JP2015116665A - 画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置とオフライン後処理装置とを使用して印刷物を作成する場合に、オフライン後処理装置の設定を面倒な作業をせずに適切に管理する。
【解決手段】画像形成装置100で画像形成された用紙に対して、画像形成装置とは機械的に接続されない後処理装置500により用紙に後処理が施されて印刷物が作成される環境で使用されうる場合に、該画像形成装置における画像形成についての処理条件を画像形成設定情報として記憶する記憶部104と、該画像形成装置における画像形成を制御する制御部101とを備え、当該画像形成装置とは機械的に接続されない後処理装置の処理条件を後処理設定情報として記憶部に記憶させる機能と、記憶部から読み出された画像形成設定情報と後処理設定情報とに基づいて該画像形成装置における画像形成を制御する機能とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に機械的に接続されない後処理装置と共に使用されうる画像形成装置、及びこのような画像形成装置を制御する画像形成制御方法、並びに、このような画像形成装置のコンピュータを機能させる画像形成制御プログラムに関する。
画像形成装置で画像形成された用紙に対して、後処理装置により各種の後処理を施すことが可能である。そして、このような画像形成装置と後処理装置とにより、さまざまな製本処理が可能になり、印刷装置として使用することができる。
ここで、画像形成装置と後処理装置とが用紙の流れに沿って機械的に連結接続されており、画像形成と後処理とが一連の作業で実行できる画像形成システムが存在する。このような画像形成システムで使用される後処理装置は、インライン後処理装置、あるいは、インラインフィニッシャと呼ばれることがある。
この場合、画像形成装置で画像形成された用紙は、そのままインライン後処理装置に搬送され、中綴じ、くるみ製本、平綴じなどの各種製本処理が後処理として実行される。
このような画像形成システムにおいては、画像形成装置側で、インライン後処理装置のシステムカスタマイズ項目を管理している。ここで、システムカスタマイズ項目とは、後処理装置固有の印刷条件や禁則条件などの処理条件を指している。
従って、画像形成装置の操作パネルにおいて後処理モードを選択するだけで、面付け順番などの印刷条件や、使用可能な紙種などの禁則条件を制御することができる。すなわち、画像形成装置側の操作で、インライン後処理装置の制御条件に適した状態で印刷物を作成することができるため、便利である。
ただし、画像形成装置にインライン後処理装置を接続した画像形成システムでは、以下のような課題が存在している。
(a1)画像形成装置に連結接続されているインライン後処理装置しか使用できない。
(a2)基本的に画像形成装置本体と同じメーカーの同じシリーズのインライン後処理装置しか使用できない。画像形成装置と異なるメーカーの後処理装置を連結接続させる場合は、後処理装置側の電気的条件や機械的条件を画像形成装置側の条件や規格に合致させる必要がある。但し、画像形成装置の製造メーカーや種類が数多く存在しているため、後処理装置側で数多くの画像形成装置に各種条件や規格を対応させることは困難である。
(a3)インライン後処理装置は、画像形成装置と連結接続した状態で正常に動作させることが最優先されている。このため、後述するオフライン後処理装置と比較して、画像形成装置本体の制約などにより、生産性(処理速度)や仕上がり品質や排出部積載可能枚数で劣る場合がある。
一方、画像形成装置と後処理装置とが用紙の流れに沿って機械的に連結接続されることなく、画像形成と後処理それぞれが独立して実行される画像形成システムが存在する。なお、画像形成装置と後処理装置は、用紙の搬送に関する機械的にも、データや信号の授受に関する電気的にも、接続されておらずオフライン状態である。このような画像形成システムで使用される後処理装置は、オフライン後処理装置、あるいは、オフラインフィニッシャと呼ばれることがある。
ここで、画像形成装置で画像形成された用紙は、画像形成装置内に接続されている大容量スタッカの台車などに積載される。用紙が積載された台車は、オペレータやロボット等によって、画像形成装置からオフライン後処理装置へと運ばれる。そして、台車からオフライン後処理装置の給紙部に用紙が載せ換えられ、後処理装置にて後処理が実行される。
なお、このオフライン後処理の場合には、上述したインライン後処理装置に比べると、以下のような利点が存在している。
上述したインライン後処理装置の欠点(a1)〜(a3)に対応して、オフライン後処理装置の利点を(a1')〜(a3')として説明する。
(a1')画像形成装置に連結接続されている必要がないため、任意のオフライン後処理装置を自由に使用することができる。
(a2')機械的な連結接続だけでなく、電気的条件についても、無理に合致させる必要がなく、設計の自由度が高い。
(a3')オフライン後処理装置は、画像形成装置と連結接続した状態での動作を考慮する必要がないため、生産性(処理速度)や仕上がり品質や排出部積載可能枚数を自由に設計し、向上させることができる。
一方、オフライン後処理装置は、画像形成装置に連結接続することを想定しないため、オフライン後処理装置のシステムカスタマイズ項目(後処理装置固有の印刷条件や禁則条件などの処理条件)を、画像形成装置が管理していない。
したがって、オフライン後処理装置で後工程を行う印刷物を作成する場合は、オペレータがオフライン後処理装置の制御条件に合わせて、画像形成装置に面付け順番などの印刷条件や、使用する紙種などの条件を詳細に設定する必要がある。このため、以下のような課題が存在する。
(b1)画像形成装置でジョブ設定をするときに、後処理装置のシステムカスタマイズ項目を確認して、制御条件に合わせて詳細な条件設定が必要となる。このため、操作が煩雑である。また、この条件設定は、ジョブ設定毎に毎回必要になる。
(b2)以上の条件設定の操作が煩雑なため、オペレータが設定ミスを発生しやすい。このため、設定ミスなどにより、後処理装置の制御条件に適合しない印刷物を画像形成装置側で作成してしまう危険性が高い。この場合、後処理装置の後処理を経た最終的な印刷物は所望の状態に仕上がっていないものになる。
なお、このような画像形成に関連する制御手法としては、以下の特許文献に各種の提案がなされている。
特開2001-322765号公報
以上の特許文献1では、画像形成装置の排紙部の満載判定条件を任意に設定することが記載されているのみである。すなわち、画像形成装置とオフライン後処理装置との間で各種設定を合理的に行うことについての配慮はなされていない。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、画像形成装置とオフライン後処理装置とを使用して印刷物を作成する場合に、オフライン後処理装置の設定を面倒な作業をせずに適切に管理することが可能な画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラムを提供することを目的とする。
すなわち、前記した課題を解決する本発明は、以下の通りである。
(1)以上の課題を解決する本発明の一態様である画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラムでは、画像形成装置で画像形成された用紙に対して、前記画像形成装置とは機械的に接続されない後処理装置により前記用紙に後処理が施されて印刷物が作成される環境で使用されうる前記画像形成装置において、該画像形成装置における画像形成についての処理条件を画像形成設定情報として記憶する記憶部と、該画像形成装置における画像形成を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、当該画像形成装置とは機械的に接続されない前記後処理装置の処理条件を後処理設定情報として前記記憶部に記憶させる機能と、前記記憶部から読み出された前記画像形成設定情報と前記後処理設定情報とに基づいて該画像形成装置における画像形成を制御する機能と、を備える。
(2)上記(1)において、前記制御部は、当該画像形成装置とは機械的に接続されない前記後処理装置の処理条件について、複数の前記後処理装置について各後処理装置毎に前記後処理設定情報として前記記憶部に記憶させ、前記印刷物を作成する際に使用されうる前記後処理装置の前記後処理設定情報を前記記憶部から読み出して、読み出された前記後処理設定情報に基づいて該画像形成装置における画像形成を制御する、ことが望ましい。
