JP2015115615A - 音響調整装置、および音響調整方法 - Google Patents

音響調整装置、および音響調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015115615A
JP2015115615A JP2013253653A JP2013253653A JP2015115615A JP 2015115615 A JP2015115615 A JP 2015115615A JP 2013253653 A JP2013253653 A JP 2013253653A JP 2013253653 A JP2013253653 A JP 2013253653A JP 2015115615 A JP2015115615 A JP 2015115615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjustment value
audio signal
unit
volume
additional amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013253653A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6160467B2 (ja
Inventor
幹人 八木
Mikito Yagi
幹人 八木
高橋 憲一
Kenichi Takahashi
憲一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2013253653A priority Critical patent/JP6160467B2/ja
Priority to PCT/JP2014/073100 priority patent/WO2015083404A1/ja
Publication of JP2015115615A publication Critical patent/JP2015115615A/ja
Priority to US15/169,885 priority patent/US20160276994A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6160467B2 publication Critical patent/JP6160467B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G9/00Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control
    • H03G9/02Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers
    • H03G9/12Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers having semiconductor devices
    • H03G9/18Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers having semiconductor devices for tone control and volume expansion or compression
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/04Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for correcting frequency response
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3005Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in amplifiers suitable for low-frequencies, e.g. audio amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/02Manually-operated control
    • H03G5/025Equalizers; Volume or gain control in limited frequency bands
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/16Automatic control
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/16Automatic control
    • H03G5/165Equalizers; Volume or gain control in limited frequency bands
