JP2015116208A - 錠剤供給装置及び錠剤供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】錠剤シートから錠剤を取り出した際にアルミニウム箔が錠剤と一緒に落下した場合にその旨を確実に検知するとともに、アルミニウム箔が錠剤と一緒に分包紙の中に入ることを防止する。【解決手段】錠剤が封入された錠剤収容部を少なくとも1つ備えた錠剤シートから錠剤を取り出す取出し動作を行う錠剤取出部1と、錠剤取出部によって取り出された錠剤を供給する供給部24と、供給部が錠剤を供給する経路中の少なくとも一部に磁界を発生させる磁界発生部1801を、供給部に近接する位置に配置した。【選択図】 図19

Description

本発明は、錠剤供給装置及び錠剤供給方法に関する。
従来、調剤業務において、PTPシートで提供されている錠剤(薬)の一包化を行うためには、人の手によってPTPシートから錠剤を1回分の錠剤数ずつ取り出し、分包機へセットする必要があり、作業が煩雑であった。
上記課題を解決するために、特許文献1では、錠剤シートから錠剤を除包し、錠剤を1回飲用分宛プラスチック製小瓶等の適宜の容器に入れて投与する錠剤除包装置が提案されている。
特許文献1には、具体的には、錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤除包装置を複数台用意し、複数台の錠剤除包装置で取り出された錠剤を、下方の集合部で集めて、小瓶等の容器に入れることが記載されている。
特開2004−194889号公報
錠剤シートから錠剤を取り出す際に、稀に錠剤シート下面で錠剤を封止するアルミニウム等の封止シートが取り出し動作により、剥がれて取り出した錠剤と同時に落下してしまうことがある。この場合、落下してしまった不要なアルミニウム箔等が錠剤と一緒に供給され、例えば分包機に供給されている場合には分包紙の中に混入してしまい調剤過誤になることもある。
本発明は、錠剤シートから取り出した錠剤と、取り出し動作よって錠剤シートから落下した不要な落下物に関して、錠剤と不要な落下物とのそれぞれの供給経路中における移動経路あるいは移動速度に差をつけて、不要な落下物が錠剤と一緒に供給されることを防止することが可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明に係わる錠剤供給装置は、錠剤が封入された錠剤収容部を少なくとも1つ備えた錠剤シートから錠剤を取り出す取出し動作を行う錠剤取出手段と、前記錠剤取出手段によって取り出された錠剤を供給する供給手段と、前記供給手段が錠剤を供給する経路中の少なくとも一部に磁界を発生させる磁界発生手段を、前記供給手段に近接する位置に配置したことを特徴とする。
本発明によれば、錠剤シートから取り出した錠剤と、取り出し動作よって錠剤シートから落下した不要な落下物に関して、錠剤と不要な落下物とのそれぞれの供給経路中における移動経路あるいは移動速度に差をつけて不要な落下物が錠剤と一緒に供給されることを防止することが可能となる。
包装装置と錠剤供給装置を示す図である。 錠剤供給装置を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤供給装置の内部構造を示す図である。 錠剤供給ユニットの内部構造を示す図である。 包装ユニットの内部構造を示す図である。 包装ユニット701の内部構造の一部(703、704、705)を拡大した図である。 錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。 錠剤供給装置10を正面から見た図である。 錠剤供給装置10を横(正面から見て右側)から見た図である。 図10に示した錠剤供給装置10の一部を抜粋した図である。 錠剤供給装置10の内部を横(正面から見て右側)から見た図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤及びアルミ箔の落下スピード計測方法を説明する図である。 アルミニウム箔の落下時間の計測値を示す図である。 錠剤の落下時間の計測値を示す図である。 アルミニウム箔及び錠剤の落下時間の平均値をまとめた図である。 アルミニウム箔を検知する方法を示したフローチャートである。 アルミニウム箔を検知する図21の動きを示したフローチャートである。 錠剤供給装置または分包装置の制御部のハードウエア構成を示した図である。
以下、本発明の錠剤供給システムの一実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、錠剤供給装置10と、錠剤供給装置10から供給された錠剤を包装する包装装置5を含む錠剤供給システム(分包システム)を示す図である。
図1において、錠剤取出ユニット1は、錠剤シートから錠剤を取り出すユニットである。錠剤シートは、一般的にPTPシートと呼ばれており、錠剤シートのことをPTPシートとも言う。
錠剤供給装置10には複数の錠剤取出ユニット1が収納されている。錠剤取出ユニット1は、本発明の錠剤取出し装置の適用例である。錠剤取出ユニット1は、幅方向(左右方向)に6つ並べられ、この6つの錠剤取出ユニット1からなる組が上下に3段に配置されている。すなわち、錠剤取出ユニット1は、左右6列、上下3段に配列されている。なお、本実施形態では、錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えているが、錠剤取出ユニット1の数は1つでもよい。
包装装置5は、錠剤供給装置10の錠剤取出ユニット1から供給された錠剤を包装する装置である。散薬投入部103には、分包される散薬が投入される。散薬投入部103に投入された散薬は、投薬1回分に分けて、分けられた1回分の散薬が後述するメインホッパー505に入れられ、1回分ずつに分包される。
錠剤供給装置10は、1つまたは複数の錠剤取出ユニット1の他に、錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を供給する錠剤供給ユニット400を備えている。錠剤供給装置10は、錠剤取出ユニット1により錠剤シート(PTPシート)から錠剤を取り出して、錠剤供給ユニット400の供給経路を経て、包装装置5に供給する。
図2は、錠剤供給装置10を正面側から見て拡大して示した図である。図2において、投入口203は、錠剤シートを錠剤取出ユニット1に投入する部分である。また、LCD操作パネル104は、処方データの入力、処理の選択を促す画面を表示する。
図3は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す斜視図である。なお、図3は、錠剤取出ユニット1が、2つ並んでいる状態を示している。
それぞれの錠剤取出ユニット1は、錠剤シート51を搬送する搬送機構と、搬送機構により搬送された錠剤シート51が載置される載置台と、載置台上の錠剤シート51の錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構とを有している。
