JP2007233586A - 二重化制御装置及び二重化制御方法 - Google Patents

二重化制御装置及び二重化制御方法 Download PDF

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博 篠崎
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Abstract

【課題】運用系として動作している情報処理装置が制御不能な状態となっても、二重化の切り替えを簡易に行うことが可能な二重化制御装置及び二重化制御方法を提供すること。
【解決手段】サーバ1a,1bは、各々通信機器2a,2bを介してネットワークに接続されている。制御機器3は、通信機器2a,2bにおける通信の接続/遮断の切り替えを制御する。待機系として動作しているサーバ1bは、運用系として動作しているサーバ1aにおける異常を検出すると、制御機器3に通信機器2aの通信遮断を要求する。通信機器2aの通信が遮断されると、サーバ1aはネットワークから切り離される。サーバ1bは、運用系IPアドレスを自身に設定して系の切り替えを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、二重化制御装置及び二重化制御方法に関する。
サーバ/クライアントシステムでは、システムの信頼性や可用性を向上することを目的として、二台のサーバを用いてサーバの二重化構成を採用したものがある。このような二重化システムでは、二台のサーバの一方が運用系として動作しつつ、他方が待機系として動作する。そして、各々のサーバが互いのサーバの動作状態を監視し、運用系のサーバに異常が検出された場合には、待機系のサーバを運用系へと切り替えるものである。
特許文献1には、二重化サーバのIP(Internet Protocol)アドレス割り当て方法が記載されている。このIPアドレス割当方法では、サーバに、運用IPアドレスと、各々のサーバ固有のIPアドレスとの3つのアドレスが用いられる。運用サーバは運用IPアドレスで運用状態に、待機サーバは自身の固有IPアドレスで待機状態になる。そして、待機サーバが運用サーバに切り替わるとき、運用IPアドレスを引継ぐものである。
また、特許文献2には、主処理を行うメイン処理部及びLANの制御を行うLAN制御部を有する情報処理装置を複数備え、各情報処理装置が相手装置と装置間通信を行う情報処理システムが記載されている。
図10は、特許文献2に記載された情報処理システムの概要説明図である。正常時には、端末#Aはホスト#1のLAN制御部#1内の通信資源#1を経由してホスト#1内のメイン処理部#1へフレームを通知している。端末#Bは、ホスト#2に設けたLAN制御部#2内の通信資源#4を経由してホスト#2内のメイン処理部#2へフレームを通知している。この時、LAN制御部#1はメイン処理部#1とLAN制御部#1間の異常検出部による異常検出処理を行う。LAN制御部#2は、メイン処理部#2とLAN制御部#2間の異常検出部による異常検出処理を行う。
異常時には、LAN制御部#1の異常検出部の機能により、メイン処理部#1と通信資源#1間の接続切れを検出する。そして、LAN制御部フレーム(ERROR)により、通信資源#1、#3を経由してメイン処理部#2へフレームを通知する。また、LAN制御部#2の異常検出部の機能により、メイン処理部#2と通信資源#2間の接続切れを検出し、LAN制御フレーム(ERROR)により、通信資源#4、#2を経由してメイン処理部#1へフレームを通知する。
特開平10−105424号公報 特開2001−007817号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された二重化サーバにあっては、運用サーバがハングアップしたときのように、運用サーバにネットワークから制御できない障害が発生し、運用IPアドレスを開放できないような状態に陥った場合、保守員が障害が起きているサーバの電源を落としたりしてネットワークから切り離し、待機サーバに運用系の切り替えを手作業で行う必要がある。したがって、障害発生時には、保守員が、サーバが設置されている場所に到着して運用系の切り替えを行うまで、サーバシステムが停止してしまい、可用性が低下してしまうという事情がある。
また、上記特許文献2に記載された情報処理システムにあっては、ホスト装置の異常を検出したときにフレームの転送制御を行うといった、非常に複雑で高機能なLAN制御部がホスト装置に必須な構成となる。すなわち、この制御を行うための特別なLAN制御部を含む装置が必要となるため、システムの導入に比較的高額なコストを要し、また、ファームウェアの開発や、バージョンアップ等の管理対象が多いため、システムの保守に要するコストがかさんでしまうという事情がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、運用系として動作している情報処理装置が制御不能な状態となっても、二重化の切り替えを簡易に行うことが可能な二重化制御装置及び二重化制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1に、ネットワークに接続された複数の情報処理装置の各々が運用系又は待機系として動作する二重化システムに用いられ、前記ネットワークへ接続する通信部を有する前記情報処理装置に設けられ、第1の情報処理装置が待機系として動作しているとき、運用系として動作している第2の情報処理装置の異常を監視する異常監視部と、前記異常監視部により前記第2の情報処理装置の異常が検出されたとき、前記第2の情報処理装置と前記ネットワークとの間に設けられて前記ネットワークへの通信の接続又は遮断を切り替え可能な通信切替装置に対して、当該通信の遮断を要求する制御信号を出力する通信制御部と、前記通信制御部による前記制御信号の出力後に、前記ネットワーク上で前記第2の情報処理装置を識別するための前記第2の情報処理装置に割り当てられる運用系識別情報を、前記第1の情報処理装置の前記通信部に設定する識別情報設定部とを備える二重化制御装置が提供されるものである。
この構成により、運用系として動作している第2の情報処理装置の異常が検出された場合、第2の情報処理装置とネットワークとの通信接続を制御する通信切替装置に対して通信接続の遮断を要求することで、運用系として動作している情報処理装置が制御不能な状態となっても、その情報処理装置をネットワークから簡単な構成を用いて切り離すことができる。そして、運用系として動作する情報処理装置に割り当てられる運用系識別情報を、第1の情報処理装置に設定することで、容易に二重化の切り替えを行うことができる。
本発明は、第2に、上記第1に記載の二重化制御装置であって、前記異常監視部は、前記第2の情報処理装置から送信された異常通知を受信したときに、前記第2の情報処理装置の異常を検出する二重化制御装置が提供されるものである。
この構成により、第2の情報処理装置から異常通知が送信されたときに、運用系として動作する情報処理装置に異常が発生したと認識し、二重化の切り替えを行うことができる。
