JP2015116705A - 化粧シート及び化粧板 - Google Patents

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Takatake Ito
孝剛 伊藤
知行 古川
Tomoyuki Furukawa
知行 古川
好則 飯田
Yoshinori Iida
好則 飯田
彰浩 関口
Akihiro Sekiguchi
彰浩 関口
祐治 梅田
Yuji Umeda
祐治 梅田
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Abstract

【課題】意匠性に優れ、さらに化粧シートに要求される種々の特性を充足し得る化粧シート及び化粧板を提供する。
【解決手段】ポリ塩化ビニルフィルムと、ポリエチレンテレフタレートフィルムと、絵柄層と、保護層とをこの順に有することを特徴とする化粧シート、前記化粧シートは、前記保護層の、前記絵柄層側の面とは反対の面の側に、さらに盛上層を有していてもよい;基板上に、前記化粧シートが積層されていることを特徴とする化粧板。
【選択図】図1

Description

本発明は、意匠性に優れた化粧シート及びこれを使用した化粧板に関する。
住宅製造等の分野において、木目や石目等の意匠を施した化粧材が多岐にわたって使用されている。ここでいう化粧材とは、グラビア印刷等により木目等の意匠を施した化粧シート及びこれを木質基材や不燃基材等に貼り合わせた化粧板を指す。一般に、化粧シートやこれを貼り合わせた化粧板は、内装用の壁紙や建具収納部材として使用されているが、市場では更に天然木等の天然素材に近い風合いを有する高い意匠性が望まれている。
このような化粧シートとして、特許文献1には、非塩素系熱可塑性樹脂からなる基材シート上に、絵柄層、接着剤層、透明樹脂層、機能性層及び盛上印刷層をこの順に順次積層してなる化粧シートが開示されている。特許文献1では、基材シートとしてポリエチレンテレフタレートフィルムが用いられ、透明樹脂層としてPETフィルム又はポリプロピレンフィルムが用いられている。
また、特許文献2には、基材シート上に、絵柄層、透明熱可塑性樹脂フィルム層及び盛上層をこの順に順次積層してなる化粧シートが開示されている。特許文献2では、基材シートとして、ポリエチレンテレフタレートフィルム又はポリプロピレンフィルムが用いられ、透明熱可塑性樹脂フィルム層として、ポリエチレンテレフタレートフィルム、又は、ポリエチレンテレフタレートフィルム及びポリエステルフィルムの積層フィルムが用いられている。
近年では意匠性の向上を目的として、化粧シート表面に盛上層を設けることにより物理的凹凸及び立体感を化粧シートに付与する技術も用いられている。
また、化粧シートの絵柄に応じて、絵柄の部分毎に艶の差をもたせ、視覚的に凹凸感を現出させるグロスマット手法もしられている。例えば、木目調の化粧シートであれば、木目の導管部分とそれ以外の部分とで艶の差異を出すことで、より意匠性に優れ、天然木の風合いに近しい化粧シートとすることができる。
特開2001−322222号公報 特開2001−96674号公報
しかしながら、上記特許文献1〜2に記載の化粧シートでは、絵柄層上に樹脂層を有するため、樹脂層の形成に透明樹脂を用いた場合であっても、絵柄の意匠性が樹脂層により損なわれてしまうという問題がある。
また、絵柄層の表面に樹脂層を設ける場合、絵柄層として意匠性に優れたグロスマット手法等の印刷手法を用いたとしても、本来のグロスマットによる艶の差異が樹脂層の反射等により損なわれ、グロスマット手法の効果が減少してしまう。そのため、表面に樹脂層を有するような構成の化粧シートの絵柄層においては、そもそもグロスマット等の手法は採用されないことが多く、意匠性を高めるための技法の選択幅が狭いという問題がある。
