JP2015116088A - 物品及び該物品の取付方法 - Google Patents

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秀東 曹
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Abstract

【課題】ブラケットに挿通されたボルトにナットが螺合されるまでの仮固定状態を維持することができ、かつ、製造コストが低い物品を提供する。【解決手段】筐体1は、第一ブラケット4を備えている。第一ブラケット4は、フレーム2に連なって形成されてボルト挿通孔411を有する板部41と、金属等の硬質な材料により形成されたカラー42と、カラー42の内方に突出する一対の突出部43と、を有して構成され、カラー42は、フレーム2がインサート成形される際にボルト挿通孔411の内部に位置するように成形金型内に配置され、突出部43は、フレーム2及び板部41が成形される際に合成樹脂が貫通孔421を通って成形金型に充填されることにより形成される。【選択図】図5

Description

本発明は、ボルトが挿通されるブラケットを備える物品に関するものであり、例えば、自動車用電気接続箱に用いられる筐体や、ワイヤハーネスの配索に用いられるプロテクタ等に関するものである。
従来より、取付面に取り付けるためのブラケットを有する物品が種々提案されている。例えば、自動車用電気接続箱等に用いられる筐体のブラケットは、一般的に、合成樹脂製の筐体本体に一体で設けられた板部と、該板部に設けられたボルト挿通孔内に取り付けられた補強用のカラーと、を有して構成されている。また、ワイヤハーネスの配索に用いられるプロテクタであって、特許文献1に記載されたプロテクタ200は、図10に示すように、樋状に形成されて電線が挿通されるプロテクタ本体201と、プロテクタ本体201の開口部を覆うカバー202と、プロテクタ本体201に連なって設けられたブラケット204と、を有して構成されている。
上述した筐体やプロテクタ等の物品は、鉛直方向に延びた取付面に取り付けられることがある。その場合、取付面から水平方向に突出したボルトが、ブラケットのボルト挿通孔に通され、該ボルトにナットが螺合されることにより、物品が取付面に取り付けられる。しかしながら、前記物品内に重量のある部品等が収容される場合、ボルトにナットを螺合させる前の状態において、前記部品等の重みによって物品が取付面から離れる方向に前すべりし、ボルト挿通孔からボルトが抜けて物品が落下してしまうことがあった。なお、特許文献2には、このような問題点を解決するための構造が開示されている。
特許文献2に開示された「物品」としての筐体100は、図11に示すように、矢印A方向に挿通される不図示のボルトにより固定される固定部(ブラケット)104を備えている。固定部104は、固定板部141と、固定板部141に形成された貫通孔142に収容される金属製の筒体143と、金属製の仮固定部材144と、を有している。仮固定部材144は、固定板部141の片面141aに沿う板部144aと、貫通孔142に連通する連通孔144bと、複数の係止片144cと、を有して形成されている。係止片144cは、連通孔144bの内縁から貫通孔142内に向かって斜め上方向に延びている。これら複数の係止片144cが筒体143及び連通孔144bに挿通されるボルトに係止することにより、筐体100をボルトに仮固定することができ、筒体143及び連通孔144bからボルトが抜けて筐体100が落下してしまうことを防止することができる。
特開2008−148499号公報 特開2005−248981号公報
しかしながら、上記固定部104は、構造が複雑で製造コストが高くなってしまうという問題があった。また、例えばメンテナンスを行うために筐体100を取り外すことがあるが、仮固定部材144が金属で構成されているがゆえに、係止片144cが一度ボルトに係止した後は、取り外すことが困難であるという問題があった。
従って、本発明は、上記のような問題点に着目し、ブラケットに挿通されたボルトにナットが螺合されるまでの仮固定状態を維持することができ、かつ、製造コストが低い物品を提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、ボルトが挿通されるブラケットを備える物品であって、前記ブラケットは、ボルト挿通孔が設けられた板部と、前記ボルト挿通孔の内側に位置付けられるカラーと、前記カラーの内面から突出する突出部と、を有して構成され、前記カラーには、貫通孔又は切欠部が設けられ、前記板部は、該板部の成形金型内に前記カラーが配置されて前記成形金型に合成樹脂が充填されて成形されるインサート成形によって形成され、前記突出部は、前記板部が成形される際に、前記合成樹脂が前記貫通孔又は前記切欠部を通って前記成形金型内に充填されることにより形成されることを特徴とする物品である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