本発明は、第3に、上記第1又は2に記載の二重化制御装置であって、前記異常監視部は、前記第2の情報処理装置に対して応答を要求する監視信号を送信し、前記第2の情報処理装置から応答が得られないときに、前記第2の情報処理装置の異常を検出する二重化制御装置が提供されるものである。
この構成により、第2の情報処理装置から監視信号の応答が得られないときに、運用系として動作する情報処理装置に異常が発生したと認識し、二重化の切り替えを行うことができる。
本発明は、第4に、上記第3に記載の二重化制御装置であって、前記異常監視部は、前記第2の情報処理装置から応答が得られないときに、更に、前記通信部と前記ネットワークとの接続が正常か否かを確認して正常であると判断したときに、前記第2の情報処理装置の異常を検出する二重化制御装置が提供されるものである。
この構成により、第1の情報処理装置の接続に異常がないことを確認してから、運用系として動作する情報処理装置とネットワークとの接続を制御する通信切替装置に対して、通信遮断要求を送信するので、二重化切り替えの動作を正確に行うことができる。
本発明は、第5に、上記第1ないし4のいずれかに記載の二重化制御装置であって、前記異常監視部は、前記通信制御部による前記遮断要求の出力後、前記運用系識別情報が、前記ネットワークに存在するか否かを判定し、前記識別情報設定部は、前記ネットワークに前記運用系識別情報が存在しないことが確認されたときに、前記運用系識別情報を前記通信部に設定する二重化制御装置が提供されるものである。
この構成により、運用識別情報がネットワーク上に存在しないことを確認してから、第1の情報処理装置を運用系として動作させるので、二重化切り替えの動作を正確に行うことができる。
本発明は、第6に、上記第1ないし5のいずれかに記載の二重化制御装置であって、前記異常検出部は、前記ネットワークへの接続開始時に、前記運用系識別情報が、前記ネットワークに存在するか否かを判定し、前記識別情報設定部は、前記運用系識別情報が前記ネットワークに存在しない場合は、前記運用系識別情報を前記通信部に設定し、前記運用系識別情報が前記ネットワークに存在する場合は、前記ネットワーク上で前記第1の情報処理装置を識別するための前記第1の情報処理装置に割り当てられる待機系識別情報を前記通信部に設定する二重化制御装置が提供されるものである。
この構成により、情報処理装置がネットワークに接続するときに、第1の情報処理装置が動作すべき系を自動的に判定して設定することができるので、障害が発生した情報処理装置の復旧や、情報処理装置を新規に追加することによる二重化システムの構築等を、容易に行うことができる。
本発明は、第7に、上記第1ないし6のいずれかに記載の二重化制御装置であって、前記異常検出部は、前記第1の情報処理装置が運用系として動作しているとき、前記第1の情報処理装置のアプリケーションの動作を監視し、異常が検出されたときには前記第2の情報処理装置へ異常通知を行う二重化制御装置が提供されるものである。
この構成により、第1の情報処理装置に異常が発生したときに、第2の情報処理装置へ通知するので、速やかに二重化切り替えを行うことができる。
本発明は、第8に、ネットワークに接続された複数の情報処理装置の各々が運用系又は待機系として動作する二重化システムに用いられ、前記ネットワークへ接続する通信部と、上記第1ないし7のいずれかに記載の二重化制御装置と、前記二重化制御装置と前記ネットワークとの通信の接続又は遮断を切り替え可能な通信切替装置とを備え、前記通信切替装置は、前記第2の情報処理装置に設けられた二重化制御装置からの制御信号に基づいて、前記ネットワークとの通信接続を切り替える情報処理装置が提供されるものである。
この構成により、運用系として動作している第2の情報処理装置の異常が検出された場合、第2の情報処理装置に設けられた通信切替装置に対して通信接続の遮断を要求することで、運用系として動作している情報処理装置が制御不能な状態となっても、その情報処理装置をネットワークから切り離すことができる。そして、運用系として動作する情報処理装置に割り当てられる運用系識別情報を、第1の情報処理装置に設定することで、容易に二重化の切り替えを行うことができる。また、情報処理装置に、ネットワークとの通信接続を切り替え可能な通信切替装置を備えているので、二重化システムを簡素化して構築することができる。
本発明は、第9に、ネットワークに接続され、各々が運用系又は待機系として動作する情報処理装置と、前記ネットワークと、前記複数の情報処理装置の各々との間に設けられる複数の通信切替装置とを備え、前記複数の情報処理装置の各々は、上記第1ないし7のいずれかに記載の二重化制御装置を有し、前記通信切替装置の各々は、前記二重化制御装置から出力される制御信号に基づいて、前記情報処理装置と前記ネットワークとの間の通信の接続又は遮断の切り替えを行う二重化システムが提供されるものである。
この構成により、各情報処理装置とネットワークとの接続を、通信切替装置を用いて制御可能であるので、運用系として動作している情報処理装置が制御不能な状態となっても、その情報処理装置をネットワークから切り離すことができ、また、簡易な構成で二重化切り替えシステムを構築することができる。
本発明は、第10に、上記第9に記載の二重化システムであって、前記通信切替装置は、前記情報処理装置と前記ネットワークとの間の通信を行う通信機器と、前記情報処理装置からの制御信号に基づいて、前記通信機器の電源の切り替えを制御する制御機器とを有し、前記通信切替装置は、前記電源制御装置からの電源の切り替えにより、前記情報処理装置と前記ネットワークとの間の通信の接続又は遮断の切り替えを行う二重化システムが提供されるものである。
この構成により、通信機器の電源制御を行うことにより、各情報処理装置とネットワークとの通信の接続又は遮断を切り替えるので、簡易な構成で二重化切り替えシステムを構築することができる。
本発明は、第11に、ネットワークに接続する通信部を有する複数の情報処理装置の各々が運用系又は待機系として動作する二重化システムに用いられ、前記ネットワークへ接続する通信部を有する前記情報処理装置の二重化制御方法であって、第1の情報処理装置が待機系として動作しているとき、運用系として動作している第2の情報処理装置の異常を監視するステップと、前記第2の情報処理装置の異常が検出されたとき、前記第2の情報処理装置と前記ネットワークとの間に設けられて前記ネットワークへの通信の接続又は遮断を切り替え可能な通信切替装置に対して、当該通信の遮断を要求する制御信号を出力するステップと、前記制御信号の出力後に、前記ネットワーク上で前記第2の情報処理装置を識別するための前記第2の情報処理装置に割り当てられる運用系識別情報を、前記第1の情報処理装置の前記通信部に設定するステップとを有する二重化制御方法が提供されるものである。
