JP2015116463A - 足指に心地良いリハビリ具 - Google Patents

Abstract

【課題】従来の技術には通常の歩行や足踏みによって片側ずつ、交互に接地時に加重されたＷ字の底部の踏みつけプレートを踏むことで、一体化された揉みほぐしアームが連動して挟みながら足の疲労回復に効果のある、くるぶし上部のアキレス腱内側や、その周辺を揉みほぐす事ができる足のマッサージ器具があるが長い間、靴を履き続けた結果、人によっては指が曲がる、外反母趾になる等、変形した足には効果がないと思われる。
【解決手段】足に装着した足背から足指までの足背側の空気袋と指間部を含む足指下の空気袋と土踏まず下の空気袋、３つの夫々の空気袋に交互に送気、脱気を繰り返して足指を挙上、伸展、屈曲、指間部を広げる事でリハビリを行う。
【選択図】図２

Description

本発明はゴム製の空気袋に送気、脱気を繰り返し行って足指の運動をする事で、足指の機能を保つリハビリ具に関する。
詳しくは空気袋を利用して足指を挙上、伸展、屈曲、指間部を開く等の運動を行うリハビリ具に関する。

今までの技術には通常の歩行や足踏みによって片側ずつ交互に接地時に加重された踵がＷ字の底部の踏みつけプレートを踏むことで、一体化された揉みほぐしアームが連動して挟まりながら足の疲労回復に効果のあるくるぶし上部のアキレス腱内側や、その周辺を揉みほぐす事ができる足のマッサージ器具がある。（例えば特許文献 １参照）
特開 ２００６−８７８４９

上記記載の先例技術である特許文献１は揉みほぐしアームが疲労した足を揉みほぐす事で疲労回復に効果があるが、長い間、靴を履き続けた結果、人によっては指が曲がる、外反拇指になる等変形した足には効果がないと思われる。

課題を解決する為の手段

足にゴム製の空気袋を装着して送気、脱気を交互に行って足指を挙上、伸展、屈曲、指間部を広げるリハビリを行う事で足指の機能を保つ工夫をした

ゴム製の空気袋は足背から足指までの足背側の空気袋、指間部を含む足指下の空気袋、土踏まず下の空気袋を装着する事とした

発明の効果

足指を挙上する、水平に伸ばす、屈曲する、指間部を広げる等のリハビリは足指の変形が軽減して形が整い安楽になる。

足指のリハビリは指の形を整えると共に動きが良くなるので歩行が容易になり、転倒を予防できる。

リハビリの施行は血行を促進して足指の健康を促す。

本発明の形態を図に従って説明する。図１は足指に心地良いリハビリ具を装着した足を上から見た図である。足を足背側と足指下の空気袋の間に入れ、足指に指間部の空気袋をきちんと装着している。空気袋は足指に当たった時に柔らかく、変形に対応して形を変える事が出来る、又、リハビリ中に圧力の強弱にも対応が出来るので適応力のない足指には適している。

空気袋はゴム製で外側に布を貼用してゴムの伸び縮を抑えた物である。３つの空気袋は送気、脱気を繰り返して、足指の挙上、伸展、屈曲、指間を開く。３つの空気袋は膨らんだ時の形は目的により、異なるが繋がっている。土踏まず下の空気袋は足指下の空気袋と繋がり、足指下の空気袋は指間部の空気袋が足背側の空気袋に着けてあるので繋がっている。送気、脱気は夫々の空気袋にチューブが装着され、エアーポンプで送気し、一定の圧力になると、５秒位経過後に脱気され自動血圧計の様な仕組みとなる。エアーポンプは３つの空気袋に送気を行い、互い違いに膨らんだり、脱気したりするが、これはコンピューターによりコントロールされる事となる。

空気袋は足背側と足指下と土踏まず下に分かれている。足指下と土踏まず下の空気袋は下部が接着剤で足底板に固定され空気袋に送気、脱気が行われる刺激で位置が移動しない様にされている。足背側の空気袋は足背から足指まで覆う大きさで足底板の左右横に付いているベルトで足に留められる。
ベルトは足背から足指まで覆う幅で足低板の左右横から出ており、先に付いているマジックテープで空気袋を上から覆うように固定する。ベルトはしっかりした少々は伸び縮みのある材質で指の挙上、伸展、屈曲に対応できる物がよい。
足底板は靴底の様な材質で上部は空気袋が固定され、空気袋に送気、脱気を繰り返しても変形しない物がよく、ベルトが着けられる厚さが必要である。

図２は足指を膨らんだ足指下の空気袋が挙上している図である。足指を挙上させる空気袋は中足骨部位から指先まであり、中足骨部位は空気量が少なく指先になるに従って多く、足指下で最大５ｃｍ高さの三角状になって足指を挙上させ指間部も開くが空気量は空気袋が足指に当たる圧により調節される。
指間部の空気袋は足指間から下駄の鼻緒のように出て足背側の空気袋に繋がるが足指下の空気袋の一部であるので空気の流通はない。
足指が挙上されている時は足背側と土踏まずの空気袋を脱気する事で足指を挙上し易く、指間を開き易くしている。

図３は足背側の膨らんだ空気袋が足指を圧迫して指関節を伸ばしている図である。
足指は空気が足背側の空気袋に入るに従ってゆっくり圧迫され、普通であれば伸展する。
しかし関節が上に湾曲している、横の指上に乗っている等、変形した足指は圧迫だけで十分に伸ばす事は難しいので圧迫時は出来れば自分で伸ばすのを手伝う必要がある。
足指を伸展している時、空気袋は足背側の空気袋のみ膨らんでいる。上から水平に圧迫する為には足指下と土踏まず下の空気袋が脱気している事で足指は足底板に水平に乗り、伸展の効果がみられる。

図４は足背側の膨らんだ空気袋が足指を屈曲させている図である。足指は足背側の空気袋が圧迫しただけでは屈曲できない。足指下の空気袋を脱気すると共に土踏まず下の空気袋を膨らませて足指下に空間を作る事で屈曲できる。この時、ベルトも収縮して屈曲を助ける。
土踏まず下の空気袋が５ｃｍ位足を持ち上げると同時に足指下、指間部の空気袋が脱気するので屈曲が楽に出来る。

足指に心地良いリハビリ具を装着した足を上から見た図 足指を膨らんだ足指下の空気袋が挙上している図 足背側の膨らんだ空気袋が足指を圧迫して指関節を伸ばしている図 足背側の膨らんだ空気袋が足指を屈曲させている図

１ ベルト
２ 足背側の空気袋
３ 足指
４ 足指下の空気袋
５ 指間部の空気袋
６ 足底板
７ 指骨
８ 中足骨
９ 土踏まず下の空気袋
１０ 足
１１ チューブ
１２ エアーポンプ
１３ 電源の差し込み

Claims (1)

1. 足に装着した足背から足指までの足背側の空気袋と指間部を含む足指下の空気袋と土踏まず下の空気袋、３つの夫々の空気袋に交互に送気、脱気を繰り返し行って足指を挙上、伸展、屈曲、指間部を広げる事でリハビリを行う事を特徴とする足指に心地良いリハビリ具

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