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2499/00Aspects covered by H04R or H04S not otherwise provided for in their subgroups
    • H04R2499/10General applications
    • H04R2499/13Acoustic transducers and sound field adaptation in vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

【課題】付加する音響効果量がボリューム調整値に連動する調整値連動部と、付加する音響効果量がボリューム調整値に連動しない調整値非連動部とを組み合わせて使用しても、設計時に意図されていた調整値連動部の音響効果を得ることを可能とする。
【解決手段】調整値非連動部が、ボリューム調整値に連動することなく、音声信号に音響効果を付加して出力し、調整値連動部が、ボリューム調整値に連動した付加量の音響効果を、調整値非連動部により音響効果が付加された音声信号に付加して出力する。差分検出部は、調整値非連動部に入力される音声信号、および調整値非連動部から出力される音声信号の差分を検出し、付加量補正部が、調整値連動部でボリューム調整値に連動して音声信号に付加している音響効果の付加量が、差分検出部で検出された差分に対応した付加量となるように、差分に応じて調整値連動部に付加量の設定を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、音響調整装置、および音響調整方法に関する。
今日において、操作者が所望の音量の音響出力を得られるように、例えばボリュームボタンを操作して調整したボリューム調整値に連動して、音声信号に付加する音響効果の付加量を変化させる音響機能(調整値連動機能)が知られている。調整値連動機能としては、例えばラウドネス機能、および車載オーディオ装置の走行ノイズの聴感補正機能等が知られている。なお、ラウドネス機能は、音声信号の低域および高域の音量を、ボリューム調整値に応じて増量する機能である。このような調整値連動機能は、一般的には、ボリューム調整値が大きいときに音響効果量が少なく、ボリューム調整値が小さいときに音響効果量が多くなるように設計されている。
特許文献1(特開平1−198818号公報)には、前述のボリュームに連動する一例の一つとして、ラウドネス機能とその構成が開示されている。特許文献1には車両の走行ノイズの影響を考慮したラウドネス補正値を使用し、音楽制作時の音を再現する技術が開示されている。
特開平1−198818号公報
しかし、上述の調整値連動機能と、付加する音響効果量がボリューム調整値に連動しない音響機能(調整値非連動機能)とを組み合わせて使用すると、設計時に意図されていた調整値連動機能の音響効果を得ることが困難となる問題があった。
一例ではあるが、調整値非連動機能の一つである、例えばイコライザ装置は、元の音声信号の各周波数帯域の音量を変更して所望の周波数特性の音声信号を得るものである。このため、イコライザ装置により各周波数帯域の音量を調整した後の音声信号の全体的な音量は、ボリューム調整値で調整した音量とは異なる音量となる。
このようなイコライザ装置と、調整値連動機能の一つであるラウドネス機能とを組み合わせて使用すると、ラウドネス機能による現在のボリューム調整値の音量用の音響効果が、イコライザ装置により現在のボリューム調整値の音量とは異なる音量に変更された音声信号に対して付加される。このため、ラウドネス機能の設計時の意図とは異なる音響効果が付加された音声信号が生成される不都合を生ずる。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、最適な音響効果を得ることが可能な音響調整装置、および音響調整方法の提供を目的とする。
本発明に係る音響調整装置は、上述した課題を解決するための手段として、ボリューム調整値に連動することなく、音声信号に音響効果を付加する調整値非連動部と、ボリューム調整値に連動した付加量の音響効果を、調整値非連動部により音響効果が付加された音声信号に付加する調整値連動部と、調整値非連動部に入力される音声信号、および調整値非連動部から出力される音声信号の差分を検出する差分検出部と、調整値連動部でボリューム調整値に連動して音声信号に付加している音響効果の付加量が、差分検出部で検出された差分に対応した付加量となるように、差分に応じて調整値連動部に付加量の設定を行う付加量補正部とを有する。
また、本発明に係る音響調整方法は、上述した課題を解決するための手段として、調整値非連動部が、ボリューム調整値に連動することなく、音声信号に音響効果を付加して出力する第1付加ステップと、調整値連動部が、ボリューム調整値に連動した付加量の音響効果を、調整値非連動部により音響効果が付加された音声信号に付加する第2付加ステップと、差分検出部が、調整値非連動部に入力される音声信号、および調整値非連動部から出力される音声信号の差分を検出する差分検出ステップと、第2付加ステップで、ボリューム調整値に連動して音声信号に付加している音響効果の付加量を、差分検出ステップで検出された差分に対応した付加量に補正する付加量補正ステップとを有する。
