JP2015114903A - 情報処理装置、画像処理システム、情報処理装置におけるデータ表示方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、画像処理システム、情報処理装置におけるデータ表示方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが直感的に画像データの選択を行うことができ、ユーザの画像データ選択作業の手間を軽減する。
【解決手段】画像データを受け入れるデータ入力部と、複数の操作位置を備え、操作された操作位置にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力する入力指示装置からの入力信号を受け入れる指示入力部と、画像データを表示装置の表示画面上に表示するための表示画面生成用信号を出力する表示出力部とを有する情報処理装置において、入力指示装置の操作位置に対応する表示画面の位置に、画像データを特定するための特定画像を表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第1の表示制御部を設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像データを表示装置に表示させるための情報処理装置、画像処理システム、情報処理装置におけるデータ表示方法及びプログラムに関する。
PC(Personal Computer)を含む情報処理装置の記憶部に、デジタルスチルカメラやスマートフォンなどの撮像装置で撮像した画像データを格納しておき、この情報処理装置において画像データを閲覧する技術は知られている。情報処理装置において画像データを閲覧する形態として、画像データをその撮像日時データ順等の一定の規則に従って配列して順に選択し、あるいはランダムに選択し、1つの画像データを所定時間だけ表示したら次の画像データ表示に移行する、いわゆるスライドショー表示と呼ばれる閲覧形態が知られている。
このような、情報処理装置の記憶部に格納された画像データ、言い換えればユーザ所有の画像データをスライドショー表示する際に、ユーザが指定した順序に従ってスライドショー表示を行う技術が知られている(例えば特許文献1〜3参照)。
特開2006−186932号公報 特開2011−77957号公報 特開2007−256971号公報
しかしながら、上述した従来の技術においては、画像データの選択は、画像データを一覧表示した状態で、情報処理装置に備えられた十字キー等により画像データ選択箇所を示すカーソルを移動させる等の作業が必要であったので、ユーザが所望する画像データを選択するまでにカーソル移動作業を延々と行うことがあり得、その作業が手間であった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、ユーザが直感的に画像データの選択を行うことができ、ユーザの画像データ選択作業の手間を軽減することの可能な情報処理装置、画像処理システム、情報処理装置におけるデータ表示方法及びプログラムの提供を目的の一つとしている。
本発明は、画像データを受け入れるデータ入力部と、複数の操作位置を備え、操作された操作位置にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力する入力指示装置からの入力信号を受け入れる指示入力部と、画像データを表示装置の表示画面上に表示するための表示画面生成用信号を出力する表示出力部とを有する情報処理装置に適用される。そして、入力指示装置の操作位置に対応する表示画面の位置に、画像データを特定するための特定画像を表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第1の表示制御部と、第1の表示制御部が生成した表示画面生成用信号に基づいて表示装置が特定画像を表示している状態で入力信号を指示入力部が受け入れたら、操作された操作位置に対応して表示された特定画像により特定された画像データを表示対象として指定する指定部と、指定部により指定された画像データを、指定部により指定された順に表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第2の表示制御部とを設けることにより、上述の課題の少なくとも一つを解決している。
第1の表示制御部は、入力指示装置の操作位置に対応する表示画面の位置に、画像データを特定するための特定画像を表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成している。従って、ユーザは、表示画面の特定画像を見ながら、表示画面上における特定画像の表示位置に対応して、入力指示装置を操作位置に操作することができる。
また、本発明は、画像データが格納された記憶部と、複数の操作位置を備え、操作された操作位置にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力する入力指示装置からの入力信号を受け入れる入力部と、画像データを表示装置の表示画面上に表示するための表示画面生成用信号を出力する出力部とを有する情報処理装置に適用される。そして、入力指示装置の操作位置に対応する表示画面の位置に、画像データを特定するための特定画像を表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第1の表示制御部と、第1の表示制御部が生成した表示画面生成用信号に基づいて表示装置が特定画像を表示している状態で入力信号を入力部が受け入れたら、操作された操作位置に対応して表示された特定画像により特定された画像データを表示対象として指定する指定部と、指定部により指定された画像データを、指定部により指定された順に表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第2の表示制御部とを設けることにより上述の課題の少なくとも一つを解決している。
ここで、少なくとも一つの画像データがグループに関連付けられて記憶部内に格納されている場合、第1の表示制御部は、少なくとも一つのグループに関連付けられた画像データについて、この画像データを特定するための特定画像を表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成することが好ましい。
また、画像データが、この画像データが撮像された際の撮像時刻データが関連付けられて記憶部内に格納されている場合、第1の表示制御部は、所定の時間範囲内に撮像時刻データが存在する画像データについて、この画像データを特定するための特定画像を表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成することが好ましい。
また、情報処理装置に画像データを撮像時刻データの順に配列する配列部を設けた場合、第1の表示制御部は、配列部により配列された順に、画像データを特定するための特定画像を表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成することが好ましい。
さらに、情報処理装置に互いに異なる複数の検索キーを用いて画像データを検索する検索部を設けた場合、第1の表示制御部は、検索部の検索結果に基づいて、特定の検索キーにより検索された画像データを特定するための特定画像を、表示画面のそれぞれ異なる位置に表示させるための表示画面生成用信号を生成することが好ましい。
さらに、第2の表示制御部は、指定部により指定された画像データを、指定部により画像データが指定された時間間隔に基づいて順に表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成することが好ましい。
さらに、入力指示装置が複数の操作部を備え、操作された操作部にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力する場合、第1の表示制御部は、操作部に対応する表示画面の位置に、画像データを特定するための特定画像を表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成し、指定部は、入力信号を入力部が受け入れたら、操作された操作部に対応して表示された特定画像により特定された画像データを表示対象として指定することが好ましい。
また、本発明は、画像データが格納された記憶部と、複数の操作位置を備え、操作された操作位置にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力する操作部とを有する入力指示装置、及び入力指示装置から画像データを受け入れるデータ入力部と、入力指示装置からの入力信号を受け入れる指示入力部と、画像データを表示装置の表示画面上に表示するための表示画面生成用信号を出力する表示出力部とを有する情報処理装置を備えた画像処理システムに適用される。そして、情報処理装置に、入力指示装置の操作位置に対応する表示画面の位置に、画像データを特定するための特定画像を表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第1の表示制御部と、第1の表示制御部が生成した表示画面生成用信号に基づいて表示装置が特定画像を表示している状態で入力信号を指示入力部が受け入れたら、操作された操作位置に対応して表示された特定画像により特定された画像データを表示対象として指定する指定部と、指定部により指定された画像データを、指定部により指定された順に表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第2の表示制御部とを設けることにより、上述の課題の少なくとも一つを解決している。
また、本発明は、画像データが格納された記憶部と、複数の操作位置を備え、操作された操作位置にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力する入力指示装置からの入力信号を受け入れる入力部と、画像データを表示装置の表示画面上に表示するための表示画面生成用信号を出力する出力部とを有する情報処理装置におけるデータ表示方法に適用される。そして、入力操作部の操作位置に対応する表示画面の位置に、画像データを特定するための特定画像を表示装置に表示するための表示画面生成用信号を生成する工程と、表示装置が特定画像を表示している状態で入力信号を入力部が受け入れたら、操作された操作位置に対応して表示された特定画像により特定された画像データを表示対象として指定する工程と、指定された画像データを指定された順に表示装置に表示するための表示画面生成用信号を生成する工程とを設けることにより、上述の課題の少なくとも一つを解決している。