この方法により、運用系として動作している第2の情報処理装置の異常が検出された場合、第2の情報処理装置とネットワークとの通信接続を制御する通信切替装置に対して通信接続の遮断を要求することで、運用系として動作している情報処理装置が制御不能な状態となっても、その情報処理装置をネットワークから簡単な構成を用いて切り離すことができる。そして、運用系として動作する情報処理装置に割り当てられる運用系識別情報を、第1の情報処理装置に設定することで、容易に二重化の切り替えを行うことができる。
本発明は、第12に、上記第11に記載の二重化制御方法であって、前記第2の情報処理装置の異常を監視するステップでは、前記第2の情報処理装置から送信された異常通知を受信したときに、前記第2の情報処理装置の異常を検出する二重化制御方法が提供されるものである。
この方法により、第2の情報処理装置から異常通知が送信されたときに、運用系として動作する情報処理装置に異常が発生したと認識し、二重化の切り替えを行うことができる。
本発明は、第13に、上記第11又は12に記載の二重化制御方法であって、前記第2の情報処理装置の異常を監視するステップは、前記第2の情報処理装置に対して応答を要求する監視信号を送信するステップを有し、前記第2の情報処理装置から応答が得られないときに、前記第2の情報処理装置の異常を検出する二重化制御方法が提供されるものである。
この方法により、第2の情報処理装置から監視信号の応答が得られないときに、運用系として動作する情報処理装置に異常が発生したと認識し、二重化の切り替えを行うことができる。
本発明は、第14に、上記第11ないし13のいずれかに記載の二重化制御方法であって、前記ネットワークへの接続開始時に、前記運用系識別情報が、前記ネットワークに存在するか否かを判定するステップと、前記運用系識別情報が前記ネットワークに存在しない場合は、前記運用系識別情報を前記通信部に設定し、前記運用系識別情報が前記ネットワークに存在する場合は、待機系として動作する情報処理装置に割り当てられる待機系識別情報を前記通信部に設定するステップとを更に有する二重化制御方法が提供されるものである。
この方法により、情報処理装置がネットワークに接続するときに、第1の情報処理装置が動作すべき系を自動的に判定して設定することができるので、障害が発生した情報処理装置の復旧や、情報処理装置を新規に追加することによる二重化システムの構築等を、容易に行うことができる。
本発明は、第15に、コンピュータに、第11ないし第14のいずれかに記載の各ステップを実行させる二重化制御プログラムが提供されるものである。
本発明は、第16に、上記第15に記載の二重化制御プログラムが記録された記録媒体が提供されるものである。
このプログラム及び記録媒体により、二重化用の特別なハードウェアを持たないコンピュータを、運用系として動作している情報処理装置が制御不能な状態となっても、容易に二重化の切り替えを行うことができる二重化システムを構築する情報処理装置として動作させることができる。
本発明によれば、運用系として動作している情報処理装置が制御不能な状態となっても、二重化の切り替えを簡易に行うことが可能な二重化制御装置及び二重化制御方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係る二重化システムついて、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、二重化される情報処理装置の一例として、サーバ/クライアントシステムにおけるサーバについて説明するが、種々の情報処理装置に適用可能である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る二重化システムの主要な構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の二重化システムは、一方が運用系、他方が待機系として動作する2台のサーバ1a,1bと、サーバ1a,1bに各々接続された2台の通信機器2a,2bと、通信機器2a,2bの通信状態の切り替えを制御する制御機器3と、スイッチ4と、ルータ5とを備える。この二重化システムの各構成要素はLAN(Local Area Network)を通じて接続され、互いにIPベースで通信を行うことが可能である。なお、通信機器2a,2b及び制御機器3は、通信切替装置の一例として動作する。
サーバ1aは、通信部11aと、記憶部12aと、CPU13aとを有する。同様に、サーバ1bは、通信部11bと、記憶部12bと、CPU13bとを有する。
通信部11a,11bはそれぞれ、通信線L1a,L1bを介して通信機器2a,2bへ接続されている。記憶部12a,12bはそれぞれ、メモリやハードディスク等を有して構成される。そして、記憶部12a,12bには、アプリケーションプログラムや、二重化制御プログラムが記憶されている。
CPU13a,13bはそれぞれ、所定のプログラムによって動作するプロセッサを主体に構成される。なお、記憶部12a,12bに記憶されているアプリケーションプログラム及び二重化制御プログラムはそれぞれCPU13a,13bで実行され、それぞれアプリケーション処理部(以下、APL処理部という)14a,14b、二重化制御部15a,15bとして機能する。なお、二重化制御部15a,15bは、アプリケーション処理部14a,14bと独立して動作するものである。
通信機器2a,2bはそれぞれ、信号線L1a,L1bを介して接続されたサーバ1a,1bと、信号線L2a,L2bを介して接続されたスイッチ4との間に挿入され、制御機器3からの制御に基づいて、サーバ1a,1bと他の装置との間の通信を接続又は遮断する。
制御機器3は、信号線L3を介してスイッチ4に接続されると共に、電源線Pa,Pbを介して通信機器2a,2bに接続される。そして、サーバ1a,1bから送信されるIP信号の制御指示に基づいて、通信機器2a,2bに対する電源供給のON/OFFを切り替える。これにより、通信機器2a,2bにおける通信の接続/遮断が制御される。なお、通信機器2a,2bの通信接続制御方法は、電源制御に限られるものではない。
スイッチ4は、例えばハブであり、信号線L2a介して通信機器2aに、信号線L2bを介してL2bに、信号線L3を介して制御機器3に、信号線L4を介してルータ5にそれぞれ接続され、IP信号に含まれる宛先に応じて信号経路を切り替える。ルータ5は、サーバの二重化システムと、クライアントシステム等に接続するネットワークへ信号線L5を介して接続される。
上記の二重化システムにおいて、ネットワーク上でサーバに割り当てられる識別情報として、運用系識別情報の一例である、運用系として動作するサーバ(以下、正サーバという)に割り当てるIPアドレス(以下、正サーバアドレスという)と、待機系識別情報の一例である、待機系として動作するサーバに割り当てられるIPアドレス(以下、副サーバアドレスという)とを用意し、サーバ1a,1bは、自身の動作すべき系のIPアドレスを通信部11a,11bに設定する。これにより、二重化の系の切り替えが行われ、正サーバとして動作するサーバが物理的に変更されたとしても、クライアントシステム等で、正サーバのIPアドレスを変更せずに通信を継続することが可能となる。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る二重化制御部の機能構成を示すブロック図である。なお、二重化制御部15a,15bは同様の機能を有するので、図2では、二重化制御部15として説明する。なお、以下の説明において、二重化制御部15に設けられた各要素が、二重化制御部15a,15bに設けられた場合には、それぞれ符号の末尾に「a」,「b」が付されるものとする。