加えて、近年では上述のように盛上層を設けて物理的凹凸により意匠性を向上させる方法が頻繁に採用されている。特に、絵柄層の絵柄と盛上層の凹凸とを同調させることにより、さらなる意匠性が期待できる。絵柄層と同調した盛上層は、一般的に、絵柄層中の見当標と、盛上層を形成するための版とを位置合わせして盛上層を印刷することにより、形成される。しかしながら、絵柄層上に樹脂層が存在する場合、見当標と版との位置にずれが生じることがあり、工業生産上の歩留りが低下することがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、意匠性に優れ、さらに化粧シートに要求される種々の特性を充足し得る化粧シート及び化粧板の提供を目的とする。
本発明者らは、基材シートの上面に絵柄層を設け、絵柄層の上面を基材シートに代えて保護層で保護することにより、意匠性に優れた化粧シートとすることができること、並びに、基材シートとしてポリ塩化ビニルフィルムとポリエチレンテレフタレートフィルムとを組み合わせて用いることにより、化粧シートに要求される各種の特性に優れた新たな化粧シートとすることができることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明は、ポリ塩化ビニルフィルムと、ポリエチレンテレフタレートフィルムと、絵柄層と、保護層とをこの順に有することを特徴とする化粧シートを提供するものである。
本発明の化粧シート及び化粧板は、意匠性に優れ、さらにその他の特性にも優れたものであるため、内装用の壁紙や建具収納部材の面材等の内装材へ好適に利用することができる。
また、本発明の化粧シート及び化粧板は、さらに盛上層を有する場合であっても高い歩留まりで製造することができるため、工業生産の観点からも非常に優れたものである。
本発明の化粧シートの一例を示す概略断面図である。 盛上層を有する本発明の化粧シートの一例を示す概略断面図である。 粘着層を有する本発明の化粧シートの一例を示す概略断面図である。
<化粧シート>
本発明の化粧シートは、ポリ塩化ビニルフィルムと、ポリエチレンテレフタレートフィルムと、絵柄層と、保護層とをこの順に有する化粧シートである。なお、以下の明細書中において、ポリ塩化ビニルフィルム及びポリエチレンテレフタレートフィルムを総称して、「基材シート」ということがある。
(ポリ塩化ビニルフィルム)
本発明におけるポリ塩化ビニルフィルム(以下、「ポリ塩化ビニル」を「PVC」ということがある。)としては、塩化ビニルモノマー(CH=CHCl)を重合して得られたポリ塩化ビニル樹脂を主成分として形成されたフィルムであれば特に限定されない。
本発明に使用するPVCフィルムとしては、一般的な基材シート用として公知のもの又は市販されているものを用いることができる。
本発明に使用するPVCフィルムは、可塑剤が添加された軟質PVCフィルムであってもよく、可塑剤を含まない硬質PVCフィルムであってもよく、目的とする化粧シートが要求する特性に応じて決定すればよい。
また、本発明に使用するPVCフィルムは、着色剤を含んだ着色PVCフィルムであってもよく、着色剤を含まない透明PVCフィルムであってもよいが、着色PVCフィルムを用いることが好ましい。本発明の化粧シートは、様々な下地基材と貼り合わせるため、PVCフィルムとして着色PVCフィルムを用いることにより、下地基材の表面の色、色ムラ、汚れ等を隠蔽することができ、後述する絵柄層の所望の意匠を際立たせることができる。
PVCフィルムの厚さは特に限定されるものではないが、40μm以上であることが好ましく、45〜150μmであることがより好ましく、50〜120μmであることがさらに好ましく、60〜90μmであることが特に好ましく、60〜85μmであることが最も好ましい。
また、PVCフィルムと、後述するポリエチレンテレフタレートフィルムとの合計の厚さは、50μm以上であることが好ましく、55〜170μmであることがより好ましく、60〜150μmであることがさらに好ましく、60〜130μmであることが特に好ましく、80〜110μmであることが最も好ましい。
PVCフィルムの厚さを40μm以上とする、又は、PVCフィルムとポリエチレンテレフタレートフィルムとの合計の厚さを50μm以上(特に好ましくは合計の厚さを80μm以上)とすることにより、化粧シートを施工する建具等の表面の色、汚れ、凹凸等を隠蔽する隠蔽性に優れた化粧シートとすることができる。