さらに、本発明は、画像データが格納された記憶部と、複数の操作位置を備え、操作された操作位置にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力する入力指示装置からの入力信号を受け入れる入力部と、画像データを表示装置の表示画面上に表示するための表示画面生成用信号を出力する出力部とを有するコンピュータより実行されるプログラムに適用される。そして、このプログラムがコンピュータにより実行されると、このコンピュータを、入力指示装置の操作位置に対応する表示画面の位置に、画像データを特定するための特定画像を表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第1の表示制御部と、第1の表示制御部が生成した表示画面生成用信号に基づいて表示装置が特定画像を表示している状態で入力信号を入力部が受け入れたら、操作された操作位置に対応して表示された特定画像により特定された画像データを表示対象として指定する指定部と、指定部により指定された画像データを、指定部により指定された順に表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第2の表示制御部として機能させることにより、上述の課題の少なくとも一つを解決している。
本発明によれば、第1の表示制御部が、入力指示装置の操作位置に対応する表示装置の表示画面の位置に、画像データを特定するための特定画像を表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成しているので、ユーザは、表示画面を見ながら直感的に特定画像を指示できる。以上から、本発明によれば、ユーザが直感的に画像ファイルの選択を行うことができ、ユーザの画像ファイル選択作業の手間を軽減することが可能となる。
本発明の第1実施形態である画像処理システムの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態の画像処理システムを構成する情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態の情報処理装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 第1実施形態の情報処理装置の記憶部に格納された画像ファイルのデータ構造を示す図である。 第1実施形態の情報処理装置の記憶部に格納されたスライドショーテーブルのテーブル構成を示す図である。 第1実施形態の情報処理装置におけるデータ表示方法の一例を説明するための図である。 第1実施形態の情報処理装置におけるデータ表示方法の他の例を説明するための図である。 第1実施形態の情報処理装置におけるデータ表示方法のまた他の例を説明するための図である。 第1実施形態の情報処理装置におけるデータ表示方法のまた他の例を説明するための図である。 第1実施形態の情報処理装置におけるデータ表示方法のまた他の例を説明するための図である。 第1実施形態の情報処理装置の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態の情報処理装置の動作の他の例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態である情報処理装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第3実施形態である画像処理システムの概略構成を示すブロック図である。 第3実施形態の画像処理システムの機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第4実施形態である情報処理装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 第4実施形態の情報処理装置におけるデータ表示方法の一例を説明するための図である。 本発明の第5実施形態の画像処理システムの機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の変形例である情報処理装置におけるデータ表示方法の一例を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の情報処理装置の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態である画像処理システムの概略構成を示す図である。図1において、第1実施形態の画像処理システムSは、情報処理装置1、第1の撮像装置2、第2の撮像装置3及び表示装置4を備える。
情報処理装置1は、これら第1及び第2の撮像装置2、3により撮像された画像ファイルを取り込む。情報処理装置1の詳細については後述する。第1の撮像装置2及び第2の撮像装置3は、被写体を撮像して画像ファイルを生成し、その際、この画像ファイルの一部に撮像時刻データ等を付与する。第1の撮像装置2は例えばスマートフォンであり、第2の撮像装置3は例えばデジタルスチルカメラである。
第1の撮像装置2によって撮像された画像ファイルは、無線LAN等の無線通信手段を介して情報処理装置1に取り込まれる。また、第2の撮像装置3によって撮像された画像ファイルは、一例として、データ転送ケーブルの一例であるUSB(Universal Serial Bus)ケーブル5を介して情報処理装置1に取り込まれる。あるいは、第1、第2の撮像装置2、3によって撮像された画像ファイルはメモリーカード6に格納され、このメモリーカード6が情報処理装置1に挿入されることにより情報処理装置1に取り込まれる。
表示装置4は、一例として、データ転送ケーブルの一例であるHDMI(High Definition Multimedia Interface:登録商標)ケーブル7により情報処理装置1に接続されている。情報処理装置1から出力される表示画面生成用信号はこのHDMIケーブル7を介して表示装置4に入力され、表示装置4は、入力された表示画面生成用信号に基づいてその表示画面4aに画像を表示する。あるいは、表示装置4は、コンポジット映像信号の送受信が可能なRCA端子を有するケーブル、S端子を有するケーブルにより情報処理装置1に接続されてもよく、さらには、表示装置4は、コンポーネント映像信号の送受信が可能なD端子を有するケーブルにより情報処理装置1に接続されてもよい。あるいは、表示装置4は、無線LAN等の無線通信手段を介して情報処理装置1に接続されてもよい。表示装置4は、例えばTV、モニタ、スマートフォンやタブレット端末である。
(第1実施形態の情報処理装置の構成)
図2は、本発明の第1実施形態である画像処理システムを構成する情報処理装置1の概略構成を示すブロック図である。図2において、本実施形態の情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、入出力デバイス13、HDMIインタフェース(I/F)14、ネットワークインタフェース(I/F)15、HDD(Hard Disk Drive)部16及び無線LANインタフェース(I/F)17を備えており、これらはバスにより互いに接続されている。
CPU10は、後述するROM11内に格納されたファームウェア等のプログラムが実行されることにより、情報処理装置1全体の制御を行う。また、CPU10は、ROM11内に格納されたプログラムが実行されることにより、図3に示すような各機能部としても動作する。図3に示す各機能部の動作については後述する。ROM11には、上述したファームウェア等のプログラムが格納されている。RAM12は情報処理装置1のワークメモリとして機能し、CPU10を含めた情報処理装置1の動作時に一時的に使用されるプログラム、データ等が格納される。
入出力デバイス13は、入力インタフェース(I/F)13a、入力指示部13b、カードインタフェース(I/F)13c及びUSBインタフェース(I/F)13dを備える。
入力インタフェース13aには入力指示部13b及び入力指示装置20が接続され、ユーザが入力指示部13bまたは入力指示装置20を操作することにより入力される入力信号を受信する。入力指示部13bとしては、例えば画像取り込み指示ボタン等が挙げられる。入力指示装置20は、ユーザにより操作される操作位置に対応する複数の操作部20aを備え、入力指示装置20は、ユーザにより少なくとも一つの操作部20aが操作されると、操作された操作部20aに対応する入力信号を出力する。入力指示装置20としては、例えばリモコン、キーボード、マウス等が挙げられ、操作部20aとしては、これらリモコン等に備えられたボタン等が挙げられる。
カードインタフェース13cはカードスロット(図略)を備え、このカードスロットに挿入されたメモリーカード6に対してデータの読み出し/書き込みを行う。メモリーカード6の形式に限定はなく、一例としてmini、microを含むSDメモリーカード、メモリースティック(登録商標)が好適に挙げられる。USBインタフェース13dはUSBコネクタ(図略)を備え、このUSBコネクタに直接、あるいはUSBケーブル5を介して接続されたUSB機器21に対して、USB2.0またはUSB3.0規格に沿ったデータの読み出し/書き込みを行う。USB機器21としては、USBフラッシュメモリ、USBインタフェースを備えた第2の撮像装置3が挙げられる。
HDMIインタフェース14はHDMIコネクタ(図略)を備え、このHDMIコネクタにHDMIケーブル(図略)を介して接続されたHDMI出力機器22に対してAVストリーム(映像信号及び音声信号)を出力する。HDMI出力機器22としては、例えば表示装置4が挙げられる。ネットワークインタフェース15はネットワークコネクタ(図略)を備え、このネットワークコネクタにネットワークケーブル(図略)を介してルータ23が接続され、このルータ23がインターネット等のWAN(Wide Area Network)24に接続されることで、外部ネットワークとの間でデータの送受信がされる。このネットワークインタフェース15は、例えばIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3規格に基づく有線通信を行うものである。
HDD部16は、HDD16bとHDDインタフェース(I/F)16aとを備える。HDD16bは、記録媒体であるディスクと、このディスクの回転を行う回転部と、ディスクに対してデータの読み出し/書き込みを行うヘッド部とを備える(いずれも不図示)。HDDインタフェース16aは、このHDD16bに対するデータの読み出し/書き込み指令があった場合に、HDD16b全体の制御を行うとともに、データの読み出し/書き込み制御を行い、読み出されたデータを出力する。また、このHDD16bには、第1及び第2の撮像装置2、3から取り込んだ画像ファイル50及びスライドショーテーブル51が格納されている。