図2に示すように、二重化制御部15は、異常監視切替部151と、通信制御部152と、障害通知部153と、データコピー部154と、アプリケーション監視部(以下、APL監視部という)155とを有する。
異常監視切替部151は、正サーバ・副サーバ間の相互の異常を監視する異常監視部の機能と、通信部11に対するIPアドレスを設定する識別情報設定部の機能とを有する。通信制御部152は、異常監視切替部151からの指示に基づいて制御機器3に対して制御信号を送信することにより、相手のサーバに接続された通信機器2の通信接続を制御する。
障害通知部153は、正サーバに障害が発生して系の切り替えが行われたときに、障害が発生したことや系の切り替えが行われたことを、予め定められた宛先へ通知する電子メール等を生成し、クライアントシステム等へ通知する。データコピー部154は、正サーバ・副サーバ間のデータの共有化を行うため、正サーバから副サーバへのデータのコピーを行う。APL監視部155は、自身のサーバで実行されているAPL処理部14の動作を監視し、異常が発生したときに異常監視切替部151へ通知する。
以上説明した二重化システムについて、その動作を説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係る二重化システムにおける、通常時の動作を示すシーケンス図である。なお、この例において、サーバ1aが正サーバ、サーバ1bが副サーバとして動作しているものとする。また、スイッチ4の図示は省略されている。
図3に示すように、サーバ1aの通信部11aには正サーバアドレスが、サーバ1bの通信部11bには副サーバアドレスが設定されている。また、通信機器2a,2bは電源ON状態であり、サーバ1a,1bとネットワークとの通信が接続されている。
副サーバとして動作しているサーバ1bの二重化制御部15bの異常監視切替部151bは、正サーバの状態を監視するための監視信号をUDP(User Datagram Protocol)パケット等で生成し、通信部11bを介して正サーバ宛に送信する(ステップS301)。サーバ1bから送信された監視信号は、通信機器2b,通信機器2aを介して正サーバとして動作するサーバ1aの通信部11aに到達し、異常監視切替部151aは通信部11aから監視信号を受信する(ステップS302)。
異常監視切替部151aは、監視信号に対する応答である監視応答信号をUDPパケット等で生成し、通信部11aを介して副サーバ宛に送信する(ステップS303)。サーバ1aから送信された監視信号は、通信機器2a,通信機器2bを介して副サーバとして動作するサーバ1bの通信部11bに到達し、異常監視切替部151bは通信部11bから監視信号を受信する(ステップS304)。これにより、異常監視切替部151bは、正サーバの状態を把握することができる。
また、正サーバとして動作しているサーバ1aのデータコピー部154aは、記憶部12aに記憶された、例えばAPL処理部14aにより逐次更新されているデータを取得し、通信部11aを介して副サーバ宛に送信する(ステップS305)。サーバ1aから送信されたデータは、通信機器2a,通信機器2bを介して副サーバとして動作するサーバ1bの通信部11bに到達し、データコピー部154bは通信部11bからデータを受信する(ステップS306)。データコピー部154bは、受信したデータを記憶部12bに記憶する。これにより、正サーバ・副サーバ間にてデータの共有化を図ることができる。
なお、上記の監視信号の送受信、及びデータ転送処理は、通常時の処理として繰り返し独立して行われる。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る二重化システムにおける、異常時の動作の第1例を示すシーケンス図である。図4では、正サーバが自身で異常を検出した場合の例について説明する。なお、この例において、サーバ1aが正サーバ、サーバ1bが副サーバとして動作しているものとする。また、スイッチ4の図示は省略されている。
図4に示すように、サーバ1aの通信部11aには正サーバアドレスが、サーバ1bの通信部11bには副サーバアドレスが設定されている。また、通信機器2a,2bは電源ON状態であり、サーバ1a,1bとネットワークとの通信が接続されている。
正サーバ1aのAPL監視部155aは、APL処理部14aにおけるアプリケーション処理の異常を監視する。そして、APL処理部14aに障害が発生し、APL監視部155aが、APL処理部14aにおける障害の復旧が不可能であると判断すると、異常検出信号を異常監視切替部151aに出力する(ステップS401)。
異常監視切替部151aは、APL監視部155aからの異常検出信号を受信すると、自身を副サーバに、及び副サーバとして動作しているサーバを正サーバに切り替えることを要求する切替要求を、通信部11aを介して副サーバ宛に送信する(ステップS402)。
サーバ1aから送信されたサーバ切替要求は、通信機器2a,通信機器2bを介して副サーバとして動作するサーバ1bの通信部11bに到達し、異常監視切替部151bは通信部11bからサーバ切替要求を受信する。
異常監視切替部151bは、通信部11bに設定されているIPアドレスを、副サーバアドレスから、正サーバアドレス及び副サーバアドレスとは異なるダミーのIPアドレス(以下、ダミーアドレスという)に変更する(ステップS403)。
サーバ1aでは、ステップS402にてサーバ切替要求が送信されると、異常監視切替部151aはping(Packet Internet Grouper)等を実行して、ネットワーク上に副サーバアドレスが存在するか否かを確認する確認信号を、通信部11aを介して送信する(ステップS404)。
ステップS404にて送信された確認信号は、通信機器2a,2bを介して通信部11bに到達する。通信部11bは、自身に副サーバアドレスが設定されていれば、確認信号に対する応答をサーバ1aへ送信する。また、ステップS403において行われたダミーアドレスへの変更が終了していれば、確認信号に対する応答を送信しない。
そして、異常監視切替部151aは、送信した確認信号に対する応答があるか否かを判定する(ステップS405)。確認信号に対する応答があれば(ステップS405のNO)、異常監視切替部151aは、サーバ1bにてダミーアドレスへの切り替えが完了していないと判断し、ステップS404へ戻って副サーバアドレスの存在確認を行う。