(3)上記(1)または(2)において、該画像形成装置において画像形成された前記用紙を排出する複数の排出部と、前記排出部のいずれかに排出するように前記用紙を搬送する搬送部と、を備え、前記制御部は、前記後処理装置に対して前記排出部のいずれかを割り当て、該割り当てを前記後処理設定情報に含めて前記記憶部に記憶させ、前記印刷物を作成する際に使用されうる前記後処理装置の前記後処理設定情報を前記記憶部から読み出して、読み出された前記後処理設定情報に基づいて、前記後処理装置に割り当てられた前記排出部に前記用紙を排出するように前記搬送部の搬送を制御する、ことが望ましい。
(4)上記(3)において、前記排出部は、追加,除去,または置換といった変更が可能に構成されており、前記制御部は、前記記憶部から読み出された前記後処理設定情報において、前記印刷物を作成する際の前記後処理装置に割り当てられた前記排出部が存在しない場合には、異常である旨を通知する機能を有する、ことが望ましい。
(5)上記(3)において、前記排出部は、追加,除去,または置換といった変更が可能に構成されており、前記制御部は、前記記憶部から読み出された前記後処理設定情報において、前記印刷物を作成する際の前記後処理装置に割り当てられた前記排出部が存在しない場合には、前記後処理設定情報に含まれる前記排出部の割り当てを変更する機能を有する、ことが望ましい。
(6)上記(1)〜(5)において、当該画像形成装置に機械的に接続される前記後処理装置を第1後処理装置、当該画像形成装置に機械的に接続されない前記後処理装置を第2後処理装置、とした場合に、前記第1後処理装置と前記第2後処理装置とのいずれかにより前記用紙に後処理が施されて印刷物が作成される環境で使用されうる前記画像形成装置であって、前記第2後処理装置を用いて前記用紙に後処理を施して前記印刷物を作成する際の画像形成において、前記画像形成設定情報に含まれる前記処理条件の中で、前記第1処理装置には必要であるものの前記第2後処理装置には必要でない条件を該画像形成には適用しないように制御する、ことが望ましい。
(7)上記(1)〜上記(6)において、前記制御部は、当該画像形成装置とは機械的に接続されない複数の前記後処理装置それぞれの前記後処理設定情報を、統一された環境において受け入れる機能を有する、ことが望ましい。
以上の本発明の一態様によると、以下のような効果が得られる。
(1)以上の課題を解決する本発明の一態様である画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラムでは、画像形成装置で画像形成された用紙に対して、画像形成装置とは機械的に接続されない後処理装置により用紙に後処理を施す場合において、当該画像形成装置とは機械的に接続されない後処理装置(オフライン後処理装置)の処理条件を後処理設定情報として記憶部に記憶させる機能と、記憶部から読み出された画像形成設定情報と後処理設定情報とに基づいて該画像形成装置における画像形成を制御する機能とを備えるようにしている。
これにより、画像形成装置とオフライン後処理装置とを使用して印刷物を作成する場合に、オフライン後処理装置の設定について面倒な作業をせずに、適切に管理することが可能になる。
(2)上記(1)において、当該画像形成装置とは機械的に接続されない後処理装置の処理条件について、複数の後処理装置について各後処理装置毎に後処理設定情報として記憶部に記憶させ、印刷物を作成する際に使用されうる後処理装置の後処理設定情報を記憶部から読み出して、読み出された後処理設定情報に基づいて該画像形成装置における画像形成を制御する。
これにより、画像形成装置に対して複数のオフライン後処理装置を使用可能にして、いずれかのオフライン後処理装置を使用して印刷物を作成する場合に、オフライン後処理装置の設定について面倒な作業をせずに、適切に管理することが可能になる。
(3)上記(1)または(2)において、後処理装置に対して画像形成装置の排出部のいずれかを割り当て、該割り当てを後処理設定情報に含めて画像形成装置の記憶部に記憶させ、印刷物を作成する際に使用されうる後処理装置の後処理設定情報を記憶部から読み出して、読み出された後処理設定情報に基づいて、後処理装置に割り当てられた排出部に用紙を排出するように搬送部の搬送を制御する。
これにより、画像形成装置に対して複数のオフライン後処理装置を使用可能にして、いずれかのオフライン後処理装置を使用して印刷物を作成する場合に、画像形成装置の排出部と後処理装置とを予め割り当てておくことになり、オフライン後処理装置の設定について面倒な作業をせずに、適切に管理することが可能になると共に、用紙を画像形成装置から後処理装置に移送する作業を正確に実行することができるようになる。
(4)上記(3)において、排出部は、追加,除去,または置換といった変更が可能に構成されており、記憶部から読み出された後処理設定情報において、印刷物を作成する際の後処理装置に割り当てられた排出部が存在しない場合には、制御部が異常である旨を通知する。
これにより、画像形成装置に対して複数のオフライン後処理装置を使用可能にして、いずれかのオフライン後処理装置を使用して印刷物を作成する場合に、画像形成装置の排出部と後処理装置との割り当ての異常を放置することなく、適切に管理することが可能になり、用紙を画像形成装置から後処理装置に移送する作業を正確に実行することができるようになる。
(5)上記(3)において、排出部は、追加,除去,または置換といった変更が可能に構成されており、制御部は、記憶部から読み出された後処理設定情報において、印刷物を作成する際の後処理装置に割り当てられた排出部が存在しない場合には、後処理設定情報に含まれる排出部の割り当てを変更する。
これにより、画像形成装置に対して複数のオフライン後処理装置を使用可能にして、いずれかのオフライン後処理装置を使用して印刷物を作成する場合に、画像形成装置の排出部と後処理装置との割り当ての異常を修正して、適切に管理することが可能になり、用紙を画像形成装置から後処理装置に移送する作業を正確に実行することができるようになる。
(6)上記(1)〜(5)において、インライン後処理装置とオフライン後処理装置とのいずれかにより用紙に後処理が施されて印刷物が作成される環境において、オフライン後処理装置を用いて用紙に後処理を施して印刷物を作成する際の画像形成において、画像形成設定情報に含まれる処理条件の中で、インライン後処理装置には必要であるもののオフライン後処理装置には必要でない条件を、画像形成に適用しない。
これにより、画像形成装置に対してインライン後処理装置かオフライン後処理装置かを使用して印刷物を作成する場合に、画像形成設定情報を共用することができつつも、間違った状態で画像形成設定情報を適用することがなくなり、適切に制御することが可能になる。
(7)上記(1)〜上記(6)において、制御部は、当該画像形成装置とは機械的に接続されない複数の後処理装置それぞれの後処理設定情報を、統一された環境において受け入れる機能を有する。
すなわち、統一された環境として、画像形成装置側における統一された操作画面や統一されたデータフォーマットでオフライン後処理装置の後処理設定情報を受け入れることができるため、画像形成装置とオフライン後処理装置とを使用して印刷物を作成する場合に、複数のオフライン後処理装置についての後処理設定情報を適切かつ正確に扱うことが可能になる。
本発明の実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの使用状態を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの使用状態を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの使用状態を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの使用状態を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの使用状態を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの使用状態を示す説明図である。 本発明の実施形態の動作状態を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態の動作状態を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態の動作状態を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における表示画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態における表示画面の一例を示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。