錠剤シート51は、錠剤を収容する錠剤収容部を有するシート本体の下面に、アルミニウム等からなる金属箔などを用いた封止シートを設けることによって錠剤が錠剤収容部に密封されたものである。錠剤シート51は、シート部上に凸状の錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて2列に並んだ形態である。各列をなす複数の錠剤収容部は錠剤シート51の長さ方向に沿って並んでいる。
なお、本実施形態では、シート部上に錠剤収容部が2列に並んだ形態の錠剤シートを扱う錠剤供給装置について説明している。しかし、錠剤シート51としては、シート部上に錠剤収容部が2列に並んだ形態のものに限らず、錠剤収容部が錠剤シート51の長さ方向に1列に並んだ形態や、錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて3列以上の複数列に並んだ形態も可能であり、本発明はこのような形態の錠剤シートの場合でも適用可能である。
図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す断面図であり、錠剤シートの投入口203に錠剤シートをセットし、錠剤シートを除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送した状態を示す図である。
錠剤取出ユニット1は、錠剤シートを搬送する錠剤シート搬送機構と、錠剤シートが載置される載置台18と、錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤取出機構(押出し機構)とを備えている。
錠剤シート搬送機構は、錠剤シート51を進行方向に向け搬送するものであって、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた下部ローラ39と、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた上部ローラとを備えている。
下部ローラ39は、駆動源により回転駆動可能であり、錠剤シート51の下面に当接して錠剤シート51に進行方法への力を加えることができる。上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、錠剤シート51のシート部の上面に当接して錠剤シート51に進行方向への力を加えることができる。上部ローラの幅方向の配置位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
このような構成により、下部ローラ39と上部ローラは、錠剤シート51のシート部を上下から挟み込んで錠剤シート51を進行方向に搬送できる。また、下部ローラ39と上部ローラは逆回転することにより、錠剤シート51を進行方向とは逆の方向にも搬送できる。
導入シュート24は、載置台の下側に設けられており、錠剤シート51から取り出された錠剤を、後述する錠剤導入路401(図5参照)に導くものである。すなわち、導入シュート24は、載置台の下側に排出口を有しており、錠剤シート51から取り出された錠剤はその排出口を通り、後述する錠剤導入路401に落ちていく。なお、この導入シュート24は、錠剤取出しホッパーとも言う。
押出し機構(錠剤取出機構)は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを備えている。内側押圧体83と外側押圧体84とが独立して動作することで錠剤シートの錠剤収容部を押圧して、錠剤シートから錠剤を取り出す。
押出し機構は、内側押圧体83よりも先に外側押圧体84により錠剤収容部を押圧させる。内側押圧体83の先端は、ほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が狭いので、内側押圧体83は錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シートに開いた穴から先端が突き出る。
外側押圧体84の先端は、ほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が広いので、錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シート51に開いた穴から先端が突き出ない。つまり、錠剤シート51の錠剤収容部を押し潰すためのものである。
錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体84を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体83を昇降させる第2昇降機構とを有する。
第1昇降機構は、外側押圧体84が取り付けられた第1昇降体93と、回転駆動して第1昇降体93を昇降させるカム94と、第1昇降体93を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
第1昇降体93は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に外側押圧体84が取り付けられている。カム94は、外側押圧体84の昇降動作を考慮して設計された形状の板状体であり、駆動機構によって回転駆動する軸部に固定されている。
カム94は、第1昇降体93の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動され、第1昇降体93を押圧することによって外側押圧体84の高さ位置を調整する(外側押圧体84の昇降動作を行う)ことができる。第1昇降機構は、カムの回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、外側押圧体84の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
第2昇降機構は、内側押圧体83が取り付けられた第2昇降体98と、回転駆動して第2昇降体98を昇降させるカム99と、第2昇降体98を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
第2昇降体98は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に内側押圧体83が取り付けられている。カム99は、第2昇降体98の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動され、第2昇降体98を押圧して内側押圧体83の高さ位置を調整する(内側押圧体83の昇降動作を行う)ことができる。第2昇降機構は、カム99の回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、内側押圧体83の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
このため、カム94とカム99は、それぞれ第1昇降体と第2昇降体に対して互いに独立に動作可能であり、内側押圧体83と外側押圧体84は、互いに独立に昇降動作させることができる。
錠剤取出機構における2つのカムの回転動作のタイミング等は、錠剤位置検出機構の検出部からの信号に基づいて定めることができる。具体的には、検出された錠剤収容部の位置に合わせて内側押圧体83と外側押圧体84を動作させることができる。