本発明によれば、最適な音響効果を得ることができる。
図1は、本発明を適用した第1の実施の形態となる音響調整装置のブロック図である。 図2は、第1の実施の形態となる音響調整装置に設けられている第1フィルタおよび第2フィルタのフィルタ特性を示す図である。 図3は、第1の実施の形態となる音響調整装置に設けられているイコライザ装置の設定パターンの一例を示す図である。 図4は、第1の実施の形態となる音響調整装置のラウドネス装置に設けられている付加量記憶部の模式図である。 図5は、第1の実施の形態となる音響調整装置のラウドネス装置に設けられているシフト量記憶部の模式図である。 図6は、第1の実施の形態となる音響調整装置のラウドネス装置における、音響効果付加量のシフト制御を説明するための図である。 図7は、本発明を適用した第2の実施の形態となる音響調整装置のブロック図である。 図8は、第2の実施の形態となる音響調整装置のシフト量記憶部の記憶内容を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を適用した実施の形態となる音響調整装置を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1に、本発明を適用した第1の実施の形態となる音響調整装置のブロック図を示す。この図1に示すように、第1の実施の形態の音響調整装置は、イコライザ装置1、ラウドネス装置2、第1フィルタ部3、第2フィルタ部4、差分検出部5、および付加量補正部6を有している。イコライザ装置1は、調整値非連動部の一例である。ラウドネス装置2は、調整値連動部の一例である。
イコライザ装置1は、例えば操作者がボリューム調整ボタンを操作して設定するボリューム調整値に連動することなく、音声信号に音響効果を付加する調整非連動機能の一例である。このような調整非連動機能としては、様々な装置が知られているが、本実施の形態では、一例として、調整非連動機能は、イコライザ装置1であることとして説明を進める。
ラウドネス装置2は、例えば操作者がボリューム調整ボタンを操作して設定するボリューム調整値に連動して、音声信号に音響効果を付加する調整連動機能の一例である。このような調整連動機能としては、様々な装置が知られているが、本実施の形態では、一例として、調整連動機能は、ラウドネス装置2であることとして説明を進める。なお、ラウドネス装置2は、音声信号の低域および高域の音量を、ボリューム調整値に応じて増量する機能である。このようなラウドネス装置2は、ボリューム調整値が大きいときには、音声信号に対して付加される音響効果の付加量が少なく、ボリューム調整値が小さいときには、音声信号に対して付加される音響効果の付加量が多くなるように設計されている。
第1フィルタ部3および第2フィルタ部4の一例は、入力された音声信号を、いわゆるAカーブと呼ばれる聴感補正カーブのフィルタ特性でフィルタリング処理する。図2は、第1フィルタ部3および第2フィルタ部4のフィルタ特性(周波数特性)を示している。第1フィルタ部3および第2フィルタ部4のフィルタ特性は、人間の耳の聴感に合ったフィルタ特性となっている。
すなわち、人間の耳は、20Hz以下の低い周波数および5kHz以上の高い周波数の音声信号を聞き取り難くなっている。また、人間の耳は、2kHzから4kHz程度の周波数の音声信号が最も聞き取り易くなっている。各フィルタ部3,4は、このような人間の耳の聴感上の特徴を考慮した周波数特性となっている。一例ではあるが、各フィルタ部3,4は、図2に示すように、2kHz−4kHz間において、+1dB〜2dB程度のピークを有し、低域側は30Hzで−37dB程度、高域側は16kHzで−7dB程度となる周波数特性を有するように設定されている。各フィルタ部3,4は、入力される音声信号を、このような周波数特性に従ってフィルタリング処理することで、人間の聴感に合った音声信号に聴感補正して出力する。
なお、第一フィルタ部3および第2フィルタ部4は、Aカーブの特性を持つフィルタでなくてもよい。例えば、調整値連動機能が所定の周波数以下の低域のみを変化させる機能を持つ場合には、所定の周波数以下の帯域を通過するローパスフィルタであってもよい。また、調整連動機能が全帯域のレベルを全て同等に検出する場合には、全帯域通過フィルタあるいはフィルタがなくてもよい。
次に、このような構成を有する第1の実施の形態の動作を説明する。まず、図1に示す入力端子7を介して供給された音声信号は、イコライザ装置1、および第1フィルタ部3に供給される。イコライザ装置1は、例えばDSP(Digital Signal Processor)を用いてIIR(Infinite Impulse Response)フィルタの演算処理を行い、入力された音声信号の周波数特性を調整する。
図3に、イコライザ装置1でこのようなイコライジング処理が施された音声信号の信号波形の一例を示す。イコライジング処理後の音声信号の信号波形は、操作者により調整された周波数特性毎に変化する。換言すると、イコライザ装置1は、操作者により調整される各周波数特性に対応する複数の設定パターンを有する。イコライザ装置1は、入力された音声信号を、各設定パターンに対応する周波数特性の音声信号に変換して出力する。