画像ファイル50をHDD16bに格納する手法は任意であるが、一例として、上述のように第1及び第2の撮像装置2、3が撮像して得られた画像ファイルをメモリーカード6内に格納し、このメモリーカード6をカードインタフェース13cのカードスロットに挿入して、入力指示部13bが操作されたことによりこのメモリーカード6内に格納された画像ファイルをHDD16b内に取り込む手法が挙げられる。また、画像ファイルを撮像した第2の撮像装置3に接続されたUSBケーブル5をUSBインタフェース13dのUSBコネクタに挿入して、入力指示部13bが操作されたことにより第2の撮像装置3内に格納された画像ファイルをHDD16b内に取り込んでもよい。また、第1の撮像装置2と情報処理装置1の無線LANインタフェース17との間で無線通信を確立して、第1の撮像装置2からの指示により第1の撮像装置2内に格納された画像ファイルを無線通信経由でHDD16b内に取り込んでもよい。さらに、WAN24に存在する画像ファイルをルータ23及びネットワークインタフェース15を介してHDD16b内に取り込んでもよい。画像ファイル50及びスライドショーテーブル51の詳細な構成については後述する。なお、図2において画像ファイル50は1つのみ図示されているが、本実施例において画像ファイル50は複数個HDD16b内に格納されていてもよい。
無線LANインタフェース17は、例えばIEEE802.11規格に準拠して無線LANクライアント25と無線通信を行う。この無線LANインタフェース17は、情報処理装置1を無線LANアクセスポイントとして動作させることが可能である。無線LANクライアント25としては、例えば第1の撮像装置2が挙げられる。
(第1実施形態の情報処理装置の機能構成)
図3は、第1実施形態の情報処理装置1の機能構成を示す機能ブロック図である。図3において、本実施形態の情報処理装置1は、制御部30、記憶部31、入力部32及び出力部33を備える。
記憶部31には、画像ファイル50及びスライドショーテーブル51が格納されている。画像ファイル50は画像データ50a及び撮像時刻データ50bを備える。画像ファイル50及びスライドショーテーブル51の詳細については後述する。
制御部30は、画像取り込み部34、配列部35、第1の表示制御部36、指定部37及び第2の表示制御部38を備える。
画像取り込み部34は、ユーザからの指示入力、あるいは、情報処理装置1に撮像装置2、3が接続されたことを検知して、この撮像装置2、3から画像ファイル50を取り込み、取り込んだ画像ファイル50を記憶部31に格納する。画像ファイル50の情報処理装置1への取り込み方の詳細については既に説明したので、ここでの説明は省略する。
配列部35は、画像ファイル50の撮像時刻データ50bに基づいて複数の画像ファイル50を時間軸上に配列する。より詳細には、配列部35は、画像ファイル50が配列される時間軸を用意し、画像ファイル50の撮像時刻データ50bを参照して、この撮像時刻データ50bが指し示す時間軸上の位置に画像ファイル50を配列する。
第1の表示制御部36は、記憶部31に格納された画像ファイル50の画像データ50aを、表示装置4の表示画面4aに表示するための表示画面生成用信号を出力する。特に、第1の表示制御部36は、入力指示装置20の操作位置である操作部20aに対応する表示装置4の表示画面4aの位置に、画像データ50aを特定するための特定画像を表示装置4に表示させるための表示画面生成用信号を生成する。
表示装置4の表示画面4aに表示される特定画像と入力指示装置20の操作部20aとの関係の一例について、図6を参照して説明する。図6に示すように、本実施形態の入力指示装置20は、一般的な入力指示を行うための入力ボタン41と、この入力ボタン41を四方向から取り囲むようにして配置された4つの十字ボタン42a〜42dとを操作部20aとして備えている。そこで、第1の表示制御部36は、表示装置4の表示画面4aの、入力ボタン41及び十字ボタン42a〜42dの配置位置に対応した位置に5つの特定画像43を表示させるための表示画面生成用信号を生成する。表示画面4aに表示する特定画像43は画像データ50aそのものであってもよく、あるいは、この画像データ50aの解像度を変更した、すなわち画像データ50aを拡大または縮小した、いわゆるサムネイル画像であってもよい。また、特定画像43を生成するタイミングも任意であり、画像取り込み部34による画像ファイル50取り込みの際に生成してもよく、あるいは、第1の表示制御部36による特定画像43を表示するための表示画面生成用信号生成時に生成してもよい。なお、操作部20aを構成するボタンの個数、配置や特定画像43の表示個数、位置はあくまで一例であり、図6の例には限定されない。
ここで、少なくとも一つの画像ファイル50がグループに関連付けられて記憶部31内に格納されている場合は、第1の表示制御部36は、少なくとも一つのグループに関連付けられた画像ファイル50について、その画像データ50aを特定するための特定画像43を表示装置4に表示させるための表示画面生成用信号を生成することが好ましい。また、画像ファイル50が撮像時刻データ50bと関連付けられて記憶部31内に格納されている場合は、第1の表示制御部36は、所定の時間範囲内に撮像時刻データ50bが存在する画像ファイル50について、その画像データ50aを特定するための特定画像43を表示装置4に表示させるための表示画面生成用信号を生成することが好ましい。
画像ファイル50とグループとの関係、及び、撮像時刻データ50bと特定画像43の表示対象となる画像ファイル50との関係の一例について、図7を参照して説明する。本実施形態においては、図7に示すように、記憶部31(を構成するHDD16b)内には、画像ファイル50が複数のグループであるアルバム44に関連付けられて格納されている。より詳細には、少なくとも一つの画像ファイル50はアルバム44に関連付けられており、好ましくは、画像ファイル50は複数のアルバム44の少なくとも一つのアルバム44に関連付けられている。従って、一つの画像ファイル50は複数のアルバム44に関連付けられてもよく、あるいは、どのアルバム44にも関連付けられていない画像ファイル50も存在しうる。図7に示す例では、「○○子」「お正月」「旅行」等の名称が付けられた複数のアルバム44が存在し、それぞれのアルバム44には複数の画像ファイル50が関連付けられている。記憶部31内において画像ファイル50とアルバム44とを関連付ける手法については任意であり、一例として、記憶部31内にアルバム44に対応するフォルダを作成してこのフォルダ内に画像ファイル50を格納してもよく、あるいは、画像ファイル50の後述するヘッダ領域60に、アルバム44に対応するユーザ定義のタグを作成してもよい。
第1の表示制御部36は、これら複数のアルバム44の中から、入力部32を介してユーザが指定したアルバム44、あるいは、ユーザが指定した所定条件に合致するアルバム44を選択し、このアルバム44に関連付けられた画像ファイル50を抽出して、これら画像ファイル50を特定するための特定画像43を、入力指示装置20の操作位置である操作部20aに対応する表示装置4の表示画面4aの位置に表示するための表示画面生成用信号を生成する。図7に示す例では、第1の表示制御部36は、記憶部31内の複数のアルバム44から、「お正月」という名称のアルバム44を選択している。ここで、図7に示す例では、第1の表示制御部36は、一つのアルバム44を選択していたが、複数のアルバム44を選択してもよい。
また、配列部35は、第1の表示制御部36が抽出したアルバム44に関連付けられた画像ファイル50を、その撮像時刻データ50bに基づいて時間軸45上に配列する。そして、第1の表示制御部36は、所定の時間範囲内に存在する撮像時刻データ50bが存在する画像ファイル50を抽出する。より詳細には、第1の表示制御部36は、入力部32を介してユーザが入力した時間範囲を受け入れ、第1の表示制御部36が抽出したアルバム44に関連付けられた画像ファイル50から、ユーザが入力した時間範囲内に撮像時刻データ50bが示す撮像日時が存在する画像ファイル50を抽出する。あるいは、第1の表示制御部36は、予め定められた時間範囲、例えば正月三が日や情報処理装置1の所有者であるユーザの誕生日等事前登録された記念日に基づいて、この時間範囲内に撮像時刻データ50bが示す撮像日時が存在する画像ファイル50を、第1の表示制御部36が抽出したアルバム44に関連付けられた画像ファイル50から抽出してもよい。図7に示す例では、ユーザは2013/01/01〜2013/01/02の時間範囲を指定入力し、第1の表示制御部36は、「お正月」という名称のアルバム44に関連付けられた画像ファイル50のうち、撮像時刻データ50bが2013/01/01〜2013/01/02の時間範囲内に存在する画像ファイル50を抽出する。そして、このようにして抽出された画像ファイル50が、第1の表示制御部36による特定画像表示の対象となる画像ファイル50とされる。
図3に戻って、指定部37は、第1の表示制御部36が生成した表示画面生成用信号に基づいて表示装置4が特定画像43を表示している状態で、入力指示装置20の操作部20aがユーザにより操作されたことにより入力指示装置20が入力信号を出力し、この入力信号を入力部32が受け入れたら、操作された操作部20aに対応して表示された特定画像43により特定された画像ファイル50を表示対象として指定する。
一例として、図6に示すように表示装置4の表示画面4aに特定画像43が表示された状態で、ユーザが入力指示装置20の十字ボタン42a〜42dのいずれか、あるいは入力ボタン41のいずれかを操作すると、入力指示装置20は、ユーザが操作した十字ボタン42a〜42dまたは入力ボタン41に対応する入力信号を出力する。情報処理装置1の入力部32は、入力指示装置20から出力される入力信号を受け入れ、この入力信号を指定部37に送信する。指定部37は、この入力信号に基づいて、入力指示装置20の十字ボタン42a〜42dまたは入力ボタン41のいずれが操作されたかを解析し、この解析結果に基づいて、ユーザにより操作された十字ボタン42a〜42dまたは入力ボタン41に対応する特定画像43を特定し、この特定画像43により特定された画像ファイル50を表示対象として指定する。指定部37による画像ファイル50の指定結果は、画像ファイル50が指定された順序とともに記憶部31内のスライドショーテーブル51に格納される。好ましくは、指定部37は、画像ファイル50が指定された時間間隔についても記憶部31内のスライドショーテーブル51に格納する。
以上のことから、第1の表示制御部36及び指定部37は、入力指示装置20の操作位置の配置、特に入力指示装置20が操作部20aを備えている場合は、個々の操作部20aの配置を事前に知っている必要があり、また、入力指示装置20がユーザにより操作されると、その操作位置、特に操作部20aに応じてどのような入力信号を出力するかを事前に知っている必要がある。これら情報は、情報処理装置1の記憶部31に事前に格納されているものとする。
第2の表示制御部38も、記憶部31に格納された画像ファイル50の画像データ50aを、表示装置4の表示画面4aに表示するための表示画面生成用信号を出力する。特に、第2の表示制御部38は、指定部37により指定された画像ファイル50の画像データ50aを、指定部37により指定された順に表示装置4に表示させるための表示画面生成用信号を生成する。より詳細には、第2の表示制御部38は、記憶部31内のスライドショーテーブル51を参照して、このスライドショーテーブル51に記録された画像ファイル50を記憶部31から読み出し、スライドショーテーブル51に格納された順、すなわち指定部37により指定された順に画像ファイル50の画像データ50aを表示装置4の表示画面4aに表示させるための表示画面生成用信号を生成する。