錠剤取出ユニット1は、錠剤シートの錠剤収容部の押圧をする前に、押圧される錠剤収容部の長さと位置を検出する検出機構17をさらに有している。錠剤供給装置は、検出機構17により検出された錠剤収容部の長さに基づいて後述する所定の距離を算出する。
また、錠剤供給装置10は、検出機構17により検知された錠剤シートの錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する。搬送機構(下部ローラ39、上部ローラ)は、この算出された搬送距離により載置台18上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。
なお、押出し機構は、後述する錠剤が取り出されたか否かを検知する検知機構により錠剤が取り出されたことが検知されない場合には、錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。このとき、搬送機構は、錠剤収容部の押圧を継続する前に載置台18上の押圧される位置から、前述した錠剤収容部の長さに基づいて算出された所定の距離だけ錠剤シート51を前方または後方に搬送し、押出し機構が、錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
ここで、錠剤取出ユニット1は、押出し機構により載置台18上の錠剤シート51の錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。そして、押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
図5は、錠剤供給装置10の内部構造を示す、錠剤供給装置を背面側(裏側)から見た斜視図である。
錠剤供給装置10は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたか否かを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構(光学センサ204)を有している。
具体的には、光学センサ(ビームセンサ)204は、落下物を検知するセンサである。除包された錠剤が導入シュート24内を落下する際、除包された錠剤がビームセンサ上を通過し、ビームセンサを遮光する。このビームセンサが遮光された状態をON状態とし、遮光されていない状態をOFF状態とする。このON/OFF状態を検出して落下物の有無の判定を行う。錠剤落下検出機構は、光学センサ204と落下錠剤カウンタとを備えて構成されている。
押出し機構は、光学センサ204により、取り出された錠剤が検知されない場合には、前述したように錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)し、取り出された錠剤が検知された場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)しない。
錠剤導入路401は、導入シュート24と導通しており、錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパー402(図6参照)に中継する。
図6は、錠剤供給ユニット400の内部構造を示す斜視図である。
第1集積ホッパー402は、錠剤取出ユニット1により、錠剤シートから取り出された錠剤が導入シュート24を落下して通り、そして、導入シュート24から錠剤導入路401を通り、該錠剤が集積される部分である。すなわち、錠剤導入路401は、第1集積ホッパー402と直接、連通している。
第2集積ホッパー501は、第1集積ホッパー402で集積された錠剤をさらに集積する。すなわち、第2集積ホッパー501は、第1集積ホッパー402と連通している。そのため、第1集積ホッパー402に落ちてきた錠剤50は、第2集積ホッパー501に落ちて集積される。
第1の送り出し機構502は、第2集積ホッパー501に集積された錠剤50を第3集積ホッパー503に移動させる。第3集積ホッパー503は、第1の送り出し機構502により送り出(移動)された錠剤を集積する。
第2の送り出し機構504は、第3集積ホッパー503に集積された錠剤をメインホッパー505に移動させる。メインホッパー505は、第2の送り出し機構504により送り出(移動)された錠剤(1回分)を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
ここで、第1集積ホッパー402は、本発明の第1の供給部の適用例であり、第2集積ホッパー501、第3集積ホッパー503は、本発明の供給部の適用例である。また、各供給部は、錠剤取出し装置から、重力方向に向けて配置されている。
図7は、包装ユニット701の内部構造を示す図であり、図8は、図7に示す包装ユニット701の内部構造の一部(703,704,705)を拡大した図である。図7、図8に示される包装ユニットにより、投薬1回分の錠剤が分包される。
図7、図8において、包装ユニット701は、包装装置5内のユニットである。ロール紙送出機構702は、包装シートが連なるロール紙(分包紙がロール状になっている紙)を包装機構に送り出す。
包装機構703,704は、メインホッパー505内に集積された錠剤(1回分の錠剤803)を包装シートの中に投入し、この包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された錠剤を、包装シートの中に封入する。すなわち、包装機構703,704で、包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された錠剤を、包装シートの中に封入する。
分断機構705は、連なるロール紙を1包毎の包装シート(1つの包み802)に分断するための分断用ミシン目801を形成する。プリンタ706は、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
図9は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す斜視図である。図9において、カバー901は、錠剤シートの投入口203のカバーである。カバー901を開けることにより、錠剤シート51を投入口203に入れることが出来るようになる。
図10は、錠剤供給装置10を正面から見た図である。図10において、錠剤取出ユニット1により錠剤シートから取り出された錠剤は、導入シュート24を通り、そして、錠剤導入路401を通り、第1集積ホッパー402に落ちていく。
図11は、錠剤供給装置10を横(正面から見て右側)から見た図である。
図10でも説明したが、錠剤取出ユニット1により錠剤シートから取り出された錠剤は、導入シュート24、錠剤導入路401を通り、第1集積ホッパー402内に落ちてくる。そして、第1集積ホッパー402を通った錠剤は、第2集積ホッパー501を通り、第1の送り出し機構502に送られる。第1の送り出し機構は、第1の中継ユニットである。そして、第1の送り出し機構502は、錠剤を第3集積ホッパー503に送り、第3集積ホッパー503は、第2の送り出し機構504に錠剤を送る。第2の送り出し機構504は、第2の中継ユニットである。第2の送り出し機構504は、第2の送り出し機構504に送られた錠剤を、メインホッパー505に送る。