次に、イコライザ装置1から出力された音声信号は、ラウドネス装置2に供給される。ラウドネス装置2は、イコライザ装置1から供給された音声信号を、操作者がボリュームボタンを操作して調整したボリューム調整値に対応する付加量の音響効果を付加し、出力端子8を介して出力する。具体的には、ラウドネス装置2には、図1に示す付加量記憶部10が設けられている。
図4は、付加量記憶部10の模式図である。この図4に示すように付加量記憶部10には、各ボリューム調整値と、ラウドネス装置2による音響効果の付加量とが関連付けされて記憶されている。この図4の例は、操作者がボリュームボタンを操作することで、ボリューム1〜ボリューム10の10段階にボリュームを調整できる例である。ボリューム1の場合、ボリュームゲインは例えば−9dBであり、ボリューム5の場合、ボリュームゲインは例えば−5dB、ボリューム10の場合、ボリュームゲインは例えば0dBとなっている。また、ボリューム1の場合、ラウドネス装置2による音響効果の付加量はG10であり、ボリューム5の場合、音響効果の付加量は例えばG6、ボリューム10の場合、音響効果の付加量は例えばG1となっている。音響効果の付加量を示すG1〜G10の各値の関係は、「G1≦G2・・・G9≦G10」となっている。
ラウドネス装置2には、操作者がボリュームボタンを操作して調整したボリューム調整値が、入力端子9を介して供給されている。ラウドネス装置2は、付加量記憶部10を参照することで、入力端子9を介して供給されるボリューム調整値に対応する付加量を検出する。そして、ラウドネス装置2は、付加量記憶部10から検出した付加量の音響効果を、イコライザ装置1からの音声信号に付加し、出力端子8を介して出力する。具体的には、ラウドネス装置2は、ボリューム調整値が大きいときには少量の音響効果を音声信号に付加し、ボリューム調整値が小さいときに多量の音響効果を音声信号に付加することで、人間の聴感度が悪い低域および高域を補強して出力する。
ここで、イコライザ装置1に入力される音声信号は、操作者がボリュームボタンを操作して調整したボリューム調整値に対応する音量である。しかし、イコライザ装置1に入力された音声信号は、周波数特性が調整されて出力される。このため、イコライザ装置1から出力される音声信号は、イコライザ装置1に入力される音声信号の音量とは異なる音量とされて出力される。
ラウドネス装置2は、操作者がボリュームボタンを操作して調整したボリューム調整値に対応する付加量の音響効果を、イコライザ装置1から供給された音声信号に付加する。このため、ラウドネス装置2は、イコライザ装置1により、ボリューム調整値に対応していない音量とされた音声信号に対して、ボリューム調整値に対応する付加量の音響効果を付加し、ラウドネス装置2の設計意図通りの最適な効果を得ることが困難となるおそれがある。
第1の実施の形態の音響調整装置では、イコライザ装置1に入力される前の音声信号を第1フィルタ部3に供給し、イコライザ装置1でイコライジング処理された後の音声信号を第2フィルタ部4に供給する。第1フィルタ部3および第2フィルタ部4は、図2を用いて説明したように、入力された音声信号を、いわゆるAカーブと呼ばれる聴感補正カーブのフィルタ特性でフィルタリング処理する。これにより、第1フィルタ部3および第2フィルタ部4は、イコライザ装置1に入力される前の音声信号、およびイコライザ装置1から出力された音声信号を、人間の聴感に合った音声信号に聴感補正し、差分検出部5に供給する。
差分検出部5は、第1フィルタ部3で聴感補正されたイコライザ装置1に入力される前の音声信号と、第2フィルタ部4で聴感補正された、イコライザ装置1がイコライジング処理した後の音声信号との音量差(ΔGEQ)を検出する。この音量差(ΔGEQ)は、イコライザ装置1のイコライジング処理による音声信号の音量の増加等の変化量と等価と見なすことができる。付加量補正部6は、ラウドネス装置2で音声信号に付加している音響効果の付加量を、差分検出部5で検出された音量差(ΔGEQ)に対応する付加量となるように補正する。
具体的には、実施の形態の音響調整装置には、図1に示すようにシフト量記憶部11が設けられている。図5は、シフト量記憶部11の模式図である。図5に示すように、シフト量記憶部11には、上述の各音量差(ΔGEQ)と、各音量差(ΔGEQ)に対応するシフト量とが関連付けられて記憶されている。シフト量は、現在のボリューム調整値に対応して付加されている音響効果の付加量を、他のボリューム調整値用の付加量に変更を指示する情報である。図5の例で説明すると、例えば音量差(ΔGEQ)が1dBの場合、音響効果の付加量のシフト量は「1」となる。シフト量が「1」であり、現在のボリューム調整値に対応して付加している音響効果の付加量がG2であった場合、ラウドネス装置2は、現在のボリューム調整値に対応して付加する音響効果の付加量をG3にシフト制御する。同様に、シフト量が「3」であり、現在のボリューム調整値に対応して付加している音響効果の付加量がG4であった場合、ラウドネス装置2は、現在のボリューム調整値に対応して付加する音響効果の付加量をG7にシフト制御する。なお、この例では、主に付加量のシフトアップ制御を説明したが、上述の各音量差(ΔGEQ)が−dBの場合、ラウドネス装置2は、現在のボリューム調整値に対応して付加している音響効果の付加量をシフトダウン制御する。