一方、確認信号に対する応答が返ってこなければ(ステップS405のYES)、異常監視切替部151aは、サーバ1bの通信部11bのIPアドレスがダミーアドレスに変更されてネットワーク上に副サーバアドレスが存在しないと判定し、通信部11aに設定されているIPアドレスを、正サーバアドレスから副サーバアドレスへ変更する(ステップS406)。これにより、サーバ1aは副サーバとして動作する。
サーバ1bでは、ステップS403にてIPアドレスがダミーアドレスに変更されると、異常監視切替部151bはping等を実行して、ネットワーク上に正サーバアドレスが存在するか否かを確認する確認信号を、通信部11bを介して送信する(ステップS407)。
ステップS407にて送信された確認信号は、通信機器2b,2aを介して通信部11aに到達する。通信部11aは、正サーバアドレスが設定されていれば確認信号に対する応答をサーバ1bへ送信し、ステップS406において行われた副サーバへの変更が終了していれば、応答を送信しない。
そして、異常監視切替部151bは、送信した確認信号に対する応答があるか否かを判定する(ステップS408)。確認信号に対する応答があれば(ステップS408のNO)、異常監視切替部151bは、サーバ1aにて副サーバアドレスへの切り替えが完了していないと判断し、再度正サーバアドレスの存在確認を行う。
但し、異常監視切替部151bがサーバ1aからステップS402にて送信されたサーバ切替要求を受信してから所定時間経過しても、ステップS407にて送信した正サーバアドレスの確認信号に対する応答が返ってきた場合、サーバ1aの通信部11aは動作しているものの、記憶部12aやCPU13aに障害が発生して副サーバアドレスへ変更できない状態に陥ったと判断することができる。この場合、サーバ1aの通信部11aに正サーバアドレスが設定されたまま制御できない状態、すなわち正サーバアドレスがネットワーク上は存在し続ける状態になるので、サーバ1bは、通信部11bに正サーバアドレスを設定することができない、すなわち、正サーバへの切り替えができないことなる。この場合、図5に示すステップS506へ進み、系の切り替え処理を行う。なお、その処理の詳細は後述する。
ステップS408において、確認信号に対する応答が返って来なければ(ステップS408のYES)、異常監視切替部151bは、サーバ1aの通信部11aのIPアドレスが副サーバに変更されてネットワーク上に正サーバアドレスが存在しないと判定し、通信部11bに設定されているIPアドレスを、ダミーアドレスから正サーバアドレスへ変更する(ステップS406)。これにより、サーバ1bが正サーバとして動作することができる。
異常監視切替部151bは、サーバ1bにおいて正サーバへの切り替えが完了すると、障害通知部153に、障害通知を行う指示信号を出力する(ステップS410)。障害通知部153bは、異常監視切替部151bからの指示に基づいて、サーバ1aにて障害が発生したこと、及びサーバ1bが正サーバとなる系の切り替えが完了したことを、予め定められた宛先へ通知する電子メール等の障害通知を生成する。このように生成された障害通知は、通信部11b、通信機器2b、ルータ5を介して、指定された宛先へ送信される。
このように、正サーバにて異常が発生した場合に、自身の異常を検出して副サーバへ異常通知を行うことにより、サーバの切り替えを行うことができる。
なお、本実施の形態の説明では、副サーバのIPアドレスを一旦ダミーアドレスにして切り替える動作で説明したが、正サーバのIPアドレスを一旦ダミーアドレスとして切り替えるものや、正サーバと副サーバの両方のIPアドレスを一旦ダミーアドレスとして切り替えるものであっても、二重化の切り替えを行うことができる。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る二重化システムにおける、異常時の動作の第2例を示すシーケンス図である。図5では、正サーバの通信部に正サーバアドレスが設定されたまま変更できない場合の例について説明する。なお、この例において、サーバ1aが正サーバ、サーバ1bが副サーバとして動作しているものとする。また、スイッチ4の図示は省略されている。
図5に示すように、サーバ1aの通信部11aには正サーバアドレスが、サーバ1bの通信部11bには副サーバアドレスが設定されている。また、通信機器2a,2bは電源ON状態であり、サーバ1a,1bとネットワークとの通信が接続されている。
サーバ1bの異常監視切替部151bは、正サーバの状態を監視するための監視信号を、通信部11bを介して正サーバ宛に送信する(ステップS501)。サーバ1bから送信された監視信号は、通信機器2b,通信機器2aを介して正サーバとして動作するサーバ1aの通信部11aに到達する。しかし、サーバ1aの記憶部12a又はCPU13aに障害が発生しているので、異常監視切替部151aが正常に動作せず、監視信号に対する監視応答信号を送信することができない。
サーバ1bの異常監視切替部151bは、監視信号に対する監視応答信号が返ってこないと、自身のサーバ1bの動作又はサーバ1bからネットワークへの経路に異常がないかどうかを確認するために、ping等を実行して、自身のサーバに割り当てられている副サーバアドレスの存在確認信号を、通信部11bを介して送信する(ステップS502)。サーバ1bが正常にネットワークに接続されていれば、ルータ5から確認応答が返ってくる(ステップS503)。
ステップS501において送信した監視信号への応答がなく、かつ自身のサーバ1bが正常にネットワークに接続されていることが確認されると、サーバ1aに何らかの異常が発生していると考えられる。そこで、異常監視切替部151bはping等を実行して、ネットワーク上に正サーバアドレスが存在するか否かを確認する確認信号を、通信部11bを介して送信する(ステップS504)。
ステップS504において送信された確認信号に対する応答が返ってこなければ、サーバ1aにおいて少なくとも通信部11aに障害が発生したり、サーバ1aからネットワークに接続する経路に異常が発生したりして、正サーバアドレスがネットワーク上に存在しない状態となっている。このような場合には、サーバ1bが正サーバアドレスを使用して正サーバとして動作することが可能となるので、図4に示すステップS409に進み、系の切り替えを行うことができる。
一方、図5に示す例では、正サーバアドレスが設定されている通信部11aは動作しているので、異常監視切替部151bから送信された確認信号に対して確認応答信号を送信する(ステップS505)。確認応答信号は、通信機器2a,2bを介してサーバ1bの通信部11bに到達し、異常監視切替部151bは通信部11bから受信する。
このように、ステップS504において送信した確認信号に対して確認応答信号が検出されたときや、図4におけるステップS408がNOとなったときのように、正サーバ(サーバ1a)に、ハングアップ等のネットワークから制御できない障害が起きて、正サーバアドレスを開放できないような障害に陥った場合、正サーバアドレスがネットワーク上は存在し続ける状態になるので、サーバ1bは、通信部11bに正サーバアドレスを設定することができない。