〔画像形成装置、画像形成システムの構成(1)〕
図1−図4を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置や画像形成システムの構成の第1例について説明する。
図1−図4に示されるように、この画像形成システムは、用紙に画像を形成する画像形成装置100と、画像形成装置100の排紙側に機械的に接続されており台車等に用紙を積載して排出する大容量スタッカ200と、大容量スタッカ200の排紙側に機械的に接続されており台車等に用紙を積載して排出する大容量スタッカ300と、が直列に接続された状態で画像形成システムを構成している。
ここで、直列に接続されるとは、画像形成装置100で画像形成された用紙について、大容量スタッカ200、大容量スタッカ300と、順に用紙を排出することが可能に構成されていることを意味する。なお、ここでは、2台の大容量スタッカ200,300を示しているが、大容量スタッカは1台であっても良いし、3台以上であっても良い。
また、後処理装置500は、画像形成装置100や大容量スタッカ200,300に対して、用紙の搬送に関する機械的にも、データや信号の授受に関する電気的にも、接続されていない状態で配置されている。すなわち、後処理装置500は、画像形成装置100に対して、オフライン後処理装置、あるいは、オフラインフィニッシャを構成している。なお、この実施形態では、画像形成装置100に対して電気的にも機械的にも接続されていない後処理装置500を、オフライン後処理装置と呼ぶことにする。
ここで、画像形成装置100は、制御部101、通信部102、操作表示部103、記憶部104、給紙部105、搬送部110、原稿読込部120、画像データ記憶部130、画像処理部140、画像形成部150、を備えて構成されている。
ここで、制御部101は、画像形成に関して画像形成装置100内の各部を制御し、大容量スタッカ200,300の用紙積載排出を制御する。また、制御部101は、当該画像形成装置100とは機械的に接続されない後処理装置500の処理条件を後処理設定情報として記憶部104に記憶させる機能と、記憶部104から読み出された画像形成設定情報と後処理設定情報とに基づいて、画像形成装置100における画像形成を制御する機能と、を備える。
通信部102は、画像形成装置100に接続されている外部PCや後述する大容量スタッカなどの他の装置と通信する。操作表示部103は、操作者による操作入力に応じた操作入力信号を制御部101に通知すると共に、制御部101の制御に基づいて各種状態表示や各種入力のための表示画面を表示する。記憶部104は、制御プログラム及び各種設定データを記憶すると共に制御プログラムのワークエリアとして使用される。また、記憶部104は、画像形成装置100における画像形成についての処理条件を画像形成設定情報として記憶し、後処理装置500の処理条件を後処理設定情報として記憶する。給紙部105は、トレイに収容されている用紙を画像形成のタイミングに合わせて給紙する。搬送部110は、給紙部105から給紙されて画像形成される用紙を所定速度で大容量スタッカ200に向けて搬送する。原稿読込部120は、原稿をスキャンして画像データを生成する。画像データ記憶部130は、画像形成する際のイメージデータや各種データを記憶する。画像処理部140は、画像形成に必要な各種画像処理を実行する。画像形成部150は、画像形成命令とイメージデータとについて、記憶部104から読み出された画像形成設定情報と後処理設定情報とに基づいて、用紙に画像を形成する。
なお、画像形成装置100で画像形成された用紙は、用紙搬送方向下流側(以下、後段と言う)の大容量スタッカ200に向けて搬送される。
大容量スタッカ200は、画像形成装置100の後段に接続されており、制御部201、通信部202、記憶部204、搬送部210、サブトレイ排出部280、スタッカ積載部290、を備えて構成されている。
ここで、制御部201は、制御部101の指示を受け、画像形成された用紙を更に後段の大容量スタッカ300に搬送するか、該大容量スタッカ200内で排出するかを制御する。通信部202は、大容量スタッカ200に接続されている他の装置と通信する。記憶部204は、制御プログラム及び各種設定データを記憶する。搬送部210は、画像形成装置100で画像形成された用紙を所定速度で搬送しつつ、後段の大容量スタッカ300、サブトレイ排出部280、スタッカ積載部290のいずれかに向けて搬送する。サブトレイ排出部280はサブトレイ280sに用紙を排出する。スタッカ積載部290は、可搬型積載部としての台車290dに用紙を積載排出する。
なお、大容量スタッカ200で排出されない用紙は、後段の大容量スタッカ300に向けて搬送される。
大容量スタッカ300は、大容量スタッカ200の後段に接続されており、制御部301、通信部302、記憶部304、搬送部310、サブトレイ排出部380、スタッカ積載部390、を備えて構成されている。
ここで、制御部301は、制御部101の指示を受け、該大容量スタッカ300内でスタッカ積載部390に積載することを制御する。通信部302は、大容量スタッカ300に接続されている他の装置と通信する。記憶部304は、制御プログラム及び各種設定データを記憶する。搬送部310は、画像形成装置100で画像形成された用紙を所定速度で搬送しつつ、サブトレイ排出部380、スタッカ積載部390のいずれかに向けて搬送する。サブトレイ排出部380はサブトレイ380sに用紙を排出する。スタッカ積載部390は、可搬型積載部としての台車390dに用紙を積載排出する。
後処理装置500は、画像形成装置100や大容量スタッカ200,300に対して、機械的にも電気的にも接続されていないオフライン後処理装置である。
ここで、制御部501は、後処理装置500内の各部の後処理動作を制御する。操作表示部503は、操作者による操作入力に応じた操作入力信号を制御部501に通知すると共に、制御部501の制御に基づいて各種状態表示や各種入力のための表示画面を表示する。記憶部504は、制御プログラム及び各種設定データを記憶する。給紙部505は、給紙トレイ505tに載置されている用紙を後処理のタイミングに合わせて給紙する。搬送部510は、給紙部505から給紙された用紙を後処理装置500内の各部へ搬送する。折り部520は、用紙の所定位置に折り目を付ける。整合部530は、用紙の所定端部を基準として用紙を整合する。綴じ部540は、整合された用紙束にステープルを施して、平綴じや中綴じを実行する。断裁部550は、綴じられた用紙束の端部(小口部分)を断裁する。冊子積載部590は、綴じられて断裁されて冊子状態になった印刷物を積載して排出する。
なお、後処理装置500における後処理機能は、用途に応じて適宜決定されるものであり、図1の内部構成に限定されるものではない。
なお、以上のような構成において、制御部101は以下のような制御機能を有している。
制御部101は、画像形成装置100における画像形成についての処理条件を画像形成設定情報として記憶部104に記憶させる機能と、後処理装置500の処理条件を後処理設定情報として記憶部104に記憶させる機能と、記憶部104から読み出された画像形成設定情報と後処理設定情報とに基づいて該画像形成装置100における画像形成を制御する機能と、を備える。
制御部101は、後処理装置500の処理条件について、複数の後処理装置500について各後処理装置500毎に後処理設定情報として記憶部104に記憶させ、印刷物を作成する際に使用されうる後処理装置500の後処理設定情報を記憶部104から読み出して、読み出された後処理設定情報に基づいて該画像形成装置100における画像形成を制御する。