図12は、図10に示した錠剤供給装置10の一部を抜粋した図である。すなわち、図10に示す錠剤取出ユニット1を2段分削除した図が、図12である。
図12に示す点線の矢印1201は、錠剤取出ユニット1から取り出された錠剤の移動経路を示している。また、第1集積ホッパー402の左側の導管、及び真ん中の導管の幅は、直径が78mmである。
図13は、錠剤供給装置10の内部を横(正面から見て右側)から見た図である。図13に示す点線の矢印1201は、錠剤取出ユニット1から取り出された錠剤の移動経路を示している。
最上段の錠剤取出ユニット1の導入シュート24の出口から、第1の傾斜部1401までの距離は、約460mmであり、中段の錠剤取出ユニット1の導入シュート24の出口から、第1の傾斜部1401までの距離は、約265mmである。また、第1集積ホッパー402の長さは、約362mmである。すなわち、最下段の錠剤取出ユニット1の導入シュート24の出口から、第2集積ホッパー501までの距離は、約362mmである。
各段の錠剤取出ユニット1で、錠剤シートから錠剤が取り出されると、錠剤は、導入シュート24を通り、導入シュート24の出口から、錠剤導入路401を通り、そして、第1集積ホッパー402に入り、第2集積ホッパー501に集積される。この時、錠剤供給装置10全体の分包時間を短縮させることを考慮すると、導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)の出口から、まっすぐ下に垂直落下させ、第2集積ホッパー501下部に収めることが考えられる。
しかしながら、最上段の錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を、導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)の出口から、第2集積ホッパー下部まで、まっすぐ下に垂直落下させると、約876mmもあるため、錠剤が割れたり、欠けたりして破損してしまう可能性が高くなる。また、錠剤シートから取り出される薬が、カプセルの場合は凹んだりして変形をしてしまう可能性が高くなる。
このように、本実施形態の錠剤供給装置10は、錠剤取出ユニット1を複数積み上げて使用できるようになっているため、特に最上段の錠剤取出ユニット1から錠剤が落下する場合には、導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)の出口から第2集積ホッパーまでの距離が非常に長くなる。そして、錠剤シートから取り出される錠剤、又はカプセルが、破損してしまう可能性が高くなってしまう。
そこで、第1集積ホッパー402の上部に、分包時間を余りロスしない程度に錠剤をバウンドさせる第1の傾斜部1401を設ける。すなわち、第1集積ホッパー402の上部の一部をオフセットさせる。本実施形態では、重力方向から約32°の傾斜を有する第1の傾斜部1401としている。
また、第2集積ホッパー501においても、第1集積ホッパー402から第2集積ホッパー501の下部にダイレクトに錠剤が到達しないように、第2集積ホッパー501にも分包時間を余りロスしない程度に錠剤をバウンドさせる第2の傾斜部1402を設けている。本実施形態においては、第2の傾斜部1402は、水平方向より約40°の傾斜としている。
ここで、本実施形態では、第1の傾斜部1401、第2の傾斜部1402の角度を、それぞれ約32°、約40°としているが、これは一例であり、落下してくる錠剤がバウンドして(落下スピードを落として)、その後の経路に移動可能な角度(次の供給部に落下により供給可能な角度の傾斜)であれば、どのような角度であってもよい。
このように、第1集積ホッパー402に、第1の傾斜部1401を備え、第2集積ホッパー501に第2の傾斜部1402を備えることにより、錠剤取出ユニット1の導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)出口から、第2集積ホッパー501の下部までダイレクトに錠剤を落下させず、錠剤の落下向きを変えつつ錠剤が破損、変形しない程度のクッションを与えることができる。その結果、落下してくる錠剤が第2集積ホッパー501の下部に到達した時の衝撃を和らげることができ、錠剤が破損、変形する可能性を低減させることが出来るようになる。
なお、第1の傾斜部1401、第2の傾斜部1402に、ゴムなどの衝撃を吸収する材料(衝撃吸収材)を更に設けることにより、錠剤の衝撃をさらに抑えることも可能である。
図14は、錠剤シート51から錠剤50の取出し動作を行った際に、錠剤50と一緒にアルミニウム箔1411が落下してしまった様子を示した図である。
図4にて説明した取出し動作を行うと、極稀に錠剤シート51の裏面のアルミニウム箔が錠剤50と一緒に落下してしまうことがある。
錠剤シート51の錠剤を取り出す場合、図4で説明した外側押圧体84で錠剤50に押圧を加えて錠剤シート51の裏面のアルミニウム箔を破った後、内側押圧体83の押圧動作により錠剤を取り出す。アルミニウム箔が破れる要因はこの動作のいずれかの過程で起こり得るものである。アルミニウム箔が落下してしまう要因は様々であるため、錠剤50を取り出す際にアルミニウム箔1411が一緒に落下してしまうことを完全に防ぐことは現状では難しい。
図15は、錠剤50及びアルミニウム箔1411が光学センサ204を通過する様子を示した図である。
錠剤シート51から錠剤50を取り出す際に、錠剤シート50の裏面のアルミニウム箔1411が錠剤50と一緒に落下して、それぞれ異なるタイミングで検知されてしまった場合、光学センサ204を用いて、錠剤50とアルミニウム箔1411の両方を検出することができる。例えばあらかじめ個々の錠剤取出ユニット1に対して指定された錠剤数(1錠)以上の反応(2個検知)が光学センサ204にあった場合は、取り出しを指定した錠剤数よりも多い反応があるため、エラーメッセージを出力して使用者に案内することができる。光学センサ204でエラー検知ができたことにより、錠剤数のチェック等の監査業務を行う際に一定の注意を促すことが可能となる。
図16は、錠剤50にアルミニウム箔1411が張り付いた状態で落下してきた様子を示した図である。
錠剤シート51から錠剤50を取り出す際に、アルミニウム箔も一緒に落下してしまう場合があることは図14にて説明したが、アルミニウム箔の落下の仕方はいくつか存在する。
1つは、図15のように錠剤50とアルミニウム箔が別々に落下するタイプであり、2つめは、図16のように錠剤50にアルミニウム箔1411が張り付いた状態で落下するタイプである。
図15の場合は、別々に落下するので、錠剤50とアルミニウム箔1411は光学センサ204により、それぞれ異なるタイミングで検知される。
図16の場合は、アルミニウム箔1411は張り付いた状態で落下するので、錠剤50とアルミニウム箔1411は光学センサ204により、同じタイミングで一緒に1個として検知される。
