JP2015113679A - フラップゲート - Google Patents

フラップゲート Download PDF

Info

Publication number
JP2015113679A
JP2015113679A JP2013258368A JP2013258368A JP2015113679A JP 2015113679 A JP2015113679 A JP 2015113679A JP 2013258368 A JP2013258368 A JP 2013258368A JP 2013258368 A JP2013258368 A JP 2013258368A JP 2015113679 A JP2015113679 A JP 2015113679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door body
float
flap gate
water
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013258368A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5503072B1 (ja
Inventor
耕司 笹山
Koji Sasayama
耕司 笹山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Inovex Corp
Original Assignee
Asahi Inovex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Inovex Corp filed Critical Asahi Inovex Corp
Priority to JP2013258368A priority Critical patent/JP5503072B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5503072B1 publication Critical patent/JP5503072B1/ja
Publication of JP2015113679A publication Critical patent/JP2015113679A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Barrages (AREA)

Abstract

【課題】敷き段差のない水路等のように、大きな初期開度が必要な場合であっても、水位の上昇時には、扉体を完全に閉じることができるとともに、排水時には、内水側から外水側への水流の阻害を低減し、スムーズに排水することができるフラップゲートを提供する。
【解決手段】樋門等の構造物9における開口部91に対して扉体4を開閉させるフラップゲート1Aであって、前記扉体4の背面には、水位の上昇に合わせて前記扉体4から離れる方向へ移動するとともに、排水時の水流によって扉体へ近づく方向へ移動する移動フロート6Aが設けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、構造物の開口部を開閉するフラップゲートに関し、特に樋門や水門等の開閉に好適なフラップゲートに関する。
従来より、樋門や水門には、河口部の防潮や河川の逆流防止のためにフラップゲートが設けられている。
このようなフラップゲートとして、例えば、特開2012−57322号公報には、内水側と外水側の合流点の水路の開口端に内外水圧差により揺動する扉体を備えるフラップゲートであって、前記開口端の外側上部に設けられた回転軸と、前記回転軸の下部に設けられた揺動アームと、前記揺動アームに対して所定の角度を持って傾いて該揺動アームに取り付けられた前記扉体と、前記回転軸を挟んで扉体の反対側に設けられ、前記扉体の揺動を調整するためのバランスウェイトと、前記回転軸の外水側に設けられた調整アームと、前記調整アームに移動可能に設けられ、前記扉体の回転モーメントを調整するための調整ウェイトと、前記扉体の内側下部に設けられ、浮心が該扉体の重心に対して内側となるフロートからなるフラップゲートが開示されている(特許文献1)。
このフラップゲートによれば、ゲート全体のモーメントのバランスを微調整でき、扉体が開口端との間に十分な隙間を持つように支持され、低水位の状態でも水位の変動への反応の良好なフラップゲートを提供することができるとされている。
特開2012−57322号公報
特許文献1に記載のフラップゲートを含め、従来のフラップゲートは、図8に示すように、扉体4が上部の回転軸2を中心に前後に揺動して開口部91を閉塞する構造のため、開口部91下方の水路底部には、敷き段差10と呼ばれる段差が設けられている。この敷き段差10があるため、扉体4の開度(初期開度)がわずかでも、水路と扉体4との隙間が十分確保され、内水側からのわずかな排水も阻害しない。しかしながら、図9に示すように、敷き段差10のない既存の水路や、新設の水路であっても水理上の制約により敷き段差10を設けられない水路では、内水側から外水側への水の流れを阻害しないために、扉体4の初期開度を大きくとる必要がある。