PVCは、従来化粧シートの基材シートとして用いられてきたポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等と比べて発熱性が低く、難燃性樹脂に分類される樹脂である。
そのため、本発明では化粧シートにPVCフィルムを用いることにより、ポリエチレンテレフタレートフィルムを組み合わせて用いても化粧シート全体の発熱性を低く抑えることができるため、難燃性が要求される内装材に好適に用いることができる。
加えて、ポリエチレンテレフタレート等を基材シートの主構成とする場合のように、発熱性を低減するために基材シート全体を薄くする必要がなく、基材シートを薄くした場合の課題である隠蔽性の低下を防ぐことができる。
また、PVCフィルムは、可塑剤等の添加により、必要に応じて柔軟性を容易に確保できる樹脂フィルムである。一方、従来化粧シートの基材シートとして用いられてきたポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム等は、比較的硬く柔軟性の低いフィルムである。
化粧シートを建具等の表面に施工する際には、建具等の形状に応じて化粧シートを折り曲げ、巻き込み等をする必要が生じる場合が多く、柔軟性に乏しい化粧シートでは建具表面への貼付が困難であるという問題がある。加えて、柔軟性の乏しい化粧シートの折り曲げ、巻き込み及び貼付の際には、折り曲げ応力に耐え得る強力な接着剤又は粘着剤を化粧シート貼付に用いなければならず、材料の選択の自由度が低いという問題、及び一度施工した化粧シートの剥離が難しいという問題も生じる。
本発明では化粧シートにPVCフィルムを用いることにより、ポリエチレンテレフタレートフィルムを組み合わせて用いても化粧シート全体の柔軟性を適度に保つことができるため、内装材として良好な施工性を有するものとすることができる。特に粘着層を設けた構成として、壁、建具、家具等に施工する際や、基板に積層して化粧板を形成する際にも好適な外観を実現しやすい。
加えて、ポリエチレンテレフタレート等を基材シートの主構成とする場合のように、発熱性を低減するために基材シート全体を薄くする必要がなく、基材シートを薄くした場合の課題である隠蔽性の低下を防ぐことができる。
上記発熱性(難燃性)及び柔軟性(施工性)の観点からも、PVCフィルムの厚さは45〜150μmであることがより好ましく、50〜120μmであることがさらに好ましく、60〜90μmであることが特に好ましく、60〜85μmであることが最も好ましく;併せて、PVCフィルムとポリエチレンテレフタレートフィルムとの合計の厚さは、55〜170μmであることが好ましく、60〜150μmであることがより好ましく、60〜130μmであることがさらに好ましく、80〜110μmであることが特に好ましい。
PVCフィルムは、後述するポリエチレンテレフタレートフィルムや粘着層との接着性や密着性を向上させるために、予め表面処理が施されたものであってもよい。表面処理としては特に限定されるものではないが、例えば、コロナ処理、プライマー処理、オゾン処理、プラズマ処理等が挙げられる。
(ポリエチレンテレフタレートフィルム)
本発明におけるポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、「ポリエチレンテレフタレート」を「PET」ということがある。)としては、エチレングリコールとテレフタル酸又はテレフタル酸ジメチルとを重合して得られたポリエチレンテレフタレート樹脂を主成分として形成されたフィルムであれば特に限定されない。
本発明に使用するPETフィルムとしては、一般的な基材シート用として公知のもの又は市販されているものを用いることができる。
上述したように、近年、意匠性のさらなる向上を目的として、化粧シート表面に盛上層が設けられることがある。
盛上層は通常、透明コート剤等を用いた盛り上げ印刷により形成されるが、盛り上げ印刷では凹凸感を付与するために、絵柄印刷等よりもコート剤等を厚く塗布する必要がある。塗布されたコート剤等はその後乾燥に供されるが、塗布量が多いため乾燥に時間がかかってしまう。そのため、工業生産においては、盛上層の乾燥には、乾燥に比して高い温度をかけることが多く、少なくとも盛上層直下の層(フィルム)は、耐熱性の高い材料からなる層である必要がある。