図1に示す付加量補正部6は、差分検出部5で検出された音量差(ΔGEQ)を用いて付加量補正部6を参照することで、上述のシフト量を検出してラウドネス装置2に通知する。ラウドネス装置2は、現在のボリューム調整値に対応して付加している音響効果の付加量を、通知されたシフト量となるようにシフト制御する。図6は、差分検出部5で検出された音量差(ΔGEQ)が例えば2dBであったため、現在のボリューム調整値に対応して付加している音響効果の付加量を、「2」シフト制御した例を示している。なお、図6に示すG11の付加量は、ボリューム調整値が「11」でボリュームゲインが「+1dB」の場合の付加量を示している。同様に、G12の付加量は、ボリューム調整値が「12」でボリュームゲインが「+2dB」の場合の付加量を示している。
以上の説明から明らかなように、第1の実施の形態の音響調整装置は、イコライジング処理する前の音声信号とイコライジング処理後の音声信号との音量差(ΔGEQ)を検出し、検出した音量差(ΔGEQ)で、現在のボリューム調整値に対応してラウドネス装置2で付加している音響効果の付加量を補正する。これにより、イコライザ装置1で音声信号が、現在のボリューム調整値とは異なる音量に調整された場合でも、ラウドネス装置2の音響効果の付加量を、イコライザ装置1で調整された音量に対応する付加量に補正できる。
このため、ボリューム調整値に連動せず、音声信号の音量を変更するイコライザ装置1と、ボリューム調整値に連動して付加する音響効果を変えるラウドネス装置2とを組み合わせて使用しても、ラウドネス装置2の設計意図通りの最適な音響効果を得ることができる。
また、第1フィルタ部3および第2フィルタ部4により、イコライザ装置1に供給する前および供給後の音声信号を、それぞれ聴感補正フィルタリング処理しているため、差分検出部5で、イコライザ装置1に供給する前および供給後の音声信号の聴感音量差(上述のΔGEQ)を検出することができる。そして、ラウドネス装置2の音響効果の付加量を、聴感音量差に応じて補正することができる。これにより、聴感上の音量を補正することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態となる音響調整装置の説明をする。この第2の実施の形態の音響調整装置は、イコライザ装置1の各設定パターンに対応する、ラウドネス装置2の音響効果の付加量のシフト量を予め計算してシフト量記憶部に記憶しておく。そして、イコライザ装置1の現在の設定パターンに対応するシフト量を、シフト量記憶部から検出し、ラウドネス装置2の音響効果の付加量を補正するものである。なお、第1の実施の形態と第2の実施の形態とでは、この点のみが異なる。このため、以下、両者の差異の説明のみ行い、重複した説明は省略する。
図7に、第2の実施の形態の音響調整装置のブロック図を示す。第2の実施の形態の音響調整装置は、図3を用いて説明したイコライザ装置1の各設定パターンと、各設定パターンに対応するラウドネス装置2の音響効果の付加量のシフト量とが、それぞれ関連付けされて記憶されたシフト量記憶部13を有する。また、第2の実施の形態の音響調整装置は、イコライザ装置1の現在の設定パターンに対応するシフト量を、シフト量記憶部13から検出し、ラウドネス装置2の音響効果の付加量を補正する付加量補正部12を有する。
このような第2の実施の形態の音響調整装置は、例えば操作者により音声信号を所望の周波数特性とする調整操作がなされると、イコライザ装置1から付加量補正部12に対して、現在の設定パターンを示す情報が供給される。付加量補正部12は、現在の設定パターンを示す情報を用いてシフト量記憶部13を参照することで、現在の設定パターンに対応するシフト量を検出する。
付加量補正部12からシフト量記憶部13に供給される、イコライザ装置1の現在の設定パターンを示す情報としては、イコライザ装置1から各周波数帯域の音量を示す情報を、設定パターンを示す情報として付加量補正部12に供給してもよい。または、イコライザ装置1が、操作者の調整操作に対応する設定パターンを検出し、検出した設定パターンを示す情報を付加量補正部12に供給してもよい。
イコライザ装置1から各周波数帯域の音量を示す情報を、設定パターンを示す情報として付加量補正部12に供給する場合、付加量補正部12内または付加量補正部12外に、各周波数帯域の音量設定と、音量設定毎に付した設定パターン番号とを記憶したパターン検出用記憶部を設ける。イコライザ装置1は、各周波数帯域の音量を示す情報を付加量補正部12に供給する。付加量補正部12は、イコライザ装置1から供給された各周波数帯域の音量を示す情報と合致する各周波数帯域の音量の設定パターンをパターン検出用記憶部から検出する。そして、付加量補正部12は、検出した各周波数帯域の音量の設定パターンに対応する設定パターン番号をパターン検出用記憶部から検出する。