第2の表示制御部38が生成する表示画面生成用信号により表示装置4に表示される表示画面4aとしては、いわゆるスライドショー表示と呼ばれる表示画面が好適に挙げられる。第2の表示制御部38によるスライドショー表示の態様は任意であり、一例として、画像ファイル50を順次切り替えながら所定時間毎に表示させる態様が挙げられる。当然、第2の表示制御部38が画像ファイル50を指定部37の指定順に表示させる例としては、上述したスライドショー表示に限定されず、いわゆるフォトブックと呼ばれる、銀塩写真を貼付するためのアルバムに類似した表示をさせてもよい。
ここで、第2の表示制御部38は、指定部37により指定された画像ファイル50の画像データ50aを、指定部により画像ファイル50が指定された時間間隔に基づいて順に表示装置4の表示画面4aに表示させるための表示画面生成用信号を生成することが好ましい。
入力部32は、第1、第2の撮像装置2、3を含む外部入力機器から情報処理装置1に入力される各種データの入力を受け付け、入力された各種データを制御部30に入力し、あるいは記憶部31に格納する。出力部33は、表示画面生成用信号を含む、制御部30または記憶部31内の各種データを、表示装置4を含む外部出力機器に出力する。
以上の構成において、制御部30及び制御部30を構成する画像取り込み部34、配列部35、第1の表示制御部36、指定部37及び第2の表示制御部38は主にCPU10により構成され、記憶部31は主にメモリーカード6、ROM11、RAM12及びHDD部16により構成され、入力部32は主に入出力デバイス13、ネットワークインタフェース15及び無線LANインタフェース17により構成され、出力部33は主にHDMIインタフェース14、ネットワークインタフェース15及び無線LANインタフェース17により構成される。図3に示す情報処理装置1の各機能部の動作については後に詳述する。
(画像ファイルのデータ構造)
図4は、本実施形態の情報処理装置1のHDD16b内に格納されている画像ファイル50のデータ構造の一例を示す図である。本実施形態の画像ファイル50はExif規格で定められるファイルフォーマットを有し、そのヘッダ部分60にタグ情報が格納され、さらにサムネイル画像データが格納されたサムネイル画像領域61、及び画像データ50aが格納された画像データ領域62が設けられている。本実施形態の画像ファイル50では、ヘッダ部分60に格納されたタグ情報は、例えば、被写体撮像時に撮像装置2、3により画像ファイル50のヘッダ部分60の所定領域に記述される。
画像ファイル50のヘッダ部分60には、画像ファイル50を特定するための一意の値(ID)が記述されるID領域63、画像データ50aの画素数が記述される画素数領域64、画像ファイル50の撮影日時である撮像時刻データ50bが記述される撮影日時領域65、画像ファイル50の情報処理装置1への取り込み日時が記述される取り込み日時領域66、画像ファイル50が撮像された撮像装置2、3の機種名が記述される機種名領域67、画像ファイル50の画像データ50aが撮像された際の撮像装置2、3の各種情報、例えば絞り値、焦点距離が記述される撮影情報領域68、画像ファイル50が撮像されたときに撮像装置2、3が所在する位置、すなわち撮像位置をGPSシステムにより得た位置情報(例えば緯度、経度、高度情報)が記述されるGPS情報領域69、及び情報処理装置1のユーザが各種情報を任意に記述するためのユーザ定義領域70が設けられている。当然、これ以外の領域を画像ファイル50のヘッダ部分60に設けることは任意である。
ここで、ヘッダ部分60の各領域に記述される各種情報について一例を挙げて説明する。撮影日時領域65には、撮像装置2、3の内部時計を参考にして、画像ファイル50の画像データ50aが生成されたときの日時、つまり撮影日時を示す撮像時刻データ50bが、一例として“2013/06/01 10:15:24”、すなわち年月日及び秒単位までの時間として記述される。取り込み日時領域66には、情報処理装置1の図略の内部時計を参考にして、画像ファイル50の画像データ50aが情報処理装置1に取り込まれたときの日時、つまり取り込み日時が、一例として“2013/06/28 18:00:58”、すなわち年月日及び秒単位までの時間として記述される。機種名領域67には、撮像装置2、3の機種名が、撮像装置2、3の製造者が定めたデータで、一例として「XYZ−○」として記述される。撮影情報領域68には、画像ファイル50の画像データ50aが生成された際の撮像装置2、3の各種情報が、一例として「絞り値F=8、シャッタースピード1/125」として記述される。GPS情報領域69には、画像ファイル50が生成されたときに撮像装置2、3が所在する位置をGPSシステムを用いて得た位置情報を示すデータ、より詳細には撮像装置2、3が所在する位置の緯度情報、経度情報及び高度情報が、一例として“lat=+35.09.36.266, lon=+136.54.21.114,alt=50”として記述される。
(スライドショーテーブルのデータ構造)
図5は、本実施形態の情報処理装置1のHDD16b内に格納されているスライドショーテーブル51のデータ構造の一例を示す図である。本実施形態におけるスライドショーテーブル51にはID領域71及び時間領域72が設けられ、ID領域71には、画像ファイル50のID領域63に記述された画像ファイル50のIDが格納され、時間領域72には、指定部37により直前の画像ファイル50が指定されてからID領域71で特定される画像ファイル50が指定部37により指定されるまでの時間間隔を示す数字が格納されている。
(第1実施形態の動作の概要)
次に、図6〜図10を参照して、本実施形態の情報処理装置1の動作の概要の一例について説明する。
図7を用いて既に説明したように、本実施形態の情報処理装置1の記憶部31内には、一例として複数のアルバム44が存在し、それぞれのアルバム44には複数の画像ファイル50が関連付けられている。第1の表示制御部36は、記憶部31内の複数のアルバム44から、一例として「お正月」という名称のアルバム44を選択し、配列部35は、第1の表示制御部36が抽出した「お正月」という名称のアルバム44に関連付けられた画像ファイル50を、その撮像時刻データ50bに基づいて時間軸45上に配列する。次いで、ユーザは一例として2013/01/01〜2013/01/02の時間範囲を指定入力し、第1の表示制御部36は、「お正月」という名称のアルバム44に関連付けられた画像ファイル50のうち、撮像時刻データ50bが2013/01/01〜2013/01/02の時間範囲内に存在する画像ファイル50を抽出する。このようにして抽出された画像ファイル50が、第1の表示制御部36による特定画像表示の対象となる画像ファイル50とされる。
同様に図6を用いて既に説明したように、本実施形態の入力指示装置20は、一例として、一般的な入力指示を行うための入力ボタン41と、この入力ボタン41を四方向から取り囲むようにして配置された4つの十字ボタン42a〜42dとを操作部20aとして備えている。そこで、第1の表示制御部36は、図7に説明した手順で抽出した画像ファイル50について、表示装置4の表示画面4aの、入力ボタン41及び十字ボタン42a〜42dの配置位置に対応した位置に5つの特定画像43を表示させるための表示画面生成用信号を生成する。
第1の表示制御部36により生成された表示画面生成用信号に基づいて、表示装置4が表示した表示画面4aの一例を図8(a)に示す。この図8(a)に示す例では、第1の表示制御部36が抽出した所定時間範囲内の画像ファイル50のうち、配列部35が時間軸順に配列した先頭から1番目から4番目の画像ファイル50を特定するための特定画像43が表示されている。図8(a)において1番目の画像ファイル50を特定するための特定画像43は表示画面4aにおいて上部に表示され、時計回りに進むようにして時間軸上の順序が進むように特定画像43が表示されている。図8(a)において特定画像43内に順番を示す番号(1〜4)を記している。また、中央の特定画像43は、指定部37により指定された画像ファイル50に対応する特定画像43であるが、この時点では指定部37により画像ファイル50が指定されていないので、空白、あるいはまだ画像ファイル50が指定されていない旨を示す画像が表示されている。
ユーザが入力指示装置20の操作部20aのうち、十字ボタン42cを操作して、図8(a)において表示画面4aの下部に表示された特定画像43を指定すると、入力指示装置20は十字ボタン42cが操作されたことに対応する入力信号を出力し、指定部37は入力部32を介してこの入力信号を受け入れると、十字ボタン42cに対応する特定画像43、図8(a)においては番号3で示される特定画像43が指定されたものと判断し、番号3の特定画像43で特定された画像ファイル50を表示対象として指定する。より詳細には、指定部37は、番号3の特定画像43で特定された画像ファイル50のIDを画像ファイル50のID領域63から抽出して、スライドショーテーブル51のID領域71に記述するとともに、直前に指定部37により画像ファイル50が指定されてから今回指定部37により画像ファイル50が指定されるまでの時間間隔を時間領域72に記述する。但し、図8(a)に示す例では、第1の表示制御部36が最初に表示した特定画像43であるので、時間領域72には0が記述される。すなわち、番号3の特定画像43で特定された画像ファイル50は、第2の表示制御部38によるスライドショー表示の際に最初に表示される画像ファイル50であるので、時間間隔を0に設定する。
指定部37により画像ファイル50が指定されたら、第1の表示制御部36は、次に表示装置4の表示画面4aに表示すべき画像ファイル50を抽出し、入力ボタン41及び十字ボタン42a〜42dの配置位置に対応した位置に5つの特定画像43を表示させるための表示画面生成用信号を生成する。図8(a)において番号3の特定画像43が指定された後に、第1の表示制御部36により生成された表示画面生成用信号に基づいて、表示装置4が表示した表示画面4aの一例を図8(b)に示す。図8(a)においては番号3の特定画像43が指定されたので、第1の表示制御部36は、番号4から始めて4つの画像ファイル50を特定するための特定画像43(番号4〜7)を表示させるための表示画面生成用信号を生成している。また、表示画面4aの中央の特定画像43は、指定部37により前回指定された画像ファイル50に対応する、番号3の特定画像である。図8(b)に示す例では、番号4の特定画像43で特定される画像ファイル50はまだ指定されていない、すなわちまだ指定部37による指定の対象となり得ると考え、番号4の特定画像43の表示位置は図8(a)の表示位置から変更せず、この番号4の特定画像43から始めて時計回りに進むようにして時間軸上の順序が進むように番号5〜7の特定画像43が表示される。