本発明では、基材シートの上面にPETフィルムを用いることにより、盛り上げ印刷時の印刷適性(耐熱性)に優れた化粧シートを得ることができる。また、比較的耐熱性に劣るPVCフィルムの上面にPETフィルムを設けて基材シートとすることで、印刷適性を確保した上で、PVCフィルムに由来する上述のような各種特性を充足する化粧シートを得ることができる。
本発明に使用するPETフィルムは、着色剤を含んだ着色PETフィルムであってもよく、着色剤を含まない透明PETフィルムであってもよいが、本発明ではPVCフィルムにより隠蔽性が達成されているため、着色剤を用いていない透明PETフィルムも用いることができる。透明PETフィルムを使用することにより、原材料コストを低減することが可能となる。
PETフィルムの厚さは特に限定されるものではないが、上述の通り10μm以上であることが好ましく、10〜100μmであることが好ましく、15〜75μmであることがより好ましく、15〜50μmであることが最も好ましく、15〜30μmであることが特に好ましい。前記PVCフィルムとPETフィルムとの合計の好ましい厚さは、上述の通りである。
PETフィルムの厚さを10μm以上とすることにより、乾燥等の工程に供する際の高温に耐え得る化粧シートとすることができ、印刷適性が向上する。
また、PETフィルムの厚さを上記上限値以下とし、且つPVCフィルムと組み合わせて使用することにより、柔軟性を有する化粧シートとすることができる。
PETフィルムは、前記PVCフィルムとの接着性や後述する絵柄層との密着性を向上させるために、予め表面処理が施されたものであってもよい。表面処理としては前記同様のものが挙げられる。
(絵柄層)
本発明における絵柄層は、本発明の化粧シートに所望の意匠を付与するために形成される層であって、その構成、形成方法等は特に限定されるものではない。また、本発明における絵柄層が有する絵柄は特に限定されるものではなく、木目、石目、布目、タイル調、皮革調、金属調、抽象柄等の所望の絵柄とすることができる。
絵柄層は、例えば、オフセット印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷、インクジェット印刷等の公知の印刷方法によって印刷により形成することができる。なかでも、本発明の化粧シートは、絵柄層の表面に樹脂フィルム層を有しないため、グラビア印刷において、グロスインキとマットインキの組み合わせたグロスマット手法にて絵柄層を形成し、意匠性向上効果を得るのが好ましい。
絵柄層の厚さは、0.5〜10μmであることが好ましく、絵柄層をグロスマット印刷により形成する場合の印刷に用いるインキの塗布量としては、1〜18g/mであることが好ましい。
(保護層)
本発明における保護層は、本発明の化粧シートにおいて絵柄層を保護する目的で形成される層であって、絵柄層の意匠性を損なわないものであれば特に限定されるものではない。なお、本発明において保護層とは、基材シートに用いる前記PVCフィルムやPETフィルムよりも薄い層であって、例えば10μm以下の層を意味する。
保護層は、建材用の表面保護層に用いられる市販の各種樹脂コート剤を使用して形成することができる。具体的には例えば、熱硬化型樹脂、放射線硬化型樹脂等の硬化型樹脂を含む剤を、下層となる層(例えば絵柄層)の上に公知の方法により塗布した後、樹脂の種類に応じて熱や放射線を用いて硬化を行うことにより保護層を形成することができる。
熱硬化型樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ウレア樹脂、メラミン樹脂、ケイ素樹脂、ビニルエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリウレタン樹脂、2液硬化型ポリウレタン樹脂等が挙げられる。