これに対して、イコライザ装置1が、操作者の調整操作に対応する設定パターンを検出し、検出した設定パターンを示す情報を付加量補正部12に供給する場合、イコライザ装置1内またはイコライザ装置1外に、各周波数帯域の音量設定と、音量設定毎に付した設定パターン番号とを記憶したパターン検出用記憶部を設ける。この場合、イコライザ装置1は、操作者により調整操作された各周波数帯域の音量に合致する各周波数帯域の音量の設定パターンをパターン検出用記憶部から検出する。そして、イコライザ装置1は、検出した各周波数帯域の音量の設定パターンに対応する設定パターン番号をパターン検出用記憶部から検出する。イコライザ装置1は、パターン検出用記憶部から検出した設定パターン番号を、上述の設定パターンを示す情報として付加量補正部12に供給する。
なお、設定パターンとしては、少しでも異なる音量であれば、異なる設定パターン番号を付して管理してもよい。または、聴感上、同様の音響効果を得られる複数の設定パターンをまとめて同一の設定パターンとし、同じ設定パターン番号を付して管理してもよい。
次に、図8に、シフト量記憶部13の記憶内容を示す。シフト量記憶部13には、設定パターン毎に、それぞれ対応するラウドネス装置2の音響効果の付加量のシフト量が関連付けられて記憶されている。例えば、「1」の設定パターン番号の設定パターンには、シフト量を1段階分シフトアップすることを示す「1」のシフト量が関連付けられている。同様に、「6」の設定パターン番号の設定パターンには、シフト量を3段階分シフトアップすることを示す「3」のシフト量が関連付けられている。さらに、「n(n:nは10以上の自然数)」の設定パターン番号の設定パターンには、シフト量を9段階分シフトアップすることを示す「9」のシフト量が関連付けられている。
付加量補正部12は、上述のようにパターン検出用記憶部から検出した設定パターン番号、または、イコライザ装置1から供給された設定パターン番号を用いてシフト量記憶部13を参照する。そして、付加量補正部12は、シフト量記憶部13から、設定パターン番号に対応するシフト量を検出し、検出したシフト量をラウドネス装置2に通知する。なお、図8に示す例は、各設定パターンのうち、聴感上、同様の音響効果が得られる設定パターンに対して同じシフト量を割り当てている例である。この例の場合、「1」および「2」の設定パターン番号の設定パターンに対しては、「1」のシフト量が割り当てられている。同様に、「3」〜「5」の設定パターン番号の設定パターンに対しては、「2」のシフト量が割り当てられている。
ラウドネス装置2は、図6を用いて説明したように、現在のボリューム調整値に対応して付加している音響効果の付加量を、通知されたシフト量となるようにシフト制御する。これにより、イコライザ装置1で音声信号が、現在のボリューム調整値とは異なる音量に調整された場合でも、ラウドネス装置2の音響効果の付加量を、イコライザ装置1で調整された音量に対応する付加量に補正できる等、上述の第1の実施の形態と同じ効果を得ることができる。
また、第2の実施の形態の音響調整装置の場合、イコライザ装置1の各設定パターンに対応するシフト量を検出するためのシフト量記憶部13を設けるだけの簡単な構成で実現可能である。このため、回路構成簡単かつ安価に実現可能とすることができる。
上述の各実施の形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な各実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことも可能である。例えば、上述の各実施の形態は、調整値非連動部はイコライザ装置1であることとしたが、音声信号の音量を変化させる機能を有する機器であれば、イコライザ装置1以外の装置であってもよい。この場合でも、上述と同様の効果が得られる。各実施の形態および各実施の形態の変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 イコライザ装置(調整値非連動機能)
2 ラウドネス装置(調整値連動機能)
3 第1フィルタ部
4 第2フィルタ部
5 差分検出部
6 付加量補正部
7 入力端子
8 出力端子
9 入力端子
10 付加量記憶部
11 シフト量記憶部
12 付加量補正部
13 シフト量記憶部

Claims (4)

  1. ボリューム調整値に連動することなく、音声信号に音響効果を付加する調整値非連動部と、
    前記ボリューム調整値に連動した付加量の音響効果を、前記調整値非連動部により前記音響効果が付加された音声信号に付加する調整値連動部と、
    前記調整値非連動部に入力される音声信号、および前記調整値非連動部から出力される音声信号の差分を検出する差分検出部と、
    前記調整値連動部で前記ボリューム調整値に連動して前記音声信号に付加している音響効果の付加量が、前記差分検出部で検出された前記差分に対応した付加量となるように、前記差分に応じて前記調整値連動部に前記付加量の設定を行う付加量補正部と
    を有する音響調整装置。
