のねじで仕切板や室外機ケーシングにねじ止めされる。
ところで、この種の電装品箱は、ファンモータ台に載せないため、電装品箱の外形構造は簡単なものとなるが、取付け作業が比較的煩雑になっている。つまり、複数個のねじで電装品箱を仕切板や室外機ケーシングに取り付けている。このような取付け作業は面倒でかつ時間がかかる作業となっているため、取付け作業が簡単である室外機が要求されている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電装品箱の取付けが簡単な空気調和機の室外機を提供することにある。
課題を解決する空気調和機の室外機は、室外機ケーシングと、この室外機ケーシング内の空間を熱交換室と機械室とに仕切る仕切板と、前記熱交換室に配置される熱交換器及びファンと、前記機械室に配置される電装品箱とを備え、前記電装品箱の前部には、前記仕切板の前部に係合する第1係合部が設けられ、前記電装品箱の後部には、前記熱交換器を支持する管板に係合する第2係合部が設けられ、前記仕切板の上端には、折り曲げで構成された屈曲部が設けられ、前記電装品箱は、前記仕切板の前記屈曲部上に載置され、前記第1係合部と前記仕切板とが係合しかつ前記第2係合部と前記管板とが係合することにより前記仕切板及び前記管板に固定され、前記第1係合部及び前記第2係合部のうちの一方でねじ止めされる。
この構成によれば、電装品箱は、2か所の係合により室外機に取り付けられる。そして、2か所の係合のうちの一方でねじ止めされる。すなわち、ねじ止め箇所は1か所である。このため、電装品箱の取付け構造においてねじ止め箇所が複数個所ある従来の室外機に比べて、電装品箱の取付け作業が簡単である。
上記構成の空気調和機の室外機において、前記第1係合部は貫通孔を有し、前記電装品箱の前部と前記仕切板とは前記第1係合部の前記貫通孔を介してねじ止めされていることが好ましい。
この構成では、ねじ止め箇所が室外機の前側にある。このため、ねじ止め箇所が室外機の後ろ側にある構造に比べて、電装品箱の取付け作業が簡単である。よって、この構成によれば、さらに、電装品箱の取付け作業が効率化される。
上記構成の空気調和機の室外機において、前記第2係合部は前記管板の上端に引っ掛ける爪であることが好ましい。
この構成によれば、電装品箱の後部は、爪を管板の上端に引っ掛けることで、位置決めされる。このため、電装品箱の後部でねじ止めする構造に比べて、電装品箱の取付け作業が簡単である。
上記構成の空気調和機の室外機において、前記電装品箱には係合爪が設けられ、前記係合爪を介して前記電装品箱が前記仕切板の屈曲部に係合することが好ましい。
この構成によれば、電装品箱が載置される部分である仕切板の屈曲部において、電装品箱と屈曲部とが互いに係合する。このため、電装品箱の姿勢が安定し、振動や衝撃等によって生じる電装品箱の揺れが抑制されるようになる。
上記構成の空気調和機の室外機において、前記電装品箱は、空気の流れ方向において前記熱交換器と重なる位置に配置され、前記電装品箱と前記熱交換器との間には隙間が設けられていることが好ましい。
電装品箱を熱交換器と重なる位置に配置することによって、機械室のスペースを大きくすることができる。また、電装品箱の後板と熱交換器との間に隙間を設けているため、熱交換器において電装品箱が重なる部分に空気を流通させることができ、これによって、熱交換器の熱交換率の低下を抑制することができる。すなわち、この室外機は、構成要素が同じ室外機との比較において、室外機の能力の低下を抑制しつつ機械室の空間を大きくするものである。
上記空気調和機の室外機によれば、電装品箱の取付けが簡単である。
室外機の斜視図。 前板を外した室外機の正面図。 室外機において、電装品箱が配置されている部分の斜視図。 室外機において、電装品箱が配置されている部分の平面図。 室外機において、電装品箱が配置されている部分の拡大斜視図。 図3のA−A線に沿う面で切断したものの斜視図。 図6のB部の拡大断面図。 第1係合部の変形例を示す斜視図。 第2係合部の変形例を示す斜視図。
図1及び図2を参照して、空気調和機の室外機1の一例を説明する。
