JP2015115054A - 監視制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電力系統制御等における二重監視制御装置間の監視制御システムにおいて、常用系親局と待機系親局間の専用の通信回線を不要とするシステムを提供する。【解決手段】異なる場所に設置されシステム管理を行う常用系親局20aと待機系親局20bと、これら親局に接続される複数の子局30が設けられ、常用系親局20aおよび待機系親局20bから発信される自局の運転モードを含むシステム管理情報が特定された1局の子局30を介して送信される。【選択図】図1

Description

この発明は、電力系統制御等における二重系監視制御装置間の監視制御システムに関するものであり、特に互いに離れた場所に設置された常用系モードと待機系モードとを備えた親局と通信回線を介して接続された子局間の構成制御に係るものである。
電力系統などにおいて、系統の信頼性確保のためその時点における電力系統の制御を担当する常用系と、常用系の異常発生時に代替して制御する待機系間で系の切り替えにおける信頼性を向上させ、ネットワークの通信障害等によって常用系と待機系間の故障情報の受け渡しができないときでも、常用系から待機系への切り替えを行う事ができる監視制御システムが従来より採用されている。
その1例として、対応する主計算機から該主計算機と操作卓との接続状態を示す操作卓接続状態情報と、該主計算機の入力したMP接続状態情報を入力する手段と、専用の通信線である系間リンク手段によって他系のシステム監視装置と繋がり、夫々の主計算機の運転モードと故障情報とを含むシステム管理情報を交換することによって、前記他系の主計算機のシステム管理情報を入力する手段と、前記入力した操作卓接続状態情報とMP接続状態情報とシステム管理情報とに基づいて運転モードを変更するか否かを判定し、その判定結果をもとに運転モード遷移指令を出力する手段と、を備え、前記各主計算機は、対応する夫々のシステム監視装置から出力された運転モード遷移指令による運転モードで動作するものであって、単に常用系と待機系の主計算機の間で故障情報のやり取りを行うのみでなく、その上位の装置である操作卓と夫々の主計算機との間の接続状態を加味して運転モードを変更するか否かを判定する技術が示されている(例えば、特許文献1参照)。
2008−299658号公報
しかしながら前記特許文献1に示された技術では、常用系と待機系との間に専用回線を設置する必要があり、コスト高の要因となるという問題点があり、さらには近年頻発する大規模な自然災害が発生した場合に必ずしも適切な対応を可能とするものではない。
例えば広範囲の地域にわたる大きな地震発生時や、集中豪雨に伴う河川の氾濫により、親局に相当する例えばA県に設置された常用系の電力系統中央制御室が被災によって全面的に動作不能状態に陥り、一方B県の親局である待機系の電力系統中央制御室の操作卓、および子局に相当するA県とB県内の複数の変電所の健全性が保持されているような場合、本来ならば常用系から待機系への切り替えが自動的に行える機能を有しているのにもかかわらず常用系の被災により、常用系と待機系の主計算機の間での故障のやりとりが不可能となることから、A県の親局を待機系とするとともにB県の親局を常用系へとするモード切り替えを自動的に行う事ができず、その結果災害復旧に手間取るという問題点がある。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであって、親局である常用系と待機系間の専用の通信回線の設置を不要とした監視制御システムを提供すること、および常用系と待機系の親局が子局を介して自系の親局の状態を他系の親局に送信可能とすることで、子局を介して自系の局の状態、他系の局の状態の授受を行う事ができる監視制御システムを提供することを目的とする。
第1の発明の監視制御システムは異なる場所に設置されシステム管理を行う常用系親局と待機系親局と、常用系親局および待機系親局に通信回線を介して接続される複数の子局とが設けられた監視制御システムにおいて、常用系親局および待機系親局から発信される自局の運転モードを含むシステム管理の情報が、複数の子局の内の特定された1局の子局を介して送信されるものである。
また、第2の発明の監視制御システムは異なる場所に設置されシステム管理を行う常用系親局と待機系親局と、常用系親局および待機系親局に通信回線を介して接続される子局とが設けられた監視制御システムにおいて、子局が、通信回線の異常発生現象を検出すると、待機系親局に対して常用系の運転モードに切り替えるように発信するととともに、待機系親局は常用系親局に対して、常用系の運転モードから待機系の運転モードに切り替えるよう子局を介して発信するものである。