  2. 前記調整値非連動部に入力される音声信号を、聴感補正カーブのフィルタ特性でフィルタリング処理する第1フィルタ部と、
    前記調整値非連動部から出力された音声信号を、聴感補正カーブのフィルタ特性でフィルタリング処理する第2フィルタ部とを、さらに備え、
    前記差分検出部は、前記第1フィルタ部からの音声信号および前記第2フィルタ部からの音声信号から、前記差分として聴感音量差の検出を行うこと
    を特徴とする音響調整装置。
  3. 前記調整値非連動部に入力される音声信号および前記調整値非連動部から出力された音声信号を、それぞれ聴感補正カーブのフィルタ特性でフィルタリング処理して差分を検出することで得た聴感音量差から生成された、前記調整値連動部が前記音声信号に付加している音響効果の付加量の補正量が、ボリューム調整値毎および前記調整値非連動部の設定パターン毎に記憶された記憶部を、さらに備え、
    前記付加量補正部は、ボリューム調整値および前記調整値非連動部の設定パターンに対応する補正量を前記記憶部から検出し、前記調整値連動部で、前記ボリューム調整値に連動して前記音声信号に付加している音響効果の付加量を、前記記憶部から検出した前記付加量補正部の前記補正量で補正すること
    を特徴とする請求項1に記載の音響調整装置。
  4. 調整値非連動部が、ボリューム調整値に連動することなく、音声信号に音響効果を付加して出力する第1付加ステップと、
    調整値連動部が、前記ボリューム調整値に連動した付加量の音響効果を、前記調整値非連動部により前記音響効果が付加された音声信号に付加する第2付加ステップと、
    差分検出部が、前記調整値非連動部に入力される音声信号、および前記調整値非連動部から出力される音声信号の差分を検出する差分検出ステップと、
    前記第2付加ステップで、前記ボリューム調整値に連動して前記音声信号に付加している音響効果の付加量を、前記差分検出ステップで検出された前記差分に対応した付加量に補正する付加量補正ステップと
    を有する音響調整方法。
JP2013253653A 2013-12-06 2013-12-06 音響調整装置、および音響調整方法 Active JP6160467B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013253653A JP6160467B2 (ja) 2013-12-06 2013-12-06 音響調整装置、および音響調整方法
PCT/JP2014/073100 WO2015083404A1 (ja) 2013-12-06 2014-09-02 音響調整装置、および音響調整方法
US15/169,885 US20160276994A1 (en) 2013-12-06 2016-06-01 Acoustic adjustment device and acoustic adjustment method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013253653A JP6160467B2 (ja) 2013-12-06 2013-12-06 音響調整装置、および音響調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015115615A true JP2015115615A (ja) 2015-06-22
JP6160467B2 JP6160467B2 (ja) 2017-07-12

Family

ID=53273182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013253653A Active JP6160467B2 (ja) 2013-12-06 2013-12-06 音響調整装置、および音響調整方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20160276994A1 (ja)
JP (1) JP6160467B2 (ja)
WO (1) WO2015083404A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017019498A3 (en) * 2015-07-24 2017-03-30 Sonos, Inc. Loudness matching

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10800433B2 (en) * 2018-09-14 2020-10-13 Honda Motor Co., Ltd. Seat haptic system and method of equalizing haptic output

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01198818A (ja) * 1988-02-03 1989-08-10 Pioneer Electron Corp 車載音響再生装置における自動ラウドネス補償装置