図1は、室外機1の斜視図である。図2は、前板33を外した状態の室外機1の正面図である。なお、以降では、室外機1の前板33側を正面として説明する。そして、正面視において左手側を室外機1の左側というものとし、右手側を室外機1の右側というものとする。また、前板33が配置されている側を「前」とし、その反対側を「後」とする。
室外機1は、室外機ケーシング3と、この室外機ケーシング3に収容される各種機器2とを備えている。
室外機1は、室外機ケーシング3に収容される各種機器2として、少なくとも、熱交換器21、ファン22と、圧縮機23と、これら装置を制御する制御装置とを備える。制御装置は、制御回路基板24(図2参照)、センサー等により構成される。このうち制御回路基板24は、金属製または樹脂製のケース71に収容される。なお、ケース71及び制御回路基板24(図2参照)を含めたものを「電装品箱70」というものとする。
熱交換器21は、室外機1の左面から後面に沿うように構成されている。すなわち、熱交換器21は、室外機1の左側に配置される側面部21aと、室外機1の後側に配置される後面部21bと、側面部21aと後面部21bとの間をつなぐ曲面部21cとを有する。ファン22は、熱交換器21の後面部21bの前方に配置される。
熱交換器21は、熱交換器21の両端に取り付けられる管板27,28で支持されている。一方の管板27は、熱交換器21の後面部21bの端(図1では右端)を支持する。他方の管板28は、熱交換器21の側面部21aの前端を支持する。
室外機1の後部に位置する管板27は、熱交換器21の端面に当接して伝熱管21gが挿入される孔を有する主板27a(図3参照)と、主板27aの端縁から略垂直に突出して熱交換器21の前面21saに面するリブ27bと、熱交換器21の後面21sbに面するリブ27cとを有する。
室外機ケーシング3は次の構成を有する。
室外機ケーシング3は、底板31と、天板32と、前板33と、側板35と、カバー36とを備える。側板35には、冷媒配管接続用の開口部、信号配線や電源配線を接続するための開口部が設けられている。
前板33は、室外機ケーシング3の内部空間の前側及び左側を覆う。側板35は、機械室3Bの右側を覆う。カバー36は、側板35に取り付けられるものであり、側板35の開口部を覆う。
図2に示すように、室外機ケーシング3の内部空間は、仕切板37及び電装品箱70によって、熱交換器21及びファン22が配置される熱交換室3Aと、圧縮機23が配置される機械室3Bとに仕切られている。
仕切板37は、板状の平板部38と、平板部38の後方から延びて湾曲する湾曲部39(図3参照)とを有する。平板部38の前端には、平板部38に対して垂直に延びる前端リブ37aが設けられている。
仕切板37は、熱交換室3Aと機械室3Bとの間に配置され、底板31に立設される。
仕切板37の平板部38は、室外機ケーシング3の左右方向において、熱交換器21の後端部21e(後面部21bの端部)が配置される位置よりもファン22側寄りに配置されている。
仕切板37の前端リブ37aは、室外機ケーシング3の前板33が配置されるところの近傍に位置する。
仕切板37の後端37b(湾曲部39の後端。図3参照)は、熱交換器21の後端部21e近傍に位置する。すなわち、仕切板37の後端37bは、熱交換器21の後端部21eを支持する管板27(図3参照)近傍に位置する。
仕切板37の上端37cは、図2に示すように、仕切板37の上方に電装品箱70が配置可能なように、天板32から離れたところに位置する。仕切板37の上端37cには、折り曲げにより形成された屈曲部37d(図1参照)が設けられている。屈曲部37dは平板部38から垂直に突出する。
屈曲部37dには電装品箱70が載置される。図3に示されるように、仕切板37の平板部38と電装品箱70の底板71dとが略平行となるように、電装品箱70が仕切板37の上に載置される。また、仕切板37の平板部38が、上記に説明したとおり、室外機ケーシング3の左右方向において熱交換器21の後端部21eよりもファン22側に配置されるため、電装品箱70の後板71cは熱交換器21の前面21saと重なる(図4参照)。