また、第3の発明の監視制御システムは、異なる場所に設置されシステム管理を行う常用系親局と待機系親局と、常用系親局および待機系親局に通信回線を介して接続される複数の子局とが設けられた監視制御システムにおいて、複数の子局には、待機系親局に対して常用系の運転モードに切り替えるように発信する優先順位が設定されているとともに、子局であって優先順位に従う該当の子局が通信回線の異常発生現象を検出すると、待機系親局に対して常用系の運転モードに切り替えるように発信するとともに、待機系親局は常用系親局に対して常用系の運転モードから待機系の運転モードに切り替えるよう該当の子局を介して発信し、常用系親局、待機系親局および該当の子局に設けられた優先順位表示部には該当の子局に設定されている優先順位が表示されるものである。
第1の発明に係る監視制御システムは上記のような構成を採用しているので、遠隔分散設置された常用系親局と待機系親局間に専用の通信回線を設置しなくても必要な情報授受が行えて、系の監視制御が可能となる。
また、第2の発明に係る監視制御システムは上記のような構成を採用しているので、常用系親局からの通信が途絶えても、この異常発生情報を子局が検出して運転モードの切り替えを行うので監視制御が安定して継続できる。
また、第3の発明に係る監視制御システムは上記のような構成を採用しているので、常用系親局と待機系親局間に専用の通信回線を必要とせず、また子局が主体となって親局を管理し、安定した監視制御が可能となるという効果がある。
実施の形態1による監視制御システムを示すブロック図である。 実施の形態2による監視制御システムを示すブロック図である。 実施の形態3による監視制御システムを示すブロック図である。 実施の形態4による監視制御システムを示すブロック図である。 実施の形態5による監視制御システムを示すブロック図である。 実施の形態5のチャンネル接続を示す図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による監視制御システムを図に基づいて説明する。
図1は電力系統に用いられている監視制御システム100であって、遠隔分散設置され、その時点における電力系統のシステム管理を行う常用系親局20aと、この常用系親局20aの異常発生時に代替する待機系親局20bと、これに通信回線40a、40bを介して接続される子局30を示すブロック図である。尚、図1では後述するように特定の子局30のみを示しているが、図示以外には特定外の複数子局が設置されている。この監視制御システム100における常用系親局20aはA県、待機系親局20bはB県のそれぞれの電力系統の中央制御室に設置されており、子局30はA県、あるいはB県の各変電所に設置されている。常用系親局20aと待機系親局20bとは同一の構成要素が設けられており、常用系親局20aでもって以下に各構成要素の説明をする。常用系親局20aのCPU1には自局の運転モードを管理するモード管理部1aが設けられるとともに、このCPU1につながる運転モードの状態を表示する状態表示部2a、および子局30との間の回線I/F部3が設けられている。ここで常用系親局20aのモード管理部1aは、常用系つまりその時点における監視制御システム100を主体的に監視制御を行うよう予め設定されており、状態表示部2aには例えば「常用」と表示される。一方待機系親局20bのモード管理部1bはその時点において待機系であり、状態表示部2bには例えば「待機」と表示される。
子局30には、CPU31と回線I/F部34および入出力部32が設けられており、この入出力部32は監視制御対象の複数の電力用機器に接続されている。図1に示すように、常用系親局20aと子局30は通信回線40aで接続されまた、待機系親局20bと子局30は通信回線40bを介して接続されており、自系(自局)の運転モードこの場合、常用系親局20aが常用系の運転モードにあることを複数の子局の内、特定の1局の子局30を介して待機系親局20bに通信回線40bを介して送信される。これを受信する待機系親局20bのCPU1は自局が待機系であることを認知し、状態表示部2bに例えば「待機」と表示する。また、待機系親局20bは自局が待機系であることを子局30を介し常用系親局20aに通知する。
以上のような構成の監視制御システム100は、常用系親局20aと待機系親局20bとが離れた場所に設置され、これら親局は互いに子局30を介して、自系の親局状態を他系の親局に送信するので従来技術のように親局間に専用の通信回線を設置しなくても監視制御が可能になるという効果がある。