図17は、アルミニウム箔1411が張り付いた状態で落下した場合に、錠剤50とアルミニウム箔1411がほぼ同時に光学センサ204を通過した様子を示した図である。
図16にて説明したように、錠剤50にアルミニウム箔1411が張り付いた状態で落下してきた場合、錠剤50とアルミニウム箔1411がほぼ同時に光学センサ204を通過する。もし図15のように、錠剤50とアルミニウム箔1411が別々に光学センサ204を通過すれば、エラーメッセージ等にて使用者にエラーが発生したと案内することができる。しかし、図17のように錠剤50にアルミニウム箔1411が張り付いてほぼ同時に光学センサ204を通過してしまうと、あらかじめ指定された錠剤が通過したと間違って認識し、エラーメッセージ等で使用者に案内することはできない。
錠剤50とアルミニウム箔1411が別々に落下してきたり、張り付いた状態で落下してくる要因は多岐にわたるが、張り付いた状態で落下してくる場合の多くは、錠剤50に静電気が帯電している場合である。錠剤50に帯電している静電気量が多いと張り付いた状態で落下しやすく、静電気量が少ないと別々に落下しやすい。このように取り出される錠剤50にアルミニウム箔1411が張り付きやすいかどうかは、錠剤の種別(形状や薬品名等)に応じて錠剤50に帯電する静電気量が変化する場合も考えられ、錠剤シート51の種別(形状や素材等)に応じて錠剤50に帯電する静電気量が変化する場合も考えられる。
図18は傾斜した斜面を有する導入シュート24に強力磁石(ネオジウム)1801(磁界発生手段)及びアルミニウム箔検出装置1803及びアルミニウム箔集積ボックス開閉蓋1805を設置した様子を示した図である。
図15にて説明した通り、錠剤50とアルミニウム箔1411が別々に落下した場合、あらかじめ指定された錠数以上の反応が光学センサ204にあるため、エラーメッセージ等にて使用者に案内する。しかしながら、光学センサ204に指定錠数以上の反応があった場合に、その反応物がアルミニウム箔1411なのか、あるいは錠剤50が取出し動作の際に割れてしまって複数個に分割されたたことで指定錠数以上の反応があったのかが判断できない。
また、図16にて説明した通り、錠剤50とアルミニウム箔1411が張り付いた状態で落下してきた場合、錠剤50とアルミニウム箔1411がほぼ同時に光学センサ204を通過するため、エラーが検出できず、エラーメッセージ等にて使用者に案内することができない。
そこで確実に錠剤50とアルミニウム箔1411を分離するために、強力磁石1801を用いた磁界1804を錠剤の供給経路中に設けるとともに、確実にアルミニウム箔1411を検出するために、アルミニウム自体を検出可能なアルミニウム箔検出装置1803を設け、問題解決を図る。
非磁性で導電性の材料、例えばアルミニウムが磁界を横切って運動(移動)するとき、アルミニウムの磁界に新たに進入する部分と、磁界から出ていく部分に渦電流が発生することはよく知られている。そして、この渦電流が発生することによりアルミニウムに作用する力は、アルミニウムの運動を妨げる向きである。そのため、錠剤50とアルミニウム箔1411が通過する部分に強力磁石1801を配置して磁界1804を発生させることにより、アルミニウム箔1411の落下にブレーキがかかる。そのため、磁界の影響を受けない錠剤50とアルミニウム箔1411の落下速度に差ができ、錠剤50とアルミニウム箔1411を分離することができる。
また供給経路中の傾斜している部分に磁界発生手段を配置することにより、アルミニウムの移動速度を、鉛直な部分に配置する場合と比較して、さらに抑制するという効果が期待できる。
また、アルミニウム箔1411を検出するためのアルミニウム箔検出装置1803には、アルミニウムなどの非磁性体金属専用の近接センサ(鉄の検出はしない)を用いる。あるいは、カメラなどにより落下物の画像を撮影し、アルミニウム箔であることを画像から判定するようにしてもよい。
図19は強力磁石1801を使用し磁界1804を発生させ、アルミニウム1411の落下速度を低下させた様子を示した図である。
導入シュート24の下面に強力磁石1801を設置し、磁界1804を発生させる。強力磁石1801の磁界の向きは、導入シュート24の底面に垂直な方向である。アルミニウム箔1411が導入シュート24内を落下する際、磁界1804の効果により渦電流が発生し、既に説明したようにアルミニウム箔1411の落下スピードが減速する。錠剤50は磁界1804に影響されないため、落下スピードが減速することはない。磁界1804の効果により減速したアルミニウム箔1411は錠剤50よりも落下スピードが遅いため、光学センサ204を錠剤50よりも遅れて通過する。これにより、光学センサ204にて指定錠数よりも多い反応を検出することができるため、エラーメッセージ等で使用者に案内することができる。
さらに、光学センサ204を通過する際に光学センサ204の下面にアルミニウム箔検出装置1803を設置する。アルミニウム箔検出装置1803を設置することにより、アルミニウム箔が光学センサ204を通過すると同時に、通過したものがアルミニウム箔なのか、錠剤50が割れたものなのかが判断できる。このことにより、使用者にエラーメッセージ等で案内するレベルがより向上する。
なお、アルミニウム箔が磁界の作用により重力により落下するスピードが減速することは、後述する図24〜図27で説明する各試験片の落下時間測定の検証実験結果にて説明する。
図20は、磁界1804の効果によりアルミニウム箔1411の落下スピードを減速させた後に光学センサ204を通過する様子を示した図である。
磁界1804の効果により、錠剤50とアルミニウム箔1411は別々に光学センサ204を通過する。さらに、アルミニウム箔1411は光学センサ204の通過と同時に光学センサ下面に設置したアルミニウム箔検出装置1803にてアルミニウム箔であることが検出される。これにより、光学センサ204を通過した対象物が錠剤であるのか、アルミニウム箔であるのかが判別できる。
図21は、アルミニウム箔検出装置1803にてアルミニウム箔1411の検出があった場合、アルミニウム箔集積BOX開閉蓋1805が開き、アルミニウム箔1411がアルミニウム箔集積ボックス2101へと誘導される様子を示した図である。
磁界1804を発生させることで落下スピードが減速されたアルミニウム箔1411がアルミニウム箔検出装置1803上を通過し、アルミニウム箔1411が検出された場合、アルミニウム箔集積ボックス開閉蓋1805は開口する。アルミニウム箔集積ボックス開閉蓋1805が開口することにより、落下してきたアルミニウム箔1411はアルミニウム箔集積BOX2101へと誘導され収容される。
錠剤50は磁界1804の影響を受けないため、落下スピードに変化はないことから、アルミニウム箔集積BOX開閉蓋1805が開口している時には、既に錠剤導入路401の方に落下している。これらの動作により、錠剤50は錠剤導入路401へ落下し、アルミニウム箔はアルミニウム箔集積BOX2101へと収容されるため、錠剤50とアルミニウム箔の分別を確実に行うことが可能となる。
図22は、光学センサ204にて指定錠剤数の反応であるにも関わらず、アルミニウム箔検出装置1803に反応があった場合の様子を示した図である。