一方、図8(a)に示すように番号1〜4の特定画像43が表示された状態で、ユーザがこれら番号1〜4の特定画像43で特定される画像ファイル50を指定しないと判断することもあり得る。この場合、図9(a)に示すように、ユーザが入力指示装置20の操作部20aのうち入力ボタン41を操作すると、第1の表示制御部36は、図9(b)に示すように、新たに表示装置4の表示画面4aに表示すべき画像ファイル50を抽出し、入力ボタン41及び十字ボタン42a〜42dの配置位置に対応した位置に5つの特定画像43を表示させるための表示画面生成用信号を生成する。より詳細には、図9(a)においては特定画像43が何も指定されていないので、第1の表示制御部36は、番号5から始めて4つの画像ファイル50を特定するための特定画像43(番号5〜8)を表示させるための表示画面生成用信号を生成する。
そして、図8及び図9に示す、第1の表示制御部36による特定画像43の表示、及び指定部37による画像ファイル50の指定を繰り返し、所定時間範囲内の画像ファイル50について特定画像43を全て表示して指定部37による画像ファイル50の指定が終了するか、あるいは、ユーザが入力指示装置20の操作部20aを操作することで画像ファイル50の指定終了を指示するかのいずれかの条件を満足したら、第2の表示制御部38は、指定部37により指定された画像ファイル50を、指定部37により指定された順に表示装置4に表示させるための表示画面生成用信号を生成する。より詳細には、第2の表示制御部38はスライドショーテーブル51を参照し、このスライドショーテーブル51のID領域71に記録された画像ファイル50のIDを読み出して、このIDにより特定される画像ファイル50を記憶部31から読み出し、同様にスライドショーテーブル51の時間領域72に記録された時間間隔を読み出す。次いで、図10に示すように、第2の表示制御部38は、スライドショーテーブル51のデータが記述された最初の行から順に、すなわち指定部37により指定された順に、画像ファイル50の画像データ50aを、スライドショーテーブル51に記述された時間間隔(図中ではt1〜t3で表示)をもって、表示装置4の表示画面4aに表示させるための表示画面生成用信号を生成する。そして、表示装置4は、情報処理装置1の第2の表示制御部38により生成された表示画面生成用信号が出力部33を介して出力されると、この表示画面生成用信号に基づいて画像ファイル50の画像データ50aを表示する。
(一実施形態の情報処理装置の動作)
次に、図11〜図12のフローチャートを参照して、本実施形態の情報処理装置1の動作について説明する。
図11〜図12は、本実施形態の情報処理装置1の動作の全体を説明するためのフローチャートである。図11のフローチャートに示すプログラムは、情報処理装置1の画像取り込み部34による画像ファイル50の取り込みが終了し、ユーザ等により画像ファイル50がアルバム44に関連付けられた状態で開始される。
まず、ステップS1では、ユーザが入力指示装置20を操作することで、情報処理装置1の記憶部31に格納されている画像ファイル50に関連付けられたアルバム44のうち、少なくとも一つのアルバム44を選択する。次いで、ステップS2では、同様にユーザが入力指示装置20を操作することで、情報処理装置1による表示の対象となる画像ファイル50の撮像時刻データ50bが存在する時間範囲を指定する。ステップS1におけるアルバム44の選択結果及びステップS2における時間範囲の指定結果を表す入力信号は、入力部32を介して情報処理装置1の制御部30により受け入れられる。
次いで、ステップS3では、情報処理装置1の第1の表示制御部36は、ステップS1及びステップS2に基づく入力信号を参照して、指定部37による指定対象となる画像ファイル50を抽出し、配列部35は、第1の表示制御部36が抽出した画像ファイル50の撮像時刻データ50bを参照して、指定対象となる画像ファイル50を、撮像時刻データ50bで表される撮像時刻順に時間軸上に配列する。
ステップS4では、第1の表示制御部36が、ステップS3で抽出された画像ファイル50のうち、第1の表示制御部36により表示装置4の表示画面4a上に表示される特定画像43で特定される画像ファイル50を抽出する。既に説明した図8、図9の例では、表示画面4a上に5つの特定画像43が表示されるので、ステップS4では、まず、時間軸上で一番早い4つの画像ファイル50及びまだ指定されていない旨を表示する画像を抽出する。
次いで、ステップS5では、ステップS4で抽出された画像ファイル50を特定するための特定画像43を、入力指示装置20の操作位置である操作部20aに対応する表示装置4の表示画面4aの位置に表示させるための表示画面生成用信号を生成し、出力部33は、第1の表示制御部36により生成された表示画面生成用信号を表示装置4に出力する。これにより、表示装置4の表示画面4aには、入力指示装置20の操作位置である操作部20aに対応する位置に特定画像43が表示される。ステップS6では、情報処理装置1の指定部37が、タイマーの計時を開始し、ステップS7では、指定部37が、ユーザが操作部20aを操作することにより入力指示装置20から入力信号が出力されるのを待機する。
ステップS7において、入力指示装置20から入力信号が出力され、入力部32がこれを受け入れると、プログラムはステップS8に移行し、指定部37がタイマーを停止して計時時刻tを読み取る。次いで、ステップS9では、指定部37が、入力指示装置20からの入力信号に基づいて、入力指示装置20の操作部20aのいずれが操作されたかを解析し、この解析結果に基づいて、ユーザにより操作された操作部20aに対応する特定画像43を特定し、この特定画像43により特定された画像ファイル50のIDをスライドショーテーブル51のID領域71に記述するとともに、ステップS8で読み取った計時時刻tをスライドショーテーブル51の時間領域72に記述する。
図12のステップS10では、ステップS3で抽出した画像ファイル50の全てについて、第1の表示制御部36が特定画像43を表示し、指定部37による指定の対象となったか否かが判定され、ステップS3で抽出した画像ファイル50の全てについて指定部37による指定の対象となった(ステップS10においてYES)と判定された場合は、プログラムはステップS11に移行し、ステップS3で抽出した画像ファイル50のうち、まだ指定部37による指定の対象となっていない画像ファイル50が存在する(ステップS10においてNO)場合は、プログラムはステップS12に移行する。
ステップS11では、第2の表示制御部38が、記憶部31内のスライドショーテーブル51を参照し、このスライドショーテーブル51のID領域71に記録された画像ファイル50のIDを読み出して、このIDにより特定される画像ファイル50を記憶部31から読み出し、同様にスライドショーテーブル51の時間領域72に記録された時間間隔を読み出す。次いで、第2の表示制御部38は、画像ファイル50の画像データ50aを、スライドショーテーブル51に記述された時間間隔をもって、表示装置4の表示画面4aに表示させるための表示画面生成用信号を生成する。そして、表示装置4は、情報処理装置1の第2の表示制御部38により生成された表示画面生成用信号が出力部33を介して出力されると、この表示画面生成用信号に基づいて画像ファイル50の画像データ50aを表示する。
一方、ステップS12では、指定部37がタイマーをリセットする。この後、プログラムはステップS4に戻り、第1の表示制御部36が、ステップS3で抽出された画像ファイル50のうち、次に表示装置4の表示画面4a上に表示すべき特定画像43で特定される画像ファイル50を抽出する。以降、ステップS4〜ステップS12に示す処理が繰り返される。
なお、上述した図12のステップS10において、ステップS3で抽出して第1の表示制御部36が特定画像43を表示している画像ファイル50のうち、表示したもののまだ指定部37による指定の対象となり得る画像ファイル50が残っている場合は、ステップS10においてまだ指定部37による指定の対象となっていない画像ファイル50が存在するものと判定してもよい。一例として、ステップS3において指定部37による指定対象となりうるとして第1の表示制御部36が抽出した画像ファイル50が100枚存在し、98番目の画像ファイル50が指定部37による指定の対象となった場合、図8、図9に示す例では、表示画面4aに4枚単位で特定画像43が表示されるので、99番目及び100番目の画像ファイル50に対応する特定画像43は既に表示されていることになる。従って、厳密にはこれら99番目及び100番目の画像ファイル50は「指定部37による指定の対象」となっていたので、ステップS10では「ステップS3で抽出した画像ファイル50の全てについて指定部37による指定の対象となった」と判定されうる。しかしながら、これら99番目及び100番目の画像ファイル50についてはまだ指定部37による指定の対象となり得るので、ステップS10においてまだ指定部37による指定の対象となっていない画像ファイル50が存在するものと判定して、99番目及び100番目の画像ファイル50に対応する特定画像43を表示画面4aに表示してもよい。
(第1実施形態の効果)
従って、本実施形態によれば、第1の表示制御部36が、入力指示装置20の操作位置である操作部20aに対応する表示装置4の表示画面4aの位置に、画像データ50aを特定するための特定画像43を表示装置4に表示させるための表示画面生成用信号を生成しているので、ユーザは、表示画面4aを見ながら、この表示画面4a上に表示されている特定画像43と入力指示装置20の操作部20aとの関係を直感的に把握でき、従って、ユーザが直感的に特定画像43を指示できることで、この特定画像43により特定される画像ファイル50も直感的に指示することができる。以上から、本実施形態によれば、ユーザが直感的に画像ファイル50の選択を行うことができ、ユーザの画像ファイル50選択作業の手間を軽減することが可能となる。
(第2実施形態)
上述した第1実施形態では、情報処理装置1は記憶部31を備え、この記憶部31内に画像ファイル50が格納されていた。しかしながら、情報処理装置1は内部に画像ファイル50を格納しておく必要はなく、情報処理装置1とは別体の記憶装置を設け、情報処理装置1は、この記憶装置から画像ファイル50の少なくとも一部を受け入れても、本発明を実現することが可能である。
図13は、本発明の第2実施形態である情報処理装置1の機能構成を示す機能ブロック図である。
図13において、本実施形態の情報処理装置1には記憶装置26が接続され、この記憶装置26には、第1実施形態と同様の画像ファイル50が格納されている。記憶装置26は、例えば外付けのHDD装置、USBフラッシュメモリ装置、メモリーカード6等である。情報処理装置1と記憶装置26との接続形態は、情報処理装置1と記憶装置26との間で、画像ファイル50の少なくとも一部、例えば画像データ50aやヘッダ領域60に記述されている情報の送受信が可能な形態であれば特段の限定はなく、ケーブルを介して接続する形態、無線LAN等、電波を介して接続する形態、さらには、メモリーカード6を情報処理装置1のカードI/F13c(図2参照)に挿入する形態等、周知の接続形態が採用可能である。