この構成において、電装品箱70の後板71cと熱交換器21との間に隙間がない場合、熱交換器21において電装品箱70が重なっている部分に空気が流通しにくくなるため、室外機1の能力が低下する。そこで、熱交換器21において電装品箱70と重なる部分にも空気が流通するように、電装品箱70の後板71cと熱交換器21の前面21sa(空気の流れ方向(前後方向)における前面)との間に隙間S(図4参照)を設けている。
図3を参照して、電装品箱70の構造を説明する。
図3は、室外機1において電装品箱70が配置されている部分の斜視図である。電装品箱70は、上記したように制御回路基板24と、ケース71とを備える。
ケース71は、制御回路基板24を支持する底板71dと、この底板71dの両側からこの底板71dに対して垂直に突出する第1及び第2側板71a,71bと、底板71dの後端からこの底板71dに対して垂直に突出する後板71cとを有する。ここで、第1側板71aは、電装品箱70が仕切板37の上に載置されたときに、上方に配置される板であり、第2側板71bは、電装品箱70が仕切板37の上に載置されたときに、下方に配置される板である。
制御回路基板24は、コンデンサやパワートランジスタ等の部品が搭載された基板26と、この基板26の裏面に接着されるヒートシンク25とを有する。ヒートシンク25のフィン25fは、ケース71の底板71dに形成された開口部を通じてケース71の外側に配置されている。また、ヒートシンク25のフィン25fが、熱交換室3A側に配置されるように電装品箱70は仕切板37の上に載置される。
次に、電装品箱70の前部と仕切板37との係合構造について説明する。
電装品箱70における前部(前板33側の部分)には、仕切板37の前部に係合する第1係合部72が設けられている。
第1係合部72は、図3に示すように、第2側板71bから垂直にかつ外方に突出する屈曲部72aと、この屈曲部72aに設けられた貫通孔72bとを有する。貫通孔72bは、ねじを挿通する孔であり、電装品箱70を仕切板37の上に載置したときに、仕切板37のねじ孔と重なるように設けられている。この第1係合部72を介して電装品箱70の前部と仕切板37の前部とが互いに係合する。
図4及び図5を参照して、電装品箱70の後部と管板27との係合構造について説明する。
図4は、室外機1において、電装品箱70が配置されている部分の平面図である。図5は、この部分の拡大斜視図である。図4は、図1の矢印Y方向から見た図である。図5に、この部分の拡大斜視図を示す。なお、図5では、伝熱管21gの一部及び管板27の孔構造についてその表示を省略している。
電装品箱70における後部には、熱交換器21を支持する管板27の上端に係合する第2係合部73が設けられている。
第2係合部73は、第1側板71aから延長し、その途中においてこの第1側板71aに対して垂直かつ後板71c側に折れ曲がる爪として構成される。すなわち、第2係合部73は、延長部73aと、この延長部73aから垂直に延びる垂下部73bとを有する(図5参照)。
図4及び図5に示すように、第2係合部73の垂下部73bは熱交換器21のフィン21fと管板27のリブ27bとの間に挿入される。この構成により、次の作用がある。
電装品箱70が右方向に移動すると、第2係合部73の垂下部73bが管板27の主板27aに当接して、電装品箱70が右方向に移動すること(電装品箱70が機械室3B側に移動すること)が規制される。電装品箱70が前後方向に移動すると、第2係合部73の垂下部73bが管板27のリブ27bまたは熱交換器21のフィン21fに当接して、電装品箱70の前後方向の移動が規制される。したがって、この構成により、電装品箱70の姿勢が安定する。
更に、図4及び図5に示すように、電装品箱70は、管板27の主板27aに当接する当接部75を備えることが好ましい。
当接部75は、電装品箱70の後板71cの端部を外方にかつ垂直に折り曲げて構成される屈曲部75aと、この屈曲部75aから突出する凸部75bとを有する。屈曲部75aは、管板27の主板27aの外面側に配置され、かつ凸部75bはこの主板27aの外面に当接するように構成されている。これにより、電装品箱70が左方向に移動すること(電装品箱70がファン22側に移動すること)が規制される。この構成により、電装品箱70の姿勢が更に安定する。
図6及び図7を参照して、電装品箱70と仕切板37の上端部との係合構造について説明する。