放射線硬化型樹脂としては、例えば、ウレタンアクリレートやエポキシアクリレート、ポリエステルアクリレートのオリゴマー成分や、2−ヒドロキシエチルアクリレートやジプロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート等に代表されるアクリレートモノマー等と、ラジカル重合光開始剤(例えばベンゾインエチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチルフェニルケトン等)とを混合したものが挙げられる。
保護層を形成する剤は、上記硬化型樹脂に加えて、各種の機能を付与するため着色剤、体質顔料、滑剤、可塑剤、消泡剤、酸化防止剤、カップリング剤、シリカ粒子等の無機フィラー、有機溶剤及びキレート剤などの添加剤を含むものであってもよい。なお、保護層は絵柄層の絵柄視認性が確保できる限りにおいて、着色されたものであってもよい。
保護層の厚さは、0.1〜10μmであることが好ましく、1〜9μmであることがより好ましく、5〜8μmであることがさらに好ましい。また、保護層形成に上述したような硬化型樹脂を含む剤や市販の各種樹脂コート剤を用いる場合、剤の塗布量としては、1〜18g/mであることが好ましく、3〜10g/mであることがより好ましい。厚さ及び/又は塗布量を上記範囲内とすることにより、保護層の下層に存在する絵柄層の絵柄視認性を確保した上で、化粧シート自体や絵柄層の耐久性(耐汚染性、耐溶剤性、耐擦傷性を含む)を向上させることができる。
本発明の化粧シートは、PVCフィルム、PETフィルム、絵柄層及び保護層に加えて、さらに他の層を有していてもよく、他の層としては盛上層、粘着層が挙げられる。
(盛上層)
本発明の化粧シートは、前記保護層の、前記絵柄層側の面とは反対の面の側(表側)に、さらに盛上層を有していていもよい。保護層の表層に盛上層を設けることで、物理的な凹凸による高い意匠性を付与することができる。
盛上層は例えば、高粘度のコート剤を用いて形成することができる。高粘度のコート剤としては、例えば、2液硬化型ウレタン系のコート剤が印刷適性や表面物性及び意匠性のバランスがよいため好ましい。化粧シートとして意図する艶を実現するために、保護層や盛上層のコート剤には、任意のツヤ消し剤を配合することができる。
盛上層は、任意のパターンで形成すればよいが、盛上層の起伏を絵柄層の絵柄と同調させることにより、絵柄の素材感をさらに演出することができ、特に良好な意匠性を実現できるため好ましい。同調の例としては、絵柄層に形成された絵柄の色味の濃淡に合わせ、絵柄の色味の淡い部分上に盛上層の凸部が形成され、絵柄の濃い部分上に盛上層の凹部が形成されるように盛上層を作製することができる。例えば絵柄が木目である場合には、絵柄の導管上に凹部が形成され、導管以外の部分上に凸部が形成されるように盛上層を形成することにより、立体的で且つ意匠性の高い木目を再現することが可能となる。
盛上層の厚さは、1μm〜50μmであることが好ましく、5〜40μmであることがより好ましく、10〜30μmであることがさらに好ましい。また、盛上層形成に上述したような透明コート剤を用いる場合、コート剤の塗布量としては、1〜50g/mであることが好ましく、3〜35g/mであることがより好ましく、8〜25g/mであることがさらに好ましい。厚さ及び/又は塗布量を上記範囲内とすることにより、盛上層の乾燥に要する時間を適切な範囲内とすることができるため、化粧シートを工業生産に供し得るものとすることができ、且つ、良好に物理的凹凸を付与することができるため意匠性を向上させることができる。
(粘着層)
本発明の化粧シートは、前記PVCフィルムの、前記PETフィルム側の面とは反対の面の側(裏側)に、さらに粘着層を有していていもよい。化粧シートの最外層(最下層)に粘着層を設けることで、本発明の化粧シートを壁、建具、家具等の施工面に直接接着することができる。