そこで、異常監視切替部151bは、正サーバをネットワークから切り離す指示を通信制御部152bに出力する(ステップS506)。通信制御部152bは、異常監視切替部151bからの指示に基づいて、通信機器2aの電源をOFFにして通信を遮断する要求を制御機器3に送信する(ステップS507)。この遮断要求は、通信部11b、通信機器2bを介して制御機器3へ到達する。
制御機器3は、通信制御部152bからの遮断要求に基づいて、通信機器2aの電源をOFFに切り替える(ステップS508)。このようにして、通信機器2aにおいて通信を遮断することにより、サーバ1aがネットワークから切り離されるので、正サーバアドレスがネットワーク上に存在しなくなり、サーバ1bが正サーバとして動作することが可能となる。
異常監視切替部151bは、ステップS507にて遮断要求を送信した後に、ネットワーク上に正サーバアドレスが存在するか否かを確認する確認信号を、通信部11bを介して送信する(ステップS509)。通信機器2aの電源がOFFになっていれば、正サーバアドレスがネットワーク上に存在しないので、確認信号に対する確認応答信号が返って来ない。
異常監視切替部151bは、正サーバアドレスがネットワーク上に存在しないことを確認してから、通信部11bに設定されているIPアドレスを、副サーバアドレスから正サーバアドレスに変更する(ステップS510)。そして、図4のステップS410及びステップS411と同様に、予め定められた宛先へ障害通知を行う(ステップS511,S512)。このようにして、サーバ1bが正サーバとして動作することができる。
このような手順により、正サーバにフリーズ、I/Oエラー、カーネルパニック等の障害が発生して、正サーバアドレスを開放できない場合においても、通信機器や制御機器を用いた簡単な構成で二重化切り替えを行うことができる。
なお、図5に示す例では、異常監視切替部151bは、ステップS506の正サーバ遮断指示を、ステップS504の後やステップS408(図4)の正サーバアドレス確認後に行う場合について説明した。ただし、図4に点線で示すように、異常監視切替部151bが、サーバ1aから送信されたサーバ切替要求(ステップS402)を受信したとき、ステップS506に進んで正サーバ遮断指示を行ってもよい。すなわち、副サーバは、正サーバから異常が通知されたら、正サーバに接続された通信機器の通信を遮断することによりネットワークから切り離し、互いのサーバでアドレスを切り替える動作を行うことなく、自身のサーバを正サーバアドレスに切り替えるのみで、二重化の切り替えを行うことができる。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る二重化システムにおける、ネットワーク接続時の動作を示すシーケンス図である。この例では、図5に示すサーバ1aのような障害が発生したサーバを復旧させた後や、サーバを二重化システムに新たに追加するとき等、サーバがネットワークに接続するときの動作について説明する。
図6に示すように、サーバ1a及び通信機器2aが電源OFFになっている状態から、まず、通信機器2aの電源をONにして、通信可能状態とする。その後、サーバ1aが起動されると(ステップS602)、通信部11aは、まず正サーバアドレスがネットワーク上に存在するか否かを、通信機器2aを介して検索する(ステップS603)。
正サーバアドレスがネットワーク上に存在しなければ(ステップS604のYES)、通信部11aは自身のIPアドレスを正サーバアドレスに設定し(ステップS605)、サーバ1aは正サーバ1aとして動作する。正サーバアドレスがネットワーク上に存在しない場合の例としては、二重化システムを新しく構築するときに正サーバがまだ存在していない場合等が挙げられる。
一方、正サーバアドレスがネットワーク上に存在している場合(ステップS604のNO)、通信部11aは、自身のIPアドレスを暫定的なIPアドレス(以下、暫定アドレスという)に設定する(ステップS606)。なお、正サーバアドレスがネットワーク上に存在する場合の例としては、既に他のサーバが正サーバとして動作している場合が挙げられ、ここでは、サーバ1bが正サーバとして動作している場合について説明する。
通信部11aに暫定アドレスが設定されると、異常監視切替部151aは、副サーバアドレスの存在を確認する確認信号を通信部11a及び通信機器2aを介してネットワークに送信し(ステップS607)、この確認信号に対する確認応答信号を監視して副サーバアドレスが存在する否かを判定する(ステップS608)。
副サーバアドレスがネットワーク上に存在しなければ(ステップS608のYES)、異常監視切替部151aは、通信部11aに設定されているIPアドレスを、暫定アドレスから副サーバアドレスに変更する(ステップS609)。その後、異常監視切替部151aは、正サーバへ、必要となるソフトウェア、データ、設定等の情報を要求するデータコピー要求を、通信部11aを介して送信する(ステップS610)。
正サーバとして動作しているサーバ1bのデータコピー部154bは、副サーバとして動作しているサーバ1aからのデータコピー要求を受信すると、要求されている情報を記憶部12bから読み出して、通信部11bを介して副サーバへ送信する(ステップS611)。サーバ1aのデータコピー部154aは、データコピー部154bから受信したデータを記憶部12aに記憶させる。これにより、サーバ1bを正サーバ、サーバ1aを副サーバとした二重化システムの監視状態が開始される。
このような本発明の第1の実施形態によれば、正サーバに異常が発生したときに、副サーバから、正サーバに接続された通信機器を制御することにより、正サーバをネットワークから切り離すことができる。すなわち、正サーバがハングアップ、I/Oエラー、フリーズ等に陥り、正サーバアドレスを保持したまま、副サーバやネットワークに接続された装置からリモートで制御不能な状態となっても、副サーバから自動的に正サーバをネットワークから切り離し、系の切り替えを行ってシステムの運用を継続することができる。したがって、保守員が、ハングアップした正サーバを手動で切り替えるまでシステムが停止することを防ぐことができるので、システム全体の可用性を向上することができる。
ここで、通信機器や通信機器を制御する制御機器は、通信の接続/遮断を制御することが可能な構成であれば良いので、安価な機器を使用することができる。また、二重化プログラムは、アプリケーションとは独立して動くものであり、どのハードでもOSでも対応が可能である。さらに、全てIPベースで動作可能となるので、サーバにメンテナンスポートを設けたりする必要はなく、システムを簡易に、安価に構築することができ、様々なシステムへの拡張性が大きく、特別なハードウェア構成や信号線を必要としない。
したがって、正サーバがリモートで制御不能な状態となっても、簡単で安価な構成を用いて、正サーバをネットワークから切り離し、容易に二重化の切り替えを行うことができる。また、例えば、最初は1台のサーバで導入されたシステムでも、2台目のサーバを設置して、制御機器と通信機器と、サーバの二重化ソフトの導入だけで簡単に二重化ができる。このように、二重化システム導入を柔軟に行うことができる。