制御部101は、画像形成装置100で画像形成された用紙を排出する排出部が複数存在する場合に、後処理装置500に対して、複数の排出部のいずれかを割り当て、該割り当てを後処理設定情報に含めて記憶部104に記憶させ、印刷物を作成する際に使用されうる後処理装置500の後処理設定情報を記憶部104から読み出して、読み出された後処理設定情報に基づいて、後処理装置500に割り当てられた排出部に用紙を排出するように搬送部の搬送を制御する。
制御部101は、排出部が追加,除去,または置換といった変更が可能に構成されている場合に、記憶部104から読み出された後処理設定情報において、印刷物を作成する際の後処理装置500に割り当てられた排出部が存在しない場合には、異常である旨を通知する機能を有する。
制御部101は、排出部が追加,除去,または置換といった変更が可能に構成されている場合に、記憶部104から読み出された後処理設定情報において、印刷物を作成する際の後処理装置500に割り当てられた排出部が存在しない場合には、後処理設定情報に含まれる排出部の割り当てを変更する機能を有する。
インライン後処理装置(図示せず)と後処理装置500とのいずれかにより用紙に後処理が施されて印刷物が作成される環境で使用されうる画像形成装置100であって、後処理装置500を用いて用紙に後処理を施して印刷物を作成する際の画像形成において、制御部101は、画像形成設定情報に含まれる処理条件の中で、インライン後処理装置には必要であるものの後処理装置500には必要でない条件を該画像形成には適用しないように制御する。
制御部101は、複数の後処理装置500それぞれの後処理設定情報を、統一された表示画面や統一されたデータフォーマット等の統一された環境において受け入れる機能を有する。
ここで、画像形成装置100で画像形成された用紙が、後処理装置500に移送される様子を、図2−図4を参照して説明する。
例えば、画像形成装置100で画像形成され、大容量スタッカ200内のスタッカ積載部290により台車290dに用紙が積載される。このように用紙が積載された台車290dは、オペレータやロボット等によって、画像形成装置100(大容量スタッカ200)から、後処理装置500Aへと運ばれる。そして、台車290dから後処理装置500Aの給紙トレイ505tに用紙が載せ換えられる。この後、給紙トレイ505tから給紙された用紙に対して、後処理装置500Aにより所定の後処理が実行される。
同様に、画像形成装置100で画像形成され、大容量スタッカ300内のスタッカ積載部390により台車390dに用紙が積載される。このように用紙が積載された台車390dは、オペレータやロボット等によって、画像形成装置100(大容量スタッカ300)から、後処理装置500Bへと運ばれる。そして、台車390dから後処理装置500Bの給紙トレイ505tに用紙が載せ換えられる。この後、給紙トレイ505tから給紙された用紙に対して、後処理装置500Bにより所定の後処理が実行される。
同様に、画像形成装置100で画像形成され、大容量スタッカ200内のサブトレイ排出部280によりサブトレイ280tに用紙が積載される。このように用紙が積載されたサブトレイ280sから、オペレータによって、後処理装置500Cの給紙トレイ505tに用紙が載せ換えられる。この後、給紙トレイ505tから給紙された用紙に対して、後処理装置500Cにより所定の後処理が実行される。
なお、複数の排出部280,290,380,390と、複数の後処理装置500A〜500Cとを対応付けて、どの排出部に排出された用紙をどの後処理装置に移送すれば良いかを予め対応づけておくことで、オフラインの後処理装置であっても間違いのない確実な用紙処理が可能になる。なお、この制御については後述する。
〔画像形成装置、画像形成システムの構成(2)〕
図5−図8を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置や画像形成システムの構成の第1例について説明する。
図5−図8に示されるように、この画像形成システムは、用紙に画像を形成する画像形成装置100と、画像形成装置100に対して機械的(用紙搬送)にも電気的(通信)にも接続されていない状態の後処理装置500とが、配置されている。すなわち、後処理装置500は、画像形成装置100に対して、オフライン後処理装置、あるいは、オフラインフィニッシャを構成している。
なお、図5−8において、図1−4と同一物には同一番号を付すことで、重複した説明は省略する。
図5−8において、図1−4と異なる箇所としては、画像形成装置100内に複数の排出部が設けられている。すなわち、メイントレイ170mに用紙を排出するメイントレイ排出部170、サブトレイ180sに用紙を排出するサブトレイ排出部180、台車190dに用紙を積載排出するスタッカ積載部190、を画像形成装置100に備えている。ここで、制御部101は、画像形成に関して画像形成装置100内の各部を制御し、複数の排出部(メイントレイ170mに用紙を排出するメイントレイ排出部170、サブトレイ180sに用紙を排出するサブトレイ排出部180、台車190dに用紙を積載排出するスタッカ積載部190)の用紙排出を制御する。
ここで、画像形成装置100で画像形成された用紙が、後処理装置500に移送される様子を、図6−図8を参照して説明する。
例えば、画像形成装置100で画像形成され、スタッカ積載部190により台車190dに用紙が積載される。このように用紙が積載された台車190dは、オペレータやロボット等によって、画像形成装置100から、後処理装置500Aへと運ばれる。そして、台車290dから後処理装置500Aの給紙トレイ505tに用紙が載せ換えられる。この後、給紙トレイ505tから給紙された用紙に対して、後処理装置500Aにより所定の後処理が実行される。
同様に、画像形成装置100で画像形成され、メイントレイ排出部170によりメイントレイ170mに用紙が排出される。このように用紙が積載されたメイントレイ170mから、オペレータによって、後処理装置500Bの給紙トレイ505tに用紙が載せ換えられる。この後、給紙トレイ505tから給紙された用紙に対して、後処理装置500Bにより所定の後処理が実行される。
同様に、画像形成装置100で画像形成され、サブトレイ排出部180によりサブトレイ180sに用紙が積載される。このように用紙が積載されたサブトレイ180sから、オペレータによって、後処理装置500Cの給紙トレイ505tに用紙が載せ換えられる。この後、給紙トレイ505tから給紙された用紙に対して、後処理装置500Cにより所定の後処理が実行される。
なお、複数の排出部170,180,190と、複数の後処理装置500A〜500Cとを対応付けて、どの排出部に排出された用紙をどの後処理装置に移送すれば良いかを予め対応づけておくことで、オフラインの後処理装置であっても間違いのない確実な用紙処理が可能になる。なお、この制御については後述する。
〔動作(後処理設定情報の登録)〕
以下、オフラインの後処理装置500と共に使用される画像形成装置100において、機械的に接続されない後処理装置500の処理条件を後処理設定情報として画像形成装置100側で管理する機能について、図9のフローチャートや、図10以降の説明図を参照して説明する。
なお、画像形成装置100において、画像形成装置100に機械的に接続されるインラインの後処理装置(図示せず)の処理条件を後処理設定情報として画像形成装置100側で管理することも可能であるが、本実施形態の特徴であるオフラインの後処理装置500についての処理条件を後処理設定情報として管理する部分を説明する。
まず、オペレータが画像形成装置100の操作表示部103において表示されている通常表示画面(図示せず)から出力機能の設定画面を表示するように操作する。このオペレータの操作を受けた操作表示部103からの操作入力信号に応じて、制御部101は、出力機能設定画面103G1(図10参照)を操作表示部103に表示する(図9中のステップS100)。
なお、この出力機能設定画面103G1や、後述する後処理に関する設定画面は、用紙を排出する排出部の設定や、後処理装置における処理条件を後処理設定として、ジョブ毎ではなく装置として設定を登録する機能を有している。