また、従来の自動開閉式のフラップゲートは、図10に示すように、扉体4の背面にフロート11を取り付け、水位の上昇・下降に伴う浮力変化によって開閉するようになっている。このため、敷き段差10がある水路では、扉体4の初期開度が小さくてよいため、フロート11が小さくても、扉体4に閉方向の回転モーメントを発生させる浮力を十分に得ることができる。
一方、敷き段差10のない水路では、上記のとおり、扉体4の初期開度を大きくせざるを得ない。このため、フロート11の浮力によって扉体4に閉方向のモーメントを発生させるには、図11に示すように、フロート11を内水側へ大きく張り出す必要がある。しかしながら、この構造では、図12に示すように、内水側から外水側への排水量が増える非常時等の排水時には、フロート11が排水を阻害してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、敷き段差のない水路等のように、大きな初期開度が必要な場合であっても、水位の上昇時には、扉体を完全に閉じることができるとともに、排水時には、内水側から外水側への水流の阻害を低減し、スムーズに排水することができるフラップゲートを提供することを目的としている。
本発明に係るフラップゲートは、樋門等の構造物における開口部に対して扉体を開閉させるフラップゲートであって、前記扉体の背面には、水位の上昇に合わせて前記扉体から離れる方向へ移動するとともに、排水時の水流によって扉体へ近づく方向へ移動する移動フロートが設けられている。
また、本発明の一態様として、前記扉体の背面に固定されたブラケットと、このブラケットに基端部が揺動自在に支持されたフロートアームとを有し、前記移動フロートは、その浮心が、前記フロートアームおよび前記移動フロートの合成重心よりも内水側に偏心した状態で前記フロートアームの先端部に固定されていてもよい。
さらに、本発明の一態様として、前記フロートアームの基端部に設けられたストッパー当接部と、このストッパー当接部と当接し前記フロートアームの揺動範囲を規制するアームストッパーとを有し、前記アームストッパーは、前記移動フロートの浮心が前記回転軸よりも内水側に揺動した位置で前記ストッパー当接部と当接するようにしてもよい。
また、本発明の一態様として、前記扉体の背面には、上方に向けて前記扉体から離れるように傾斜されたガイドレールが固定されており、前記移動フロートは前記ガイドレールに沿って摺動可能に取り付けられていてもよい。
本発明によれば、敷き段差のない水路等のように、大きな初期開度が必要な場合であっても、水位の上昇時には、扉体を完全に閉じることができるとともに、排水時には、内水側から外水側への水流の阻害を低減し、スムーズに排水することができる。
本発明に係るフラップゲートの第1実施形態を示す正面図である。 本第1実施形態のフラップゲートを示す背面図である。 本第1実施形態のフラップゲートであって、通常時の使用状態を示す側面図である。 本第1実施形態のフラップゲートであって、扉体が閉方向へ揺動し始めた状態を示す側面図である。 本第1実施形態のフラップゲートであって、扉体が閉塞された状態を示す側面図である。 本第1実施形態のフラップゲートであって、扉体が開放された状態を示す側面図である。 本第2実施形態のフラップゲートを示す側面図である。 敷き段差を有する水路に設置された従来型のフラップゲートにおける扉体の初期開度を示す側面図である。 敷き段差のない水路に従来型のフラップゲートを設置した場合に、必要となる扉体の初期開度を示す側面図である。 敷き段差を有する水路に設置された従来型のフラップゲートにおいて、フロートを備えた状態を示す側面図である。 敷き段差のない水路に従来型のフラップゲートを設置した場合に、扉体を全閉するために必要となる固定式のフロートを備えた状態を示す側面図である。 図11に示すフラップゲートにおいて、内水側から外水側へ排水する場合の状態を示す側面図である。
以下、本発明に係るフラップゲートの実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明に係るフラップゲートは、樋門や水門のほか、バルブや防災設備などのように、水路の開閉が必要な開口部を有する全ての構造物に適用しうるものである。また、後述する各実施形態では、本発明に係るフラップゲートを敷き段差10のない水路に適用しているが、この構成に限定されるものではなく、敷き段差10のある水路にも適用しうるものである。
本第1実施形態に係るフラップゲート1Aは、樋門等の構造物9における開口部91に対して扉体4を開閉させるものであって、図1から図6に示すように、主として、扉体4の上方に回転自在に支持される回転軸2と、この回転軸2に固定され揺動自在に支持される一対の揺動アーム3,3と、構造物9の開口部91を開閉可能な扉体4と、この扉体4の開閉バランスを調整するバランスウェイト5と、扉体4に対して移動可能な移動フロート6Aとから構成されている。以下、各構成について詳細に説明する。