記カラーの外周面には、凸部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載された発明において、前記突出部は、等間隔に複数設けられていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品を取付面に取り付ける物品の取付方法において、前記ボルトが前記取付面から水平方向に突出しており、前記カラー内に前記ボルトを挿通して前記物品を前記取付面に対して仮固定する仮固定工程と、仮固定された前記物品を本固定する本固定工程と、を順次有し、前記仮固定工程において、前記ボルトを前記カラー内に挿通する際、当該ボルトによって前記突出部が削られるか又は変形されることにより、前記物品が前記取付面に仮固定されることを特徴とする物品の取付方法である。
請求項1に記載の発明によれば、ボルトが挿通されるブラケットを備える物品であって、前記ブラケットは、ボルト挿通孔が設けられた板部と、前記ボルト挿通孔の内側に位置付けられるカラーと、前記カラーの内面から突出する突出部と、を有して構成されているので、ボルトがカラー内に挿通される際、当該ボルトによって突出部が削られるか変形されることにより、ボルトの外周面に突出部が密接するので、物品内に重量物が収容される場合でも、前記ボルトにナットが螺合されるまでの仮固定状態を維持することができる。また、前記カラーには、貫通孔又は切欠部が設けられ、前記板部は、該板部の成形金型内に前記カラーが配置されて前記成形金型に合成樹脂が充填されて成形されるインサート成形によって形成され、前記突出部は、前記板部が成形される際に、前記合成樹脂が前記貫通孔又は前記切欠部を通って前記成形金型内に充填されることにより形成されることから、製造コストを低く抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記カラーの外周面には、凸部が形成されていることから、例えばボルトが挿通される際やボルトにナットが螺合される際に力が加わることで、カラーが板部から外れることを防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、前記突出部は、等間隔に複数設けられていることから、ボルト挿通孔の中心にボルトを位置付けることができる。また、ボルトに突出部を確実に密着させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、前記仮固定工程において、前記ボルトを前記カラー内に挿通する際、当該ボルトによって前記突出部が削られるか又は変形されることにより、突出部とボルトの外周面とが密着するので、物品内に重量物が収容される場合でも、仮固定状態を維持することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる「物品」としての自動車用電気接続箱の筐体が取付面に仮固定された状態を示す側面図である。 仮固定されていない状態おける図1に示された筐体を第一カバー側から見た側面図である。 図2に示された筐体の第一ブラケットを示す拡大図である。 図3に示された第一ブラケットに用いられるカラーを示す斜視図である。 図3に示された第一ブラケットの矢視V−V線断面において、スタッドボルトが挿通される前の状態を示す図である。 図5に示された第一ブラケットの断面において、スタッドボルトが挿通された状態を示す図である。 図4に示されたカラーの変形例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態にかかる「物品」としてのプロテクタを示す斜視図である。 図8に示されたプロテクタの要部を示す平面図である。 従来のプロテクタを示す斜視図である。 従来の筐体の要部を示す図であり、(A)は断面図であり、(B)は底面図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態にかかる「物品」を、図1〜6を参照して説明する。図1に示すように、筐体1(請求項の「物品」に相当する)は、自動車用電気接続箱に適用されて、車体パネルの鉛直方向に延びた取付面Wに取り付けられるものである。車両が組み立てられる際に、筐体1は、取付面Wに設けられたスタッドボルトS(請求項の「ボルト」に相当する)により仮固定され、このスタッドボルトSにナットが螺合されることにより本固定される。なお、図1中の矢印Yは鉛直方向を示しており、矢印X及び矢印Zは、水平方向を示している。不図示の車両の高さ方向は矢印Y方向に沿っており、矢印Y方向における上下は紙面の上下を基準とする。また、取付面WはYZ平面に沿って設けられており、スタッドボルトSは取付面Wから矢印X方向、すなわち水平方向に突出している。