光学センサ204で指定錠数の反応であったにも関わらず、アルミニウム箔検出装置1803に反応があった場合は、磁界1804の効果を用いてもアルミニウム箔1411の落下スピードを減速させることができなかった場合である。図21の説明では、アルミニウム箔検出装置1803でアルミニウム箔1411が検出された場合、アルミニウム箔集積ボックス開閉蓋1805が開口するとした。しかし、錠剤50とアルミニウム箔1411が同時に落下してきた場合、アルミニウム箔集積ボックス開閉蓋1805が開口してしまうと、アルミニウム箔1411だけでなく錠剤50もアルミニウム箔集積BOX2101へと落下してしまう。この場合、錠剤は指定包数へと入らないばかりか、使用者に錠剤を紛失してしまったと誤認識させてしまい不安にする恐れがある。
この問題に対処する方法を図23を用いて説明する。図23は、光学センサ204にて指定錠数の反応であるにも関わらず、アルミニウム箔検出装置1803に反応があった場合の対処方法を示した図である。
図22で説明した通り、アルミニウム箔検出装置1803に反応があった場合に必ずアルミニウム箔集積ボックス開閉蓋1805が開口してしまうと、アルミニウム箔1411だけでなく錠剤50もアルミニウム箔集積BOX2101へと落下してしまう場合がある。この問題を解決するために、光学センサ204では指定錠数の反応で、アルミニウム箔検出装置1803に反応があった場合には、アルミニウム箔集積ボックス開閉蓋1805の開口動作は行わない。そのため、アルミニウム箔1411は錠剤50と一緒に錠剤導入路401へと落下してしまうが、アルミニウム箔検出装置1803にてアルミニウム箔1411を検出できているため、使用者にアルミニウム箔1411が混入したことをエラーメッセージで案内できる。使用者はエラー表示にてアルミニウム箔1411の混入を確認できるため、錠剤チェック等の監査業務時の負担が軽減できる。
このように、PTPシートから錠剤を取出した際に、極稀に落下してしまうアルミニウム箔を光学センサ及びアルミニウム箔検出装置を用いて確実に検出することができる。また、検出されたアルミニウム箔はあらかじめ用意されたアルミニウム箔集積BOXへと誘導される為、アルミニウム箔の分包紙内への混入が防止できる。仮に、磁界(渦電流)方式を用いても錠剤とアルミニウム箔の分離ができなかった場合、アルミニウム箔検出装置にてアルミニウム箔の検知が可能となるため、アルミニウム箔が分包紙内に入ってしまったことをエラーメッセージにて確実に案内することができる。アルミニウム箔の除去率が大幅に向上するため、服用患者がアルミニウム箔を誤飲するリスクを大幅に軽減することが可能となる。さらに、アルミニウム箔検出装置を設置することで、アルミニウム箔を確実に検出することができるため、仮にアルミニウム箔が分包紙内へ入ったとしても、エラーメッセージを確実に出すことができ、薬剤師の分包監査時の負担を大幅に軽減することができる。
ここで、磁界を用いてアルミニウムの移動スピードを減速させる方法は良く知られているが、本実施形態にこの技術を適用した場合に、アルミニウム箔の落下速度がどの程度減少するのかの確認を行った。まず、図24にて測定方法の説明を行う。
図24(a)は、導入シュート24の上部及び下部にファイバーセンサー2402を取付け、そのファイバーセンサー間をアルミニウム箔1411が通過する時間を計測する様子を示した図である。
計測する試験片として、φ8のアルミニウム箔、φ10のアルミニウム箔を用意し、落下時間の計測を行う。計測は試験片を上部のファイバーセンサー2402の上方付近から自由落下させ、上部及び下部のファイバーセンサー2402間を通過した時間を計測する。なお、上部及び下部のファイバーセンサー2402間の距離は80mmとする。
次に、図24(b)に示すように、錠剤50は磁界1804の影響を受けることがないかの確認も行う。これらの試験片として、裸錠剤、糖衣錠、硬カプセルのそれぞれ異なった特徴の錠剤3種類を用いて確認する。
さらに、磁界1804の強さによってどのような変化があるのかの確認もするべく、導入シュート24の下面に強力磁石1枚を取付けたもの、強力磁石2枚を取付けたもの、磁石をつけないもの、の3種類を用意し、それぞれの計測を行う。
図25の(a)、(b)は、φ8のアルミニウム箔、φ10のアルミニウム箔の落下時間を計測した値を表にしたものである。図24にて説明した測定方法を用い、磁石なし、磁石1枚、磁石2枚の3パターンの状況下で、アルミニウム箔1411がどれだけ磁界1804の影響を受けるかを確認する。なお、計測回数は各10回とし、それぞれその平均を算出してそれぞれの値を比較する。
φ8のアルミニウム箔を計測した場合、磁石なしの場合の落下時間の平均値が154.3msであったのに対し、磁石1枚の場合の落下時間の平均値は213.6msであった。また、磁石2枚の場合の落下時間の平均値は242.1msであった。磁石なしを基準とした場合、磁石1枚の場合は1.38倍、磁石2枚の場合は1.57倍程度落下に時間を要している。
φ10のアルミニウム箔を計測した場合、磁石なしの場合の落下時間の平均値が164.1msであったのに対し、磁石1枚の場合の落下時間の平均値は218.5msであった。また、磁石2枚の場合の落下時間の平均値は275.0msであった。磁石なしを基準とした場合、磁石1枚の場合は1.33倍、磁石2枚の場合は1.68倍程度落下に時間を要している。
これらのことから、磁界1804の効果によりアルミニウム箔1411の落下スピードを減速できることが確認できた。また、磁力を強くすることでよりアルミニウム箔1411の落下スピードに影響を与えることができることが確認できた。
図26は、裸錠剤、糖衣錠、硬カプセルのそれぞれの落下時間を計測した値を表にしたものである。
図24にて説明した測定方法を用い、磁石なし、磁石1枚、磁石2枚の3パターンの状況下で、各試験片がどれだけ磁界1804の影響を受けるかを確認する。
裸錠剤を計測した場合、磁石なしの場合の落下時間の平均値が131.6msであり、磁石1枚の場合の落下時間の平均値は129.0msであった。また、磁石2枚の場合の落下時間の平均値は132.4msであった。従って、落下に要する時間は、磁石なしを基準とした場合、磁石1枚の場合は0.98倍、磁石2枚の場合は1.01倍となり、落下スピードに実質的な変化は見られなかった。。
また、(b)の糖衣錠の場合、(c)の硬カプセルの場合についてもほぼ同様の結果であり、磁石なし、磁石1枚、磁石2枚の測定値に違いが無かった。このことから、各種錠剤は磁界1804の影響を受けないことが確認できた。
図27は、各試験片の平均値をまとめたものを表にしたものである。これらの表から、アルミニウム箔1411は磁界1804の影響を受け、錠剤50は磁界1804の影響を受けないことが確認できる。
よって、本実施形態で説明してきたように、磁界1804を用いてアルミニウム箔1411のみ落下スピードを減速させ、アルミニウム箔1411と錠剤50を分離できることが分かる。
図28は、アルミニウム箔検出装置1803を用いずにアルミニウム箔を検知する方法をフローチャートとして示したものである。なお、図28の処理は、投薬1回分(1包分)を分包するための処理を示しており、必要な包数分だけ繰り返される。