回転軸2は、図1から図6に示すように、揺動アーム3,3を介して扉体4を揺動自在に支持するためのものである。本第1実施形態において、回転軸2は、円柱状に形成されており、構造物9の上部に設置された一対の軸受71,71によって、略水平方向に回転自在に支持されている。また、回転軸2には、一対の揺動アーム3,3が貫通された状態で固定されている。なお、一対の軸受71,71は、図1および図2に示すように、回転軸2の両端近傍に設けられ、軸受固定具72を介して構造物9に固定される。
一対の揺動アーム3,3は、図1から図6に示すように、同一形状に形成されており、略中間部分に貫通された回転軸2に対して同じ姿勢で固定されている。このため、一対の揺動アーム3,3は、回転軸2周りに揺動自在に支持されることとなる。また、各揺動アーム3,3の下端には、扉体4が取り付けられているとともに、各揺動アーム3,3の上端には、バランスウェイト5が取り付けられている。
扉体4は、構造物9の開口部91を開閉するためのものであり、図1から図6に示すように、開口部91を閉塞可能な大きさに形成されている。また、扉体4は、一対の揺動アーム3,3の各下端に固定され、回転軸2周りに揺動自在に支持されている。さらに、扉体4の内水側面には、開口部91に設けられた戸当たり金物等と水密状態を保持するための水密ゴム41が周縁部に沿って設けられている。
なお、本第1実施形態では、扉体4と揺動アーム3,3とを別体として形成し、ボルト等によって一体的に固定しているが、この構成に限定されるものではなく、扉体4と揺動アーム3,3とを溶接等で固定してもよく、鋳造や鍛造等により扉体4と揺動アーム3,3とを一体成形してもよい。また、回転軸2と揺動アーム3,3との固定方法も適宜選択されるものであり、溶接等で固定してもよい。
つぎに、バランスウェイト5は、扉体4の開閉バランスを調整するためのものであり、図1および図2に示すように、一対の揺動アーム3,3の各上端に跨るようにして取り付けられている。この構成により、回転軸2を介して、扉体4の重心の閉方向における回転モーメントと、バランスウェイト5の重心の開方向における回転モーメントとが釣り合ったところで静止し、この静止状態における扉体4の開度が初期開度となる。
そして、本第1実施形態では、初期開度にある扉体4が、水圧の生じないわずかな水深での排水を妨げることがないように、揺動アーム3、扉体4、バランスウェイト5および移動フロート6A等が設計されている。なお、本第1実施形態では、フラップゲート1Aを敷き段差10のない水路に設置しているため、敷き段差10がある水路に設置する場合と比較して、初期開度を大きくとる必要がある。
移動フロート6Aは、扉体4に閉方向の回転モーメントを付与するためのものであり、浮力を発生させやすい発泡ウレタン等によって円柱状に形成されている。なお、移動フロート6Aの形状は、円柱状に限定されるものではなく、楕円柱状や角柱状等でもよい。本第1実施形態において、移動フロート6Aは、扉体4の背面に対して移動可能に設けられており、水位の上昇に合わせて扉体4から離れる方向へ移動するとともに、排水時の水流によって扉体4へ近づく方向へ移動するように構成されている。
具体的には、図2および図3に示すように、扉体4の背面に固定された一対のブラケット81,81と、このブラケット81,81に基端部が揺動自在に支持された一対のフロートアーム82,82と、これら各フロートアーム82,82の揺動範囲を規制するアームストッパー83とを有している。そして、図3に示すように、移動フロート6Aは、その浮心が、フロートアーム82,82および移動フロート6Aの合成重心よりも内水側に偏心した状態でフロートアーム82,82の先端部に固定されている。
また、アームストッパー83は、図3および図4に示すように、フロートアーム82の基端部に設けられたストッパー当接部82aと当接し、フロートアーム82の揺動範囲を規制するようになっている。具体的には、アームストッパー83は、移動フロート6Aの浮心が回転軸2よりも内水側に揺動した位置で、フロートアーム82のストッパー当接部82aと当接するようにブラケット81に固定されている。
以上のように、本第1実施形態では、揺動可能なフロートアーム82,82の先端部に移動フロート6Aを取り付けることで、移動フロート6Aの浮心を水平方向に移動可能に構成している。この構成により、移動フロート6Aは、図4に示すように、水位の上昇時に得られる浮力によって、フロートアーム82を内水側へ回転させるため、扉体4と離れる方向へ移動する。そして、フロートアーム82のストッパー当接部82aが、アームストッパー83に当接すると、移動フロート6Aの浮力によるモーメントが、フロートアーム82およびブラケット81に伝達される。このため、図5に示すように、回転軸2に対して、扉体4の閉方向に回転モーメントを発生させ、完全に閉塞させるようになっている。
一方、内水側から外水側への排水量が増加した場合、図6に示すように、移動フロート6Aは、排水時の水流によって、フロートアーム82を扉体4側へ回転させ、扉体4へ近づく方向へ移動する。このため、移動フロート6Aは、扉体4の背面に引き寄せられ、排水の阻害を低減することとなる。
つぎに、本第1実施形態に係るフラップゲート1Aの作用について説明する。