また、この出力機能設定画面103G1や後述する各種設定画面では、インライン後処理装置やオフライン後処理装置等の各種の後処理装置の後処理設定情報を、統一された環境として、画像形成装置100側における統一された操作画面で、受け入れることができるように構成されている。このため、画像形成装置100に各種の後処理装置500を使用して印刷物を作成する場合に、複数のオフライン後処理装置についての後処理設定情報を適切かつ正確に扱うことが可能になる。
ここで、画像形成装置100と後処理装置500で印刷物を作成する画像形成システムである場合、あるいは、画像形成装置100と図示されない別の後処理装置で印刷物を作成する画像形成システムである場合、オペレータは、出力機能設定画面103G1において、「後工程あり」(図10のA1参照)を選択する(図9中のステップS101でYES)。
オペレータの「後工程あり」の操作を操作表示部103の出力機能設定画面103G1を介して受け付けた制御部101は、後述する後工程設定のポップアップ設定画面を、出力機能設定画面103G1中に表示する(図9中のステップS102)。
そして、制御部101は、後工程設定のポップアップ設定画面等を操作表示部103に表示し、オペレータからシステムカスタマイズ項目の入力を受け付けて、画像形成装置100とは機械的に接続されない後処理装置500の処理条件を後処理設定情報として登録処理する(図9中のステップS103)。
なお、後処理装置500の後処理設定情報とは、画像形成装置100に連結接続することを想定していないオフライン後処理装置の後処理装置固有の設定や制御条件に基づいて、後処理装置500で後処理を実行して印刷物を作成する際に、画像形成装置100側において画像形成時に守るべき印刷条件や禁則条件などの情報である。
以下、システムカスタマイズ項目の登録処理(図9ステップS103)について、サブルーチンである図11のフローチャートを参照して説明する。
制御部101は、後工程設定のポップアップ設定画面103G11(図12参照)を、出力機能設定画面103G1中に表示する。
この図12のポップアップ設定画面103G11では、後処理装置500の処理条件を後処理設定情報として管理する際に、複数の後処理装置を各後処理装置毎に区別するため、まず識別情報として後処理装置名称を、オペレータの入力に従って登録する(図11中のステップS201、図12のA2参照)。ここでは、後処理装置名称として「くるみ製本装置(PB−123)」が入力された様子を示している。
なお、識別情報として、後処理装置名称の他に、製造会社名、機種コード、仕向地、顧客別特別仕様などの情報を付帯情報として登録するようにしても良い(図12のA3参照)。このようにして入力される後処理設定情報の識別情報は、後処理装置名称と共に登録される。
そして、ポップアップ設定画面103G11において、オペレータにより「OK」ボタンが選択されると、制御部101は、後処理設定情報における後処理装置名称を記憶部104等に格納する。また、ポップアップ設定画面103G11において、オペレータにより「OK」ボタンが選択されると、制御部101は、ポップアップ設定画面G11を閉じて、操作表示部103に出力機能設定画面103G1(図10参照)を表示する。
ここで、出力機能設定画面103G1において、オペレータは、後処理設定情報のシステムカスタマイズ項目を設定すべく、「応用設定」(図10のA4参照)を選択する。
ここで、オペレータの「応用設定」の操作を操作表示部103の出力機能設定画面103G1を介して受け付けた制御部101は、システムカスタマイズ項目設定のポップアップ設定画面103G12を、出力機能設定画面103G1中に表示する(図13参照)。
そして、制御部101は、システムカスタマイズ項目設定のポップアップ設定画面103G12を操作表示部103に表示した状態で、オペレータから、後処理装置500の処理条件に関するシステムカスタマイズ項目の各種入力を受け付ける(図11中のステップS202)。なお、図13では、システムカスタマイズ項目として、禁則条件の設定を受け付けている様子を示している。
なお、システムカスタマイズ項目は、後処理装置固有の印刷条件や禁則条件などを意味している。例えば、システムカスタマイズ項目の一例としては、以下のものが該当する。
・フィニッシャ名称,
・SEF制限選択,
・排出画像面方向選択,
・排出面付け順番選択,
・排出画像天地指定選択,
・積載フル時の回避方法選択,
・最小/最大CD幅指定,
・最小/最大FD幅指定,
・最小/最大坪量指定,
・最小/最大束枚数,
このような後処理装置固有の印刷条件や禁則条件などをシステムカスタマイズ項目として後処理装置毎に登録しておき、印刷物作成時に使用する後処理装置を選択するだけで、これらのシステムカスタマイズ項目が一括して設定されることになり、オペレータの手作業による設定間違いを防止でき、簡単な操作で後処理装置の制御条件に適した状態で印刷物を作成することができるようになる。
そして、システムカスタマイズ項目を後処理設定情報として登録する後処理装置500について、画像形成装置100での排出部との対応をシステムカスタマイズ項目に含めて登録する場合には(図11中のステップS203でYES)、制御部101は、システムカスタマイズ項目設定のポップアップ設定画面103G12に続いて、ポップアップ設定画面103G13(図14参照)を操作表示部103に表示し、オペレータから、後処理装置500の処理条件に関するシステムカスタマイズ項目として画像形成装置100で排出部の設定を受け付ける(図11中のステップS204)。
なお、図14では、システムカスタマイズ項目として、後処理装置500に対して、第1の大容量スタッカ(大容量スタッカ200)の積載部290を割り当てるように設定している状態を示している。
なお、このように後処理装置500と画像形成装置100の排出部とを対応関係として定めることで、画像形成装置100に対して複数のオフライン後処理装置500(500A,500B,500C,…)を使用可能にして、いずれかのオフライン後処理装置を使用して印刷物を作成する場合に、用紙を画像形成装置500から後処理装置500に移送する作業を間違いなく正確に実行することができるようになる。
そして、ポップアップ設定画面G12又はポップアップ設定画面103G13において、オペレータにより「OK」ボタンが選択されると、制御部101は、ポップアップ設定画面G12又はポップアップ設定画面103G13を閉じて、操作表示部103に出力機能設定画面103G1(図10参照)を表示する。
ここで、出力機能設定画面103G1において、オペレータは、後処理装置500についてのシステムカスタマイズ項目の設定が完了したと考えれば、設定したシステムカスタマイズ項目を後処理設定情報として登録すべく、「保存」(図10のA5参照)を選択する。
ここで、オペレータの「保存」の操作を操作表示部103の出力機能設定画面103G1を介して受け付けた制御部101は、以上のように設定されたシステムカスタマイズ項目を後処理設定情報として、ステップS201で設定された識別情報と関連付けて記憶部104等に格納する(図11中のステップS206)。
以上のようにして、オペレータからの操作により、画像形成装置100と機械的に接続されない後処理装置500の後処理設定情報が、画像形成装置100側で登録されて管理された状態になる(図11中のリターン、図9中のエンド)。
ここで、以上の出力機能設定画面103G1や、ポップアップ設定画面G11〜G13では、各種後処理装置の後処理設定情報を、統一された環境として、画像形成装置100側における統一された操作画面で、受け入れることができるため、複数の各社各種の後処理装置についての後処理設定情報を適切に扱いつつ、記憶部に正確に記憶させることが可能になる。
〔動作(印刷物作成:後処理設定情報の使用)〕
以下、オフラインの後処理装置500を用いて画像形成装置100において印刷物を作成する際に、後処理装置500の処理条件を後処理設定情報として画像形成装置100側で使用する機能について、図15のフローチャートや、図16〜図17の説明図を参照して説明する。
まず、オペレータが画像形成装置100の操作表示部103において表示されている通常表示画面(図示せず)から印刷物作成の際の出力機能の設定画面を表示するように操作する。
このオペレータの操作を受けた操作表示部103からの操作入力信号に応じて、制御部101は、出力機能設定画面103G2を操作表示部103に表示する(図15中のステップS300)。
なお、この出力機能設定画面103G2は、用紙を排出する排出部の設定や、後処理装置における処理条件を後処理装置毎に事前に登録しておいて、必要に応じて読み出して適用する機能を有している。