また、本実施形態の情報処理装置1は、制御部30、記憶部31、データ入力部32a、指示入力部32b及び表示出力部33aを備える。なお、以下の説明において、上述の第1実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
本実施形態の制御部30は、第1実施形態の制御部30と比較して、画像取り込み部34を備えていないことを除き、その機能構成は第1実施形態の制御部と同一である。また、配列部35、第1の表示制御部36、指定部37及び第2の表示制御部38は、データ入力部32aを介して記憶装置26に格納された画像ファイル50を受け入れ、各種動作を行う。また、本実施形態の記憶部31にはスライドショーテーブル51が格納されている。
データ入力部32aは、情報処理装置1に接続された記憶装置26から画像ファイル50を受け入れる。指示入力部32bは、複数の操作位置、好ましくは複数の操作部20aを備え、操作された操作位置にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力する入力指示装置20からの入力信号を受け入れる。そして、表示出力部33aは、画像ファイル50の画像データ50aを表示装置4の表示画面4a上に表示するための表示画面生成用信号を出力する。
従って、本実施形態によっても、上述の第1実施形態と同様の効果を得ることができる。特に、本実施形態によれば、情報処理装置1と記憶装置26とを別体にすることが可能であり、例えば、記憶装置26をインターネット上に存在するサーバ装置で構成することも可能であり、情報処理装置1全体の構成の簡略化を図ることができる。
(第3実施形態)
図14は、本発明の第3実施形態である画像処理システムSの概略構成を示す図である。本実施形態の画像処理システムSと上述の第1実施形態である画像処理システムSとの相違点は、本実施形態の情報処理装置1はインターネット等のWAN24を介してサーバ装置9に接続されている点である。従って、第1実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
図15は、第3実施形態の画像処理システムSの機能構成を示す機能ブロック図である。図16において、本実施形態の情報処理装置1は、制御部30、記憶部31、第1の入力部32c及び第1の出力部33bを備え、また、本実施形態のサーバ装置9も制御部90、記憶部91、第2の入力部92及び第2の出力部93を備える。
本実施形態において、情報処理装置1の制御部30は画像取り込み部34を備える。記憶部31には画像ファイル50が格納されている。第1の出力部33bは、第1実施形態の出力部33と同一の機能を有するとともに、画像ファイル50のうち少なくとも画像データ50a及び撮像時刻データ50bをサーバ装置9に送信する。また、第1の入力部32cは、第1実施形態の入力部32と同一の機能を有する。
本実施形態において、サーバ装置9の制御部90は、配列部95、第1の表示制御部96、指定部97及び第2の表示制御部98を備える。配列部95、第1の表示制御部96、指定部97及び第2の表示制御部98の機能は、第1実施形態の配列部35、第1の表示制御部36、指定部37及び第2の表示制御部38と同一であるが、本実施形態の配列部95、第1の表示制御部96、指定部97及び第2の表示制御部98は、第2の入力部92を介して情報処理装置1の記憶部31に格納された画像ファイル50を受け入れ、各種動作を行う。
記憶部91にはスライドショーテーブル51が格納されている。第2の入力部92は、情報処理装置1から送信された画像ファイル50を受信し、第2の出力部93は、第2の表示制御部98が生成した表示画面生成用信号を表示装置4に出力する。そして、第2の入力部92と第1の出力部33bとは通信回線99により接続されている。
従って、本実施形態によっても、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態において、図14に示した例ではサーバ装置9に1台の情報処理装置1が接続されていたが、サーバ装置9との間でデータの送受信を行う情報処理装置1は1台に限定されず、複数台の情報処理装置1がサーバ装置9に接続されていてもよい。また、複数の情報処理装置1がWAN24を介して接続されている場合、いずれか1台の情報処理装置1がサーバ装置9として動作する構成も可能である。
(第4実施形態)
上述の各実施形態では、配列部35により時間軸順に配列された画像ファイル50を特定するための特定画像43を表示装置4の表示画面4aに表示していたが、特定画像43を表示する順は時間軸順に限定されない。加えて、表示画面4aに表示される個々の特定画像43を、特定の検索キーにより検索された画像ファイル50を特定するための特定画像43とすることにより、単純に時間軸順に配列した画像ファイル50を指定部37により指定して第2の表示制御部38及び表示装置4により表示する上述の各実施形態に比較して、別の側面から画像ファイル50を指定する可能性を増加させ、もって第2の表示制御部38及び表示装置4による画像ファイル50表示の興趣を高めることも可能になる。
図16は、本発明の第4実施形態である情報処理装置1の機能構成を示す機能ブロック図である。本実施形態の情報処理装置1の制御部30は、第1実施形態の情報処理装置1の制御部30と比較して、検索部39をさらに備える点のみ異なる。従って、以下の説明において、上述の第1実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
検索部39は、互いに異なる複数の検索キーを用いて画像ファイル50を検索する。そして、第1の表示制御部36は、検索部39の検索結果に基づいて、特定の検索キーにより検索された画像ファイル50を特定するための特定画像43を、表示装置4の表示画面4aのそれぞれ異なる位置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する。
検索部39により画像ファイル50を検索するための検索キーは、種々の観点から選択することが可能である。一例として、特定の定期的な時間範囲、例えば毎年の正月、お盆を検索するための検索キー、特定範囲の場所、ランドマークを検索するための検索キー、特定の被写体を検索するための検索キー、特定の傾向の画像を検索するための検索キー等が挙げられる。
特定の定期的な時間範囲を検索するための検索キーは、画像ファイル50の撮像時刻データ50bに記述された撮像日時が定期的な時間範囲、一例として毎年の正月であれば、撮像日時が各年の12/31〜1/3の範囲内に属するか否かを検索する検索キーである。また、特定範囲の場所、ランドマークを検索するための検索キーは、画像ファイル50のGPS情報領域69に記述された場所情報が、場所やランドマークの場所情報を中心として所定距離の範囲内に位置する場所情報であるか否かを検索する検索キーである。さらに、特定の被写体を検索するための検索キーは、画像ファイル50の画像データ50aに対して顔認識処理を行った結果として判定された、画像データ50aに撮像された被写体が特定の被写体であるか否かを検索する検索キーである。そして、特定の傾向の画像、例えば日の出を撮像した画像を検索するための検索キーは、画像データ50aの画素を解析した結果、画像データ50aの上半分に紅〜朱色の画素が略円形に配置されているか否かを検索する検索キーである。どのような画像ファイル50を検索するかによって、検索部39による検索キーは異なる。
第4実施形態の情報処理装置1の第1の表示制御部36により表示装置4の表示画面4aに表示された特定画像43の一例を図17に示す。図17において、個々の特定画像43には、どのような検索キーを用いて検索部39が検索を行ったかを示すテキスト情報46が特定画像43に重畳されて表示されている。図17に示す例では、「日の出」を撮像した画像ファイル50を検索するための検索キーを用いて検索した結果を示す特定画像43、場所情報が「近所の神社」の近傍である画像ファイル50を検索するための検索キーを用いて検索した結果を示す特定画像43、被写体が「○○ちゃん」である画像ファイル50を検索するための検索キーを用いて検索した結果を示す特定画像43、及び、撮像日時が毎年の「正月」である画像ファイル50を検索するための検索キーを用いて検索した結果を示す特定画像43が表示されている。
従って、本実施形態によっても、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第5実施形態)
上述した各実施形態において、入力指示装置20は複数の操作部20aを備える構成に限らず、一例として、表示装置4の表示画面4aに重畳されたタッチパネルであってもよい。従って、表示装置4と入力指示装置20とを兼ね備えた、いわゆるスマートフォンやタブレット端末を用いてもよい。
図18は、本発明の第5実施形態である画像処理システムSの機能構成を示す機能ブロック図である。本実施形態の画像処理システムSは、第1実施形態の情報処理装置1に類似する構成を有する情報処理装置1と、表示装置4と入力指示装置20とを兼ね備えたスマートフォン、タブレット端末等とを備える。従って、以下の説明において、上述の第1実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略化する。また、スマートフォン、タブレット端末等は入力指示装置20であるとして以下の説明を行う。
本実施形態の入力指示装置20は、制御部200、記憶部201、表示部202、操作部203、第2の入力部204及び第2の出力部205を備える。制御部200は入力指示装置20全体の制御を行う。記憶部201には画像ファイル50及びスライドショーテーブル51が格納されている。表示部202は第1実施形態の表示装置4に相当する。この表示部202は表示画面(図18では図示を省略)を備え、表示画面生成用信号に基づいてこの表示画面に画像を表示する。操作部203はこの表示部202の表示画面上に設けられたタッチパネルを備え、表示画面上の特定の位置をユーザがタッチしたことを検出し、タッチ位置の座標値を出力する。
第2の出力部205は、第1実施形態の出力部33と同一の機能を有するとともに、画像ファイル50のうち少なくとも画像データ50a及び撮像時刻データ50bを情報処理装置1に送信する。また、第2の入力部204は、第1実施形態の入力部32と同一の機能を有するとともに、情報処理装置1からスライドショーテーブル51と表示画面生成用信号を受信する。
本実施形態の情報処理装置1は、制御部30、記憶部31、第1の入力部32d及び第1の出力部33cを備える。制御部30は配列部35、第1の表示制御部36、指定部37及び第2の表示制御部38を備える。