筐体1は、図1,2に示すように、不図示の電子部品が収容される合成樹脂製のフレーム2と、フレーム2を覆う第一カバー31及び第二カバー32と、フレーム2に一体に設けられた第一ブラケット4(請求項の「ブラケット」に相当する)及び第二ブラケット5と、を備えている。第一ブラケット4はフレーム2の下側に設けられ、第二ブラケット5はフレーム2の上側に設けられている。また、フレーム2は、後述するカラー42が配置されたフレーム2の成形金型に合成樹脂が充填されて成形されるインサート成形によって形成されている。
第一ブラケット4は、図3に示すように、フレーム2に連なり、取付面Wに沿う板状に形成された板部41と、金属等の硬質な材料で形成されたカラー42と、カラー42の内面から突出した一対の突出部43と、を有して構成されている。板部41には、矢印X方向に板部41を貫通したボルト挿通孔411が設けられ、カラー42はボルト挿通孔411の内側に位置付けられている。また、カラー42は、フレーム2にインサート成形されている。
カラー42は、内径がスタッドボルトSの外径よりも大きい円筒状に形成され、スタッドボルトSが挿通可能に形成されている。また、カラー42の矢印X方向中間部には、一対の貫通孔421と、外周面42aから凸に形成された一対の凸部422と、が設けられている。一対の貫通孔421は、カラー42の周方向に延びた円弧状に形成され、カラー42の中心軸を挟んだ矢印Z方向の両側に設けられている。
突出部43は、フレーム2及び板部41が成形金型によって成形される際に、カラー42の貫通孔421からカラー42の内方に合成樹脂が流入することにより形成される。このため、一対の突出部43は、カラー42の中心軸を挟んだ矢印Z方向の両側に設けられている。また、突出部43は、図3に示すように、スタッドボルトSが挿通されていない状態において、カラー42の内周面42bに沿う円弧部431と円弧部431の両端を結んだ直線状の端縁部432とを有する弓形状に形成されている。また、取付面Wに設けられたスタッドボルトSの直径は、カラー42の内径よりも小さく、かつ、一対の突出部43の端縁部432の間隔よりも大きい。
第二ブラケット5は、図2に示すように、フレーム2に連なり、取付面Wに沿う板状に形成された板部51を有している。板部51には、Y方向に延びた長穴状のボルト挿通孔511が貫通形成されている。筐体1が取付面Wに固定される際には、ボルト挿通孔511にスタッドボルトS(図1を参照)が挿通される。
次に、図5,6を参照して筐体1を取付面Wに取り付ける取付方法について説明する。筐体1の取付方法は、第一ブラケット4のカラー42内に一方のスタッドボルトSを挿通すると共に第二ブラケット5のボルト挿通孔511内に他方のスタッドボルトSを挿通して筐体1を取付面Wに対して仮固定する仮固定工程と、仮固定された筐体1を本固定する本固定工程と、を順次有している。
スタッドボルトSは合成樹脂で形成された突出部43よりも硬質な金属等の材料で形成されているため、仮固定工程において、スタッドボルトSが第一ブラケット4のカラー42内に挿通される際に、スタッドボルトSによって突出部43の端縁部432が削られる又は変形されることにより、スタッドボルトSの外周面と突出部43とが密着する。このことにより、複数の部品を収容した筐体1が、その重みによって取付面Wから離れる方向に前すべりすることが防止され、筐体1内に重量物が収容される場合でも、仮固定状態が維持される。
本固定工程においては、第一ブラケット4のカラー42に挿通されたスタッドボルトSに不図示のナットを螺合させ、第二ブラケット5のボルト挿通孔511に挿通されたスタッドボルトSにも同様にナットを螺合させる。これにより、筐体1が取付面Wに本固定される。
また、メンテナンス時などに筐体1を取付面Wから取り外す際は、カラー42に挿通されたスタッドボルトSと突出部43とが係止されていないことから、第一ブラケット4を破損させることなくスタッドボルトSから取り外すことができる。
また、上述した前記実施形態のように、突出部43は、フレーム2及び板部41がインサート成形される際に、合成樹脂が貫通孔421を通って成形金型内に充填されることにより形成されることから、製造コストを低く抑えることができる。
また、カラー42の外周面42aには、凸部422が形成されていることから、例えばスタッドボルトSが挿通される際やナットと螺合される際にカラー42に力が加わることで、カラー42が板部41から外れることを防止できる。
また、突出部43が、カラー42の軸を挟んだ矢印Z方向の両側に一対設けられており、等間隔に設けられていることから、ボルト挿通孔411の中心にスタッドボルトSを位置付けることができる。また、スタッドボルトSに突出部43を確実に密着させることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態にかかる「物品」を、図8,9を参照して説明する。また、図8,9において、前述した第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して説明を省略する。
プロテクタ10(請求項の「物品」に相当する)は、自動車用ワイヤハーネスを構成する電線Cを破損等から保護するとともに、車体パネルの鉛直方向に延びた取付面(図1を参照)に取り付けるためのものである。プロテクタ10は、取付面に設けられたスタッドボルトにより仮固定され、このスタッドボルトにナットが螺合されることにより本固定される。