また、このように高度なクラスターシステムや、特殊なハードウェアを使用する必要がなく、また、障害のあったサーバはネットワークから切り離されるので、保守作業は、最低限必要な二重化プログラムとプレインストールされたディスク、またはハードの交換という、単純作業で済ませることが可能であり、保守や交換要員に高度なスキルを要求する必要がない。
更に、障害が発生したサーバは、通信機器により通信が遮断されてネットワークから切り離されているだけであり、サーバ自体の電源を落とす必要がない。したがって、サーバは、障害が発生したそのままの状態で保たれるので、メンテナンス上重要なコンソールのメッセージを残すことができる。
なお、障害が発生したサーバ自体の電源を落とすことで、ネットワークから強制的に切り離すことも可能であるが、その場合、サーバには大きな電源が用いられる場合が多いので、電源制御に注意する必要がある。一方、本実施形態では、通信機器の電源を遮断するだけであるので、障害が発生したサーバを、ネットワークから容易に切り離すことができる。
以上説明したように、この二重化システムを導入することで、24時間運用されているサーバシステムを全体としての可用性をあげることができるために、24時間の保守体制を強化することなく、また、夜間の保守契約の待機要員を大幅に増やすことなく対応を可能とする。
例えば、大量の分散された、無人環境で動くサーバシステムを安全に停止させない状態で運用するためには、安価で、簡易な2重化システムが必要であり、設置件数が増えても保守費がそれほど増えない仕組みが必要である。本実施形態の二重化システムは、このような無人分散化するサーバシステムのニーズを満たすことが可能である。
なお、上述した二重化システムに、サーバ間でのデータの共有又はバックアップ等、サーバ切替時のデータを一致させておく仕組み(共有ディスク、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)等)を付加し、この仕組みと連動させることで、システムとしての可用性を更に向上させてもよい。
(第2の実施形態)
図7は本発明の第2の実施形態に係る二重化システムの主要な構成を示すブロック図である。図7において、第1の実施形態で説明した図1と重複する部分については同一の符号を付す。
図7に示すように、本実施形態の二重化システムにおいて、通信機器2a,2bと、制御機器3とを有する通信制御機器20が設けられている。すなわち、通信制御機器20は、通信機器2a,2bと通信機器3とを一つにまとめたハードウェアとして構成されている。
このような本発明の第2の実施形態によれば、サーバのほかに設置すべき機器を一つのハードウェアにまとめられているので、接続すべき電源線や信号線の数を減少させることができるので、より簡素に二重化システムを構築することができる。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3の実施形態に係る二重化システムの主要な構成を示すブロック図であり、図9は、本発明の第3の実施形態に係る二重化システムに用いられるサーバの一部を示す説明図である。図8及び図9において、第1の実施形態で説明した図1と重複する部分については同一の符号を付す。
図8に示すように、サーバ30a,30bは、通信部11a,11b、記憶部12a,12b、及びCPU13a,13bの他に、通信機器2a,2b及び制御機器3a,3bを有して構成されている。
図9に示すように、サーバ30には、通信機器2に接続されるn個(nは1以上の整数)のポート32と、制御機器3に接続されるポート33とが設けられている。一方のサーバは、他方のサーバをネットワークから切り離す場合、他方のサーバに設けられている制御機器に対して、遮断要求を指示する制御信号を行う。制御機器3は制御ポート33から入力される制御信号に基づいて、通信機器2の各ポート32又は全体の通信の遮断・復旧を行う。
このような本発明の第3の実施形態によれば、通信機器や制御機器をサーバに内蔵させているので、接続すべき電源線や信号線の数を減少させることができ、より簡素に二重化システムを構築することができる。
本発明の二重化制御装置及び二重化制御方法は、運用系として動作している情報処理装置が制御不能な状態となっても、二重化の切り替えを簡易に行うことが可能な効果を有し、サーバの二重化システム等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る二重化システムの主要な構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る二重化制御部の機能構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態に係る二重化システムにおける、通常時の動作を示すシーケンス図 本発明の第1の実施形態に係る二重化システムにおける、異常時の動作の第1例を示すシーケンス図 本発明の第1の実施形態に係る二重化システムにおける、異常時の動作の第2例を示すシーケンス図 本発明の第1の実施形態に係る二重化システムにおける、ネットワーク接続時の動作を示すシーケンス図 本発明の第2の実施形態に係る二重化システムの主要な構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態に係る二重化システムの主要な構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態に係る二重化システムに用いられるサーバの一部を示す説明図 情報処理システムの一例を示す概要説明図
符号の説明
1,1a,1b,30,30a,30b サーバ
2,2a,2b 通信機器
3,3a,3b 制御機器
4 スイッチ
5 ルータ
11,11a,11b 通信部
12,12a,12b 記憶部
13,13a,13b CPU
14,14a,14b アプリケーション処理部
15,15a,15b 二重化制御部
20 通信制御機器
151,151a,151b 異常監視切替部
152,152a,152b 通信制御部
153,153a,153b 障害通知部
154,154a,154b データコピー部
155,155a,155b アプリケーション監視部
L1a,L1b,L2,L2a,L2b,L3,L3a,L3b,L4,L5 信号線
Pa,Pb 電源線

Claims (16)

  1. ネットワークに接続された複数の情報処理装置の各々が運用系又は待機系として動作する二重化システムに用いられ、前記ネットワークへ接続する通信部を有する前記情報処理装置に設けられ、
    第1の情報処理装置が待機系として動作しているとき、運用系として動作している第2の情報処理装置の異常を監視する異常監視部と、