まず、扉体4が水流の影響を受けていない状態では、図3に示すように、回転軸2に対して、扉体4等の重心の閉方向における回転モーメントと、バランスウェイト5の重心の開方向における回転モーメントとが釣り合う位置で、フラップゲート1Aが静止する。この静止位置では、扉体4が所定の初期開度でバランスを保つため、扉体4が水流の影響を受けないわずかな水深でも、扉体4と水路底部の隙間から排水が外水側に向かって排出される。
つぎに、外水側の水位上昇に伴って内水側の水位も徐々に上昇する場合、図4および図5に示すように、移動フロート6Aは、その浮力により水位の上昇に合わせてフロートアーム3を揺動させ、扉体4から離れる方向へ移動する。これにより、移動フロート6Aの浮心が、回転軸2よりも内水側へ移動するため、扉体4に閉方向の回転モーメントを発生させる。そして、フロートアーム82のストッパー当接部82aが、アームストッパー83に当接すると、当該回転モーメントが、フロートアーム82およびブラケット81に伝達される。これにより、扉体4は無動力で自動的に開口部91を完全に閉塞するため、洪水や高潮等の災害時に外水側の水が水路に逆流するのを防止する。
一方、内水側から外水側への排水量が増加した場合、内水側の水圧荷重によって扉体4が開放方向へ揺動するとともに、移動フロート6Aが、排水時の水流によって外水側へと押される。このため、移動フロート6Aは、フロートアーム82を逆方向に揺動させ、扉体4の背面へ近づく方向へ移動する。これにより、移動フロート6Aは、図6に示すように、扉体4の背面側へ引き寄せられるため、内水側から外水側への水流の阻害が低減され、スムーズに排水することができる。
以上のような本第1実施形態のフラップゲート1Aによれば、以下のような効果を奏する。
1.敷き段差10のない水路等のように、大きな初期開度が必要な場合であっても、水位の上昇時には、閉方向の回転モーメントを発生させ、扉体4を完全に閉塞することができる。
2.排水時には、移動フロート6Aを扉体4の背面に収めて、内水側から外水側への水流の阻害を低減し、スムーズに排水することができる。
3.敷き段差10のない水路であっても、電源等の外部動力を必要とせず、全自動で開閉可能な自動開閉式フラップゲートを設置することができる。
4.敷き段差10のない水路に設置する自動開閉式フラップゲートに対して、コンパクトな移動フロート6Aを採用することができる。
つぎに、本発明に係るフラップゲートの第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態に係るフラップゲート1Bの構成のうち、前述した第1実施形態と同一もしくは相当する構成は同一の符号を付し、再度の説明を省略する。
本第2実施形態に係るフラップゲート1Bは、図7に示すように、扉体4の背面に、上方に向けて扉体4から離れるように傾斜された一対のガイドレール84,84が固定されている。そして、移動フロート6Bは、各ガイドレール84,84に沿って摺動可能に取り付けられている。具体的には、移動フロート6Bの両端部にガイドローラを設け、各ガイドローラを各ガイドレール84,84に沿ってスライド自在に構成してもよい。
以上の構成により、外水側の水位上昇に伴って内水側の水位も徐々に上昇する場合、移動フロート6Bは、その浮力により水位の上昇に合わせてガイドレール84,84に沿って上方へ摺動し、扉体4から離れる方向へ移動する。これにより、移動フロート6Bの浮心が、回転軸2よりも内水側へ移動するため、扉体4に閉方向の回転モーメントを発生させる。この回転モーメントにより、扉体4は無動力で自動的に開口部91を完全に閉塞するため、洪水や高潮等の災害時に外水側の水が水路に逆流するのを防止する。
一方、内水側から外水側への排水量が増加した場合、内水側の水圧荷重によって扉体4が開放方向へ揺動するとともに、移動フロート6Bが、排水時の水流によって外水側へと押される。このため、移動フロート6Bは、ガイドレール84,84に沿って下方へ摺動し、扉体4の背面へ近づく方向へ移動する。これにより、移動フロート6Bは、図6に示すのと同様に、扉体4の背面側へ引き寄せられるため、内水側から外水側への水流の阻害を低減し、スムーズに排水することができる。
以上のような本第2実施形態のフラップゲート1Bよれば、本第1実施形態に係るフラップゲート1Aと同様の効果を奏する。
なお、本発明に係るフラップゲートは、上述した各実施形態の構成に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、上述した各実施形態では、フラップゲートを無動力で自動開閉させるため、水位や浮力によって移動フロート6A,6Bを移動させているが、この構成に限定されるものではなく、水位の上昇時に扉体4と離れる方向へ移動し、排水時に外水側へ移動するものであればよい。例えば、水位センサによって水位を監視し、当該水位センサからの出力信号によって制御される駆動モータ等により、移動フロート6A,6Bを移動させてもよい。
1A,1B フラップゲート
2 回転軸
3 揺動アーム
4 扉体
5 バランスウェイト
6A,6B 移動フロート
41 水密ゴム
71 軸受
72 軸受固定具
81 ブラケット
82 フロートアーム
82a ストッパー当接部
83 アームストッパー
84 ガイドレール
9 構造物
91 開口部
10 敷き段差
11 フロート