尚、この実施の形態1では子局を特定の1局の子局30である場合を示したが、前記特定の1局に加えて少なくとも他の1局も加えて介する場合、あるいは全ての子局であってもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では常用系親局20aと待機系親局20bとの間を特定の1局の子局30を経由して、各親局の運転モードに関する情報の送受信を行うものであったが、この実施の形態2では図2に示すように前述した特定の1局に代わって複数の子局の内の例えば特定された3局である第1の子局30a、第2の子局30b、第3の子局30cを経由して、各親局の運転モードに関する情報を送受信する機能を備えている。ここで図2に示す常用系親局20a、待機系親局20b、第1〜第3の子局30a〜30cの内部構成要素は、実施の形態1の図1と同様であるので図2においては記載を省略している。そして図2に示す如く常用系親局20aは通信回線40a−1を介して第1の子局30aと、通信回線40a−2で第2の子局30bと、通信回線40a−3で第3の子局30cに接続され、同様に待機系親局20bは通信回線40b−1、40b−2、40b−3でもってそれぞれ第1の子局30a〜第3の子局30cに接続されている。
このような構成を備えた監視制御システム100において、常用系親局20aが常用系の運転モードにあることを通信回線40a−1〜40b−3および第1の子局30a〜第3の子局30cを介して待機系親局20bに送信するとともに、待機系親局20bは待機系の運転モードにあることを通信回線40a−1〜40b−3および第1の子局30a〜第3の子局30cを介して常用系親局20aに送信しているので通信回線40a−1〜40b−3のいずれか1カ所または2カ所に異常現象が発生した場合であっても、前述した実施の形態1と同様に常用系親局20aと待機系親局20bの間では運転モードに関する情報の送受信を行うことが可能である。尚、設置された子局の数を3局の場合を示したが、これに代替し、多数の子局の内から特定された2〜6局である数局の子局であってもよい。また、運転モードのみを送受信することを述べたが、運転モードを含むシステム管理情報であってもよい。
実施の形態3.
次に実施の形態3について説明する。この実施の形態3では子局を介した親局間の運転モードを含むシステム管理情報の送受信に加え、子局が子局〜親局間の回線状態を監視し、異常を検出した場合は、待機系親局に異常を通知するものであり、待機系親局は子局からの回線異常通知を受信することにより、常用系親局へと運転モードの切り替えを行うものである。
例えば図3において、通信回線40a−1に異常現象が発生した場合に、第1の子局30aは待機系親局20bにその情報を送信し、これを受信する待機系親局20bは常用系に運転モードを切り替えるとともに、常用系親局20aに待機系の運転モードに切り替わるよう第2の子局30bを介して送信を行う。
尚、上記は通信回線40a−1に異常発生した場合であるが、常用系親局20aまたは待機系親局20bに異常現象が発生の場合であっても同様の切り替えができるものである。
この実施の形態3の動作を親局に異常現象が発生の場合と、子局向の通信回線に異常現象が発生の場合の2例について説明する。尚、図3では子局数を説明の都合上2局とした。図3において、まず親局に異常発生の場合を説明する。例えばA県とB県にわたる電力系統の監視制御システム100であって、広範囲の地域に大規模地震が発生し、A県の中央制御室に設置された常用系親局20aが動作不能となり、B県に設置の待機系親局20bおよびA県、B県内に設置された第1の子局30a、第2の子局30bには、何ら異常現象が発生していないような場合において、第1の子局30aのCPU31の異常検出部31bは常用系親局20aからの通信が途絶したことを検出し、回線切り替え部31aは、待機系親局20bに対して運転モードの切り替え指令信号を送信する。これを受信する待機系親局20bのモード管理部1bは運転モードを待機系から常用系に切り替えるとともに、状態表示部2bには「常用」と表示を行う。このように第1の子局30aは一方の親局である常用系親局20aに異常現象の発生を検出して待機系親局20bを常用系親局に切り替え信号を送信するので、電力系統の監視制御が継続して行える。