S2801では、制御部(図30参照)が錠剤シート51の錠剤収容部から所定数の錠剤(1包に封入する個数)が全て取り出され、取り出し処理を終了するかを判断する。1包分の錠剤が全て取り出されている場合には処理を終了し、1包分の錠剤が取り出されていない場合にはS2802に進む。
S2802では、外側押圧体84と内側押圧体83の連動により錠剤収容部から1錠分の錠剤を取り出す。
S2803では、錠剤シート51の錠剤収容部からの落下物を光学センサ204が検知した回数をカウントして、落下物の個数を検知する。
S2804では、錠剤収容部から落下した落下物が複数個(例えば2個)検出されたか否かが判定される。落下物が複数検出されなかった場合は、S2805に進み、複数個検出された場合は、S2806に進む。
S2805では、錠剤50が正常に落下したと判断し、導入シュート24、錠剤導入路401等を介して錠剤を第1集積ホッパー402に供給し、S2801に戻る。
S2806では、制御部は、複数個の落下物のそれぞれが光学センサ204に検知されたタイミングから、落下物が光学センサ204を通過する間隔を計測する。そして、複数の落下物が検知部204によってそれぞれ検知された間隔が所定の時間(例えば0.5秒)以上か否かを判断する。落下物が検知された間隔が所定の時間未満であれば、S2807に進み、所定の時間以上であれば、S2808に進む。
S2807では、制御部が過剰な錠剤(例えば2錠)が落下したと判断し、エラー処理要求を出力し、過剰な錠剤が落下した場合のエラー処理を実行する。エラー処理とは過剰な錠剤(例えば2錠)が落下した旨をエラー報知してもよく、過剰な錠剤が分包されるべき分包紙にエラー内容を印字してもよい。
S2808では、制御部が落下物の中で早く検知された方の落下物は錠剤であると判断し、アルミニウム箔集積ボックス開閉蓋1805は回収する必要がないため閉じたままとする。よって始めに検知された落下物は、導入シュート24、錠剤導入路401等を介して第1集積ホッパー402に供給される。
S2809では、制御部がS2803で遅く検知された方の落下物がアルミニウム箔1411であると判断し、アルミニウム箔1411が落下した場合のエラー処理を実行する。エラー処理とはアルミニウム箔1411が混入した旨をエラー報知してもよく、アルミニウム箔1411が混入した錠剤が分包されるべき分包紙にエラー内容を印字してもよい。
S2810では、制御部が落下物の中で遅く検知された方の落下物はアルミニウム箔1411であると判断し、回収するために、アルミニウム箔集積ボックス開閉蓋1805を開く。よって遅く検知された落下物は導入シュート24、錠剤導入路401に供給されずに、アルミニウム箔集積ボックス2101に収容される。
図29は、アルミニウム箔検出装置1803を用いてアルミニウム箔を検知する図21の動きをフローチャートで説明したものである。なお、図29の処理は、投薬1回分(1包分)を分包するための処理を示しており、必要な包数分だけ繰り返される。
S2901では、制御部が錠剤シート51の錠剤収容部から所定数の錠剤(1包に封入する個数)が全て取り出され、取り出し処理を終了するかを判断する。1包分の錠剤が全て取り出されている場合には処理を終了し、1包分の錠剤が取り出されていない場合にはS2902に進む。
S2902では、外側押圧体84と内側押圧体83の連動により錠剤収容部から1錠分の錠剤を取り出す。
S2903では、錠剤シート51の錠剤収容部からの落下物を光学センサ204が検知した回数をカウントして、落下物の個数を検知する。
S2904では、錠剤収容部から落下した落下物が複数個(例えば2個)検出されたか否かが判定される。落下物が複数検出されなかった場合は、S2905に進み、複数個検出された場合は、S2906に進む。
S2905では、たとえS2904で落下物が1個しか検出されなかった場合でも、錠剤50にアルミニウム箔1411が張り付いていて1個として検出された可能性があるため、アルミニウム箔の検出を行う。アルミニウム箔1411が検出されなかった場合は、ステップS2906に進み、アルミニウム箔1411が検出された場合は、ステップS2912に進む。
ステップS2912では、アルミニウム箔1411が錠剤50と一緒に落下した場合のエラー処理を実行し、ステップS2906に進む。エラー処理とはアルミニウム箔が混入した旨をエラー報知してもよく、アルミニウム箔が混入した錠剤が分包されるべき分包紙にエラー内容を印字してもよい。
S2906では、錠剤50を、導入シュート24、錠剤導入路401等を介して第1集積ホッパー402に供給し、S2901に戻る。
S2907では、アルミニウム箔検出装置1803の検出結果により、通過する落下物からアルミニウム箔1411が検出されたか否かを判断する。アルミニウム箔1411が検出されなかった場合は、S2908に進み、検出された場合は、S2909に進む。
S2908では、制御部が過剰な錠剤(例えば2錠)が落下したと判断し、過剰な錠剤が落下した場合のエラー処理を実行する。エラー処理とは過剰な錠剤(例えば2錠)が落下した旨をエラー報知してもよく、過剰な錠剤が分包されるべき分包紙にエラー内容を印字してもよい。
S2909では、制御部が落下物の中で早く検知された方の落下物は錠剤50であると判断し、アルミニウム箔集積ボックス開閉蓋1805は回収する必要がないため閉じたままとする。よって始めに検知された落下物は、導入シュート24、錠剤導入路401等を介して第1集積ホッパー402に供給される。
S2910では、制御部がS2903で遅く検知された方の落下物はアルミニウム箔1411であると判断し、アルミ箔が落下した場合のエラー処理を実行する。エラー処理とはアルミニウム箔が混入した旨をエラー報知してもよく、アルミニウム箔が混入した錠剤が分包されるべき分包紙にエラー内容を印字してもよい。
S2911では、制御部が落下物の中で遅く検知された方の落下物はアルミニウム箔1411であると判断し、回収するために、アルミニウム箔集積ボックス開閉蓋1805を開く。よって遅く検知された落下物は導入シュート24、錠剤導入路401に供給されずに、アルミニウム箔集積ボックス2101に収容される。
図30は、本実施形態において制御を実行するための錠剤供給装置10または分包装置5の制御部のハードウエア構成を示した図である。
CPU2501は、システムバス2504に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM2502あるいは外部メモリ2511には、CPU2501の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
RAM2503は、CPU2501の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU2501は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM2502あるいは外部メモリ2511からRAM2503にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