    前記異常監視部により前記第2の情報処理装置の異常が検出されたとき、前記第2の情報処理装置と前記ネットワークとの間に設けられて前記ネットワークへの通信の接続又は遮断を切り替え可能な通信切替装置に対して、当該通信の遮断を要求する制御信号を出力する通信制御部と、
    前記通信制御部による前記制御信号の出力後に、前記ネットワーク上で前記第2の情報処理装置を識別するための前記第2の情報処理装置に割り当てられる運用系識別情報を、前記第1の情報処理装置の前記通信部に設定する識別情報設定部と
    を備える二重化制御装置。
  2. 請求項1に記載の二重化制御装置であって、
    前記異常監視部は、前記第2の情報処理装置から送信された異常通知を受信したときに、前記第2の情報処理装置の異常を検出する二重化制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の二重化制御装置であって、
    前記異常監視部は、前記第2の情報処理装置に対して応答を要求する監視信号を送信し、前記第2の情報処理装置から応答が得られないときに、前記第2の情報処理装置の異常を検出する二重化制御装置。
  4. 請求項3に記載の二重化制御装置であって、
    前記異常監視部は、前記第2の情報処理装置から応答が得られないときに、更に、前記通信部と前記ネットワークとの接続が正常か否かを確認して正常であると判断したときに、前記第2の情報処理装置の異常を検出する二重化制御装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の二重化制御装置であって、
    前記異常監視部は、前記通信制御部による前記遮断要求の出力後、前記運用系識別情報が、前記ネットワークに存在するか否かを判定し、
    前記識別情報設定部は、前記ネットワークに前記運用系識別情報が存在しないことが確認されたときに、前記運用系識別情報を前記通信部に設定する二重化制御装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の二重化制御装置であって、
    前記異常検出部は、前記ネットワークへの接続開始時に、前記運用系識別情報が、前記ネットワークに存在するか否かを判定し、
    前記識別情報設定部は、前記運用系識別情報が前記ネットワークに存在しない場合は、前記運用系識別情報を前記通信部に設定し、前記運用系識別情報が前記ネットワークに存在する場合は、前記ネットワーク上で前記第1の情報処理装置を識別するための前記第1の情報処理装置に割り当てられる待機系識別情報を前記通信部に設定する二重化制御装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の二重化制御装置であって、
    前記異常検出部は、前記第1の情報処理装置が運用系として動作しているとき、前記第1の情報処理装置のアプリケーションの動作を監視し、異常が検出されたときには前記第2の情報処理装置へ異常通知を行う二重化制御装置。
  8. ネットワークに接続された複数の情報処理装置の各々が運用系又は待機系として動作する二重化システムに用いられ、
    前記ネットワークへ接続する通信部と、
    請求項1ないし7のいずれか一項に記載の二重化制御装置と、
    前記二重化制御装置と前記ネットワークとの通信の接続又は遮断を切り替え可能な通信切替装置と
    を備え、
    前記通信切替装置は、前記第2の情報処理装置に設けられた二重化制御装置からの制御信号に基づいて、前記ネットワークとの通信接続を切り替える情報処理装置。
  9. ネットワークに接続され、各々が運用系又は待機系として動作する情報処理装置と、
    前記ネットワークと、前記複数の情報処理装置の各々との間に設けられる複数の通信切替装置と
    を備え、
    前記複数の情報処理装置の各々は、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の二重化制御装置を有し、
    前記通信切替装置の各々は、前記二重化制御装置から出力される制御信号に基づいて、前記情報処理装置と前記ネットワークとの間の通信の接続又は遮断の切り替えを行う二重化システム。
  10. 請求項9に記載の二重化システムであって、
    前記通信切替装置は、前記情報処理装置と前記ネットワークとの間の通信を行う通信機器と、前記情報処理装置からの制御信号に基づいて、前記通信機器の電源の切り替えを制御する制御機器とを有し、
    前記通信切替装置は、前記電源制御装置からの電源の切り替えにより、前記情報処理装置と前記ネットワークとの間の通信の接続又は遮断の切り替えを行う二重化システム。
  11. ネットワークに接続する通信部を有する複数の情報処理装置の各々が運用系又は待機系として動作する二重化システムに用いられ、前記ネットワークへ接続する通信部を有する前記情報処理装置の二重化制御方法であって、
    第1の情報処理装置が待機系として動作しているとき、運用系として動作している第2の情報処理装置の異常を監視するステップと、
    前記第2の情報処理装置の異常が検出されたとき、前記第2の情報処理装置と前記ネットワークとの間に設けられて前記ネットワークへの通信の接続又は遮断を切り替え可能な通信切替装置に対して、当該通信の遮断を要求する制御信号を出力するステップと、
    前記制御信号の出力後に、前記ネットワーク上で前記第2の情報処理装置を識別するための前記第2の情報処理装置に割り当てられる運用系識別情報を、前記第1の情報処理装置の前記通信部に設定するステップと
    を有する二重化制御方法。
  12. 請求項11に記載の二重化制御方法であって、
    前記第2の情報処理装置の異常を監視するステップでは、前記第2の情報処理装置から送信された異常通知を受信したときに、前記第2の情報処理装置の異常を検出する二重化制御方法。
  13. 請求項11又は12に記載の二重化制御方法であって、
    前記第2の情報処理装置の異常を監視するステップは、前記第2の情報処理装置に対して応答を要求する監視信号を送信するステップを有し、前記第2の情報処理装置から応答が得られないときに、前記第2の情報処理装置の異常を検出する二重化制御方法。
  14. 請求項11ないし13のいずれか一項に記載の二重化制御方法であって、
    前記ネットワークへの接続開始時に、前記運用系識別情報が、前記ネットワークに存在するか否かを判定するステップと、
    前記運用系識別情報が前記ネットワークに存在しない場合は、前記運用系識別情報を前記通信部に設定し、前記運用系識別情報が前記ネットワークに存在する場合は、待機系として動作する情報処理装置に割り当てられる待機系識別情報を前記通信部に設定するステップと
    を更に有する二重化制御方法。
  15. コンピュータに、請求項11ないし14のいずれか一項に記載の各ステップを実行させる二重化制御プログラム。
  16. 請求項15に記載の二重化制御プログラムが記録された記録媒体。
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