粘着層は例えば、例えば、アクリル樹脂、イソブチレンゴム樹脂、スチレン−ブタジエンゴム樹脂、イソプレンゴム樹脂、天然ゴム樹脂、シリコーン樹脂などの溶剤型粘着剤や、アクリルエマルジョン樹脂、スチレンブタジエンラテックス樹脂、天然ゴムラテックス樹脂、スチレン−イソプレン共重合体樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体樹脂、スチレン−エチレン−ブチレン共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリビニルメチルエーテル等の樹脂を主成分とする組成物を、下層となる層(例えばPVCフィルム)上に塗布して形成することができる。前記組成物には、必要に応じて発泡剤、可塑剤、軟化剤、酸化防止剤、ガラスやプラスチック製の繊維・バルーン・ビーズ・金属粉末等の充填剤、顔料・染料等の着色剤、pH調整剤、皮膜形成補助剤、レベリング剤、増粘剤、撥水剤、消泡剤等の添加剤を添加することができる。
粘着層の厚さは、1μm〜100μmであることが好ましく、5〜80μmであることがより好ましく、30〜50μmであることがさらに好ましい。
(用途)
本発明の化粧シートは、これ単体を壁、建具、家具等の施工面に貼りあわせて使用することができる。本発明の化粧シートが粘着剤層を有する場合であれば、本発明の化粧シートを直接施工面に貼り付けることができる。また、本発明の化粧シートが粘着剤層を有しない場合であれば、接着剤を介して施工面に貼り付けることができる。接着剤の種類は特に限定されるものではなく、公知又は市販の接着剤を、施工面に応じて適宜選択すればよい。
(実施態様)
本発明の化粧シートの具体的な好ましい構成例としては、例えば、図1に示すように、PVCフィルム1とPETフィルム3とを貼り合わせてなる基材シート上に、絵柄層4及び保護層5がこの順に設けられた化粧シート10を例示できる。PVCフィルム1とPETフィルム3とは、図1に示すように接着層2を介して貼り合わせることができる。接着層2を形成する接着剤の種類は特に限定されるものではなく、公知又は市販の接着剤から適宜選択すればよい。
また、化粧シート10の保護層5上に、さらに盛上層6が設けられた構成(図2)、化粧シート10のPVCフィルム1上に、さらに粘着層7が設けられた構成(図3)も好ましい。
<化粧板>
本発明の化粧板は、基板上に、本発明の化粧シートを積層してなるものである。
基板としては特に限定されるものではなく、合板、パーティクルボード、中密度繊維板(MDF)、高密度繊維板(HDF)、ハードボード、インシュレーションボード等の木質基板;繊維強化セメント板、ガラス繊維混入セメント板、繊維混入珪酸カルシウム板、アルミニウム板、金属板、石膏ボード、グラスウール板等の不燃基板等が例示できる。
基板と化粧シートとは、化粧シートが有する粘着剤層を介して貼り合せることができ、化粧シートが粘着剤層を有しない場合であれば、接着剤を介して基板に貼り合せることができる。接着剤の種類は特に限定されるものではなく、公知又は市販の接着剤を、基板の種類に応じて適宜選択すればよい。
次に実施例を示して本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
厚さ70μmの白色PVCフィルムに、ドライラミネート用ウレタン系接着剤(5g/m・dry)を介して、厚さ25μmの透明PETフィルムを張り合わせた基材シートを用意した。
次いで、基材シートのPETフィルム面に対し、グラビア印刷機及びアクリルインキを使用し、絵柄層として、グロスマット手法により木目模様を印刷した後、100℃で2秒間、絵柄層の乾燥を行った。インキ塗布量は、9g/m・dryとした。
続けて、グラビア印刷機及びウレタンコート剤を使用し、保護層として、絵柄層上に厚さ5μmとなるように印刷を行い、100℃で2秒間、保護層の乾燥を行った。
続けて、グラビア印刷機及びウレタンコート剤を使用して、保護層上に盛上層を厚さ20μmとなるように形成した後、120℃で10秒間、盛上層の乾燥を行い、印刷シートを巻き取った。盛上層用インキの塗布量は、12g/m・dryとした。
最後に、印刷シートのPVCフィルム面にアクリル系粘着剤を塗布して厚さ40μmの粘着層を形成し、化粧シートを作製した。
(実施例2)
透明PETフィルムの厚さを50μmに代えた以外は実施例1と同様にして化粧シートを作製した。
(実施例3)
透明PETフィルムの厚さを16μmに代えた以外は実施例1と同様にして化粧シートを作製した。