次に監視制御システム100において、例えば常用系親局20aと第1の子局30aとの間の通信回線40a−1に異常現象が発生した場合の動作を説明する。第1の子局30aのCPU1に設けられた異常検出部31bは通信回線40a−1の異常現象の発生を検出し、回線切り替え部31aは待機系親局20bのモード管理部1bに対して運転モードを待機系から常用系に切り替えるよう指令発信する。これを受信する待機系親局20bは常用系に切り替わるとともに状態表示部2bに「常用」と表示し、また子局向回線異常表示部4bに「通信回線40a−1異常」と表示する。さらに常用系の親局に切り替わった待機系親局20bは、第1の子局30a、第2の子局30bに対する親局としての機能を通信回線40b−1、40b−2を介して発揮するとともに、第2の子局30bを介する通信で常用系親局20aを待機系の運転モードに切り替わるよう指令発信し、これを受信する常用系親局20aのCPU1のモード管理部1aは運転モードを待機系に切り替え、状態表示部2aに「待機」と表示する。さらに子局向回線異常表示部4aには「通信回線40a−1異常」と表示を行う。このように、子局が子局〜親局間の通信回線の異常を検出することで常用系から待機系へと運転モードの切り替えを行っているが、これに加えて常用系の親局が子局との回線異常を検出することによって、常用系から待機系へと切り替えることも可能である。
以上説明したのは子局向の通信回線である通信回線40a−1に異常現象が発生した場合であったが、通信回線40b−1やその他の通信回線に異常現象が発生した場合であっても前述したことと同様の動作を行う。また、待機系親局20bが常用系の運転モードに切り替わった後に前述した如き異常現象が発生した場合であっても同様に動作する。このように親局あるいは通信回線に異常現象が発生した場合であっても、運転モードの切り替えが速やかに行えるとともに、通信回線に子局向回線異常表示部4a、4bに異常現象発生個所が表示されるので、系統全体における異常発生個所が速やかに判別し、冗長性を確保した監視制御システム100を提供することができる。
実施の形態4.
この実施の形態4も前述した実施の形態3と同様に子局が主体となって親局に指令を行うものである。
図4(A)は監視制御システム100の概略ブロック図であり、内部に設けられた構成要素の記載は省略している。
図4(B)に常用系親局20aおよび待機系親局20bの内部構成を示す。この常用系親局20aと待機系親局20bとは同一構成要素が、また図4(C)に示す第1の子局30a〜第3の子局30cも同一構成要素がそれぞれに設けられている。ここで常用系親局20aと待機系親局20bの構成は説明の都合上、常用系親局20aについて記述する。常用系親局20aにはCPU1、状態表示部2a、回線I/F部3、子局向回線異常表示部4a、優先順位表示部5aが、前述CPU1にはモード管理部1a、異常検出部1cが設けられている。さらに第1の子局30a〜第3の子局30cの内部構成はCPU31と入出力部32、回線I/F部34、優先順位表示部35が、前述CPU31には回線切り替え部31a、親局モード管理部33、異常検出部31bがそれぞれに設けられている。3つの子局は常用系親局20aもしくは待機系親局20bの2局に対して制御するための優先順位が予め設けられている。すなわち第1の子局30aには第1の優先順位が設定されており、この第1の子局30aの指令によって一方の親局が常用系親局20a、他方を待機系親局20bと設定される。そして第2の子局30bには親局設定の第2の優先順位が、第3の子局30cには第3の優先順位が設定されている。
次に動作について説明する。予め設定された第1の優先順位を有する第1の子局30aの優先順位表示部35には例えば「優先順位1」と表示されているとともに、CPU31の親局モード管理部33は、2つの親局に対して一方を常用系親局20aとし他方を待機系親局20bとする信号を発信する。これを通信回線40a−1を介して受信する一方の親局のモード管理部1aは常用系の親局として動作することを認知するとともに状態表示部2aに「常用」と表示し、常用系親局20aとしての優先順位表示部5aには「優先順位1」が表示されることによって、第1の子局30aの制御下に入ったことが判る。また通信回線40b−1を介して受信する他の親局のモード管理部1bは待機系の親局として動作することを認知し、状態表示部2bに「待機」と表示し、待機系親局20bとして優先順位表示部5bに「優先順位1」が表示されることによって第1の子局30aの制御下に入ったことが判る。そして第1の子局30aに何らかの異常現象が発生時には、順次第2の子局30bの指令によって前述の如き動作がなされる。このような構成を備えた実施の形態4は、常用系親局20aと待機系親局20b間に専用の通信回線を設置する必要がなく、コスト低減がはかれるとともに、前述の実施の形態3と同様に親局や通信回線に異常現象発生の対応を可能とするという効果がある。尚、この実施の形態4における子局数を第1の子局30a〜第3の子局30cの3局としたが監視制御システム100に設置されている子局全てであってもよく、また特定された3局であってもよい。
実施の形態5.