電装品箱70には、仕切板37の上端部と係合する係合爪74が設けられている。係合爪74は、第2側板71bの一部を切り出して、この切り出し部分を折り曲げることにより構成される爪である。
例えば、係合爪74は、第2側板71bから外方かつ垂直に延びる屈曲基部74aと、第2側板71bと並行に延びる延長部74bとを有する。延長部74bと第2側板71bとの間の間隔Dは、仕切板37の屈曲部37dが挿入可能な寸法に設定されている。延長部74bの先端部74cは下方に折り曲げられて、仕切板37の屈曲部37dが挿入しやすいように構成されている。
そして、電装品箱70は、第2側板71bと延長部74bとの間の隙間に仕切板37の屈曲部37dの一部分を挿入した状態で、仕切板37の上に載置される。すなわち、仕切板37の屈曲部37dは、その一部において電装品箱70の係合爪74に係合し、これ以外の部分において電装品箱70の下側から支持する。
このような係合爪74の作用を以下に説明する。
電装品箱70は、その前部において第1係合部72で仕切板37に係合する。第1係合部72において電装品箱70をねじ止めするときトルクが加わるため、このトルクにより第1係合部72を支点として電装品箱70が回転または移動する。一方、電装品箱70の第2側板71bは仕切板37の屈曲部37dに当接しているため、その回転または移動が抑制される。係合爪74は、このような電装品箱70の回転または移動を更に抑制するように作用する。
具体的には、第1係合部72におけるねじ止めのときに、電装品箱70には正面視で右回りのトルクが加わる。そして、このトルクにより、電装品箱70の回転または移動すると、係合爪74の屈曲基部74aが仕切板37の屈曲部37dの先端に当接すし、これにより、この回転または移動が抑制される。また、この作用によって、第1係合部72におけるねじ止め作業が円滑に行えるようになる。
以下、本実施形態に係る室外機1の効果を説明する。
(1)図3に示すように、室外機1の仕切板37の上端37cには、折り曲げで構成された屈曲部37dが設けられている。一方、電装品箱70において、その前部には、仕切板37の前部に係合する第1係合部72が設けられている。また、電装品箱70の後部には、熱交換器21を支持する管板27に係合する第2係合部73が設けられている。
そして、電装品箱70は、仕切板37の屈曲部37d上に載置され、第1係合部72と仕切板37とが係合しかつ第2係合部73と管板27とが係合することにより電装品箱70が仕切板37及び管板27に固定され、かつ第1係合部72においてねじ止めされている。なお、ねじ止め構造は、第1係合部72に代えて、第2係合部73において構成してもよい。
このような構成によれば、電装品箱70は、2か所の係合により、室外機1に取り付けられる。そして、2か所の係合のうちの一方でねじ止めされる構成とされている。すなわち、ねじ止め箇所は1か所である。このため、電装品箱70の取付け構造においてねじ止め箇所が複数個所ある従来の室外機に比べて、電装品箱70の取付け作業が簡単である。
(2)上記第1係合部72は貫通孔72bを有し、電装品箱70の前部と仕切板37とは、第1係合部72の貫通孔72bを介してねじ止めされていることが好ましい。
この構成では、ねじ止め箇所が室外機1の前側にある。このため、ねじ止め箇所が室外機1の後ろ側にある構造に比べて、電装品箱70の取付け作業が簡単である。よって、この構成によれば、さらに、電装品箱70の取付け作業が効率化される。
(3)上記第2係合部73は管板27の上端に引っ掛ける爪であることが好ましい。
この構成によれば、電装品箱70の後部は、爪を管板27の上端に引っ掛けることで、位置決めされる。このため、電装品箱70の後部でねじ止めする構造に比べて、電装品箱70の取付け作業が簡単である。
(4)更に、電装品箱70には係合爪74が設けられ、この係合爪74を介して電装品箱70が仕切板37の屈曲部37dに係合することが好ましい。
この構成によれば、電装品箱70が載置される部分である仕切板37の屈曲部37dにおいて、電装品箱70と屈曲部37dとが互いに係合する。このため、電装品箱70の姿勢が安定し、振動や衝撃等によって生じる電装品箱70の揺れが抑制されるようになる。