また、この出力機能設定画面103G2では、インライン後処理装置やオフライン後処理装置等の各種の後処理装置の後処理設定情報を、統一された環境として、画像形成装置100側における統一された操作画面で、読み出して適用することができるように構成されている。このため、画像形成装置100に各種の後処理装置500を使用して印刷物を作成する場合に、複数のオフライン後処理装置についての後処理設定情報を適切に読み出して適用することが可能になる。
ここで、画像形成装置100と後処理装置500で印刷物を作成する場合、あるいは、画像形成装置100と図示されない別の各種後処理装置で印刷物を作成する場合、オペレータは、出力機能設定画面103G2において、「後工程あり」(図16のB1参照)を選択する。
このオペレータからの「後工程あり」の操作を操作表示部103の出力機能設定画面103G2を介して受け付けた制御部101は、後工程選択のポップアップ設定画面103G21を、出力機能設定画面103G2中に表示する(図17参照)。
なお、この後工程のポップアップ設定画面G21には、既に登録してある後処理装置毎の後処理設定情報が装置名称により選択できるよう、一覧表示されている(図15中のステップS301)。
なお、所望の後処理装置の後処理設定情報が登録されていない場合には(図15中のステップS302でNO)、オペレータは、「新規登録」を操作することで、図9や図11により既に説明した後処理設定情報の登録処理を実行することができる(図15中のステップS303)。
一方、後処理装置の後処理設定情報が登録されている場合には(図15中のステップS302でYES)、オペレータは、所望の後処理装置500を装置名称や付帯情報を含む識別情報を参照して、所望の後処理装置を選択する(図15中のステップS304)。なお、図17では、後処理装置名称として「くるみ製本装置(PB−123)」が選択された様子を示している。
制御部101は、選択された後処理装置名称に関連付けて登録されている後処理設定情報を記憶部104から読み出し(図15中のステップS305)、読み出された後処理設定情報と画像形成装置100側の画像形成設定情報とを合わせて、画像形成装置100で印刷処理を実行する際の制御情報としてセットする(図15中のステップS306)。
また、制御部101は、画像形成装置100において画像形成を実行する際の画像形成設定情報が、オフラインの後処理装置500だけでなく、インラインの後処理装置の使用も想定して設定されているかを確認する(図15中のステップS307)。
なお、画像形成装置100における画像形成設定情報が、オフラインの後処理装置500だけでなく、インラインの後処理装置の使用も想定して設定されている場合とは、例えば、インラインの後処理装置での後処理を想定して給紙部105の給紙方向に禁則条件を設けることや、インラインの後処理装置の排出部での積載可能枚数を想定して連続画像形成枚数に禁則条件を設けるなど、オフラインの後処理装置500では不要な制限を意味している。例えば、オフラインの後処理装置500を用いて印刷物を作成する場合は、画像形成装置100で排出された用紙を後処理装置500の給紙部505にオペレータがセットするときに用紙の向きを変えればよい。このため、インラインの後処理装置のために画像形成設定情報に含まれる給紙方向の禁則条件(例えば、SEF(Short Edge Feed:用紙短辺給紙)制限選択)は、オフラインの後処理装置500には必要ない。
そこで、画像形成装置100における画像形成設定情報がオフラインの後処理装置500だけでなくインラインの後処理装置の使用も想定して設定されており(図15中のステップS307でYES)、印刷物作成の後処理行程をオフラインの後処理装置500で実行する場合(図15中のステップS308でYES)には、制御部101は、画像形成設定情報中のインラインの後処理装置のための禁則条件については、適用しないように制御する(図15中のステップS309)。すなわち、制御部101は、該当する禁則条件を無効にする。
また、画像形成装置100における画像形成設定情報についてインラインの後処理装置の使用は想定されていない場合(図15中のステップS307でNO)か、オフラインの後処理装置500による後処理を実行しない場合(図15中のステップS308でNO)には、特に禁則条件についての適用除外は行わない。すなわち、制御部101は、該当する禁則条件を有効にしたままにする。
そして、制御部101は、以上のような後処理設定情報と画像形成設定情報とを合わせてセットされた制御情報に基づいて、画像形成装置100における画像形成を制御する(図15中のステップS310)。画像形成装置で画像が形成された用紙束は、後処理装置500に対応して割り当てられたいずれかの排出部に排出される。
オペレータは、図2〜図4、図6〜図8のように、排出部と後処理装置との対応に基づいて、用紙束を適切な後処理装置500の給紙部505に正確に載せ替えることができる。すなわち、オペレータの作業効率が向上し、載せ替えの際の間違いも減少する。そして、オペレータにより操作表示部503から設定された所定の後処理が用紙束に対して実行されて、最終的な印刷物が作成される。
なお、図1〜図4のように画像形成装置100に大容量スタッカ200や大容量スタッカ300が接続されている画像形成システムでは、大容量スタッカを追加して接続したり、除去して減らすことが可能である。
例えば、画像形成装置100と後処理装置500Bを用いて印刷物を作成する場合において、大容量スタッカ300のスタッカ積載部390と後処理装置500Bとが割り当てられていると想定する。このような割り当ては後処理設定情報として記憶部104に記憶されている。この場合に、大容量スタッカ300が除去されて、画像形成装置100と大容量スタッカ200のみが接続されているとする。この状態で、後処理装置500Bを用いて印刷物を作成する場合に、図15ステップS304の後処理装置の選択で後処理装置500Bを選択すると、割り当てられている用紙排出部(スタッカ積載部390)が存在しないことになる。なお、大容量スタッカ300は存在しているが、スタッカ積載部390が故障等により使用不可である場合も同様に、割り当てられている用紙排出部(スタッカ積載部390)が存在しないことになる。
このような存在しない用紙排出部が割り当てられている場合に、制御部101は、後処理設定情報と現実のシステム構成との間に不一致が生じているという異常状態を、操作表示部103にエラー表示して、画像形成を中断するか開始しないように制御することが望ましい。これにより、いずれかのオフライン後処理装置を使用して印刷物を作成する場合に、画像形成装置100の排出部と後処理装置500との割り当ての異常を放置することなく、適切に管理することが可能になり、用紙を画像形成装置100から後処理装置500に移送する作業を正確に実行することができるようになる。
更に、制御部101は、後処理設定情報と現実のシステム構成との間に不一致が生じているため、後処理装置500Bに対して割り当てるべき排出部を設定し直すよう、後処理設定情報を修正することを促す表示画面を、操作表示部103に表示することも望ましい。この場合、制御部101は、図14に示した表示画面と類似した表示画面を用いることが、登録時との統一性を保つ点で望ましい。これにより、画像形成装置100の排出部と後処理装置500との割り当ての異常を修正して、適切に管理することが可能になり、用紙を画像形成装置100から後処理装置500に移送する作業を正確に実行することができるようになる。
〔画像形成システムの構成(3)〕
以上の実施形態では、画像形成装置100内の制御部101、あるいは、制御部101を構成するCPUを動作させる画像形成制御プログラムが、オフラインの後処理装置500についての後処理設定情報を管理して制御する機能を有していたが、これに限定されるものではない。
例えば、画像形成装置100にネットワーク経由で接続されたコンピュータ(図1,図5における「PC」)において、印刷時のプリンタドライバ、あるいは、プリンタドライバと同等に画像形成装置100を制御可能な制御プログラムが、上述した制御部101や画像形成制御プログラムと同様にして、オフラインの後処理装置500についての後処理設定情報を管理して制御する機能を備えても良い。このようにすることで、上述した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