この実施の形態5は、常用系親局20aのCPU1のモード管理部(チャンネル単位)1a、および待機系親局20bのCPU1のモード管理部(チャンネル単位)1bに通信回線単位でモードを切り替えることが可能な構成を備えた監視制御システム100である。ここで図5(A)は監視制御システム100を示すブロック図であり、前述した図4(A)と同様に通信回線40a−1〜40b−3によって第1の子局30a〜第3の子局30cと常用系親局20aおよび待機系親局20bがそれぞれに接続されている。図5(B)は常用系親局20aと待機系親局20bの内部構成を示しており、図6で後述するチャンネル1〜チャンネル3の図示は省略している。図5(C)は第1の子局30a、第2の子局30b、第3の子局30cの内部構成を示しており、これら3局は同一構成要素が設けられている。図5(B)において、親局の説明として後述するモード管理部1a、1b以外の構成要素に係る説明は、常用系親局20aで代表して説明する。常用系親局20aにはCPU1、状態表示部2a、回線I/F部3、子局向回線異常表示部4aが設けられており、前記CPU1にはモード管理部(チャンネル単位)1aが設けられている。このモード管理部(チャンネル単位)1a以外の構成要素は前述した実施の形態4と同様の機能、動作を行うので説明を省略する。図5(C)に示す第1の子局30a〜第3の子局30cの構成要素は実施の形態4の優先順位表示部35を除いたもので、それ以外は実施の形態4と同様であるので説明を省略する。モード管理部(チャンネル単位)1aは第1の子局30a、第2の子局30b、第3の子局30cと子局単位(チャンネル単位)毎にモード切り替えを行う機能を有している。
図6に常用系親局20aおよび待機系親局20bに設けられたチャンネル21、チャンネル22、チャンネル23の3つのチャンネルと第1の子局30a〜第3の子局30cとの通信回線40a−1〜40b−3による接続状態を示す。図6から判るように常用系親局20a、待機系親局20bのチャンネル21には第1の子局30aが、チャンネル22には第2の子局30bが、チャンネル23には第3の子局30cがそれぞれ通信回線40a−1〜40b−3を介して接続されている。このような構成の動作を述べる。例えば常用系親局20aのチャンネル22と第2の子局30bに接続される通信回線40a−2に異常現象が発生した場合に第2の子局30bのCPU1の親局モード管理部33は、待機系親局20bに運転モード切り替えの信号を通信回線40b−2を介して発信し、これを受信する待機系親局20bのチャンネル22を介するCPU1のモード管理部(チャンネル単位)1bは常用系の親局と切り替わるよう動作する。自局(元の待機系親局20b)が常用系の親局に切り替わったことをチャンネル21の通信回線40b−1を介し第1の子局30aを経由して受信する常用系親局20aのCPU1のモード管理部(チャンネル単位)1aは待機系の親局となるようモードの切り替えを行う。以上述べたモード切り替え終了後の自局の状態は、それぞれの状態表示部2a、2bに表示を行う。このように実施の形態5では、例えば通信回線40a−2の異常発生に起因して派生するモード切り替えを該当する第2の子局30bと親局(常用系親局20a、待機系親局20b)との間についてのみ、つまりチャンネル22についての信号の授受を行えばよく、モード切り替え要因のない第1の子局30a、第3の子局30cには何ら影響を与えなく運転が継続可能であるという効果に加え、例に通信回線40a−1〜40b−3の二重故障が発生した場合においても監視制御システム100の稼働性の向上がはかれる。
以上述べた実施の形態1〜実施の形態5では、常用系親局20aと待機系親局20bをそれぞれ1局としたものであったが、必ずしも1局とは限らず複数局であってもよく、また第1の子局30a〜第3の子局30cの数も上記実施の形態に限定されるものではない。