(5)また、上記実施形態に係る室外機1では、電装品箱70が、空気の流れ方向(前後方向)において熱交換器21と重なる位置に配置されているが、この構成において、電装品箱70と熱交換器21との間には隙間Sが設けられていることが好ましい。
電装品箱70を熱交換器21と重なる位置に配置することによって、機械室3Bのスペースを大きくすることができる。また、電装品箱70の後板71cと熱交換器21との間に隙間Sを設けているため、熱交換器21において電装品箱70が重なる部分に空気を流通させることができ、これによって、熱交換器21の熱交換率の低下を抑制することができる。すなわち、この室外機1は、構成要素が同じ室外機1との比較において、室外機1の能力の低下を抑制しつつ機械室3Bの空間を大きくするものである。
(他の実施形態)
なお、実施態様は上記に示した態様に限られるものではなく、これを例えば以下に示すように変更して実施することもできる。
・上記実施形態では、電装品箱70の第2側板71bの一部を折り曲げることにより第1係合部72を構成しているが、第1係合部72の構成はこの構成に限定されない。例えば、電装品箱70の底板71dに第1係合部72を設けてもよい。
図7に、この変形例に係る第1係合部172を示す。
例えば、この場合、第1係合部172は、底板71dから延長し仕切板37の平板部38に当接する延長部172aと、この延長部172aに設けられる貫通孔172bとから構成される。この構成の場合、ねじは、仕切板37の平板部38に対して垂直方向にねじ入れられる。
・上記実施形態では、電装品箱70の後板71cに、管板27の主板27aに当接する当接部75を設けているが、当接部75の構成はこの構成に限定されない。例えば、第2係合部73の構成である延長部73aに当接部75を設けることもできる。
図8に、この変形例に係る第2係合部173を示す。
この変形例に係る第2係合部173は、第1側板71aから延びる延長部173aと、管板27のリブ27bに係合する第1垂下部173bと、管板27の主板27aに当接する第2垂下部173cとにより構成される。第1垂下部173bは、垂下部73bと同様の構造を有する。第2垂下部173cは、第1垂下部173bと略平行に延びる。
この第2係合部173と管板27とを係合させる場合には、第1垂下部173bと第2垂下部173cとの間に管板27の主板27aを挿入する。これにより、電装品箱70は前後方向及び左右方向の移動が規制される。このため、電装品箱70の姿勢が安定する。
[付記]
実施形態及び他の実施形態には、上記に示した技術思想のほか、以下に示す技術思想が含まれる。
[付記1]
室外機ケーシング3と、この室外機ケーシング3内の空間を熱交換室3Aと機械室3Bとに仕切る仕切板37と、前記熱交換室3Aに配置される熱交換器21及びファン22と、前記機械室3Bに配置される電装品箱70とを備え、前記電装品箱70の前部には、前記仕切板37の前部に係合する第1係合部72が設けられ、前記電装品箱70の後部には、前記熱交換器21を支持する管板27に係合する第2係合部73と、前記管板27の主板27aの外面に当接する当接部75とが設けられ、前記仕切板37の上端には、折り曲げで構成された屈曲部37dが設けられ、前記電装品箱70は、前記仕切板37の前記屈曲部37d上に載置され、前記第1係合部72と前記仕切板37とが係合しかつ前記第2係合部73と前記管板27とが係合することにより前記仕切板37及び前記管板27に固定され、前記第1係合部72及び前記第2係合部73のうちの一方でねじ止めされる空気調和機の室外機1。
この構成は、例えば、図5に示される構造を含むものである。電装品箱70は、第1係合部72及び第2係合部73による2か所の係合で室外機1に取り付けられ、当接部75で移動が規制される。また、2か所の係合のうちの一方でねじ止めされる構成とされている。すなわち、ねじ止め箇所は1か所である。このため、電装品箱70の取付け構造においてねじ止め箇所が複数個所ある従来の室外機に比べて、電装品箱70の取付け作業が簡単であり、更に、当接部75によって電装品箱70の移動が規制されるため、電装品箱70の姿勢が安定する。
[付記2]