第1の表示制御部36は、第1実施形態の第1の表示制御部36と同様に、入力指示装置20の操作位置である操作部203に対応する表示部202の表示画面の位置に、画像データ50aを特定するための特定画像を表示部202に表示させるための表示画面生成用信号を生成する。但し、上述した第1実施形態と異なり、本実施形態の操作部203は入力ボタン41、十字ボタン42a〜42dを有してはおらず、表示部202の表示画面と略同一の平面状のタッチパネルを有している。第1の表示制御部36は、第1実施形態と同様に(すなわち図6と同様に)特定画像43を十字型に並べた表示画面を生成するための表示画面生成用信号を生成する。従って、本実施形態における「入力指示装置20の操作位置」とは、操作部203が備えるタッチパネルのうち、特定画像43が表示される表示部202の表示画面上の位置に相当する。当然、第1の表示制御部36は、特定画像43を十字型以外の態様、一例として正八角形の頂点上に並べた表示画面を生成するための表示画面生成用信号を生成してもよい。
指定部37は、第1の表示制御部36が生成した表示画面生成用信号に基づいて表示部202が特定画像43を表示している状態で、入力指示装置20の操作部202の特定位置がユーザによりタッチされたことにより入力指示装置20の操作部202が入力信号を出力し、この入力信号を第1の入力部32dが受け入れたら、操作された操作部202のタッチ位置に対応して表示されている特定画像43により特定された画像ファイル50を表示対象として指定する。指定部37による画像ファイル50の指定結果は、画像ファイル50が指定された順序とともに記憶部31内のスライドショーテーブル51に格納される。
第2の表示制御部38は、記憶部31内のスライドショーテーブル51を参照して、このスライドショーテーブル51に記録された画像ファイル50を入力指示装置20の記憶部201から読み出し、スライドショーテーブル51に格納された順、すなわち指定部37により指定された順に画像ファイル50の画像データ50aを入力指示装置20の表示部202の表示画面に表示させるための表示画面生成用信号を生成する。
記憶部31にはスライドショーテーブル51が格納されている。第1の出力部33cは、第1実施形態の出力部33と同一の機能を有するとともに、制御部30、特に第1、第2の表示制御部36、38が生成した表示画面生成用信号とスライドショーテーブル51とを入力指示装置20に送信する。また、第1の入力部32dは、第1実施形態の入力部32と同一の機能を有するとともに、画像ファイル50のうち少なくとも画像データ50a及び撮像時刻データ50bを入力指示装置20から受信する。
従って、本実施形態によっても、上述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態においては、図18に示すように、画像ファイル50は入力指示装置20の記憶部201にのみ格納されていたが、上述の実施形態と同様に情報処理装置1の記憶部31にも画像ファイル50を格納し、これら、入力指示装置20の記憶部201及び情報処理装置1の記憶部31内の画像ファイル50を混在させたスライドショー表示を行ってもよい。この場合、スライドショー表示を入力指示装置20において実現するために、情報処理装置1の記憶部31に格納されている画像ファイル50を入力指示装置20に送信することになる。
あるいは、情報処理装置1に入力指示装置20とは異なる表示装置4を接続し、情報処理装置1が表示装置4においてスライドショー表示を行ってもよい。この場合、入力指示装置20の記憶部201に格納されている画像ファイルとスライドショーテーブル51を情報処理装置1に送信することになる。
また、本実施形態においては、入力指示装置20の操作部203はタッチパネルを備えている。このタッチパネルの利点は、例えば上述の第1実施形態のように、入力指示装置20が十字ボタン42a〜42dや入力ボタン41といった予めその配置が定められた操作部20aを備える構成と異なり、表示部202への特定画像43の表示位置を自由に定めてもこの特定画像43の指定動作を行うことができることにある。加えて、スライドショー表示を行う画像ファイル50の指定作業中において、特定画像43の表示位置を変更してもこの特定画像43の指定動作が可能なことにもある。
一例として、上述した第4実施形態において、特定の検索キーに基づいて検索部39が検索をしたところ、対象となる画像ファイル50の数が少なく、しかも、この検索キーに基づいて検索された画像ファイル50をユーザが指定する動作を繰り返した結果、検索キーに基づいて検索された画像ファイル50が全て指定されてしまった場合、特定画像43の表示を中止してこの検索キーに基づく画像ファイル50の指定をユーザができないようにすることも可能である。この場合、表示画面上には3つ、あるいはそれ以下の特定画像43のみ表示されることになる。このように、特定画像43が表示される数が少なくなった場合は、特定画像43を拡大表示することも可能である。
加えて、ユーザがタッチした位置を検出するのみならず、ユーザのスワイプ動作、フリック動作といった、ユーザのタッチ動作をタッチパネルで検出し、このタッチ動作に基づいて特定画像43の選択を検出してもよい。この場合、ユーザのタッチ動作が特定画像43の上で行われる必要はなく、例えばスワイプ動作の方向を検出し、この方向の延長線上にある特定画像43が指定されたと判断することも可能である。
(変形例)
なお、本発明の情報処理装置1は、その細部が上述した各実施形態に限定されず、種々の変形例が可能である。
一例として、上述の各実施形態では、第1の表示制御部36が表示装置4に表示させる表示画面4aには、特定画像43とテキスト情報46のみ表示されていたが、他の情報を同時に表示画面4aに表示させてもよい。一例として、図18(a)に示すように、第2の表示制御部38による画像ファイル50の表示の全体時間をユーザが設定した場合(図示例では10分)、画像ファイル50の表示の全体時間と、指定部37による画像ファイル50の指定間隔を累積して得られる、現時点で指定されている画像ファイル50による表示時間との割合を表示し、ユーザによる画像ファイル50指定の目安としてもよい。図18(a)に示す例では、画像ファイル50の表示の全体時間を示すバー47aと、現時点で指定されている画像ファイル50による表示時間を示すバー47bとを表示画面4aに表示させ、指定部37により画像ファイル50が指定される毎に、バー47bの表示が図中右方向に伸びるように表示させている。
また、第2の表示制御部38による画像ファイル50の表示の際にBGMを同時再生させる場合、情報処理装置1の制御部30が事前にこのBGMについてリズム、テンポを解析し、このリズムに合わせて第2の表示制御部38による画像ファイル50の表示が切り替わるように、指定部37による画像ファイル50の指定を行うためのガイド表示を表示画面4aに同時に表示してもよい。一例として、図18(b)に示すように、特定画面43を取り囲む楕円の円周上をガイド48が回るようにこのガイド48を表示させ、さらに、この楕円の円周上に複数のマーカー49を表示させ、ガイド48がいずれかのマーカー49に重複表示された際に指定部37により画像ファイル50を指定すると、BGMのリズムに合わせて第2の表示制御部38による画像ファイル50の表示が切り替わるように、このガイド48の移動速度を調整させる例が挙げられる。
さらに、第2の表示制御部38による、指定部37により指定された順に画像ファイル50を表示画面4aで表示させる動作において、予め、指定部37により指定された順に画像ファイル50を表示画面4aで表示させた動画ファイルを第2の表示制御部38が生成し、この動画ファイルを再生してもよい。第2の表示制御部38が生成した動画ファイルは一時的に記憶部31に格納しておき、動画ファイル再生終了後は消去してもよいし、あるいは、動画ファイルを記憶部31に定常的に格納してもよい。記憶部31に格納した動画ファイル31は出力部33を介して外部機器に送信してもよく、あるいは、外部機器が、レコーダー等動画ファイルが記録可能な機器、さらにはDVDドライブのようにDVDに動画ファイルを書き込むことができる機器であれば、この動画ファイルを機器やDVDに書き込んでもよい。
さらに、第1の表示制御部36による表示対象となる画像ファイル50は、特定のアルバム44に関連付けられ、さらに、特定の時間範囲内に撮像日時が存在する画像ファイル50に限定されず、特定のアルバム44に関連付けられた全ての画像ファイル50、画像ファイル50のヘッダ領域60に記述された情報を検索キーとして絞り込んだ画像ファイル50、さらには記憶部31に格納されている全ての画像ファイル50を対象としてもよい。
さらに、スライドショー時に表示装置4の表示画面4aに表示されるものは画像ファイル50の画像データ50aに限定されず、特定画像43と同様に、画像データ50aの解像度を変更した、すなわち画像データ50aを拡大または縮小した、いわゆるサムネイル画像データであってもよい。より好ましくは、このサムネイル画像データは表示装置4の表示画面4aにおける表示に最適化された解像度を有する。従って、サムネイル画像データの解像度がオリジナルの画像データ50aの解像度を上回る(アップコンバートされた)ものであってもよい。さらに好ましくは、情報処理装置1の記憶部31には、スライドショー表示のためのサムネイル画像データがオリジナルの画像データ50aとは別に格納されている。さらに好ましくは、サムネイル画像データはオリジナルの画像データ50aの一部を拡大または縮小したものである。この場合、スライドショーテーブル51には、オリジナルの画像データ50aのどの領域がサムネイル画像データとして用いられるかというデータが含まれうる。
そして、上述の各実施形態において、情報処理装置1を動作させるプログラムはROM11、HDD部16等に格納されて提供されていたが、不図示の光学ディスクドライブ、USBインタフェース13d等を用いて、プログラムが格納されたDVD(Digital Versatile Disc)、USBフラッシュメモリ装置、メモリーカード6等を接続し、このDVD等からプログラムを情報処理装置1に読み込んで動作させてもよい。また、WAN24上の装置内にプログラムを格納しておき、ネットワークインタフェース15を介してこのプログラムを情報処理装置1に読み込んで動作させてもよい。さらに、上述の各実施形態において、情報処理装置1は複数のハードウェア要素により構成されていたが、これらハードウェア要素の一部の動作をCPU10がプログラムの動作により実現することも可能である。加えて、上述の各実施形態ではHDD部16を用いていたが、HDD部16以外の記憶媒体、一例としてSSD(Solid State Drive)装置やメモリーカード等の周知の記憶媒体を用いることも可能である。
S 画像処理システム
1 情報処理装置
2、3 撮像装置
4 表示装置
5 USBケーブル
6 メモリーカード
7 HDMIケーブル
9 サーバ装置
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 入出力デバイス