(実施例4)
白色PVCフィルムの厚さを120μmに代え、透明PETフィルムの厚さを16μmに代えた以外は実施例1と同様にして化粧シートを作製した。
(実施例5)
白色PVCフィルムの厚さを120μmに代え、透明PETフィルムの厚さを50μmに代えた以外は実施例1と同様にして化粧シートを作製した。
(比較例1)
白色PVCフィルム及び透明PETフィルムからなる基材シートに代えて、厚さ50μmの白色PETフィルムを用いた以外は実施例1と同様にして化粧シートを作製した。なお、粘着層はPETフィルムの裏面に形成した。
(比較例2)
白色PVCフィルム及び透明PETフィルムからなる基材シートに代えて、厚さ75μmの白色PETフィルムを用いた以外は実施例1と同様にして化粧シートを作製した。なお、粘着層はPETフィルムの裏面に形成した。
(比較例3)
白色PVCフィルム及び透明PETフィルムからなる基材シートに代えて、厚さ70μmの白色PVCフィルムを用いた以外は実施例1と同様にして化粧シートを作製した。なお、盛上層形成後の乾燥においてシートが大きく収縮してしまったため、粘着層の形成は行わなかった。
(比較例4)
白色PVCフィルム及び透明PETフィルムからなる基材シートに代えて、厚さ150μmの白色PVCフィルムを用いた以外は実施例1と同様にして化粧シートを作製した。なお、盛上層形成後の乾燥においてシートが大きく収縮してしまったため、粘着層の形成は行わなかった。
(比較例5)
厚さ70μmの白色PVCフィルム上に、グラビア印刷機及びアクリル系インキを使用し、絵柄層として、グロスマット手法により木目模様を印刷した後、60℃で20秒間、絵柄層の乾燥を行い、印刷シートを巻き取った。インキ塗布量は、9g/m・dryとした。
次いで、絵柄層上に、ドライラミネート用ウレタン系接着剤(5g/m・dry)を介して、厚さ25μmの透明PETフィルムを張り合わせ、基材シートとした。
次いで、グラビア印刷機及びウレタン系コート剤を使用し、保護層として、透明PETフィルム上に厚さ5μmとなるように印刷を行い、100℃で2秒間、保護層の乾燥を行った。
続けて、グラビア印刷機及びウレタン系コート剤を使用して、保護層上に盛上層を厚さ20μmとなるように形成した後、120℃で10秒間、盛上層の乾燥を行い、印刷シートを巻き取った。盛上層用インキの塗布量は、12g/m・dryとした。
最後に、印刷シートのPVCフィルム面にアクリル系粘着剤を塗布して厚さ40μmの粘着層を形成し、化粧シートを作製した。
(比較例6)
厚さ70μmの白色PVCフィルム上に、グラビア印刷機及びアクリル系インキを使用し、絵柄層として、グロスマット手法により木目模様を印刷した後、60℃で20秒間、絵柄層の乾燥を行い、印刷シートを巻き取った。インキ塗布量は、9g/m・dryとした。
次いで、絵柄層上に、ドライラミネート用ウレタン系接着剤(5g/m・dry)を介して、厚さ80μmの透明PVCフィルムを張り合わせ、基材シートとした。
その後、グラビア印刷機及びウレタン系コート剤を使用し、保護層として、透明PVCフィルム上に厚さ5μmとなるように印刷を行い、60℃で20秒間、保護層の乾燥を行い、印刷シートを巻き取った。なお、盛上層は形成しなかった。
最後に、印刷シートの白色PVCフィルム面にアクリル系粘着剤を塗布して厚さ40μmの粘着層を形成し、化粧シートを作製した。
(比較例7)
厚さ70μmの白色PVCフィルム上に、グラビア印刷機及びアクリル系インキを使用し、絵柄層として、グロスマット手法により木目模様を印刷した後、60℃で20秒間、絵柄層の乾燥を行った。インキ塗布量は、9g/m・dryとした。
次いで、絵柄層上に、ドライラミネート用ウレタン系接着剤(5g/m・dry)を介して、厚さ80μmの透明PVCフィルムを張り合わせ、基材シートとした。
その後、グラビア印刷機及びウレタン系コート剤を使用し、保護層として、透明PVCフィルム上に厚さ5μmとなるように印刷を行い、60℃で2秒間、保護層の乾燥を行った。