プロテクタ10は、樋状に形成されて電線Cが挿通されるプロテクタ本体20と、プロテクタ本体20の開口部を覆うカバー30と、プロテクタ本体20に連なって設けられ、前記取付面に取り付けられるブラケット40と、を有して構成されている。ブラケット40は、第1の実施形態と同様に、取付面に沿う板状の板部41と、金属等の硬質な材料で形成されたカラー42と、カラー42の内面から突出した一対の突出部43と、を有して構成されている。板部41には、矢印X方向に板部41を貫通したボルト挿通孔411が設けられ、カラー42はボルト挿通孔411の内側に位置付けられている。プロテクタ本体20は、カラー42が配置されたプロテクタ本体20の成形金型に合成樹脂が充填されて成形されるインサート成形によって形成されている。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
上述した実施形態においては、「物品」は電気接続箱の筐体1及びワイヤハーネス配索用のプロテクタ10に適用されていたが、本発明の「物品」は、電気接続箱やプロテクタに限らず、取付面Wに仮固定されるものに適用することができる。
また、上述した実施形態においては、貫通孔421がカラー42の矢印X方向における中間部に設けられていたが、貫通孔421の代わりに、図7に示すように、カラー42’の一方側の端部に切欠部421’が設けられていてもよく、貫通孔421や切欠部421’の形状、数や位置は、前記「物品」を仮固定する時間や前記「物品」の重さ等により適宜変更されてもよい。
また、上述した実施形態においては、突出部43がZ方向に対向して二つ設けられていたが、突出部43の形状や数は前記「物品」の重さや形状、前記「物品」を仮固定させる時間などの所望の条件に合わせて種々変更することができる。例えば、前記「物品」の重量が軽い場合は突出部43を一つにしてもよいし、前記「物品」の重量が重い場合には突出部43を多数設けてもよい。また、突出部43は、インサート成形に用いる成形金型や貫通孔421又は切欠部421’の形状を変更することにより、所望の形状にすることができる。
また、ブラケット4,5,40の数は、前記「物品」の形状や重量等に応じて変更することができる。また、前記第1の実施形態においては、フレーム2の下方に設けられた第一ブラケット4のみにカラー42及び突出部43が設けられていたが、第二ブラケット5に同様の構成を設けてもよく、また、第一ブラケット4及び第二ブラケット5とは異なる場所にカラー42及び突出部43を有するブラケットを設けてもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 筐体(物品)
4 第一ブラケット(ブラケット)
10 プロテクタ(物品)
40 ブラケット
41 板部
42 カラー
43 突出部
411 ボルト挿通孔
421 貫通孔
422 凸部
W 取付面
S スタッドボルト(ボルト)

Claims (4)

  1. ボルトが挿通されるブラケットを備える物品であって、
    前記ブラケットは、ボルト挿通孔が設けられた板部と、前記ボルト挿通孔の内側に位置付けられるカラーと、前記カラーの内面から突出する突出部と、を有して構成され、
    前記カラーには、貫通孔又は切欠部が設けられ、
    前記板部は、該板部の成形金型内に前記カラーが配置されて前記成形金型に合成樹脂が充填されて成形されるインサート成形によって形成され、
    前記突出部は、前記板部が成形される際に、前記合成樹脂が前記貫通孔又は前記切欠部を通って前記成形金型内に充填されることにより形成される
    ことを特徴とする物品。
  2. 前記カラーの外周面には、凸部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の物品。
  3. 前記突出部は、等間隔に複数設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の物品。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品を取付面に取り付ける物品の取付方法において、
    前記ボルトが前記取付面から水平方向に突出しており、
    前記カラー内に前記ボルトを挿通して前記物品を前記取付面に対して仮固定する仮固定工程と、仮固定された前記物品を本固定する本固定工程と、を順次有し、
    前記仮固定工程において、前記ボルトを前記カラー内に挿通する際、当該ボルトによって前記突出部が削られるか又は変形されることにより、前記物品が前記取付面に仮固定される
    ことを特徴とする物品の取付方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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