13a 入力インタフェース
13b 入力指示部
13c カードインタフェース
13d USBインタフェース
14 HDMIインタフェース
15 ネットワークインタフェース
16 HDD部
16a HDDインタフェース
16b HDD
17 無線LANインタフェース
20 入力指示装置
20a、203 操作部
21 USB機器
22 HDMI出力機器
23 ルータ
24 WAN
30、200 制御部
31、201 記憶部
32、32c、32d、204 入力部
32a データ入力部
32b 指示入力部
33、33b、33c、93、205 出力部
33a 表示入力部
34 画像取り込み部
35、95 配列部
36、96 第1の表示制御部
37、97 指定部
38、98 第2の表示制御部
39 検索部
41 入力ボタン
42a〜42d 十字ボタン
43 特定画像
44 アルバム
45 時間軸
46 テキスト情報
47a、47b バー
48 ガイド
49 マーカー
50 画像ファイル
50a 画像データ
50b 撮像時刻データ
51 スライドショーテーブル
92 第2の入力部
93 第2の出力部
202 表示部

Claims (11)

  1. 画像データを受け入れるデータ入力部と、複数の操作位置を備え、操作された前記操作位置にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力する入力指示装置からの入力信号を受け入れる指示入力部と、前記画像データを表示装置の表示画面上に表示するための表示画面生成用信号を出力する表示出力部とを有する情報処理装置において、
    前記入力指示装置の操作位置に対応する前記表示画面の位置に、前記画像データを特定するための特定画像を前記表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第1の表示制御部と、
    前記第1の表示制御部が生成した表示画面生成用信号に基づいて前記表示装置が前記特定画像を表示している状態で前記入力信号を指示入力部が受け入れたら、操作された前記操作位置に対応して表示された前記特定画像により特定された前記画像データを表示対象として指定する指定部と、
    前記指定部により指定された前記画像データを、前記指定部により指定された順に前記表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第2の表示制御部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 画像データが格納された記憶部と、複数の操作位置を備え、操作された前記操作位置にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力する入力指示装置からの入力信号を受け入れる入力部と、前記画像データを表示装置の表示画面上に表示するための表示画面生成用信号を出力する出力部とを有する情報処理装置において、
    前記入力指示装置の操作位置に対応する前記表示画面の位置に、前記画像データを特定するための特定画像を前記表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第1の表示制御部と、
    前記第1の表示制御部が生成した表示画面生成用信号に基づいて前記表示装置が前記特定画像を表示している状態で前記入力信号を入力部が受け入れたら、操作された前記操作位置に対応して表示された前記特定画像により特定された前記画像データを表示対象として指定する指定部と、
    前記指定部により指定された前記画像データを、前記指定部により指定された順に前記表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第2の表示制御部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 少なくとも一つの前記画像データはグループに関連付けられて前記記憶部内に格納され、
    前記第1の表示制御部は、少なくとも一つの前記グループに関連付けられた前記画像データについて、この画像データを特定するための前記特定画像を前記表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記画像データは、この画像データが撮像された際の撮像時刻データが関連付けられて前記記憶部内に格納され、
    前記第1の表示制御部は、所定の時間範囲内に撮像時刻データが存在する前記画像データについて、この画像データを特定するための前記特定画像を前記表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する
    ことを特徴とする請求項2または3記載の情報処理装置。
  5. 前記画像データを前記撮像時刻データの順に配列する配列部を備え、
    前記第1の表示制御部は、前記配列部により配列された順に、前記画像データを特定するための前記特定画像を前記表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する
    ことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 互いに異なる複数の検索キーを用いて前記画像データを検索する検索部を備え、
    前記第1の表示制御部は、前記検索部の検索結果に基づいて、特定の前記検索キーにより検索された前記画像データを特定するための前記特定画像を、前記表示画面のそれぞれ異なる位置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の表示制御部は、前記指定部により指定された画像データを、前記指定部により画像データが指定された時間間隔に基づいて順に前記表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する
    ことを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 前記入力指示装置は複数の操作部を備え、操作された前記操作部にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力し、
    前記第1の表示制御部は、前記操作部に対応する前記表示画面の位置に、前記画像データを特定するための前記特定画像を前記表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成し、
    前記指定部は、前記入力信号を入力部が受け入れたら、操作された前記操作部に対応して表示された前記特定画像により特定された前記画像データを表示対象として指定する
    ことを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 画像データが格納された記憶部と、複数の操作位置を備え、操作された前記操作位置にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力する操作部とを有する入力指示装置、及び
    前記入力指示装置から前記画像データを受け入れるデータ入力部と、前記入力指示装置からの入力信号を受け入れる指示入力部と、前記画像データを表示装置の表示画面上に表示するための表示画面生成用信号を出力する表示出力部とを有する情報処理装置
    を備えた画像処理システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    前記入力指示装置の操作位置に対応する前記表示画面の位置に、前記画像データを特定するための特定画像を前記表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第1の表示制御部と、
    前記第1の表示制御部が生成した表示画面生成用信号に基づいて前記表示装置が前記特定画像を表示している状態で前記入力信号を指示入力部が受け入れたら、操作された前記操作位置に対応して表示された前記特定画像により特定された前記画像データを表示対象として指定する指定部と、
    前記指定部により指定された前記画像データを、前記指定部により指定された順に前記表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第2の表示制御部と
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
  10. 画像データが格納された記憶部と、複数の操作位置を備え、操作された前記操作位置にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力する入力指示装置からの入力信号を受け入れる入力部と、前記画像データを表示装置の表示画面上に表示するための表示画面生成用信号を出力する出力部とを有する情報処理装置におけるデータ表示方法であって、
    前記入力操作部の操作位置に対応する前記表示画面の位置に、前記画像データを特定するための特定画像を前記表示装置に表示するための表示画面生成用信号を生成する工程と、
    前記表示装置が前記特定画像を表示している状態で前記入力信号を入力部が受け入れたら、操作された前記操作位置に対応して表示された前記特定画像により特定された前記画像データを表示対象として指定する工程と、
    前記指定された前記画像データを指定された順に前記表示装置に表示するための表示画面生成用信号を生成する工程と
    を備えることを特徴とする情報処理装置におけるデータ表示方法。
  11. 画像データが格納された記憶部と、複数の操作位置を備え、操作された前記操作位置にそれぞれ対応する複数の入力信号を出力する入力指示装置からの入力信号を受け入れる入力部と、前記画像データを表示装置の表示画面上に表示するための表示画面生成用信号を出力する出力部とを有するコンピュータより実行されるプログラムであって、
    このプログラムが前記コンピュータにより実行されると、このコンピュータを、
    前記入力指示装置の操作位置に対応する前記表示画面の位置に、前記画像データを特定するための特定画像を前記表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第1の表示制御部と、
    前記第1の表示制御部が生成した表示画面生成用信号に基づいて前記表示装置が前記特定画像を表示している状態で前記入力信号を入力部が受け入れたら、操作された前記操作位置に対応して表示された前記特定画像により特定された前記画像データを表示対象として指定する指定部と、
    前記指定部により指定された前記画像データを、前記指定部により指定された順に前記表示装置に表示させるための表示画面生成用信号を生成する第2の表示制御部と
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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