〔画像形成システムの構成(4)〕
以上の実施形態では、オフラインの後処理装置500に対応付ける排出部として、画像形成装置100の排出部(図5〜図8参照)や、画像形成装置100に接続された排出装置(大容量スタッカ200,300)の排出部(図1〜図4)の具体例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成装置100や大容量スタッカ200,300に対して、インラインの後処理装置(図示せず)が接続されている場合には、インラインの後処理装置において後処理されない状態で排出される排出部(例えば、サブトレイなど)を、以上の実施形態において、オフラインの後処理装置500用の排出部として割り当てることが可能である。このようにすることで、上述した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
〔画像形成システムの構成(5)〕
以上の実施形態において、画像形成装置100や大容量スタッカ200,300内に、折りや綴じなどの製本を行う後処理部が内蔵される場合には、折りや綴じの処理を行った状態で排出される排出部については、オフラインの後処理装置500に対応付ける排出部として、割り当てないことが望ましい。
この場合には、折りや綴じなどの処理を行わない状態で排出される排出部を、オフラインの後処理装置500用の排出部として割り当てることが望ましい。
なお、画像形成装置100や大容量スタッカ200,300内の後処理として、また、上述したシステムの構成(5)におけるインライン接続された後処理装置の後処理として、整合や断裁など、後処理装置500での後処理を妨げない後処理のみについては何ら問題が生じないため、オフラインの後処理装置500用の排出部として割り当てることが可能である。
すなわち、以上のようにすることで、上述した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
〔画像形成システムの構成(6)〕
以上の実施形態では、画像形成設定情報や後処理設定情報を記憶部104に記憶させるとしていたが、これに限定されるものではない。例えば、画像データ記憶部130としてハードディスクドライブ等の不揮発記憶部を使用している場合には、画像形成設定情報や後処理設定情報を画像データ記憶部130に記憶させるようにしても良い。
〔画像形成システムの構成(7)〕
以上の説明において、オフラインの後処理装置500についての後処理設定情報を管理する際の統一された環境として、画像形成装置100側における統一された操作画面の例を示したが、これに限定されるものではない。
例えば、統一された環境として、視覚的に統一されたグラフィカルユーザインタフェースに限定されず、統一されたデータフォーマット、すなわち、システムカスタマイズ項目のデータの並び順を予め定められた順序で統一し、システムカスタマイズ項目のデータの並びとしたオフライン後処理装置の後処理設定情報を、操作表示部103や通信部102を介して受け入れるようにしても良い。この場合も、統一された環境で後処理設定情報を扱うため、複数のオフラインの後処理装置についての後処理設定情報を適切かつ正確に扱うことが可能になる。
100 画像形成装置
101 制御部
102 通信部
103 操作表示部
104 記憶部
105 給紙部
120 原稿読込部
130 画像データ記憶部
140 画像処理部
150 画像形成部
200 大容量スタッカ
300 大容量スタッカ
500(500A〜500C) オフラインの後処理装置

Claims (21)

  1. 画像形成装置で画像形成された用紙に対して、前記画像形成装置とは機械的に接続されない後処理装置により前記用紙に後処理が施されて印刷物が作成される環境で使用されうる前記画像形成装置であって、
    該画像形成装置における画像形成についての処理条件を画像形成設定情報として記憶する記憶部と、
    該画像形成装置における画像形成を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    当該画像形成装置とは機械的に接続されない前記後処理装置の処理条件を後処理設定情報として前記記憶部に記憶させる機能と、前記記憶部から読み出された前記画像形成設定情報と前記後処理設定情報とに基づいて該画像形成装置における画像形成を制御する機能と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、当該画像形成装置とは機械的に接続されない前記後処理装置の処理条件について、複数の前記後処理装置について各後処理装置毎に前記後処理設定情報として前記記憶部に記憶させ、
    前記印刷物を作成する際に使用されうる前記後処理装置の前記後処理設定情報を前記記憶部から読み出して、読み出された前記後処理設定情報に基づいて該画像形成装置における画像形成を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 該画像形成装置において画像形成された前記用紙を排出する複数の排出部と、
    前記排出部のいずれかに排出するように前記用紙を搬送する搬送部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記後処理装置に対して前記排出部のいずれかを割り当て、該割り当てを前記後処理設定情報に含めて前記記憶部に記憶させ、
    前記印刷物を作成する際に使用されうる前記後処理装置の前記後処理設定情報を前記記憶部から読み出して、読み出された前記後処理設定情報に基づいて、前記後処理装置に割り当てられた前記排出部に前記用紙を排出するように前記搬送部の搬送を制御する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記排出部は、追加,除去,または置換といった変更が可能に構成されており、
    前記制御部は、前記記憶部から読み出された前記後処理設定情報において、前記印刷物を作成する際の前記後処理装置に割り当てられた前記排出部が存在しない場合には、異常である旨を通知する機能を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記排出部は、追加,除去,または置換といった変更が可能に構成されており、
    前記制御部は、前記記憶部から読み出された前記後処理設定情報において、前記印刷物を作成する際の前記後処理装置に割り当てられた前記排出部が存在しない場合には、前記後処理設定情報に含まれる前記排出部の割り当てを変更する機能を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 当該画像形成装置に機械的に接続される前記後処理装置を第1後処理装置、当該画像形成装置に機械的に接続されない前記後処理装置を第2後処理装置、とした場合に、
    前記第1後処理装置と前記第2後処理装置とのいずれかにより前記用紙に後処理が施されて印刷物が作成される環境で使用されうる前記画像形成装置であって、
    前記第2後処理装置を用いて前記用紙に後処理を施して前記印刷物を作成する際の画像形成において、
    前記画像形成設定情報に含まれる前記処理条件の中で、前記第1処理装置には必要であるものの前記第2後処理装置には必要でない条件を該画像形成には適用しないように制御する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、当該画像形成装置とは機械的に接続されない複数の前記後処理装置それぞれの前記後処理設定情報を、統一された環境において受け入れる機能を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置で画像形成された用紙に対して、前記画像形成装置とは機械的に接続されない後処理装置により前記用紙に後処理が施されて印刷物が作成される環境で使用されうる前記画像形成装置を制御する画像形成制御方法であって、
    前記画像形成装置は、該画像形成装置における画像形成についての処理条件を画像形成設定情報として記憶する記憶部と、該画像形成装置における画像形成を制御する制御部と、を備えて構成されており、
    当該画像形成装置とは機械的に接続されない前記後処理装置の処理条件を後処理設定情報として前記記憶部に記憶させ、