尚、この発明はその発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することができる。
1 CPU、1a,1b モード管理部、1c 異常検出部、
2a,2b 状態表示部、4a,4b 子局向回線異常表示部、20a 常用系親局、
20b 待機系親局、30 子局、30a 第1の子局、30b 第2の子局、
30c 第3の子局、31 CPU、31a 回線切り替え部、31b 異常検出部、
33 親局モード管理部、35 優先順位表示部、
40a,40b,40a−1〜40b−3 通信回線、100 監視制御システム。

Claims (7)

  1. 異なる場所に設置されシステム管理を行う常用系親局と待機系親局と、前記常用系親局および前記待機系親局に通信回線を介して接続される複数の子局とが設けられた監視制御システムにおいて、前記常用系親局および前記待機系親局から発信される自局の運転モードを含む前記システム管理の情報が、前記複数の子局の内の特定された1局の子局を介して送信されることを特徴とする監視制御システム。
  2. 異なる場所に設置されシステム管理を行う常用系親局と待機系親局と、前記常用系親局および前記待機系親局に通信回線を介して接続される子局とが設けられた監視制御システムにおいて、前記子局が、前記通信回線の異常発生現象を検出すると、前記待機系親局に対して常用系の運転モードに切り替えるように発信するとともに、前記待機系親局は前記常用系親局に対して、常用系の運転モードから待機系の運転モードに切り替えるよう前記子局を介して発信することを特徴とする監視制御システム。
  3. 異なる場所に設置されシステム管理を行う常用系親局と待機系親局と、前記常用系親局および前記待機系親局に通信回線を介して接続される複数の子局とが設けられた監視制御システムにおいて、前記複数の子局には、前記待機系親局に対して常用系の運転モードに切り替えるように発信する優先順位が設定されているとともに、前記子局であって前記優先順位に従う該当の子局が前記通信回線の異常発生現象を検出すると、前記待機系親局に対して常用系の運転モードに切り替えるように発信するとともに、前記待機系親局は前記常用系親局に対して常用系の運転モードから待機系の運転モードに切り替えるよう前記該当の子局を介して発信し、前記常用系親局、前記待機系親局および前記該当の子局に設けられた優先順位表示部には前記該当の子局に設定されている優先順位が表示されることを特徴とする監視制御システム。
  4. 前記常用系親局および前記待機系親局から発信される自局の運転モードを含む前記システム管理の情報が前記複数の子局内の特定された前記1局の子局に加えて、少なくとも他の1局の子局も介して送信されることを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
  5. 前記子局が検出する前記異常発生現象は、前記常用系親局の異常発生現象であることを特徴とする請求項2に記載の監視制御システム。
  6. 前記常用系親局および前記待機系親局に設けられた子局向回線異常表示部には、子局向の前記通信回線において異常現象を発生した通信回線が表示されることを特徴とする請求項2に記載の監視制御システム
  7. 前記通信回線は、前記常用系親局、前記待機系親局および前記子局に設けられたチャンネル単位で接続されており、前記チャンネル単位の切り替えは前記常用系親局および前記待機系親局に設けられたモード管理部によってなされるとともに、前記チャンネル単位で接続される前記子局との間で前記運転モードの切り替え指令が送信されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の監視制御システム。
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