Claims (4)

  1. 樋門等の構造物における開口部に対して扉体を開閉させるフラップゲートであって、
    前記扉体の背面には、水位の上昇に合わせて前記扉体から離れる方向へ移動するとともに、排水時の水流によって扉体へ近づく方向へ移動する移動フロートが設けられている、フラップゲート。
  2. 前記扉体の背面に固定されたブラケットと、このブラケットに基端部が揺動自在に支持されたフロートアームとを有し、前記移動フロートは、その浮心が、前記フロートアームおよび前記移動フロートの合成重心よりも内水側に偏心した状態で前記フロートアームの先端部に固定されている、請求項1に記載のフラップゲート。
  3. 前記フロートアームの基端部に設けられたストッパー当接部と、このストッパー当接部と当接し前記フロートアームの揺動範囲を規制するアームストッパーとを有し、前記アームストッパーは、前記移動フロートの浮心が前記回転軸よりも内水側に揺動した位置で前記ストッパー当接部と当接する、請求項2に記載のフラップゲート。
  4. 前記扉体の背面には、上方に向けて前記扉体から離れるように傾斜されたガイドレールが固定されており、前記移動フロートは前記ガイドレールに沿って摺動可能に取り付けられている、請求項1に記載のフラップゲート。
JP2013258368A 2013-12-13 2013-12-13 フラップゲート Active JP5503072B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013258368A JP5503072B1 (ja) 2013-12-13 2013-12-13 フラップゲート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013258368A JP5503072B1 (ja) 2013-12-13 2013-12-13 フラップゲート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5503072B1 JP5503072B1 (ja) 2014-05-28
JP2015113679A true JP2015113679A (ja) 2015-06-22

Family

ID=50941809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013258368A Active JP5503072B1 (ja) 2013-12-13 2013-12-13 フラップゲート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5503072B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019037721A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
KR102140424B1 (ko) * 2020-05-25 2020-07-31 김기옥 농수로용 경사수문장치
US20220145562A1 (en) * 2019-03-22 2022-05-12 Asahi Inovex Corp. Watertight structure for flap gate and flap gate comprising same

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5905152B1 (ja) * 2014-09-19 2016-04-20 旭イノベックス株式会社 フラップゲート
CN110080174B (zh) * 2019-06-05 2024-01-26 高邮环流泵业有限公司 浮箱拍门

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11269857A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Kantou Regional Constr Bureau Ministry Of Constr フロート式フラップゲート
JP5051588B2 (ja) * 2008-06-18 2012-10-17 清水建設株式会社 フラップゲート、水路仮壁および水路接続方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019037721A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機
US20220145562A1 (en) * 2019-03-22 2022-05-12 Asahi Inovex Corp. Watertight structure for flap gate and flap gate comprising same
KR102140424B1 (ko) * 2020-05-25 2020-07-31 김기옥 농수로용 경사수문장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5503072B1 (ja) 2014-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5503072B1 (ja) フラップゲート
JP5905152B1 (ja) フラップゲート
JP5510976B2 (ja) 引上げ式フラップインゲート
AU2020246272B2 (en) Watertight structure for flap gate and flap gate comprising same
WO2017159212A1 (ja) フラップゲート及びゲート設備
JP5503074B1 (ja) フラップゲート
JP5697695B2 (ja) 引上げ式フラップインゲート
JP5333872B2 (ja) 水門
JP2017119983A (ja) フラップゲート
JP2013096122A (ja) フラップゲート
JP5503075B1 (ja) フラップゲート
JP2002285533A (ja) 無動力式ゲート
JP2012057322A (ja) フラップゲート
JP4066860B2 (ja) フラップゲート
JPH11269857A (ja) フロート式フラップゲート
KR101253650B1 (ko) 무게 추를 이용한 자동수문장치
JP2017227108A (ja) 扉体昇降機構を有するフラップゲート
JP7053060B2 (ja) フラップゲート
JP7256533B2 (ja) フラップゲート用ヒンジ装置
KR100608336B1 (ko) 수압식 무동력 자동 수문장치와 이를 이용한 보
JP3171212U (ja) 水門
JPH0526885B2 (ja)
JP3171213U (ja) 水門
JP2001050407A (ja) フラップ弁
KR200340320Y1 (ko) 부력체와 지렛대의 원리를 응용한 가동언 (자동보 수문)

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5503072

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250