さらに、グラビア印刷機及びウレタン系コート剤を使用して、保護層上に盛上層を厚さ20μmとなるように形成した後、120℃で10秒間、盛上層の乾燥を行った。盛上層用インキの塗布量は、12g/m・dryとした。盛上層形成後の乾燥においてシートが大きく収縮してしまったため、粘着層の形成は行わなかった。
上記実施例及び比較例の化粧シートにつき、以下の評価を行った。得られた結果を表1に示す。
[不燃性]
ISO5660−1:2002に準拠したコーンカロリーメーター試験により、化粧シート単体の総発熱量を測定した。不燃材料としての規格は、総発熱量8MJ/m以下である。本試験では以下の基準により評価を行い、5.0MJ/m以下(A〜C)を合格とした。
A:3.5MJ/m以下
B:3.6〜4.0MJ/m
C:4.0〜5.0MJ/m
D:5.1〜6.0MJ/m
E:6.1MJ/m以上
[印刷適性]
絵柄層、及び盛上層印刷後の熱乾燥を行った後に発生する化粧シートの熱収縮等について目視により評価を行った。
◎:問題なく印刷及び乾燥でき、熱による収縮や化粧シートの劣化は認められない。
○:化粧シートに若干の収縮が発生するものの、印刷及び乾燥に問題はない。
×:シートが大きく収縮し、化粧シートが製造できない。
[隠蔽性]
各例の化粧シートと比較的表面の粗い合板とを貼りあわせ、化粧シート表面から目視により観察及び評価を行った。
◎:合板の表面欠陥が全く見えない。
○:合板の表面欠陥がわずかに見えるが、使用に支障はない程度である。
×:合板の表面欠陥が顕在化している。
[柔軟性]
各例の化粧シートを、屈曲部を有する基材の表面に貼り付け、曲げやすさについて評価を行った。
◎:化粧シートを屈曲させて貼ることに支障はない。
○:化粧シートを屈曲させて貼るために、圧着回数を増やす必要があるが、大きな支障はない。
×:化粧シートの反発が強く、屈曲させて貼ることが難しい。
[意匠性]
各例の化粧シートの木目導管の表現、及び木目柄印刷と盛り上げ印刷の同調を評価した。
◎:グロスマット手法による木目導管表現と、盛上層の盛り上げ印刷とが同調しており、また木目導管表現の視認性が良く、意匠性が非常に高い。
○:グロスマット手法による木目導管表現と、盛上層の盛り上げ印刷とがほぼ同調しており、木目導管表現の視認性が良く、意匠性が良い。
△:盛上層はあるものの、木目導管表現と盛上層の盛り上げ印刷とが同調せず、また、木目柄の視認性が悪く、意匠性がやや劣る。
×:盛上層がなく、木目柄の視認性も悪いため、意匠性に劣る。
Figure 2015116705
Figure 2015116705
上記の結果から、本発明の実施例1〜5の化粧シートは、意匠性及び印刷適性に優れ、さらに化粧シートに要求される難燃性、隠蔽性、柔軟性等の特性を充足し得る化粧シートであることが分かった。
1 ポリ塩化ビニルフィルム
2 接着層
3 ポリエチレンテレフタレートフィルム
4 絵柄層
5 保護層
6 盛上層
7 粘着層
10 化粧シート

Claims (7)

  1. ポリ塩化ビニルフィルムと、ポリエチレンテレフタレートフィルムと、絵柄層と、保護層とをこの順に有することを特徴とする化粧シート。
  2. 前記保護層の、前記絵柄層側の面とは反対の面の側に、さらに盛上層を有する請求項1に記載の化粧シート。
  3. 前記ポリ塩化ビニルフィルムと、前記ポリエチレンテレフタレートフィルムとの合計の厚さが、80〜130μmである請求項1又は2に記載の化粧シート。
  4. 前記盛上層の起伏が、前記絵柄層の絵柄と同調する請求項2又は3に記載の化粧シート。
  5. 前記保護層の厚さが、10μm以下である請求項1〜4のいずれか一項に記載の化粧シート。
  6. 前記ポリ塩化ビニルフィルムの、前記ポリエチレンテレフタレートフィルム側の面とは反対の面の側に、さらに粘着層を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の化粧シート。
  7. 基板上に、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化粧シートが積層されていることを特徴とする化粧板。
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