入力コントローラ2505は、キーボード(KB)2509や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。ビデオコントローラ2506は、表示部2510への表示を制御する。なお、表示部2510はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。また表示部は指やペン等にてユーザが表示画面内の対象位置を指定するタッチパネル機能を含むものであってもよい。
メモリコントローラ2507は、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ2511へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ2508は、ネットワーク(通信回線)2を介して外部装置と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU2501は、例えばRAM2503内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT上での表示を可能としている。また、CPU2501は、CRT上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ2511に記録されており、必要に応じてRAM2503にロードされることによりCPU2501によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられるデータファイル及びデータテーブル等も、外部メモリ2511または記憶部に格納されている。
また、本発明におけるプログラムは、フローチャートの処理を制御部が実行可能なプグラムであり、本発明の記憶媒体はフローチャートの処理方法を実行可能なプログラムとして記憶している。
上記の実施形態は、強力磁石を使用して発生させる磁界及びアルミニウム箔検出装置を用いてアルミニウム箔の分包紙内への混入を防止することを特徴とする。強力磁石を用いた磁界方式にて、錠剤の落下スピードを変えずにアルミニウム箔の落下スピードを減速させることができる。これにより、光学センサが指定錠数以上の落下物を検出した場合のエラー検知が可能となるため、アルミニウム箔が落下したことをエラーメッセージにて使用者に案内することができる。また、光学センサ下部にアルミニウム箔検出装置を設置することでアルミニウム箔の検出精度をさらに向上させることができる。検知したアルミニウム箔は導入シュート内にあるアルミニウム箔集積BOXへと誘導されるため、分包紙内へのアルミニウム箔の混入を防止することが可能となる。
1 錠剤取出ユニット
5 包装装置
10 錠剤供給装置
17 検出機構
18 載置台
39 下部ローラ39
51 錠剤シート(PTPシート)
93 第1昇降体
94 カム(ブロック用)
98 第2昇降体
99 カム(押し出し用)
103 散薬投入部
203 錠剤シート(PTPシート)の投入口
204 光学センサ
401 錠剤導入路
402 第1集積ホッパー
501 第2集積ホッパー
502 第1の送り出し機構
503 第3集積ホッパー
504 第2の送り出し機構
505 メインホッパー
701 包装ユニット
702 ロール紙送出機構
703 包装機構
704 包装機構
705 分断機構
706 プリンタ
801 分断用ミシン目
802 1つの包み802
803 1つの包みに分包された錠剤(薬剤)
901 カバー
1201 錠剤の移動経路
1401 第1の傾斜部
1411 アルミニウム箔
1801 強力磁石
1803 アルミニウム箔検出装置
1804 磁界(渦電流)
1805 アルミニウム箔集積ボックス開閉蓋
2101 アルミニウム箔集積BOX
2402 ファイバーセンサー

Claims (8)

  1. 錠剤が封入された錠剤収容部を少なくとも1つ備えた錠剤シートから錠剤を取り出す取出し動作を行う錠剤取出手段と、
    前記錠剤取出手段によって取り出された錠剤を供給する供給手段と、
    前記供給手段が錠剤を供給する経路中の少なくとも一部に磁界を発生させる磁界発生手段を、前記供給手段に近接する位置に配置したことを特徴とする錠剤供給装置。
  2. 前記供給手段が錠剤を供給する経路中の少なくとも一部には、錠剤を供給する経路に斜面を有する導入シュートを備え、
    前記斜面を有する導入シュートに近接する位置に前記磁界発生手段を配置したことを特徴とする請求項1に記載の錠剤供給装置。
  3. 前記経路中には、前記取出し動作に応じた前記錠剤シートからの落下物を検知する検知手段をさらに備え、
    前記検知手段が前記落下物を検知するよりも前に前記磁界を発生させるように前記磁界発生手段を前記供給手段に近接する位置に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の錠剤供給装置。
  4. 前記錠剤取出手段が前記取出し動作を行った後に前記検知手段によって複数の前記落下物がそれぞれ異なるタイミングで検知された場合には、エラー処理を行うように要求するエラー処理要求手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の錠剤供給装置。
  5. 前記錠剤取出手段が前記取出し動作を行った後に前記検知手段によって複数の前記落下物がそれぞれ異なるタイミングで検知された場合には、少なくとも前記検知されたタイミングが遅い方の落下物を前記供給手段が錠剤を供給する経路とは異なる経路に供給して回収する回収手段をさらに備えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の錠剤供給装置。
  6. 前記経路中には、前記錠剤シートからの落下物であるアルミニウム箔を検出するアルミニウム箔検出手段をさらに備え、
    前記錠剤取出手段が前記取出し動作を行った後に前記検知手段によって複数の前記落下物が検知され、かつ、前記アルミニウム箔検出手段によって前記アルミニウム箔であることが検出された場合には、前記回収手段が前記複数のいずれかの前記落下物を前記供給手段が錠剤を供給する経路とは異なる経路に供給して回収することを特徴とする請求項5に記載の錠剤供給装置。
  7. 錠剤が封入された錠剤収容部を少なくとも1つ備えた錠剤シートから錠剤を取り出す取出し動作を行う錠剤取出工程と、
    前記錠剤取出工程によって取り出された錠剤を供給する供給工程と、
    前記取出工程において前記錠剤とともにアルミニウム箔が落下した場合に、前記供給工程で錠剤を供給する経路中において、前記錠剤と前記アルミニウム箔とを分離する分離工程と、
    を有することを特徴とする錠剤供給方法。
  8. 前記分離工程では、前記錠剤を供給する経路に近接する位置に磁界を発生させる磁界発生手段を配置することにより、前記錠剤と前記アルミニウム箔とを分離することを特徴とする請求項7に記載の錠剤供給方法。
JP2013259490A 2013-12-16 2013-12-16 錠剤供給装置及び錠剤供給方法 Pending JP2015116208A (ja)

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