    前記記憶部から読み出された前記画像形成設定情報と前記後処理設定情報とに基づいて該画像形成装置における画像形成を制御する、
    ことを特徴とする画像形成制御方法。
  9. 当該画像形成装置とは機械的に接続されない前記後処理装置の処理条件について、複数の前記後処理装置について各後処理装置毎に前記後処理設定情報として前記記憶部に記憶させ、
    前記印刷物を作成する際に使用されうる前記後処理装置の前記後処理設定情報を前記記憶部から読み出して、読み出された前記後処理設定情報に基づいて該画像形成装置における画像形成を制御する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成制御方法。
  10. 前記画像形成装置は、該画像形成装置において画像形成された前記用紙を排出する複数の排出部と、前記排出部のいずれかに排出するように前記用紙を搬送する搬送部と、を更に備えて構成されており、
    前記後処理装置に対して前記排出部のいずれかを割り当て、該割り当てを前記後処理設定情報に含めて前記記憶部に記憶させ、
    前記印刷物を作成する際に使用されうる前記後処理装置の前記後処理設定情報を前記記憶部から読み出して、読み出された前記後処理設定情報に基づいて、前記後処理装置に割り当てられた前記排出部に前記用紙を排出するように前記搬送部の搬送を制御する、
    ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の画像形成制御方法。
  11. 前記排出部は、追加,除去,または置換といった変更が可能に構成されており、
    前記記憶部から読み出された前記後処理設定情報において、前記印刷物を作成する際の前記後処理装置に割り当てられた前記排出部が存在しない場合には、前記制御部は、異常である旨を通知する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成制御方法。
  12. 前記排出部は、追加,除去,または置換といった変更が可能に構成されており、
    前記記憶部から読み出された前記後処理設定情報において、前記印刷物を作成する際の前記後処理装置に割り当てられた前記排出部が存在しない場合には、前記制御部は、前記後処理設定情報に含まれる前記排出部の割り当てを変更する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成制御方法。
  13. 当該画像形成装置に機械的に接続される前記後処理装置を第1後処理装置、当該画像形成装置に機械的に接続されない前記後処理装置を第2後処理装置、とした場合に、
    前記第1後処理装置と前記第2後処理装置とのいずれかにより前記用紙に後処理が施されて印刷物が作成される環境で使用されうる前記画像形成装置を制御する画像形成制御方法であって、
    前記第2後処理装置を用いて前記用紙に後処理を施して前記印刷物を作成する際の画像形成において、
    前記画像形成設定情報に含まれる前記処理条件の中で、前記第1処理装置には必要であるものの前記第2後処理装置には必要でない条件を該画像形成には適用しないように制御する、
    ことを特徴とする請求項8〜請求項12のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  14. 当該画像形成装置とは機械的に接続されない複数の前記後処理装置それぞれの前記後処理設定情報を、前記セブは、統一された環境において受け入れる、
    ことを特徴とする請求項8〜請求項13のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  15. 画像形成装置で画像形成された用紙に対して、前記画像形成装置とは機械的に接続されない後処理装置により前記用紙に後処理が施されて印刷物が作成される環境で使用される可能性がある画像形成装置のコンピュータを機能させる画像形成制御プログラムであって、
    該画像形成装置における画像形成についての処理条件を画像形成設定情報として記憶する記憶部、
    当該画像形成装置とは機械的に接続されない前記後処理装置の処理条件を後処理設定情報として前記記憶部に記憶させる機能と、前記記憶部から読み出された前記画像形成設定情報と前記後処理設定情報とに基づいて該画像形成装置における画像形成を制御する機能とを備える制御部、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とする画像形成制御プログラム。
  16. 当該画像形成装置とは機械的に接続されない前記後処理装置の処理条件について、複数の前記後処理装置について各後処理装置毎に前記後処理設定情報として前記記憶部に記憶させ、
    前記印刷物を作成する際に使用されうる前記後処理装置の前記後処理設定情報を前記記憶部から読み出して、読み出された前記後処理設定情報に基づいて該画像形成装置における画像形成を制御する、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項15に記載の画像形成制御プログラム。
  17. 前記画像形成装置は、画像形成装置において画像形成された前記用紙を排出する複数の排出部と、前記排出部のいずれかに排出するように前記用紙を搬送する搬送部と、を更に備えて構成され、
    前記後処理装置に対して前記排出部のいずれかを割り当て、該割り当てを前記後処理設定情報に含めて前記記憶部に記憶させ、
    前記印刷物を作成する際に使用されうる前記後処理装置の前記後処理設定情報を前記記憶部から読み出して、読み出された前記後処理設定情報に基づいて、前記後処理装置に割り当てられた前記排出部に前記用紙を排出するように前記搬送部の搬送を制御する、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項15または請求項16に記載の画像形成制御プログラム。
  18. 前記排出部は、追加,除去,または置換といった変更が可能に構成されており、
    前記記憶部から読み出された前記後処理設定情報において、前記印刷物を作成する際の前記後処理装置に割り当てられた前記排出部が存在しない場合には、異常である旨を通知する、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項17に記載の画像形成制御プログラム。
  19. 前記排出部は、追加,除去,または置換といった変更が可能に構成されており、
    前記記憶部から読み出された前記後処理設定情報において、前記印刷物を作成する際の前記後処理装置に割り当てられた前記排出部が存在しない場合には、前記後処理設定情報に含まれる前記排出部の割り当てを変更する、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項17に記載の画像形成制御プログラム。
  20. 当該画像形成装置に機械的に接続される前記後処理装置を第1後処理装置、当該画像形成装置に機械的に接続されない前記後処理装置を第2後処理装置、とした場合に、
    前記画像形成装置は、前記第1後処理装置と前記第2後処理装置とのいずれかにより前記用紙に後処理が施されて印刷物が作成される環境で使用されうる状況において、
    前記第2後処理装置を用いて前記用紙に後処理を施して前記印刷物を作成する際の画像形成において、前記画像形成設定情報に含まれる前記処理条件の中で、前記第1処理装置には必要であるものの前記第2後処理装置には必要でない条件を該画像形成には適用しない、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項15〜請求項19のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  21. 当該画像形成装置とは機械的に接続されない複数の前記後処理装置それぞれの前記後処理設定情報を、統一された環境において受け入れる、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項15〜請求項20のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
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