付記1において、当接部75は、第2係合部173に設けられている空気調和機の室外機1。この構成は、図9に示される構造を含む。この構成によっても、上記付記1と同様の効果を奏する。
[付記3]
付記2において、第2係合部173は、第1垂下部173bと第2垂下部173cとを有し、第1垂下部173bと第2垂下部173cとの間に管板27の主板27aが挿入されることにより、電装品箱70の後部と管板27とが互いに係合する空気調和機の室外機1。この構成は、図9に示される構造を含む。この構成によれば、上記付記1と同様の効果を奏する。
1…室外機、2…機器、3…室外機ケーシング、3A…熱交換室、3B…機械室、21…熱交換器、21a…側面部、21b…後面部、21c…曲面部、21e…後端部、21f…フィン、21g…伝熱管、21sa…前面、21sb…後面、22…ファン、23…圧縮機、24…制御回路基板、25…ヒートシンク、25f…フィン、26…基板、27,28…管板、27a…主板、27b,27c…リブ、31…底板、32…天板、33…前板、35…側板、36…カバー、37…仕切板、37a…前端リブ、37b…後端、37c…上端、37d…屈曲部、38…平板部、39…湾曲部、70…電装品箱、71…ケース、71a…第1側板、71b…第2側板、71c…後板、71d…底板、72…第1係合部、72a…屈曲部、72b…貫通孔、73…第2係合部、73a…延長部、73b…垂下部、74…係合爪、74a…屈曲基部、74b…延長部、74c…先端部、75…当接部、75a…屈曲部、75b…凸部、172…第1係合部、172a…延長部、172b…貫通孔、173…第2係合部、173a…延長部、173b…第1垂下部、173c…第2垂下部。

Claims (5)

  1. 室外機ケーシング(3)と、この室外機ケーシング(3)内の空間を熱交換室(3A)と機械室(3B)とに仕切る仕切板(37)と、前記熱交換室(3A)に配置される熱交換器(21)及びファン(22)と、前記機械室(3B)に配置される電装品箱(70)とを備え、
    前記電装品箱(70)の前部には、前記仕切板(37)の前部に係合する第1係合部(72)が設けられ、前記電装品箱(70)の後部には、前記熱交換器(21)を支持する管板(27)に係合する第2係合部(73)が設けられ、
    前記仕切板(37)の上端には、折り曲げで構成された屈曲部(37d)が設けられ、
    前記電装品箱(70)は、前記仕切板(37)の前記屈曲部(37d)上に載置され、前記第1係合部(72)と前記仕切板(37)とが係合しかつ前記第2係合部(73)と前記管板(27)とが係合することにより前記仕切板(37)及び前記管板(27)に固定され、前記第1係合部(72)及び前記第2係合部(73)のうちの一方でねじ止めされる
    空気調和機の室外機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機の室外機(1)において、
    前記第1係合部(72)は貫通孔(72b)を有し、
    前記電装品箱(70)の前部と前記仕切板(37)とは、前記第1係合部(72)の貫通孔(72b)を介してねじ止めされている
    空気調和機の室外機。
  3. 請求項1または2に記載の空気調和機の室外機(1)において、
    前記第2係合部(73)は前記管板(27)の上端に引っ掛ける爪である
    空気調和機の室外機。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機(1)において、
    前記電装品箱(70)には係合爪(74)が設けられ、前記係合爪(74)を介して前記電装品箱(70)が前記仕切板(37)の屈曲部(37d)に係合する
    空気調和機の室外機。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機(1)において、
    前記電装品箱(70)は、空気の流れ方向において前記熱交換器(21)と重なる位置に配置され、
    前記電装品箱(70)と前記熱交換器(21)との間には隙間が設けられている
    空気調和機の室外機。
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