JP2003168940A (ja) * 2001-12-03 2003-06-13 Fujitsu Ten Ltd 音響調整装置
JP2013197905A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Pioneer Electronic Corp 音響装置、音量制御方法、音量制御プログラム及び記録媒体

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040042625A1 (en) * 2002-08-28 2004-03-04 Brown C. Phillip Equalization and load correction system and method for audio system
JP4894342B2 (ja) * 2006-04-20 2012-03-14 パナソニック株式会社 音響再生装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01198818A (ja) * 1988-02-03 1989-08-10 Pioneer Electron Corp 車載音響再生装置における自動ラウドネス補償装置
JP2003168940A (ja) * 2001-12-03 2003-06-13 Fujitsu Ten Ltd 音響調整装置
JP2013197905A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Pioneer Electronic Corp 音響装置、音量制御方法、音量制御プログラム及び記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017019498A3 (en) * 2015-07-24 2017-03-30 Sonos, Inc. Loudness matching
US9729118B2 (en) 2015-07-24 2017-08-08 Sonos, Inc. Loudness matching
US9893696B2 (en) 2015-07-24 2018-02-13 Sonos, Inc. Loudness matching

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015083404A1 (ja) 2015-06-11
US20160276994A1 (en) 2016-09-22
JP6160467B2 (ja) 2017-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9553554B2 (en) Signal processing device
JP5488389B2 (ja) 音響信号処理装置
US8351619B2 (en) Auditory sense correction device
JP5063528B2 (ja) ノイズキャンセルシステム
JP4887060B2 (ja) 騒音キャンセルヘッドフォン
WO2014087833A1 (ja) 歪み音補正補完装置および歪み音補正補完方法
JP5486665B2 (ja) 固定された位相応答を有するデジタル等化フィルタ
JP4185770B2 (ja) 音響装置および音響特性の変更方法および音響補正用プログラム
JP5223595B2 (ja) 音声処理回路及び音声処理方法
US10008997B2 (en) Filter generator, filter generation method, and filter generation program
JP6160467B2 (ja) 音響調整装置、および音響調整方法
WO2011148624A1 (ja) 音量振幅制限装置
JP5052460B2 (ja) 音量制御装置
JPWO2006093256A1 (ja) 音声再生装置及び方法、並びに、コンピュータプログラム
KR20080027152A (ko) 뮤트 회로
JP4558625B2 (ja) 騒音キャンセルヘッドフォン、及びその聴取方法
JP5002414B2 (ja) 聴覚感度補正装置
CN115696133A (zh) 均衡信号的方法以及调平均衡器
JP2008227681A (ja) 音響特性補正システム
JP6102360B2 (ja) チャンネルデバイダおよびこれを含む音声再生システム
JP4803193B2 (ja) オーディオ信号の利得制御装置および利得制御方法
TWI778724B (zh) 等化第一輸入訊號以產生等化器輸出訊號的方法以及調平等化器
JP2946884B2 (ja) 低音域特性補正回路
KR101009065B1 (ko) 보청기의 톤 컨트롤 회로
JP2006060761A (ja) セルフフィッティング補聴器のトーンコントロール回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6160467

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150